JPH0972870A - 劣化検出方法及び劣化検出装置 - Google Patents

劣化検出方法及び劣化検出装置

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JPH0972870A
JPH0972870A JP8171340A JP17134096A JPH0972870A JP H0972870 A JPH0972870 A JP H0972870A JP 8171340 A JP8171340 A JP 8171340A JP 17134096 A JP17134096 A JP 17134096A JP H0972870 A JPH0972870 A JP H0972870A
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JP
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deterioration
conductive
electrodes
film
inorganic material
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JP8171340A
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Tomomi Motohiro
友美 元廣
Yoshiyuki Sakamoto
淑幸 坂本
Koji Yokota
幸治 横田
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Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/041Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N17/00Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light

Abstract

(57)【要約】 【課題】センサ特性の維持やモニタを必要とせず、した
がってシステム側への負担を低くして、低コストでかつ
容易に被劣化検出体の劣化状況を検出する。 【解決手段】一対の電極10、10と、各電極10、1
0間に配設され、初期状態で各電極10、10間を少な
くとも電気的に接続するように連続領域で形成された導
電性物質を有する導電性膜11とを備えた素子9(導電
性センサ)を、被劣化検出体と同一雰囲気内に設置す
る。被劣化検出体を構成する無機材料の粒成長による劣
化と共に導電性膜11の導電性物質が粒成長してパーコ
レーション転移を生ずるので、これに基づく導電性セン
サの電気抵抗変化をモニターすることにより、被劣化検
出体の劣化程度を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無機材料の劣化検出
方法及び劣化検出装置に関する。本発明の劣化検出方法
及び劣化検出装置は、例えば排ガス浄化用触媒や、高
炉、ボイラ及び焼却炉の内壁等の劣化状況を検出するの
に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、排ガス浄化用触媒の劣化検出方法
として、燃焼式ガスセンサによる方法が知られている。
この原理は、触媒後のエミッション中の可燃性ガス成分
の濃度を検出し、触媒の劣化の程度を判断するものであ
る。この方法は、ガス濃度に比例した電圧出力が得ら
れ、周辺の温度、湿度、炭酸ガスの影響を受け難く、化
学プラント等で長年の実績がある等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の燃
焼式ガスセンサによる劣化検出方法では、可燃性ガス成
分の濃度が100ppm付近にあるときでの出力電圧が
1mVと低いという欠点がある。また、応答速度が数秒
かかり、さらにセンサ自体の経年劣化も問題である等の
欠点を有する。
【0004】そこで、排ガス浄化用触媒の劣化状況を調
べるにあたって、以下に示すような手段が考えられる
が、それぞれに種々の問題がある。すなわち、 触媒コンバータ内の温度及び雰囲気を連続的に測定
し、その履歴データから触媒の寿命を予測することも可
能であるが、システム側に大きな負担がかかり、コスト
が上昇する。
【0005】触媒コンバータの前後で、温度及び雰囲
気を連続的に測定し、その差異や動的応答の変化から、
触媒の劣化を推定して警報を発するシステムが考えられ
るが、運転モードの違い等により、触媒劣化とどの程度
正しく対応づけられるかに技術の壁がある。 上記及びのように温度や雰囲気を連続的に測定す
る場合、それらのセンサ自体の劣化をどのようにモニタ
するかという問題が生じる。すなわち、センサ自体の劣
化をモニタすることは、システム側にかなりの負担をか
けることになる。また、触媒より遙かに長寿命のセンサ
を用いることができるとすると、触媒交換時にセンサ自
体の交換を必要としないため、センサ自体を触媒から離
して設置して触媒交換に支障がないようにするか、ある
いはセンサの取り外しや取り付けのコストを考慮してお
く必要がある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、センサ特性の維持やモニタを必要とせず、したが
ってシステム側への負担を低くして、低コストでかつ容
易に被劣化検出体の劣化状況を検出することのできる劣
化検出方法及び劣化検出装置を提供することを解決すべ
き技術課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、排ガス浄
化用触媒の劣化の主要因が触媒に担持される貴金属の粒
成長にあるとの認識の下、触媒の劣化検出方法について
鋭意研究した結果、金属の粒成長によるパーコレーショ
ン転移を利用して触媒劣化を検出することを想起し、本
発明を完成した。
【0008】すなわち、上記課題を解決する本発明の劣
化検出方法は、被劣化検出体を構成する無機材料の粒成
長による劣化程度を検出する劣化検出方法であって、一
対の電極と、各該電極間に配設され、初期状態で各該電
極間を少なくとも電気的に接続するように連続領域で形
成された導電性物質を有する導電性膜とを備えた導電性
センサを、前記被劣化検出体と同一雰囲気内に設置し、
上記導電性物質が前記無機材料の劣化と共に粒成長して
パーコレーション転移を生ずることに基づく上記導電性
センサの電気抵抗変化をモニターすることにより、前記
被劣化検出体の上記雰囲気内での劣化程度を検出するこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、上記課題を解決する本発明の劣化検
出装置は、被劣化検出体を構成する無機材料の粒成長に
よる劣化程度を検出する劣化検出装置であって、一対の
電極と、各該電極間に配設され、初期状態で各該電極間
を少なくとも電気的に接続するように連続領域で形成さ
れた導電性物質を有する導電性膜とを備えた導電性セン
サを具備し、上記導電性膜は、上記導電性物質が前記無
機材料の劣化と共に粒成長して前記無機材料が所定の劣
化状態に達した時にパーコレーション転移が生じて電気
抵抗が増大する構造となっていることを特徴とするもの
である。
【0010】上記被劣化検出体を構成する無機材料の種
類としては、その機能劣化の主要因が粒成長であると考
えられるという条件を満たすものであれば特に限定され
ず、例えば金属、半導体、無機化合物およびそれらの複
合材料を挙げることができる。また、上記導電性物質の
種類としては、初期状態で各該電極間を少なくとも電気
的に接続し、かつ、被劣化検出体を構成する無機材料の
劣化と共に粒成長してパーコレーション転移を生じて該
導電性物質を有する導電性膜が断線、あるいは部分的に
断線して電気抵抗が増大する構造となるものであれば特
に限定されず、例えば金属、半導体、導電性無機化合
物、半導体有機化合物を挙げることができる。
【0011】ここで、パーコレーション転移とは、一般
に、絶縁性物質と導電性物質の複合材料において、両者
の体積比が所定の比で、絶縁体から導電体に転移するこ
とをいう。さらにここではこの境界近傍の体積比におい
て、温度や雰囲気履歴により導電性物質の凝集が起こり
絶縁性物質をマトリックスとして島状に孤立し複合材料
として導電性を失ったり、著しく抵抗が増大することを
いう。
【0012】好適な態様において、前記被劣化検出体を
構成する無機材料は貴金属であり、また前記導電性物質
は、前記被劣化検出体を構成する無機材料と同一の材料
である。導電性センサは複数対の電極と各電極間に形成
された厚さの異なる複数の該導電性膜とから構成するこ
とができる。また、導電性センサは一対の電極と電極間
に並列的に形成された厚さの異なる複数の該導電性膜と
から構成できる。なお、並列的とは厚さの異なる導電性
膜が間隔を隔てて設けられていても、間隔を隔てること
なく接触していても良いことを意味する。
【0013】
【作用】本発明の劣化検出方法及び劣化検出装置におい
ては、被劣化検出体の劣化の主要因が該被劣化検出体を
構成する無機材料の粒成長であることを前提とする。本
発明の劣化検出方法及び劣化検出装置に係る導電性セン
サは、初期状態で一対の電極間を少なくとも電気的に接
続するように連続領域で形成された導電性物質を有する
導電性膜が、各該電極間に配設されている。
【0014】本発明では、被劣化検出体と同一雰囲気内
に設置された導電性センサの電気抵抗変化をモニターす
ることにより、被劣化検出体の劣化状況を検出する。す
なわち、上記導電性センサは、一対の電極間に配設され
た導電性膜の導電性物質が初期状態で各該電極間を少な
くとも電気的に接続するように連続領域で形成されてい
る。このため、初期状態では導電性センサが導電性を示
す。そして、上記導電性物質が被劣化検出体を構成する
無機材料と同じ温度、雰囲気ガス履歴を経て粒成長す
る。この導電性物質の粒成長が、導電性膜を構成する導
電性物質の物性や比率、あるいは導電性膜の膜厚等に応
じた所定の段階に至ると、該導電性物質はパーコレーシ
ョン転移を生じて該導電性物質を有する導電性膜の電気
抵抗が変化する。この時の導電性センサの電気抵抗をモ
ニターすることにより、被劣化検出体の劣化程度を検出
することができる。
【0015】本発明においては、被劣化検出体が所定の
劣化状態に達したことを検出したい場合、その劣化程度
に対応して導電性物質がパーコレーション転移を生じる
ように、導電性膜を構成する導電性物質の物性や比率、
あるいは導電性膜の膜厚等を適宜調整することにより、
被劣化検出体が所定の劣化状態に達したことを検出する
ことができる。
【0016】また本発明においては、導電性膜の膜厚を
調整することにより、パーコレーション転移による断線
が起きるまでの時間を調整することができる。すなわ
ち、パーコレーション転移による断線が起こるまでの時
間と導電性膜の膜厚との間には相関関係があり、導電性
膜の膜厚が薄いほどパーコレーション転移による断線が
起こるまでの時間が短くなる。このため、本発明におい
て、導電性センサを、複数対の電極と各電極間に形成さ
れた厚さの異なる複数の該導電性膜とから構成したり、
あるいは一対の電極と電極間に並列的に形成された厚さ
の異なる複数の該導電性膜とから構成し、例えば複数の
導電性膜の膜厚を一端側から他端側に向けて順に厚くし
た場合、一端側の導電性膜から順にパーコレーション転
移による断線を起こすことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1に示す幅7mm、長さ100mm、
厚さ1mmの焼結ZrO2 基材1の一表面に、自動車用
三元触媒と同様の、酸化セリウム、酸化ランタンを含む
γ−アルミナコート層2をウォッシュコート法により厚
さ50μmコートした。なお、このγ−アルミナコート
層2は被劣化検出体である自動車用三元触媒における貴
金属の下地(担体)と同じ下地とするために設けた。γ
−アルミナコート層2が形成されていない基材1の裏面
全体、及びγ−アルミナコート層2の表面の長手方向の
中心線に沿う幅1mmの領域を図1に示すようにカプト
ンテープ(ポリイミド製)3でマスキングした。
【0018】図2に示すように基材ホルダー4が天井部
に配設され、この基材ホルダー4に対向して平板マグネ
トロン型スパッタ源5が底部に配設されるとともに、こ
のスパッタ源5の上方を覆うようにシャッター6が配設
されたスパッタ成膜装置7を準備した。このスパッタ成
膜装置7の基材ホルダー4に上記基材1を装填した。ま
た、スパッタ源5には直径2インチ、厚さ1mmの白金
ターゲットを設置した。そして、スパッタ成膜装置7を
5.6×10-6Torrまで排気した後、Arガスを
3.2×10-3Torrまで導入した。この状態で、基
材ホルダー4を回転しながら、スパッタ源5に13.5
6MHz、250Wの高周波電力を印加し、放電を開始
した。反射電力は9Wであった。放電開始20分後、放
電を停止した。スパッタ成膜装置7を大気開放し、基材
1を取りだした。そして、基材1からカプトンテープ3
を剥した。カプトンテープ3で覆われていなかった部分
は白金の色合いを示した。
【0019】次いで、図3に示すように基材ホルダー4
が底部に配設され、この基材ホルダー4に隣接して平板
マグネトロン型スパッタ源5が傾設されるとともに、こ
のスパッタ源5の上方を覆うようにシャッター6が配設
されたスパッタ成膜装置7を準備した。このスパッタ成
膜装置7の基材ホルダー4に上記白金をスパッタリング
した基材1を設置した。また、スパッタ源5には直径2
インチ、厚さ1mmの白金−ロジウム合金ターゲットを
設置した。そして、スパッタ成膜装置7を2.3×10
-6Torrまで排気した後、Arガスを5.3×10-3
Torrまで導入した。この状態で、スパッタ源5に1
3.56MHz、50Wの高周波電力を印加し、放電を
開始した。反射電力は1Wであった。放電開始5分後、
放電を停止した。スパッタ成膜装置7を大気開放し、基
材1を取りだした。最初のスパッタ成膜においてカプト
ンテープ3で覆われていた帯状の部分は、スパッタ源5
のスパッタ電極近傍に位置していた側の基材1の端部
(以後A端と呼ぶ)では、白金ターゲットと同様の色合
いを示し、反対側の基材1の端部(以後B端と呼ぶ)で
は、成膜前と比べ、やや灰色を帯びた程度に着色した。
そして、この基材1の端面(側面)を磨き端面(側面)
の白金成膜を除去した。
【0020】次いで、この基材1に、ダイシングマシン
を用いて、図4に模式的に示すように5mm間隔で幅
0.5mm、深さ0.5mmの基材1まで到達する溝状
の切り込み8を入れた。この結果、基材1表面の被成膜
部分は20個の素子9に分離、絶縁されたことになる。
すなわち、各素子9は、γ−アルミナコート層(厚さ:
50μm)2と、γ−アルミナコート層2の長手方向の
両端部の上面に形成された一対の白金電極(厚さ:0.
5μm)10、10と、γ−アルミナコート層2の長手
方向の中央部の上面及び両白金電極10、10の上面に
形成された導電性膜としての白金−ロジウム膜(白金:
ロジウム=5:1(重量))11とから構成されてい
る。なお、白金−ロジウム膜11の膜厚は、A端の素子
9が0.3μmであり、B端の素子9が0.001μm
であり、その間の18個の素子9は、その位置順にA端
の素子9とB端の素子9の中間の値を示し、A端の素子
9からB端の素子9に向かうにつれて順に膜厚が薄くな
っていた。
【0021】次に、図5に示すように、分離・絶縁され
た20個の各素子9のそれぞれに、一対の白金線12、
12を、各白金電極10、10上に位置する白金−ロジ
ウム膜11の上面に圧着子13を用いて加熱圧着して取
り付けた。劣化が評価される触媒装置としては、通常の
自動車用三元触媒を用いた。この三元触媒はγ−Al2
3 に担持されたPt−Rh合金(Pt:Rh=5:1
(重量))およびCeO2 ,La2 3 であり、これら
はコーディエライト製ハニカムの内壁にコートされてい
る。ハニカムは触媒コンバータ内に収容されている。
【0022】この自動車用三元触媒と本実施形態の触媒
劣化検出装置を触媒評価装置に封入し、各素子9のそれ
ぞれの白金線12、12を装置外に取り出してそれぞれ
電気抵抗をモニターできるようにした。面抵抗値は、A
端の素子No.1が135Ω/sq.、B端の素子N
o.20が3240Ω/sq.であり、その間の18個
の各素子9は、その位置順にA端の素子No.1とB端
の素子No.20の中間の値を示し、A端の素子No.
1からB端の素子No.20に向かうにつれて順に面抵
抗値が大きくなった。
【0023】そして、上記触媒評価装置を1100℃に
加熱し、酸素0.2%、一酸化炭素3.0%、プロピレ
ン0.15%、水蒸気10.0%、残り窒素バランスの
ガス組成と、酸素4.0%、一酸化炭素0.1%、プロ
ピレン0.1%、水蒸気10.0%、残り窒素バランス
のガス組成の雰囲気とを5分ずつ切り替えた。このとき
の触媒評価装置による炭化水素の浄化率、すなわち、触
媒評価装置に組み込まれた自動車用三元触媒による炭化
水素の浄化率を表1に示す。
【0024】
【表1】 表1に示すように、炭化水素の浄化率は時間経過ととも
に単調に減少した。
【0025】一方、各素子9の電気抵抗値は、B端の素
子No.20がまず最初に急に絶縁状態に変化し、そし
てB端の素子No.20からA端の素子No.1に向か
って順次、急に絶縁状態に変化した。各素子9の抵抗が
急激に増大した時間を表2に示す。なお、各素子の初期
抵抗も合わせて示す。
【0026】
【表2】 同様の実験を1000℃で実施したところ、炭化水素の
浄化率の低下は緩やかになった。同様に、各素子9が絶
縁状態に変化する時期もそれぞれ遅くなった。しかし、
浄化率の数値と、断線した素子9の位置の対応関係は変
わらなかった。この結果、触媒性能の劣化の程度と、素
子9の断線を対応づけられることが判明した。
【0027】以上の結果より、前記自動車用三元触媒の
炭化水素浄化率の低下に伴い、各素子9が順次断線する
触媒劣化検出装置を構成することができた。この触媒劣
化検出装置によれば、各素子9の断線状況をモニターす
ることにより、自動車用三元触媒の炭化水素浄化率が規
定値を下回ったことを検出することが可能である。 (実施形態2)この実施形態は実施形態1の三元触媒の
劣化を検出するもので、O2 センサーとして知られてい
るジルコニア焼結体に劣化検出装置を設けたものであ
る。
【0028】図7に示すように、略円錐形状で、その頂
点を直径2mm程度の平面に鏡面研磨したジルコニア焼
結体基材14を準備し、この鏡面研磨した頂面14aの
上面に、実施形態1と同様に酸化セリウム、酸化ランタ
ンを含むγ−アルミナコート層15をウォッシュコート
法により厚さ50μmコートした。また、頂面14aに
形成されたγ−アルミナコート層15の上面に、間隔1
mmで平行に対極する白金電極16、16を形成した。
さらに、各白金電極16、16にそれぞれ電気的に接続
するように、ジルコニア焼結体基材14の側面に2本の
白金リード(幅2mm)17、17を形成した。なお、
上記白金電極16及び白金リード17は、従来のO2
ンサと同様の方法、すなわちPt無電解メッキとそれに
引続く電気メッキをすることにより、設けた。
【0029】次に、図6のスパッタ成膜装置を準備し、
上記実施形態1において、所望の炭化水素浄化率の規定
値に対応して断線した素子9の位置(素子9の導電性膜
としての白金−ロジウム膜の膜厚が所定の膜厚となる位
置)に上記ジルコニア焼結体基材14を設置した。ま
た、ジルコニア焼結体基材14の側面には蒸着膜が形成
されないように、図6に示すようにジルコニア焼結体基
材14の周囲を、上方が開口した円錐側面形状の防着板
18で覆った。そして、上記実施形態1と同様に白金−
ロジウム膜(白金:ロジウム=5:1(重量))19を
ジルコニア焼結体基材14の頂面部分に形成した。な
お、この白金−ロジウム膜19の膜厚は0.02μmで
ある。
【0030】次いで、このジルコニア焼結体基材14
を、図7に示すように、円板形状のフランジ部20の中
央部上面に絶縁材21を介して固着し、従来のO2 セン
サと同様なフランジマウントとした。このようにして得
られた導電性センサを実際の触媒コンバータの入りガス
側にセットし、促進耐久試験を行った。実際には2〜3
回の試行錯誤により、図6の成膜位置を調整し、炭化水
素浄化率の規定値で導電性膜としての白金−ロジウム膜
19が断線するような合わせ込みが必要であったが、1
0個のロットで、浄化率の規定値において、0.5%以
内の誤差で断線することを確認した。断線検出のための
電気回路は、極めて単純なもので、断線時を検出して、
運転席に表示ランプを点灯することにより、運転者に触
媒劣化を告知するようにした。
【0031】本実施形態に係る劣化検出装置では、導電
性センサ自体の劣化(自滅)により、触媒の劣化を検出
することができるので、センサ特性を維持することやモ
ニターを必要としない。 (実施形態3)実施形態1のジルコニア基材1と同一形
状のコーディエライト基材22を準備し、この基材21
の一表面に実施形態1と同様にγ−アルミナコート層2
3を形成した(図8に示す)。
【0032】次に、図3に示す実施形態1と同様のスパ
ッタ成膜装置7の基材ホルダー4に上記コーディエライ
ト基材22を設置するとともに、スパッタ源5に実施形
態1と同様の白金−ロジウム合金ターゲットを設置し
た。そして、実施形態1と同様に、白金−ロジウム膜
(白金:ロジウム=5:1(重量))24をγ−アルミ
ナコート層23の上面に形成した。
【0033】次いで、この基材1に、ダイシングマシン
を用いて、図8に模式的に示すように5mm間隔で幅3
mm、深さ0.5mmの長孔25を形成した。なお、こ
の長孔25の最深部はコーディエライト基材の部分まで
到達しており、また長孔25は排気ガスと直接触れる範
囲にのみ設けた。そして、長孔25部分以外の残部の白
金−ロジウム膜24の橋渡し部24aの両端部の上面に
一対の電極としての白金片26、26を固着するととも
に、隣接する各白金片26、26をリード線27、27
に電気的に接続して外部に取り出した。そして、各白金
片26、26及びリード線27、27部分をスピネル溶
射膜28、28で覆った。こうして、γ−アルミナコー
ト層(厚さ:50μm)23と、γ−アルミナコート層
23の上面に形成された白金−ロジウム膜24と、白金
−ロジウム膜24の橋渡し部24aの両端部の上面に形
成された一対の電極としての白金片26、26とから構
成された20個の素子29を形成した。なお、白金−ロ
ジウム膜24の膜厚は、実施形態1と同様に、A端の素
子29が0.3μmであり、B端の素子29が0.00
1μmであり、その間の18個の素子29は、その位置
順にA端の素子29とB端の素子29の中間の値を示
し、A端の素子29からB端の素子29に向かうにつれ
て順に膜厚が薄くなっていた。
【0034】このようにして得られた触媒劣化検出装置
を触媒コンバータの入りガス側にセットし、導電性膜と
しての白金−ロジウム膜24が膜厚の薄い側から順次断
線していく状況を運転席に、バー表示して、触媒劣化の
進行状況を運転者に事前に告知できるようにした。この
場合、触媒交換が必要となる基準値まではバーの色を緑
色に、基準値直前では黄色に、また基準値を越えた場合
には赤色で表示することとした。
【0035】(実施形態4)導電性膜の膜厚と、パーコ
レーション転移による断線が起こるまでの時間との関係
を以下のようにして調べた。まず、図2に示す実施形態
1と同様のスパッタ成膜装置7を用い、実施形態1に準
じた方法により、各α−アルミナ基板(10mm×10
mm、厚さ1mm)の表面に、それぞれ膜厚の異なる導
電性膜としてのPt膜を成膜して試料を準備した。そし
て、各試料を空気中で熱処理し、寸法2mm×2mmの
Pt膜の電気抵抗の変化を測定した。その結果を、Pt
膜の膜厚をパラメータとして図10に示す。なお熱処理
は、800℃まで10℃/分で昇温し、その後一定に保
つ条件で行った。また、図10中、1E+nとは1×1
n であることを意味する。
【0036】図10から明らかなように、パーコレーシ
ョン転移による断線が、膜厚の薄いPt膜から順番に起
きていることがわかる。これにより、導電性膜の膜厚を
調整することにより、パーコレーション転移による断線
が起こるまでの時間を調整できることがわかる。なお、
図10において、Pt膜の断線後、電気抵抗の変化が止
まりほぼ一定となっているのは、その温度におけるα−
アルミナ基板の導電性によるものである。
【0037】(実施形態5)図11、並びに図12
(b)及び図13(b)に示すように、α−アルミナ基
板(10mm×10mm、厚さ1mm)30の表面に、
第1ポリイミドテープ(3mm×10mm、厚さ150
μm)31と第2ポリイミドテープ(3mm×10m
m、厚さ150μm)32とを順にクロスさせて貼っ
た。なお、図12は図11のP矢視側面図を示し、図1
3は図11のQ矢視側面図を示す。
【0038】上記第1及び第2ポリイミドテープ31及
び32を貼ったα−アルミナ基板30を、図2に示す実
施形態1と同様のスパッタ成膜装置7の基板ホルダー4
に設置した。また、スパッタ源5には直径2インチ、厚
さ1mmの白金ターゲットを設置した。そして、Arガ
ス圧:5×10-3Torr、電力:300W、放電時
間:1時間23分の条件でスパッタした。これにより、
α−アルミナ基板30の第1及び第2ポリイミドテープ
31及び32で覆われていない部分、並びに第1及び第
2ポリイミドテープ31及び32の表面に、約2μmの
電極用Pt膜33を成膜した(図12(c)及び図13
(c)参照)。
【0039】次に、第2ポリイミドテープ32を剥が
し、第2ポリイミドテープ32の上に成膜された電極用
Pt膜33を取り去った後(リフトオフ、図12(d)
及び図13(d)参照)、再び上記スパッタ成膜装置7
の基板ホルダー4に設置した。そして、Arガス圧:5
×10-3Torr、電力:50W、放電時間:4分の条
件でスパッタした。これにより、第2ポリイミドテープ
32を剥がした部分のα−アルミナ基板30及び第1ポ
リアミドテープ31の表面、並びに電極用Pt膜33の
表面に、約15nmの導電性膜用Pt膜34を成膜した
(図12(e)及び図13(e)参照)。
【0040】その後、第1ポリイミドテープ31を剥が
し、第1ポリイミドテープ31の上に成膜された電極用
Pt膜33及び導電性膜用Pt膜34を取り去った(リ
フトオフ、図12(f)及び図13(f)参照)。これ
により、一対の電極用Pt膜33、33と、各該電極用
Pt膜33、33間に位置するα−アルミナ基板30の
表面及び各該電極用Pt膜33、33の表面に形成され
た導電性膜用Pt膜34とから構成された素子40が、
α−アルミナ基板30の表面に間隔を隔てて2個形成さ
れたことになる。
【0041】最後に、600℃の熱板上で石英棒(図示
せず)を用いて太さ0.08mmの一対の白金線35、
35を、各電極用Pt膜33、33上に位置する導電性
膜用Pt膜34の上面に熱圧着して取り付けた。なお、
上記実施形態5において、長尺状のα−アルミナ基板3
0の長手方向に第1ポリイミドテープ31を間隔をおい
て複数貼り、図3に示すスパッタ成膜装置7を用いて、
α−アルミナ基板30の長手方向の一端から他端に向け
て導電性膜用Pt膜34の膜厚が順に薄くなるように、
導電性膜用Pt膜34をスパッタリングすることによ
り、長尺状のα−アルミナ基板30上に、上記長手方向
の一端から他端に向けて順に導電性膜用Pt膜34の膜
厚が薄くされた複数の素子40を形成することができ
る。
【0042】なお、上記実施形態では、本発明の劣化検
出方法及び劣化検出装置を排ガス浄化用触媒の劣化検出
に適用する例について説明したが、本発明の劣化検出方
法及び劣化検出装置はこれに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜応用することが
できる。また、上記実施形態では、被劣化検出体を構成
する無機材料として白金、ロジウムを、導電性膜を構成
する導電性物質として同じく白金、ロジウムを適用する
例について説明したが、他の金属や半導体、それらと絶
縁材料との複合材料等の無機材料及び導電性物質を用い
ることも勿論可能である。さらに、上記実施形態では、
導電性膜を導電性物質のみから構成する例について説明
したが、この導電性膜としては、初期状態で各電極間を
少なくとも電気的に接続するように導電性物質が連続領
域を形成したものであればよく、したがってこのような
連続領域を形成する導電性物質と他の領域を形成する絶
縁性物質とからなる導電性膜を採用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の劣化検出
方法及び劣化検出装置では、導電性センサを構成する導
電性膜の導電性物質自体の中に、温度・雰囲気ガス履歴
等が蓄積されるので、システム側でデータ記憶・計算の
必要がなく、極めて単純な電気回路により低コストで検
出することが可能である。
【0044】また、導電性センサにおいては、導電性物
質の粒成長(劣化)による断線そのものがセンサの機能
であるため、センサの耐久性の確保、特性劣化のモニタ
リング・特性補償が必要ない。さらに、本発明の劣化検
出方法及び劣化検出装置は、温度履歴等を検出するもの
であるため、高温で劣化する材料の管理に広く用いるこ
とができる。例えば高炉、ボイラ、焼却炉等に適用する
ならば、これらの運転を停止することなく、高炉、ボイ
ラ、焼却炉等の内壁の交換時期を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1に係る劣化検出装置に用いる基材
を示す斜視図である。
【図2】本実施形態1に係り、基材に白金電極を蒸着す
る様子を模式的に示す説明図である。
【図3】本実施形態1に係り、基材に導電性膜としての
白金−ロジウム膜を蒸着する様子を模式的に示す説明図
である。
【図4】本実施形態1に係る劣化検出装置を示す斜視図
である。
【図5】本実施形態1に係る劣化検出装置を示す断面図
である。
【図6】本実施形態2に係り、基材に導電性膜としての
白金−ロジウム膜を蒸着する様子を模式的に示す説明図
である。
【図7】本実施形態2に係る劣化検出装置を示す斜視図
である。
【図8】本実施形態3に係る劣化検出装置を示す斜視図
である。
【図9】本実施形態3に係る劣化検出装置を示す断面図
である。
【図10】本実施形態4に係り、導電性膜の膜厚と、パ
ーコレーション転移による断線が起こるまでの時間との
関係を示す線図である。
【図11】本実施形態5に係り、α−アルミナ基板に第
1及び第2ポリイミドテープを貼った状態を示す斜視図
である。
【図12】本実施形態5に係り、α−アルミナ基板に電
極用Pt膜及び導電性膜用Pt膜を成膜する工程を説明
する、図11のP矢視側面図である。
【図13】本実施形態5に係り、α−アルミナ基板に電
極用Pt膜及び導電性膜用Pt膜を成膜する工程を説明
する、図11のQ矢視側面図である。
【図14】本実施形態5に係り、α−アルミナ基板に2
個の素子を形成した状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1、14、22は基材、2はγ−アルミナコート層、
9、29、40は素子、10、26は電極、11、24
は導電性膜としての白金−ロジウム膜、30はα−アル
ミナ基板、33は電極用Pt膜、34は導電性膜用Pt
膜である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被劣化検出体を構成する無機材料の粒成長
    による劣化程度を検出する劣化検出方法であって、 一対の電極と、各該電極間に配設され、初期状態で各該
    電極間を少なくとも電気的に接続するように連続領域で
    形成された導電性物質を有する導電性膜とを備えた導電
    性センサを、前記被劣化検出体と同一雰囲気内に設置
    し、 上記導電性物質が前記無機材料の劣化と共に粒成長して
    パーコレーション転移を生ずることに基づく上記導電性
    センサの電気抵抗変化をモニターすることにより、前記
    被劣化検出体の上記雰囲気内での劣化程度を検出するこ
    とを特徴とする劣化検出方法。
  2. 【請求項2】前記被劣化検出体を構成する無機材料は貴
    金属である請求項1記載の劣化検出方法。
  3. 【請求項3】前記導電性物質は、前記被劣化検出体を構
    成する無機材料と同一の材料である請求項1又は2記載
    の劣化検出方法。
  4. 【請求項4】該導電性センサは複数対の該電極と各該電
    極間に形成された厚さの異なる複数の該導電性膜とから
    なる請求項1記載の劣化検出方法。
  5. 【請求項5】該導電性センサは一対の該電極と該電極間
    に並列的に形成された厚さの異なる複数の該導電性膜と
    からなる請求項1記載の劣化検出方法。
  6. 【請求項6】被劣化検出体を構成する無機材料の粒成長
    による劣化程度を検出する劣化検出装置であって、 一対の電極と、各該電極間に配設され、初期状態で各該
    電極間を少なくとも電気的に接続するように連続領域で
    形成された導電性物質を有する導電性膜とを備えた導電
    性センサを具備し、 上記導電性膜は、上記導電性物質が前記無機材料の劣化
    と共に粒成長して前記無機材料が所定の劣化状態に達し
    た時にパーコレーション転移が生じて電気抵抗が増大す
    る構造となっていることを特徴とする劣化検出装置。
  7. 【請求項7】前記被劣化検出体を構成する無機材料は貴
    金属である請求項6記載の劣化検出装置。
  8. 【請求項8】前記導電性物質は、前記被劣化検出体を構
    成する無機材料と同一の材料である請求項6又は7記載
    の劣化検出装置。
  9. 【請求項9】該導電性センサは複数対の該電極と各該電
    極間に形成された厚さの異なる複数の該導電性膜とから
    なる請求項6記載の劣化検出装置。
  10. 【請求項10】該導電性センサは一対の該電極と該電極
    間に並列的に形成された厚さの異なる複数の該導電性膜
    とからなる請求項6記載の劣化検出装置。
JP8171340A 1995-07-06 1996-07-01 劣化検出方法及び劣化検出装置 Pending JPH0972870A (ja)

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