JPH0972625A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH0972625A
JPH0972625A JP7230060A JP23006095A JPH0972625A JP H0972625 A JPH0972625 A JP H0972625A JP 7230060 A JP7230060 A JP 7230060A JP 23006095 A JP23006095 A JP 23006095A JP H0972625 A JPH0972625 A JP H0972625A
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compressor
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雅裕 本田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助熱交換器によって熱交換能力を制御可能
にして定速型の圧縮機を用いても熱交換能力を多段に制
御し得るようにする。 【解決手段】 フルロードとアンロードとに容量可変な
圧縮機(21)と室外熱交換器(24)と室外電動膨張弁
(25)と室内電動膨張弁(32)と室内熱交換器(31)と
を順に接続している。補助熱交換器(61)と膨張機構
(62)とが直列に接続された補助ライン(60)を、室外
熱交換器(24)及び室外電動膨張弁(25)に対して並列
に接続している。加えて、圧縮機(21)がアンロードで
駆動している状態において、室内熱交換器(31)の熱交
換能力が不足すると、該熱交換能力を補うように補助熱
交換器(61)を蒸発器又は凝縮器に制御する。更に、暖
房運転時に補助熱交換器(61)を蒸発器から凝縮器に切
り換えると、一旦室内電動膨張弁(32)を絞る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の運
転制御装置に関し、特に、熱交換能力の制御対策に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平6
−337174号公報に開示されているように、圧縮機
と室外熱交換器と室外電動膨張弁と室内電動膨張弁と室
内熱交換器とが順に接続されて冷房運転サイクルと暖房
運転サイクルとに可逆運転可能に構成されているものが
ある。
【0003】そして、上記室外熱交換器と室外電動膨張
弁とに対して並列に、補助熱交換器とキャピラリチュー
ブと開閉弁とが順に接続された補助ラインが接続されて
いる。この補助ラインは、暖房運転時等における過渡時
において、高圧冷媒圧力(以下、単に高圧圧力とい
う。)が過上昇した場合、上記開閉弁を開き、ガス冷媒
を逃がし、高圧圧力の上昇を抑制するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、圧縮機はインバータで容量制御しているの
で、室内負荷に合せて圧縮機容量を制御し、運転能力、
つまり、熱交換能力を調節することになる。
【0005】しかしながら、圧縮機を多段に容量制御す
ることができない空気調和装置の場合、例えば、定速型
の圧縮機にアンロード機構を設けて、該圧縮機をフルロ
ードとアンロードとの2段階にのみ制御する空気調和装
置の場合、細かな能力制御を行うことができないことか
ら、室内負荷に対して熱交換能力が過大となり過ぎる場
合があり、快適性が悪いという問題があった。
【0006】また、従来の補助熱交換器は、過渡時にお
ける高圧圧力の上昇を抑制するために設けられており、
従来のままの構成では熱交換能力の制御に適用すること
ができなかった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、補助熱交換器によって熱交換能力を制御可能にして
定速型の圧縮機を用いても熱交換能力を多段に制御し得
るようにし、快適性の向上を図ることを目的とするもの
である。
【0008】また、他の発明は、暖房運転時において、
補助熱交換器を蒸発器から凝縮器に切り換えた際、液冷
媒が確実に補助熱交換器を流れるようにし、高圧圧力の
異常上昇を防止することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、図1に示すように、請求項1に係る発明が講じた
手段は、先ず、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と
膨張機構(25,32)と利用側熱交換器(31)とが順に接
続されたメインライン(11)を設けている。そして、補
助熱交換器(61)と膨張機構(62)とが直列に接続され
ると共に、上記熱源側熱交換器(24)に対して並列に接
続された補助ライン(60)を設けている。加えて、上記
補助熱交換器(61)が蒸発器と凝縮器との何れかに切り
換わるように上記補助ライン(60)の冷媒流通方向を変
更して熱交換能力を制御する熱交換制御手段(51)を設
けた構成としている。
【0010】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、圧縮機(21)は、フ
ルロード状態とアンロード状態とに容量可変に構成さ
れ、メインライン(11)は、冷房運転サイクルと暖房運
転サイクルとに可逆運転可能に構成されると共に、膨張
機構(25,32)は、熱源側膨張弁(25)と利用側膨張弁
(32)とより構成されている。更に、熱交換制御手段
(51)は、補助熱交換器(61)が冷房運転時に凝縮器と
なり、暖房運転時に蒸発器になっている状態で、且つ圧
縮機(21)がアンロードで駆動している状態において、
利用側熱交換器(31)の熱交換能力が熱源側熱交換器
(24)と補助熱交換器(61)との総熱交換能力に対して
不足していると、補助熱交換器(61)が冷房運転時に蒸
発器となり、暖房運転時に凝縮器になるように制御する
ものである。
【0011】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、メインライン(11)
が、冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとに可逆運転
可能に構成されると共に、膨張機構(25,32)が、熱源
側膨張弁(25)と利用側膨張弁(32)とより構成される
一方、熱交換制御手段(51)が暖房運転時に補助熱交換
器(61)を蒸発器から凝縮器に切り換えると、利用側膨
張弁(32)を絞る切換え制御手段(52)を設けた構成と
している。
【0012】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、補助ライン(60)の
膨張機構(62)は、補助熱交換器(61)が蒸発器となる
ときに冷媒が流通すると共に、冷媒を減圧するキャピラ
リチューブ(CP-4)を有する蒸発用通路(6e)と、補助
熱交換器(61)が凝縮器となるときに冷媒が流通する凝
縮用通路(6c)とより構成されたものである。
【0013】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、補助ライン(60)の
膨張機構(62)が、補助電動膨張弁(62)で構成された
ものである。
【0014】−作用− 上記の発明特定事項により、請求項1に係る発明では、
空調運転時に利用側熱交換器(31)の熱交換能力が不足
してくると該利用側熱交換器(31)の熱交換能力を補う
ように補助熱交換器(61)を制御する。例えば、請求項
2に係る発明では、圧縮機(21)をフルロードで運転し
ている状態で、熱交換能力が余ってくると、圧縮機(2
1)をアンロードで運転し、更に、この状態で熱交換能
力が余ってくると、補助ライン(60)の冷媒流通方向を
切り換える。
【0015】具体的に、冷房運転時には、通常、熱源側
熱交換器(24)と同様に補助熱交換器(61)を凝縮器と
して用いているが、圧縮機(21)をアンロードで運転し
る状態で熱交換能力(蒸発能力)が不足してくると、補
助熱交換器(61)を蒸発器に切り換え、回路全体の蒸発
量を増大させる。
【0016】また、暖房運転時には、通常、熱源側熱交
換器(24)と同様に補助熱交換器(61)を蒸発器として
用いているが、圧縮機(21)をアンロードで運転しる状
態で熱交換能力(凝縮能力)が不足してくると、補助熱
交換器(61)を凝縮器に切り換え、回路全体の凝縮量を
増大させる。
【0017】そして、この暖房運転時において、請求項
3に係る発明では、補助熱交換器(61)を蒸発器から凝
縮器に切り換える際、利用側膨張弁(32)を絞り、メイ
ンライン(11)における高圧液ラインの冷媒圧力を一旦
低下させる。この低下によって補助ライン(60)の冷媒
流通方向が確実に切り換わることになる。
【0018】また、上記補助ライン(60)の冷媒流通量
や減圧は、請求項4に係る発明では、キャピラリチュー
ブ(CP-4)で行われ、請求項5に係る発明では、補助電
動膨張弁(62)で行われることになる。
【0019】
【発明の効果】従って、請求項1、請求項2及び請求項
4に係る発明によれば、少なくとも熱源側熱交換器(2
4)に対して補助熱交換器(61)と膨張機構(62)とを
有する補助ライン(60)を並列に接続し、該補助熱交換
器(61)を熱負荷に対応して蒸発器と凝縮器とに切り換
えるようにしたために、定速型の圧縮機(21)を用いて
も熱交換能力を多段に制御することができる。この結
果、定速型の圧縮機(21)を用いた際の快適性の向上を
図ることができる。
【0020】また、上記補助熱交換器(61)を従来のよ
うに高圧圧力の過上昇の抑制の他に能力制御に用いるこ
とができるので、補助熱交換器(61)の有効利用を図る
ことができる。
【0021】また、請求項3に係る発明によれば、暖房
運転時に補助熱交換器(61)を蒸発器から凝縮器に切り
換える際、利用側膨張弁(32)を絞るようにしたため
に、補助ライン(60)の冷媒流通方向を確実に切り換え
ることができ、高圧圧力の異常上昇を確実に防止するこ
とができることから、異常停止等を防止して継続運転を
可能にすることができる。
【0022】また、請求項5に係る発明によれば、補助
ライン(60)に補助電動膨張弁(62)を設けるようにし
たので、補助ライン(60)の簡素化を図ることができる
と共に、補助熱交換器(61)の熱交換量を正確に制御す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図2に示すように、本実施形態に係る空気
調和装置(10)は、1台の室外ユニット(20)に1台の
室内ユニット(30)が接続された所謂ペア型に構成され
ている。
【0025】該室外ユニット(20)は、圧縮機(21)
と、該圧縮機(21)から吐出されるガス冷媒中の油を分
離する油分離器(22)と、冷房運転時に図2の実線に切
換わり、暖房運転時に図2の破線に切換わる四路切換弁
(23)と、冷房運転時に凝縮器に、暖房運転時に蒸発器
になる熱源側熱交換器である室外熱交換器(24)と、冷
房運転時に冷媒流量を調節し、暖房運転時に冷媒の減圧
作用を行う室外電動膨張弁(25)と、液冷媒を貯蔵する
レシーバ(26)と、アキュムレータ(27)とが主要機器
として内蔵されている。
【0026】そして、上記室外熱交換器(24)には室外
ファン(2F)が設けられる一方、上記圧縮機(21)及び
室外熱交換器(24)等の各機器はそれぞれ冷媒配管(4
0)で冷媒の流通可能に接続されている。
【0027】上記室内ユニット(30)は、冷房運転時に
蒸発器に、暖房運転時に凝縮器になる利用側熱交換器で
ある室内熱交換器(31)を備え、上記室内熱交換器(3
1)には室内ファン(3F)が設けられている。更に、上
記室内熱交換器(31)に接続された冷媒配管(40)の液
管側には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時
に冷媒の減圧作用を行う室内電動膨張弁(32)が設けら
れている。
【0028】上記室外ユニット(20)と室内ユニット
(30)とは、連絡配管である冷媒配管(40)によって接
続されている。そして、上記圧縮機(21)、室外熱交換
器(24)及び室内熱交換器(31)等の各機器は、順に冷
媒配管(40)によって閉回路に接続されてメインライン
(11)を構成しており、該メインライン(11)は、室外
空気との熱交換により得た熱を室内空気に放出すると共
に、冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとに可逆運転
可能に構成されている。また、上記熱源側膨張弁である
室外電動膨張弁(25)と利用側膨張弁である室内電動膨
張弁(32)とによって膨張機構を構成している。
【0029】また、上記圧縮機(21)の吸入側には、リ
キッドインジェクション通路(12)の一端が接続されて
いる。該リキッドインジェクション通路(12)は、他端
が室外電動膨張弁(25)とレシーバ(26)との間の冷媒
配管(40)に接続されると共に、インジェクション弁
(SV-1)とキャピラリチューブ(CP-1)とを備えてい
る。そして、該リキッドインジェクション通路(12)
は、冷暖房運転時に圧縮機(21)の吸入側に液冷媒を注
入して吸入ガスの過熱度を調節している。
【0030】上記圧縮機(21)の吸入側には、キャピラ
リチューブ(CP-2)を介して上記油分離器(22)から圧
縮機(21)に潤滑油を戻すための油戻し管(13)が接続
されている。
【0031】上記圧縮機(21)は、本発明の特徴とし
て、定速型の圧縮機であって、アンロード機構(2A)が
設けられている。該アンロード機構(2A)は、バイパス
弁(SV-2)を有するアンロードバイパス路(14)の一端
が圧縮機(21)の高圧部にアンロード弁(図示省略)を
介して接続され、他端が圧縮機(21)の吸込側に接続さ
れている。上記アンロード弁のパイロット通路(15)
は、キャピラリチューブ(CP-3)を備え、圧縮機(21)
の吐出側とアンロードバイパス路(14)とに亘って接続
されている。そして、上記アンロード機構(2A)は、バ
イパス弁(SV-2)を閉じて圧縮機(21)をフルロード
に、バイパス弁(SV-2)を開いて圧縮機(21)をアンロ
ードに2段階に制御している。
【0032】上記空気調和装置(10)には、多くのセン
サ類が配置されており、室内ユニット(30)には、吸込
空気温度である室内温度T1を検出する室温センサ(Th-
1)と、室内熱交換器(31)の液側及びガス側の冷媒配
管(40)における液冷媒温度T2及びガス冷媒温度T3を検
出する室内液温センサ(Th-2)及び室内ガス温センサ
(Th-3)とが設けられている。
【0033】上記室外ユニット(20)には、室外熱交換
器(24)の液冷媒温度T4を検出する室外液温センサ(Th
-4)と、アキュムレータ(27)の上流側の冷媒配管(4
0)に配置されて圧縮機(21)の吸入管温度T5を検出す
る吸入管センサ(Th-5)と、室外熱交換器(24)の空気
吸込口に配置されて吸込空気温度である外気温度T6を検
出する外気温センサ(Th-6)とが設けられている。更
に、上記室外ユニット(20)には、圧縮機(21)の吐出
側に配置されてメインライン(11)の高圧圧力を検出す
る高圧センサ(P1)と、圧縮機(21)の吸入側に配置さ
れてメインライン(11)の低圧冷媒圧力(以下、単に低
圧圧力という。)を検出する低圧センサ(P2)と、圧縮
機(21)の吐出側に配置された圧縮機(21)の保護用高
圧圧力開閉器(H-SP)とが設けられている。
【0034】そして、上記各電動膨張弁(25,32)及び
センサ(Th-1〜Th-6)等は、コントローラ(50)に信号
線で接続され、該コントローラ(50)は、各センサ(Th
-1〜Th-6)等の検出信号を受けて各電動膨張弁(25,3
2)等の開閉制御や圧縮機(21)の容量制御を行なって
いる。
【0035】一方、本発明の特徴として、上記メインラ
イン(11)には、室外熱交換器(24)及び室外電動膨張
弁(25)に対して並列に補助ライン(60)が接続されて
いる。該補助ライン(60)は、室外熱交換器(24)と共
通の空気通路に設置された補助熱交換器(61)と膨張機
構(62)とが直列に接続されて構成され、一端が、補助
四路切換弁(63)を介して圧縮機(21)の吐出側と吸込
側とに切り換え可能に接続され、他端が、室外電動膨張
弁(25)とレシーバ(26)との間の冷媒配管(40)に接
続されている。
【0036】上記補助熱交換器(61)は、室外熱交換器
(24)の熱交換量と補助熱交換器(61)の熱交換量との
比率が、例えば、10:3程度になるように設定され、
従来の補助熱交換器より大きな所定の蒸発能力又は凝縮
能力を有するように設定されている。
【0037】上記膨張機構(62)は、冷媒の減圧作用を
行うキャピラリチューブ(CP-4)を有する蒸発用通路
(6e)と、1方向弁(WV)及びキャピラリチューブ(CP
-5)を有する凝縮用通路(6c)とが並列に接続されて構
成されている。そして、上記蒸発用通路(6e)は、補助
熱交換器(61)が蒸発器となるときに冷媒が通り、凝縮
用通路(6c)は、補助熱交換器(61)が凝縮器となると
きに冷媒が通ることになる。
【0038】また、上記コントローラ(50)には、本発
明の特徴として熱交換制御手段(51)と切換え制御手段
(52)とが設けられている。該熱交換制御手段(51)
は、補助熱交換器(61)が蒸発器と凝縮器との何れかに
切り換わるように上記補助ライン(60)の冷媒流通方向
を変更して熱交換能力を制御している。
【0039】具体的に、上記熱交換制御手段(51)は、
室外液温センサ(Th-4)が検出する室外液冷媒温度T4
と、室内液温センサ(Th-2)が検出する室内液冷媒温度
T2とに基づく蒸発圧力相当飽和温度(以下、蒸発温度Te
という。)と凝縮圧力相当飽和温度(以下、凝縮温度Tc
という。)とによって熱交換能力を制御している。そし
て、上記熱交換制御手段(51)は、冷房運転時及び暖房
運転時の何れにおいても、最大容量の第1容量ステップ
と、該第1容量ステップより小さい第2容量ステップ
と、該第2容量ステップより小さい最低容量の第3容量
ステップとに熱交換能力を制御している。
【0040】上記第1容量ステップは、冷房運転時では
圧縮機(21)をフルロードにして補助熱交換器(61)を
凝縮器にし、暖房運転時では圧縮機(21)をフルロード
にして補助熱交換器(61)を蒸発器に設定する。また、
第2容量ステップは、冷房運転時では圧縮機(21)をア
ンロードにして補助熱交換器(61)を凝縮器にし、暖房
運転時では圧縮機(21)をアンロードにして補助熱交換
器(61)を蒸発器に設定する。また、第3容量ステップ
は、冷房運転時では圧縮機(21)をアンロードにして補
助熱交換器(61)を蒸発器に切り換え、暖房運転時では
圧縮機(21)をアンロードにして補助熱交換器(61)を
凝縮器に切り換え設定する。
【0041】また、上記切換え制御手段(52)は、熱交
換制御手段(51)が暖房運転時に補助熱交換器(61)を
蒸発器から凝縮器に切り換えると、室内電動膨張弁(3
2)を絞るように構成されている。
【0042】−空調運転の制御動作− 次に、上述空気調和装置(10)の運転動作について説明
する。
【0043】先ず、補助熱交換器(61)の動作を除いた
基本的動作について説明すると、図2において、空気調
和装置(10)の冷房運転時には、四路切換弁(23)が図
中実線側に切り換わり、圧縮機(21)で圧縮された冷媒
が、室外熱交換器(24)で凝縮し、冷媒配管(40)を経
て室内ユニット(30)に流れる。そして、この室内ユニ
ット(30)では、液冷媒が、室内電動膨張弁(32)で減
圧し、室内熱交換器(31)で蒸発した後、冷媒配管(4
0)を経て室外ユニット(20)にガス状態で戻り、圧縮
機(21)に流入するように循環する。つまり、液冷媒が
室内熱交換器(31)において室内空気との間で熱交換を
行って蒸発することにより室内空気を冷却する。
【0044】一方、暖房運転時には、四路切換弁(23)
が図中破線側に切り換わり、冷媒の流れは上記冷房運転
時と逆となって、圧縮機(21)で圧縮された冷媒が、室
内熱交換器(31)で凝縮し、液状態で室外ユニット(2
0)に流れ、室外電動膨張弁(25)により減圧し、室外
熱交換器(24)で蒸発した後、圧縮機(21)に戻るよう
に循環する。つまり、ガス冷媒が室内熱交換器(31)に
おいて室内空気との間で熱交換を行って凝縮することに
より室内空気を加熱する。
【0045】そこで、上記空気調和装置(10)における
能力制御について図3〜図7に示す制御フローに基づき
説明する。
【0046】先ず、冷房運転時は、図3〜図5に示すよ
うに、冷房運転を開始すると、油戻し運転等の起動制御
を行った後、ステップST1において、圧縮機(21)をア
ンロード状態で起動する。つまり、バイパス弁(SV-2)
を開いて圧縮機(21)の吐出冷媒の一部を吸込側に戻す
と共に、補助四路切換弁(63)をオフして図2の実線側
に設定し、補助熱交換器(61)を凝縮器にして第2容量
ステップで起動する。つまり、圧縮機(21)からの吐出
冷媒は、室外熱交換器(24)と補助熱交換器(61)とに
流れて凝縮して室内ユニット(30)に流れることにな
る。
【0047】その後、ステップST2に移り、室内液温セ
ンサ(Th-2)が検出する室内液冷媒温度T2である蒸発温
度Teがα1℃より低いか否かを判定し、該蒸発温度Teが
α1℃より低い場合、ステップST3に移り、室外ファン
(2F)が停止しているか否かを判定する。該室外ファン
(2F)が停止している場合、上記ステップST1に戻り、
上述した第2容量ステップのまま運転を継続する一方、
上記室外ファン(2F)が駆動している場合、上記ステッ
プST3からステップST4に移り、室外液温センサ(Th-
4)が検出する室外液冷媒温度T4である凝縮温度Tcがβ
1℃より低いか否かを判定する。
【0048】該凝縮温度Tcがβ1℃より高い場合、上記
ステップST1に戻り、上述した第2容量ステップのまま
運転を継続する一方、上記凝縮温度Tcがβ1℃より低い
場合、ステップST5に移り、ガードタイマをセットする
(例えば、3分)。そして、ステップST6に移り、圧縮
機(21)をアンロードのまま補助熱交換器(61)を蒸発
器に切り換える。
【0049】つまり、冷房運転時に第2容量ステップの
状態で蒸発温度Teと凝縮温度Tcとが共に低い場合(高圧
圧力及び低圧圧力が共に低い場合)、室内熱交換器(3
1)の蒸発量が不足して冷房能力が余っている状態であ
るので、補助四路切換弁(63)をオンして図2の破線側
に切り換え、補助熱交換器(61)を蒸発器にして第3容
量ステップで運転する。その際、圧縮機(21)からの吐
出冷媒は、室外熱交換器(24)のみに流れて凝縮して室
内ユニット(30)に流れると共に、液冷媒の一部が蒸発
用通路(6e)に流れ、キャピラリチューブ(CP-4)で減
圧し、補助熱交換器(61)で蒸発して圧縮機(21)に戻
ることになる。
【0050】その後、ステップST7に移り、凝縮温度Tc
(室外液冷媒温度T4)がβ2℃より高いか否かを判定
し、該凝縮温度Tcがβ2℃より低い場合、上記ステップ
ST7からステップST8に移り、上記ステップST5のガー
ドタイマがタイムアップしたか否かを判定し、タイムア
ップするまでステップST6に戻り、第3容量ステップを
維持することになる。
【0051】そして、上記ガードタイマがタイムアップ
すると、ステップST8からステップST9に移り、凝縮温
度Tc(室外液冷媒温度T4)がβ1℃より高いか否かを判
定し、該凝縮温度Tcがβ1℃より低い場合、上記ステッ
プST9からステップST10に移り、蒸発温度Te(室内液
冷媒温度T2)がα2℃より高いか否かを判定し、該蒸発
温度Teがα2℃より低い場合、ステップST6に戻ること
になる。つまり、冷房運転時の蒸発温度Teと凝縮温度Tc
とが共に低い場合、現在の第3容量ステップを維持する
ことになる。
【0052】一方、上記ステップST7、ステップST9及
びステップST10において、凝縮温度Tc(室外液冷媒温
度T4)がβ2℃より高い場合、或いはβ1℃より高い場
合、又は蒸発温度Te(室内液冷媒温度T2)がα2℃より
高い場合、判定がYESとなってステップST11に移
り、ガードタイマをセットする(例えば、5分)。そし
て、ステップST12に移り、圧縮機(21)をアンロード
のまま補助熱交換器(61)を蒸発器にする。つまり、現
在は第3容量ステップで運転を行っているので、この第
3容量ステップを維持することになる。
【0053】その後、上記ステップST12からステップ
ST13〜ステップST15の動作を行い、上述したステッ
プST2〜ステップST4までと同様に、蒸発温度Te(室内
液冷媒温度T2)及び凝縮温度Tc(室外液冷媒温度T4)が
高いか否かの判定、更に、室外ファン(2F)が停止して
いるか否かの判定を行い、蒸発温度Teと凝縮温度Tcとが
共に低い場合、ステップST12に戻り、現在の第3容量
ステップを維持することになる。
【0054】また、上記第3容量ステップの状態におい
て、蒸発温度Te(室内液冷媒温度T2)がα1℃より高く
なると、上記ステップST13の判定がYESとなってス
テップST16に移り、凝縮温度Tc(室外液冷媒温度T4)
がβ3℃より高いか否かを判定し、該凝縮温度Tcがβ3
℃より低い場合、上記ステップST13からステップST1
7に移り、上記ステップST11のガードタイマがタイム
アップしたか否かを判定し、タイムアップするまでステ
ップST12に戻り、第3容量ステップを維持することに
なる。
【0055】そして、上記ガードタイマがタイムアップ
すると、ステップST17からステップST18に移り、蒸
発温度Te(室内液冷媒温度T2)が所定の目標値Tes3より
高くなったか否かを判定し、該蒸発温度Teが目標値Tes3
より低い場合、ステップST19に移り、低外気冷房制御
中か否かを判定する。室外ファン(2F)の停止制御等の
低外気冷房制御を行っていない場合、ステップST19か
ら上記ステップST12に戻り、第3容量ステップを維持
することになる。
【0056】一方、上記ステップST16、ステップST1
8及びステップST19において、凝縮温度Tc(室外液冷
媒温度T4)がβ3℃より高くなって高圧圧力が上昇した
場合、蒸発温度Te(室内液冷媒温度T2)が目標値Tes3よ
り高くなって能力不足になった場合、又は低外気冷房制
御を行っている場合、ステップST20に移り、ガードタ
イマをセットする(例えば、5分)。その後、上記ステ
ップST1に移り、圧縮機(21)をアンロード状態で、補
助四路切換弁(63)をオフして図2の実線側に設定し、
補助熱交換器(61)を凝縮器にして第2容量ステップに
切り換え、凝縮能力をアップさせる。
【0057】また、上記第2容量ステップで冷房運転を
行っている状態において、蒸発温度Te(室内液冷媒温度
T2)がα1℃より高い場合、上記ステップST2の判定が
NOとなってステップST21に移り、上記ステップST2
0のガードタイマがタイムアップしたか否かを判定し、
タイムアップするまでステップST1に戻り、第2容量ス
テップを維持することになる。
【0058】その後、上記ガードタイマがタイムアップ
すると、ステップST21からステップST22に移り、蒸
発温度Te(室内液冷媒温度T2)が所定の目標値Tes4より
高いか否かを判定し、該蒸発温度Teが目標値Tes4より低
い場合、ステップST23に移り、上記蒸発温度Te(室内
液冷媒温度T2)が所定の目標値Tes2より低いか否かを判
定し、該蒸発温度Teが目標値Tes2より高い場合に、つま
り、該蒸発温度Teが目標値Tes4と目標値Tes2との間にあ
る場合、上記ステップST1に戻り、第2容量ステップを
維持することになる。
【0059】また、上記蒸発温度Teが目標値Tes2より低
い場合、ステップST23からステップST24に移り、凝
縮温度Tc(室外液冷媒温度T4)がβ4℃より低いか否か
を判定し、該凝縮温度Tcがβ4℃より低い場合、ステッ
プST25に移り、低外気冷房制御中か否かを判定する。
そして、凝縮温度Tcが低く、且つ低外気冷房制御を行っ
ていない場合、上記ステップST19から上述したステッ
プST11を介してステップST12に移り、第3容量ステ
ップに熱交換能力(蒸発能力)を低下させて上述の動作
を行う。
【0060】一方、上記ステップST24及びステップST
25において、凝縮温度Tc(室外液冷媒温度T4)がβ4
℃より高い場合に判定がNOとなり、及び低外気冷房制
御中である場合に判定がYESとなって、上記ステップ
ST1に戻り、第2容量ステップを維持することになる。
【0061】また、上記ステップST22において、蒸発
温度Te(室内液冷媒温度T2)が目標値Tes4より高い場
合、熱交換能力が不足しているので、ステップST26に
移り、ガードタイマをセットする(例えば、5分)。そ
の後、ステップST27に移り、補助熱交換器(61)を凝
縮器のまま圧縮機(21)をフルロード状態に設定し、つ
まり、バイパス弁(SV-2)を閉じて第1容量ステップに
切り換え、熱交換能力をアップさせる。
【0062】その後、ステップST28に移り、蒸発温度
Te(室内液冷媒温度T2)がα3℃より低いか否かを判定
し、該蒸発温度Teがα3℃より低くなると、上記ステッ
プST20からステップST1に戻り、第2容量ステップに
切り換え、熱交換能力を低下させる。
【0063】一方、上記蒸発温度Teがα3℃より高い場
合、上記ステップST28からステップST29に移り、上
記ステップST26のガードタイマがタイムアップしたか
否かを判定し、タイムアップするまでステップST27に
戻り、第1容量ステップを維持することになる。
【0064】その後、上記ガードタイマがタイムアップ
すると、ステップST29からステップST30に移り、蒸
発温度Te(室内液冷媒温度T2)が所定の目標値Tes1より
低いか否かを判定し、該蒸発温度Teが目標値Tes1より高
い場合、上記ステップST27に戻り、第1容量ステップ
を維持することになる。
【0065】また、上記蒸発温度Teが目標値Tes1より低
い場合、上記ステップST30からステップST20を介し
てステップST1に戻り、第2容量ステップに切り換える
ことになる。そして、上述した動作を繰り返して冷房運
転時の熱交換能力を調整することになる。
【0066】次に、暖房運転時における空気調和装置
(10)の能力制御について図6に基づき説明する。
【0067】先ず、暖房運転を開始すると、油戻し運転
等の起動制御を行った後、ステップST41において、圧
縮機(21)をアンロード状態で起動する。つまり、バイ
パス弁(SV-2)を開いて圧縮機(21)の吐出冷媒の一部
を吸込側に戻すと共に、補助四路切換弁(63)をオンし
て図2の破線側に設定し、補助熱交換器(61)を蒸発器
にして第2容量ステップで起動する。つまり、圧縮機
(21)からの吐出冷媒は、室内熱交換器(31)に流れて
凝縮して室外熱交換器(24)と補助熱交換器(61)との
双方で蒸発することになる。
【0068】その後、ステップST42に移り、室内液温
センサ(Th-2)が検出する室内液冷媒温度T2である凝縮
温度Tcがβ5℃より高いか否かを判定し、該凝縮温度Tc
がβ5℃より低い場合、ステップST43に移り、後述す
るガードタイマがタイムアップしたか否かを判定する。
そして、上記ガードタイマがタイムアップするまでステ
ップST41に戻り、第2容量ステップを維持することに
なる。
【0069】上記ガードタイマがタイムアップすると、
ステップST43からステップST44に移り、上記凝縮温
度Tc(室内液冷媒温度T2)がβ6℃より高いか否かを判
定し、該凝縮温度Tcがβ6℃より低い場合、ステップST
45に移り、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T2)がβ
7℃より低いか否かを判定する。そして、該凝縮温度Tc
(室内液冷媒温度T2)がβ7℃より高い場合、つまり、
該凝縮温度Tcがβ6℃とβ7℃との間にある場合、上記
ステップST41に戻り、第2容量ステップを維持するこ
とになる。
【0070】一方、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T
2)がβ7℃より低い場合、能力が不足している状態で
あるので、上記ステップST45からステップST46に移
り、補助熱交換器(61)を蒸発器のまま圧縮機(21)を
フルロード状態に設定し、つまり、バイパス弁(SV-2)
を閉じて第1容量ステップに切り換え、熱交換能力をア
ップさせる。
【0071】その後、ステップST47に移り、凝縮温度
Tc(室内液冷媒温度T2)がβ8℃より高いか否かを判定
し、該凝縮温度Tcがβ8℃より高くならない場合、上記
ステップST46に戻り、第1容量ステップを維持するこ
とになる。
【0072】上記凝縮温度Tcがβ8℃より高い場合、暖
房能力が余っている状態であるので、上記ステップST4
7からステップST48に移り、ガードタイマをセットし
(例えば、5分)、上記ステップST41に戻り、補助熱
交換器(61)を蒸発器のまま圧縮機(21)をアンロード
状態にして第2容量ステップに切り換え、熱交換能力を
低下させる。
【0073】一方、上記ステップST44において、凝縮
温度Tc(室内液冷媒温度T2)がβ6℃より高い場合、第
2容量ステップで室内熱交換器(31)の凝縮量が不足し
て暖房能力が余っている状態であるので、判定がYES
となってステップST49に移ることになる。そして、補
助四路切換弁(63)をオフして図2の実線側に切り換
え、補助熱交換器(61)を凝縮器にして第3容量ステッ
プで運転する。その際、圧縮機(21)からの吐出冷媒
は、室内熱交換器(31)と補助熱交換器(61)とに流れ
て凝縮して室外熱交換器(24)に流れることになる。
【0074】その後、ステップST50に移り、凝縮温度
Tc(室内液冷媒温度T2)がβ9℃より低いか否かを判定
し、該凝縮温度Tcがβ9℃より低くならない場合、上記
ステップST49に戻り、第3容量ステップを維持するこ
とになる。更に、上記凝縮温度Tcがβ9℃より低い場
合、ステップST50からステップST51に移り、室内電
動膨張弁(32)が全開か否かを判定し、該室内電動膨張
弁(32)が全開でない場合、上記ステップST49に戻
り、第3容量ステップを維持することになる。
【0075】また、上記ステップST51において、室内
電動膨張弁(32)が全開である場合、つまり、凝縮温度
Tcが低く暖房能力が不足している状態であるので、上記
ステップST51の判定がYESとなってステップST48
を介してステップST41に戻り、圧縮機(21)をアンロ
ード状態のまま上記補助熱交換器(61)を蒸発器に設定
し、第2容量ステップに切り換え、熱交換能力(凝縮能
力)をアップさせる。そして、上述した動作を繰り返し
て暖房運転時の熱交換能力を調整することになる。
【0076】次に、上記ステップST49における補助熱
交換器(61)を凝縮器への切換え制御について図7に基
づき説明する。この切換え動作は、上記補助四路切換弁
(63)をオフして図2の実線側に切り換えると同時に実
行されるようになっている。
【0077】先ず、切換え制御ルーチンに移行して切換
え動作を開始すると、ステップST61において、室内電
動膨張弁(32)の開度Evを(1/10)×Vmax パルスに設
定し、つまり、室内電動膨張弁(32)の開度Evを絞るこ
とになる。尚、全開開度EvはVmax パルスである。
【0078】この室内電動膨張弁(32)を絞るようにし
た理由は、補助熱交換器(61)を蒸発器から凝縮器に切
り換える場合、凝縮温度Tcがβ6℃より高く(図6のス
テップST44参照)、高圧圧力が高い状態であるので、
補助ライン(60)の蒸発用通路(6e)におけるキャピラ
リチューブ(CP-4)の上流側(図6のA点参照)は高圧
状態にある。したがって、A点が高圧状態のまま補助四
路切換弁(63)を図2の破線から実線に切り換えると、
補助熱交換器(61)で凝縮した液冷媒が凝縮用通路(6
c)を介してメインライン(11)に流れないことにな
る。
【0079】そこで、上記室内電動膨張弁(32)を絞
り、圧力損失を大きくして液ラインの高圧圧力を低下さ
せて補助熱交換器(61)で凝縮した液冷媒が凝縮用通路
(6c)を介してメインライン(11)に流れるようにして
いる。
【0080】続いて、上記ステップST61からステップ
ST62に移り、サンプリングタイマをセットする(例え
ば、30秒)。その後、ステップST63に移り、室内電
動膨張弁(32)を現状開度Evの(1/10)×Vmax パルス
に維持したままステップST64に移り、室内液温センサ
(Th-2)が検出する室内液冷媒温度T2である凝縮温度Tc
がβ10℃より高いか否かを判定し、該凝縮温度Tcがβ
10℃より高い場合、上記ステップST61に戻ることに
なる。つまり、このルーチンに移行して凝縮温度Tc(室
内液冷媒温度T2)がβ10℃より高い場合、常に室内電
動膨張弁(32)の開度Evを224パルスに設定する。
【0081】一方、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T
2)がβ10℃より低い場合、ステップST64からステ
ップST65に移り、上記サンプリングタイマがタイムア
ップしたか否かを判定する。そして、上記サンプリング
タイマがタイムアップするまでステップST65からステ
ップST63に戻り、室内電動膨張弁(32)を現状開度Ev
の(1/10)×Vmax に維持する一方、上記サンプリング
タイマがタイムアップすると、ステップST65からステ
ップST66に移り、凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T2)が
β11℃より低いか否かを判定する。
【0082】そして、該凝縮温度Tcがβ11℃より高い
場合、つまり、該凝縮温度Tcがβ10℃とβ11℃との
間にある場合、上記ステップST66からステップST63
に戻り、室内電動膨張弁(32)の現状開度Evを維持する
一方、凝縮温度Tcがβ11℃より低い場合、ステップST
66からステップST67に移り、室内電動膨張弁(32)
の開度EvがV1パルスより小さいか否かを判定する。
【0083】該室内電動膨張弁(32)の開度EvがV1パ
ルスより小さい場合、上記ステップST67からステップ
ST68に移り、現在開度EvにV2パルスを加算して開度
を大きくする。その後、上記ステップST62に戻り、上
述の動作を繰り返し、つまり、30秒毎に室内電動膨張
弁(32)の開度EvをV2パルスつづ大きくする。
【0084】一方、室内電動膨張弁(32)の開度Evを大
きくしてV1パルスになると、上記ステップST67から
ステップST69に移り、該室内電動膨張弁(32)の開度
EvがV1パルスか否かを判定し、現在V1パルスである
のでステップST70に移り、V3パルスを加算してステ
ップST62に戻ることになる。その後、上述の動作を繰
り返して上記ステップST69からステップST71に移
り、サブクール制御を実行して室内電動膨張弁(32)の
開度EvをVmax パルスの全開状態にして図6のステップ
ST50に戻ることになる。
【0085】−本実施形態の効果− 以上のように、本実施形態によれば、室外熱交換器(2
4)及び室外電動膨張弁(25)に対して補助熱交換器(6
1)と膨張機構(62)とを有する補助ライン(60)を並
列に接続し、該補助熱交換器(61)を熱負荷に対応して
蒸発器と凝縮器とに切り換えるようにしたために、定速
型の圧縮機(21)を用いても熱交換能力を多段に制御す
ることができる。この結果、定速型の圧縮機(21)を用
いた際の快適性の向上を図ることができる。
【0086】また、上記補助熱交換器(61)を従来のよ
うに高圧圧力の過上昇の抑制の他に能力制御に用いるこ
とができるので、補助熱交換器(61)の有効利用を図る
ことができる。
【0087】また、暖房運転時に補助熱交換器(61)を
蒸発器から凝縮器に切り換える際、室内電動膨張弁(3
2)を絞るようにしたために、補助ライン(60)の冷媒
流通方向を確実に切り換えることができ、高圧圧力の異
常上昇を確実に防止することができることから、異常停
止等を防止して継続運転を可能にすることができる。
【0088】
【発明の実施の形態2】図8は、実施形態2を示してお
り、本実施形態は、前実施形態の補助ライン(60)にお
ける膨張機構がキャピラリチューブ(CP-4,CP-5)で構
成されたのに代り、補助電動膨張弁(62)で構成された
ものである。したがって、上記補助ライン(60)は、1
本のラインで構成される一方、室外ユニット(20)に
は、補助熱交換器(61)の液側及びガス側の冷媒配管
(40)における液冷媒温度T7及びガス冷媒温度T8を検出
する補助液温センサ(Th-7)及び補助ガス温センサ(Th
-8)とが設けられている。
【0089】そこで、上記補助電動膨張弁(62)の制御
について図9及び図10の制御フロー図に基づき説明す
る。
【0090】先ず、空調運転を開始すると、ステップSP
1において、冷房運転か否かを判定し、冷房運転を実行
している場合、ステップSP1からステップSP2に移り、
補助四路切換弁(63)がオンしているか否かを判定す
る。つまり、該補助四路切換弁(63)がオンしている場
合、図8の破線に切り換わって補助熱交換器(61)が蒸
発器となるので、該補助熱交換器(61)が蒸発器になっ
ているか、又は凝縮器になっているかを判定している。
【0091】そして、上記補助四路切換弁(63)がオフ
して補助熱交換器(61)が凝縮器である場合、上記ステ
ップSP2からステップSP3に移り、補助四路切換弁(6
3)の開度Evを (1/2)×Vmax パルスに設定する。その
後、ステップSP4に移り、サンプリングタイマをセット
してステップSP5に移り、補助電動膨張弁(62)を現状
開度Evの (1/2)×Vmax パルスに維持したままステップ
SP6に移り、補助四路切換弁(63)がオンしているか否
かを判定する。
【0092】現在、補助四路切換弁(63)がオフしてい
るので、上記ステップSP6からステップSP7に移り、上
記ステップSP4のサンプリングタイマがタイムアップし
たか否かを判定し、タイムアップするまでステップSP7
からステップSP5に戻り、補助電動膨張弁(62)を現状
開度Evに維持する。一方、上記サンプリングタイマがタ
イムアップすると、ステップSP7からステップSP8に移
り、室外液温センサ(Th-4)が検出する室外液冷媒温度
T4と補助液温センサ(Th-7)が検出する補助液冷媒温度
T7とを比較する。
【0093】該室外液冷媒温度T4が補助液冷媒温度T7よ
り高い場合、上記ステップSP8からステップSP9に移
り、補助電動膨張弁(62)の開度Evに所定のパルス値A
を加算して開度Evを大きくし、補助熱交換器(61)を流
れる冷媒を多くして凝縮能力を増大させ、上記ステップ
SP4に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0094】また、上記室外液冷媒温度T4が補助液冷媒
温度T7より低い場合、上記ステップSP8からステップSP
10に移り、補助電動膨張弁(62)の開度Evに所定のパ
ルス値Bを減算して開度Evを小さくし、補助熱交換器
(61)を流れる冷媒を少なくて凝縮能力を減少させ、上
記ステップSP4に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0095】つまり、冷房運転時の第1容量ステップ及
び第2容量ステップの場合、補助熱交換器(61)が凝縮
器となっているので、補助電動膨張弁(62)の開度Evを
室外液冷媒温度T4と補助液冷媒温度T7とに基づいて制御
している。
【0096】また、上記ステップSP2及びステップSP6
において、補助四路切換弁(63)がオンしている場合、
つまり、図8の破線に切り換わり、補助熱交換器(61)
が蒸発器となっている場合、判定がYESとなってステ
ップSP11に移り、現在の冷房運転時における補助電動
膨張弁(62)を過熱度制御してリターンすることにな
る。つまり、冷房運転時の第3容量ステップの場合、補
助熱交換器(61)が蒸発器となっているので、補助液温
センサ(Th-7)と補助ガス温センサ(Th-8)とが検出す
る補助液冷媒温度T7と補助ガス冷媒温度T8とに基づいて
過熱度が所定値(例えば、5℃)になるように補助電動
膨張弁(62)の開度Evを制御する。
【0097】一方、暖房運転を実行している場合、上記
ステップSP1からステップSP12に移り、補助四路切換
弁(63)がオンしているか否かを判定する。つまり、上
記ステップSP2と同様に、補助四路切換弁(63)がオン
している場合、図8の破線に切り換わって補助熱交換器
(61)が蒸発器となるので、該補助熱交換器(61)が蒸
発器になっているか、又は凝縮器になっているかを判定
している。
【0098】そして、上記補助四路切換弁(63)がオフ
して補助熱交換器(61)が凝縮器である場合、上記ステ
ップSP12からステップSP13に移り、補助電動膨張弁
(62)の開度EvをVmax パルスに設定する。その後、ス
テップSP14に移り、サンプリングタイマをセットして
ステップSP15に移り、補助電動膨張弁(62)を現状開
度EvのVmax パルスに維持したままステップSP16に移
り、補助四路切換弁(63)がオンしているか否かを判定
する。
【0099】現在、補助四路切換弁(63)がオフしてい
るので、上記ステップSP16からステップSP17に移
り、室内液温センサ(Th-2)が検出する室内液冷媒温度
T2である凝縮温度Tcが予め設定されたX1より高いか否か
を判定し、該凝縮温度TcがX1より高い場合、ステップSP
18に移る。そして、補助電動膨張弁(62)の開度Evに
所定のパルス値Cを加算して開度Evを大きくし、補助熱
交換器(61)を流れる冷媒を多くして凝縮能力を増大さ
せ、上記ステップSP14に戻り、上述の動作を繰り返
す。
【0100】また、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T
2)がX1より低い場合、上記ステップSP17からステッ
プSP19に移り、上記ステップSP14のサンプリングタ
イマがタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップ
するまでステップSP15に戻り、補助電動膨張弁(62)
を現状開度Evに維持する。一方、上記サンプリングタイ
マがタイムアップすると、ステップSP19からステップ
SP20に移り、凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T2)が予め
設定されたX2より高いか否かを判定する。そして、該凝
縮温度TcがX2より高い場合、ステップSP21に移り、補
助電動膨張弁(62)の開度Evに所定のパルス値Dを加算
して開度Evを大きくし、補助熱交換器(61)を流れる冷
媒を多くして凝縮能力を増大させ、上記ステップSP14
に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0101】また、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温度T
2)がX2より低い場合、上記ステップSP20からステッ
プSP22に移り、該凝縮温度Tcが予め設定されたX3より
低いか否かを判定する。そして、該凝縮温度TcがX3より
低い場合、ステップSP23に移り、補助電動膨張弁(6
2)の開度Evに所定のパルス値Dを減算して開度Evを小
さくし、補助熱交換器(61)を流れる冷媒を少なくて凝
縮能力を減少させ、上記ステップSP14に戻り、上述の
動作を繰り返す。一方、上記凝縮温度Tc(室内液冷媒温
度T2)がX3より高い場合、上記ステップSP20からステ
ップSP15に戻り、補助電動膨張弁(62)の現状開度Ev
を維持する。
【0102】つまり、暖房運転時の第3容量ステップの
場合、補助熱交換器(61)が凝縮器となっているので、
補助電動膨張弁(62)の開度Evを凝縮温度Tc(室内液冷
媒温度T2)に基づいて制御している。
【0103】また、上記ステップSP12及びステップSP
16において、補助四路切換弁(63)がオンしている場
合、つまり、図8の破線に切り換わり、補助熱交換器
(61)が蒸発器となっている場合、判定がYESとなっ
てステップSP11に移り、現在の暖房運転時に補助電動
膨張弁(62)を過熱度制御してリターンすることにな
る。つまり、暖房運転時の第1容量ステップ及び第2容
量ステップの場合、補助熱交換器(61)が蒸発器となっ
ているので、補助液温センサ(Th-7)と補助ガス温セン
サ(Th-8)とが検出する補助液冷媒温度T7と補助ガス冷
媒温度T8とに基づいて過熱度が所定値(例えば、5℃)
になるように補助電動膨張弁(62)の開度Evを制御す
る。
【0104】尚、本実施形態における補助四路切換弁
(63)の制御、つまり、熱交換能力制御は、前実施形態
1の図3〜図7に示す制御と同様である。
【0105】以上のように、本実施形態によれば、補助
ライン(60)に補助電動膨張弁(62)を設けるようにし
たので、補助ライン(60)の簡素化を図ることができる
と共に、補助熱交換器(61)の熱交換量を正確に制御す
ることができる。
【0106】
【発明の他の実施の形態】上記実施形態2においては、
熱交換能力を第1容量ステップと第2容量ステップと第
3容量ステップとの3段階に制御するようにしたが、補
助電動膨張弁(62)を用いた場合、第1容量ステップと
第2容量ステップとの間に、圧縮機(21)をフルロード
状態で補助電動膨張弁(62)を全閉とする第1′容量ス
テップを設けるようにしてもよく、更に、第2容量ステ
ップと第3容量ステップとの間に、圧縮機(21)をアン
ロード状態で補助電動膨張弁(62)を全閉とする第2′
容量ステップを設けるようにしてもよい。
【0107】また、本発明は、室内ユニット(30)を複
数台有するマルチ型の空気調和装置(10)であってもよ
く、また、請求項1に係る発明では、冷房専用機又は暖
房専用機であってもよい。
【0108】また、上記凝縮温度Tcや蒸発温度Teは、室
外液冷媒温度T4や室内液冷媒温度T2の他、圧力センサを
設けて検出するようにしてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒回路図である。
【図3】冷房運転時における能力制御の一部を示す制御
フロー図である。
【図4】冷房運転時における能力制御の一部を示す制御
フロー図である。
【図5】冷房運転時における能力制御の一部を示す制御
フロー図である。
【図6】暖房運転時における能力制御を示す制御フロー
図である。
【図7】暖房運転時における室内電動膨張弁制御を示す
制御フロー図である。
【図8】他の実施形態を示す空気調和装置の冷媒回路図
である。
【図9】補助電動膨張弁の開度制御の一部を示す制御フ
ロー図である。
【図10】補助電動膨張弁の開度制御の一部を示す制御
フロー図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 メインライン 14 アンロードバイパス路 15 パイロット通路 20 室外ユニット 21 圧縮機 23 四路切換弁 24 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 25 室外電動膨張弁(熱源側膨張弁) 2A アンロード機構 30 室内ユニット 31 室内熱交換器(利用側熱交換器) 32 室内電動膨張弁(利用側膨張弁) 51 熱交換制御手段 52 切換え制御手段 60 補助ライン 61 補助熱交換器 62 膨張機構(補助膨張機構) 63 補助四路切換弁 6c 凝縮用通路 6e 蒸発用通路 SV-2 バイパス弁 CP-4 キャピラリチューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と
    膨張機構(25,32)と利用側熱交換器(31)とが順に接
    続されたメインライン(11)と、 補助熱交換器(61)と膨張機構(62)とが直列に接続さ
    れると共に、上記熱源側熱交換器(24)に対して並列に
    接続された補助ライン(60)と、 上記補助熱交換器(61)が蒸発器と凝縮器との何れかに
    切り換わるように上記補助ライン(60)の冷媒流通方向
    を変更して熱交換能力を制御する熱交換制御手段(51)
    とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 圧縮機(21)は、フルロード状態とアンロード状態とに
    容量可変に構成され、メインライン(11)は、冷房運転
    サイクルと暖房運転サイクルとに可逆運転可能に構成さ
    れると共に、膨張機構(25,32)は、熱源側膨張弁(2
    5)と利用側膨張弁(32)とより構成される一方、 熱交換制御手段(51)は、補助熱交換器(61)が冷房運
    転時に凝縮器となり、暖房運転時に蒸発器になっている
    状態で、且つ圧縮機(21)がアンロードで駆動している
    状態において、利用側熱交換器(31)の熱交換能力が熱
    源側熱交換器(24)と補助熱交換器(61)との総熱交換
    能力に対して不足していると、補助熱交換器(61)が冷
    房運転時に蒸発器となり、暖房運転時に凝縮器になるよ
    うに制御することを特徴とする空気調和装置の運転制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 メインライン(11)は、冷房運転サイクルと暖房運転サ
    イクルとに可逆運転可能に構成されると共に、膨張機構
    (25,32)は、熱源側膨張弁(25)と利用側膨張弁(3
    2)とより構成される一方、 熱交換制御手段(51)が暖房運転時に補助熱交換器(6
    1)を蒸発器から凝縮器に切り換えると、利用側膨張弁
    (32)を絞る切換え制御手段(52)が設けられているこ
    とを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 補助ライン(60)の膨張機構(62)は、補助熱交換器
    (61)が蒸発器となるときに冷媒が流通すると共に、冷
    媒を減圧するキャピラリチューブ(CP-4)を有する蒸発
    用通路(6e)と、補助熱交換器(61)が凝縮器となると
    きに冷媒が流通する凝縮用通路(6c)とより構成されて
    いることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 補助ライン(60)の膨張機構(62)は、補助電動膨張弁
    (62)で構成されていることを特徴とする空気調和装置
    の運転制御装置。
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