JPH0972237A - 内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置 - Google Patents
内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置Info
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Abstract
上する。 【解決手段】急速学習条件成立後、前処理を行い、目標
回転速度と実回転速度の偏差ΔNが所定値以下のときに
急速学習を行うと共に、ISCI (積分値)から学習値
TASLRCを減算し、後処理を行ってから、通常学習
条件成立毎に学習を行い、イグニッションスイッチのO
FF時に学習値TASLRCを更新する。
Description
ル回転速度制御を行いつつ、目標回転速度が得られると
きの制御値を学習する装置に関し、特に、状況に応じた
学習の切換が可能な装置に関する。
にあっては、吸気スロットル弁をバイパスする通路に介
装された電磁式のアイドル制御弁の開度を制御して吸入
空気流量を制御し、以てアイドル回転数を目標回転数と
なるようにフィードバック制御するようにしている。
パラメータ毎に要求吸入空気流量を設定し、これら要求
吸入空気流量の総和として求められる目標吸入空気流量
に対応するアイドル制御弁開度の制御値をマップから検
索して開度制御するようにしたものがある (特開昭64
−35036号公報等参照) 。ところで、このようにア
イドル制御弁によりアイドル回転数を制御するもので
は、アイドル制御弁開度の制御値と目標吸入空気流量と
の相関が、機関のフリクションのばらつきや経時変化、
全閉時のスロットル弁と吸気通路壁との隙間やアイドル
制御弁を含む補助空気通路系の初期ばらつきや詰まり等
の原因によりずれるため、フィードバック制御を行う必
要がある。
気流量が目標吸入空気流量からずれたときに、制御値と
目標吸入空気流量との相関のずれをフィードバック制御
により補正するまで時間がかかり、機関回転の安定性に
影響を与える。このため、機関の製造後に工場やディー
ラーがアイドル制御弁の全閉位置を機械的に調整するこ
とが行われているが、工数が掛かる上に精度が十分に得
られない。
荷の機関への印加を遮断し、水温等を所定の範囲に特定
した所定の定常アイドル運転条件で前記目標回転速度へ
のフィードバック制御を行い、つまり最小の吸入空気流
量で目標回転速度が得られるときのアイドル制御弁開度
の制御値を学習し、該学習値により制御値を補正して目
標吸入空気流量との相関をとることにより、制御値のず
れを無くし、速やかなアイドル回転速度の制御を可能に
してアイドル回転の安定度を向上させることが考えられ
ている。
従来のアイドル回転速度の学習制御装置にあっては、製
造上発生する部品や機関本体の初期ばらつきによる制御
値と目標吸入空気流量との相関のずれは、速やかに学習
して初期から良好な性能を確保すべきであり、一方、機
関のフリクションやスロットル弁やアイドル制御弁の詰
まりによる吸入空気の漏れ流量は、図4,図5に示すよ
うに、走行距離の増大と共に徐々に変化していくもので
あるため、該変化の学習はゆっくりと行うべきである
が、従来、このことに着目した学習の切り換えは行われ
ていなかった。
ばらつきに対して有効であるため、該調整と前記学習と
を組み合わせれば、多少改善されるが、工数が増大し、
既述したように初期ばらつきに対する調整精度は十分に
得られない。本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、経時的に学習方式を切り換えることにより、機械
的な調整を行うことなく、常に良好な学習値に基づいて
アイドル回転速度を速やかに目標回転速度に収束させる
ことができるようにすることを目的とする。
る発明は図1に示すように、内燃機関のアイドル運転時
に機関回転速度を目標回転速度とするように吸入空気流
量をフィードバック制御するアイドル回転速度制御を行
いつつ、該目標回転速度が得られるときの制御値を学習
するようにした装置において、機関の製造後から所定期
間を経過するまで間に、第1の所定条件が満たされたと
きに前記学習を行う急速学習手段と、前記急速学習手段
による学習の終了後、前記急速学習手段で学習された学
習値を初期値として第2の所定条件が満たされる毎に学
習を行って前記学習値を更新する通常学習手段と、を含
んで構成したことを特徴とする。
機関の初期ばらつきによる制御値と目標吸入空気流量と
の相関のずれに対しては、急速学習手段によって速やか
に学習を完了し、その後、部品の劣化や機関のフリクシ
ョン等により徐々に変化する目標吸入空気流量との相関
のずれに対しては、通常学習手段によってゆっくりと学
習するように学習の切換を行うことができる。
イドル回転速度を速やかに目標回転速度に収束させるこ
とができる。また、請求項2に係る発明は、前記急速学
習手段による学習を行うときは、前記通常学習手段によ
り学習を行うときより、前記アイドル回転速度のフィー
ドバック補正量の上下限値を拡大することを特徴とす
る。
れが大きい場合でもフィードバック補正量が上下限値に
達することが防止され、急速学習手段の学習精度を高め
ることができる。また、請求項3に係る発明は、前記急
速学習手段による学習を行うときは、前記通常学習手段
により学習を行うときより、前記アイドル回転速度のフ
ィードバック制御における応答性が増大する方向に制御
定数を変えて設定することを特徴とする。
度を早めることができる。また、請求項4に係る発明
は、前記急速学習手段による学習を行うときは、前記通
常学習手段により学習を行うときより、前記アイドル回
転速度のフィードバック制御において目標回転速度と実
際の回転速度との偏差が小さいときに補正を行わない領
域を小さく設定することを特徴とする。
回転速度と実際の回転速度との偏差が小さいときでもフ
ィードバック制御が実行されて学習が行われるため、学
習精度を高めることができる。また、請求項5に係る発
明は、前記急速学習手段による学習を行うときは、点火
時期のフィードバック補正を禁止又はフィードバック補
正量を通常より小さく設定することを特徴とする。
ク補正による回転変動を抑制できるため、急速学習手段
による学習精度が向上する。また、請求項6に係る発明
は、前記急速学習手段による学習を行うときは、前記第
1の所定の条件が満たされるときの吸入空気流量の制御
値を単純平均して学習値を演算し、前記通常学習手段に
よる学習を行うときは、前記第2の所定の条件が満たさ
れる毎に最新の学習値と吸入空気流量の最新の制御値と
を加重平均処理して学習値を更新演算することを特徴と
する。
間に行われるものであるため、吸入空気流量の制御値を
単純平均処理することで良好な学習が行われ、一方、通
常学習手段は、ゆっくりとした学習を行うものであるか
ら、加重平均処理を行うことにより、突発的な変動の影
響が少ない良好な学習が行える。また、請求項7に係る
発明は、前記急速学習手段による学習値は前記所定期間
経過後から前記アイドル時の回転速度制御に用いられ、
前記通常学習手段により学習される学習値は、機関運転
終了時における学習値が、次回の機関運転時の学習値の
初期値として用いられることを特徴とする。
た学習値を学習完了直後から用いて、急速学習による効
果を速やかに発揮でき、一方、学習速度の遅い通常学習
手段の学習値は機関の毎回の運転を単位として更新した
学習値を用いることにより、更新回数を少なくして、演
算処理時間を短縮することができる。また、多くの情報
を基に学習を更新できるため、条件の偏りがなく、精度
が確保できる。
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る内燃機関
のアイドル回転速度学習制御装置のシステム構成を示
し、これに基づいて動作を説明する。内燃機関1には、
エアクリーナ2,吸気ダクト3,スロットルチャンバ4
及び吸気マニホールド5を介して空気が吸入される。
設けられていて、吸入空気流量Qを検出する。スロット
ルチャンバ4には図示しないアクセルペダルと連動する
スロットル弁7が設けられていて、吸入空気流量Qを制
御する。前記スロットル弁7には、その開度TVOをポ
テンショメータにより検出するスロットルセンサ8とス
ロットル弁7の所定開度以下のアイドル時にONとなる
アイドルスイッチ9が付設されている。
式の燃料噴射弁10が設けられていて、図示しない燃料ポ
ンプから圧送されプレッシャレギュレータにより所定の
圧力に制御される燃料を吸気マニホールド5に噴射供給
する。燃料噴射量の制御は、マイクロコンピュータ内蔵
のコントロールユニット11において、エアフローメータ
6により検出される吸入空気流量Qと、ディストリビュ
ータに内蔵されたクランク角センサ12からの信号に基づ
き算出される機関回転速度Nとから基本燃料噴射量TP
を演算し、この基本燃料噴射量TP を冷却水温度等によ
る補正を行うことにより最終的な燃料噴射量TI を演算
し、この燃料噴射量TI に相当するパルス幅の駆動パル
ス信号を機関回転に同期して燃料噴射弁10に出力するこ
とにより、機関1に対して要求量の燃料が噴射供給され
るようになっている。
られた補助空気通路13にアイドル制御弁14が介装され、
前記アイドルスイッチ9がONとなるアイドル時に機関
回転速度を目標回転速度となるようにアイドル制御弁14
の開度を増減して吸入空気流量を増減するようにフィー
ドバック制御 (以下ISCという) している。具体的に
は、機関冷却水温度等に基づいて設定された目標吸入空
気流量に対応するアイドル制御弁14の基本制御値ISC
B にパワーステアリングやエアコン等の負荷が駆動して
いる場合は、各負荷駆動相当の制御値ISCPS, ISC
ACを加算してフィードフォワード分を演算する。そし
て、実際の機関回転速度が目標回転速度に対して大きい
場合は所定量ずつ減少し、小さい場合は所定量ずつ増大
するように積分制御により増減設定されるフィードバッ
ク補正量ISCIを前記フィードフォワード分に加算し
てアイドル制御弁14開度の制御値ISCを得る。
温度Twを検出する水温センサ15が設けられると共に、
排気通路16の排気中酸素濃度を検出することによって吸
入混合気の空燃比を検出する空燃比センサ17が設けられ
る。また、パワーステアリングをON,OFFするパワ
ステスイッチ18、エアコンスイッチ(車室温度を設定温
度に保つようにエアコンプレッサの駆動をON,OFF
する)19、照明等のランプスイッチ20、電動式ラジエー
タのファンスイッチ21、自動変速機のトランスミッショ
ンに装着されギヤ位置のニュートラル時にONそれ以外
でOFFとなるニュートラルスイッチ22、イグニッショ
ンスイッチ23からの各信号、バッテリ24の電圧信号、車
速センサ25からの車速信号がコントロールユニット11に
出力される。
発明に係るアイドル制御弁の開度制御値の学習制御を図
3のフローチャートに従って説明する。ステップ1で
は、急速学習条件が成立しているか否かを判別する。具
体的には、以下の各条件〜が全て成立するときに急
速学習条件が成立していると判別する。
ッチ、ラジエータファンスイッチがすべてOFFである
こと。
ること。 車速が0であること。 急速学習フラグFQLRNがセットされているこ
と。 空燃比フィードバック制御中であること。 ステップ1で前記全ての条件が満たされて急速学習条件
が成立していると判定されたときは、ステップ2へ進
み、急速学習に先立ち以下の各処理を行う。
設定用の積分定数を増大する。 ISCにおけるフィードバック補正量 (積分値) の
上下限値を拡大する。 ISCにおいて目標回転速度と実際の回転速度との
偏差が所定値以内のときに、フィードバック補正量を固
定する不感帯領域を縮小 (前記所定値を小さくする) す
る。
する。 燃料タンクからの蒸発燃料を一時的にキャニスタに
吸着した後、吸気系にパージする蒸発燃料処理を備えた
ものにおいて、蒸発燃料のパージを禁止する。ステップ
2で各前処理を行った後、ステップ3へ進み、目標回転
速度と実際の機関回転速度との偏差ΔNが所定値以下で
所定時間経過したか否かを判定する。
定定常状態であると判定されたときには、ステップ4へ
進み、急速学習を行う。具体的には、ISCにおけるフ
ィードバック補正量の設定を積分制御により行い、フィ
ードバック補正量 (積分値) ΣISCIの平均値ISC
M (=ΣISCI/n;n=積分回数) と目標吸入空気
流量に相当する目標積分値ISCA との偏差を学習値T
ASLRC (=ISCM −ISCA ) として算出する。
学習値TASLRCを差し引いた値でISCIを更新す
る。即ち、ISCI=ISCIOLD −TASLRCとな
り、その結果、 ISC=ISCB + (ISCPS+ISCAC+・・・)+
TASLRC+ISCI となる。
学習値TASLRCは、前記算出後、直ちにISCの演
算に用いられる。ステップ6では、通常学習に移行する
ため、前記急速学習用の各処理が以下のように通常学習
用に戻される。 急速学習フラグFQLRNをリセットする。
設定用の積分定数を減少して元に戻す。 ISCIの上下限値を縮小して通常値に戻す。 ISCの前記不感帯領域を拡大して通常値に戻す。 蒸発燃料パージ制御を開始する。
る このようにして急速学習を終了した後、ステップ8以降
へ進んで通常学習を行う。また、ステップ1で急速学習
条件が成立していないと判定された場合は、ステップ7
へ進み、急速学習フラグFQLRNがリセットされてい
る場合は、ステップ8へ進み、セットされている場合
は、ステップ1へ戻って急速学習条件が成立するのを待
つ。
いるか否かを判定する。これは、ステップ1での急速学
習条件の各条件の中、, , , , が成立してい
るときに通常学習条件が成立しているとする。つまり、
負荷の駆動の制限が解除される。例えばエアコン等は、
運転され続ける場合が多く、これらの負荷の非駆動時の
みでは通常学習の機会が失われるため、前記負荷相当の
開度制御値ISCACやISCPS等を与えた上でフィード
バック補正量の学習を行うようにしたものである。通常
学習は、学習速度が遅いため、負荷相当の開度制御値に
多少のばらつきがあっても影響が小さく、学習機会を増
やした方が有利なためである。
は、ステップ9以降へ進んで通常学習を行う。まず、ス
テップ9では、次式により所定時間分のISCIの加重
平均値ISC M2と目標ISCIとの偏差を、今回の学習
値TASLR0として算出する。即ち、 TASLR0=ISCIM2−目標ISCI ISCIM2={ISCIM2OLD × (m−1) +ISC
I}/m このように、急速学習では単純平均したISCM と目標
ISCIとの偏差を学習したのに対して、通常学習では
加重平均したISCIM2と目標ISCIとの偏差を学習
するのは、突発的なISCIの変化の影響を無くすと共
に、機関のフリクションや部品の劣化等ゆっくりした制
御値の変化に対応して学習速度を遅くするようにしてい
るためである。尚、前記したエアコンやパワステ等の負
荷相当分のばらつきによる影響を小さくするため、これ
ら負荷相当分の合計値が大きいときほど、加重平均値の
過去の値の重み分を大きくすべく、mを増大するように
してもよい。
常学習条件が成立する毎に行われるが、学習毎の学習値
の更新量は小さく、その都度ISCの演算の学習値を更
新することは、演算を複雑にするだけである。そこで、
ステップ10で、イグニッションキースイッチがOFFに
なったか否かを判定し、ONであるときは、ステップ8
へ戻って通常学習の演算を継続し、OFFになったとき
に、ステップ11へ進み、次式のように最新の学習値TA
SLR0と前回までの学習値TASLRCOLD とを加重
平均して、学習値TASLRCを更新する。
−1) +TASLR0}/k このようにすれば、通常学習により更新された学習値T
ASLRCは、次回の運転開始時に使用されることにな
る。以上のように、ISC系の製造上の初期ばらつき等
による制御値のずれは、急速学習で短時間に精度良く行
い、その後は、通常学習によって制御値の変化速度に対
応して遅く設定した学習速度で良好な学習を行うことが
できる。
発明によれば、部品や機関の初期ばらつきによるISC
の制御値と目標値とのずれを急速学習手段によって速や
かに学習を完了し、その後、部品の劣化や機関のフリク
ション等により徐々に変化する制御値と目標値とのずれ
に対しては、通常学習手段によってゆっくりと学習する
ように学習の切換を行うことができ、以て、常に良好な
学習値に基づいてアイドル回転速度を速やかに目標回転
速度に収束させることができる。
ばらつきによるずれが大きい場合でもフィードバック補
正量が上下限値に達することが防止され、急速学習手段
の学習精度を高めることができる。また、請求項3に係
る発明によれば、ISCの応答性が高められるので、急
速学習手段の学習速度を早めることができる。
学習時には、目標回転速度と実際の回転速度との偏差が
小さいときでもフィードバック制御が実行されて学習が
行われるため、学習精度を高めることができる。また、
請求項5に係る発明によれば、急速学習時には点火時期
フィードバック補正による回転変動を抑制できるため学
習精度が向上する。
学習が吸入空気流量の制御値を単純平均処理することで
良好な学習が行われ、通常学習は、加重平均処理を行う
ことにより、突発的な変動の影響が少ない良好な学習が
行える。また、請求項7に係る発明によれば、急速学習
による学習値を学習完了直後から用いて、急速学習によ
る効果を速やかに発揮でき、通常学習による学習値は機
関の毎回の運転を単位として更新した学習値を用いるこ
とにより、更新回数を少なくして、演算処理時間を短縮
することができる。
を示すフローチャート
Claims (7)
- 【請求項1】内燃機関のアイドル運転時に機関回転速度
を目標回転速度とするように吸入空気流量をフィードバ
ック制御するアイドル回転速度制御を行いつつ、該目標
回転速度が得られるときの制御値を学習するようにした
装置において、 機関の製造後から所定期間を経過するまでの間に、第1
の所定条件が満たされたときに前記学習を行う急速学習
手段と、 前記急速学習手段による学習の終了後、前記急速学習手
段で学習された学習値を初期値として第2の所定条件が
満たされる毎に学習を行って前記学習値を更新する通常
学習手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関のアイドル
回転速度学習制御装置。 - 【請求項2】前記急速学習手段による学習を行うとき
は、前記通常学習手段により学習を行うときより、前記
アイドル回転速度のフィードバック制御における応答性
が増大する方向に制御定数を変えて設定することを特徴
とする請求項1に記載の内燃機関のアイドル回転速度学
習制御装置。 - 【請求項3】前記急速学習手段による学習を行うとき
は、前記通常学習手段により学習を行うときより、前記
アイドル回転速度のフィードバック補正量の上下限値を
拡大することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置。 - 【請求項4】前記急速学習手段による学習を行うとき
は、前記通常学習手段により学習を行うときより、前記
アイドル回転速度のフィードバック制御において目標回
転速度と実際の回転速度との偏差が小さいときに補正を
行わない領域を小さく設定することを特徴とする請求項
1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関のアイド
ル回転速度学習制御装置。 - 【請求項5】前記急速学習手段による学習を行うとき
は、点火時期のフィードバック補正を禁止又はフィード
バック補正量を通常より小さく設定することを特徴とす
る請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関
のアイドル回転速度学習制御装置。 - 【請求項6】前記急速学習手段による学習を行うとき
は、前記第1の所定の条件が満たされるときの吸入空気
流量の制御値を単純平均して学習値を演算し、前記通常
学習手段による学習を行うときは、前記第2の所定の条
件が満たされる毎に最新の学習値と吸入空気流量の最新
の制御値とを加重平均処理して学習値を更新演算するこ
とを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
載の内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置。 - 【請求項7】前記急速学習手段による学習値は前記所定
期間経過後から前記アイドル時の回転速度制御に用いら
れ、前記通常学習手段により学習される学習値は、機関
運転終了時における学習値が、次回の機関運転時の学習
値の初期値として用いられることを特徴とする請求項1
〜請求項6のいずれか1つに記載の内燃機関のアイドル
回転速度学習制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23050295A JP3284393B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置 |
PCT/JP1996/002524 WO1997009525A1 (fr) | 1995-09-07 | 1996-09-05 | Procede et appareil d'apprentissage et de commande du ralenti d'un moteur a combustion interne |
DE19680914T DE19680914C2 (de) | 1995-09-07 | 1996-09-05 | Verfahren und Vorrichtung zum Lernen und Steuern der Leerlaufdrehzahl eines Motors mit innerer Verbrennung |
Applications Claiming Priority (1)
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JP23050295A JP3284393B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置 |
Publications (2)
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JPH0972237A true JPH0972237A (ja) | 1997-03-18 |
JP3284393B2 JP3284393B2 (ja) | 2002-05-20 |
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ID=16908776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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