JPH0971773A - プロアントシアニジンの食塩水への溶解方法 - Google Patents
プロアントシアニジンの食塩水への溶解方法Info
- Publication number
- JPH0971773A JPH0971773A JP25201595A JP25201595A JPH0971773A JP H0971773 A JPH0971773 A JP H0971773A JP 25201595 A JP25201595 A JP 25201595A JP 25201595 A JP25201595 A JP 25201595A JP H0971773 A JPH0971773 A JP H0971773A
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- Japan
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- proanthocyanidin
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- dissolving
- saline
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロアントシアニジンは食塩水での溶解性が
悪かった。 【課題解決の手段】 プロアントシアニジンを予め糖ア
ルコール及び/又はデキストリンと共に水に溶解し、こ
れを食塩水に添加する。
悪かった。 【課題解決の手段】 プロアントシアニジンを予め糖ア
ルコール及び/又はデキストリンと共に水に溶解し、こ
れを食塩水に添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロアントシアニジンの
食塩水への溶解方法に係るものである。
食塩水への溶解方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】プロアントシアニジンは、各種植物体中
に存在する縮合型タンニン、すなわちフラバン−3−オ
ールまたはフラバン−3,4−ジオールを構成単位とし
て縮合もしくは重合により結合した化合物群であって、
これらは酸処理によりシアニジン、デルフィニジン、ペ
ラルゴニジン等のアントシアニジンを生成するところか
ら、この名称が与えられているものであり、上記構成単
位の2量体、3量体、4量体さらに10量体以上の高分
子のプロシアニジン、プロデルフィニジン、プロペラル
ゴニジン等のプロアントシアニジンおよびそれらの立体
異性体等を含むものである。本発明者等は先にこのプロ
アントシアニジンが強い抗酸化作用を有することを見い
出し、プロアントシアニジンを主成分とする抗酸化剤と
して特許出願した(特公平3-7232号)。一方赤身魚、例
えば鮭を加工して切り身を製造する場合、酸化により切
り身の赤色が変色し商品価値を落とすので、切り身を酸
化防止剤(抗酸化剤)を溶解した食塩水に浸漬する方法
がとられている。そしてここで用いられる抗酸化剤とし
て、植物体から抽出されたプロアントシアニジンが注目
されている。
に存在する縮合型タンニン、すなわちフラバン−3−オ
ールまたはフラバン−3,4−ジオールを構成単位とし
て縮合もしくは重合により結合した化合物群であって、
これらは酸処理によりシアニジン、デルフィニジン、ペ
ラルゴニジン等のアントシアニジンを生成するところか
ら、この名称が与えられているものであり、上記構成単
位の2量体、3量体、4量体さらに10量体以上の高分
子のプロシアニジン、プロデルフィニジン、プロペラル
ゴニジン等のプロアントシアニジンおよびそれらの立体
異性体等を含むものである。本発明者等は先にこのプロ
アントシアニジンが強い抗酸化作用を有することを見い
出し、プロアントシアニジンを主成分とする抗酸化剤と
して特許出願した(特公平3-7232号)。一方赤身魚、例
えば鮭を加工して切り身を製造する場合、酸化により切
り身の赤色が変色し商品価値を落とすので、切り身を酸
化防止剤(抗酸化剤)を溶解した食塩水に浸漬する方法
がとられている。そしてここで用いられる抗酸化剤とし
て、植物体から抽出されたプロアントシアニジンが注目
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのプロ
アントシアニジンは、水にはよく溶解するが、食塩水に
は難溶であって食塩水の下部に沈殿が生じ、これが切り
身の表面に付着し、見栄えが悪くなるという欠点があ
る。また一定濃度の水溶液にするためには、沈殿を考慮
して多めのプロアントシアニジンが必要となり不経済で
もある。本発明者等はプロアントシアニジンの食塩水中
での溶解性を向上させることを目的として種々検討した
結果、プロアントシアニジンを予め糖アルコール及び/
又はデキストリンと共に水に溶解し、これを食塩水に添
加することにより沈殿を生ずることなくプロアントシア
ニジンを溶解できるという知見を得て本発明を完成し
た。
アントシアニジンは、水にはよく溶解するが、食塩水に
は難溶であって食塩水の下部に沈殿が生じ、これが切り
身の表面に付着し、見栄えが悪くなるという欠点があ
る。また一定濃度の水溶液にするためには、沈殿を考慮
して多めのプロアントシアニジンが必要となり不経済で
もある。本発明者等はプロアントシアニジンの食塩水中
での溶解性を向上させることを目的として種々検討した
結果、プロアントシアニジンを予め糖アルコール及び/
又はデキストリンと共に水に溶解し、これを食塩水に添
加することにより沈殿を生ずることなくプロアントシア
ニジンを溶解できるという知見を得て本発明を完成し
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下本発明を詳細に説明
する。本発明の対象となるプロアントシアニジンとは、
各種植物体、例えばぶどう種子、クランベリー果実、り
んご果実、小豆、杉、檜の樹皮等から抽出して得られる
プロアントシアニジンである。このプロアントシアニジ
ンを食塩水に溶解する場合、直接食塩水に溶解する場合
は勿論のこと、予め水に溶解し、これを食塩水に投入す
るとプロアントシアニジンが析出して、沈殿が生ずる。
したがって本発明では食塩水に溶解する際し、予めプロ
アントシアニジンと共に糖アルコール及び/又はデキス
トリンを水に溶解する。糖アルコールとしてはソルビト
ール、グリセロール、エリスリトール等が挙げられ、デ
キストリンとしては、市販のでんぷん加水分解物、還元
でんぷん分解物等が挙げられる。またこれ等の使用量は
プロアントシアニジン1に対し、1〜5である。
する。本発明の対象となるプロアントシアニジンとは、
各種植物体、例えばぶどう種子、クランベリー果実、り
んご果実、小豆、杉、檜の樹皮等から抽出して得られる
プロアントシアニジンである。このプロアントシアニジ
ンを食塩水に溶解する場合、直接食塩水に溶解する場合
は勿論のこと、予め水に溶解し、これを食塩水に投入す
るとプロアントシアニジンが析出して、沈殿が生ずる。
したがって本発明では食塩水に溶解する際し、予めプロ
アントシアニジンと共に糖アルコール及び/又はデキス
トリンを水に溶解する。糖アルコールとしてはソルビト
ール、グリセロール、エリスリトール等が挙げられ、デ
キストリンとしては、市販のでんぷん加水分解物、還元
でんぷん分解物等が挙げられる。またこれ等の使用量は
プロアントシアニジン1に対し、1〜5である。
【0005】こうして予め糖アルコール及び/又はデキ
ストリンと共に水に溶解したプロアントシアニジンを食
塩水に投入することにより、食塩水中で沈殿を生ずるこ
となく溶解させることができる。またプロアントシアニ
ジン水溶液に糖アルコールやデキストリンを混合、溶解
し、これを粉末化して得られるプロアントシアニジンの
粉末製剤を使用してもよいが、この場合は、乾燥性に難
のある糖アルコールより、デキストリンが好適に用いら
れる。この場合、その粉末製剤を直接食塩水に溶解する
ことができる。以下実験例を示す。
ストリンと共に水に溶解したプロアントシアニジンを食
塩水に投入することにより、食塩水中で沈殿を生ずるこ
となく溶解させることができる。またプロアントシアニ
ジン水溶液に糖アルコールやデキストリンを混合、溶解
し、これを粉末化して得られるプロアントシアニジンの
粉末製剤を使用してもよいが、この場合は、乾燥性に難
のある糖アルコールより、デキストリンが好適に用いら
れる。この場合、その粉末製剤を直接食塩水に溶解する
ことができる。以下実験例を示す。
【0006】
実験例1 表1に示す糖アルコール又はデキストリン500mgを、1
7%のプロアントシアニジン水溶液1mlに溶解し、これ
を12%食塩水(20℃)400ml中に添加、溶解し
た。溶解後3時間、室温に放置し、沈殿物の量を観察し
た。結果を表1に示す。
7%のプロアントシアニジン水溶液1mlに溶解し、これ
を12%食塩水(20℃)400ml中に添加、溶解し
た。溶解後3時間、室温に放置し、沈殿物の量を観察し
た。結果を表1に示す。
【0007】表1 添加物 沈殿の状況 (1)ソルビトール A (2)グリセロール B (3)エリスリトール A (4)パインデックス#3 A/B (5)パインデックス#4 B (6)パインデックス#6 A/B (7)グリスター A/B (8)H−PDX B (9)無添加 C パインデックス:松谷化学(株)でんぷん加水分解物 グリスター :松谷化学(株)でんぷん加水分解物 H−PDX :松谷化学(株)還元でんぷん分解物 A :沈殿は全く観察できない。 A/B:沈殿がごくわずかに観察できる。 B :沈殿がわずかに観察できる。 C :かなりの沈殿。
【0008】この結果から、糖アルコール或いはデキス
トリンを添加したものは無添加のものに比べいずれも沈
殿が少なく、その効果が顕著である。
トリンを添加したものは無添加のものに比べいずれも沈
殿が少なく、その効果が顕著である。
【0009】実験例2 17%のプロアントシアニジン水溶液1mlに、ソルビト
ールを表2に示す量、溶解し、これを12%食塩水(2
0℃)400ml中に添加、溶解した。溶解後3時間、室
温に放置し、沈殿物の量を観察した。結果を表2に示
す。
ールを表2に示す量、溶解し、これを12%食塩水(2
0℃)400ml中に添加、溶解した。溶解後3時間、室
温に放置し、沈殿物の量を観察した。結果を表2に示
す。
【0010】 表2 ソルビトール添加量(mg) 沈殿の状況 0 C 10 C 100 B 250 A 500 A
【0011】
【実施例】以下に実施例を示す 実施例1 キッコーマン(株)製造、販売のプロアントシアニジン
製剤KPA−40(プロアントシアニジン含有量約40
%)の40%溶液2mlにソルビトール(東名化成工業)
を1g溶解し、これを10%の食塩水800mlに添加、
溶解した。この溶液は沈殿が殆ど認められなかった。こ
の食塩水に、三枚におろした鮭のフィレを2日間浸漬し
た後浸漬水から引き上げ、これを冷蔵庫で5日間保存し
た。対照として上記と同様のKPA−40の40%溶液
を単独で2ml添加、溶解した食塩水に上記と同様に鮭の
フィレを浸漬、保存した。これらの鮭の色を、色彩色差
計でa値、b値を保存開始時及び5日後に測定したとこ
ろ、表3に示す結果を得た。
製剤KPA−40(プロアントシアニジン含有量約40
%)の40%溶液2mlにソルビトール(東名化成工業)
を1g溶解し、これを10%の食塩水800mlに添加、
溶解した。この溶液は沈殿が殆ど認められなかった。こ
の食塩水に、三枚におろした鮭のフィレを2日間浸漬し
た後浸漬水から引き上げ、これを冷蔵庫で5日間保存し
た。対照として上記と同様のKPA−40の40%溶液
を単独で2ml添加、溶解した食塩水に上記と同様に鮭の
フィレを浸漬、保存した。これらの鮭の色を、色彩色差
計でa値、b値を保存開始時及び5日後に測定したとこ
ろ、表3に示す結果を得た。
【0012】 表3 保存開始時 5日後 色の残存率* a値/b値 a値/b値 本発明 1.032 0.929 90 対 照 1.024 0.768 75 * 5日後のa値/b値を保存開始時のa値/b値で除した値。 この結果から本発明は、プロアントシアニジンの使用量
が同じでも、対照に比し効果のあることがわかる。
が同じでも、対照に比し効果のあることがわかる。
【0013】実施例2 ぶどう(シャルドネ種)の種子を、5倍量の90℃の熱
水で2時間、抽出処理し、抽出液を40℃に冷却した。
この抽出液のプロアントシアニジン濃度及び固形分濃度
はそれぞれ0.70%、2.20%であった。この抽出
液にタンナーゼを、プロアントシアニジン1gあたり1
5単位となるように添加し、攪拌しながら40℃で1時
間酵素作用させた。次いで85℃、30分間の酵素失活
処理、殺菌をし、これにパインデックス#3(松谷化学
製)を3%添加、混合し、これを40℃以下で減圧下に
濃縮し、凍結乾燥してプロアントシアニジン含有乾燥粉
末を得た。この粉末を水に溶解したのち、12%食塩水
に粉末として0.05%添加したところ、沈殿は認めら
れなかった。
水で2時間、抽出処理し、抽出液を40℃に冷却した。
この抽出液のプロアントシアニジン濃度及び固形分濃度
はそれぞれ0.70%、2.20%であった。この抽出
液にタンナーゼを、プロアントシアニジン1gあたり1
5単位となるように添加し、攪拌しながら40℃で1時
間酵素作用させた。次いで85℃、30分間の酵素失活
処理、殺菌をし、これにパインデックス#3(松谷化学
製)を3%添加、混合し、これを40℃以下で減圧下に
濃縮し、凍結乾燥してプロアントシアニジン含有乾燥粉
末を得た。この粉末を水に溶解したのち、12%食塩水
に粉末として0.05%添加したところ、沈殿は認めら
れなかった。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、従来食塩水中では溶解
が困難であったプロアントシアニジンを、スムーズに溶
解させることができ、結果としてプロアントシアニジン
の使用量を低減することができる。
が困難であったプロアントシアニジンを、スムーズに溶
解させることができ、結果としてプロアントシアニジン
の使用量を低減することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 信夫 千葉県野田市野田339番地 キッコーマン 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 プロアントシアニジンを食塩水に溶解す
るに際し、プロアントシアニジンを予め糖アルコール及
び/又はデキストリンと共に水に溶解し、これを食塩水
に添加することを特徴とするプロアントシアニジンの食
塩水への溶解方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25201595A JPH0971773A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | プロアントシアニジンの食塩水への溶解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25201595A JPH0971773A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | プロアントシアニジンの食塩水への溶解方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971773A true JPH0971773A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17231398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25201595A Pending JPH0971773A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | プロアントシアニジンの食塩水への溶解方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0971773A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090236A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | サンスター株式会社 | ヘスペリジン含有組成物 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP25201595A patent/JPH0971773A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090236A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | サンスター株式会社 | ヘスペリジン含有組成物 |
US8507452B2 (en) | 2009-02-03 | 2013-08-13 | Sunstar Inc. | Hesperidin-containing composition |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |