JPH0971242A - 乗車位置表示装置 - Google Patents
乗車位置表示装置Info
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- JPH0971242A JPH0971242A JP23055095A JP23055095A JPH0971242A JP H0971242 A JPH0971242 A JP H0971242A JP 23055095 A JP23055095 A JP 23055095A JP 23055095 A JP23055095 A JP 23055095A JP H0971242 A JPH0971242 A JP H0971242A
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- Japan
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- vehicle
- door
- data
- formation
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗車位置の表示器を自動的に駆動し得る乗車
位置表示装置を提供する。 【解決手段】 データ記憶部1は、車両データVDと扉
編成番号データTDとを記憶する。車両データVDは、
車両番号と扉編成番号とを含む。車両番号は運行ダイヤ
に応じて編成車両5に個別的に与えられる。扉編成番号
は編成車両5の各車両の扉数の組合わせを符号化したも
のである。扉編成番号データTDは、扉編成番号に応じ
て各車両の扉数を示すものである。処理回路2は、車両
データVDを参照して車両番号情報S1により指定され
る車両番号の扉編成番号を求め、扉編成番号データTD
を参照して各車両の扉数を求め、各車両の扉数から乗車
位置を特定し、案内番線情報S2により指定される番線
ホームの乗車位置に配置される表示器41、42を駆動
する乗車位置表示信号S31、S32を出力する。
位置表示装置を提供する。 【解決手段】 データ記憶部1は、車両データVDと扉
編成番号データTDとを記憶する。車両データVDは、
車両番号と扉編成番号とを含む。車両番号は運行ダイヤ
に応じて編成車両5に個別的に与えられる。扉編成番号
は編成車両5の各車両の扉数の組合わせを符号化したも
のである。扉編成番号データTDは、扉編成番号に応じ
て各車両の扉数を示すものである。処理回路2は、車両
データVDを参照して車両番号情報S1により指定され
る車両番号の扉編成番号を求め、扉編成番号データTD
を参照して各車両の扉数を求め、各車両の扉数から乗車
位置を特定し、案内番線情報S2により指定される番線
ホームの乗車位置に配置される表示器41、42を駆動
する乗車位置表示信号S31、S32を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客に編成車両の
各車両の乗車位置を知らせる乗車位置表示装置に関す
る。
各車両の乗車位置を知らせる乗車位置表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、ホームの乗車位置を表示するに
当たり、駅員が予め設定された車両運用表に基づいてス
イッチ操作を行ない、編成車両の各車両の扉の位置に対
応する表示器を点灯するようになっている。
当たり、駅員が予め設定された車両運用表に基づいてス
イッチ操作を行ない、編成車両の各車両の扉の位置に対
応する表示器を点灯するようになっている。
【0003】編成車両は扉構成の異なる複数の車両を組
み合わせて構成されるので、それぞれの編成車両の乗車
位置は、編成車両数、車両構成の差異によって種々の位
置をとり得る。
み合わせて構成されるので、それぞれの編成車両の乗車
位置は、編成車両数、車両構成の差異によって種々の位
置をとり得る。
【0004】このため、車両の運転本数が多い駅では、
駅員が乗車位置表示のために掛り切りになっている。ま
た、スイッチの操作回数が多くなると、誤表示の回数も
多くなる。
駅員が乗車位置表示のために掛り切りになっている。ま
た、スイッチの操作回数が多くなると、誤表示の回数も
多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、乗車
位置の表示器を自動的に駆動し得る乗車位置表示装置を
提供することである。
位置の表示器を自動的に駆動し得る乗車位置表示装置を
提供することである。
【0006】本発明のもう一つの課題は、誤表示の少な
い乗車位置表示装置を提供することである。
い乗車位置表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る乗車位置表示装置は、データ記憶部
と、処理回路とを含み、編成車両の各車両の乗車位置を
表示する。前記データ記憶部は、車両データと、扉編成
番号データとを記憶する。前記車両データは、車両番号
と、扉編成番号とを含み、前記車両番号が運行ダイヤに
応じて前記編成車両に個別的に与えられ、前記扉編成番
号が前記編成車両の各車両の扉数の組合わせを符号化し
たものである。前記扉編成番号データは、前記扉編成番
号に応じて前記各車両の扉数を示すものである。前記処
理回路は、車両番号情報及び案内番線情報が入力され、
前記車両データを参照して前記車両番号情報により指定
される前記車両番号の前記扉編成番号を求め、前記扉編
成番号データを参照して前記各車両の扉数を求め、前記
各車両の扉数から乗車位置を特定し、前記案内番線情報
により指定される番線ホームの前記乗車位置に配置され
る表示器を駆動する乗車位置表示信号を出力する。
め、本発明に係る乗車位置表示装置は、データ記憶部
と、処理回路とを含み、編成車両の各車両の乗車位置を
表示する。前記データ記憶部は、車両データと、扉編成
番号データとを記憶する。前記車両データは、車両番号
と、扉編成番号とを含み、前記車両番号が運行ダイヤに
応じて前記編成車両に個別的に与えられ、前記扉編成番
号が前記編成車両の各車両の扉数の組合わせを符号化し
たものである。前記扉編成番号データは、前記扉編成番
号に応じて前記各車両の扉数を示すものである。前記処
理回路は、車両番号情報及び案内番線情報が入力され、
前記車両データを参照して前記車両番号情報により指定
される前記車両番号の前記扉編成番号を求め、前記扉編
成番号データを参照して前記各車両の扉数を求め、前記
各車両の扉数から乗車位置を特定し、前記案内番線情報
により指定される番線ホームの前記乗車位置に配置され
る表示器を駆動する乗車位置表示信号を出力する。
【0008】上述のように、データ記憶部は、車両デー
タを記憶する。車両データは、車両番号と、扉編成番号
とを含み、車両番号が運行ダイヤに応じて編成車両に個
別的に与えられ、扉編成番号が編成車両の各車両の扉数
の組合わせを符号化したものである。このため、車両番
号を指定すると、その車両番号に対応する編成車両の扉
編成番号が一意的に求まり、指定された車両番号の編成
車両の扉構成を特定できる。
タを記憶する。車両データは、車両番号と、扉編成番号
とを含み、車両番号が運行ダイヤに応じて編成車両に個
別的に与えられ、扉編成番号が編成車両の各車両の扉数
の組合わせを符号化したものである。このため、車両番
号を指定すると、その車両番号に対応する編成車両の扉
編成番号が一意的に求まり、指定された車両番号の編成
車両の扉構成を特定できる。
【0009】データ記憶部は、扉編成番号データを記憶
する。扉編成番号データは、扉編成番号に応じて各車両
の扉数を示すものである。このため、指定された車両番
号に対応する編成車両の各車両の扉数を特定することが
できる。
する。扉編成番号データは、扉編成番号に応じて各車両
の扉数を示すものである。このため、指定された車両番
号に対応する編成車両の各車両の扉数を特定することが
できる。
【0010】処理回路は、車両番号情報及び案内番線情
報が入力され、車両データを参照して車両番号情報によ
り指定される車両番号の前記扉編成番号を求め、扉編成
番号データを参照して各車両の扉数を求め、各車両の扉
数から乗車位置を特定し、案内番線情報により指定され
る番線ホームの乗車位置に配置される表示器を駆動する
乗車位置表示信号を出力する。このため、指定された車
両番号に応じた編成車両の乗車位置の表示器を自動的に
駆動し得る乗車位置表示装置が得られる。
報が入力され、車両データを参照して車両番号情報によ
り指定される車両番号の前記扉編成番号を求め、扉編成
番号データを参照して各車両の扉数を求め、各車両の扉
数から乗車位置を特定し、案内番線情報により指定され
る番線ホームの乗車位置に配置される表示器を駆動する
乗車位置表示信号を出力する。このため、指定された車
両番号に応じた編成車両の乗車位置の表示器を自動的に
駆動し得る乗車位置表示装置が得られる。
【0011】乗車位置の表示器は乗車位置表示信号によ
って駆動されるから、駅員のスイッチ操作がなくなり、
誤表示を少なくすることができる。
って駆動されるから、駅員のスイッチ操作がなくなり、
誤表示を少なくすることができる。
【0012】本発明の他の特徴及びそれによる作用効果
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る乗車位置表示
装置の構成を示すブロック図である。本発明に係る乗車
位置表示装置は、データ記憶部1と、処理回路2とを含
み、編成車両の各車両の乗車位置を表示する。図におい
て、参照符号4は駅のホーム、5は編成車両である。ホ
ーム4は、1番線ホームと、2番線ホームとで構成され
ている。1番線ホームの乗車位置を表示する1番線表示
器41は、2番線ホーム下の側壁部分に設けられ、2番
線ホームの乗車位置を表示する2番線表示器42は、1
番線ホーム下の側壁部分に設けられている。1番線表示
器41は、第1車両〜第6車両の乗車位置を表示する表
示器411〜416を有する。2番線表示器42は、第
1車両〜第6車両の乗車位置を表示する表示器421〜
426を有する。表示器411〜416、421〜42
6は、それぞれの表示器が車両の扉の位置に対応するよ
うに設けられる。表示器411〜416、421〜42
6は、車両が2枚扉の場合には両側の表示器が点灯さ
れ、車両が3枚扉の場合には全部の表示器が点灯され
る。車両5は5両編成となっている。
装置の構成を示すブロック図である。本発明に係る乗車
位置表示装置は、データ記憶部1と、処理回路2とを含
み、編成車両の各車両の乗車位置を表示する。図におい
て、参照符号4は駅のホーム、5は編成車両である。ホ
ーム4は、1番線ホームと、2番線ホームとで構成され
ている。1番線ホームの乗車位置を表示する1番線表示
器41は、2番線ホーム下の側壁部分に設けられ、2番
線ホームの乗車位置を表示する2番線表示器42は、1
番線ホーム下の側壁部分に設けられている。1番線表示
器41は、第1車両〜第6車両の乗車位置を表示する表
示器411〜416を有する。2番線表示器42は、第
1車両〜第6車両の乗車位置を表示する表示器421〜
426を有する。表示器411〜416、421〜42
6は、それぞれの表示器が車両の扉の位置に対応するよ
うに設けられる。表示器411〜416、421〜42
6は、車両が2枚扉の場合には両側の表示器が点灯さ
れ、車両が3枚扉の場合には全部の表示器が点灯され
る。車両5は5両編成となっている。
【0014】データ記憶部1は、車両データVDと、扉
編成番号データTDとを記憶する。車両データVDは、
車両番号と、扉編成番号とを含む。車両番号は、運行ダ
イヤに応じて編成車両5に個別的に与えられるものであ
る。扉編成番号は、編成車両5の各車両51〜55の扉
数の組合わせを符号化したものである。扉編成番号は、
各車両の扉構成が2枚扉か3枚扉かの何れかであると
し、車両編成を1両から6両までとした場合には、1〜
126(2+4+8+16+32+64)までの番号で
表示される。図1に示す例では、実際に編成された順に
扉編成番号を付与してある。扉編成番号「04」は、5
両編成の車両であり、第1車両51から第5車両55ま
での各車両が3枚扉で構成される場合を示している。同
じく、扉編成番号「05」は、5両編成の車両であり、
第1車両51及び第3車両53から第5車両55までの
各車両が2枚扉で構成され、第2車両52が3枚扉で構
成される場合を示している。扉編成番号「07」は、4
両編成の車両であり、第1車両51が3枚扉で構成さ
れ、第2車両52から第4車両54まで各車両が2枚扉
で構成される場合を示している。
編成番号データTDとを記憶する。車両データVDは、
車両番号と、扉編成番号とを含む。車両番号は、運行ダ
イヤに応じて編成車両5に個別的に与えられるものであ
る。扉編成番号は、編成車両5の各車両51〜55の扉
数の組合わせを符号化したものである。扉編成番号は、
各車両の扉構成が2枚扉か3枚扉かの何れかであると
し、車両編成を1両から6両までとした場合には、1〜
126(2+4+8+16+32+64)までの番号で
表示される。図1に示す例では、実際に編成された順に
扉編成番号を付与してある。扉編成番号「04」は、5
両編成の車両であり、第1車両51から第5車両55ま
での各車両が3枚扉で構成される場合を示している。同
じく、扉編成番号「05」は、5両編成の車両であり、
第1車両51及び第3車両53から第5車両55までの
各車両が2枚扉で構成され、第2車両52が3枚扉で構
成される場合を示している。扉編成番号「07」は、4
両編成の車両であり、第1車両51が3枚扉で構成さ
れ、第2車両52から第4車両54まで各車両が2枚扉
で構成される場合を示している。
【0015】図1に示す車両データVDは、車両番号
「1111」〜「2301」の編成車両の扉構成が扉編
成番号「04」で示される構成となっており、車両番号
「515」〜「612」の編成車両の扉構成が扉編成番
号「05」で示される構成となっており、車両番号
「5」〜「2134」の編成車両の扉構成が扉編成番号
「07」で示される構成となっていることを示してい
る。
「1111」〜「2301」の編成車両の扉構成が扉編
成番号「04」で示される構成となっており、車両番号
「515」〜「612」の編成車両の扉構成が扉編成番
号「05」で示される構成となっており、車両番号
「5」〜「2134」の編成車両の扉構成が扉編成番号
「07」で示される構成となっていることを示してい
る。
【0016】扉編成番号データTDは、扉編成番号に応
じて各車両の扉数を示すものである。扉編成番号「0
4」のデータ部分は、第1車両から第5車両までの部分
に3枚扉であることを示す「3」が記憶されている。同
様に、扉編成番号「05」のデータ部分は、第1車両及
び第3車両から第5車両までの部分に2枚扉であること
を示す「2」が記憶され、第2車両の部分に3枚扉であ
ることを示す「3」が記憶されている。扉編成番号「0
7」のデータ部分は、第1車両の部分に3枚扉であるこ
とを示す「3」が記憶され、第2車両から第4車両まで
の部分に2枚扉であることを示す「2」が記憶されてい
る。
じて各車両の扉数を示すものである。扉編成番号「0
4」のデータ部分は、第1車両から第5車両までの部分
に3枚扉であることを示す「3」が記憶されている。同
様に、扉編成番号「05」のデータ部分は、第1車両及
び第3車両から第5車両までの部分に2枚扉であること
を示す「2」が記憶され、第2車両の部分に3枚扉であ
ることを示す「3」が記憶されている。扉編成番号「0
7」のデータ部分は、第1車両の部分に3枚扉であるこ
とを示す「3」が記憶され、第2車両から第4車両まで
の部分に2枚扉であることを示す「2」が記憶されてい
る。
【0017】処理回路2は、車両番号情報S1及び案内
番線情報S2が入力され、車両データVDを参照して車
両番号情報S1により指定される車両番号の扉編成番号
を求め、扉編成番号データTDを参照して各車両の扉数
を求め、各車両の扉数から乗車位置を特定し、案内番線
情報S2により指定される番線ホームの乗車位置に配置
される表示器を駆動する乗車位置表示信号S3を出力す
る。例えば、車両番号情報S1として「515」、案内
番線情報S2として「1番線」が入力された場合は、車
両データVDを参照して扉編成番号「05」を求め、扉
編成番号データTDを参照して第1車両の扉数が「2
枚」、第2車両の扉数が「3枚」、第3車両から第5車
両までの各車両の扉数が「2枚」であると求め、第1車
両から第5車両の扉数から第1車両51〜第5車両55
の乗車位置を特定し、案内番線情報S2により指定され
る1番線ホームの乗車位置に配置される表示器411〜
415を駆動する乗車位置表示信号S31を出力する。
表示器411〜415は、乗車位置表示信号S31によ
り図示のように表示される。案内番線情報S2が「2番
線」である場合は、2番線ホームの乗車位置に配置され
る表示器421〜425を駆動する乗車位置表示信号S
32を出力する。
番線情報S2が入力され、車両データVDを参照して車
両番号情報S1により指定される車両番号の扉編成番号
を求め、扉編成番号データTDを参照して各車両の扉数
を求め、各車両の扉数から乗車位置を特定し、案内番線
情報S2により指定される番線ホームの乗車位置に配置
される表示器を駆動する乗車位置表示信号S3を出力す
る。例えば、車両番号情報S1として「515」、案内
番線情報S2として「1番線」が入力された場合は、車
両データVDを参照して扉編成番号「05」を求め、扉
編成番号データTDを参照して第1車両の扉数が「2
枚」、第2車両の扉数が「3枚」、第3車両から第5車
両までの各車両の扉数が「2枚」であると求め、第1車
両から第5車両の扉数から第1車両51〜第5車両55
の乗車位置を特定し、案内番線情報S2により指定され
る1番線ホームの乗車位置に配置される表示器411〜
415を駆動する乗車位置表示信号S31を出力する。
表示器411〜415は、乗車位置表示信号S31によ
り図示のように表示される。案内番線情報S2が「2番
線」である場合は、2番線ホームの乗車位置に配置され
る表示器421〜425を駆動する乗車位置表示信号S
32を出力する。
【0018】上述のように、データ記憶部1は、車両デ
ータVDを記憶する。車両データVDは、車両番号と、
扉編成番号とを含み、車両番号が運行ダイヤに応じて編
成車両に個別的に与えられ、扉編成番号が編成車両5の
車両51〜55の扉数の組合わせを符号化したものであ
る。このため、車両番号「515」を指定すると、その
車両番号「515」に対応する編成車両5の扉編成番号
「05」が一意的に求まり、指定された車両番号「51
5」の編成車両5の扉構成を特定できる。
ータVDを記憶する。車両データVDは、車両番号と、
扉編成番号とを含み、車両番号が運行ダイヤに応じて編
成車両に個別的に与えられ、扉編成番号が編成車両5の
車両51〜55の扉数の組合わせを符号化したものであ
る。このため、車両番号「515」を指定すると、その
車両番号「515」に対応する編成車両5の扉編成番号
「05」が一意的に求まり、指定された車両番号「51
5」の編成車両5の扉構成を特定できる。
【0019】データ記憶部1は、扉編成番号データTD
を記憶する。扉編成番号データTDは、扉編成番号に応
じて第1車両51〜第5車両55の扉数を示すものであ
る。このため、扉編成番号「05」に記憶された扉編成
番号データに基づき、指定された車両番号「515」に
対応する編成車両5の第1車両51〜第5車両55の扉
数を特定することができる。図示の例では、第1車両5
1が「2枚」、第2車両52が「3枚」、第3車両53
から第5車両55までの各車両が「2枚」であると特定
することができる。
を記憶する。扉編成番号データTDは、扉編成番号に応
じて第1車両51〜第5車両55の扉数を示すものであ
る。このため、扉編成番号「05」に記憶された扉編成
番号データに基づき、指定された車両番号「515」に
対応する編成車両5の第1車両51〜第5車両55の扉
数を特定することができる。図示の例では、第1車両5
1が「2枚」、第2車両52が「3枚」、第3車両53
から第5車両55までの各車両が「2枚」であると特定
することができる。
【0020】処理回路2は、車両番号情報S1及び案内
番線情報S2が入力され、車両データVDを参照して車
両番号情報S1により指定される車両番号「515」の
扉編成番号「05」を求め、扉編成番号データTDを参
照して各車両の扉数(第1車両51が「2枚」、第2車
両52が「3枚」、第3車両53から第5車両55まで
の各車両が「2枚」)を求め、各車両の扉数から乗車位
置を特定し、案内番線情報S2により指定される1番線
ホームの乗車位置に配置される表示器411〜415を
駆動する乗車位置表示信号S31を出力する。このた
め、指定された車両番号「515」に応じた編成車両5
の乗車位置の表示器411〜415を自動的に駆動し得
る乗車位置表示装置が得られる。
番線情報S2が入力され、車両データVDを参照して車
両番号情報S1により指定される車両番号「515」の
扉編成番号「05」を求め、扉編成番号データTDを参
照して各車両の扉数(第1車両51が「2枚」、第2車
両52が「3枚」、第3車両53から第5車両55まで
の各車両が「2枚」)を求め、各車両の扉数から乗車位
置を特定し、案内番線情報S2により指定される1番線
ホームの乗車位置に配置される表示器411〜415を
駆動する乗車位置表示信号S31を出力する。このた
め、指定された車両番号「515」に応じた編成車両5
の乗車位置の表示器411〜415を自動的に駆動し得
る乗車位置表示装置が得られる。
【0021】乗車位置の表示器411〜415は乗車位
置表示信号S31によって駆動されるから、駅員のスイ
ッチ操作がなくなり、誤表示を少なくすることができ
る。
置表示信号S31によって駆動されるから、駅員のスイ
ッチ操作がなくなり、誤表示を少なくすることができ
る。
【0022】車両データVDは、車両運用番号を含み、
車両運用番号が編成車両数及び車両種別を符号化したも
のである。車両運用番号「05ー01」は、上位の2桁
が編成車両数を示し、下位の2桁が車両種別を示してい
る。車両種別は、例えば、普通車両、急行車両、特急車
両等を示す。上位の「05」は編成車両数が5両である
ことを示す。下位の「01」は、普通車両であることを
示す。処理回路2は、車両運用番号「05ー01」に基
づき合理性をチェックする。このため、車両運用番号
「05ー01」に基づく編成車両数「5」と、扉編成番
号「05」に基づく編成車両数「5」とが一致しない場
合には設定の誤りを判定することができ、誤表示の少な
い乗車位置表示装置を得ることができる。
車両運用番号が編成車両数及び車両種別を符号化したも
のである。車両運用番号「05ー01」は、上位の2桁
が編成車両数を示し、下位の2桁が車両種別を示してい
る。車両種別は、例えば、普通車両、急行車両、特急車
両等を示す。上位の「05」は編成車両数が5両である
ことを示す。下位の「01」は、普通車両であることを
示す。処理回路2は、車両運用番号「05ー01」に基
づき合理性をチェックする。このため、車両運用番号
「05ー01」に基づく編成車両数「5」と、扉編成番
号「05」に基づく編成車両数「5」とが一致しない場
合には設定の誤りを判定することができ、誤表示の少な
い乗車位置表示装置を得ることができる。
【0023】更に、ダイヤ情報発生部3を含み、ダイヤ
情報発生部3は、運行ダイヤに従って車両番号情報S1
及び案内番線情報S2を発生し、車両番号情報S1及び
案内番線情報S2を処理回路2に供給する。このため、
運行ダイヤに従って乗車位置の表示器を自動的に駆動し
得る乗車位置表示装置が得られる。また、処理回路2
は、車両運用番号の車両種別に基づき運行ダイヤの合理
性チェックをすることもできる。
情報発生部3は、運行ダイヤに従って車両番号情報S1
及び案内番線情報S2を発生し、車両番号情報S1及び
案内番線情報S2を処理回路2に供給する。このため、
運行ダイヤに従って乗車位置の表示器を自動的に駆動し
得る乗車位置表示装置が得られる。また、処理回路2
は、車両運用番号の車両種別に基づき運行ダイヤの合理
性チェックをすることもできる。
【0024】図2は扉編成番号データの入力例を示す図
である。図において、図1と同一参照符号は同一性ある
構成部分を示している。扉編成番号データTDは、扉編
成表作成画面上で作成される。図2に示す例では14種
類の扉編成番号が設定されている。新しい扉編成が設定
される場合は、扉編成番号15を新設し、各車両の扉数
をデータ部分に入力する。
である。図において、図1と同一参照符号は同一性ある
構成部分を示している。扉編成番号データTDは、扉編
成表作成画面上で作成される。図2に示す例では14種
類の扉編成番号が設定されている。新しい扉編成が設定
される場合は、扉編成番号15を新設し、各車両の扉数
をデータ部分に入力する。
【0025】図3〜図5は車両データの入力例を示す図
である。図において、図1と同一参照符号は同一性ある
構成部分を示している。車両データVDは、列車運用設
定画面上で作成される。図3は車両運用番号が「05ー
01」、扉編成番号が「04」となる車両番号を入力す
る場合を示してある。図4は車両運用番号が「05ー0
1」、扉編成番号が「05」となる車両番号を入力する
場合を示してある。図5は車両運用番号が「04ー0
1」、扉編成番号が「07」となる車両番号を入力する
場合を示してある。車両番号は、運行ダイヤに従って入
力される。
である。図において、図1と同一参照符号は同一性ある
構成部分を示している。車両データVDは、列車運用設
定画面上で作成される。図3は車両運用番号が「05ー
01」、扉編成番号が「04」となる車両番号を入力す
る場合を示してある。図4は車両運用番号が「05ー0
1」、扉編成番号が「05」となる車両番号を入力する
場合を示してある。図5は車両運用番号が「04ー0
1」、扉編成番号が「07」となる車両番号を入力する
場合を示してある。車両番号は、運行ダイヤに従って入
力される。
【0026】車両データVD及び扉編成番号データTD
は、図2から図5に示すデータに基づいて作成され、デ
ータ記憶部1に記憶される。車両データVD及び扉編成
番号データTDを作成する際には、車両運用番号の合理
性チェック、車両番号の重複の有無等のチェックを行な
う。車両運用番号の合理性チェックは、例えば、編成車
両数及び車両種別に在り得ないものが設定されているか
否かを判定する。このため、誤設定された場合はそれを
排除することができ、誤表示を少なくすることができ
る。
は、図2から図5に示すデータに基づいて作成され、デ
ータ記憶部1に記憶される。車両データVD及び扉編成
番号データTDを作成する際には、車両運用番号の合理
性チェック、車両番号の重複の有無等のチェックを行な
う。車両運用番号の合理性チェックは、例えば、編成車
両数及び車両種別に在り得ないものが設定されているか
否かを判定する。このため、誤設定された場合はそれを
排除することができ、誤表示を少なくすることができ
る。
【0027】図6は扉編成番号データの別の入力例を示
す図である。図は1両編成から4両編成の車両に対応す
るための扉編成番号を示してある。扉編成番号01、0
2は1両編成の場合を示し、扉編成番号03〜06は2
両編成の場合を示し、扉編成番号07〜14は3両編成
の場合を示し、扉編成番号15〜30は4両編成の場合
を示している。扉数「2」を2進数の「0」と考え、扉
数「3」を2進数の「1」と考えると、扉編成番号15
は、2進化10進数の「0」となり、4両編成であり、
かつ、各車両の扉数が2枚であることを示すことができ
る。扉編成番号30は、2進化10進数の「15」とな
り、4両編成であり、かつ、各車両の扉数が3枚である
ことを示すことができる。同様に、扉編成番号07は、
2進化10進数の「0」となり、3両編成であり、か
つ、各車両の扉数が2枚であることを示すことができ
る。扉編成番号14は、2進化10進数の「7」とな
り、3両編成であり、かつ、各車両の扉数が3枚である
ことを示すことができる。このように構成すると、扉編
成番号データを参照することなく、扉編成番号に基づい
て各車両の扉数を特定することができる。
す図である。図は1両編成から4両編成の車両に対応す
るための扉編成番号を示してある。扉編成番号01、0
2は1両編成の場合を示し、扉編成番号03〜06は2
両編成の場合を示し、扉編成番号07〜14は3両編成
の場合を示し、扉編成番号15〜30は4両編成の場合
を示している。扉数「2」を2進数の「0」と考え、扉
数「3」を2進数の「1」と考えると、扉編成番号15
は、2進化10進数の「0」となり、4両編成であり、
かつ、各車両の扉数が2枚であることを示すことができ
る。扉編成番号30は、2進化10進数の「15」とな
り、4両編成であり、かつ、各車両の扉数が3枚である
ことを示すことができる。同様に、扉編成番号07は、
2進化10進数の「0」となり、3両編成であり、か
つ、各車両の扉数が2枚であることを示すことができ
る。扉編成番号14は、2進化10進数の「7」とな
り、3両編成であり、かつ、各車両の扉数が3枚である
ことを示すことができる。このように構成すると、扉編
成番号データを参照することなく、扉編成番号に基づい
て各車両の扉数を特定することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下のような効果が得られる。 (a)乗車位置の表示器を自動的に駆動し得る乗車位置
表示装置を提供できる。 (b)誤表示の少ない乗車位置表示装置を提供できる。
下のような効果が得られる。 (a)乗車位置の表示器を自動的に駆動し得る乗車位置
表示装置を提供できる。 (b)誤表示の少ない乗車位置表示装置を提供できる。
【図1】本発明に係る乗車位置表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】扉編成番号データの入力例を示す図である。
【図3】車両データの入力例を示す図である。
【図4】車両データの入力例を示す図である。
【図5】車両データの入力例を示す図である。
【図6】扉編成番号データの別の入力例を示す図であ
る。
る。
1 データ記憶部 2 処理回路 3 ダイヤ情報発生部 4 ホーム 41 1番線表示器 42 2番線表示器 5 編成車両 VD 車両データ TD 扉編成番号データ S1 車両番号情報 S2 案内番線情報 S3 乗車位置表示信号
Claims (3)
- 【請求項1】 データ記憶部と、処理回路とを含み、編
成車両の各車両の乗車位置を表示する乗車位置表示装置
であって、 前記データ記憶部は、車両データと、扉編成番号データ
とを記憶し、前記車両データは、車両番号と、扉編成番
号とを含み、前記車両番号が運行ダイヤに応じて前記編
成車両に個別的に与えられ、前記扉編成番号が前記編成
車両の各車両の扉数の組合わせを符号化したものであ
り、 前記扉編成番号データは、前記扉編成番号に応じて前記
各車両の扉数を示すものであり、 前記処理回路は、車両番号情報及び案内番線情報が入力
され、前記車両データを参照して前記車両番号情報によ
り指定される前記車両番号の前記扉編成番号を求め、前
記扉編成番号データを参照して前記各車両の扉数を求
め、前記各車両の扉数から乗車位置を特定し、前記案内
番線情報により指定される番線ホームの前記乗車位置に
配置される表示器を駆動する乗車位置表示信号を出力す
る乗車位置表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された乗車位置表示装置
であって、 前記車両データは、車両運用番号を含み、前記車両運用
番号が編成車両数及び車両種別を符号化したものであ
り、 前記処理回路は、前記車両運用番号に基づき合理性をチ
ェックする乗車位置表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載された乗車位置
表示装置であって、 ダイヤ情報発生部を含んでおり、 前記ダイヤ情報発生部は、前記運行ダイヤに従って前記
車両番号情報及び前記案内番線情報を発生し、前記車両
番号情報及び前記案内番線情報を前記処理回路に供給す
る乗車位置表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23055095A JPH0971242A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 乗車位置表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23055095A JPH0971242A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 乗車位置表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971242A true JPH0971242A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16909523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23055095A Pending JPH0971242A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 乗車位置表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0971242A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005306123A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-04 | Neopt Kk | 乗車位置表示システム |
JP2017001433A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社新陽社 | 駅のホームにおける路線別の車体カラー表示制御システム |
JP6081549B1 (ja) * | 2015-10-06 | 2017-02-15 | 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 | 車種判別装置、列車定位置停止検知装置及びホームドア制御装置 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23055095A patent/JPH0971242A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005306123A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-04 | Neopt Kk | 乗車位置表示システム |
JP2017001433A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社新陽社 | 駅のホームにおける路線別の車体カラー表示制御システム |
JP6081549B1 (ja) * | 2015-10-06 | 2017-02-15 | 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 | 車種判別装置、列車定位置停止検知装置及びホームドア制御装置 |
JP2017071256A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 | 車種判別装置、列車定位置停止検知装置及びホームドア制御装置 |
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