JP2005306123A - 乗車位置表示システム - Google Patents

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牧人 薄
Mitsuhiko Watanabe
光彦 渡辺
Takeshi Kaneko
健 金子
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Abstract

【課題】簡単な構成で、貨客車の乗車位置に対応して配設された発光装置により、貨客車に応じた報知を行うことができる乗車位置表示システムを提供する。
【解決手段】複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設される複数の発光鋲20-i(i=1〜n)と、発光鋲20-iの発光を制御する制御装置10と、伝送線Lとを有し、発光鋲20-i各々は、異なる色で発光するLEDと、EEPROMと、インタフェースと、制御信号に応じてLEDの発光を制御するマイクロコンピュータを含み、制御装置10は、列車番号に応じて決められた発光装置のアドレス、LEDの動作を示すデータ、およびコマンドを記憶しているメモリ14と、操作指示または起動条件に達したとき、メモリ14に記憶されたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として伝送線Lを介して発光鋲20-iに出力するCPU17とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗車対象の列車の貨客車の乗車位置、例えば駅のプラットホーム上の路面の乗車位置に対応して配設された発光装置が発光、点滅、または消灯を行う乗車位置表示システムに関するものである。
例えば、道路、天井あるいは壁等に設置されて通行帯を明示する発光システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、乗車対象の列車の貨客車の乗車位置、例えば駅のプラットホームの乗車位置に設けられた発光装置が知られている。
特許3382848号
従来の上述した駅のプラットホームに設けられた発光装置は、単色発光することにより乗車位置をユーザに報知する。しかし、例えば指定席や自由席等の車両の種類を報知することができない。
また、そのような情報を報知する液晶ディスプレイ等の複雑な構成の表示装置を設けることは、費用が大きくなり、また装置の管理が複雑になってしまう。
このため、簡単な構成で、例えば指定席や自由席等の貨客車に応じた報知を行うことができる乗車位置表示システムが望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、貨客車の乗車位置に対応して配設された発光装置により、貨客車に応じた報知を行うことができる乗車位置表示システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設され、それぞれ固有のアドレスが指定されている複数の発光装置と、前記複数の発光装置の発光を制御する制御装置と、前記制御装置からの制御信号を伝送する制御信号伝送手段と、を具備し、前記発光装置各々は、異なる色で発光する発光手段と、自己のアドレスを記憶している記憶手段と、前記制御信号伝送手段を介して前記制御装置から送出された制御信号を受信する通信手段と、該通信手段が受信した制御信号に含まれるアドレスが前記記憶手段に記憶されたアドレスに一致したとき、前記制御信号に含まれる前記発光手段を動作させるデータを前記第1の記憶手段に記憶し、前記制御信号に含まれるコマンドに応じて、前記記憶手段に記憶させたデータに基づいて前記発光手段を制御する制御手段と、を含み、前記制御装置は、列車番号に応じて決められた前記発光装置のアドレス、前記発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを記憶している記憶部と、操作指示または前記発光装置の起動条件に達したとき、前記記憶部に記憶されたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する制御部と、を含む。
本発明の乗車位置表示システムによれば、制御装置の制御部は、操作指示または発光装置の起動条件に達したとき、記憶部に記憶する、列車番号に応じて決められた発光装置のアドレス、発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを制御信号として、制御信号伝送手段を介して発光装置に出力する。
発光装置の制御手段は、通信手段が受信した制御信号に含まれるアドレスが記憶手段に記憶されたアドレスに一致したとき、制御信号に含まれる発光手段を動作させるデータを記憶手段に記憶し、制御信号に含まれるコマンドに応じて、記憶手段に記憶させたデータに基づいて発光手段を制御する。
本発明の乗車位置発光システムは、簡単な構成で、貨客車の乗車位置に対応して配設された発光装置により、貨客車に応じた報知を行うことができる乗車位置表示システムを提供する。
本発明の一実施形態に係る乗車位置表示システムは、駅のプラットホーム上の乗車位置に対応して配設された発光装置、例えば列車のうち、乗車対象の貨客車の乗車位置に対応して配設された複数の発光装置が、予め設定された列車番号に応じて決められた、指定席や自由席等の貨客車に応じた色で発光や点滅または消灯等を行う。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る乗車位置表示システムを説明する。
図1は、本発明に係る乗車位置表示システムの一実施形態を示す全体図である。
本実施形態に係る乗車位置表示システム1は、例えば図1に示すように、制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、設定装置30を有する。
制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、および設定装置30は、信号を伝送する伝送線Lにより接続されている。
制御装置10は、本発明に係る制御装置の一例に相当し、発光鋲20-i(i=1〜n)は本発明に係る複数の発光装置の一例に相当する。制御装置10と発光鋲20-iとを接続する伝送線Lは、本発明に係る制御装置10からの制御信号を伝送する制御信号伝送手段の一例に相当する。
制御装置10は、複数の発光鋲20-i(i=1〜n)の発光を制御する。詳細には、例えば制御装置10は、n個の発光鋲20に対して、動作モードの設定、および実際に発光鋲20が点滅するトリガとなる点滅パルスを出力する。
n個の発光鋲20-i(i=1〜n)は、複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設され、それぞれ固有のアドレスが指定されている。
詳細には、発光鋲20-i(i=1〜n)は、図1に示すように、乗車対象の貨客車TRの乗車位置RP、例えば駅等のプラットホームPHに貨客車TRへ乗車するための乗車位置RPに対応して配設される。
また、発光鋲20-i(i=1〜n)は、車両TRへの乗車や降車を行う乗車口EPに対応する乗車位置RP、例えば図1に示すように、プラットホームPHの乗車口EPの近傍の乗車位置RPに埋設されている。
また、発光鋲20-i(i=1〜n)は、制御装置10からの制御信号に応じた色で発光を行う。詳細には、発光鋲20-i(i=1〜n)は、列車番号に応じて予め設定された、貨客車TRの種類、例えば自由席や指定席に応じた色で発光を行う。
設定装置30は、例えば乗車位置表示システムの管理者等により操作され、列車番号に応じて決められた発光鋲20-i(i=1〜n)のアドレス、発光鋲20-i(i=1〜n)のうち発光部の動作を示すデータ、およびコマンドを設定する。
また、設定装置30は、制御装置10と通信を行い、車両TRへ乗車するための乗車位置RPに設けられた発光鋲20-i(i=1〜n)に発光させる色を設定し、設定した情報を伝送線Lを介して制御装置10に出力する。
例えば図1に示すように、制御装置10は、柱P1のプラットホームPHの路面よりも下部に設けられている。設定装置30は、柱P2のプラットホームPHの路面よりも上部に設けられている。
図2は、図1に示した乗車位置表示システム1の全体構成図である。
制御装置10は、詳細には図2に示すように、外部インタフェース(I/F)部11、インタフェース(I/F)部12、計時部13、メモリ14、電源回路15、発光制御部16、および制御部(CPU:Central Processing unit)17を主構成要素として有する。
計時部13は本発明に係る計時手段の一例に相当し、メモリ14は本発明に係る記憶部の一例に相当し、CPU17は本発明に係る制御部の一例に相当する。
外部I/F部11、I/F部12、計時部13、メモリ14、電源回路15、発光制御部16、およびCPU17は、バスBSにより接続されている。
外部I/F部11は、例えばCPU17の制御により、外部の情報処理装置と通信を行い、各種設定情報やデータ等の通信を行う。
I/F部12は、例えばCPU17の制御により、伝送線Lを介して設定装置30と通信を行い、各種設定情報やデータ等の通信を行う。
計時部13は、時刻の計時を行い、例えば現時刻を示す時刻情報をCPU17に出力する。
メモリ14は、例えばCPU17の制御により、ワークスペースとして用いられる。メモリ14は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブHDDや光磁気ディスク等の記憶装置により構成される。
メモリ14は、例えば図2に示すように、プログラムPRG1、およびデータD等を記憶する。
プログラムPRG1は、例えば、本発明に係る機能を実現させる処理手順を含み、CPU17により実行されることで本発明に係る機能を実現する。
データDは、例えば、列車番号に応じて決められた、発光鋲20-i(i=1〜n)のアドレス、発光鋲20-i(i=1〜n)それぞれに設けられた発光部の動作を示すデータ、およびコマンドを関連付けるデータである。
列車番号は、例えば列車の運行時刻データにおいて、複数の貨客車TRが連結した列車それぞれに固有の識別情報である。ある路線や区間において、1日間に複数の同一の列車番号の列車が運転されることはない。
この列車番号により、ある時刻にプラットホームPHの乗車位置RPに停車する貨客車TRの種類が一義的に定められるので、制御装置10は、この列車番号に応じて設定された情報に基づいて、各乗車位置RPに対応して配設された発光鋲20-i(i=1〜n)を発光、点滅、または消灯させる制御信号を、各発光鋲20-i(i=1〜n)に伝送線Lを介して送出する。
図3(A),(B)は、図2に示した制御装置10のメモリが記憶するデータDの一具体例を説明するための図である。
乗車口EPや乗車位置RPは、列車番号、例えば列車の種類、詳細には651系や653系等の種類により異なる。
651系の列車のうち貨客車TRの乗車位置RPは、例えば図3(A),(B)に示すように、列車の先頭位置から、4.085m、18.445m、22.095m、…、229.315mである。
653系の列車の貨客車TRの乗車位置RPは、例えば図3(A),(B)に示すように、列車の先頭位置から、4.165m、18.815m、「−」、…、286.535mである。
図3(A),(B)中、「−」で示す位置は、乗車口EPがない旨を示す。
上述したように、複数の種類の列車の乗車位置RPは完全には一致していない。
本実施形態に係る乗車位置表示システム1においては、例えば図3(A),(B)に示すように、2つの種類の列車の乗車位置RPが略等しい場合には、その中間位置に発光鋲20-iを配設し、一方の種類の列車の乗車口EPに対応する乗車位置RPには、その乗車位置RPに、発光鋲20-iを配設する。
例えば本実施形態では、図3(A),(B)に示すように、4.125m、18.635m、22.095m、…、286.535mの位置に発光鋲20-i(i=1〜34)を配設する。
また、本実施形態では、各発光鋲20-i(i=1〜n)が、列車のうちの貨客車TRの種類、例えば貨客車TRの等級、具体的には普通車やグリーン車等や、指定切符により指定された指定座席が配設された貨客車TRや、どの座席にも自由に座ることができる自由席が配設された貨客車TRなどに応じた色で発光、点滅、消灯等を行うように、制御装置10が制御を行う。
本実施形態では、メモリ14は、列車番号、例えば列車の種類、詳細には図3(A),(B)に示すように、SH−651−11、SH−651−7、FH−651−11、FH−651−7、FH−653−14、FH−653−11、FH−653−7、FH−653−7−2、FH−653−7−4と、列車番号それぞれに応じて、各発光鋲20-i(i=1〜34)に設定された色で発光、点滅、または消灯を行わせる旨を示すデータとを関連付けるデータDを記憶する。
例えばSH−651−11は列車の種類SH、651系、および11車両の列車を示し、FH−651−7は列車の種類FH、651系、および7車両の列車を示し、FH−653−7−2は列車の種類FH、653系、7車両、そのうち2車両が指定席が配設された指定車両である列車を示す。
また、図3(A),(B)中、Gは緑色表示、Yは黄色表示、Bは消灯を発光鋲20-iそれぞれに行わせる旨を示すデータである。
このデータDは、本実施形態では、後述するように設定装置30により設定され、CPU17は、設定装置30により設定された情報をメモリ14に記憶させる。
また、CPU17は、メモリ14からデータDを読み出し、データDに応じた制御を行う。
電源回路15は、例えば、外部電源から供給された電圧や電流を、制御装置10の各構成要素や、発光鋲20-i(i=1〜n)それぞれに供給する。
発光制御部16は、例えば、CPU17の制御により、発光鋲20-i(i=1〜n)に制御信号や、電源としての電圧や電流を発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する。
また本実施形態では、発光制御部16と発光鋲20-i(i=1〜n)は、伝送線Lとして、例えば図2に示すように、電源およびGNDライン51、点滅パルス/データライン52、コマンドパルス信号ライン53、位置情報選択ライン54の4種類の内線により接続されている。
電源およびGNDライン51は、点滅パルス/データライン52、およびコマンドライン53は、各々発光制御部16によりドライブされ、各発光鋲20-i(i=1〜n)が並列に接続された配線である。
電源およびGNDライン51は、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)に電源を供給するための電源およびGNDラインである。発光鋲20-i(i=1〜n)は、各々この電源およびGNDラインに対して並列に接続される。
点滅パルス/データライン52は、発光鋲20-i(i=1〜n)が点滅動作時には、その点滅のトリガとなるパルスを伝送し、また発光鋲20-i(i=1〜n)の動作設定時には、動作条件などのデータが転送される信号線である。
コマンドパルス信号ライン53は、点滅パルス/データライン52を転送される信号が、前述したような発光鋲20-iの点滅を制御するパルスか、動作条件などのデータかを指定するための信号線である。
本実施形態においては、コマンドパルス信号ライン53を転送される信号が、Hレベルの時は点滅パルス/データライン52を転送される信号は動作設定のためのデータであり、コマンドパルス信号ライン53を転送される信号がLレベルの時は、点滅パルス/データライン52を転送される信号は点滅パルス信号であるものとする。
図4は、発光制御部と発光鋲20-i(i=1〜n)との接続の一具体例を説明するための図である。
位置情報選択ライン54は、例えば図4に示すように、制御装置10からn番目の発光鋲20-i(i=1〜n)までが順次カスケードに接続された信号線である。
すなわち、まず、発光制御部16から第1の発光鋲20-1に対して第1の位置情報選択パルスライン54-1が配線されており、次に、第1の発光鋲20-1から第2の発光鋲20-2に対して第2の位置情報選択パルスライン54-2が配線されている。以後同様に、第i−1番目の発光鋲20-i-1から第i番目の発光鋲20-iに対して第i番目の位置情報選択パルスライン54-iが配線され、第n番目の発光鋲20-nまでが順次接続される。
このように接続された各位置情報選択パルスライン54-iを介して、発光鋲20-1〜20-nの各々に対して位置情報を設定する際に、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)の中のいずれか1つを選択する位置情報選択パルスが順次転送される。すなわち、各発光鋲20-iは、前段の発光鋲20-i-1より所定数の位置情報選択パルスが入力されたら、後段の発光鋲20-i+1に対して所定数の位置情報選択パルスを出力する。
なお、本実施形態では、発光制御部16は、図2に示すように、発光鋲20-1〜20-17 に接続された発光制御部16−1と、発光鋲20-18 〜20-34 に接続された発光制御部16−2とを有する。
また、発光制御部16−1と発光鋲20-17 〜20-1、発光制御部16−2と発光鋲20-18 〜20-34 は、図2に示すように接続されている。
こうすることにより、例えば図4に示すように発光鋲20-i(i=1〜34)を直列に接続した場合と比べて、電圧降下による発光量の低下を軽減することができる。
また、これら各信号の流れについては、乗車位置表示システム1の動作とともに後に詳細に説明する。
CPU17は、例えばプログラムPRG1を実行することにより、制御装置10の各構成要素や、発光鋲20-i(i=1〜n)、および設定装置30を統括的に制御する。
例えば、CPU17は、操作指示または発光鋲20-i(i=1〜n)の起動条件に達したとき、メモリ14に記憶されたデータDに応じたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として、発光制御部16に、伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する。
また、CPU17は、データDに基づいて、貨客車が停車する乗車位置RPに対応して配設された発光鋲20-i(i=1〜n)に点灯または点滅させ、貨客車が停車しない位置に配設された発光装置に消灯させる制御信号を、発光制御部16に、伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力させる。
また、CPU17は、自由席または指定席を含む貨客車の乗車位置RPに対応して配設された発光装置に、前記自由席または指定席に応じた色で発光させる制御信号を、発光制御部16に、伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力させる。
また、CPU17は、計時部13が計時する時刻、および列車番号に応じて設定された発光鋲20-i(i=1〜n)の発光時間または消灯時間に基づいて、発光、点滅、または消灯させる制御信号を、発光制御部16に、伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力させる。
設定装置30は、例えば図2に示すように、インタフェース(I/F)部31、タッチパネル装置32、メモリ33、電源回路34、および制御部(CPU)35を主構成要素として有する。
I/F部31、タッチパネル装置32、メモリ33、電源回路34、およびCPU35は、バスBSにより接続されている。
I/F部31は、例えばCPU35の制御により、伝送線Lを介して制御装置10と通信を行い、各種設定情報やデータ等の通信を行う。
タッチパネル装置32は、例えばCPU35の制御により、設定画面を表示し、例えば乗車位置表示システム1の管理者等による操作に応じた、設定情報やデータをCPU35に出力する。
また、タッチパネル装置32は、例えば独立した表示装置や操作入力装置により構成されていてもよい。
メモリ33は、例えばCPU17の制御により、ワークスペースとして用いられる。メモリ33は、例えばRAMやROM、HDDや光磁気ディスク等の記憶装置により構成される。
また、メモリ33は、例えば図2に示すように、プログラムPRG2、およびデータ等を記憶する。例えばプログラムPRG2は、CPU35により実行されることで後述する設定情報を生成する機能を有する。
電源回路34は、例えば、外部電源から供給された電圧や電流を、設定装置30の各構成要素に供給する。
CPU35は、例えばプログラムPRG2を実行することにより、設定装置30の各構成要素を統括的に制御する。
また、CPU35は、例えばタッチパネル装置32から入力された信号に基づいて設定情報等を生成し、その情報をI/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力させる。
また、CPU35は、タッチパネル装置32から入力された信号に基づいて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅制御や、自動また制御または手動制御の切り替えを示す信号を、I/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力させる。
制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅制御や、自動また制御または手動制御の切り替え制御を行う。
図5は、図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば列車種別手動運転画面を示す図である。
CPU35は、システム起動時および手動運転時には、例えば図5に示すような、列車種別手動運転画面PT1をタッチパネル装置32に表示させる。
列車種別手動運転画面PT1は、例えば乗車位置表示システム1のオペレータが手動で到着列車の種別を選択するモード時の画面である。本実施形態では図5に示すように、列車種別手動運転画面PT1は、651系および653系の各列車種別を示すアイコンI1〜10を有する。
詳細には、SH−651−1を示すアイコンI1、SH−651−7を示すアイコンI2、FH−651−11を示すアイコンI3、FH−651−7を示すアイコンI4、651系の予備を示すアイコンI5、FH−653−14を示すアイコンI6、FH−653−11を示すアイコンI7、FH−653−7−2を示すアイコンI8、FH−653−7−4を示すアイコンI9、および653系の予備を示すアイコンI10を有する。
アイコンI1〜I10のいずれかを操作、例えばタッチすると、CPU35はその操作されたアイコンに割り当てられた列車種別に応じた信号を、I/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力する。
制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、メモリ14に記憶するデータDに基づいて、発光鋲20-i(i=1〜n)を設定された色で点滅、または消灯させる。
また、列車種別手動運転画面PT1の下中央部には、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅をリセットさせるための点滅リセットアイコンIRSを有する。
点滅リセットアイコンIRSが操作されると、CPU35は、その旨を示す信号を、I/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力する。制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅をリセット(消灯)させる。
また、タッチパネル装置32下部には、各種選択アイコン、例えば自動運転アイコンI20、点滅設定アイコンI30、時刻設定アイコンI40を有する。
自動運転アイコンI20は、点滅時刻に点滅して、列車種別自動運転画面PT2に移行する際に操作される。CPU35は、自動運転アイコンI20が操作されると、列車種別自動運転画面PT2をタッチパネル装置32に表示させる。
点滅設定アイコンI30は、発光鋲20-i(i=1〜n)の発光色を選択させる設定画面を表示させる際に操作される。CPU35は、点滅設定アイコンI30が操作されると、タッチパネル装置32に点滅設定画面PT30を表示させる。
時刻設定アイコンI40は、時刻設定を行う際に操作される。CPU35は、時刻設定アイコンI40が操作されると、タッチパネル装置32に時刻設定画面PT4を表示させる。
図6は、図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば列車自動運転画面を示す図である。
CPU35は、自動運転モード時には、列車種別自動運転画面PT2をタッチパネル装置32に表示させる。
列車種別自動運転画面PT2は、例えば図6に示すように、列車名および発射時刻表示部PT21、およびアイコンI1〜I10を有する。
列車名および発射時刻表示部PT21には、例えば後述するダイヤ設定により、設定された列車名および発車時刻が表示される。
また、タッチパネル装置32下部には、各種選択アイコン、例えば手動運転アイコンI50、点滅設定アイコンI30、ダイヤ設定アイコンI60、および時刻設定アイコンI40を有する。
手動運転アイコンI50は、列車種別手動運転画面PT1を表示させる際に操作される。CPU35は、手動運転アイコンI50が操作されると、列車種別手動運転画面PT1をタッチパネル装置32に表示させる。
ダイヤ設定アイコンI60は、列車ダイヤ、および点灯時刻等を設定させる際に操作される。
CPU17は、上述した自動運転モード時には、ダイヤ設定により設定された点滅時刻に指定された色で発光鋲20-i(i=1〜n)に点滅させ、また設定された消灯時刻に点滅を消灯させる。
図7は、図2に示した設定装置による点滅設定画面の一具体例を説明するための図である。図8は、点滅設定画面を説明するための図である。
CPU35は、点滅設定モード時には、タッチパネル装置32に、例えば図8に示したアイコンI1〜I10から所定のアイコン、例えばI2が選択されると、例えば図7に示すように、そのアイコンに応じた点滅設定画面PT3が表示される。
なお、設定番号は、アイコンI1〜I10の下部に表示される。
点滅設定画面PT3は、各列車の貨客車の乗車口EP(乗車位置RP)に対応して配設される発光鋲20-i(i=1〜n)の発光色を設定するための色設定アイコンI、例えばアイコンI31〜I46が表示される。
例えば、貨客車TRの車両番号が操作されると、その車両番号に対応する乗車口EP(乗車位置RP)に対応して配設されるアイコンが、図8に示すように、消灯表示B、緑色表示G、黄色表示Y、消灯表示、…、と循環的に遷移して、CPU35はその設定に応じた信号を制御装置10に出力する。
図9は、図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば時刻設定画面を示す図である。
CPU35は、時刻設定モード時には、例えば図9に示すように、時刻設定画面PT4をタッチパネル装置32に表示させる。
時刻設定画面PT4は、例えば時刻設定部PT41、および動作条件設定部PT42を有する。
時刻設定部PT41には、現在時間が表示される。時刻設定部PT41が操作されると、例えば時刻設定を行うための設定キーが表示され、設定キーを操作することにより現時刻を設定する。
この現在時刻は、例えば制御装置10の計時部13が計時する時刻情報に相当する。また、設定装置30にも計時部が設けられている場合には、設定装置30と制御装置10の計時部が計時する時刻が同期するように設定される。
動作条件設定部PT42は、例えば、手動モード時において、発光鋲20-i(i=1〜n)による点滅の消し忘れ防止用タイマ使用または未使用、および自動消灯時間を設定するための画面である。
手動設定時自動消灯アイコンI42を操作することにより、上述したタイマの使用または未使用を設定する。
また、自動消灯時間設定部PT422を操作すると、例えば設定キーが表示され、その設定キーを操作することにより、自動消灯時間を設定する。
また時刻設定モード時に、図9に示すようにタッチパネル装置32下部にメンテナンスアイコンI70が表示される。メンテナンスアイコンI70を操作するとメンテナンス画面が表示される。
図10,図11は、図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えばダイヤ設定画面を示す図である。
CPU35は、ダイヤ設定モード時には、例えば図10,図11に示すような、ダイヤ設定画面PT6をタッチパネル装置32に表示させる。
ダイヤ設定画面PT6は、各種データ、例えば図10に示すように、設定番号(No)、発光および点滅の有無、列車名称、発車時刻、点灯時刻、消灯時刻、点滅番号(No)、等のデータを有し、ダイヤ設定画面PT6が操作されると、ソフトキーボードKBがポップアップ表示され、ソフトキーボードKBを操作することにより、各種データを設定する。例えばこの設定データは自動運転モード時に参照される。
図12は、図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えばメンテナンス画面を示す図である。
CPU35は、例えばメンテナンスモード時には、例えば図12に示すような、メンテナンス画面PT7をタッチパネル装置32に表示させる。
メンテナンス画面PT7は、例えば図12に示すように、中央制御装置初期化アイコンI71、鋲番号初期設定アイコンI72、初期値設定アイコンI73、鋲初期化アイコンI74、鋲EEPROM書き込み起動アイコンI75等を有する。
中央制御装置初期化アイコンI71は、制御装置10を初期化させる際に操作される。CPU17は、中央制御装置初期化アイコンI71が操作された旨を示す信号を受信すると、制御装置10の各種設定を初期化する。
鋲番号初期設定アイコンI72は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)の番号の初期設定を行う際に操作される。
初期値設定アイコンI73は、例えば制御装置10の各種初期設定を行う際に操作される。
鋲初期化アイコンI74は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)の各種初期設定を行う際に操作される。
鋲EEPROM書き込み起動アイコンI75は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)内部のEEPROMに設定データを書き込む際に操作される。
次に、発光鋲20-i(i=1〜n)の構成について詳細に説明する。
各発光鋲20-iは、例えば図4に示すように、発光部21-iおよび制御部230-iを有する。
発光部21-iは、例えば、発光ダイオード(LED)やフラッシュチューブ等の発光素子により構成される。
本実施形態では、例えば発光部21-iは、各々独立に制御可能な4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iを有する。
図13は、図4に示した発光鋲20-iの具体例を説明するための図である。
本実施形態では、例えば図13に示すように、基板BP上に4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iそれぞれとして、4個のLED221-i〜224-i、LED231-i〜234-i、LED241-i〜244-i、LED251-i〜254-iが設けられている。こうすることで、LEDによる発光量を増大させることができる。
また、LED22-iおよび24-iとしての、4個のLED221-i〜224-i、およびLED241-i〜244-iは、例えば黄色に発光するLEDである。
また、LED23-iおよび25-iそれぞれとして、LED231-i〜234-i、およびLED251-i〜254-iは、例えば緑色に発光するLEDである。
基板BPは、例えば図13に示すように、透明部材により形成された保護部材PBPにより覆われている。
制御部230-iは、制御装置10からの制御信号に基づいて、発光部21-iの各LED22-i,23-i、24-i、25-iの点滅を制御する。
図14は、図4に示した発光鋲の制御部の構成を示す機能ブロック図である。
制御部230-iについて、図14を参照して詳細に説明する。
制御部230-iは、例えば図14に示すような、1チップマイクロコンピュータを内蔵した回路である。
図14に示すように、制御部230-iは、インタフェース部2031-i、異常検出部2032-i、ROM2033-i、EEPROM2034-i、LEDドライバ2035-i、およびマイクロコンピュータ2036-iを有する。
インタフェース部2031-iは本発明に係る、伝送線Lを介して制御装置10から送出された制御信号を受信する通信手段の一例に相当し、EEPROM2034-iは本発明に係る自己のアドレスを記憶する記憶手段の一例に相当する。
マイクロコンピュータ2036-iは本発明に係る制御手段の一例に相当する。
インタフェース部2031-iは、制御装置10より点滅パルス/データライン52およびコマンドパルスライン53を介して入力される各信号、および、制御装置10または前段の発光鋲20-i-1より位置情報選択パルスライン54を介して入力される信号を、制御部230-i内部に取り込むインタフェースである。
また、インタフェース部2031-iは、マイクロコンピュータ2036-iの指示に基づいて、後段の発光鋲20-i+1に位置情報選択パルスライン54-i+1を介して、位置情報選択パルスを出力する。
異常検出部2032-iは、点滅パルス/データライン52に断線や漏電などが生じた場合に、応急のため自己復旧をするための回路である。
図15は、図14に示した異常検出部の機能ブロック図である。
異常検出部2032-iは、例えば図15に示すように、異常検出回路41-i、疑似信号発生回路42-i、およびスイッチ43-iを有する。
異常検出回路41-iは、点滅パルス/データライン52を監視し、予め定めた所定の時間点滅パルスが受信できない場合、点滅パルス/データライン52に異常が発生したと判断し、異常検出信号を疑似信号発生回路42-iに出力する。正常に点滅パルスを受信している間は、そのパルスをマイクロコンピュータ2036-iに出力する。
疑似信号発生回路42-iは、異常検出回路41-iから異常検出信号が入力された場合に、予め定めた発光周期およびデューティ情報に基づいて、点滅パルスを発生させ、その信号をマイクロコンピュータ2036-iに対して出力する。また、発生された点滅パルスは、スイッチ43-iを介して点滅パルス/データライン52に出力される。したがって、発光鋲20-i以降の点滅パルス/データライン52が適切に接続されていれば、発光鋲20-iより後段の発光鋲20-i+1〜20-nは、発光鋲20-iで生成された点滅パルスに同期して動作を継続することになる。
制御部2030-iのROM2033-iは、例えばマイクロコンピュータ2036-iで行う処理の手続きプログラムPRG3が記録されたメモリである。マイクロコンピュータ2036-IはプログラムPRG3を実行することにより、本発明に係る機能を実現する。
EEPROM2034-iは、発光鋲20-iにセットされた当該発光鋲20-iを指定するアドレス、種々の動作モード、動作条件などを記憶するメモリである。EEPROM2034-iは不揮発性メモリであるため、一度セットされたデータは、電源が落ちるなどしても消失されない。
LEDドライバ2035-iは、マイクロコンピュータ2036-iからの制御信号に基づいて、実際にLED22-i,23-i、24-i、25-iが所望の点滅を行うように、LED22-i,23-i、24-i、25-iを駆動する。
マイクロコンピュータ2036-iは、制御装置10から設定される動作モードや点滅パルスに基づいて、実際にLEDドライバ2035-iに対して所望の点滅が行われるように、発光鋲20-iの各部を制御する。
詳細には、マイクロコンピュータ2036-iは、インタフェース部2031-iが受信した制御信号に含まれるアドレスがEEPROM2034-iに記憶されたアドレスに一致したとき、制御信号に含まれるLEDを動作させるデータをEEPROM2034-iに記憶し、制御信号に含まれるコマンドに応じて、EEPROM2034-iに記憶させたデータに基づいてLEDを制御する。
図16は、乗車位置表示システム1の制御装置10の動作を説明するためのフローチャートである。図17は、乗車位置表示システム1の発光鋲20-iの動作を説明するためのフローチャートである。
図16,17を参照しながら、乗車位置表示システム1の制御装置10および発光鋲20-iの動作について説明する。
簡単な説明のため発光鋲20-i(i=1〜n)が直列接続された場合を説明する。
まず、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)に対してアドレスを設定し、動作条件を設定し、続いて点滅を行わせる場合の制御装置10の動作について図16を参照して説明する。
まず、処理が開始されたら(ステップS10)、制御装置10は第1の発光鋲20-iとの間の位置情報選択パルスライン54-1をオンにし、各発光鋲20-i(i=1〜n)に対してアドレスを設定する処理を開始する(ステップS11)。
その場合、次にコマンドパルスライン53をオンにし(ステップS12)、点滅パルス/データライン52に第1の発光鋲20-1のアドレス情報の第1のビットをセットして出力する(ステップS13)。そして、所定幅のコマンドパルスおよびデータパルスを出力したら、それらをオフにする(ステップS14)。
このステップS12〜ステップS14の処理を繰り返して、8ビット分のデータ、すなわち第1の発光鋲20-1に対する8ビットのアドレスを出力したら(ステップS15)、そのアドレス出力は最初のもの、すなわち第1の発光鋲20-1のアドレスの出力なので(ステップS16)、制御装置10は位置情報選択パルスライン54-1をオフにする(ステップS17)。
そして、ステップS18を経てステップS12の処理に戻り、第2の発光鋲20-2に対するアドレス設定の処理を行う。すなわち、コマンドパルスライン53に対してコマンドパルスをオンにし(ステップS12)、1ビットのデータをセットして(ステップS13)、所定パルス幅を確保したら、それらをオフにする(ステップS14)、という処理を8ビット分繰り返す(ステップS15)。
なお、この時は、第2の発光鋲20-2に入力される位置情報選択パルスライン54-2は、第1の発光鋲20-1がドライブするので、制御装置10は位置選択パルスをオンする処理は行わない。
このようにして、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)の全てに対してアドレスを出力したら(ステップS18)、所定の終了データを出力して、発光鋲20-i(i=1〜n)にアドレス設定の処理が終了した旨を通知する(ステップS19)。この終了データの出力も、まずコマンドパルスライン53をオンにした後、点滅パルス/データライン52に終了データを出力することにより行う。
そして、終了データを出力したら、次に、発光鋲20-i(i=1〜n)に各々動作指定データを出力する。この動作指定データの出力も、前述したように、コマンドパルスライン53をオンにした後、点滅パルス/データライン52に終了データを出力することにより行う。
なお、ここで各発光鋲20-i(i=1〜n)に転送する動作指定データは、先に設定された各発光鋲20-i(i=1〜n)のアドレスを用いて、各々異なるデータを設定してもよいし、発光鋲20-i(i=1〜n)に設定されているアドレスを参照することにより結果として各発光鋲20-i(i=1〜n)が異なる動作をするような同一のデータを設定してもよい。
このような動作指定データの転送が終了したら、コマンドパルスライン53をオフにした状態で、点滅パルス/データライン52を所望の周期、所定のデューティでオンすることにより、発光鋲20-i(i=1〜n)に対して所望の点滅を行わせることができる。
次に、各発光鋲20-i(i=1〜n)における処理について、図17を参照して説明する。
まず、電源およびGNDライン51を介して電力が供給されることにより、発光鋲20-iは動作を開始する(ステップS30)。そしてまず、コマンドパルスライン53を介して入力される信号がオンかオフかをチェックする(ステップS31)。
コマンドパルスがオンされていた場合には(ステップS31)、次に位置情報選択パルスライン54-iをチェック(ステップS32)、位置情報選択パルスもオンされていた場合には、アドレスが入力されているものと判断して、点滅パルス/データライン52より入力される8ビット分のデータを獲得する(ステップS33)。
そして、8ビット分の自分のアドレスデータを獲得したら、後段の発光鋲20-i+1に対する位置情報選択パルスライン54-i+1をオンにし(ステップS34)、点滅パルス/データライン52を監視して、次の8ビット分のデータが転送されるのを待つ(ステップS35)。この時に、次段の発光鋲20-i+1に対してアドレスがセットされる。
そして、8ビット分のデータの転送が終了したら(ステップS35)、発光鋲20-i+1に対する位置情報選択パルスライン54-i+1をオフにする(ステップS36)。次に、終了データが転送される、すなわち、このようにして発光鋲20-i(i=1〜n)の全てに対するアドレスをセットする処理が終わるのを待ち(ステップS37)、アドレス設定モードの動作を抜けて通常の処理に戻る。
ステップS31においてコマンドパルスがオンであり、ステップS32において位置選択パルスがオフの場合には、転送されているデータは動作モードを指定するデータであると判定する(ステップS32)。
したがって、点滅パルス/データライン52を介して入力される動作モードを示すデータを受信し(ステップS38)、そのデータに基づいて発光鋲20-i内において動作モードを設定する(ステップS39)。
また、ステップS31において、コマンドパルスがオフの場合には、点滅パルス/データライン52を監視し、点滅パルスがオンか否かをチェックする(ステップS40)。
そして、点滅パルスがオンの時には、既に設定された動作モードに従って、発光部21-iの所定のLEDをオンにして発光させる(ステップS41)。
また、点滅パルスがオフの時には、発光部21-iのLEDをオフにする(ステップS42)。このように、各発光鋲20-iが動作することにより、設定された動作モードに従って、所望の形態での点滅が行われる。
図18は、図2に示した乗車位置表示システムにおいて、各発光鋲にアドレスをセットする際の信号の流れを説明するための図である。
図16,17を参照して説明したような処理により、発光鋲20-i(i=1〜n)に設置位置情報(アドレス)を設定する場合の信号の流れについて、図18を参照して説明する。
図18に示すように、まず、制御装置10から、第1の位置情報選択パルスライン54-1を介して、第1の発光鋲20-1用位置情報選択パルスが、第1の発光鋲20-1に対して印加される。そして、この位置情報選択パルスがオンの時に、コマンドパルスライン53上のコマンドパルスをオンにし、点滅パルス/データライン52を介してアドレスデータを転送する。
この時に、点滅パルス/データライン52およびコマンドパルスライン53の信号は、全ての発光鋲20-i(i=1〜n)において観察されるが、位置情報選択パルスは第1の発光鋲20-1にしか入力されていないので、第1の発光鋲20-1のみがこの時のアドレスデータを獲得する。
このようにして8ビット分のアドレスデータの出力が終了したら、制御装置10は、第1の発光鋲20-1に対する位置情報選択パルスの出力は終了する。その結果、今度は、第1の発光鋲20-1が、第2の発光鋲20-2に対して、第2の位置情報選択パルスライン54-2を介して、位置情報選択パルスを印加する。
そして、この位置情報選択パルスに合わせて、制御装置10は、コマンドパルスライン53をオンにし、点滅パルス/データライン52にアドレスデータを載せて、第2の発光鋲20-2にアドレスをセットする。
このように、各発光鋲20-iが、順次後段の位置情報選択パルスライン54-iをオンすることにより、位置情報選択パルスが順次伝搬され、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)のいずれか1つに対して位置情報選択パルスが印加される。
したがって、この位置情報選択パルスを用いてアドレスをセットすることにより、発光鋲20-i自体には依存せず、位置情報選択パルスライン54が接続された位置に応じたアドレスを各発光鋲20-i(i=1〜n)にセットすることができる。
次に、そのようにして設定される動作モードおよび、その動作モードに基づいて実行される発光鋲20-i(i=1〜n)の発光の状態について、具体例を挙げて説明する。
まず、最も一般的な動作モードとして、点滅パルスの状態に従って発光を行う同期点滅モードがある。
図19は、図2に示した乗車位置表示システム1の同期点滅モードでの動作を説明するための図である。
同期点滅モードは、例えば図19に示すように、点滅パルスがオンの間、発光鋲20-iの発光部21-iも発光し、オフになると発光を停止するものである。
図20は、図2に示した乗車位置表示システム1の指定表示器発光部同期点滅モードでの動作を説明するための図である。
次に、指定表示器同期発光モードについて図20を参照して説明する。
簡単な説明のため発光鋲20-iの発光部21-iには、図20(A)に示すように、LED22-i、LED23-i、LED24-i、およびLED25-iの4系統のLEDを有する。
そこで、このモードは、図20(B)に示すように、制御装置10からのコマンド指定により、発光鋲20-iの指定したLEDのみが、点滅パルスに同期して点滅するようにしたモードである。これら4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iを各々異なる色にしておけば、状況に合わせて異なる色を選択した発光をさせることができる。
図21は、図2に示した乗車位置表示システム1の位置指定同期点滅モードでの動作を説明するための図である。
次に、位置指定同期点滅モードについて図21を参照して説明する。
このモードは、制御装置10より発光位置情報コマンドパルス信号を出力し、点滅する発光鋲20-iを指定することにより、指定した複数の発光鋲20-iを同期点滅するものである。
すなわち、図21(B)に示すように、まず、位置点灯指示コマンドにより、例えばi=1、i=3、i=6の発光鋲20-iというように、発光する発光鋲20-iの位置を指定する。
そして、その後、発光パルスにより、通常の同期点滅を指示する。その結果、以降は、i=1、i=3、i=6の発光鋲20-iのみが発光する。このモードは、例えば、発光鋲20-iを2次元的に配置しておけば、これを用いて文字、図形などを表示することが可能となる。
図22は、図2に示した乗車位置表示システム1の順方向遅延発光モードでの動作を説明するための図である。
次に、順方向遅延発光モードについて図22を参照して説明する。
このモードは、制御装置10より、発光パルス発生条件、すなわち発光周期と発光デューティ比を、予め各発光鋲20-iに設定しておくことにより、各発光鋲20-iは、発光鋲20-i内で各々発光遅延時間を計算し、制御装置10からの発光パルスに対してその時間だけ遅延したタイミングで発光を行うものである。
例えば、制御装置10が点滅動作時には図22(B)に示すような点滅パルスを出力する場合には、予めこの周期Fとデューティ比を各発光鋲20-iに通知しておく。各発光鋲では、周期Fとデューティによりパルス幅の時間(T)を計算する。各発光鋲20-iにおいては、自分のアドレス(位置情報)Nをさらに参照して、数式(1)の余りBNを求める。
(数1)
BN=N/(F/T) …(1)
そして、各発光鋲20-iは、図22(B)に示すように、数式(1)の余りBNとパルス幅時間Tを乗じて、自分の遅延時間Dを決定する。
制御装置10から入力される点滅パルスに対して、この遅延時間Dだけ遅れて各発光鋲20-iが発光することにより、図22(B)に示すように、所定のブロックごとの発光鋲内で、順次遅延して発光鋲が発光することになる。
その結果、図22(A)に示すように、乗車位置表示システム1全体としては、所定の間隔で、発光位置が順次流れるような点滅が行われる。
図23は、図2に示した乗車位置表示システム1の逆方向遅延発光モードでの動作を説明するための図である。
次に、逆方向遅延発光モードについて図23を参照して説明する。
このモードは、図22を参照して説明した順方向遅延発光に対して、光の流れる方向を反対にしたモードである。
このモードにおいては、制御装置10より発光パルス発生条件を予め各発光鋲20-iに設定しておくことは順方向遅延発光モードと同じであるが、発光鋲20-i内での遅延時間の計算式が順方向遅延発光モードとは異なる。すなわち、図23(B)に示すように、数式(1)により求められた余りBNとパルス幅時間Tを乗じた値を周期Fより減じた値を遅延時間Dとしている。
その結果、各発光鋲20-iの遅延時間は、図23(B)に示すように、その配置に対して図22の場合とは反対方向となる。乗車位置表示システム1全体としては、図23(A)に示すように、所定の間隔で、発光位置が逆方向に流れるような点滅が行われる。
図24は、図2に示した乗車位置表示システム1が、外部からの信号により制御される状態を説明するための図である。
なお、制御装置10において全ての制御を行うような構成であったが、例えば図24に示すように、外部からの信号により制御が行われるような構成であってもよい。その場合には、例えば制御装置10内にシリアルインタフェースや電話回線とのインタフェースなどを備え、また、外部からの制御信号に基づいて点滅パルスを生成するような機能を付加すればよい。
図25は、図1に示した乗車位置表示システムの全体の動作を説明するためのフローチャートである。図25を参照しながら、制御装置10の動作を中心に簡単に説明する。
ステップS101において、制御装置10のCPU17は、I/F部12で、設定装置30から設定モード指示を示す信号を受信すると、設定モードに遷移して、上述したように設定装置30により入力された設定情報に応じて設定処理を行い(S102)、ステップS103の処理に進む。
図26は、制御装置10のメモリ14に記憶された設定情報の一具体例を示す図である。
制御装置10のCPU17は、設定装置30から入力された設定情報を基に、例えば図26に示すように、列車番号に応じて決められた発光鋲20-iのアドレス、LEDの動作を示すデータ、コマンド、開始時間、消灯時間等を対応付けて記憶する。
一方、ステップS101において、設定モード指示を示す信号を受信しない場合にも、ステップS103の処理に進む。
ステップS103において、CPU17は、I/F部12で、設定装置30から手動モード指示を示す信号を受信すると、手動モードに遷移して、上述したように設定装置30においてタッチパネル装置32から入力された指示に応じて手動処理を行い(S104)、ステップS101の処理に戻る。
一方、ステップS103において、CPU17は、I/F部12で、自動モード指示を示す信号を受信すると、自動モードに遷移して、上述したように、計時部13が計時する時刻、および列車番号に応じて設定された発光鋲20-i(i=1〜n)の発光時間(時刻)に基づいて起動条件に達したとき、つまり計時時刻が設定された開始時刻と一致したときに、発光、点滅、または消灯させる制御信号を伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する(S105)。
この際、CPU17は、貨客車が停車する乗車位置に対応して配設された発光鋲20-i(i=1〜n)に点灯または点滅させ、貨客車が停車しない位置に配設された発光装置に消灯させる制御信号を伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する。
また、CPU17は、自由席または指定席を含む貨客車の乗車位置に対応して配設された発光鋲20-i(i=1〜n)に、自由席または指定席に応じた色で発光させる制御信号を伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する。
発光鋲20-i(i=1〜n)は、制御信号を受けて、上述したように制御信号に応じた発光、点滅、または消灯を行い(S106)、ステップS107の処理に進む。
ステップS107において、CPU17は、消灯条件、詳細には計時部13が計時する時刻、および列車番号に応じて設定された発光鋲20-i(i=1〜n)の消灯時間(時刻)に基づいて、つまり計時時刻が設定された消灯時刻と一致したときに、消灯させる制御信号を伝送線Lを介して発光鋲20-i(i=1〜n)に出力する(S108)。
発光鋲20-i(i=1〜n)は、その制御信号を受けて消灯し、ステップS101の処理に戻る。
一方、ステップS107において、消灯時刻でない場合にもステップS101の処理に戻る。
以上、説明したように、例えば駅等のプラットホームPHにおいて、複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設され、それぞれ固有のアドレスが指定されている複数の発光鋲20-i(i=1〜n)と、予め設定された列車番号、開始時刻、消灯時刻や、貨客車の種類を示す情報等に基づいて、発光鋲20-i(i=1〜n)の発光色や点滅、消灯等を制御する制御装置10とを設けたので、簡単な構成で、貨客車の種類を報知することができる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な改変が可能である。
例えば、制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、設定装置30間は伝送線Lで接続されて、伝送線Lを介してデータ通信を行っていたが、この形態に限られるものではない。
例えば、光ファイバケーブルにより制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、設定装置30間が接続されて、光ファイバケーブルを介してデータ通信を行ってもよい。こうすることにより装置間で高速にデータ通信を行うことができる。
また、装置間で無線通信によりデータ通信を行ってもよい。こうすることにより配線等を行う必要がなくなり設置が簡単になる。
また、制御信号を一本の伝送線Lにて多重伝送してもよい。こうすることにより、複数本の伝送線Lを設ける必要がなくなる。
また、図13に示した、発光鋲20-iの保護部材PBPとして、例えば図27に示すように例えば透明や半透明な文字情報、例えば指定席や自由席等が形成された保護部材PBPを設けると、発光鋲20-iのLEDが発光した場合には、その文字情報が発光するようにできる。
また、図28に示すように、発光鋲20-iのLEDをマトリックス形状に形成しておくことで、例えば、CPU17は、マトリックス形状に形成されたLEDに文字情報を示す発光を行わせる制御信号を、伝送線Lを介して発光鋲20-iに出力し、発光鋲20-Iのマイクロコンピュータ2036-iは、インタフェース部2031-iが受信した制御信号に基づいて、マトリックス形状に形成されたLEDに、設定された文字情報を示す発光を行わせることで、文字情報を表示するようにしてもよい。
また、乗車位置表示システム1の処理の順番や構成は上述した実施形態に限られるものではない。
本発明の乗車位置表示システムは、例えば駅等のプラットホームにおいて、貨客車への乗車位置に対応して配設された発光鋲に貨客車の種類に応じた報知を行うシステムに適用できる。
本発明に係る乗車位置表示システムの一実施形態を示す全体図である。 図1に示した乗車位置表示システムの全体構成図である。 (A),(B)は、図2に示した制御装置のメモリが記憶するデータDの一具体例を説明するための図である。 発光制御部と発光鋲との接続の一具体例を説明するための図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば列車種別手動運転画面を示す図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば列車自動運転画面を示す図である。 図2に示した設定装置による点滅設定画面の一具体例を説明するための図である。 点滅設定画面を説明するための図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えば時刻設定画面を示す図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えばダイヤ設定画面を示す図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えばダイヤ設定画面を示す図である。 図2に示した設定装置による設定動作を説明するための図、例えばメンテナンス画面を示す図である。 図4に示した発光鋲の具体例を説明するための図である。 図4に示した発光鋲の制御部の構成を示す機能ブロック図である。 図14に示した異常検出部の機能ブロック図である。 乗車位置表示システムの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 乗車位置表示システムの発光鋲の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示した乗車位置表示システムにおいて、各発光鋲にアドレスをセットする際の信号の流れを説明するための図である。 図2に示した乗車位置表示システムの同期点滅モードでの動作を説明するための図である。 図2に示した乗車位置表示システムの指定表示器発光部同期点滅モードでの動作を説明するための図である。 図2に示した乗車位置表示システムの位置指定同期点滅モードでの動作を説明するための図である。 図2に示した乗車位置表示システムの順方向遅延発光モードでの動作を説明するための図である。 図23は、図2に示した乗車位置表示システムの逆方向遅延発光モードでの動作を説明するための図である。 図2に示した乗車位置表示システムが、外部からの信号により制御される状態を説明するための図である。 図1に示した乗車位置表示システムの全体の動作を説明するためのフローチャートである。 制御装置のメモリに記憶された設定情報の一具体例を示す図である。 本発明に係る乗車位置表示システムの発光鋲の一具体例を示す図である。 本発明に係る乗車位置表示システムの発光鋲の一具体例を示す図である。
符号の説明
1…乗車位置表示システム、10…制御装置、11…外部インタフェース(I/F)部、12…インタフェース(I/F)部、13…計時部、14…メモリ、15…電源回路、16…発光制御部、17…制御部(CPU)、20-i(i=1〜n)…発光鋲、21-i…発光部、22-i,23-i、24-i、25-i、…LED、30…設定装置、31…インタフェース(I/F)部、32…タッチパネル装置、33…メモリ、34…電源回路、35…制御部(CPU)、230-i…制御部、2031-i…インタフェース部、2032-i…異常検出部、2033-i…ROM、2034-i…EEPROM、2035-i…LEDドライバ、2036-i…マイクロコンピュータ。

Claims (6)

  1. 複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設され、それぞれ固有のアドレスが指定されている複数の発光装置と、
    前記複数の発光装置の発光を制御する制御装置と、
    前記制御装置からの制御信号を伝送する制御信号伝送手段と、
    を具備し、
    前記発光装置各々は、
    異なる色で発光する発光手段と、
    自己のアドレスを記憶している記憶手段と、
    前記制御信号伝送手段を介して前記制御装置から送出された制御信号を受信する通信手段と、
    該通信手段が受信した制御信号に含まれるアドレスが前記記憶手段に記憶されたアドレスに一致したとき、前記制御信号に含まれる前記発光手段を動作させるデータを前記記憶手段に記憶し、前記制御信号に含まれるコマンドに応じて、前記記憶手段に記憶させたデータに基づいて前記発光手段を制御する制御手段と、
    を含み、
    前記制御装置は、
    列車番号に応じて決められた前記発光装置のアドレス、前記発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを記憶している記憶部と、
    操作指示または前記発光装置の起動条件に達したとき、前記記憶部に記憶されたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する制御部と、
    を含む
    乗車位置表示システム。
  2. 前記制御部は、前記貨客車が停車する乗車位置に対応して配設された発光装置に点灯または点滅させ、前記貨客車が停車しない位置に配設された発光装置に消灯させる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
    請求項1に記載の乗車位置表示システム。
  3. 前記制御部は、自由席または指定席を含む前記貨客車の乗車位置に対応して配設された発光装置に、前記自由席または指定席に応じた色で発光させる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
    請求項1または請求項2に記載の乗車位置表示システム。
  4. 列車番号に応じて決められた前記発光装置のアドレス、前記発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを設定する設定手段をさらに有し、
    前記制御部は、前記設定手段により設定された前記アドレス、データ、およびコマンドを前記記憶部に記憶させる
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗車位置表示システム。
  5. 前記制御装置は、時刻を計時する計時手段を有し、
    前記制御部は、前記計時手段が計時する時刻、および前記列車番号に応じて設定された前記発光装置の発光時間または消灯時間に基づいて、発光、点滅、または消灯させる制御信号を前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗車位置表示システム。
  6. 前記発光手段は、予め設定された文字情報を示す発光を行う文字発光手段を含み、
    前記制御部は、前記文字発光手段に文字情報を示す発光を行わせる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力し、
    前記制御手段は、前記通信手段が受信した当該制御信号に基づいて、前記文字発光手段に前記文字情報を示す発光を行わせる
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の乗車位置表示システム。
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