JP2005306123A - 乗車位置表示システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設される複数の発光鋲20-i(i=1〜n)と、発光鋲20-iの発光を制御する制御装置10と、伝送線Lとを有し、発光鋲20-i各々は、異なる色で発光するLEDと、EEPROMと、インタフェースと、制御信号に応じてLEDの発光を制御するマイクロコンピュータを含み、制御装置10は、列車番号に応じて決められた発光装置のアドレス、LEDの動作を示すデータ、およびコマンドを記憶しているメモリ14と、操作指示または起動条件に達したとき、メモリ14に記憶されたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として伝送線Lを介して発光鋲20-iに出力するCPU17とを設ける。
【選択図】図2
Description
また、乗車対象の列車の貨客車の乗車位置、例えば駅のプラットホームの乗車位置に設けられた発光装置が知られている。
また、そのような情報を報知する液晶ディスプレイ等の複雑な構成の表示装置を設けることは、費用が大きくなり、また装置の管理が複雑になってしまう。
このため、簡単な構成で、例えば指定席や自由席等の貨客車に応じた報知を行うことができる乗車位置表示システムが望まれている。
発光装置の制御手段は、通信手段が受信した制御信号に含まれるアドレスが記憶手段に記憶されたアドレスに一致したとき、制御信号に含まれる発光手段を動作させるデータを記憶手段に記憶し、制御信号に含まれるコマンドに応じて、記憶手段に記憶させたデータに基づいて発光手段を制御する。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る乗車位置表示システムを説明する。
本実施形態に係る乗車位置表示システム1は、例えば図1に示すように、制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、設定装置30を有する。
制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、および設定装置30は、信号を伝送する伝送線Lにより接続されている。
詳細には、発光鋲20-i(i=1〜n)は、図1に示すように、乗車対象の貨客車TRの乗車位置RP、例えば駅等のプラットホームPHに貨客車TRへ乗車するための乗車位置RPに対応して配設される。
また、発光鋲20-i(i=1〜n)は、車両TRへの乗車や降車を行う乗車口EPに対応する乗車位置RP、例えば図1に示すように、プラットホームPHの乗車口EPの近傍の乗車位置RPに埋設されている。
また、設定装置30は、制御装置10と通信を行い、車両TRへ乗車するための乗車位置RPに設けられた発光鋲20-i(i=1〜n)に発光させる色を設定し、設定した情報を伝送線Lを介して制御装置10に出力する。
制御装置10は、詳細には図2に示すように、外部インタフェース(I/F)部11、インタフェース(I/F)部12、計時部13、メモリ14、電源回路15、発光制御部16、および制御部(CPU:Central Processing unit)17を主構成要素として有する。
計時部13は本発明に係る計時手段の一例に相当し、メモリ14は本発明に係る記憶部の一例に相当し、CPU17は本発明に係る制御部の一例に相当する。
計時部13は、時刻の計時を行い、例えば現時刻を示す時刻情報をCPU17に出力する。
メモリ14は、例えば図2に示すように、プログラムPRG1、およびデータD等を記憶する。
プログラムPRG1は、例えば、本発明に係る機能を実現させる処理手順を含み、CPU17により実行されることで本発明に係る機能を実現する。
列車番号は、例えば列車の運行時刻データにおいて、複数の貨客車TRが連結した列車それぞれに固有の識別情報である。ある路線や区間において、1日間に複数の同一の列車番号の列車が運転されることはない。
乗車口EPや乗車位置RPは、列車番号、例えば列車の種類、詳細には651系や653系等の種類により異なる。
651系の列車のうち貨客車TRの乗車位置RPは、例えば図3(A),(B)に示すように、列車の先頭位置から、4.085m、18.445m、22.095m、…、229.315mである。
653系の列車の貨客車TRの乗車位置RPは、例えば図3(A),(B)に示すように、列車の先頭位置から、4.165m、18.815m、「−」、…、286.535mである。
図3(A),(B)中、「−」で示す位置は、乗車口EPがない旨を示す。
本実施形態に係る乗車位置表示システム1においては、例えば図3(A),(B)に示すように、2つの種類の列車の乗車位置RPが略等しい場合には、その中間位置に発光鋲20-iを配設し、一方の種類の列車の乗車口EPに対応する乗車位置RPには、その乗車位置RPに、発光鋲20-iを配設する。
例えば本実施形態では、図3(A),(B)に示すように、4.125m、18.635m、22.095m、…、286.535mの位置に発光鋲20-i(i=1〜34)を配設する。
また、図3(A),(B)中、Gは緑色表示、Yは黄色表示、Bは消灯を発光鋲20-iそれぞれに行わせる旨を示すデータである。
このデータDは、本実施形態では、後述するように設定装置30により設定され、CPU17は、設定装置30により設定された情報をメモリ14に記憶させる。
また、CPU17は、メモリ14からデータDを読み出し、データDに応じた制御を行う。
電源およびGNDライン51は、点滅パルス/データライン52、およびコマンドライン53は、各々発光制御部16によりドライブされ、各発光鋲20-i(i=1〜n)が並列に接続された配線である。
電源およびGNDライン51は、n個の発光鋲20-i(i=1〜n)に電源を供給するための電源およびGNDラインである。発光鋲20-i(i=1〜n)は、各々この電源およびGNDラインに対して並列に接続される。
コマンドパルス信号ライン53は、点滅パルス/データライン52を転送される信号が、前述したような発光鋲20-iの点滅を制御するパルスか、動作条件などのデータかを指定するための信号線である。
本実施形態においては、コマンドパルス信号ライン53を転送される信号が、Hレベルの時は点滅パルス/データライン52を転送される信号は動作設定のためのデータであり、コマンドパルス信号ライン53を転送される信号がLレベルの時は、点滅パルス/データライン52を転送される信号は点滅パルス信号であるものとする。
位置情報選択ライン54は、例えば図4に示すように、制御装置10からn番目の発光鋲20-i(i=1〜n)までが順次カスケードに接続された信号線である。
すなわち、まず、発光制御部16から第1の発光鋲20-1に対して第1の位置情報選択パルスライン54-1が配線されており、次に、第1の発光鋲20-1から第2の発光鋲20-2に対して第2の位置情報選択パルスライン54-2が配線されている。以後同様に、第i−1番目の発光鋲20-i-1から第i番目の発光鋲20-iに対して第i番目の位置情報選択パルスライン54-iが配線され、第n番目の発光鋲20-nまでが順次接続される。
また、発光制御部16−1と発光鋲20-17 〜20-1、発光制御部16−2と発光鋲20-18 〜20-34 は、図2に示すように接続されている。
こうすることにより、例えば図4に示すように発光鋲20-i(i=1〜34)を直列に接続した場合と比べて、電圧降下による発光量の低下を軽減することができる。
また、これら各信号の流れについては、乗車位置表示システム1の動作とともに後に詳細に説明する。
I/F部31、タッチパネル装置32、メモリ33、電源回路34、およびCPU35は、バスBSにより接続されている。
タッチパネル装置32は、例えばCPU35の制御により、設定画面を表示し、例えば乗車位置表示システム1の管理者等による操作に応じた、設定情報やデータをCPU35に出力する。
また、タッチパネル装置32は、例えば独立した表示装置や操作入力装置により構成されていてもよい。
また、メモリ33は、例えば図2に示すように、プログラムPRG2、およびデータ等を記憶する。例えばプログラムPRG2は、CPU35により実行されることで後述する設定情報を生成する機能を有する。
また、CPU35は、例えばタッチパネル装置32から入力された信号に基づいて設定情報等を生成し、その情報をI/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力させる。
また、CPU35は、タッチパネル装置32から入力された信号に基づいて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅制御や、自動また制御または手動制御の切り替えを示す信号を、I/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力させる。
制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅制御や、自動また制御または手動制御の切り替え制御を行う。
CPU35は、システム起動時および手動運転時には、例えば図5に示すような、列車種別手動運転画面PT1をタッチパネル装置32に表示させる。
制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、メモリ14に記憶するデータDに基づいて、発光鋲20-i(i=1〜n)を設定された色で点滅、または消灯させる。
点滅リセットアイコンIRSが操作されると、CPU35は、その旨を示す信号を、I/F部31に伝送線Lを介して制御装置10に出力する。制御装置10のCPU17は、I/F部12で受信したその信号に応じて、発光鋲20-i(i=1〜n)の点滅をリセット(消灯)させる。
点滅設定アイコンI30は、発光鋲20-i(i=1〜n)の発光色を選択させる設定画面を表示させる際に操作される。CPU35は、点滅設定アイコンI30が操作されると、タッチパネル装置32に点滅設定画面PT30を表示させる。
時刻設定アイコンI40は、時刻設定を行う際に操作される。CPU35は、時刻設定アイコンI40が操作されると、タッチパネル装置32に時刻設定画面PT4を表示させる。
CPU35は、自動運転モード時には、列車種別自動運転画面PT2をタッチパネル装置32に表示させる。
列車種別自動運転画面PT2は、例えば図6に示すように、列車名および発射時刻表示部PT21、およびアイコンI1〜I10を有する。
また、タッチパネル装置32下部には、各種選択アイコン、例えば手動運転アイコンI50、点滅設定アイコンI30、ダイヤ設定アイコンI60、および時刻設定アイコンI40を有する。
ダイヤ設定アイコンI60は、列車ダイヤ、および点灯時刻等を設定させる際に操作される。
CPU35は、点滅設定モード時には、タッチパネル装置32に、例えば図8に示したアイコンI1〜I10から所定のアイコン、例えばI2が選択されると、例えば図7に示すように、そのアイコンに応じた点滅設定画面PT3が表示される。
なお、設定番号は、アイコンI1〜I10の下部に表示される。
例えば、貨客車TRの車両番号が操作されると、その車両番号に対応する乗車口EP(乗車位置RP)に対応して配設されるアイコンが、図8に示すように、消灯表示B、緑色表示G、黄色表示Y、消灯表示、…、と循環的に遷移して、CPU35はその設定に応じた信号を制御装置10に出力する。
CPU35は、時刻設定モード時には、例えば図9に示すように、時刻設定画面PT4をタッチパネル装置32に表示させる。
時刻設定部PT41には、現在時間が表示される。時刻設定部PT41が操作されると、例えば時刻設定を行うための設定キーが表示され、設定キーを操作することにより現時刻を設定する。
この現在時刻は、例えば制御装置10の計時部13が計時する時刻情報に相当する。また、設定装置30にも計時部が設けられている場合には、設定装置30と制御装置10の計時部が計時する時刻が同期するように設定される。
手動設定時自動消灯アイコンI42を操作することにより、上述したタイマの使用または未使用を設定する。
また、自動消灯時間設定部PT422を操作すると、例えば設定キーが表示され、その設定キーを操作することにより、自動消灯時間を設定する。
CPU35は、ダイヤ設定モード時には、例えば図10,図11に示すような、ダイヤ設定画面PT6をタッチパネル装置32に表示させる。
ダイヤ設定画面PT6は、各種データ、例えば図10に示すように、設定番号(No)、発光および点滅の有無、列車名称、発車時刻、点灯時刻、消灯時刻、点滅番号(No)、等のデータを有し、ダイヤ設定画面PT6が操作されると、ソフトキーボードKBがポップアップ表示され、ソフトキーボードKBを操作することにより、各種データを設定する。例えばこの設定データは自動運転モード時に参照される。
CPU35は、例えばメンテナンスモード時には、例えば図12に示すような、メンテナンス画面PT7をタッチパネル装置32に表示させる。
鋲番号初期設定アイコンI72は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)の番号の初期設定を行う際に操作される。
初期値設定アイコンI73は、例えば制御装置10の各種初期設定を行う際に操作される。
鋲初期化アイコンI74は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)の各種初期設定を行う際に操作される。
鋲EEPROM書き込み起動アイコンI75は、例えば発光鋲20-i(i=1〜n)内部のEEPROMに設定データを書き込む際に操作される。
各発光鋲20-iは、例えば図4に示すように、発光部21-iおよび制御部230-iを有する。
発光部21-iは、例えば、発光ダイオード(LED)やフラッシュチューブ等の発光素子により構成される。
本実施形態では、例えば発光部21-iは、各々独立に制御可能な4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iを有する。
本実施形態では、例えば図13に示すように、基板BP上に4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iそれぞれとして、4個のLED221-i〜224-i、LED231-i〜234-i、LED241-i〜244-i、LED251-i〜254-iが設けられている。こうすることで、LEDによる発光量を増大させることができる。
また、LED23-iおよび25-iそれぞれとして、LED231-i〜234-i、およびLED251-i〜254-iは、例えば緑色に発光するLEDである。
基板BPは、例えば図13に示すように、透明部材により形成された保護部材PBPにより覆われている。
制御部230-iについて、図14を参照して詳細に説明する。
制御部230-iは、例えば図14に示すような、1チップマイクロコンピュータを内蔵した回路である。
図14に示すように、制御部230-iは、インタフェース部2031-i、異常検出部2032-i、ROM2033-i、EEPROM2034-i、LEDドライバ2035-i、およびマイクロコンピュータ2036-iを有する。
マイクロコンピュータ2036-iは本発明に係る制御手段の一例に相当する。
また、インタフェース部2031-iは、マイクロコンピュータ2036-iの指示に基づいて、後段の発光鋲20-i+1に位置情報選択パルスライン54-i+1を介して、位置情報選択パルスを出力する。
異常検出部2032-iは、例えば図15に示すように、異常検出回路41-i、疑似信号発生回路42-i、およびスイッチ43-iを有する。
異常検出回路41-iは、点滅パルス/データライン52を監視し、予め定めた所定の時間点滅パルスが受信できない場合、点滅パルス/データライン52に異常が発生したと判断し、異常検出信号を疑似信号発生回路42-iに出力する。正常に点滅パルスを受信している間は、そのパルスをマイクロコンピュータ2036-iに出力する。
図16,17を参照しながら、乗車位置表示システム1の制御装置10および発光鋲20-iの動作について説明する。
簡単な説明のため発光鋲20-i(i=1〜n)が直列接続された場合を説明する。
まず、処理が開始されたら(ステップS10)、制御装置10は第1の発光鋲20-iとの間の位置情報選択パルスライン54-1をオンにし、各発光鋲20-i(i=1〜n)に対してアドレスを設定する処理を開始する(ステップS11)。
なお、この時は、第2の発光鋲20-2に入力される位置情報選択パルスライン54-2は、第1の発光鋲20-1がドライブするので、制御装置10は位置選択パルスをオンする処理は行わない。
なお、ここで各発光鋲20-i(i=1〜n)に転送する動作指定データは、先に設定された各発光鋲20-i(i=1〜n)のアドレスを用いて、各々異なるデータを設定してもよいし、発光鋲20-i(i=1〜n)に設定されているアドレスを参照することにより結果として各発光鋲20-i(i=1〜n)が異なる動作をするような同一のデータを設定してもよい。
まず、電源およびGNDライン51を介して電力が供給されることにより、発光鋲20-iは動作を開始する(ステップS30)。そしてまず、コマンドパルスライン53を介して入力される信号がオンかオフかをチェックする(ステップS31)。
コマンドパルスがオンされていた場合には(ステップS31)、次に位置情報選択パルスライン54-iをチェック(ステップS32)、位置情報選択パルスもオンされていた場合には、アドレスが入力されているものと判断して、点滅パルス/データライン52より入力される8ビット分のデータを獲得する(ステップS33)。
そして、8ビット分のデータの転送が終了したら(ステップS35)、発光鋲20-i+1に対する位置情報選択パルスライン54-i+1をオフにする(ステップS36)。次に、終了データが転送される、すなわち、このようにして発光鋲20-i(i=1〜n)の全てに対するアドレスをセットする処理が終わるのを待ち(ステップS37)、アドレス設定モードの動作を抜けて通常の処理に戻る。
したがって、点滅パルス/データライン52を介して入力される動作モードを示すデータを受信し(ステップS38)、そのデータに基づいて発光鋲20-i内において動作モードを設定する(ステップS39)。
そして、点滅パルスがオンの時には、既に設定された動作モードに従って、発光部21-iの所定のLEDをオンにして発光させる(ステップS41)。
また、点滅パルスがオフの時には、発光部21-iのLEDをオフにする(ステップS42)。このように、各発光鋲20-iが動作することにより、設定された動作モードに従って、所望の形態での点滅が行われる。
図16,17を参照して説明したような処理により、発光鋲20-i(i=1〜n)に設置位置情報(アドレス)を設定する場合の信号の流れについて、図18を参照して説明する。
この時に、点滅パルス/データライン52およびコマンドパルスライン53の信号は、全ての発光鋲20-i(i=1〜n)において観察されるが、位置情報選択パルスは第1の発光鋲20-1にしか入力されていないので、第1の発光鋲20-1のみがこの時のアドレスデータを獲得する。
そして、この位置情報選択パルスに合わせて、制御装置10は、コマンドパルスライン53をオンにし、点滅パルス/データライン52にアドレスデータを載せて、第2の発光鋲20-2にアドレスをセットする。
したがって、この位置情報選択パルスを用いてアドレスをセットすることにより、発光鋲20-i自体には依存せず、位置情報選択パルスライン54が接続された位置に応じたアドレスを各発光鋲20-i(i=1〜n)にセットすることができる。
まず、最も一般的な動作モードとして、点滅パルスの状態に従って発光を行う同期点滅モードがある。
同期点滅モードは、例えば図19に示すように、点滅パルスがオンの間、発光鋲20-iの発光部21-iも発光し、オフになると発光を停止するものである。
次に、指定表示器同期発光モードについて図20を参照して説明する。
そこで、このモードは、図20(B)に示すように、制御装置10からのコマンド指定により、発光鋲20-iの指定したLEDのみが、点滅パルスに同期して点滅するようにしたモードである。これら4系統のLED22-i,23-i、24-i、25-iを各々異なる色にしておけば、状況に合わせて異なる色を選択した発光をさせることができる。
次に、位置指定同期点滅モードについて図21を参照して説明する。
このモードは、制御装置10より発光位置情報コマンドパルス信号を出力し、点滅する発光鋲20-iを指定することにより、指定した複数の発光鋲20-iを同期点滅するものである。
そして、その後、発光パルスにより、通常の同期点滅を指示する。その結果、以降は、i=1、i=3、i=6の発光鋲20-iのみが発光する。このモードは、例えば、発光鋲20-iを2次元的に配置しておけば、これを用いて文字、図形などを表示することが可能となる。
次に、順方向遅延発光モードについて図22を参照して説明する。
このモードは、制御装置10より、発光パルス発生条件、すなわち発光周期と発光デューティ比を、予め各発光鋲20-iに設定しておくことにより、各発光鋲20-iは、発光鋲20-i内で各々発光遅延時間を計算し、制御装置10からの発光パルスに対してその時間だけ遅延したタイミングで発光を行うものである。
BN=N/(F/T) …(1)
制御装置10から入力される点滅パルスに対して、この遅延時間Dだけ遅れて各発光鋲20-iが発光することにより、図22(B)に示すように、所定のブロックごとの発光鋲内で、順次遅延して発光鋲が発光することになる。
次に、逆方向遅延発光モードについて図23を参照して説明する。
このモードは、図22を参照して説明した順方向遅延発光に対して、光の流れる方向を反対にしたモードである。
その結果、各発光鋲20-iの遅延時間は、図23(B)に示すように、その配置に対して図22の場合とは反対方向となる。乗車位置表示システム1全体としては、図23(A)に示すように、所定の間隔で、発光位置が逆方向に流れるような点滅が行われる。
なお、制御装置10において全ての制御を行うような構成であったが、例えば図24に示すように、外部からの信号により制御が行われるような構成であってもよい。その場合には、例えば制御装置10内にシリアルインタフェースや電話回線とのインタフェースなどを備え、また、外部からの制御信号に基づいて点滅パルスを生成するような機能を付加すればよい。
制御装置10のCPU17は、設定装置30から入力された設定情報を基に、例えば図26に示すように、列車番号に応じて決められた発光鋲20-iのアドレス、LEDの動作を示すデータ、コマンド、開始時間、消灯時間等を対応付けて記憶する。
発光鋲20-i(i=1〜n)は、制御信号を受けて、上述したように制御信号に応じた発光、点滅、または消灯を行い(S106)、ステップS107の処理に進む。
発光鋲20-i(i=1〜n)は、その制御信号を受けて消灯し、ステップS101の処理に戻る。
一方、ステップS107において、消灯時刻でない場合にもステップS101の処理に戻る。
例えば、制御装置10、発光鋲20-i(i=1〜n)、設定装置30間は伝送線Lで接続されて、伝送線Lを介してデータ通信を行っていたが、この形態に限られるものではない。
また、装置間で無線通信によりデータ通信を行ってもよい。こうすることにより配線等を行う必要がなくなり設置が簡単になる。
また、制御信号を一本の伝送線Lにて多重伝送してもよい。こうすることにより、複数本の伝送線Lを設ける必要がなくなる。
Claims (6)
- 複数の貨客車それぞれの乗車位置に対応して配設され、それぞれ固有のアドレスが指定されている複数の発光装置と、
前記複数の発光装置の発光を制御する制御装置と、
前記制御装置からの制御信号を伝送する制御信号伝送手段と、
を具備し、
前記発光装置各々は、
異なる色で発光する発光手段と、
自己のアドレスを記憶している記憶手段と、
前記制御信号伝送手段を介して前記制御装置から送出された制御信号を受信する通信手段と、
該通信手段が受信した制御信号に含まれるアドレスが前記記憶手段に記憶されたアドレスに一致したとき、前記制御信号に含まれる前記発光手段を動作させるデータを前記記憶手段に記憶し、前記制御信号に含まれるコマンドに応じて、前記記憶手段に記憶させたデータに基づいて前記発光手段を制御する制御手段と、
を含み、
前記制御装置は、
列車番号に応じて決められた前記発光装置のアドレス、前記発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを記憶している記憶部と、
操作指示または前記発光装置の起動条件に達したとき、前記記憶部に記憶されたアドレス、データ、およびコマンドを制御信号として、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する制御部と、
を含む
乗車位置表示システム。 - 前記制御部は、前記貨客車が停車する乗車位置に対応して配設された発光装置に点灯または点滅させ、前記貨客車が停車しない位置に配設された発光装置に消灯させる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
請求項1に記載の乗車位置表示システム。 - 前記制御部は、自由席または指定席を含む前記貨客車の乗車位置に対応して配設された発光装置に、前記自由席または指定席に応じた色で発光させる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
請求項1または請求項2に記載の乗車位置表示システム。 - 列車番号に応じて決められた前記発光装置のアドレス、前記発光手段の動作を示すデータ、およびコマンドを設定する設定手段をさらに有し、
前記制御部は、前記設定手段により設定された前記アドレス、データ、およびコマンドを前記記憶部に記憶させる
請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗車位置表示システム。 - 前記制御装置は、時刻を計時する計時手段を有し、
前記制御部は、前記計時手段が計時する時刻、および前記列車番号に応じて設定された前記発光装置の発光時間または消灯時間に基づいて、発光、点滅、または消灯させる制御信号を前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力する
請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗車位置表示システム。 - 前記発光手段は、予め設定された文字情報を示す発光を行う文字発光手段を含み、
前記制御部は、前記文字発光手段に文字情報を示す発光を行わせる制御信号を、前記制御信号伝送手段を介して前記発光装置に出力し、
前記制御手段は、前記通信手段が受信した当該制御信号に基づいて、前記文字発光手段に前記文字情報を示す発光を行わせる
請求項1から請求項5のいずれかに記載の乗車位置表示システム。
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JP2004123440A Pending JP2005306123A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 乗車位置表示システム |
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JP (1) | JP2005306123A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248669A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Hitachi Ltd | 情報表示システム |
JP2017001433A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社新陽社 | 駅のホームにおける路線別の車体カラー表示制御システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01102984U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | ||
JPH04118865U (ja) * | 1991-04-09 | 1992-10-23 | 日本信号株式会社 | 停車位置表示装置 |
JPH0971242A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-18 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗車位置表示装置 |
JPH11328588A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-30 | Nokeg & G Opt Electronics Kk | 発光システム |
-
2004
- 2004-04-19 JP JP2004123440A patent/JP2005306123A/ja active Pending
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