JPH0970956A - 印刷版のクリーニング方法及び該装置 - Google Patents

印刷版のクリーニング方法及び該装置

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JPH0970956A
JPH0970956A JP26195695A JP26195695A JPH0970956A JP H0970956 A JPH0970956 A JP H0970956A JP 26195695 A JP26195695 A JP 26195695A JP 26195695 A JP26195695 A JP 26195695A JP H0970956 A JPH0970956 A JP H0970956A
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JP
Japan
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cleaning
roller
housing
liquid agent
screen plate
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JP26195695A
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English (en)
Inventor
Okie Tani
興衞 谷
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Tani Denkikogyo Co Ltd
Original Assignee
Tani Denkikogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、スクリーン版を使用する印刷のス
クリーン版の裏面に、毎印刷の際に付着する印刷残渣の
除去の方法及び装置する。均一にクリーニング液剤を塗
布し、印刷の対應でクリーニング範囲を可変し得る構成
とし、簡便なカセット交換性をもつ無残渣クリーニング
を意図する。 【構成】 上記目的達成のため、本発明に基づく方法及
び、装置では、印刷装置のスクリーン版下面に、本装置
の基台を設け、該基台上に上下する駆動部を設け、該駆
動部にクリーニング機構としてのローラー部、かかる駆
動部・液剤部・掻取り部等を筐体に設け、該構成を交換
可能にカセットとして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷の印刷
版の裏面のクリーニングの方法と装置に関する。主にプ
リント回路基板に電子部品を装着する前に所定位置に半
田ペーストを載着させる等、スクリーン印刷の際に、毎
回、乃至は、定期に裏面のクリーニングを必要とする等
の産業分野に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板上のスクリーン印刷に用い
られる印刷装置は、概ね、何らかのクリーニング方法を
とり、行なわれている。本課題の薬剤塗布の方法に就い
ては、超音波による塗布、布紙に浸液しての塗布、エア
ーによる吹付け塗布、人為による塗布等が行なわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷物としての電子回
路基板は、最近とみに、印刷パターンのファインピッチ
化が進みスクリーン版の印刷に際しての裏面のクリーニ
ングの状態が、印刷品質に大きく影響することから諸上
記方法等提案されている。人為による方法は、作業ム
ラ、コスト、自動化の要請等から超音波による塗布、布
紙に浸液しての塗布、エアーによる吹付け塗布等が行な
われているが、超音波による塗布、エアーによる吹付け
塗布は、均一塗布・塗布濃度にムラを生じ、布紙に浸液
しての塗布にあっては、スクリーン版に接触する布紙の
一部分のスクリーン面への残渣の課題がありそれぞれに
長短を有する。従って、かかる課題の解決と該装置の簡
易化等を計る
【0004】
【課題を解決するための手段】。上記課題を解決するた
めに本発明に基づくクリーニング装置は、まず、従来の
クリーニング装置の長所を歪めることなく取り入れ、課
題を解決する。
【0005】印刷装置のスクリーン版下面に、印刷方向
又は、交差して移動する筐体部を設け、筐体内に裏面に
垂直方向に複数のローラーを直列し、該ローラーを交互
に左右に回転して、筐体下部のクリーニング溶剤保持部
の溶剤を最下部のローラー部位に浸漬しつつ回転し、隣
接の上位部ローラーとの間隔を数mm間に各ローラー間
を保持してローラーを回転することにより、順次、液剤
を上部に移動し、最上位ローラーの付着液剤をスクリー
ン版に対し、進行・回転しつつ、乃至は、付着位置に近
接して、該スクリーン版裏面にクリーニング液剤を塗布
し、クリーニングを行なうように構成し、該塗布手段
と、又、薬剤塗布と共に、クリーニン用スキージーを各
種併用し、両者の相乗効果とにより課題を解決する。
【0006】上記ローラー回転によるクリーニング剤の
移動は、回転方向により、円面の垂直方向の左右のいづ
れかの側面が上昇面となり他面は、下降面となって循環
する。印刷面の態様により回転方向を選択する。
【0007】ローラーの回転方向の左右で上昇面・下降
面と伝送の液剤がおおむね分離することから、下降液剤
を下降面の部位で回収でき、クリーニングの状態・態様
で選択し得るように設けられる。又、濾過装置の付設も
可能である。
【0008】ローラーの駆動部は、モーターによりベル
ト乃至、チエーンにより所要に回転・駆動するよう設け
る。モーターに変えて、該筐体部の移動による回転駆動
部を設けて、移動による回転を利用し得る。
【0009】筐体支持部と筐体結合部を脱着可能に構成
することにより、筐体部をカセット化し得る。又、筐体
内のローラーと液剤部を内筐体内に収納し、該内筐体を
カセットとして脱着し得る構成とし、本筐体部を駆動部
及びカセット部により構成する。
【0010】クリーニングスキージーを該筐体の進行方
向前後部に設け液剤塗布の前後をクリーニングする。該
スキージーは、諸種の利用が可能である。
【0011】
【作用】上記のように構成されたクリーニング装置は、
液剤を均一平準に塗布し、ムラなくクリーニングが可能
であり、又、クリーニング幅の長さでのローラーの交換
によるクリーニングの簡便性と、交換がカセット式に簡
便な事から、機器の清拭・可動時のクリーニング管理が
容易に可能である。
【0012】筐体を設け、下部の溶剤蓄槽部に直接にロ
ーラーを浸して液剤を伝送できる。塗布面に対しローラ
ーの浸槽・回転により簡便確実に液送である。
【0023】ローラーを塗布面に垂直方向に直列し、各
ローラー間の接面部の間隔を数mmに構成することによ
り、ローラーの近接面で液送の授受が可能となる。
【0024】ローラー回転軸にスプラケットを結合し、
ベルト等で駆動モーター等駆動部と連結してローラーを
回転し、該回転の方向を上下のローラーとの関係に於い
て左右に交互に回転することにより、該伝送を可能とす
る。
【0025】上記により、接面部のローラーに付着した
液剤をスクリーン裏面に塗布してクリーニングが可能と
なる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の要旨について、実施例に基づ
き図面を参照しながら説明する。図1は、本考案の斜視
図を表す。1は、筐体部を表し、該筐体にローラー部
2、イ、ロ、ハ、を設け、ローラー駆動機構を3ローラ
ーシャフト・4ベアリング・5スプラケット、6ベルト
乃至ラダーチエーン等で筐体内駆動部を構成する。筐体
側壁部イをローラーシャフト3をベアリング4を介し窄
通し、該シャフト3にスプラケット5ロを取付け、ラダ
ーチエーン6、モーター側ラダチエーン用スプラケット
7等を介し、ローラー駆動用モーター8により、ローラ
ー部2を回転する。
【0027】筐体部1を支持する基台11を設け、該基
台部に筐体部を上下する駆動用エアーシリンダー部9を
機構する。スクリーン面のクリーニングに際しての移動
機構に就いては、図示省略す。
【0028】ローラー側スプラケット部で直接筐体移動
による回転駆動を得てモーターを利用せずローラーを回
転し、該スプラケット部とエアーシリンダー部9と筐体
部1を脱着可能に構成し、カセット化し得る。関連の駆
動と共に印刷上の一連のシステムとして機構し、制御・
駆動する。
【0029】図2は、スクリーン印刷版17に塗布ロー
ラー2イの接面塗布16の状態を表す進行方向19側か
らの断面要部図を表す。液剤部13は、筐体部を容器と
する該下部に設けられて有り、ローラー13ハとの浸漬
状態を表し、14L・15R等の矢印は、回転方向を表
し、近接するローラーをベルト6により左右交互に回転
し液13をローラー2イに伝送し13のローラー伝送
塗布液を、スクリーン面16に塗布する。塗布後、液
は、回転に従い回転方向下部の該貯槽部に戻入し、液
は、ローラーの回転による塗布工程を経て循環する。
【0030】掻取りレバー機構部18の掻取りレバー1
0は、出入部12より出入し版面を掻取る。
【0031】図3は、ローラーを進行方向により回転を
左右反対方向にした例であり、14R・15Lは、筐体
の進行方向による回転方向変換を表す。
【0032】尚、上記実施例の他にも、本発明の本旨か
ら逸脱しない限りに於いて、様々な構成・構造が許され
るもので、特に上記実施例の図面等に限定されるもので
はない。例えば、掻取りレバー機構部18の掻取りレバ
ー10を、超薄刃のスキージーに変え、又、回転刃スキ
ージーとしたり、或いは、布紙スキージーを利用し得
る。ローラーに薄膜を被覆してもよい。又 、機構によ
りローラーの個数を可変するなど、本発明は、何等の制
限を受けるものではなく、その故に各図に共通にその図
示が略されているものである。上下駆動用エアーシリン
ダーを単一にしてよく、又、筐体部の容器部以外をバー
等で構成してもよい。又、ローラーの長手方向の幅の長
さを、印刷物に対應して可変し得る。カセットの交換に
よる方式により、より簡便に成し得る。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から容易に理解さ
れるように、印刷に於いて下記のような効果を有するも
のである。
【0034】1、液剤の均一塗布がローラーの組み合わ
せと回転により可能で機構が簡便であることから、装置
自体のクリーニング・補修維持等が容易で有る。 2、接面ローラーにより、スクリーン面に均一にムラな
くクリーニング液剤を塗布し、残渣除去の効果を有す
る。 3、接面ローラーにら起因するクリーニング液剤の塗布
による2次残渣の残留がなく、1次残渣の除去が容易で
有る。 4、クリーニングの性質上、本装置の対汚れ、液の交換
の必要性・ローラーのクリーニングによる汚れ等の関連
部のクリーニング維持を必要とし、カセット仕様で該事
項が簡便に可能となる。 5、該塗布機構と掻取り機構を諸種・組み合わせて構成
することにより安定したクリーニングが得られる。 6、印刷物の幅に対應してローラー乃至カセットの交換
によりクリーニング幅を自在に可変し得ることから、効
率よくクリーニングを成し得る。 7、印刷装置の構成によりモーターの使用、乃至不使用
等の選択で、該構成をより簡便に成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷版クリーニング方法及び該装置の実施例を
示す要部構成斜視図
【図2】上記実施例の進行方向断面要部構成図
【図3】上記実施例の進行方向断面要部構成図
【符号の説明】
1 筺体部(又はケース) 2 ローラー部 3 ローラーシャフト 4 ベアリング 5 スプラケット イ又は、 ベルト側 ロ ローラー側 6 ラダーチエーン 7 モーター側ラダチエーン用スプラケット 8 ローラー駆動用モーター 9 上下駆動用エアーシリンダー 10 掻取りレバー 11 基台 12 掻取りレバー出入部 13 液剤部 14 回転ローラーの回転方向矢印 L 反時計回り R 時計回り 15 回転ローラーの回転方向矢印 L 反時計回り R 時計回り 16 スクリーン版とのローラー接面部 17 スクリーン版 18 掻取りレバー駆動部 19 筐体の進行方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン版(又は、印刷版と称す
    る。)を使用して印刷する印刷装直のスクリーン版の裏
    面クリーニングに関して、スクリーン版下面部に上下し
    前後に移動し得る筐体を設け、該筐体内に駆動可能に複
    数個の回転するローラーを数mm幅の間隔で近接し、各
    ローラーは、相互に逆方向に回転して、筐体下部に設け
    られるクリーニング液剤部に浸漬してローラーを回転駆
    動し、該浸漬ローラーの回転により順次上部ローラーに
    液剤を送給し、最上部ローラーの該付着液剤をスクリー
    ン版に接面、乃至は、近接し、塗布することによりクリ
    ーニングを行なう、かかる駆動機構及び、制御機構によ
    り構成された印刷版への塗布によるクリーニング方法及
    び該装置
  2. 【請求項2】上記クリーニングに於いて、筐体部の進行
    方向に直行する前後部にスクリーン面に交互に、又は、
    同時に昇降し、スクリーン版に接面するクリーニングス
    キージーにより、クリーニングを行なう、かかる駆動機
    構及び、制御機構により構成された印刷版への塗布によ
    るクリーニング方法及び該装置
  3. 【請求項3】 上記請求項1〜2のクリーニングに於い
    て、筐体部を脱着可能なカセットとして構成し、該機構
    を交換可能なシステムとし、かかる駆動機構及び、制御
    機構により構成された印刷版への塗布によるクリーニン
    グ方法及び該装置
JP26195695A 1995-09-04 1995-09-04 印刷版のクリーニング方法及び該装置 Pending JPH0970956A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002187256A (ja) * 2000-12-20 2002-07-02 Tani Electronics Corp スクリーン印刷機におけるスクリーン版クリーニング装置
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