JPH0970784A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH0970784A
JPH0970784A JP22933995A JP22933995A JPH0970784A JP H0970784 A JPH0970784 A JP H0970784A JP 22933995 A JP22933995 A JP 22933995A JP 22933995 A JP22933995 A JP 22933995A JP H0970784 A JPH0970784 A JP H0970784A
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JP
Japan
Prior art keywords
sandwiching
cylinder
work
wire
holding plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP22933995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Katsuki
正敏 香月
Kimio Maruyama
貴美夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Motor Co Ltd
Original Assignee
Central Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減し、機構の簡素化、軽量化、
コストの低廉化を図る。 【解決手段】 シリンダ30が駆動されてシリンダロッ
ド32が引っ込んでワイヤ28が引っ張られ、ワイヤ2
8の周内が絞り込まれるようにされると、一対の挟みプ
レート12がガイドレール20に沿って案内されて近接
して挟みプレート12がワーク10を両側から挟んで把
持する。把持を解くには、シリンダ30を逆側に駆動す
る。シリンダロッド32が引き出されてワイヤ28が緩
められ、挟みプレート12がコイルばね22の付勢力に
より離隔してワーク10から離れる。ワイヤ28が、両
挟みプレート12の長手方向各端部にそれぞれ設けられ
るプーリ24に周状に掛け渡されているので、挟みプレ
ート12が長手方向に長くて大きくされていても、挟み
プレート12を円滑に近接離隔させ、ワーク10を的確
に挟むことが可能となる。複数のワーク10も同時に把
持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被把持体を両側か
ら挟んで被把持体を把持する把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被把持体(ダンボール等のワーク)を把
持するのに、図2に示すように、ワーク100の上面を
複数のバキュームパッド102で吸引する方式(バキュ
ーム方式)がある。
【0003】また、図3に示すように、シリンダ駆動で
ワーク100を両側から挟んでワーク100を把持する
方式(例えば、シリンダクランプ方式)がある。シリン
ダクランプ方式の把持装置では、一対の挟みプレート1
04が対向して設けられ、各挟みプレート104は、上
片106と垂下片108とでL字型に形成される。挟み
プレート104間には上片106において、その一端側
に、ガイドレール110が掛け渡されるとともに、他端
側に、シリンダ112がガイドレール110と平行に掛
け渡されている。シリンダ112を駆動してピストンロ
ッド114を引っ込ませることにより、挟みプレート1
04がガイドレール110に沿って案内されて近接し、
これにより、ワーク100の両側が挟みプレート104
の垂下片108で挟まれてワーク100の把持が可能と
なっている。
【0004】シリンダ112を逆側に駆動してピストン
ロッド114を引き出せば、挟みプレート104がガイ
ドレール110に沿って案内されて離隔し、挟みプレー
ト104の垂下片108がワーク100から離れ、ワー
ク100の把持が解かれる。
【0005】なお、挟みプレート104の近接離隔方向
を図3に矢印Aで図示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダク
ランプ方式の上記従来の把持装置では、挟みプレート1
04を円滑に近接離隔させ、ワーク100を的確に挟も
うとすれば、挟みプレート104の大きには限界があ
る。
【0007】ワーク100が大きい場合や、図3に示す
ように、複数のワーク100を同時に把持しようとしよ
うとすれば、それぞれガイドレール110、シリンダ1
12を備えた挟みプレート104を複数対、横に並べて
対処せざるを得ない。シリンダ、レールが多数必要とな
り、また、それに付随する部品も多数となり、機構の複
雑化、重量化、コストの上昇化を招く。
【0008】本発明は上記事実を考慮して、部品点数を
低減し、機構の簡素化、軽量化、コストの低廉化を図る
把持装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の把持装置は、被把持体を把
持するのに被把持体を両側から挟む一対の対向する長尺
な挟み部材と、この挟み部材を対向方向に沿って近接離
隔すべく案内するガイド手段と、前記挟み部材を離隔側
へ付勢する付勢手段と、両挟み部材の長手方向各端部に
それぞれ設けられるプーリと、これらプーリに周状に掛
け渡される可撓性長尺部材と、この可撓性長尺部材の両
端間に介在され、可撓性長尺部材を引っ張って可撓性長
尺部材の周内を絞り込むようにし、前記付勢手段に抗し
て挟み部材を近接させるシリンダ駆動手段と、を備える
構成を特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明の把持装置は、請求
項1の構成において、前記ガイド手段は、挟み部材の長
手方向各端部で挟み部材間に渡るガイドレールをそれぞ
れ備えることを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、シリンダ駆動手段が作
動して(例えば、シリンダロッドを引っ込ませて)可撓
性長尺部材が引っ張られ、可撓性長尺部材の周内が絞り
込まれるようにされると、一対の挟み部材がガイド手段
により案内されて近接する。これにより、挟み部材が被
把持体を両側から挟んで被把持体を把持することができ
る。
【0012】把持を解くには、シリンダ駆動手段を逆側
に作動して(例えば、シリンダロッドを引き出して)可
撓性長尺部材を緩めればよい。これにより、挟み部材が
付勢手段により離隔し、被把持体から離れる。
【0013】ここで、可撓性長尺部材が、両挟み部材の
長手方向各端部にそれぞれ設けられるプーリに周状に掛
け渡されているので、挟み部材が長手方向に長くて大き
くされていても、挟みプレートを円滑に近接離隔させ、
被把持体を的確に挟むことが可能となる。大きな被把持
体や、複数の被把持体を同時に把持することができる。
これは、単一のシリンダ駆動手段で足り、また、請求項
2にあるように、ガイド手段が2本のレールで足る等、
部品点数が低減され、機構の簡素化、軽量化、コストの
低廉化が果たされる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る把持装置の一の実施
の形態を、図1に基づき説明する。
【0015】図1に示す把持装置は、シリンダ駆動によ
り、ワーク(ダンボール等の被把持体)10を両側から
挟んでワーク10を把持する方式(シリンダクランプ方
式)のものである。
【0016】その把持装置では、一対の挟みプレート1
2が水平方向で対向するように設けられ、各挟みプレー
ト12は、対向方向と直角方向で水平方向に長尺とされ
る。すなわち、挟みプレート12は肉厚方向が対向方向
とされ、幅方向が垂直方向とされる。また、各挟みプレ
ート12は、長手方向両端部において、挟みプレート1
2の上端部から、対向する挟みプレート12に向けて少
しく水平に屈曲されて突出された屈曲片14を備える。
更に、各挟みプレート12は、長手方向中央部におい
て、挟みプレート12の上端部から、対向する挟みプレ
ート12に向けて水平に屈曲されて突出されるとともに
上側に屈曲されたL字片16を備える。
【0017】各屈曲片14には、凹型ガイド18がそれ
ぞれ固着され、対向する凹型ガイド18内には、挟みプ
レート12の長手方向各端部でそれぞれ挟みプレート1
2間に掛け渡されるガイドレール20が係合する。ガイ
ドレール20に沿って案内されて、挟みプレート12が
対向方向へ近接離隔自在に移動可能となる。図1には、
挟みプレート12の近接離隔方向を矢印Aで図示する。
L字片16間には、その先端において、コイルばね(付
勢手段)22が介在され、コイルばね22によれば、挟
みプレート12が離隔方向へ付勢されている。凹型ガイ
ド18及びガイドレール20はガイド手段を構成する。
【0018】一方、両挟みプレート12において、長手
方向各端部には、プーリ24が設けられて、プーリ24
は、挟みプレート12からL字型に屈曲して立ち上げら
れた支軸26の上端部に軸支され、上下方向線回りに回
転自在とされる。それらプーリ24には、ワイヤ(可撓
性長尺部材)28が周状に掛け渡され、ワイヤ28の端
部間には、シリンダ(シリンダ駆動手段)30が設けら
れる。シリンダ30は、挟みプレート12の長手方向の
一端部側において、挟みプレート12間に設けられる。
ワイヤ28の一端部がシリンダ30の底端側に係止さ
れ、ワイヤ28の他端部がピストンロッド32の先端に
係止されている。
【0019】シリンダ30としては、エアシリンダ、油
圧シリンダ等が可能である。シリンダ30が駆動されて
ピストンロッド32が引っ込むと、ワイヤ28の周内が
絞られるようにワイヤ28が引っ張られる。これによ
り、挟みプレート12が、コイルばね22の付勢力に対
抗し、ガイドレール20に案内されて近接することがで
きる(図1において、実線の位置から鎖線の位置へ移動
する)。シリンダ30が逆側に駆動されてピストンロッ
ド32が引き出されると、ワイヤ28の周内が拡大する
ようにワイヤ28が緩められる。これにより、挟みプレ
ート12が、コイルばね22の復帰弾性力により、ガイ
ドレール20に案内されて離隔することができる。
【0020】挟みプレート12が近接することにより、
挟みプレート12間にワーク10の両側を挟むことがで
き、ワーク10の把持が可能となる。挟みプレート12
が離隔すれば、挟みプレート12がワーク10の両側か
ら離れ、ワーク10の把持が解かれる。
【0021】なお、図4に示すように、把持装置はロボ
ット50によって位置を変更すべく操作される。すなわ
ち、ロボットアーム52の先端部に支持されたベース部
材54が、両ガイドレール20を跨ぐように設けられ、
ベース部材54の下面に、両ガイドレール20が固着さ
れるとともに、シリンダ30が固定される。また、ガイ
ド手段を構成する凹型ガイド18及びガイドレール20
については、図5に示すように、リニアモーション型
や、あるいは、図6に示すように、ローラフォロア型が
可能である。リニアモーション型では、凹型ガイド18
とガイドレール20との間に介在する上下のボール56
間に、ガイドレール20の延設方向に沿ってその側面に
突出する突起58が挟持されて、ローラフォロア型で
は、ガイドレール20が延設方向から見て倒立T字型に
形成され、T字型の水平片部60が凹型ガイド18側の
上下に軸支されたローラ62間に挟持されて、凹型ガイ
ド18のガイドレール20の延設方向に沿った移動が可
能となるとともに、凹型ガイド18のガイドレール20
からの脱落が防止される。
【0022】上記構成によれば、シリンダ30が駆動さ
れてシリンダロッド32が引っ込んでワイヤ28が引っ
張られ、ワイヤ28の周内が絞り込まれるようにされる
と、一対の挟みプレート12がガイドレール20に沿っ
て案内されて近接する。これにより、挟みプレート12
がワーク10を両側から挟んでワーク10を把持するこ
とができる。
【0023】ワーク10の把持を解くには、シリンダ3
0を逆側に駆動してシリンダロッド32を引き出してワ
イヤ28を緩めればよい。これにより、挟みプレート1
2がコイルばね22の付勢力により離隔し、ワーク10
から離れる。
【0024】ここで、ワイヤ28が、両挟みプレート1
2の長手方向各端部にそれぞれ設けられるプーリ24に
周状に掛け渡されているので、挟みプレート12が長手
方向に長くて大きくされていても、挟みプレート12を
円滑に近接離隔させ、ワーク10を的確に挟むことが可
能となる。大きなワーク10や、図1に示すように、複
数のワーク10を同時に把持することができる。これ
は、単一のシリンダ30で足り、また、2本のガイドレ
ール20で足る等、部品点数が低減され、機構の簡素
化、軽量化、コストの低廉化が果たされる。
【0025】
【発明の効果】本発明の荷物収納構造によれば、部品点
数が低減され、機構の簡素化、軽量化、コストの低廉化
が果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る把持装置を示
し、一部を分解して示す斜視図である。
【図2】バキューム方式の把持装置を示す斜視図であ
る。
【図3】従来のシリンダークランプ方式の把持装置を示
す斜視図である。
【図4】本実施の形態に係る把持装置がロボットアーム
に支持される状態を示す斜視図である。
【図5】本実施の形態に係る把持装置において、ガイド
手段を構成する凹型ガイド18及びガイドレール20と
の間の具体的なガイド構造についてガイドレール延設方
向から見た図である。
【図6】他のガイド構造を具体的に示す図5に対応する
図である。
【符号の説明】
10 ワーク(被把持体) 12 挟みプレート(挟み部材) 18 凹型ガイド(ガイド手段) 20 ガイドレール(ガイド手段) 22 コイルばね(付勢手段) 24 プーリ 28 ワイヤ(可撓性長尺部材) 30 シリンダ(シリンダ駆動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被把持体を把持するのに被把持体を両側
    から挟む一対の対向する長尺な挟み部材と、 この挟み部材を対向方向に沿って近接離隔すべく案内す
    るガイド手段と、 前記挟み部材を離隔側へ付勢する付勢手段と、 両挟み部材の長手方向各端部にそれぞれ設けられるプー
    リと、 これらプーリに周状に掛け渡される可撓性長尺部材と、 この可撓性長尺部材の両端間に介在され、可撓性長尺部
    材を引っ張って可撓性長尺部材の周内を絞り込むように
    し、前記付勢手段に抗して挟み部材を近接させるシリン
    ダ駆動手段と、 を備えることを特徴とする把持装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段は、挟み部材の長手方向
    各端部で挟み部材間に渡るガイドレールをそれぞれ備え
    る請求項1に記載の把持装置。
JP22933995A 1995-09-06 1995-09-06 把持装置 Pending JPH0970784A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109909659A (zh) * 2019-03-08 2019-06-21 敏实汽车技术研发有限公司 应用于铝电池盒单气缸双死点单侧弹性夹紧装置
CN117259820A (zh) * 2023-11-23 2023-12-22 成都成缸液压设备制造有限公司 用于液压缸的加工装置

Cited By (4)

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CN117259820A (zh) * 2023-11-23 2023-12-22 成都成缸液压设备制造有限公司 用于液压缸的加工装置
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