JPH0969283A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0969283A
JPH0969283A JP22126995A JP22126995A JPH0969283A JP H0969283 A JPH0969283 A JP H0969283A JP 22126995 A JP22126995 A JP 22126995A JP 22126995 A JP22126995 A JP 22126995A JP H0969283 A JPH0969283 A JP H0969283A
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opening
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気ディスクを収納したディスクカートリ
ッジの出し入れの操作性及び防塵性に優れた光磁気ディ
スクドライブ装置を提供する。 【解決手段】 両てこ機構から成る蓋体開閉機構20に
よりフロントドア10はディスクカートリッジ挿入口5
を開閉する。この蓋体開閉機構20を、フロントパネル
4に固定されたパネルヒンジ21と、このパネルヒンジ
21に支持された第1及び第2のシャフト22,23
と、フロントドア10に取付けられたドアヒンジ27
と、このドアヒンジ27に支持された第3及び第4のシ
ャフト24,25と、第2のシャフト23と第3のシャ
フト24とに支持された第2のリンク26と、第1のシ
ャフト22と第4のシャフト25とに支持された第4の
リンク28と、パネルヒンジ21と第2のリンク26と
の間に介在されてフロントドア10を開閉動させる方向
に付勢する捩りコイルバネ29とで構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体として
光磁気ディスクを用いる光磁気ディスクドライブ装置等
の記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、記録媒体として光磁気ディスク
を用いる光磁気ディスクドライブ装置(光磁気記録再生
装置)が知られている。これを、図21〜図24によっ
て具体的に説明すると、光磁気ディスクドライブ装置1
00の装置本体101は、筐形に形成してあり、この装
置本体101の前部を構成するフロントパネル102の
中央にディスクカートリッジ挿入口103を形成してあ
る。このディスクカートリッジ挿入口103から挿入さ
れた図示しないディスクカートリッジ内の光磁気ディス
クDは、図示しない光学ピックアップと外部磁界及びロ
ーディング機構等から成る記録・再生部104の図示し
ないターンテーブル上に装着されて所定の情報(デー
タ)を記録,消去,再生するようになっている。この記
録,消去,再生する方式は非接触型であるため、データ
を読み書きする部分である上記光学ピックアップの対物
レンズ及びデータを保管する光磁気ディスクD上の塵,
埃等はデータの再現性を左右する大きな要因となる。特
に高密度化が進み、放送局業務用等の高い信頼性が要求
される場合には、わずかな塵,埃等の流入が問題となっ
てくる。そこで、装置本体101の背面側には、図示し
ない電気基板の冷却用の風を供給する冷却風供給口10
5を設けてあるが、この冷却風供給口105にファンモ
ータ106及びフィルタ107を設けて、装置本体10
1内への塵,埃等のゴミの侵入を防いでいる。さらに、
ディスクカートリッジ挿入口103から空気と共に塵,
埃等を吸い込まないように、該ディスクカートリッジ挿
入口103内にはディスクカートリッジのローディング
動作に連動して開閉する図示しない前蓋を取付けてあ
る。
【0003】また、図25,図26は他の従来例の光磁
気ディスクドライブ装置100′を示す。この他の従来
例の光磁気ディスクドライブ装置100′では、装置本
体101内において記録・再生部104を該記録・再生
部104の外筐を構成する筐形のシャーシにより冷却風
供給口105に対して離隔するように隔成配設し、記録
・再生部104での空気の流れを起こさせないようにし
てある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光磁気ディスクドライブ装置100,100′で
は、図23及び図25中矢印で示すように、光磁気ディ
スクD自体が回転すると、該光磁気ディスクDのまわり
の空気に乱流Nが発生し、図示しない前蓋等のシャッタ
が設けられているディスクカートリッジ挿入口103の
僅かな隙間から塵,埃等を含んだ空気を吸い込んでしま
う欠点があった。
【0005】この光磁気ディスクDの回転によるディス
クカートリッジ挿入口103からの塵,埃等の流入を防
止するために、図27(a),(b)に示すように、フ
ロントドア102のディスクカートリッジ挿入口103
の全体を完全に被うフロントドア110を開閉可能に設
けているが、このフロントドア110の密閉機構にマグ
ネット或はスライドロック等のロック機構を使うと、誤
動作によるロックはずれ状態が発生した場合、フロント
ドア110が自重で開いて防塵効果を満足させない結果
になる。また、光磁気ディスクDを収納したディスクカ
ートリッジの入れ替え時に迅速な操作性が要求される場
合、ロック機構のロック解除操作が必要不可欠となって
迅速な操作に対応できない。そこで、ロック機構を使わ
ずに、図27(a)に示すように、1本の軸112と引
張りコイルバネ113等から成るヒンジ機構111や、
図27(b)に示すように、1本の軸112と捩りコイ
ルバネ113′等から成るヒンジ機構111′を使って
いた。しかし、これらのヒンジ機構111,111′で
は、フロントドア110を閉める力Eは、軸112の周
りに発生する回転モーメントFだけになり、バネ11
3,113′による起動力を有効に開閉動作に利用する
ことは難しかった。これにより、光磁気ディスクDの回
転によるディスクカートリッジ挿入口103とフロント
ドア110の僅かな隙間からの塵,埃等の流入を確実に
防ぐことが難しくて防塵性が劣った。
【0006】そこで、この発明は、記録媒体の出し入れ
の操作性及び防塵性に優れた記録再生装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】装置本体の所定位置に記
録媒体挿入口と冷却風供給口を設けると共に、該装置本
体内に記録媒体に情報を記録或は再生する記録・再生部
を上記冷却風供給口に対して離隔するように隔成配設
し、上記記録媒体挿入口より上記装置本体内の記録・再
生部に上記記録媒体をセット自在にした記録再生装置に
おいて、上記装置本体の所定位置に上記記録媒体挿入口
を開閉する蓋体を両てこ機構から成る蓋体開閉機構によ
り開閉動自在に設けてある。
【0008】蓋体が記録媒体挿入口を閉じる際に、蓋体
開閉機構の両てこ機構により蓋体は記録媒体挿入口を隙
間なく完全に遮蔽する。これにより、蓋体と記録媒体挿
入口間からの記録・再生部内への塵,埃等の侵入が確実
に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態例について図面を参照して説明する。
【0010】図1〜図7は、この発明の一実施形態例の
光磁気ディスクドライブ装置(記録再生装置)1を示
す。この光磁気ディスクドライブ装置1は、図示しない
偏平筐形のカートリッジ本体内に例えば両面使用可能な
光磁気ディスク(記録媒体)Dを回転自在に収納したデ
ィスクカートリッジを用いるものである。この光磁気デ
ィスクドライブ装置1の装置本体2は、図3,図4に示
すように、金属製の筐形で前面が開口した外筐3と、こ
の外筐3の前面開口部3aを被うようにして該外筐3に
取付けられた合成樹脂製のフロントパネル4とで構成さ
れている。上記外筐3の背面の一端部側には冷却風供給
口3bを設けてある。この冷却風供給口3bに対向する
外筐3の背面の内側にはモータ駆動するファン7を取付
けてあり、該外筐3内に配置された電気基板8等が冷却
されるようになっている。また、フロントパネル4の略
中央部には、上記ディスクカートリッジが挿入される横
長で矩形のディスクカートリッジ挿入口(記録媒体挿入
口)5を形成してある。
【0011】図1(a),図9に示すように、フロント
パネル4の裏面の上記ディスクカートリッジ挿入口5よ
り少し離れた周囲には、矩形環状の凹溝部4aを一体突
出形成してある。この矩形環状の凹溝部4aには、スポ
ンジ用台座シート6a等を介して矩形枠状のシール部材
としてのスポンジ(海綿)部材6を嵌合,貼付してあ
る。この矩形枠状のスポンジ部材6には、光磁気ディス
クDに情報を記録或は再生する記録・再生部の外筐を構
成する金属製で筐形のシャーシ9の前側開口部の縁部を
密着当接してある。これにより、上記シャーシ9は上記
冷却風供給口3aからの空気の流れ(図18,19中符
号Mで示す)に対して離隔するように外筐3内において
フロントパネル4側に隔成配設されている。このシャー
シ9内には、上記ディスクカートリッジをスピンドルに
より回転するターンテーブル(ディスク装着部)上にロ
ーディングさせるカートリッジホルダ等から成るローデ
ィング機構と、このターンテーブル上に載置されるディ
スクカートリッジの光磁気ディスクDにレーザー光を照
射してその反射光から映像,音声データ等の記録情報を
読み取って再生する光学ピックアップと、この光学ピッ
クアップの対物レンズ等を介して光磁気ディスクDにレ
ーザービームスポットを集光させ、光磁気効果を利用し
て映像,音声データ等の情報を光磁気ディスクDに記
録,消去させる外部磁界(いずれも図示しない)等を配
設してある。
【0012】また、フロントパネル4の表面のディスク
カートリッジ挿入口5の周囲には、高さ0.1mmの凸
部5aを一体突出形成してある。また、フロントパネル
4のディスクカートリッジ挿入口5の上方及び下方の中
央部には断面円弧状の上凹部4b及び断面コ字状の下凹
部4cをそれぞれ一体形成してある。この上,下凹部4
b,4c間には、上記ディスクカートリッジ挿入口5を
開閉する合成樹脂製のフロントドア(蓋体)10を配置
してある。このフロントドア10は、上記フロントパネ
ル4の断面コ字状の下凹部4cと該フロントドア10の
基部(下部)との間に介在され、両てこ機構(doub
le lever mechanism:最短リンクに
向かい合うリンクを固定した四節回転連鎖)を用いた蓋
体開閉機構20により開閉動自在に設けられている。
【0013】図1,9に示すように、フロントドア10
は断面略コ字状に形成されていると共に、その内面の中
央と両側に3つの円筒状のリブ10a,10a,10a
が一体突出形成されている。この各リブ10aには、金
属製で断面L字形のプレート11をネジ12により締結
固定してある。このプレート11には、図9に示すよう
に、フロントドア10の閉時にディスクカートリッジ挿
入口5の回りの凸部5aに圧接して該ディスクカートリ
ッジ挿入口5の全体を被うスポンジ部材(シール部材)
13を貼付してある。そして、このフロントドア10が
ディスクカートリッジ挿入口5を閉塞した状態(フロン
トドア10が閉まった状態)のときに、該フロントドア
10の上端内縁10bはフロントパネル4の断面円弧状
の上凹部4bに当接すると共に、図16(b)に示すよ
うに、フロントドア10はフロントパネル4に対して
0.5度傾くようになっている。さらに、フロントドア
10の内面の基部の両側には、各一対の円筒状のリブ1
0c,10cを一体突出形成してある(図7に1箇所の
み示す)。
【0014】図1,図9に示すように、蓋体開閉機構2
0は、前記フロントドア4の断面コ字状の下凹部4cに
固定された金属製のパネルヒンジ(第1のリンク)21
と、このパネルヒンジ21に支持された金属製で棒状の
第1のシャフト(第1の支点軸)22及び金属製で棒状
の第2のシャフト(第2の支点軸)23と、前記フロン
トドア10の基部に取付けられた金属板状の一対のドア
ヒンジ(第3のリンク)27,27と、この一対のドア
ヒンジ27,27間にに支持された金属製で棒状の第3
のシャフト(第3の支点軸)24及び金属製で棒状の第
4のシャフト(第4の支点軸)25と、上記第2のシャ
フト23と上記第3のシャフト24とにそれぞれ支持さ
れた金属製の第2のリンク26と、上記第1のシャフト
22と上記第4のシャフト25とにそれぞれ支持された
金属製の第4のリンク28と、巻線部を上記第2のシャ
フト23に挿通させると共にその両端部を上記パネルヒ
ンジ21と上記第2のリンク26とに掛止させて上記フ
ロントドア10を開閉動させる方向に付勢する金属製の
一対の捩りコイルバネ(弾性体)29,29とで大略構
成されている。
【0015】図1(a),(b)に示すように、パネル
ヒンジ21は、長尺の平板部21aと該平板部21aの
両端において垂直に折り曲げられた両側部21b,21
bとで凵字状に形成してある。そして、このパネルヒン
ジ21の平板部21aがフロントドア4の下凹部4cの
垂直壁部にネジ30を介して締結固定されていることに
より、該パネルヒンジ21が図10及び図15に示す両
てこ機構の固定リンクになっている。また、パネルヒン
ジ21の両側部21b,21bは略逆台形に形成してあ
り、図9及び図14に示すように、該両側部21b,2
1bの斜めの各前縁上部に略円弧部21cを形成してあ
る。この両側部21b,21bの下部及び上部前側間
に、上記第1のシャフト22及び第2のシャフト23を
貫通させて各シャフト22,23の両端を各Eリング3
1で抜け止めしてある。また、図14に示すように、上
記各側部21bの前縁上部の略円弧部21cは、フロン
トドア10が開いた時(フロントドア10が起立状態か
ら90度開動して水平状態になった時)に第4のシャフ
ト25が当たって該フロントドア10の開状態を維持す
るストッパとして機能するようになっている。
【0016】図7に示すように、各ドアヒンジ27は長
尺の平板部27aと該平板部27aの相対向する端部に
おいて垂直に折り曲げられた側部27bとでL字状に形
成してある。この各ドアヒンジ27の平板部27aがフ
ロントドア10の内面の基部両側の各一対の円筒状のリ
ブ10c,10cに各ネジ32により締結固定されるこ
とにより、該各ドアヒンジ27が図10及び図15に示
す両てこ機構の固定リンクに対向する最短リンクになっ
ている。また、図7,9に示すように、一対のドアヒン
ジ27,27の各側部27b,27b間に、上記第3の
シャフト24及び第4のシャフト25を貫通させて各シ
ャフト24,25の両端を各Eリング33で抜け止めし
てある。そして、この一対のドアヒンジ27,27の各
側部27b,27b内の第2のリンク26の両側部26
b,26bの前後に第2のシャフト23及び第3のシャ
フト24を貫通させている。この第2のリンク26は、
長尺で断面へ字形の平板部26aと該平板部26aの両
端において垂直に折り曲げられた両側部26b,26b
とで冂字状に形成してあり、図8に示すように、該平板
部26bにより第3,第4のシャフト24,25等を被
って外部から見えないようにしてある。さらに、第4の
リンク28も長尺の平板部28aと該平板部28aの両
端において垂直に折り曲げられた両側部28b,28b
とで冂字状に形成してあり、該両側部28b,28bの
前後に第1のシャフト22及び第4のシャフト25を貫
通させている。この第4のリンク28は、図11に示す
ように、フロントドア10が45度開いた状態において
平衡点(思案点)になるように設定してある。即ち、フ
ロントドア10が閉じも開きもしない状態の位置を発生
させるようになっている。
【0017】尚、図2,7に示すように、フロントパネ
ル4の正面の中央には、円錐面状の凹部4dを形成し
て、フロントドア10を開け易くしてある。また、フロ
ントパネル4の正面左側には、光磁気ディスクDを収納
したディスクカートリッジを自動的にディスクカートリ
ッジ挿入口5側に排出するイジェクト釦14と、電源ス
イッチ15を配置してある。さらに、ディスクカートリ
ッジ挿入口5から空気と共に塵,埃等を吸い込まないよ
うに、該ディスクカートリッジ挿入口5内にはディスク
カートリッジのローディング動作に連動して開閉する図
示しない前蓋を取付けてある。
【0018】以上の一実施形態例の光磁気ディスクドラ
イブ装置1によれば、ディスクカートリッジ挿入口5を
完全に被うようにして開閉するフロントドア10は、両
てこ機構を用いた蓋体開閉機構20によりディスクカー
トリッジ挿入口5を閉じた状態と開いた状態とにロック
機構なしで維持される。図11は、この際のフロントド
ア10が閉まった状態から開いた状態になるまでの動作
を、蓋体開閉機構20の両てこ機構のリンク等の動きと
共に現している。
【0019】図12(a)は、フロントドア10がディ
スクカートリッジ挿入口5を閉じている状態を示す。こ
のフロントドア10の閉状態において、捩りコイルバネ
29はパネルヒンジ21と第2のリンク26との間に働
き矢印で示すAの力を生じさせる。第2のリンク26は
上記Aの力と支点である第2のシャフト23により矢印
で示すBの力を生じる。第2のリンク26とドアヒンジ
27は第3のシャフト24で連結され、ドアヒンジ27
は第4のリンク28と第4のシャフト25で連結されて
いるため、上記Bの力はドアヒンジ27を介して第4の
シャフト25に矢印Cの力を生じさせる。その結果、第
4のリンク28には矢印で示すDの力が生じる。フロン
トドア10を閉じさせようとする力Eは、第2のリンク
26のBの力と第4のシャフト25のCの力で発生する
ことになる。この状態における蓋体開閉機構20の両て
こ機構の動きを図12(b)に示す。
【0020】この第2のリンク26で発生する力Bと第
4のシャフト25で発生する力Cとでディスクカートリ
ッジ挿入口5をフロントドア10が閉じると、図17
(a),(b)に示すように、フロントドア10の背面
に貼付されたスポンジ部材13がフロントパネル4のデ
ィスクカートリッジ挿入口5の全周において高さ1mm
に一体突出形成された凸部5aに押し当たってディスク
カートリッジ挿入口5の防塵を達成する。このディスク
カートリッジ挿入口5の全周に凸部5aを設けてフロン
トドア10との密閉度を強化する点について、図20に
示すディスクカートリッジ挿入口5の周りに凸部のない
場合と比較して更に詳しく説明すると、図20(a),
(b)に示すように、ディスクカートリッジ挿入口5の
周りに凸部がない場合は、フロントドア10を閉めた時
に該フロントドア10の裏面のスポンジ部材13が面で
当たることになる。このフロントドア10は前述した蓋
体開閉機構20の両てこ機構によりフロントパネル4に
押し当てられるが、フロントドア10の裏面のスポンジ
部材13がディスクカートリッジ挿入口5の周りに面で
当たると、該スポンジ部材13は接触面によりたわみ変
形を発生する。このスポンジ部材13のたわみに対して
該スポンジ部材13が元に形に戻ろうとする復元力(反
発力)は接触面積が大きくなると強くなり、その力はフ
ロントドア10を閉める力を妨げようとする。この復元
力を弱くしフロントドア10を閉める力を有効に作用さ
せるためには、ディスクカートリッジ挿入口5とスポン
ジ部材13との接触面積を可及的に小さくすればよい。
そこで、図17(a),(b)に示すように、ディスク
カートリッジ挿入口5の全周の前面側に高さ1mmの凸
部5aを一体突出形成し、フロントドア10が閉じられ
た時に該ディスクカートリッジ挿入口5の周りの凸部5
aがスポンジ部材13に食い込むようにした。これによ
り、該スポンジ部材13は接触を面接触から凸部5aの
頂点による線接触にすることができ、変形に対する復元
力を弱くすることができる。また、フロントドア10が
閉じた状態におけるスポンジ部材13の断面形状を見て
も凸部5aがスポンジ部材13に食い込む形状は防塵に
対して有効となる。
【0021】さらに、より効果的なフロントドア10と
ディスクカートリッジ挿入口5の密閉性を得るために、
図16(b)に示すように、フロントドア10が閉まっ
た状態をフロントパネル4に対して0.5度傾けてあ
る。これを、図16(c)に示すフロントパネル10を
フロントパネル4に対して傾けない場合と比較して説明
する。フロントドア10によりディスクカートリッジ挿
入口5を密閉する場合、図16(a)に示すように、デ
ィスクカートリッジ挿入口5に対して垂直にフロントド
ア10を押し当てるのが理想的であるが、蓋体開閉機構
20が付いている場合はそれは不可能である。蓋体開閉
機構20が付いているフロントドア10の閉まる動作を
考えると、閉まる途中でスポンジ部材13がディスクカ
ートリッジ挿入口5の下側の凸部5aに当たり該スポン
ジ部材13がたわみ始める。そのため、上記たわみによ
りスポンジ部材13に復元力が発生してフロントドア1
0を閉じようとする動作を妨げてしまう。そこで、スポ
ンジ部材13がディスクカートリッジ挿入口5の下側の
凸部5aに当たる時期を遅らせ、該スポンジ部材13の
たわみによる復元力がフロントドア10の閉じようとす
る動作を妨げないように、フロントドア10を閉まった
状態でフロントパネル4に対して0.5度傾けてある。
これにより、より確実にフロントドア10をフロントパ
ネル4側に押し付けることができ、ディスクカートリッ
ジ挿入口5のスポンジ部材13による密閉動作を更に高
めることができる。
【0022】このように、フロントドア10によるフロ
ントパネル4のディスクカートリッジ挿入口5の密閉
と、フロントパネル4の裏面に貼付されたスポンジ部材
6と記録・再生部としてのシャーシ9の前端との密着に
よる装置本体2内部への記録・再生部の隔離により、防
塵効果の優れた構造を実現することができる。即ち、こ
れらの密閉状態において、ディスクカートリッジが装着
されたシャーシ9内は外気と完全に遮断されるので、図
18,19に示すように、ディスクカートリッジに収納
された光磁気ディスクDを回転させて記録,再生して
も、該光磁気ディスクDの回転によりシャーシ9内に乱
流が発生することがなく、ディスクカートリッジ挿入口
5とフロントドア10間からの塵,埃等の流入を確実に
防いで防塵性をより一段と向上させることができる。さ
らに、図18,19に示すように、冷却風供給口3bか
らファン7を介して電気基板8の冷却風を装置本体2内
に供給してもシャーシ9内には塵,埃等のゴミが侵入す
ることはなく、防塵効果の高い光磁気ディスクドライブ
装置1を低コストで提供することができる。その結果、
非接触型であるデータを読み書きする部分の光学ピック
アップの対物レンズ及びデータを保管する光磁気ディス
クD上に塵,埃等が付着することはなく、データの高い
再現性が得られる。特に、レーザーの短波長化による高
密度化、高速転送化に対しても十分に対応できる信頼性
の高いものとなる。
【0023】次に、図13(a)を用いて、フロントド
ア10がディスクカートリッジ挿入口5を開いた状態に
おける蓋体開閉機構20の動作を説明する。この蓋体開
閉機構20のパネルヒンジ21と第2のリンク26との
間に働く力Aと第2のリンク26に働く力Bは前述した
閉じた状態と同じであるが、第4のシャフト25に働く
力Cと第4のリンク28に働く力Dの方向が反対とな
る。これにより、フロントドア10は開く方向にE′の
力を発生することになる。この時の捩りコイルバネ29
の捩り角はフロントドア10を閉じた状態の時と同じ位
置であるため、フロントドア10を開く力E′と閉める
力Eは同じ力になる(E=E′)。これは、図11に示
すように、蓋体開閉機構20の両てこ機構の平衡点(思
案点)をフロントドア10の開閉角度の45度の位置に
設定したからである。この状態における蓋体開閉機構2
0の両てこ機構の動きを図13(b)に示す。
【0024】図27(a),(b)に示す軸1本による
単純ヒンジ機構111,111′を用いた従来技術で
は、フロントドア110を閉じさせる力Eは回転軸11
2の回りに発生する回転モーメントによる力Fのみであ
るため、閉じる力を強くするには引張りコイルバネ11
3或は捩りコイルバネ113′のバネ力を強くしなけれ
ばならず、逆に強くし過ぎると1本の軸112を曲げよ
うとする不利な力が強くなってしまう。また、開閉の中
間で平衡点を持つ機構で、フロントドア110を閉める
力を満足させる起動力を発生させるバネは変位量を大き
くしなければならず、フロントパネル102とフロント
ドア110の間に入れることが難しかったが、本実施形
態例の蓋体開閉機構20を用いた場合は、図12に示す
ように、フロントドア10を閉じさせる力Eはフロント
ドア10をフロントパネル4側に引っ張る力Bと第4の
シャフト25の回りに発生する回転モーメントによる力
Cとが加わるので、1つの捩りコイルバネ29の起動力
を有効に活用することができる。また、回転軸である第
1〜第4のシャフト22〜25は4本あるため、上記捩
りコイルバネ29のバネ力を強くしても軸を曲げようと
する力は4本のシャフト22〜25に分散されるので軸
を変形させることがない。さらに、本実施の形態例の蓋
体開閉機構20では、捩りコイルバネ29の巻線部内に
第2のシャフト23を挿通しているため、捩りコイルバ
ネ29が第2のシャフト23に対して捩れる変形力を受
けることがなく、従来のヒンジ機構111,111′の
場合のようなバネ変形(開閉時にこじれの原因となる変
形)を防ぐためのガイド等が不要となり、機構全体の部
品点数の削減及び小型軽量化をより一段と図ることがで
きる。
【0025】次に、フロントドア10の平衡点における
動作について説明すると、図11の中央に示すように、
フロントドア10が約45度開くと、フロントドア10
が閉じも開きもしない状態が発生する。つまり、この状
態がフロントドア10の平衡点(死点)の状態であり、
フロントドア10を閉じさせる力Eはゼロ(E=0)の
状態である。この前後では、どちらかの方向に動こうと
する力が発生する。この平衡点をフロントドア10の開
閉における約45度の位置に設定したことは、フロント
ドア10が閉まった状態で防塵効果をもたらすフロント
ドア10をその平衡点まで開けなければ開かないことに
なる。また、平衡点の直前,直後は捩りコイルバネ29
の捩り角が一番大きくなるので、平衡点を乗り越えるた
めには力が掛かる。つまり、意識的に平衡点である45
度までフロントドア10を開けない限り間違ってもフロ
ントドア10が開いてしまう心配がない。これにより、
フロントドア10の閉時には、該フロントドア10によ
りディスクカートリッジ挿入口5を確実に遮蔽すること
ができ、光磁気ディスクDの回転時にシャーシ9内に空
気の乱流が発生することがなく、ディスクカートリッジ
挿入口5側からシャーシ9内に塵,埃等が吸い込まれる
ことがない。さらに、フロントドア10の開閉にロック
機構が不要となるので、光磁気ディスクDを回転自在に
収納したディスクカートリッジの迅速な入れ替えが要求
される場合でも十分に要求を満たすことができる。
【0026】また、フロントドア10を開けていくと、
図14に示すように、第4のシャフト25は第1のシャ
フト22を中心に回転し、フロントドア10が90度開
いた時に、該第4のシャフト25がパネルヒンジ21の
両側部21bの前縁上部の略円弧部21cに当たり、こ
の両側部21bをフロントドア10が90度以上開かな
いためのストッパとしているため、この点からも蓋体開
閉機構20の部品点数を削減することができ、光磁気デ
ィスクドライブ装置1全体の低コスト化及び小型軽量化
を図ることができる。さらに、図3,8に示すように、
フロントドア10の開状態において蓋体開閉機構20の
各シャフト22〜25は第2のリンク26により隠さ
れ、Eリング31は第2のリング26の両側部26b,
26bの内側に、Eリング33はドアヒンジ27の平板
部27aで被ってあることにより、蓋体開閉機構20の
シャフトやEリング等の機能部品が外から見えず、装置
全体の美観、特にフロントドア10が開いた時の美観を
より一段と向上させることができる。
【0027】このように、防塵効果を達成するために、
蓋体開閉機構20に両てこ機構を用い、捩りコイルバネ
29による起動力(付勢力)をフロントドア10の開閉
動作に使ったことにより、従来技術の1本軸による単純
なヒンジ機構111,111′を使ったものよりもフロ
ントドア10を閉めるのに有効な力を発生させることが
でき、ディスクカートリッジ挿入口5のフロントドア1
0による密閉度を強化させることができる。また、図1
1に示すように、蓋体開閉機構20の両てこ機構におけ
る平衡点をフロントドア10の開閉動作中の約45度の
位置に設けることにより、従来技術のようにロック機構
を使わずにフロントドア10を閉めることができ、ロッ
クはずれ等の誤動作がなくなり確実な密閉防塵対策をす
ることができる。さらに、両てこ機構の平衡点はフロン
トドア10が開いた状態と閉まった状態の中間の位置に
設けられているため、フロントドア10の開状態と閉状
態の両方の状態に捩りコイルバネ29のバネ力を作用さ
せることができ、フロントドア10を開けたい時は開い
た状態を、閉めたい時は閉まった状態をそれぞれ維持さ
せることができる。これにより、ディスクカートリッジ
の挿入時にはフロントドア10を開けた状態に、それ以
外には閉めた状態にすることができ、ロック解除の動作
なしでスムーズに行うことができる。さらにまた、フロ
ントドア10の開けた状態のストッパ機構を蓋体開閉機
構20に併用させたことにより、光磁気ディスクドライ
ブ装置1全体の部品点数を削減して低コスト化及び小型
軽量化をより一層図ることができる。
【0028】尚、前記一実施形態例によれば、シール部
材としてスポンジ部材を用いたが、ゴム部材等をシール
部材としてもよい。また、弾性部材として金属製の捩り
コイルバネを用いたが、金属製或は樹脂製の板バネ等を
弾性部材としてもよい。さらに、記録媒体として光磁気
ディスクを用いる光磁気ディスクドライブ装置について
説明したが、記録再生装置は光磁気記録再生装置に限ら
ず、記録媒体として光ディスク或は磁気ディスクを用い
る他のディスクドライブ装置や、記録媒体として磁気テ
ープを用いるVTR(ビデオテープレコーダ)等の他の
記録再生装置に前記実施形態例を適用できることは勿論
である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、装置
本体の所定位置に記録媒体挿入口と冷却風供給口を設け
ると共に、該装置本体内に記録媒体に情報を記録或は再
生する記録・再生部を上記冷却風供給口に対して離隔す
るように隔成配設し、上記記録媒体挿入口より上記装置
本体内の記録・再生部に上記記録媒体をセット自在にし
た記録再生装置において、上記装置本体の所定位置に上
記記録媒体挿入口を開閉する蓋体を両てこ機構から成る
蓋体開閉機構により開閉動自在に設けたことにより、上
記蓋体により記録媒体挿入口を閉じる際に、上記蓋体開
閉機構の両てこ機構により記録媒体挿入口を隙間なく完
全に遮蔽することができ、蓋体と記録媒体挿入口間から
の記録・再生部内への塵,埃等の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0030】また、上記蓋体開閉機構の両てこ機構にお
いて、蓋体の開いた状態と閉まった状態との間に平衡点
を設けることにより、蓋体の閉状態及び開状態をそれぞ
れ維持することができる。その結果、記録媒体の挿入時
には蓋体を開けた状態に、それ以外には閉めた状態にす
ることが、ロック解除の動作なしでスムーズに行うこと
ができ、記録媒体挿入時の操作性をより一層向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明の一実施形態例を示す光磁
気ディスクドライブ装置のフロントドアが開いた状態を
示す部分断面図、(b)は、同図1(a)中の矢印X部
分の拡大断面図。
【図2】上記フロントドアが開いた状態の光磁気ディス
クドライブ装置の正面図。
【図3】上記フロントドアが開いた状態の光磁気ディス
クドライブ装置の平面図。
【図4】上記フロントドアが開いた状態の光磁気ディス
クドライブ装置の側面図。
【図5】上記光磁気ディスクドライブ装置の背面図。
【図6】上記フロントドアが閉じた状態の光磁気ディス
クドライブ装置の正面図。
【図7】上記フロントドアが開いた状態の光磁気ディス
クドライブ装置の拡大正面図。
【図8】上記フロントドアが開いた状態の光磁気ディス
クドライブ装置のフロントパネル部分の拡大平面図。
【図9】上記フロントドアが閉じた状態のフロントパネ
ル部分の断面図。
【図10】上記フロントドアの閉状態におけるドア開閉
機構に用いられる両てこ機構の骨組(スケルトン)図。
【図11】上記フロントドアの開閉状態における上記ド
ア開閉機構の閉じた状態から開く状態までを順を追って
説明する説明図。
【図12】(a)は上記フロントドアが閉じた状態のフ
ロントパネル部分の断面説明図、(b)は同状態の上記
ドア開閉機構に用いられる両てこ機構の骨組図。
【図13】(a)は上記フロントドアが開いた状態のフ
ロントパネル部分の断面説明図、(b)は同状態の上記
ドア開閉機構に用いられる両てこ機構の骨組図。
【図14】上記フロントドアが開いた状態のストッパ部
分の拡大説明図。
【図15】上記両てこ機構の平衡点(思案点)等を説明
するための骨組図。
【図16】(a)は理想的な上記フロントドアの当て付
け状態を示す断面説明図、(b)は上記フロントドアを
フロントパネルに対して0.5°傾けて閉まる状態を示
す断面説明図、(c)は上記フロントドアを傾けない状
態の断面説明図。
【図17】(a)は上記フロントパネルの凸部に上記フ
ロントドアのスポンジ部材が接触している状態を示す断
面説明図、(b)は同フロントドアの閉時においてフロ
ントドアの閉まりが悪くてもフロントパネルとフロント
ドア間に隙間が発生しない状態を示す部分断面図。
【図18】上記フロントドアの閉時の空気の流れを示す
平面説明図。
【図19】上記フロントドアの閉時の空気の流れを示す
側面説明図。
【図20】(a)は上記フロントパネルに凸部がない場
合のフロントドアの閉状態を示す断面説明図、(b)は
同フロントドアの閉時においてフロントドアの閉まりが
悪いとフロントパネルとフロントドア間に隙間が発生す
る状態を示す部分断面図。
【図21】従来例の光磁気ディスクドライブ装置の正面
図。
【図22】上記従来例の光磁気ディスクドライブ装置の
背面図。
【図23】上記従来例の光磁気ディスクドライブ装置の
空気の流れを示す平面説明図。
【図24】上記従来例の光磁気ディスクドライブ装置の
空気の流れを示す側面説明図。
【図25】他の従来例の光磁気ディスクドライブ装置の
空気の流れを示す平面説明図。
【図26】上記他の従来例の光磁気ディスクドライブ装
置の空気の流れを示す側面説明図。
【図27】(a)は、上記他の従来例の光磁気ディスク
ドライブ装置においてフロントパネルを開閉するフロン
トドアを引張りコイルバネで閉じた状態を示すフロント
パネル部分の断面説明図、(b)同フロントパネルを開
閉するフロントドアを捩りコイルバネで閉じた状態を示
すフロントパネル部分の断面説明図。
【符号の説明】
1…光磁気ディスクドライブ装置(記録再生装置) 2…装置本体 3b…冷却風供給口 5…ディスクカートリッジ挿入口(記録媒体挿入口) 9…シャーシ(記録・再生部) 10…フロントドア(蓋体) 20…蓋体開閉機構 21…パネルヒンジ(第1のリンク) 22…第1のシャフト(第1の支点軸) 23…第2のシャフト(第2の支点軸) 24…第3のシャフト(第3の支点軸) 25…第4のシャフト(第4の支点軸) 26…第2のリンク 27…ドアヒンジ(第3のリンク) 28…第4のリンク 29…捩りコイルバネ(弾性部材) D…光磁気ディスク(記録媒体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の所定位置に記録媒体挿入口と
    冷却風供給口を設けると共に、 該装置本体内に記録媒体に情報を記録或は再生する記録
    ・再生部を上記冷却風供給口に対して離隔するように隔
    成配設し、 上記記録媒体挿入口より上記装置本体内の記録・再生部
    に上記記録媒体をセット自在にした記録再生装置におい
    て、 上記装置本体の所定位置に上記記録媒体挿入口を開閉す
    る蓋体を両てこ機構から成る蓋体開閉機構により開閉動
    自在に設けたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記蓋体開閉機構を、 上記装置本体に固定された第1のリンクと、 この第1のリンクに支持された第1及び第2の支点軸
    と、 上記蓋体に取付けられた第3のリンクと、 この第3のリンクに支持された第3及び第4の支点軸
    と、 上記第2の支点軸と上記第3の支点軸とに支持された第
    2のリンクと、 上記第1の支点軸と上記第4の支点軸とに支持された第
    4のリンクと、 上記第1のリンクと上記第2のリンクとの間に介在され
    て上記蓋体を開閉動させる方向に付勢する弾性部材とで
    構成したことを特徴とする記録再生装置。
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