JPH0969200A - ゴルフ場運用システム - Google Patents
ゴルフ場運用システムInfo
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- JPH0969200A JPH0969200A JP7245185A JP24518595A JPH0969200A JP H0969200 A JPH0969200 A JP H0969200A JP 7245185 A JP7245185 A JP 7245185A JP 24518595 A JP24518595 A JP 24518595A JP H0969200 A JPH0969200 A JP H0969200A
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- golf course
- course
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 38
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 視界が悪くても安全管理ができ、かつキャデ
ィ無しでもプレイできるゴルフ場運用システムを提供す
る。 【技術手段】 各子機を順次指定して情報および送信要
求信号を送信する送信機と該送信要求に応じて子機から
送信されるデータを受信する受信機を有する１台の親機
１、およびプレーヤを乗せて移動するとともにゴルフ場
のコース図データを記憶する記憶手段と、該ゴルフ場に
おける自身の位置を計測する測位手段と、前記送信要求
信号に応じて前記自身の位置を示す測位データを送信す
る送信手段と、前記親機または他の子機から送信された
データを受信する受信手段と、前記記憶手段に記憶され
たコース図および該コース図における自身の位置を表示
する表示手段とを有する、複数台の移動式子機２とでゴ
ルフ場運用システムを構成する。
ィ無しでもプレイできるゴルフ場運用システムを提供す
る。 【技術手段】 各子機を順次指定して情報および送信要
求信号を送信する送信機と該送信要求に応じて子機から
送信されるデータを受信する受信機を有する１台の親機
１、およびプレーヤを乗せて移動するとともにゴルフ場
のコース図データを記憶する記憶手段と、該ゴルフ場に
おける自身の位置を計測する測位手段と、前記送信要求
信号に応じて前記自身の位置を示す測位データを送信す
る送信手段と、前記親機または他の子機から送信された
データを受信する受信手段と、前記記憶手段に記憶され
たコース図および該コース図における自身の位置を表示
する表示手段とを有する、複数台の移動式子機２とでゴ
ルフ場運用システムを構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場において、キ
ャディの業務を補助し、あるいはキャディの業務を代行
する移動式子機（カート）を備えたゴルフ場運用システ
ムに関する。
ャディの業務を補助し、あるいはキャディの業務を代行
する移動式子機（カート）を備えたゴルフ場運用システ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフ場ではキャディがプレーヤ
のバッグ等を運搬したり、プレイのアドバイスを行なっ
ている。また、バッグ等を運搬したり、プレーヤを乗せ
てゴルフ場内を移動するための乗用カートも実現してい
る。
のバッグ等を運搬したり、プレイのアドバイスを行なっ
ている。また、バッグ等を運搬したり、プレーヤを乗せ
てゴルフ場内を移動するための乗用カートも実現してい
る。
【０００３】ところで、ゴルフ場で濃霧が発生した場
合、従来は、同一コースを先行するプレーヤが見えない
ため、そこにゴルフボールが打ち込まれて先行するプレ
ーヤが怪我をする等の事故を避けるため、ゴルフ場をク
ローズしており、クローズしてもキャディは待機させる
ため、１日当たり数百万円の損失が生じるという不都合
があった。あるいは、逆に、濃霧発生等の問題がなく、
ゴルフ場をオープンしてもキャディが不足して、プレー
希望者があるにもかかわらずゴルフ場の広さに応じた人
数全員を受け入れることができない場合があるという問
題もあった。
合、従来は、同一コースを先行するプレーヤが見えない
ため、そこにゴルフボールが打ち込まれて先行するプレ
ーヤが怪我をする等の事故を避けるため、ゴルフ場をク
ローズしており、クローズしてもキャディは待機させる
ため、１日当たり数百万円の損失が生じるという不都合
があった。あるいは、逆に、濃霧発生等の問題がなく、
ゴルフ場をオープンしてもキャディが不足して、プレー
希望者があるにもかかわらずゴルフ場の広さに応じた人
数全員を受け入れることができない場合があるという問
題もあった。
【０００４】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は上述した
従来の問題点を解決するもので、濃霧等でも各プレーヤ
の所在を確認でき、見通しが悪いことに起因する事故を
防ぐことが可能であり、さらにはキャディ無しでも運用
できるいわばキャディレスのゴルフ場運用システムを提
供することを目的とする。
従来の問題点を解決するもので、濃霧等でも各プレーヤ
の所在を確認でき、見通しが悪いことに起因する事故を
防ぐことが可能であり、さらにはキャディ無しでも運用
できるいわばキャディレスのゴルフ場運用システムを提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、１台の親機とプレーヤを乗せて移動する
複数台の移動式子機からなるゴルフ場運用システムであ
って、前記親機は、各子機を順次指定して情報および送
信要求信号を送信する送信機と、該送信要求に応じて子
機から送信されるデータを受信する受信機を備え、前記
子機は、ゴルフ場のコース図データを記憶する記憶手段
と、該ゴルフ場における自身の位置を計測する測位手段
と、前記送信要求信号に応じて前記自身の位置を示す測
位データを送信する送信手段と、前記親機または他の子
機から送信されたデータを受信する受信手段と、前記記
憶手段に記憶されたコース図および該コース図における
自身の位置を表示する表示手段とを備えることを特徴と
する。
め本発明では、１台の親機とプレーヤを乗せて移動する
複数台の移動式子機からなるゴルフ場運用システムであ
って、前記親機は、各子機を順次指定して情報および送
信要求信号を送信する送信機と、該送信要求に応じて子
機から送信されるデータを受信する受信機を備え、前記
子機は、ゴルフ場のコース図データを記憶する記憶手段
と、該ゴルフ場における自身の位置を計測する測位手段
と、前記送信要求信号に応じて前記自身の位置を示す測
位データを送信する送信手段と、前記親機または他の子
機から送信されたデータを受信する受信手段と、前記記
憶手段に記憶されたコース図および該コース図における
自身の位置を表示する表示手段とを備えることを特徴と
する。
【０００６】なお、前記表示手段には、前記受信手段に
よる前記親機または他の子機から送信される前記他の子
機の測位データに基づき前記他の子機のうち前記自身の
位置と所定の関係にあるもの、例えば前後の子機の位置
関係や距離も表示するようにすることが好ましい。ま
た、これらの位置関係や距離に基づいて、プレーヤにプ
レイを待機させるように表示したり、各ホールのピン位
置やピンまでの距離などのホール情報を表示することが
さらに好ましい。あるいはこれらの表示に代えて音声で
知らせるようにしてもよい。
よる前記親機または他の子機から送信される前記他の子
機の測位データに基づき前記他の子機のうち前記自身の
位置と所定の関係にあるもの、例えば前後の子機の位置
関係や距離も表示するようにすることが好ましい。ま
た、これらの位置関係や距離に基づいて、プレーヤにプ
レイを待機させるように表示したり、各ホールのピン位
置やピンまでの距離などのホール情報を表示することが
さらに好ましい。あるいはこれらの表示に代えて音声で
知らせるようにしてもよい。
【０００７】本発明の好ましい実施例において、前記測
位手段は、ＧＰＳ（ＧｒｏｂａｌＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎ
ｇ Ｓｙｓｔｅｍ）により測位する。
位手段は、ＧＰＳ（ＧｒｏｂａｌＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎ
ｇ Ｓｙｓｔｅｍ）により測位する。
【０００８】
【作用および効果】上記の構成によれば、ゴルフ場の運
用者は、視界の良否にかかわらず親機を通じて常時各子
機（すなわちプレーヤ）の位置を把握することができる
ので、各プレーヤに対して前後のプレーヤ（子機）の位
置やそのホールのピンの位置やプレーヤの位置からピン
までの距離等、適宜適切な情報を伝達することができ、
各プレーヤは視界の良否にかかわらず、乗用カート（子
機）に表示され、あるいは乗用カートのトランシーバ等
を通じて伝達される情報に基づいて安全にプレイするこ
とができる。また、濃霧等で視界が悪い場合でもゴルフ
場をクローズする必要がなく、ゴルフ場をクローズする
ことによる損失を防ぐことができる。さらに、そのホー
ルのピンの位置やプレーヤの位置からピンまでの距離等
をアドバイスするキャディも特に必要ではなくなるた
め、キャディレスのシステムを構成することができ、ゴ
ルフ場の運用コストを大幅に低減することができる。
用者は、視界の良否にかかわらず親機を通じて常時各子
機（すなわちプレーヤ）の位置を把握することができる
ので、各プレーヤに対して前後のプレーヤ（子機）の位
置やそのホールのピンの位置やプレーヤの位置からピン
までの距離等、適宜適切な情報を伝達することができ、
各プレーヤは視界の良否にかかわらず、乗用カート（子
機）に表示され、あるいは乗用カートのトランシーバ等
を通じて伝達される情報に基づいて安全にプレイするこ
とができる。また、濃霧等で視界が悪い場合でもゴルフ
場をクローズする必要がなく、ゴルフ場をクローズする
ことによる損失を防ぐことができる。さらに、そのホー
ルのピンの位置やプレーヤの位置からピンまでの距離等
をアドバイスするキャディも特に必要ではなくなるた
め、キャディレスのシステムを構成することができ、ゴ
ルフ場の運用コストを大幅に低減することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
【００１０】図１は本発明に一実施例に係るゴルフ場運
用システムの全体構成を示す。同図において、１は親機
で、例えばゴルフ場の中央管理センタまたはクラブハウ
ス内マスタ室３等に設置される。２（２ａ，２ｂ，‥‥
‥）は子機としての乗用カートである。親機１と各子機
２ａ，２ｂ，‥‥‥とは、光通信ネットワーク、極超短
波ネットワーク、構内無線電話ネットワーク等、適宜の
ネットワークで接続されている。または、コンピュータ
通信は、光通信ネットワークで、音声通信は構内無線電
話ネットワークでというように、複数のネットワークで
接続することもできる。図１において、４，５は極超短
波ネットワークのアンテナ、６は構内無線電話ネットワ
ークのアンテナ、７は構内無線電話ネットワークを構成
するトランシーバ、８は親機１と子機２間情報通信用の
光通信ネットワーク、８１は光通信ネットワークの発受
光装置である。また、９はＧＰＳ衛星を模式的に示して
いる。
用システムの全体構成を示す。同図において、１は親機
で、例えばゴルフ場の中央管理センタまたはクラブハウ
ス内マスタ室３等に設置される。２（２ａ，２ｂ，‥‥
‥）は子機としての乗用カートである。親機１と各子機
２ａ，２ｂ，‥‥‥とは、光通信ネットワーク、極超短
波ネットワーク、構内無線電話ネットワーク等、適宜の
ネットワークで接続されている。または、コンピュータ
通信は、光通信ネットワークで、音声通信は構内無線電
話ネットワークでというように、複数のネットワークで
接続することもできる。図１において、４，５は極超短
波ネットワークのアンテナ、６は構内無線電話ネットワ
ークのアンテナ、７は構内無線電話ネットワークを構成
するトランシーバ、８は親機１と子機２間情報通信用の
光通信ネットワーク、８１は光通信ネットワークの発受
光装置である。また、９はＧＰＳ衛星を模式的に示して
いる。
【００１１】図２は、親機１のハードウエア構成を示
す。親機１は、ホストコンピュータ１１、送信機１２、
受信機１３、および入力装置１４、記憶装置１５および
表示装置１６等を備えている。記憶装置１５は、磁気デ
ィスク装置等で構成されホストコンピュータ１１の制御
プログラムやそのゴルフ場運用システムが設置されたゴ
ルフ場のコース図のデータ等、そのゴルフ場の運用に必
要なデータを記憶している。入力装置１４は、各種のコ
マンドやその日のホール位置、気温や風速等の気象情
報、プレーヤの名前やハンデ等を入力するためのもの
で、キーボードやマウス等で構成されている。
す。親機１は、ホストコンピュータ１１、送信機１２、
受信機１３、および入力装置１４、記憶装置１５および
表示装置１６等を備えている。記憶装置１５は、磁気デ
ィスク装置等で構成されホストコンピュータ１１の制御
プログラムやそのゴルフ場運用システムが設置されたゴ
ルフ場のコース図のデータ等、そのゴルフ場の運用に必
要なデータを記憶している。入力装置１４は、各種のコ
マンドやその日のホール位置、気温や風速等の気象情
報、プレーヤの名前やハンデ等を入力するためのもの
で、キーボードやマウス等で構成されている。
【００１２】図３は、子機１のハードウエア構成を示
す。子機１は、コンピュータ２１、送信機２２、受信機
２３、記憶装置２４、表示装置２５、ＧＰＳ受信装置２
６およびスイッチ類２７等を備えている。記憶装置２４
は、磁気ディスク装置やＣＤＲＯＭ等で構成されコンピ
ュータ２１の制御プログラムやゴルフ場のコース図のデ
ータ等が格納されている。ＧＰＳ受信装置２６は、最少
３つのＧＰＳ衛星からの測位信号を受信する。コンピュ
ータ２１は、これらの測位信号に基づいて受信位置の座
標を演算する。このようなＧＰＳ衛星を用いた測位方式
は自動車用のナビゲーション装置と同様のものを用いる
ことができる。スイッチ類２７としては、ゴルフ場の全
体図と１ホールのコース拡大図との切り換えスイッチ等
が必要に応じて設けられる。図４はゴルフ場の全体図、
図５は１ホールのコース拡大図の一例を示す。これらの
コース図中には自身の位置５１が緑色で、前方のカート
の位置５２が橙色で表示されている。
す。子機１は、コンピュータ２１、送信機２２、受信機
２３、記憶装置２４、表示装置２５、ＧＰＳ受信装置２
６およびスイッチ類２７等を備えている。記憶装置２４
は、磁気ディスク装置やＣＤＲＯＭ等で構成されコンピ
ュータ２１の制御プログラムやゴルフ場のコース図のデ
ータ等が格納されている。ＧＰＳ受信装置２６は、最少
３つのＧＰＳ衛星からの測位信号を受信する。コンピュ
ータ２１は、これらの測位信号に基づいて受信位置の座
標を演算する。このようなＧＰＳ衛星を用いた測位方式
は自動車用のナビゲーション装置と同様のものを用いる
ことができる。スイッチ類２７としては、ゴルフ場の全
体図と１ホールのコース拡大図との切り換えスイッチ等
が必要に応じて設けられる。図４はゴルフ場の全体図、
図５は１ホールのコース拡大図の一例を示す。これらの
コース図中には自身の位置５１が緑色で、前方のカート
の位置５２が橙色で表示されている。
【００１３】図６は親機１の送信信号のフォーマット図
である。親機１の送信信号は、１６ビット長の連続信号
からなるスタート信号ＳＴ、親機自身のアドレスを示す
６ビットの自機アドレスＡＤＰ、送信相手の子機を指定
する６ビットの送信先アドレスＡＤＣ、情報の種類と内
容を示す８〜１０００ビット長のデータＤＡＴＡ１、前
記子機アドレスで指定した子機からのデータ送信を促す
４ビットの送信要求信号ＲＥＱ等からなる。
である。親機１の送信信号は、１６ビット長の連続信号
からなるスタート信号ＳＴ、親機自身のアドレスを示す
６ビットの自機アドレスＡＤＰ、送信相手の子機を指定
する６ビットの送信先アドレスＡＤＣ、情報の種類と内
容を示す８〜１０００ビット長のデータＤＡＴＡ１、前
記子機アドレスで指定した子機からのデータ送信を促す
４ビットの送信要求信号ＲＥＱ等からなる。
【００１４】図７は子機からの送信信号のフォーマット
図である。子機からの送信信号は、１６ビット長の連続
信号からなるスタート信号ＳＴ、自身のアドレスを示す
６ビットの自機アドレスＡＤＣ、送信相手を指定する６
ビットの送信先アドレス（通常は親機のアドレス）ＡＤ
Ｐ、情報の種類と内容を示す８〜１０００ビット長の送
信データ（通常は測位データ）ＤＡＴＡ２、送信終了を
示す４ビットの終了マークＥＮＤ等からなる。ここで
は、伝送速度は１４４００ｂｐｓであり、親機は２０ｍ
Ｓごとのタイマ割り込みによって最大６３台の子機との
通信ができるようになっている。また、１台当たりの通
信時間は１０ｍＳ（通信占有割合５０％）以下であり、
６３台の子機と１２．６秒以下で１サイクルの通信を終
了するように設定してある。
図である。子機からの送信信号は、１６ビット長の連続
信号からなるスタート信号ＳＴ、自身のアドレスを示す
６ビットの自機アドレスＡＤＣ、送信相手を指定する６
ビットの送信先アドレス（通常は親機のアドレス）ＡＤ
Ｐ、情報の種類と内容を示す８〜１０００ビット長の送
信データ（通常は測位データ）ＤＡＴＡ２、送信終了を
示す４ビットの終了マークＥＮＤ等からなる。ここで
は、伝送速度は１４４００ｂｐｓであり、親機は２０ｍ
Ｓごとのタイマ割り込みによって最大６３台の子機との
通信ができるようになっている。また、１台当たりの通
信時間は１０ｍＳ（通信占有割合５０％）以下であり、
６３台の子機と１２．６秒以下で１サイクルの通信を終
了するように設定してある。
【００１５】次に、図１〜３に示すゴルフ場運用システ
ムの動作を説明する。
ムの動作を説明する。
【００１６】親機１のホストコンピュータ１１は、キー
ボード等の入力装置１４からの入力処理および該入力装
置１４や各子機から送信された情報に基づく表示処理等
の通常処理と並行して、図６のフォーマットの信号によ
り各子機をサイクリックに呼び出して、その子機に情報
ＤＡＴＡ１を与えたり、その子機の有する情報ＤＡＴＡ
２を送信するように要求する通信処理を実行している。
ボード等の入力装置１４からの入力処理および該入力装
置１４や各子機から送信された情報に基づく表示処理等
の通常処理と並行して、図６のフォーマットの信号によ
り各子機をサイクリックに呼び出して、その子機に情報
ＤＡＴＡ１を与えたり、その子機の有する情報ＤＡＴＡ
２を送信するように要求する通信処理を実行している。
【００１７】各子機のコンピュータ２１は、ＧＰＳ受信
装置２６により受信された信号に基づいて自身の位置を
演算する測位処理や、記憶装置２４に記憶されたコース
図および測位された自機位置の表示処理、あるいは各レ
ジスタに記憶された情報に基づく各種処理を行なうとと
もに、受信機２３がスタート信号を受信する度に、以下
の通信処理を実行する。
装置２６により受信された信号に基づいて自身の位置を
演算する測位処理や、記憶装置２４に記憶されたコース
図および測位された自機位置の表示処理、あるいは各レ
ジスタに記憶された情報に基づく各種処理を行なうとと
もに、受信機２３がスタート信号を受信する度に、以下
の通信処理を実行する。
【００１８】すなわち、各子機２は、受信機２３がスタ
ート信号ＳＴを受信すると、そのスタート信号に続く２
つのアドレスＡＤＰとＡＤＣを検出して、送信元と送信
先を判別する。そして、送信元が親機であり、送信先が
自身であれば、その次の情報ＤＡＴＡ１を受信して所定
のレジスタに記憶し、さらにその次の送信要求信号ＲＥ
Ｑに応じて要求されたデータ、例えば自身の測位データ
を含む要求データＤＡＴＡ２を図７のフォーマットで送
信機２２から送出する。一方、送信元が親機であって
も、送信先が自身でなければ、その回の親機の情報およ
び送信要求は無視する。
ート信号ＳＴを受信すると、そのスタート信号に続く２
つのアドレスＡＤＰとＡＤＣを検出して、送信元と送信
先を判別する。そして、送信元が親機であり、送信先が
自身であれば、その次の情報ＤＡＴＡ１を受信して所定
のレジスタに記憶し、さらにその次の送信要求信号ＲＥ
Ｑに応じて要求されたデータ、例えば自身の測位データ
を含む要求データＤＡＴＡ２を図７のフォーマットで送
信機２２から送出する。一方、送信元が親機であって
も、送信先が自身でなければ、その回の親機の情報およ
び送信要求は無視する。
【００１９】送信元が親機でなく他の子機である場合、
送信先が親機ならばその送信情報のうち測位データを傍
受し、それを所定のレジスタに格納する。送受信（通信
処理）を終了すると、前記測位処理や記憶装置やレジス
タに記憶されたデータに基づく演算および表示等の各種
処理に戻る。
送信先が親機ならばその送信情報のうち測位データを傍
受し、それを所定のレジスタに格納する。送受信（通信
処理）を終了すると、前記測位処理や記憶装置やレジス
タに記憶されたデータに基づく演算および表示等の各種
処理に戻る。
【００２０】コーススタート時、乗用カート２はクラブ
ハウス前に設けられた所定のスタート位置に置かれる。
そして、上記サイクリック伝送により親機１から、その
日の各コースのホールの位置やプレーヤのハンデ等のデ
ータ等、必要データＤＡＴＡ１を送信される。子機はそ
れらのデータを記憶する。次いで、親機よりデータＤＡ
ＴＡ１として測位較正信号が送信される。スタート位置
の子機はこの測位較正信号に応じてＧＰＳによる測位デ
ータとスタート位置との差をオフセット値として演算し
記憶する。以後、その子機においてはＧＰＳによる測位
データをそのオフセット値で補正した値を自身の測位デ
ータとする。これにより、衛星の位置誤差や時計の誤差
による通常３０〜１００ｍ程度といわれる測位誤差を数
十ｃｍ程度以下に減らすことができる。次いで、音声、
表示手段への表示またはブザー等によりスタートが許可
される。
ハウス前に設けられた所定のスタート位置に置かれる。
そして、上記サイクリック伝送により親機１から、その
日の各コースのホールの位置やプレーヤのハンデ等のデ
ータ等、必要データＤＡＴＡ１を送信される。子機はそ
れらのデータを記憶する。次いで、親機よりデータＤＡ
ＴＡ１として測位較正信号が送信される。スタート位置
の子機はこの測位較正信号に応じてＧＰＳによる測位デ
ータとスタート位置との差をオフセット値として演算し
記憶する。以後、その子機においてはＧＰＳによる測位
データをそのオフセット値で補正した値を自身の測位デ
ータとする。これにより、衛星の位置誤差や時計の誤差
による通常３０〜１００ｍ程度といわれる測位誤差を数
十ｃｍ程度以下に減らすことができる。次いで、音声、
表示手段への表示またはブザー等によりスタートが許可
される。
【００２１】コースにおいては、カート２の表示装置２
５にそのコースの地図と自身および前後のカートの位
置、ならびにホールの位置やホールまでの距離等が表示
されるとともに、前のカートとの距離がプレーヤのデー
タに応じた所定値以下の場合、『コースがふさがってい
ます。まだ打たないで下さい』との表示がなされる。な
お、表示に代えて合成音声を発生するようにしてもよ
い。あるいは、音声のみトランシーバ７を通して送受す
るようにしてもよい。
５にそのコースの地図と自身および前後のカートの位
置、ならびにホールの位置やホールまでの距離等が表示
されるとともに、前のカートとの距離がプレーヤのデー
タに応じた所定値以下の場合、『コースがふさがってい
ます。まだ打たないで下さい』との表示がなされる。な
お、表示に代えて合成音声を発生するようにしてもよ
い。あるいは、音声のみトランシーバ７を通して送受す
るようにしてもよい。
【００２２】
【実施例の変形例】なお、上述においては、親機が個々
の子機を順次指定し、指定された子機が親機に対して通
信を行なうサイクリック伝送方式を採用した例を示した
が、親機および各子機のうち、送信要求が生じた端末が
ランダムに送信するランダム伝送方式を採用することも
できる。
の子機を順次指定し、指定された子機が親機に対して通
信を行なうサイクリック伝送方式を採用した例を示した
が、親機および各子機のうち、送信要求が生じた端末が
ランダムに送信するランダム伝送方式を採用することも
できる。
【００２３】上述において、測位手段はＧＰＳ方式を採
用しているが、方位計測手段（ジャイロ等）、距離計測
手段（エンコーダ等の左右の車輪回転数を検出する手
段）および距離・方向累算手段などを用いて現在位置を
検出する方式、あるいはこの方式と前記ＧＰＳ方式の併
用方式を採用することも可能である。
用しているが、方位計測手段（ジャイロ等）、距離計測
手段（エンコーダ等の左右の車輪回転数を検出する手
段）および距離・方向累算手段などを用いて現在位置を
検出する方式、あるいはこの方式と前記ＧＰＳ方式の併
用方式を採用することも可能である。
【図１】 本発明の一実施例に係るゴルフ場運用システ
ムの構成を示す模式図である。
ムの構成を示す模式図である。
【図２】 図１のシステムにおける親機の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】 図１のシステムにおける子機の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】 図２および図３の表示装置への表示例を示す
図である。
図である。
【図５】 図２および図３の表示装置への他の表示例を
示す図である。
示す図である。
【図６】 図２の親機の伝送信号のフォーマット図であ
る。
る。
【図７】 図３の子機の伝送信号のフォーマット図であ
る。
る。
１：親機、２（２ａ，２ｂ，‥‥‥）：子機、４，５：
極超短波ネットワークのアンテナ、６：構内無線電話ネ
ットワークのアンテナ、７：構内無線電話ネットワーク
を構成するトランシーバ、８：親機１と子機２間情報通
信用の光通信ネットワーク、８１：光通信ネットワーク
の発受光装置、９：ＧＰＳ衛星、１１：ホストコンピュ
ータ、１２：送信機、１３：受信機、１４：入力装置、
１５：記憶装置、１６：表示装置、２１：コンピュー
タ、２２：送信機、２３：受信機、２４：記憶装置、２
５：表示装置、２６：ＧＰＳ受信装置、２７：スイッチ
類。
極超短波ネットワークのアンテナ、６：構内無線電話ネ
ットワークのアンテナ、７：構内無線電話ネットワーク
を構成するトランシーバ、８：親機１と子機２間情報通
信用の光通信ネットワーク、８１：光通信ネットワーク
の発受光装置、９：ＧＰＳ衛星、１１：ホストコンピュ
ータ、１２：送信機、１３：受信機、１４：入力装置、
１５：記憶装置、１６：表示装置、２１：コンピュー
タ、２２：送信機、２３：受信機、２４：記憶装置、２
５：表示装置、２６：ＧＰＳ受信装置、２７：スイッチ
類。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１ Ｇ０１Ｃ 21/00 Ｚ // Ｇ０１Ｃ 21/00 Ｇ０１Ｓ 5/14 Ｇ０１Ｓ 5/14 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０６Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 １台の親機とプレーヤを乗せて移動する
複数台の移動式子機からなるゴルフ場運用システムであ
って、 前記親機は、各子機を順次指定して情報および送信要求
信号を送信する送信機と、該送信要求に応じて子機から
送信されるデータを受信する受信機を備え、 前記子機は、ゴルフ場のコース図データを記憶する記憶
手段と、該ゴルフ場における自身の位置を計測する測位
手段と、前記送信要求信号に応じて前記自身の位置を示
す測位データを送信する送信手段と、前記親機または他
の子機から送信されたデータを受信する受信手段と、前
記記憶手段に記憶されたコース図および該コース図にお
ける自身の位置を表示する表示手段とを備えることを特
徴とするゴルフ場運用システム。 - 【請求項２】 前記表示手段は、前記親機または他の子
機から送信され前記受信手段により受信される前記他の
子機の測位データに基づき前記他の子機のうち前記自身
の位置と所定の関係にあるものの位置をさらに表示する
ことを特徴とする請求項１記載のゴルフ場運用システ
ム。 - 【請求項３】 前記親機および各子機が親機および各子
機間の音声通信手段をさらに具備する請求項１または２
記載のゴルフ場運用システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245185A JPH0969200A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴルフ場運用システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245185A JPH0969200A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴルフ場運用システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0969200A true JPH0969200A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17129883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7245185A Pending JPH0969200A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴルフ場運用システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0969200A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000163125A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | G Three:Kk | 自動走行カートシステム |
| JP2003061130A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Chiyoda Techno:Kk | ゴルフナビゲーション装置 |
| KR100488073B1 (ko) * | 2002-11-15 | 2005-05-27 | 주식회사지엔아이월드 | 지피에스 단말기를 이용한 골프장 경기진행 관리 시스템 |
| JP2007525117A (ja) * | 2004-01-29 | 2007-08-30 | ジーピーエス インダストリーズ インコーポレイテッド | ゴルフコース通信システムと方法 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7245185A patent/JPH0969200A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000163125A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | G Three:Kk | 自動走行カートシステム |
| JP2003061130A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Chiyoda Techno:Kk | ゴルフナビゲーション装置 |
| JP4653911B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2011-03-16 | 株式会社チヨダテクノ | ゴルフナビゲーション装置 |
| KR100488073B1 (ko) * | 2002-11-15 | 2005-05-27 | 주식회사지엔아이월드 | 지피에스 단말기를 이용한 골프장 경기진행 관리 시스템 |
| JP2007525117A (ja) * | 2004-01-29 | 2007-08-30 | ジーピーエス インダストリーズ インコーポレイテッド | ゴルフコース通信システムと方法 |
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