JP2007525117A - ゴルフコース通信システムと方法 - Google Patents

Abstract

ゴルフコースの外周（１１）内、またはその近傍に配置された複数のワイヤレスアクセスポイント（１８）を有するゴルフコース（１０）は、様々な種類の加入者通信のサポートと同様に、ゴルフコースのインフラ情報に関する通信をも提供する。このような通信は、例えばデータパケット通信も含むことができる。１つの実施態様によれば、加入者通信はインターネットアクセスを含む。

Description

本発明は、一般にはゴルフコースのワイヤレス通信システムに関する。

当分野の技術者は、従来のワイヤレス通信を使用すればゴルフコースの動作（ゴルフコースのメンテナンス、セキュリティ、および動作一般を含む）が容易になることを承知している。そのようなシステムは典型的に双方向の携帯用通信機式の通信を行うが、それはリピータを容易にすることもあれば、しないこともある。

より最近では、ゴルフコースの中には音声通信に加えてデータトラフィックをサポートすることができるワイヤレス通信システムを利用するところがある。そのようなデータを支持する能力を使用して、ゴルフコースに対応する様々な動作活動をサポートすることができる。さらに、そのような能力は直接的に従業員および請負業者と同様にゴルフコースの経営者にも利益をもたらすことができる。例えば、（作業スケジュールやトーナメントの進行などについての情報のような）重要なゴルフコースのインフラ情報を従業員に中継するのに加え、このようなシステムはゴルファー自身に価値のあるインフラ情報（スコア情報、ホール情報などのような）を提供することができる。

様々な理由から、そのようなゴルフコースのワイヤレス通信システムは認証されたアクセスだけを許可する傾向がある（かつ一般的にそのゴルフコース自体だけから入手できる特別なトランシーバと併用する場合のみということがよくある）。そのようなセキュリティは、必要な通信のためのシステムの利便性およびそのシステムにより生じるデータのインテグリティの両方を確保したがる傾向がある。残念ながらそのようなアプローチをとると通信システムを孤立させる傾向がある。たとえシステムのリソースが拡張使用をサポートしていても、そのような使用は容易に、または予測どおりに容易とはならない。その結果そのようなシステムはゴルフコースに投資するには比較的コストが高くなり、投資機会においての限られた収益率のみになりがちである。

以下に詳細を記述するゴルフコース通信システムおよび方法を提供することで、上記要求の少なくとも一部を満たすことができるが、
特に図面と合わせて検討する場合；
図中の諸要素は簡便さと明瞭さのために図示され、必ずしも一定の縮尺率で描画されないと技術者は理解するであろう。例えば、図内のある要素の寸法は他の要素と比べて誇張され、本発明の様々な実施態様についての理解を改善するのに役立つことがある。また、営利的に実現可能な実施態様中で、役立つ、または必要である一般的な、あるいはそうでなくても十分理解される要素については、本発明のこれら様々な実施態様を見えないようにするために記載しないこともある。

一般的に言って、これらの様々な実施態様によれば、ワイヤレス通信リソースには、少なくともゴルフコースの実質部分のために、専用化してゴルフコースのインフラ通信をサポートする、そのようなワイヤレス通信リソースの第１の部分（すべてではないが）が提供される。そのようなワイヤレス通信リソースの別の部分は、加入者用通信をサポートするために使用可能である。

例えば１つの実施態様によれば、そのような加入者用通信は、フォーマットされた音声またはデータメッセージのパケットデータに限られないが、そのようなデータをベースとした通信を含むことがある。１つのアプローチによると、これは双方向のインターネットアクセスを含むことがある。そのような加入者用通信は、以下に限られたわけではないがゴルフコースのビジター、ゴルフコースクラブ会員、近隣の家またはマンションまたはアパートの居住者、近くのホテル、旅館、モーテル、別荘、簡易宿泊施設、キャンプ施設、リゾート地等の顧客を含む、あらかじめ認証された加入者に利益をもたらすことができる。

そのようなアプローチを容易にするために、ローカルエリアネットワークにはゴルフコースの周りに配置される複数のワイヤレスアクセスポイントが含まれる可能性がある。そのローカルエリアネットワークは、一方ではゴルフコースのインフラ情報（インフラ情報を自動的に更新することも含む）、他方では加入者用通信の両方を容易にするワイヤレス通信プロトコルを好適なアプローチでサポートしている。所定の設定のニーズ次第で、ネットワーク参加者の全て（または何人かでも）が必ずしも両方のサービスが同時に使用可能である必要はない。

ここで図面を参照すると、特に図１では、典型的なゴルフコース１０は、１つまたは複数のホール（各ホールはティーエリア、フェアウェイ、グリーンおよびピン（様々な障害物、バンカー、トラップ等と共に）を含む）を含み、ゴルフコース１０の境界を定める外周１１内に設置される。図示された実施態様は９ホールのゴルフコースを表すが、より大きい、およびより小さいゴルフコースを含む様々な大きさや設計のゴルフコースにも容易に適用可能であることは容易に理解できよう。このようなゴルフコース１０のインフラは、クラブハウス１２を含む中央の建物または主要な建物が典型的に少なくとも１つある。そのようなクラブハウス１２には、いわゆるプロショップ、ダイニングおよび／または飲酒地域、会議地域、メンテナンス地域などの施設を提供することができる。他の建物や人工構造物もまた、所定のゴルフコースの実施態様のニーズがある、またはそのニーズに適した場所および場合に提供される。

これらの実施態様によれば、複数のワイヤレスアクセスポイント１８はゴルフコースの周りに配置される。典型的な実施態様では、複数のワイヤレスアクセスポイントの実質的に全てがゴルフコース１０の外周１１内に配置される。しかしながら必要に応じて、参照番号１９が付いているワイヤレスアクセスポイントによって図示されるように１つまたは複数のワイヤレスアクセスポイントがこの外周１１の外側に配置されることができる。

一般的にこれらのワイヤレスアクセスポイント１８は適切なプロトコルおよび修正を好適にサポートして、要求された通信負荷およびトラフィックを十分に容易に処理することができる。例えば、ＩＥＥＥ８０２．１１（ａ）（ｂ）または（ｇ）、またはその組合せを両立するワイヤレス通信が、そのようなシナリオで容易に用いられる。そのようなプロトコル、およびそれをサポートするプラットフォームは当業者にはよく知られており、ここでは簡潔さと明確さを保つために、特にこの記述に有用な場合以外はさらに詳細にここでは述べない。

必要に応じて、単一のワイヤレスアクセスポイントが使用され、ゴルフコース１０の全体に対して通信のアクセスを提供することができる。しかしながら、ある好適な実施態様では、これらの目的のために、複数のより低電力のアクセスポイントが、便利に、および低価格に設置される。例えば、クラブハウス１２（または、同様の他の建物、避難所、選択した場所）は対応する第１の受信可能領域１４内でワイヤレス通信を提供する第１のアクセスポイント１３を収容することができる。一方、ゴルフコース１０の別の地域は、対応する第２の受信可能領域１６を有する第２のワイヤレスアクセスポイント１５によってサービスが提供されることもある。そのように設置すると、ゴルフコース１０の外部にある少なくとも一部分１７を含む受信可能領域１６を有する、後述のアクセスポイント１５のような少なくとも１つまたは複数のこれらワイヤレスアクセスポイントに、典型的にではないが帰する、ということに注意しなければならない。このことが生じる場合は、デフォルトにより、または設計により、そのような外部領域１７は居住地域、または様々な人間の存在またはインターネットアクセスなどの双方向のワイヤレス通信から利益を享受する行動を含む活動を含み、サポートし、または引きつける他の地域をおそらく含むであろう。

これらの実施態様によって、結果として得られるワイヤレス通信リソースの能力の全てではないが一部は専用化されてゴルフコース１０自体のインフラ通信をサポートする。そしてリソースの別の部分が使用され、加入者通信をサポートする（例えば、ゴルフコース１０に隣接した外部領域１７に居住する加入者のため）。そのような割り当ては様々な方法で行うことが可能であり、的確な割り当て手段は通信プロトコルおよび／または、リソースそのものとして使用される変調によって、ある程度決まる。

１つの例示的な実施例として、そのリソースがリソースを分割する周波数を含む場合には、複数の周波数をゴルフコースのインフラ通信専用に確保して、他の周波数は加入者通信専用で使用するか、または加入者とインフラとのニーズに対して共用で使用することができる。別の例示的な実施例として、リソースが多重化通信の機会を含む場合、他のスロット、フィールド等は加入者用および／または共用としておき、１つまたは複数のこれらの一時的な通信機会をインフラのニーズ専用に確保することができる場合もある。コード分割通信リソースを使用する場合も全く同様である。

通信リソースがＩＥＥＥ８０２．１１（ａ）、（ｂ）、または（ｇ）またはその組合せのようなパケットデータ手段からなる場合は、同じ様な戦略を採用することができる。すなわち、必要とされるインフラ通信のために、利用可能なパケットデータ機会の一部が予約され、残りの部分は加入者通信に利用することができる。１つのアプローチによると、どちらかのサービスが制限なしで提供されることも可能である。そこで、仮に所定のインフラ通信に利用できるリソースが必要である場合、既存の加入者用通信を必要に応じて一時的に停止するか、バッファリングさせるか、遅延させるかしてインフラ通信にアクセス機会を提供することができる。

これらの実施例は単に例示的であるように規定されるものであり、所定の通信リソースを解析して一方はゴルフコースのインフラ通信、他方は加入者用通信とサービスを二股に分けられるようにすることであらゆる可能なやり方について包括的にリストすると解釈すべきではない。当分野の技術者であれば、本質的にいかなる十分に柔軟なリソース配分、スケジューリング、および／または解析メカニズムでも、現在分かっているか今後開発するかのいずれにせよ、うまく採用してこれらの利点を達成することができることは理解している。

そのように構成されて、所定のゴルフコースの通信ニーズも保証しながら様々な加入者の通信ニーズを満足させることができる。これらの加入者は大抵、ワイヤレスアクセスポイントの設置方式そのものに特別な更新を必要としなくても受け入れられる。そのようなアクセスと引き換えに、認証された加入者に対する使用料にアクセスすることで、ゴルフコースは補足的な収益が上がることが分かり、そのため財政的な見通しのある企業として存続の可能性を強めることができる。

ここで図２を参照すると、ゴルフコースのローカルエリアネットワーク２１はいかなる適当な方法でも互いにネットワーク接続される様々なコンポーネントおよび要素が含まれる可能性がある。これらの要素にはコンピュータ、プリンタ、スキャナ、ルータなど当分野でよく理解されているものが含まれる。１つの実施態様において、このローカルエリアネットワーク２１はまた、インターネット２２のような１つまたは複数のエクストラネットに結合する。そのように構成されて、ローカルエリアネットワークの様々な要素は、このエクストラネットを介してリモートサーバのような他の要素にアクセスを有する。好適なアプローチによれば、このシステムはゴルフコースのローカルエリアネットワーク２１の１つのワイヤレスアクセスポイントとして役立つ少なくとも１つのゴルフコース基地局２３を含む（明確さのためにそのような基地局は１つだけ図２で描かれているが、好適な実施態様ではそのような基地局が複数である傾向がある）。

このゴルフコース基地局２３は、１つまたは複数のゴルフコースモバイルユニット２４を備えたワイヤレス通信をサポートする。モバイルユニットは、例えば音声および／またはデータ通信をサポートする双方向または一方向のユニットを搭載したハンドヘルドまたはゴルフカートを含むことがある。特に、これらの通信はゴルフコースのインフラ情報を含む。そのような通信は、典型的にゴルフコースローカルエリアネットワーク２１の１つまたは複数の要素と相互伝達(対話)するメッセージを含む（インターネット２２の相互伝達もまた必要に応じて、または適宜にサポートされるが）。そのような情報は、ゴルフコースの状態、動作、またはメンテナンスに関するリアルタイムおよび／または、計画され、または予定されるデータまたは指示に関係するいかなる情報も含む可能性がある。そのような情報は限定はされないが以下のような情報を含むことがある。
−ピン位置情報（現在の、これまでの、および／または計画された位置を含む）
−食品発注情報（利用可能なメニュー項目、注文および受注サポート、発注状況等を含む）
−商品発注情報（ゴルフ用品、サプライもしくは土産物の様々な品目の購入またはレンタルを含む）
−スコア情報（特定の個人、チーム、トーナメントプレイ、他のゴルフコースにいるプレーヤなどのこれまでの、または現在のスコア情報を含む）、および／または
−スコアカード印刷情報（例えば、クラブハウスまたは他の選択した場所で所定のスコアカードの印刷を容易にするためのスコアの提出、または確認メッセージを含む）

そのようなゴルフコースのインフラ情報２５はユーザ起動の送信および／または自動送信を含むことはよく理解されている。自動発信について図示すると、比較的新しいピン位置情報を含むピン位置情報は、第１の放送スケジュールに従って自動的に放送されることが可能だが、比較的古いピン位置情報は異なる第２の放送スケジュールに従って自動的に放送されることができる。例えば、第１の放送スケジュールは、約５分間で約６０秒毎に新しいピン位置情報の送信を含むことが可能であり、第２の放送スケジュールは約１０分毎に約１回、古いピン位置情報の送信を含むことが可能である。

好適なアプローチによれば、このゴルフコース基地局２３もまた、１つまたは複数の加入者ユニット２６を備えたワイヤレス加入者通信２７をサポートするのに役立つ。１つの実施態様で、これらの加入者通信２７はパケットデータ加入者通信を含み、ゴルフコース基地局２３は多くの場合ワイヤレスアクセスポイントとして、加入者ユニットがインターネット２２のようなデータネットワークにアクセスするのに役立つ。このような加入者ユニット通信はゴルフコースそのものの動作には殆どあるいは全く関係しない。その代わり、このような通信は完全に加入者自身の利害とニーズに関する可能性がある。例えば、そのようなゴルフコースの近隣の居住者は、ゴルフコースのワイヤレスアクセス機会を使用してインターネットでワイヤレスの相互伝達を行い、彼らの個人的な、またはビジネスのパケットデータ通信のニーズをサポートすることができる。

ここで、さらに詳細で例示的な実施態様を図３を参照して提示する。遠隔地に位置決めされたゴルフコースの基地局２３はワイヤレスアクセスポイント３１を含むことができる（例えばＹＤＩ Ｗｉｒｅｌｅｓｓ社が提供するアクセスポイントのようなもの）。そのようなアクセスポイントは例えば、ＩＥＥＥ８０２．１１（ａ）、（ｂ）、（ｇ）またはこれらのプロトコルの組合せを容易に受け入れられる。この実施態様では、基地局２３はまた、当分野でよく知られているように巡回する全地球測位衛星からＧＰＳ信号を受信するディファレンシャル全地球位置衛星受信機３３（ＢＡＥ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｓｔａｒｂｏｘ ＧＰＳ受信機のようなもの）を含む。基地局コントローラ３２は結合し、アクセスポイント３１およびＤＧＰＳ受信機３３の動作の制御を支援する。さらに基地局２３には、所定のゴルフコースに関して設置された１つまたは複数のワイヤレスリピータ３８（Proximリピータのようなもの）があり、対応するサービスの十分な受信可能および提供が可能である。当分野の技術者であれば、そのようなリピータは、様々な受信可能なニーズおよび変化を受け入れる平均放射電力についてだけでなく、無線の数、アンテナ構成、および／またはアンテナのステアリングについて互いに異なる可能性があることも認識するであろう。

そのような基地局２３およびリピータ（複数のリピータ）３８は適当なリンクを経由してコンピュータ３５と通信する（この場合は、クラブハウスのコンピュータ、即ちゴルフコース用にクラブハウスに配置されるパーソナルコンピュータのようなコンピュータ）。本実施態様ではこのリンクは、基地局２３で使用されるワイヤレスプロトコルもサポートするトランシーバ３４がサポートする無線周波数チャネルを含み、そのプロトコルおよびユーザデータをコンピュータ３５に送信する。ＹＤＩ ＷＬＡＮアダプタを使用して、この実施態様を理解することができる。そのように構成されて、基地局２３およびリピータ３８は容易にクラブハウスのコンピュータ３５とネットワーク接続が可能であり、加入者通信とゴルフコースのインフラ情報の送信および／または受信の双方を行うことができる。

以上記述したこのような要素は当分野でよく知られている。従って、そのような要素についての付加的な詳細は明瞭さ、および簡潔さを追求するためにここでは提示しない。

クラブハウスのコンピュータ３５は、同様にゴルフコースのローカルエリアネットワーク２１および／またはインターネット２２のようなエクストラネットに動作可能に結合する（後者の結合はローカルエリアネットワーク２１を介して、および／またはコンピュータ３５でおそらく利用できるさらに直接的な接続を介してのいずれかで達成される）（当分野の技術者はコンピュータ３５が実際にゴルフコースのローカルエリアネットワーク２１の一部を含むことはおそらく分かると思うが、これら２つの要素はここでは説明のために別々に示される）。

所定のアプリケーションのニーズに応じて、クラブハウスのコンピュータ３５はクラブハウスのスコアカードプリンタ３６（ゴルファーがプレイするためのスコアカードが印刷できて、ゴルファーに提供し、および／または記録保持用にとっておくことができる）および／またはキッチンプリンタ３７（ゴルファーから双方向のデータ通信または音声接続を介して受信された注文を印刷し、それに従って行動することができる）のような特定の要素に結合することができる。そのような要素は図示されるようにクラブハウスのコンピュータ３５に直接に結合可能か、またはネットワーク２１を介してアクセス可能なローカルエリアネットワーク２１の一部を含むことができる（そのような建築上の選択は当分野ではよく理解される）。

そのように構成されて、ゴルフコースのモバイルユニット２４はサポートされる無線周波数通信リンクを介して基地局２３と容易に通信して、クラブハウスのコンピュータ３５を介してスコアカードの印刷や食べ物の注文のような要求されたサービスへのアクセスを得ることができる。この同じリンクが使用されて、トーナメントの発表、スコアの更新などを含む他のインフラのニーズも同様にサポートすることができる。別の実施例としては、ゴルフコースモバイルユニット２４がＧＰＳの能力があれば（例えば、ゴルファーの現在位置から所定のピンまでの範囲算出ができる）、ここで描写されたようなＧＰＳ能力を持つ基地局２３および／またはクラブハウスコンピュータ３５（もしくはローカルまたはリモートで利用可能な他の算出プラットフォーム）で計算されたディファレンシャルＧＰＳ補正係数がこのリンクを介して、ゴルフコースモバイルユニット２４へ提供され、よく知られるようなＧＰＳ技術と手順に従ってさらに正確な範囲算出が可能になる。

また、そのように構成されて、同じ基地局が１つまたは複数の加入者ユニット２６の通信ニーズにサービスを提供することができる。特に、所定の加入者ユニットのデータパケット通信ニーズは、同じリンクを使用して基地局のアクセスポイントプラットフォーム３１を介して、例えばインターネット２２へアクセスを容易に得ることが可能である。そのような加入者ユニット２６はゴルフコースのインフラ情報にアクセスしないこともあるが、電子メール、ワールドワイドウェブ、ユーザグループサイト、ファイル転送サイト等を含むインターネット２２のリソースに本質的に自由にアクセスすることもある。

一般的に、ゴルフコースのオペレータはそのようなアクセスを加入者ユニットによって制御することを希望する。そのような制御を容易にするために、インターネット（ゴルフコースの外部）上に好適に位置付けされてそのようなシステムが提供される全てのゴルフコースにサービスを提供することができる任意加入者認証サーバ３９は、認証された加入者のリストを保持するのに使用され、および／またはそうでなければ所定の加入者がそのようなシステムを使用するのを評価して認証する。そのような機能性は好適な実施態様ではインターネット２２を介してアクセスされるが、必要に応じてローカルアクセスが提供されることも可能である。認証を行うのに加えて、そのようなサーバ（または必要に応じて他のプラットフォーム）は、請求システムの選択を行うことも可能である。例えば、そのようなサーバは、アクセスおよび使用に関する記録を保持して、それに対応した方式で請求書を発行することができる。そうでなければ、そのようなサーバは支払い記録を保持して、所定の加入者の支払い義務に関する現在の状況の裏付けとすることができる。

そのようなシステムは、ゴルフコースの動作のためになる広範囲に亘る通信ニーズに十分に役立ち、一方で加入のエンティティに応じた一般的なインターネットへのアクセスに基づいて追加収入を導出する機会を提供する。このような１つの使用のニーズに適切な通信システムは、他のニーズにも十分適切な傾向であるので、そのような利益は有意な追加投資をせずに達成することができる。

当分野の技術者であれば、上述の実施態様に関する広範囲な修正、変更、組合せは、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに行うことができ、かつそのような修正、変更、組合せは発明の概念の範囲内であるとみなされるべきであることが理解できるであろう。

本発明の１実施態様により構成されたゴルフコースの平面の概略図である。 本発明の１実施態様により構成されたブロックダイアグラムである。 本発明の様々な実施態様により構成された詳細なブロックダイアグラムである。

Claims (22)

1. ゴルフコースの周りに配置された複数のワイヤレスアクセスポイントを含むローカルエリアネットワーク、および
   複数のワイヤレスアクセスポイントによって実行可能にサポートされるワイヤレス通信プロトコルを含み、前記ワイヤレス通信プロトコルは、
   ゴルフコースのインフラ情報の自動更新、および
   加入者通信をサポートする
   ことを特徴とする通信システム。
2. 実質的に全ての前記複数のワイヤレスアクセスポイントは、前記ゴルフコースの外周内に配置されることを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
3. 前記複数のワイヤレスアクセスポイントは、少なくとも前記ゴルフコースの実質的な大部分にワイヤレス通信範囲を提供するように設置され、構成されることを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
4. 前記複数のワイヤレスアクセスポイントは、さらに前記ゴルフコースの外部にある少なくとも１つの領域にワイヤレス通信範囲を提供するように設置され、構成されることを特徴とする請求項３に記載の通信システム。
5. 前記少なくとも１つの領域は、居住地域を含むことを特徴とする請求項４に記載の通信システム。
6. 前記ゴルフコースは、少なくとも９ホールのゴルフコースを含むことを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
7. 前記ゴルフコースのインフラ情報は、ピン位置情報、食品発注情報、商品発注情報、スコア情報、スコアカード印刷情報のうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
8. 前記ピン位置情報は、実質的には現在のピン位置情報を含むことを特徴とする請求項７に記載の通信システム。
9. ゴルフコースのインフラ情報の自動更新は、
   新しいピン位置情報を提供する際に、第１の放送スケジュールに従ってピン位置情報を自動的に放送すること、
   古いピン位置情報を提供する際に、第２の放送スケジュールに従ってピン位置情報を自動的に放送すること
   を含むことを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
10. 前記加入者通信は、パケットデータ加入者通信を含むことを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
11. 請求項１０に記載の通信システムであって、前記ローカルエリアネットワークに動作可能に結合された加入者認証サーバをさらに含むことを特徴とする通信システム。
12. 前記加入者認証サーバは、所定の加入者の前記ローカルエリアネットワークの使用の認証を判定し、前記所定の加入者が前記ローカルエリアネットワークを介してワイヤレス通信を行うことを許可する認証手段を含むことを特徴とする請求項１１に記載の通信システム。
13. 前記加入者通信は、データネットワークへのアクセスを含むことを特徴とする請求項１に記載の通信システム。
14. 前記データネットワークは、インターネットを含むことを特徴とする請求項１３に記載の通信システム。
15. ゴルフコースに隣接する様々なワイヤレス通信を容易にする方法であって、
    少なくとも前記ゴルフコースの実質部にワイヤレス通信リソースを提供すること、
    前記ワイヤレス通信リソースの全てではないが第１の部分を専用化してゴルフコースのインフラ通信をサポートすること、
    前記ワイヤレス通信リソースの一部を使用して加入者通信をサポートすること
    を含むことを特徴とする前記方法。
16. 少なくとも前記ゴルフコースの実質部にワイヤレス通信リソースを提供することは、少なくとも前記ゴルフコースの実質部、および前記ゴルフコースの外部にある少なくとも第１領域に、ワイヤレス通信リソースを提供することをさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 少なくとも前記ゴルフコースの実質部、および少なくとも前記ゴルフコースの外部にある第１領域にワイヤレス通信リソースを提供することは、少なくとも前記ゴルフコースの実質部、および少なくとも前記ゴルフコースの外部にあり居住地域を含む第１領域にワイヤレス通信リソースを提供することをさらに含むことを特徴とする請求項１６に記載の方法。
18. ワイヤレス通信リソースを提供することは、複数のワイヤレスアクセスポイントを提供することをさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
19. 複数のワイヤレスアクセスポイントを提供することは、複数のワイヤレスパケットデータアクセスポイントを提供することをさらに含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
20. 前記ワイヤレス通信リソースの全てではないが第１の部分を専用化してゴルフコースのインフラ通信をサポートすることは、前記ワイヤレス通信リソースの全てではないが第１の部分を専用化して現在のピン位置情報に関するゴルフコースのインフラ通信をサポートすることをさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
21. 前記ワイヤレス通信リソースの一部を使用して加入者通信をサポートすることは、前記ワイヤレス通信リソースの一部を使用してあらかじめ認証された加入者の加入者通信をサポートすることをさらに含むことを特徴とする請求項２０に記載の方法。
22. 請求項２１に記載の方法であって、前記認証された加入者に対する使用料金を査定することをさらに含むことを特徴とする前記方法。

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