JPH0967911A - 竪樋支持具 - Google Patents
竪樋支持具Info
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- JPH0967911A JPH0967911A JP22296795A JP22296795A JPH0967911A JP H0967911 A JPH0967911 A JP H0967911A JP 22296795 A JP22296795 A JP 22296795A JP 22296795 A JP22296795 A JP 22296795A JP H0967911 A JPH0967911 A JP H0967911A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 竪樋への固定を簡単、かつ、確実に行うこと
ができる竪樋支持具を提供することにある。 【解決手段】 後端部を壁に固定される固定脚(1
1)、および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定
される挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、
互いに対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片
(10)と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着
して、上記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着
部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持
片(10)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に
挟着固定される固定部(4)とからなる。
ができる竪樋支持具を提供することにある。 【解決手段】 後端部を壁に固定される固定脚(1
1)、および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定
される挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、
互いに対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片
(10)と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着
して、上記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着
部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持
片(10)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に
挟着固定される固定部(4)とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪樋支持具に関
し、具体的には、住宅、テラス、カーポートなどに取り
付けられる竪樋に有用な竪樋支持具に関するものであ
る。
し、具体的には、住宅、テラス、カーポートなどに取り
付けられる竪樋に有用な竪樋支持具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の竪樋支持具としては、例えば、図
10に示すごとく、後端部を壁に固定される突差部
(7)を有する固定脚(11)、および、この固定脚
(11)の前端部に挟着されボルト(28)とナット
(27)の結合具によって、上記固定脚(11)の挟着
部(14)に設けられた長孔(23)を通して固定され
る挟持具本体(30)を備え、さらに、この挟持具本体
(30)は、互いに対向する一対の挟持片(10)と、
この一対の挟持片(10)に設けられた上記ボルト(2
8)を螺着させるボルト孔(26)と、竪樋の周囲に直
に巻き着けられる巻着部(29)とからなっているもの
が知られていた。
10に示すごとく、後端部を壁に固定される突差部
(7)を有する固定脚(11)、および、この固定脚
(11)の前端部に挟着されボルト(28)とナット
(27)の結合具によって、上記固定脚(11)の挟着
部(14)に設けられた長孔(23)を通して固定され
る挟持具本体(30)を備え、さらに、この挟持具本体
(30)は、互いに対向する一対の挟持片(10)と、
この一対の挟持片(10)に設けられた上記ボルト(2
8)を螺着させるボルト孔(26)と、竪樋の周囲に直
に巻き着けられる巻着部(29)とからなっているもの
が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
竪樋支持具においては、ボルト(28)とナット(2
7)の結合具によって、竪樋への固定を強固に行うこと
ができるものの、竪樋に挟持具本体(30)の巻着部
(29)を巻き着けるようにして取り付けて、一対の挟
持片(10)をつまむようにして手で持ちながら、ボル
ト孔(26)にボルト(28)を螺着しつつ嵌め込み、
さらに、ボルト(28)の先端にナット(27)を取り
付けるというのは、現場での施工として、非常に面倒な
作業であり、手間のかかるものであった。
竪樋支持具においては、ボルト(28)とナット(2
7)の結合具によって、竪樋への固定を強固に行うこと
ができるものの、竪樋に挟持具本体(30)の巻着部
(29)を巻き着けるようにして取り付けて、一対の挟
持片(10)をつまむようにして手で持ちながら、ボル
ト孔(26)にボルト(28)を螺着しつつ嵌め込み、
さらに、ボルト(28)の先端にナット(27)を取り
付けるというのは、現場での施工として、非常に面倒な
作業であり、手間のかかるものであった。
【0004】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、竪樋への固定を
簡単、かつ、確実に行うことができる竪樋支持具を提供
することにある。
のであって、その目的とするところは、竪樋への固定を
簡単、かつ、確実に行うことができる竪樋支持具を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
竪樋支持具は、後端部を壁に固定される固定脚(1
1)、および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定
される挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、
互いに対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片
(10)と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着
して、上記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着
部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持
片(10)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に
挟着固定される固定部(4)とからなることを特徴とす
る。
竪樋支持具は、後端部を壁に固定される固定脚(1
1)、および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定
される挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、
互いに対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片
(10)と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着
して、上記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着
部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持
片(10)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に
挟着固定される固定部(4)とからなることを特徴とす
る。
【0006】本発明の請求項2に係る竪樋支持具は、上
記固定脚(11)の前端部に長孔(23)を有し、上記
固定部(4)が、上記一対の挟持片(10)のうち、一
方の挟持片(10a)には、上記長孔(23)に嵌合で
きる係止片(2)とこの係止片(2)を回動させる回動
軸(16)とが設けられ、他方の挟持片(10b)に
は、上記係止片(2)が嵌合できる形状を有する嵌合孔
(12)を設けてなるものであることを特徴とする。
記固定脚(11)の前端部に長孔(23)を有し、上記
固定部(4)が、上記一対の挟持片(10)のうち、一
方の挟持片(10a)には、上記長孔(23)に嵌合で
きる係止片(2)とこの係止片(2)を回動させる回動
軸(16)とが設けられ、他方の挟持片(10b)に
は、上記係止片(2)が嵌合できる形状を有する嵌合孔
(12)を設けてなるものであることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る竪樋支持具は、上
記嵌合孔(12)の周囲に上記係止片(2)が回動する
のを阻止する回動ストッパー(17)が設けられたこと
を特徴とする。
記嵌合孔(12)の周囲に上記係止片(2)が回動する
のを阻止する回動ストッパー(17)が設けられたこと
を特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る竪樋支持具は、上
記回動ストッパー(17)が、複数の突起物からなるこ
とを特徴とする。
記回動ストッパー(17)が、複数の突起物からなるこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る竪樋支持具は、上
記固定脚(11)のうち、直に挟着固定する前端部の厚
さが、後端部より若干薄く形成されていることを特徴と
する。
記固定脚(11)のうち、直に挟着固定する前端部の厚
さが、後端部より若干薄く形成されていることを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態に係る竪樋支
持具を用いた竪樋の取付構造を示す斜視図である。図2
は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の斜視図であ
る。図3は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の要
部斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る竪
樋支持具の固定状態を示した断面図である。図5は、本
発明の一実施形態に係る竪樋支持具の分解斜視図であ
る。図6は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具に用
いた固定脚の他の一例を示す斜視図である。図7は、本
発明の一実施形態に係る竪樋支持具を用いた竪樋の取付
構造を示す要部断面図である。図8は、本発明の一実施
形態に係る竪樋支持具に用いた係止片の他の一例を示す
要部斜視図である。図9は、本発明の一実施形態に係る
竪樋支持具に用いた挟持体の他の一例を示す要部斜視図
である。
持具を用いた竪樋の取付構造を示す斜視図である。図2
は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の斜視図であ
る。図3は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の要
部斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る竪
樋支持具の固定状態を示した断面図である。図5は、本
発明の一実施形態に係る竪樋支持具の分解斜視図であ
る。図6は、本発明の一実施形態に係る竪樋支持具に用
いた固定脚の他の一例を示す斜視図である。図7は、本
発明の一実施形態に係る竪樋支持具を用いた竪樋の取付
構造を示す要部断面図である。図8は、本発明の一実施
形態に係る竪樋支持具に用いた係止片の他の一例を示す
要部斜視図である。図9は、本発明の一実施形態に係る
竪樋支持具に用いた挟持体の他の一例を示す要部斜視図
である。
【0012】本発明の竪樋支持具は、例えば、住宅、テ
ラス、カーポートなどに取り付けられる竪樋に有用なも
のである。
ラス、カーポートなどに取り付けられる竪樋に有用なも
のである。
【0013】図1および図2に示すごとく、本発明の竪
樋支持具は、後端部を壁に固定される固定脚(11)、
および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定される
挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、互いに
対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片(10)
と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着して、上
記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着部(1
3)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持片(1
0)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に挟着固
定される固定部(4)とからなっているものである。
樋支持具は、後端部を壁に固定される固定脚(11)、
および、この固定脚(11)の前端部に挟着固定される
挟持体(20)を備え、この挟持体(20)は、互いに
対向して、前側が開閉自在となる一対の挟持片(10)
と、この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着して、上
記固定脚(11)の上側に係止支持される蝶着部(1
3)と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持片(1
0)の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に挟着固
定される固定部(4)とからなっているものである。
【0014】上記固定脚(11)としては、図5に示す
ごとく、後端部を壁に固定する部分が、円柱状の突差部
(7)からなり、前端部を角柱棒状の挟着部(14)と
なしたものであってもよいし、図6に示すごとく、後端
部を壁に固定する部分が、平板状であり、壁に釘打ち固
定できる釘穴(25)を4隅に設けたものとなして、同
じく、前端部を角柱棒状の挟着部(14)となしたもの
であってもよいし、さらに、後端部は壁に固定さえでき
ればその他のものであってもかまわないものである。
ごとく、後端部を壁に固定する部分が、円柱状の突差部
(7)からなり、前端部を角柱棒状の挟着部(14)と
なしたものであってもよいし、図6に示すごとく、後端
部を壁に固定する部分が、平板状であり、壁に釘打ち固
定できる釘穴(25)を4隅に設けたものとなして、同
じく、前端部を角柱棒状の挟着部(14)となしたもの
であってもよいし、さらに、後端部は壁に固定さえでき
ればその他のものであってもかまわないものである。
【0015】上記挟持体(20)は、上記固定脚(1
1)の前端部に挟着固定されるものである。図1および
図5に示すごとく、上記固定脚(11)の前端部は、上
述のとおり、例えば、角柱棒状の挟着部(14)となし
たものであり、さらに、直に挟着固定される部分の前挟
着部(9)と、この前挟着部(9)と上記突差部(7)
との間の部分の後挟着部(8)と、からなっているもの
である。
1)の前端部に挟着固定されるものである。図1および
図5に示すごとく、上記固定脚(11)の前端部は、上
述のとおり、例えば、角柱棒状の挟着部(14)となし
たものであり、さらに、直に挟着固定される部分の前挟
着部(9)と、この前挟着部(9)と上記突差部(7)
との間の部分の後挟着部(8)と、からなっているもの
である。
【0016】特に、図5に示すごとく、上記固定脚(1
1)のうち、直に挟着固定する前端部の厚さが、後端部
より若干薄く形成されていると、挟持体(20)の後端
を後挟着部(8)と前挟着部(9)との境目にあてて取
り付けられる点で位置決め性が向上し、さらに、挟持体
(20)をより強固に挟着固定することができるもので
ある。
1)のうち、直に挟着固定する前端部の厚さが、後端部
より若干薄く形成されていると、挟持体(20)の後端
を後挟着部(8)と前挟着部(9)との境目にあてて取
り付けられる点で位置決め性が向上し、さらに、挟持体
(20)をより強固に挟着固定することができるもので
ある。
【0017】すなわち、一対の挟持片(10)どうしの
間に固定脚(11)を入れる位置が簡単にわかるとい
う、位置決めの効果が高い上に、固定脚(11)の前端
部が、上記一対の挟持片(10)どうしの間にぴたりと
嵌合し、強固に固定されるものである。
間に固定脚(11)を入れる位置が簡単にわかるとい
う、位置決めの効果が高い上に、固定脚(11)の前端
部が、上記一対の挟持片(10)どうしの間にぴたりと
嵌合し、強固に固定されるものである。
【0018】上記挟持体(20)は、図1および図2に
示すごとく、互いに対向して、前側が開閉自在となる一
対の挟持片(10)と、この一対の挟持片(10)の後
端部を蝶着して、上記固定脚(11)の上側に係止支持
される蝶着部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同
一対の挟持片(10)の一部が直に上記固定脚(11)
の前端部に挟着固定される固定部(4)とからなってい
るものである。このように、固定脚(11)の上側に係
止支持されていると、上記固定部(4)での固定を安定
して行うことができ、また、上記一対の挟持片(10)
の開閉を安定して行うことができるものである。
示すごとく、互いに対向して、前側が開閉自在となる一
対の挟持片(10)と、この一対の挟持片(10)の後
端部を蝶着して、上記固定脚(11)の上側に係止支持
される蝶着部(13)と、この蝶着部(13)近傍で同
一対の挟持片(10)の一部が直に上記固定脚(11)
の前端部に挟着固定される固定部(4)とからなってい
るものである。このように、固定脚(11)の上側に係
止支持されていると、上記固定部(4)での固定を安定
して行うことができ、また、上記一対の挟持片(10)
の開閉を安定して行うことができるものである。
【0019】上記蝶着部(13)は、例えば、図1およ
び図3に示すごとく、一対の挟持片(10)のうち、一
方の挟持片(10a)には、取付孔(19)が設けてあ
り、他方の挟持片(10b)には、取付片(31)が設
けてあって、取付片(31)が取付孔(19)に嵌まっ
てなるものであってもよい。
び図3に示すごとく、一対の挟持片(10)のうち、一
方の挟持片(10a)には、取付孔(19)が設けてあ
り、他方の挟持片(10b)には、取付片(31)が設
けてあって、取付片(31)が取付孔(19)に嵌まっ
てなるものであってもよい。
【0020】また、上記蝶着部(13)は、図2に示す
ごとく、一対の挟持片(10)がそれぞれ小渦巻き(2
1)と大渦巻き(22)を形成しており、大渦巻き(2
2)に小渦巻き(21)を嵌め込んで一対の挟持片(1
0)の前側が開閉自在となって竪樋本体(6)を挟持す
るものとなっていてもよい。
ごとく、一対の挟持片(10)がそれぞれ小渦巻き(2
1)と大渦巻き(22)を形成しており、大渦巻き(2
2)に小渦巻き(21)を嵌め込んで一対の挟持片(1
0)の前側が開閉自在となって竪樋本体(6)を挟持す
るものとなっていてもよい。
【0021】なお、上記一対の挟持片(10)は、図5
に示すごとく、竪樋本体(6)を挟持できるように杓状
に湾曲しているが、竪樋本体(6)が挟持できる形状で
あれば、特に、これに限定されるものではない。
に示すごとく、竪樋本体(6)を挟持できるように杓状
に湾曲しているが、竪樋本体(6)が挟持できる形状で
あれば、特に、これに限定されるものではない。
【0022】さらに、本発明の竪樋支持具は、図1また
は図7に示すごとく、竪樋本体(6)を取り付けること
ができるものである。この竪樋本体(6)は、落下する
水滴を受ける軒樋から開所へと導く通路である。竪樋本
体(6)の材質としては、例えば、アルミニウム、スチ
ール、ステンレスなどの金属製であってもよいし、アク
リロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどの樹脂製であってもかまわない。竪樋本体
(6)の内は、空洞を形成しており、この空洞の形状や
大きさなどは、特に問わない。また、竪樋本体(6)の
外形も問わない。この竪樋本体(6)を上記一対の挟持
片(10)の前側が開閉自在となって挟持するものであ
る。
は図7に示すごとく、竪樋本体(6)を取り付けること
ができるものである。この竪樋本体(6)は、落下する
水滴を受ける軒樋から開所へと導く通路である。竪樋本
体(6)の材質としては、例えば、アルミニウム、スチ
ール、ステンレスなどの金属製であってもよいし、アク
リロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどの樹脂製であってもかまわない。竪樋本体
(6)の内は、空洞を形成しており、この空洞の形状や
大きさなどは、特に問わない。また、竪樋本体(6)の
外形も問わない。この竪樋本体(6)を上記一対の挟持
片(10)の前側が開閉自在となって挟持するものであ
る。
【0023】上記竪樋本体(6)は、例えば、その両側
面長手方向全長にわたって両保持溝(1)が形成されて
いる。図7に示すごとく、保持溝(1)の断面形状は、
半角状であるが、その他の形状であってもかまわないも
のである。上記一対の挟持片(10)の前端部には、こ
の両保持溝(1)に嵌合する係合突部(5)を設けてお
り、保持溝(1)に係合突部(5)を嵌合させ、上記固
定脚(11)の後端部を壁などにビス、釘または、直接
差し込むなどの方法で固着するだけで竪樋本体(6)も
固定できるものである。
面長手方向全長にわたって両保持溝(1)が形成されて
いる。図7に示すごとく、保持溝(1)の断面形状は、
半角状であるが、その他の形状であってもかまわないも
のである。上記一対の挟持片(10)の前端部には、こ
の両保持溝(1)に嵌合する係合突部(5)を設けてお
り、保持溝(1)に係合突部(5)を嵌合させ、上記固
定脚(11)の後端部を壁などにビス、釘または、直接
差し込むなどの方法で固着するだけで竪樋本体(6)も
固定できるものである。
【0024】特に、図7に示すごとく、上記保持溝
(1)を開口側より底側を幅広に形成し、上記係合突部
(5)が先端部に向かうほど広がるようなテーパー形状
に延設されていると、係合突部(5)が保持溝(1)に
嵌合した後、保持溝(1)の底側から開口側へと幅狭に
なっているため、係合突部(5)を外れにくくできる点
で好ましいものである。しかも、保持溝(1)の内面
は、係合突部(5)との嵌合を良くするためにまっすぐ
に形成されている。すなわち、保持溝(1)は、底側か
ら開口側へと肉厚を徐々に増しており、係合突部(5)
が保持溝(1)の開口側から底側の内壁に沿って嵌合さ
せやすくなっている。なお、保持溝(1)の底側から開
口側へと幅狭になっていて、係合突部(5)が先端部に
向かうほど広がっているが、これは嵌合の際には支障の
ない程度のものである。
(1)を開口側より底側を幅広に形成し、上記係合突部
(5)が先端部に向かうほど広がるようなテーパー形状
に延設されていると、係合突部(5)が保持溝(1)に
嵌合した後、保持溝(1)の底側から開口側へと幅狭に
なっているため、係合突部(5)を外れにくくできる点
で好ましいものである。しかも、保持溝(1)の内面
は、係合突部(5)との嵌合を良くするためにまっすぐ
に形成されている。すなわち、保持溝(1)は、底側か
ら開口側へと肉厚を徐々に増しており、係合突部(5)
が保持溝(1)の開口側から底側の内壁に沿って嵌合さ
せやすくなっている。なお、保持溝(1)の底側から開
口側へと幅狭になっていて、係合突部(5)が先端部に
向かうほど広がっているが、これは嵌合の際には支障の
ない程度のものである。
【0025】また、図4および図5に示すごとく、上記
固定脚(11)の前端部に長孔(23)を有し、上記固
定部(4)が、上記一対の挟持片(10)のうち、一方
の挟持片(10a)には、上記長孔(23)に嵌合でき
る係止片(2)とこの係止片(2)を回動させる回動軸
(16)とが設けられ、他方の挟持片(10b)には、
上記係止片(2)が嵌合できる形状を有する嵌合孔(1
2)を設けてなるものであると、嵌合孔(12)に係止
片(2)を嵌めて回動軸(16)を介して係止片(2)
を回動させるだけで簡単に一対の挟持片(10)どうし
が固定されるものである。なお、図示のごとく、係止片
(2)は、一対の挟持片(10)の厚み分だけ、取付間
隙(3)があることが好ましい。
固定脚(11)の前端部に長孔(23)を有し、上記固
定部(4)が、上記一対の挟持片(10)のうち、一方
の挟持片(10a)には、上記長孔(23)に嵌合でき
る係止片(2)とこの係止片(2)を回動させる回動軸
(16)とが設けられ、他方の挟持片(10b)には、
上記係止片(2)が嵌合できる形状を有する嵌合孔(1
2)を設けてなるものであると、嵌合孔(12)に係止
片(2)を嵌めて回動軸(16)を介して係止片(2)
を回動させるだけで簡単に一対の挟持片(10)どうし
が固定されるものである。なお、図示のごとく、係止片
(2)は、一対の挟持片(10)の厚み分だけ、取付間
隙(3)があることが好ましい。
【0026】特に、図8に示すごとく、上記係止片
(2)が、断面略台形状の一対の羽状物(15)からな
るものであると、他方の挟持片(10b)の嵌合孔(1
2)の周囲に羽状物(15)がぴたりと付くために、係
止片(2)が動いて戻ろうとするのをくい止めることが
できるものである。
(2)が、断面略台形状の一対の羽状物(15)からな
るものであると、他方の挟持片(10b)の嵌合孔(1
2)の周囲に羽状物(15)がぴたりと付くために、係
止片(2)が動いて戻ろうとするのをくい止めることが
できるものである。
【0027】さらに、図9に示すごとく、上記嵌合孔
(12)の周囲に上記係止片(2)が回動するのを阻止
する回動ストッパー(17)が設けられていると、回動
ストッパー(17)によって、係止片(2)が回動して
戻ろうとするのをくい止め、一対の挟持片(10)どう
しの固定を強固にすることができるものである。
(12)の周囲に上記係止片(2)が回動するのを阻止
する回動ストッパー(17)が設けられていると、回動
ストッパー(17)によって、係止片(2)が回動して
戻ろうとするのをくい止め、一対の挟持片(10)どう
しの固定を強固にすることができるものである。
【0028】図9に示すごとく、上記回動ストッパー
(17)が、複数の突起物からなっていると、突起物に
係止片(2)が引っ掛かることによって、同係止片
(2)が回動するのをより効果的に阻止することができ
るものである。
(17)が、複数の突起物からなっていると、突起物に
係止片(2)が引っ掛かることによって、同係止片
(2)が回動するのをより効果的に阻止することができ
るものである。
【0029】本発明の竪樋支持具によると、図1に示す
ごとく、後端部を壁に固定される固定脚(11)、およ
び、この固定脚(11)の前端部に挟着固定される挟持
体(20)を備え、この挟持体(20)は、互いに対向
して、前側が開閉自在となる一対の挟持片(10)と、
この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着して、上記固
定脚(11)の上側に係止支持される蝶着部(13)
と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持片(10)
の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に挟着固定さ
れる固定部(4)とからなるので、一対の挟持片(1
0)をつまむようにして手で持ちながら、蝶着部(1
3)を固定脚(11)の上側に係止支持させて、固定部
(4)で挟着固定させるだけで、ボルトやナットなどの
結合具にように螺着しつつ嵌め込むというような現場で
の施工として、非常に面倒な作業が排除されるものであ
る。
ごとく、後端部を壁に固定される固定脚(11)、およ
び、この固定脚(11)の前端部に挟着固定される挟持
体(20)を備え、この挟持体(20)は、互いに対向
して、前側が開閉自在となる一対の挟持片(10)と、
この一対の挟持片(10)の後端部を蝶着して、上記固
定脚(11)の上側に係止支持される蝶着部(13)
と、この蝶着部(13)近傍で同一対の挟持片(10)
の一部が直に上記固定脚(11)の前端部に挟着固定さ
れる固定部(4)とからなるので、一対の挟持片(1
0)をつまむようにして手で持ちながら、蝶着部(1
3)を固定脚(11)の上側に係止支持させて、固定部
(4)で挟着固定させるだけで、ボルトやナットなどの
結合具にように螺着しつつ嵌め込むというような現場で
の施工として、非常に面倒な作業が排除されるものであ
る。
【0030】すなわち、本発明は、竪樋への固定を簡
単、かつ、確実に行うことができるものである。
単、かつ、確実に行うことができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る竪樋支持具によ
ると、一対の挟持片(10)をつまむようにして手で持
ちながら、蝶着部(13)を固定脚(11)の上側に係
止支持させて、固定部(4)で挟着固定させるだけで、
ボルトやナットなどの結合具にように螺着しつつ嵌め込
むというような現場での施工として、非常に面倒な作業
が排除されるものである。
ると、一対の挟持片(10)をつまむようにして手で持
ちながら、蝶着部(13)を固定脚(11)の上側に係
止支持させて、固定部(4)で挟着固定させるだけで、
ボルトやナットなどの結合具にように螺着しつつ嵌め込
むというような現場での施工として、非常に面倒な作業
が排除されるものである。
【0032】すなわち、本発明は、竪樋への固定を簡
単、かつ、確実に行うことができるものである。
単、かつ、確実に行うことができるものである。
【0033】本発明の請求項2に係る竪樋支持具による
と、請求項1記載の場合に加えて、嵌合孔(12)に係
止片(2)を嵌めて回動軸(16)を介して係止片
(2)を回動させるだけで簡単に一対の挟持片(10)
どうしが固定されるものである。
と、請求項1記載の場合に加えて、嵌合孔(12)に係
止片(2)を嵌めて回動軸(16)を介して係止片
(2)を回動させるだけで簡単に一対の挟持片(10)
どうしが固定されるものである。
【0034】本発明の請求項3に係る竪樋支持具による
と、請求項2記載の場合に加えて、回動ストッパー(1
7)によって、係止片(2)が回動して戻ろうとするの
をくい止め、一対の挟持片(10)どうしの固定を強固
にすることができるものである。
と、請求項2記載の場合に加えて、回動ストッパー(1
7)によって、係止片(2)が回動して戻ろうとするの
をくい止め、一対の挟持片(10)どうしの固定を強固
にすることができるものである。
【0035】本発明の請求項4に係る竪樋支持具による
と、請求項3記載の場合に加えて、突起物に係止片
(2)が引っ掛かることによって、同係止片(2)が回
動するのをより効果的に阻止することができるものであ
る。
と、請求項3記載の場合に加えて、突起物に係止片
(2)が引っ掛かることによって、同係止片(2)が回
動するのをより効果的に阻止することができるものであ
る。
【0036】本発明の請求項5に係る竪樋支持具による
と、請求項1ないし請求項4何れか記載の場合に加え
て、位置決め性が向上し、さらに、挟持体(20)をよ
り強固に挟着固定することができるものである。
と、請求項1ないし請求項4何れか記載の場合に加え
て、位置決め性が向上し、さらに、挟持体(20)をよ
り強固に挟着固定することができるものである。
【図1】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具を用いた
竪樋の取付構造を示す斜視図である。
竪樋の取付構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の斜視図
である。
である。
【図3】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の要部斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の固定状
態を示した断面図である。
態を示した断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具の分解斜
視図である。
視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具に用いた
固定脚の他の一例を示す斜視図である。
固定脚の他の一例を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具を用いた
竪樋の取付構造を示す要部断面図である。
竪樋の取付構造を示す要部断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具に用いた
係止片の他の一例を示す要部斜視図である。
係止片の他の一例を示す要部斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る竪樋支持具に用いた
挟持体の他の一例を示す要部斜視図である。
挟持体の他の一例を示す要部斜視図である。
【図10】従来例に係る竪樋支持具を分解した斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 2 係止片 4 固定部 10 挟持片 10a 一方の挟持片 10b 他方の挟持片 11 固定脚 12 嵌合孔 13 蝶着部 16 回動軸 17 回動ストッパー 20 挟持体 23 長孔
Claims (5)
- 【請求項1】 後端部を壁に固定される固定脚、およ
び、この固定脚の前端部に挟着固定される挟持体を備
え、この挟持体は、互いに対向して、前側が開閉自在と
なる一対の挟持片と、この一対の挟持片の後端部を蝶着
して、上記固定脚の上側に係止支持される蝶着部と、こ
の蝶着部近傍で同一対の挟持片の一部が直に上記固定脚
の前端部に挟着固定される固定部とからなることを特徴
とする竪樋支持具。 - 【請求項2】 上記固定脚の前端部に長孔を有し、上記
固定部が、上記一対の挟持片のうち、一方の挟持片に
は、上記長孔に嵌合できる係止片とこの係止片を回動さ
せる回動軸とが設けられ、他方の挟持片には、上記係止
片が嵌合できる形状を有する嵌合孔を設けてなるもので
あることを特徴とする請求項1記載の竪樋支持具。 - 【請求項3】 上記嵌合孔の周囲に上記係止片が回動す
るのを阻止する回動ストッパーが設けられたことを特徴
とする請求項2記載の竪樋支持具。 - 【請求項4】 上記回動ストッパーが、複数の突起物か
らなることを特徴とする請求項3記載の竪樋支持具。 - 【請求項5】 上記固定脚のうち、直に挟着固定する前
端部の厚さが、後端部より若干薄く形成されていること
を特徴とする請求項1ないし請求項4何れか記載の竪樋
支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22296795A JPH0967911A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 竪樋支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22296795A JPH0967911A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 竪樋支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0967911A true JPH0967911A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16790698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22296795A Withdrawn JPH0967911A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 竪樋支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0967911A (ja) |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22296795A patent/JPH0967911A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |