JPH0966811A - 車両用デフロスタ - Google Patents
車両用デフロスタInfo
- Publication number
- JPH0966811A JPH0966811A JP7224229A JP22422995A JPH0966811A JP H0966811 A JPH0966811 A JP H0966811A JP 7224229 A JP7224229 A JP 7224229A JP 22422995 A JP22422995 A JP 22422995A JP H0966811 A JPH0966811 A JP H0966811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defroster
- window glass
- vehicle
- duct
- defroster nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用デフロスタにおいて、車両ウィンドガラ
スの内外側の両面の曇取りを迅速かつ効果的に行えるよ
うにする。 【解決手段】車室外にてウィンドガラス14bに近接し
て外側デフロスタノズル23bを設けるとともにダクト
22aに分岐ダクト23aを設け、分岐ダクト23aを
外側デフロスタノズル23bに連通させて、ウィンドガ
ラス14bの内外側の両面に温風を指向させるようにし
た。
スの内外側の両面の曇取りを迅速かつ効果的に行えるよ
うにする。 【解決手段】車室外にてウィンドガラス14bに近接し
て外側デフロスタノズル23bを設けるとともにダクト
22aに分岐ダクト23aを設け、分岐ダクト23aを
外側デフロスタノズル23bに連通させて、ウィンドガ
ラス14bの内外側の両面に温風を指向させるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用デフロスタに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用デフロスタは、ウィンドガラスに
付着した露を蒸発させたり、その外面に張付いた霜、氷
を溶かしてウィンドガラスの曇りを晴らし、乗員の視界
を確保するもので、一般には図4に示す構造に構成され
ている。
付着した露を蒸発させたり、その外面に張付いた霜、氷
を溶かしてウィンドガラスの曇りを晴らし、乗員の視界
を確保するもので、一般には図4に示す構造に構成され
ている。
【0003】図4は車両の車室の前方を車室内から見た
もので、車両のインナパネル1aとアウタパネル2a
間、および車両ドアのインナパネル1bとアウタパネル
2b間にダクト3a,3bが設けられているとともに、
インナパネル1a,1bにダクト3a,3bに連通する
デフロスタノズル4a,4bが設けられている。各デフ
ロスタノズル4a,4bはフロントウィンドガラス5
a,サイドウィンドガラス5bの下端部にてこれに近接
して位置し、ヒータにて加熱された温風をダクトを通し
て各デフロスタノズルから吹出すように構成されてい
る。
もので、車両のインナパネル1aとアウタパネル2a
間、および車両ドアのインナパネル1bとアウタパネル
2b間にダクト3a,3bが設けられているとともに、
インナパネル1a,1bにダクト3a,3bに連通する
デフロスタノズル4a,4bが設けられている。各デフ
ロスタノズル4a,4bはフロントウィンドガラス5
a,サイドウィンドガラス5bの下端部にてこれに近接
して位置し、ヒータにて加熱された温風をダクトを通し
て各デフロスタノズルから吹出すように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデフ
ロスタにおいては、デフロスタノズルが車室内に開口し
ていて、温風はウィンドガラスの内側面に吹付けるよう
に構成されているため、ウィンドガラスの厚みの影響等
から、ウィンドガラスの外側面の曇りを晴らす効果は必
ずしも大きくなく、ウィンドガラスの外側面の曇りを迅
速には晴らすことができないことがある。従って、本発
明の目的は、かかる問題を解決することにある。
ロスタにおいては、デフロスタノズルが車室内に開口し
ていて、温風はウィンドガラスの内側面に吹付けるよう
に構成されているため、ウィンドガラスの厚みの影響等
から、ウィンドガラスの外側面の曇りを晴らす効果は必
ずしも大きくなく、ウィンドガラスの外側面の曇りを迅
速には晴らすことができないことがある。従って、本発
明の目的は、かかる問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のアウタ
パメルとインナパネル間に設けたダクトと、車室内にて
ウィンドガラスに近接して設けられて開口し前記ダクト
に連通する内側デフロスタノズルを備え、前記ダクトを
通して前記デフロスタノズルから温風を吹出させる車両
用デフロスタにおいて、前記車室外にてウィンドガラス
に近接して外側デフロスタノズルを設けるとともに前記
ダクトに分岐ダクトを設け、同分岐ダクトを前記外側デ
フロスタノズルに連通させたことを特徴とするものであ
る。
パメルとインナパネル間に設けたダクトと、車室内にて
ウィンドガラスに近接して設けられて開口し前記ダクト
に連通する内側デフロスタノズルを備え、前記ダクトを
通して前記デフロスタノズルから温風を吹出させる車両
用デフロスタにおいて、前記車室外にてウィンドガラス
に近接して外側デフロスタノズルを設けるとともに前記
ダクトに分岐ダクトを設け、同分岐ダクトを前記外側デ
フロスタノズルに連通させたことを特徴とするものであ
る。
【0006】当該デフロスタにおいては、例えば、前記
内側デフロスタノズルがフロントウィンドガラスの下端
部にて同ウィンドガラスに近接して設けられているとと
もにドアウィンドガラスの下端部にて同ウィンドガラス
に近接して設けられ、かつ前記外側デフロスタノズルが
ドアウィンドガラスの下端部にて同ウィンドガラスに近
接して設けられる。
内側デフロスタノズルがフロントウィンドガラスの下端
部にて同ウィンドガラスに近接して設けられているとと
もにドアウィンドガラスの下端部にて同ウィンドガラス
に近接して設けられ、かつ前記外側デフロスタノズルが
ドアウィンドガラスの下端部にて同ウィンドガラスに近
接して設けられる。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成した車両用デフロ
スタにおいては、ウィンドガラスの内側および外側に近
接してデフロスタノズルを備えているため、ウィンドガ
ラスの内側および外側の曇りを一挙に晴らすことができ
て、乗員の視界を良好に確保することができる。
スタにおいては、ウィンドガラスの内側および外側に近
接してデフロスタノズルを備えているため、ウィンドガ
ラスの内側および外側の曇りを一挙に晴らすことができ
て、乗員の視界を良好に確保することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明するに、図1〜図3には本発明に係るデフロスタの一
例が示されている。当該デフロスタは、車体のインナパ
ネル11aとアウタパネル11b間に設けられたフロン
トダクト21aと、車両ドアのインナパネル12aとア
ウタパネル12b間に設けられてフロントダクト21a
に連通するサイドダクト22aと、ドアミラー13のミ
ラーベース13aの内部に設けられてサイドダクト22
aに連通する分岐ダクト23aを備えている。なお、ミ
ラーベース13aはドアミラーガーニッシュ13bに組
付けられている。
明するに、図1〜図3には本発明に係るデフロスタの一
例が示されている。当該デフロスタは、車体のインナパ
ネル11aとアウタパネル11b間に設けられたフロン
トダクト21aと、車両ドアのインナパネル12aとア
ウタパネル12b間に設けられてフロントダクト21a
に連通するサイドダクト22aと、ドアミラー13のミ
ラーベース13aの内部に設けられてサイドダクト22
aに連通する分岐ダクト23aを備えている。なお、ミ
ラーベース13aはドアミラーガーニッシュ13bに組
付けられている。
【0009】また、当該デフロスタは、車体のインナパ
ネル11aの上面部に設けられたフロンテトデフロスタ
ノズル21bと、車両ドアのインナパネル12aの上面
部に設けられた第1サイドデフロスタノズル22bと、
ドアミラー13のミラーベース13aに設けられた第2
サイドデフロスタノズル23bを備えている。
ネル11aの上面部に設けられたフロンテトデフロスタ
ノズル21bと、車両ドアのインナパネル12aの上面
部に設けられた第1サイドデフロスタノズル22bと、
ドアミラー13のミラーベース13aに設けられた第2
サイドデフロスタノズル23bを備えている。
【0010】これら各デフロスタノズルのうち、フロン
トデフロスタノズル21bは車室内側にて開口してフロ
ントウィンドガラス14aの下端部に近接して位置し、
第1サイドデフロスタノズル22bは車室内側にて開口
してドアウィンドガラス14bの下端部に近接して位置
し、かつ第2デフロスタノズル23bはミラーベース1
3aの後部壁にて開口してドアウィンドガラス14bの
下端部に近接して位置している。フロントデフロスタノ
ズル21bはフロントウィンドガラス14aの内側面に
指向し、第1サイドデフロスタノズル22bはドアウィ
ンドガラス14bの内側面に指向し、かつ第2サイドデ
フロスタノズル23bはドアウィンドガラス14bの外
側面に指向している。
トデフロスタノズル21bは車室内側にて開口してフロ
ントウィンドガラス14aの下端部に近接して位置し、
第1サイドデフロスタノズル22bは車室内側にて開口
してドアウィンドガラス14bの下端部に近接して位置
し、かつ第2デフロスタノズル23bはミラーベース1
3aの後部壁にて開口してドアウィンドガラス14bの
下端部に近接して位置している。フロントデフロスタノ
ズル21bはフロントウィンドガラス14aの内側面に
指向し、第1サイドデフロスタノズル22bはドアウィ
ンドガラス14bの内側面に指向し、かつ第2サイドデ
フロスタノズル23bはドアウィンドガラス14bの外
側面に指向している。
【0011】このように構成した車両用デフロスタにお
いては、フロントデフロスタノズル21bからはフロン
トウィンドガラス14aの内側面に温風が指向されると
ともに、第1サイドデフロスタノズル22bからはドア
ウィンドガラス14bの内側面に温風が指向されて、従
来と同様に、フロントウィンドガラス14aとドアウィ
ンドガラス14bの曇り取りがなされる。また、第2サ
イドデフロスタノズル23bからは、ドアウィンドガラ
ス14bの外側面に温風が指向されて、ドアウィンドガ
ラス14bの曇り取りがなされる。このため、特に、ド
アウィンドガラス14bにおいては、内外側の両面の曇
り取りが迅速かつ効果的になされる。
いては、フロントデフロスタノズル21bからはフロン
トウィンドガラス14aの内側面に温風が指向されると
ともに、第1サイドデフロスタノズル22bからはドア
ウィンドガラス14bの内側面に温風が指向されて、従
来と同様に、フロントウィンドガラス14aとドアウィ
ンドガラス14bの曇り取りがなされる。また、第2サ
イドデフロスタノズル23bからは、ドアウィンドガラ
ス14bの外側面に温風が指向されて、ドアウィンドガ
ラス14bの曇り取りがなされる。このため、特に、ド
アウィンドガラス14bにおいては、内外側の両面の曇
り取りが迅速かつ効果的になされる。
【0012】なお、当該デフロスタにおいては、必要に
より、温風をフロントウィンドガラス14aの外側面に
指向させるデフロスタノズルを設けることができ、これ
によりフロントウィンドガラス14aの内外側の両面の
曇り取りを、迅速かつ効果的にすることができる。
より、温風をフロントウィンドガラス14aの外側面に
指向させるデフロスタノズルを設けることができ、これ
によりフロントウィンドガラス14aの内外側の両面の
曇り取りを、迅速かつ効果的にすることができる。
【図1】本発明の一例に係るデフロスタを搭載した車両
の車室内を斜め前方に見た部分斜視図である。
の車室内を斜め前方に見た部分斜視図である。
【図2】同車両におけるドアミラー組付け部位の拡大縦
断面図である。
断面図である。
【図3】同車両におけるドアミラー組付け部位の拡大横
断面図である。
断面図である。
【図4】従来のデフロスタを搭載した車両の図1に対応
する部分斜視図である。
する部分斜視図である。
11a,12a…インナパネル、11b,12b…アウ
タパネル、13…ドアミラー、13a…ミラーベース、
14a…フロントウィンドガラス、14b…ドアウィン
ドガラス、21a…フロントダクト、22a…サイドダ
クト、23a…分岐ダクト、21b…フロントデフロス
タノズル、22b…第1サイドデフロスタノズル、23
b…第2サイドデフロスタノズル(外側デフロスタノズ
ル)。
タパネル、13…ドアミラー、13a…ミラーベース、
14a…フロントウィンドガラス、14b…ドアウィン
ドガラス、21a…フロントダクト、22a…サイドダ
クト、23a…分岐ダクト、21b…フロントデフロス
タノズル、22b…第1サイドデフロスタノズル、23
b…第2サイドデフロスタノズル(外側デフロスタノズ
ル)。
Claims (2)
- 【請求項1】車両のアウタパネルとインナパネル間に設
けたダクトと、車室内にてウィンドガラスに近接して設
けられて開口し前記ダクトに連通する内側デフロスタノ
ズルを備え、前記ダクトを通して前記デフロスタノズル
から温風を吹出させる車両用デフロスタにおいて、前記
車室外にてウィンドガラスに近接して外側デフロスタノ
ズルを設けるとともに前記ダクトに分岐ダクトを設け、
同分岐ダクトを前記外側デフロスタノズルに連通させた
ことを特徴とする車両用デフロスタ。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用デフロスタにおい
て、前記内側デフロスタノズルがフロントウィンドガラ
スの下端部にて同ウィンドガラスに近接して設けられて
いるとともにドアウィンドガラスの下端部にて同ウィン
ドガラスに近接して設けられ、かつ前記外側デフロスタ
ノズルがドアウィンドガラスの下端部にて同ウィンドガ
ラスに近接して設けられていることを特徴とする車両用
デフロスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7224229A JPH0966811A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 車両用デフロスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7224229A JPH0966811A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 車両用デフロスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966811A true JPH0966811A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16810531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7224229A Pending JPH0966811A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 車両用デフロスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0966811A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6249931B1 (en) | 1999-04-08 | 2001-06-26 | Toshiko Sato | Air wiper |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7224229A patent/JPH0966811A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6249931B1 (en) | 1999-04-08 | 2001-06-26 | Toshiko Sato | Air wiper |
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