JPH0966763A - リアトレイ及びリアトレイの取り外し方法 - Google Patents

リアトレイ及びリアトレイの取り外し方法

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JPH0966763A
JPH0966763A JP22414195A JP22414195A JPH0966763A JP H0966763 A JPH0966763 A JP H0966763A JP 22414195 A JP22414195 A JP 22414195A JP 22414195 A JP22414195 A JP 22414195A JP H0966763 A JPH0966763 A JP H0966763A
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一郎 佐々木
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守 石井
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 リアトレイ1側に、リアピラーガーニッ
シュ20に係止する係止片14,15をリアトレイ本体
2と一体に成形し、リアトレイ1が上下左右に移動が拘
束されるようにリアピラーガーニッシュ20下部に係止
した。 【効果】 リアトレイをリアピラーガーニッシュに係止
したので、リアトレイに重量物を載せてもリアトレイと
リアピラとの間に隙間が開く心配はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリアトレイ及びそれ
の取り外し方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のリアトレイとリアピラー
ガーニッシュとの取合い部斜視図であり、乗用車に代表
される車両ではリアシートのシートバックとリアウイン
ドとの間にリアトレイ101と称する板状内装材を略水
平に掛け渡す。リアトレイ101はリアトリムとも呼ば
れる。従来は、リアトレイ101をリアピラーガーニッ
シュ102の下部に差込む構造を採用している。図17
は図16の要部断面図であり、リアトレイ101の端部
の下面にウレタンフォームなどの弾性材103を付設
し、この弾性材103の反発力でリアトレイ101をリ
アピラーガーニッシュ102の下端に押し付ける取合い
を構造を示す。104はシェルフであり、トランクの天
井を構成する鋼板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリアトレイ
には次の課題がある。 上記リアトレイ101は、従来、レジンフェルトなど
の平板基材を加熱成形し、表面にニードルパンチマット
を接着して製造する。従って、複雑な形状に成形するこ
とはできず、スピーカやランプを取付けるためのスピー
カグリルやハイマウントカバーなどの別部品を後からリ
アトレイ101に取付ける必要がある。
【0004】また、リアシートを前に倒すことのできる
フォールダウンシートの場合は、シートバックを係止す
るために、バルクヘッドカバー(図16符号105)が
必要になり、従来はこのバルクヘッドカバー105を、
リアトレイ101の前縁に、後から付けていた。従っ
て、リアトレイ101にスピーカグリルやハイマウント
カバーやバルクヘッドカバーなどの別部品を後から付け
るため、工数が嵩み且つ部品の管理が大変であった。
【0005】リアトレイ101は複雑な形状にできな
いので、リアトレイ101を図17の要領でリアピラー
ガーニッシュ102に押圧せざるを得ない。従って、リ
アトレイ101に重量物を載せると、下方へ撓み、リア
ピラーガーニッシュ102との取合い部に隙間のあくこ
とがある。この部分は目立つ箇所であるから、隙間があ
くことは好ましくない。
【0006】リアトレイ101には一般に一対のスピ
ーカやハイマウントストップランプが付設されるが、こ
れらの備品の修理、交換を目的に、リアトレイ101を
取り外す必要がときどき発生する。従来の構造では、リ
アピラーガーニッシュ102を先に外す必要がある。従
って、リアトレイ101の取り外し作業が難かしく、作
業の工数が嵩む。そこで本発明の目的は、従来別部品と
していた付設部品を一体製造でき、リアピラーガーニッ
シュとの取合い部に隙間が空きにくく、修理の際に簡単
に脱着できるリアトレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1のリアトレイは樹脂射出成形品であ
り、リアトレイのリアピラーガーニッシュとの当接面
に、リアピラーガーニッシュに係止される係止片をリア
トレイ本体と一体に成形し、リアトレイが上下左右に移
動が拘束されるようにリアピラーガーニッシュ下部に係
止されているものであることを特徴とする。射出成形品
であるから、スピーカグリルなどの付属部を一体成形で
き、従来の様に多数の別部品を準備する必要がない。リ
アトレイをリアピラーガーニッシュに係止したので、リ
アトレイに重量物を載せてもリアトレイとリアピラとの
間に隙間が開く心配はない。
【0008】請求項2のリアトレイは、樹脂射出成形品
であり、下面の中央及び後部に樹脂クリップを支えるク
リップホルダが一体的に備え、且つ後部クリップホルダ
は後方へ開口した鍵穴を備え、車体側に差込んだ樹脂ク
リップの基部に抜き差し自在であることを特徴とする。
後部クリップホルダは後方へ開口した鍵穴を備え、車体
側に差込んだ樹脂クリップの基部に抜き差し自在とされ
ているので、リアトレイを略水平に前方へ引くことで車
体側から取り外すことができる。
【0009】請求項3のリアトレイの取り外し方法は、
リアトレイとリアピラーガーニッシュ下部との係合を解
き、このリアトレイの前部を持上げて下面中央の樹脂ク
リップを車体側から外し、リアトレイ下面後部の樹脂ク
リップを車体側に残したままで、リアトレイを前方へ取
り外す。リアトレイを車室内において前方へ引くことで
取り外せるので、適宜、リアトレイを交換したり、リア
トレイに付設するスピーカやハイマウントランプを点
検、交換することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るリアトレイの斜視図で
あり、リアトレイ1は、トレイ本体2の前縁にバルクヘ
ッドカバー3、上面の左右にスピーカグリル4,4、後
部中央にハイマウントカバー5、後部左右にエアルーバ
ー6,6を、一体的に備える樹脂射出成形品である。バ
ルクヘッドカバー3はシートバックを係止するための部
材である。従来は、別体であったバルクヘッドカバー3
やハイマウントカバー5などを一体化したので部品点数
の削減を図ることができた。
【0011】図2は本発明に係るリアトレイとリアピラ
ーガーニッシュとの取合い部の分解説明図であり、リア
トレイ1は、トレイ本体2の左右端に下方へ向うフラン
ジ11を備え、このフランジ11には、後部から前部に
かけて、複数の突部12・・・(・・・は複数個を示す。以下
同様。)、ハーフフランジ13、係止片としての上向き
片14及び下向き片15を備える。また、リアピラーガ
ーニッシュ20は、下部にフランジ21を備え、このフ
ランジ21には、後部から前部にかけて、複数の受け爪
部22・・・、横向き片23、ハーフフランジ24及びフ
ック25を備える。26は開口部であり、この開口部2
6は受け爪部22毎に設けられる。
【0012】ここで、リアピラーガーニッシュ20の下
部にリアトレイ1を取付けたときの係合状態を説明す
る。図3はリアトレイ側のフランジと、リアピラーガー
ニッシュ側の受け爪部との係合を示す断面図であり、前
記図2において湾曲線に従ってフランジ11を受け爪
部22に係止したのが図3であり、フランジ11が受け
爪部22に係止しているため、リアトレイ1の下方、左
右への移動が制限される。更に、リアピラーガーニッシ
ュ20側の開口部26にリアトレイ1側の突部12が係
合しているため、上方への移動もある程度制限される。
この様に、リアトレイ1を左右のフランジ11でリアピ
ラーガーニッシュ20の下部に係合したので、リアトレ
イ1は上下左右のいずれの方向もサポートされる。
【0013】図4はリアトレイ側のフランジと、リアピ
ラーガーニッシュ側の横向き片との係合を示す断面図で
あり、前記図2において湾曲線に従ってハーフフラン
ジ13を横向き片23に載せたのが図4であり、この横
向き片23はハーフフランジ13の下降を制限する受部
材である。図5はリアトレイ側の上向き片と、リアピラ
ーガーニッシュ側のハーフフランジとの係合を示す断面
図であり、前記図2において湾曲線に従ってハーフフ
ランジ24に下から上向き片14を係合したのが図5で
あり、リアトレイ1の上昇を制限する。
【0014】図6(a)はリアトレイ側の下向き片と、
リアピラーガーニッシュ側のフックとの係合を示す縦断
面図、(b)は(a)のB−B線平面断面図であり、前
記図2において湾曲線に従って下向き片15にフック
25を手前側から相対的に係止したのが図6である。フ
ック25の作用により、リアトレイ1は手前(車両前
方)への移動が制限される。以上に述べた通り、リアト
レイ1は上下左右及び前方の移動が制限されつつリアピ
ラーガーニッシュ20に係合される。
【0015】図7は本発明に係るリアトレイの平面図で
あり、図1で述べた通り、リアトレイ1は、トレイ本体
2の前縁にバルクヘッドカバー3、上面にスピーカグリ
ル4,4、後部中央にハイマウントカバー5、後部左右
にエアルーバー6,6を、一体的に備える樹脂射出成形
品である。そして、前縁のバルクヘッドカバー3にシー
トバック係止用孔31・・・、車体側のシェルフの舌片
(図示せず)を差込むためのシェルフ差込み部32・・・
及び縦リブ33・・・を一体的に備える。
【0016】また、トレイ本体2は、中央下面に横向き
鍵穴35を有する中央クリップホルダ36(合計3個)
を一体的に備え、後部下面に後向き鍵穴38を有する後
部クリップホルダ39(合計6個)を一体的に備える。
これらクリップホルダ36,39は特殊な成形型を使用
することでトレイ本体2の下面に一体射出成形されたも
のである。従って、バルクヘッドカバー3、スピーカグ
リル4及びハイマウントカバー5のためのキャビティに
良好に樹脂が廻り、良質な一体成形品が得られる。
【0017】図8は図7の8−8線断面図であり、リア
トレイ1はトレイ本体2からハイマウントカバー5が上
方へ膨出形成してなり、前部をシェルフ40の前縁部4
1の舌片42に係止し、中央及び後部を樹脂クリップ5
0を介してシェルフ40に脱着自在に係合したものであ
る。これらの係合の詳細を順次説明する。前記シェルフ
40はトランクルームの天井を構成する金属板であ。な
お、図中、44はハイマウントランプ、45はリアウイ
ンドガラス、46はシートバックである。
【0018】図9は図7の9−9線断面図であり、リア
トレイ1の前部のバルクヘッドカバー3の背後に、縦リ
ブ33が一体形成されていて、この縦リブ33の下部の
凸部33aがシェルフ40の前縁部41の立ち上がり部
43に係合する。縦リブ33・・・がシェルフ40の立ち
上がり部43に載り且つ前方への移動も制限されている
ため、リアトレイ1の前部はシェルフ40に安定的に保
持される。
【0019】図10はシェルフ差込み部の拡大図であ
り、(a)は拡大図、(b)は側面断面図である。
(a)において、シェルフ差込み部32は、バルクヘッ
ドカバー3に開けられた平面視コ字形の差込み孔32
a、この孔32aを囲う縦壁部32b,32b,32
c、前記差込み孔32に向って延設された受け片32d
とからなる。これらはリアトレイ1の一部として一体的
に樹脂射出成形されたものである。(b)において、相
対的にはシェルフ40の舌片42を、差込み孔32aに
差込み、舌片42を受け片32dに載せる。正確には、
シェルフ40が静止部材でリアトレイ1が移動部材であ
るが、係合形態は変わらない。シェルフ40の舌片42
の抑え作用で、リアトレイ1の前部の浮き上がりを抑え
る。
【0020】図11は図7の11−11線断面図であ
り、シートバック係止用孔31は、図示せぬシートバッ
ク側フックの差込みを容易にするために、バルクヘッド
カバー3の立下り面3a及び水平面3bに跨がって開け
られたもので、矢印やの様に図示せぬシートバック
側フックを差込むのに適した形状である。
【0021】以上に述べたリアトレイ1の作用を次に説
明するが、先ず、中央クリップホルダ並びに後部クリッ
プホルダの作用を説明し、次に全体的な説明をする。図
12は横向き鍵穴を有する中央クリップホルダの作用説
明図である。先ず、樹脂クリップ50は、縮径/拡径自
在な先部51と2枚の鍔52a,52bを備えた基部5
2とからなる。一方、リアトレイ1に一体形成した中央
クリップホルダ36は、背の低いボックス部36aとこ
のボックス部36aの底に開けられた鍵穴35とからな
る。この鍵穴35に図面表裏方向に差込むことで樹脂ク
リップ50を係止したのが図12であり、この状態か
ら、シェルフ40の丸孔48に樹脂クリップ50の先部
51を矢印方向に脱着できる。即ち、横向き鍵穴を有す
る中央クリップホルダ36では、リアトレイ1を図面左
右方向に移動する場合に、樹脂クリップ50がクリップ
ホルダ36から外れる心配はない。
【0022】図13は後向き鍵穴を有する後部クリップ
ホルダの作用説明図であり、後部クリップホルダ39は
背の低いボックス部39aとこのボックス部39aの底
に開けられた鍵穴38とからなり、この鍵穴38が後方
に開いていることに特徴がある。シェルフ40に差込ま
れた樹脂クリップ50の基部52の鍔52a,52b間
に、ボックス部39aの底を差込むことで、リアトレイ
1をシャルフ40に係止することができる。矢印と逆の
方向へ、リアトレイ1を引くことにより樹脂クリップ5
0から外すことができる。この結果、樹脂クリップ50
はシェルフ40側に残ることとなる。
【0023】図14は車両組立てラインにおけるリアト
レイの取付け要領図であり、車両組立てラインではリア
ウインドガラスがないので、リアウインド開口を通じて
リアトレイ1を車内に投入する。ただし、リアトレイ1
には、中央クリップホルダ36及び後部クリップホルダ
39に予め樹脂クリップ50・・・を取付けておく。リア
トレイ1の前部をシェルフ40の前端の舌片42、樹脂
クリップ50・・・をシェルフ40の丸孔48・・・に係止す
る。これと同時若しくは前後に図2の要領でリアトレイ
1の左右辺をリアピラーガーニッシュ20に係止する。
これで、リアトレイ1は確実にシェルフ40及びリアピ
ラーガーニッシュ20に係止されたことになる。仮に、
リアトレイ1に重量物を載せたとしても、リアトレイ1
の前縁が図9の縦リブ33の作用で沈む心配が無く、リ
アトレイ1の左右がリアピラーガーニッシュ20に強固
に係合しているので下方へ沈んだり、横にずれてリアピ
ラーガーニッシュ20との間に隙間が生じる心配はな
い。
【0024】図15(a),(b)は修理工場における
リアトレイの取り外し要領図であり、修理工場ではリア
ウインドガラス45が車体に嵌め込まれている。そこ
で、(a)において、実線の通りに取付けられているリ
アトレイ1の前部のバルクヘッドカバー3を想像線の通
りに持ち上げる。これで、中央部の樹脂クリップ50は
シェルフ40から外れる。同時に、図2を参考にリアト
レイ1の左右をリアピラーガーニッシュ20から分離す
る。そして、(b)において、リアトレイ1を水平に引
くことにより、リアトレイ1をシェルフ40から外すこ
とができる。後部の樹脂クリップ50がシェルフ40に
残り、中央の樹脂クリップ50がリアトレイ1とともに
移動することに特徴がある。(b)→(a)の逆順にて
リアトレイ1を所定場所に取付けることもできる。
【0025】尚、請求項1でリアトレイに一体形成する
付属部を少なくともスピーカグリルとしたが、上記実施
例に示した通に、バルクヘッドカバー、ハイマウントカ
バー及び/又はエアルーバーを加えることは差支えな
い。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のリアトレイは樹脂射出成形品であり、
リアトレイのリアピラーガーニッシュとの当接面に、リ
アピラーガーニッシュに係止される係止片をリアトレイ
本体と一体に成形し、リアトレイが上下左右に移動が拘
束されるようにリアピラーガーニッシュ下部に係止され
ているものであることを特徴とする。射出成形品である
から、スピーカグリルなどの付属部を一体成形でき、従
来の様に多数の別部品を準備する必要がない。従って、
金型費用が削減できると共に部品数が少ないので部品の
管理が容易となり、製造コスト並びに組付け費用を削減
することができる。リアトレイをリアピラーガーニッシ
ュに係止したので、リアトレイに重量物を載せてもリア
トレイとリアピラとの間に隙間が開く心配はない。
【0027】請求項2のリアトレイは、樹脂射出成形品
であり、下面の中央及び後部に樹脂クリップを支えるク
リップホルダが一体的に備え、且つ後部クリップホルダ
は後方へ開口した鍵穴を備え、車体側に差込んだ樹脂ク
リップの基部に抜き差し自在であることを特徴とする。
後部クリップホルダは後方へ開口した鍵穴を備え、車体
側に差込んだ樹脂クリップの基部に抜き差し自在とされ
ているので、リアトレイを略水平に前方へ引くことで車
体側から取り外すことができる。従って、リアトレイの
脱着が容易となる。
【0028】請求項3のリアトレイの取り外し方法は、
リアトレイとリアピラーガーニッシュ下部との係合を解
き、このリアトレイの前部を持上げて下面中央の樹脂ク
リップを車体側から外し、リアトレイ下面後部の樹脂ク
リップを車体側に残したままで、リアトレイを前方へ取
り外す。リアトレイを車室内において前方へ引くことで
取り外せるので、適宜、リアトレイを交換したり、リア
トレイに付設するスピーカやハイマウントランプを点
検、交換することができる。従来のようにリアピラを取
り外す必要がないので、修理工場における修理員の負担
が大幅に軽減でき、修理費用を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアトレイの斜視図
【図2】本発明に係るリアトレイとリアピラーガーニッ
シュとの取合い部の分解説明図
【図3】リアトレイ側のフランジと、リアピラーガーニ
ッシュ側の受け爪部との係合を示す断面図
【図4】リアトレイ側のフランジと、リアピラーガーニ
ッシュ側の横向き片との係合を示す断面図
【図5】リアトレイ側の上向き片と、リアピラーガーニ
ッシュ側のハーフフランジとの係合を示す断面図
【図6】リアトレイ側の下向き片と、リアピラーガーニ
ッシュ側のフックとの係合を示す断面図
【図7】本発明に係るリアトレイの平面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】図7の9−9線断面図
【図10】シェルフ差込み部の拡大図
【図11】図7の11−11線断面図
【図12】横向き鍵穴を有する中央クリップホルダの作
用説明図
【図13】後向き鍵穴を有する後部クリップホルダの作
用説明図
【図14】車両組立てラインにおけるリアトレイの取付
け要領図
【図15】修理工場におけるリアトレイの取り外し要領
【図16】従来のリアトレイとリアピラーガーニッシュ
との取合い部斜視図
【図17】図16の要部断面図
【符号の説明】
1…リアトレイ、2…トレイ本体、3…バルクヘッドカ
バー、4…スピーカグリル、5…ハイマウントカバー、
6…エアルーバー、14,15…リアトレイに一体成形
された係止片、20…リアピラーガーニッシュ、35,
38…鍵穴、36…中央クリップホルダ、39…後部ク
リップホルダ、40…車体側部材としてのシェルフ、4
6…シートバック、50…樹脂クリップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部シートバックの後方に配置さ
    れるリアトレイにおいて、このリアトレイは樹脂射出成
    形品であり、リアトレイのリアピラーガーニッシュとの
    当接面に、リアピラーガーニッシュに係止される係止片
    をリアトレイ本体と一体に成形し、リアトレイが上下左
    右に移動が拘束されるようにリアピラーガーニッシュ下
    部に係止されているものであることを特徴としたリアト
    レイ。
  2. 【請求項2】 車両の後部シートバックの後方に配置さ
    れるリアトレイにおいて、このリアトレイは樹脂射出成
    形品であり、下面の中央及び後部に樹脂クリップを支え
    るクリップホルダが一体的に形成され、且つ後部クリッ
    プホルダは後方へ開口した鍵穴を備え、車体側に差込ん
    だ樹脂クリップの基部に抜き差し自在であることを特徴
    としたリアトレイ。
  3. 【請求項3】 リアトレイとリアピラーガーニッシュ下
    部との係合を解き、このリアトレイの前部を持上げて下
    面中央の樹脂クリップを車体側から外し、リアトレイ下
    面後部の樹脂クリップを車体側に残したままで、リアト
    レイを前方へ取り外すことを特徴としたリアトレイの取
    り外し方法。
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