JPH0966182A - 下糸張力検出装置 - Google Patents
下糸張力検出装置Info
- Publication number
- JPH0966182A JPH0966182A JP22496695A JP22496695A JPH0966182A JP H0966182 A JPH0966182 A JP H0966182A JP 22496695 A JP22496695 A JP 22496695A JP 22496695 A JP22496695 A JP 22496695A JP H0966182 A JPH0966182 A JP H0966182A
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- thread
- bobbin thread
- bobbin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下糸の張力を正確に検出することができる下
糸張力検出装置を提供すること。 【解決手段】 縫製時にボビン3から送り出される下糸
4に対して、検出部20が下糸4の送り出し方向とほぼ
直角に接触する。
糸張力検出装置を提供すること。 【解決手段】 縫製時にボビン3から送り出される下糸
4に対して、検出部20が下糸4の送り出し方向とほぼ
直角に接触する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンにおける下
糸の張力を検出することができる下糸張力検出装置に関
するものである。
糸の張力を検出することができる下糸張力検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のミシンの下糸張力検出装置は、図
5に示すように、圧力が加えられると電気信号を発生す
る圧電素子23と、その圧電素子23を保持する保持板
54とで構成されていた。その保持板54は、図示しな
い針板と外釜1との間に配置されていた。前記外釜1内
には、回動自在に支持された内釜2が収納され、更に、
その内部には、下糸4が巻装された図示しないボビンが
収納されていた。前記保持板54は、前記外釜1の回転
面に対して平行に配置され、かつ前記図示しないボビン
から送り出される下糸4と接触するように配置されてい
た。
5に示すように、圧力が加えられると電気信号を発生す
る圧電素子23と、その圧電素子23を保持する保持板
54とで構成されていた。その保持板54は、図示しな
い針板と外釜1との間に配置されていた。前記外釜1内
には、回動自在に支持された内釜2が収納され、更に、
その内部には、下糸4が巻装された図示しないボビンが
収納されていた。前記保持板54は、前記外釜1の回転
面に対して平行に配置され、かつ前記図示しないボビン
から送り出される下糸4と接触するように配置されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
下糸張力検出装置は、図5に示すように、前記下糸4が
前記保持板54に対して斜めに接触するため、下糸4の
張力が水平成分と垂直成分とに分散し、圧電素子23に
よって検出される張力は、その垂直成分しか検出するこ
とができなかった。従って、正確な下糸の張力を検出す
ることができなかった。
下糸張力検出装置は、図5に示すように、前記下糸4が
前記保持板54に対して斜めに接触するため、下糸4の
張力が水平成分と垂直成分とに分散し、圧電素子23に
よって検出される張力は、その垂直成分しか検出するこ
とができなかった。従って、正確な下糸の張力を検出す
ることができなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、下糸の張力を正確に検出するこ
とができる下糸張力検出装置を提供することを目的とし
ている。
になされたものであり、下糸の張力を正確に検出するこ
とができる下糸張力検出装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の下糸張力検出装置は、針板と
外釜との間に配置され、かつその外釜の内側に位置する
ボビンから送り出される下糸と接触することによって前
記下糸の張力を検出する検出部を備えたものを対象とし
て、特に、前記検出部を前記下糸に対してその送り出し
方向とほぼ直角に接触するように設置する。従って、縫
製時にボビンから送り出される下糸に対して、前記検出
部が下糸の送り出し方向とほぼ直角に接触するため、下
糸の張力を正確に検出することができる。
に本発明の請求項1記載の下糸張力検出装置は、針板と
外釜との間に配置され、かつその外釜の内側に位置する
ボビンから送り出される下糸と接触することによって前
記下糸の張力を検出する検出部を備えたものを対象とし
て、特に、前記検出部を前記下糸に対してその送り出し
方向とほぼ直角に接触するように設置する。従って、縫
製時にボビンから送り出される下糸に対して、前記検出
部が下糸の送り出し方向とほぼ直角に接触するため、下
糸の張力を正確に検出することができる。
【0006】また、請求項2記載の下糸張力検出装置
は、前記検出部を、圧力が加えられることによって電気
信号を発生する圧電素子と、その圧電素子を保持する保
持板とで構成し、前記保持板を略への字状に屈曲させ、
その屈曲した部分が前記下糸に対してその送り出し方向
とほぼ直角に接触するように構成される。従って、前記
下糸に対してその送り出し方向とほぼ直角に接触する保
持板の屈曲した部分が歪み、その歪みが圧電素子に伝わ
り、圧電素子からその歪みに応じた電気信号が発生し、
下糸の張力を正確に検出することができる。
は、前記検出部を、圧力が加えられることによって電気
信号を発生する圧電素子と、その圧電素子を保持する保
持板とで構成し、前記保持板を略への字状に屈曲させ、
その屈曲した部分が前記下糸に対してその送り出し方向
とほぼ直角に接触するように構成される。従って、前記
下糸に対してその送り出し方向とほぼ直角に接触する保
持板の屈曲した部分が歪み、その歪みが圧電素子に伝わ
り、圧電素子からその歪みに応じた電気信号が発生し、
下糸の張力を正確に検出することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した下糸張
力検出装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
力検出装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0008】第1実施の形態の下糸張力検出装置は、図
1に示すように、針板5と外釜1との間に、図示しない
ミシンベッドに一端が固定された片持ち梁構成で配置さ
れた検出部20と、図示しない制御部とから構成されて
いる。前記外釜1は、図示しないミシン主軸が1回転す
ると、図1に示す矢印C方向に2回転する。その外釜1
の内部には、外釜1に対して回動自在に支持された内釜
2が収納されている。前記内釜2の内部には、その内釜
2に対して回動可能に支持されたボビン3が収納されて
おり、そのボビン3には、下糸4が巻かれている。その
下糸4は、針板5に設けられた針孔6を通過し、針板5
上に載置された加工布7に供給されて消費される。更
に、前記ボビン3は、前記内釜2内に嵌装されたボビン
ケース8内に収納されている。
1に示すように、針板5と外釜1との間に、図示しない
ミシンベッドに一端が固定された片持ち梁構成で配置さ
れた検出部20と、図示しない制御部とから構成されて
いる。前記外釜1は、図示しないミシン主軸が1回転す
ると、図1に示す矢印C方向に2回転する。その外釜1
の内部には、外釜1に対して回動自在に支持された内釜
2が収納されている。前記内釜2の内部には、その内釜
2に対して回動可能に支持されたボビン3が収納されて
おり、そのボビン3には、下糸4が巻かれている。その
下糸4は、針板5に設けられた針孔6を通過し、針板5
上に載置された加工布7に供給されて消費される。更
に、前記ボビン3は、前記内釜2内に嵌装されたボビン
ケース8内に収納されている。
【0009】図示しない供給源により供給される上糸9
は、図示しないミシン主軸が1回転することにより1回
上下動する縫い針10を通して加工布7に供給され、消
費される。
は、図示しないミシン主軸が1回転することにより1回
上下動する縫い針10を通して加工布7に供給され、消
費される。
【0010】前記外釜1には、前記針孔6を通して前記
縫い針10に供給された前記上糸9を捕捉し、前記縫い
針10と協動して加工布7に縫い目を形成するための糸
輪捕捉器11が設置されている。
縫い針10に供給された前記上糸9を捕捉し、前記縫い
針10と協動して加工布7に縫い目を形成するための糸
輪捕捉器11が設置されている。
【0011】前記検出部20は、図2に示すように、外
釜1の回転面とほぼ平行な部分をもつ平行部21と、平
行部21に対して前記下糸4の経路側の方向に略への字
状に屈曲し、前記下糸4に常に接触するよう配置された
糸接触部22とで構成される保持板19と、圧力が加え
られることによって電気信号を発生する圧電素子23と
で構成されている。前記糸接触部22は、外釜1の回転
面に対し角度をもち針孔6より外釜1の軸側(図2に示
されるA方向の側)に延びると共に、針孔6に対向する
外釜1上部における糸輪捕捉器11の移動方向(図2に
示すB方向の側)に長く延び、前記下糸4に対してその
送り出し方向とほぼ直角に接触するように構成されてい
る。前記平行部21には、前記圧電素子23が固着され
ている。前記制御部は、ミシン本体内部に配置され、マ
イクロコンピュータ、RAM、ROM、A/Dコンバー
タ等により構成されている。前記制御部では、圧電素子
23から出力される電圧をA/Dコンバータによってデ
ジタル化し、その値を用いて上糸の張力等を調節する。
釜1の回転面とほぼ平行な部分をもつ平行部21と、平
行部21に対して前記下糸4の経路側の方向に略への字
状に屈曲し、前記下糸4に常に接触するよう配置された
糸接触部22とで構成される保持板19と、圧力が加え
られることによって電気信号を発生する圧電素子23と
で構成されている。前記糸接触部22は、外釜1の回転
面に対し角度をもち針孔6より外釜1の軸側(図2に示
されるA方向の側)に延びると共に、針孔6に対向する
外釜1上部における糸輪捕捉器11の移動方向(図2に
示すB方向の側)に長く延び、前記下糸4に対してその
送り出し方向とほぼ直角に接触するように構成されてい
る。前記平行部21には、前記圧電素子23が固着され
ている。前記制御部は、ミシン本体内部に配置され、マ
イクロコンピュータ、RAM、ROM、A/Dコンバー
タ等により構成されている。前記制御部では、圧電素子
23から出力される電圧をA/Dコンバータによってデ
ジタル化し、その値を用いて上糸の張力等を調節する。
【0012】次に、以上の如く構成された第1実施の形
態の下糸張力検出装置の動作を図1乃至図3を参照して
説明する。
態の下糸張力検出装置の動作を図1乃至図3を参照して
説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、ミシン主軸
(図示しない)の回転に伴い下糸4及び上糸9は、検出
部20の糸接触部22において下糸9の送り出し方向と
ほぼ直角に接触する。従って、下糸4の張力が水平成分
及び垂直成分に分散されることがなくなり、正確な張力
を検出することができる。このとき、糸接触部22は、
上糸9及び下糸4によって針孔6と対向する方向に押さ
れ、保持板19の平行部21が歪む。すると、その平行
部21に固着された圧電素子23も歪み、圧電素子23
に圧力が加えられる。そのため、圧電素子23からは、
その圧力の大きさに応じた電圧が図示しない制御部に出
力される。図3は、縫い針10の針上死位置におけるミ
シン主軸の角度を0度としたミシン主軸回転角に対する
圧電素子23から発生する電圧を示しており、ミシン主
軸回転角0度から180度の間では、下糸4が繰り出さ
れるときに発生する張力に相当する電圧24が出力さ
れ、180度から360度(0度)の間では糸輪捕捉器
11により捕捉された上糸9が内釜2の下方に引き込ま
れるときに糸接触部22に接触して発生する張力に相当
する電圧25が出力される。
(図示しない)の回転に伴い下糸4及び上糸9は、検出
部20の糸接触部22において下糸9の送り出し方向と
ほぼ直角に接触する。従って、下糸4の張力が水平成分
及び垂直成分に分散されることがなくなり、正確な張力
を検出することができる。このとき、糸接触部22は、
上糸9及び下糸4によって針孔6と対向する方向に押さ
れ、保持板19の平行部21が歪む。すると、その平行
部21に固着された圧電素子23も歪み、圧電素子23
に圧力が加えられる。そのため、圧電素子23からは、
その圧力の大きさに応じた電圧が図示しない制御部に出
力される。図3は、縫い針10の針上死位置におけるミ
シン主軸の角度を0度としたミシン主軸回転角に対する
圧電素子23から発生する電圧を示しており、ミシン主
軸回転角0度から180度の間では、下糸4が繰り出さ
れるときに発生する張力に相当する電圧24が出力さ
れ、180度から360度(0度)の間では糸輪捕捉器
11により捕捉された上糸9が内釜2の下方に引き込ま
れるときに糸接触部22に接触して発生する張力に相当
する電圧25が出力される。
【0014】図1及び図2は、図3に示す電圧25が発
生するタイミングにおいて、糸輪捕捉器11により上糸
9が内釜2の下方に引き込まれる様子を示している。針
孔6の下部で糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、外
釜1の回転に伴い、図2に示すB方向に引かれながら、
徐々に針板の下方に引き込まれる。ここで、針孔6のB
方向側には検出部20の長く伸びた糸接触部22が設置
されているため、高速縫製時、つまり糸輪捕捉器11が
高速回転し、引き込まれる上糸9がばたつく場合におい
ても、糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、常に糸接
触部22の下側を通過し、糸接触部22を巻き込むこと
がなくなる。
生するタイミングにおいて、糸輪捕捉器11により上糸
9が内釜2の下方に引き込まれる様子を示している。針
孔6の下部で糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、外
釜1の回転に伴い、図2に示すB方向に引かれながら、
徐々に針板の下方に引き込まれる。ここで、針孔6のB
方向側には検出部20の長く伸びた糸接触部22が設置
されているため、高速縫製時、つまり糸輪捕捉器11が
高速回転し、引き込まれる上糸9がばたつく場合におい
ても、糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、常に糸接
触部22の下側を通過し、糸接触部22を巻き込むこと
がなくなる。
【0015】以上説明したことから明かなように第1実
施の形態の下糸張力検出装置は、縫製時にボビン3から
送り出される下糸4に対して、検出部20がその送り出
し方向とほぼ直角に接触するため、下糸4の張力を正確
に検出することができる。
施の形態の下糸張力検出装置は、縫製時にボビン3から
送り出される下糸4に対して、検出部20がその送り出
し方向とほぼ直角に接触するため、下糸4の張力を正確
に検出することができる。
【0016】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れることなくその要旨を逸脱しない範囲において種々変
形して用いることが可能である。
れることなくその要旨を逸脱しない範囲において種々変
形して用いることが可能である。
【0017】例えば、第2実施の形態として、図4に示
すように、前記保持板19を配置してもよい。尚、図4
において、第1実施の形態と同一部材に対しては、同一
符号を付し、その説明を省略する。
すように、前記保持板19を配置してもよい。尚、図4
において、第1実施の形態と同一部材に対しては、同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0018】図4に示すように、前記検出部20の前記
平行部21の左端を図示しないミシンベッド部に固着
し、かつ前記糸接触部22を下向きに前記下糸に対して
その送り出し方向とほぼ直角に接触するように配置され
ている。
平行部21の左端を図示しないミシンベッド部に固着
し、かつ前記糸接触部22を下向きに前記下糸に対して
その送り出し方向とほぼ直角に接触するように配置され
ている。
【0019】次に、以上の如く構成された第二実施の形
態における本発明の下糸張力検出装置の動作を説明す
る。
態における本発明の下糸張力検出装置の動作を説明す
る。
【0020】図4は、糸輪捕捉器11により上糸9が内
釜2の下方に引き込まれる様子を示している。針孔6の
下部で糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、外釜1の
回転に伴い、図4に示すB方向に引かれながら、徐々に
図示しない針板の下方に引き込まれる。ここで、高速縫
製時、つまり糸輪捕捉器11が高速回転する場合、上糸
9がB方向に引かれる際に針孔6と糸輪捕捉器11との
間の上糸9がばたついて、検出部20側に移動すること
がある。しかし、針孔6のB方向の側には検出部20の
長く伸びた平行部21が設置されているため、糸輪捕捉
器11に捕捉された上糸9は常に平行部21に規制され
て検出部20の下側を通過する。
釜2の下方に引き込まれる様子を示している。針孔6の
下部で糸輪捕捉器11に捕捉された上糸9は、外釜1の
回転に伴い、図4に示すB方向に引かれながら、徐々に
図示しない針板の下方に引き込まれる。ここで、高速縫
製時、つまり糸輪捕捉器11が高速回転する場合、上糸
9がB方向に引かれる際に針孔6と糸輪捕捉器11との
間の上糸9がばたついて、検出部20側に移動すること
がある。しかし、針孔6のB方向の側には検出部20の
長く伸びた平行部21が設置されているため、糸輪捕捉
器11に捕捉された上糸9は常に平行部21に規制され
て検出部20の下側を通過する。
【0021】従って、ミシンの高速回転時においても、
上糸9が検出部20を巻き込まないため、上糸切れが発
生しない。
上糸9が検出部20を巻き込まないため、上糸切れが発
生しない。
【0022】ここで、第1実施の形態では上糸9が糸接
触部22に必ず接触するため、上糸9の引き込み張力が
多少増加することがあるが、第2実施の形態では上糸9
は平行部21に軽く接触するため上糸9の引き込み張力
を殆ど増加させず、上糸9に対する影響をより少なくす
ることができる。
触部22に必ず接触するため、上糸9の引き込み張力が
多少増加することがあるが、第2実施の形態では上糸9
は平行部21に軽く接触するため上糸9の引き込み張力
を殆ど増加させず、上糸9に対する影響をより少なくす
ることができる。
【0023】更に、第1実施の形態及び第2実施の形態
の下糸張力検出装置は、下糸4が繰り出されるときに発
生する張力に相当する電圧24(図3に示す)の有無を
検出するよう構成し、下糸切れ検出に適用することがで
きる。
の下糸張力検出装置は、下糸4が繰り出されるときに発
生する張力に相当する電圧24(図3に示す)の有無を
検出するよう構成し、下糸切れ検出に適用することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明の請求項1記載の下糸張力検出装置は、縫製時にボビ
ンから送り出される下糸に対して、検出部が下糸の送り
出し方向とほぼ直角に接触するため、下糸の張力を正確
に検出することができる。
明の請求項1記載の下糸張力検出装置は、縫製時にボビ
ンから送り出される下糸に対して、検出部が下糸の送り
出し方向とほぼ直角に接触するため、下糸の張力を正確
に検出することができる。
【0025】また、請求項2記載の下糸張力検出装置
は、下糸に対してその送り出し方向とほぼ直角に接触す
る保持板の屈曲した部分が歪み、その歪みが圧電素子に
伝わり、圧電素子からその歪みに応じた電気信号が発生
し、下糸の張力を正確に検出することができ、かつ前記
保持板を前記外釜と前記針板との間に設置するスペース
を小さくすることができる等の効果を得ることができ
る。
は、下糸に対してその送り出し方向とほぼ直角に接触す
る保持板の屈曲した部分が歪み、その歪みが圧電素子に
伝わり、圧電素子からその歪みに応じた電気信号が発生
し、下糸の張力を正確に検出することができ、かつ前記
保持板を前記外釜と前記針板との間に設置するスペース
を小さくすることができる等の効果を得ることができ
る。
【図1】第1実施の形態の下糸張力検出装置の構成を説
明するための図である。
明するための図である。
【図2】第1実施の形態の下糸張力検出装置の要部平面
図である。
図である。
【図3】縫い針の針上死位置におけるミシン主軸の角度
を0度としたときの、ミシン主軸回転角に対する圧電素
子23の発生電圧波形を示した図である。
を0度としたときの、ミシン主軸回転角に対する圧電素
子23の発生電圧波形を示した図である。
【図4】第2実施の形態の下糸張力検出装置の要部平面
図である。
図である。
【図5】従来例の下糸張力検出装置の要部平面図であ
る。
る。
1 外釜 4 下糸 5 針板 6 針孔 9 上糸 11 糸輪捕捉器 20 検出部 21 平行部 22 糸接触部 23 圧電素子
Claims (2)
- 【請求項1】 針板と外釜との間に配置され、かつその
外釜の内側に位置するボビンから送り出される下糸と接
触することによって前記下糸の張力を検出する検出部を
備えた下糸張力検出装置において、 前記検出部を前記下糸に対してその送り出し方向とほぼ
直角に接触するように設置したことを特徴とする下糸張
力検出装置。 - 【請求項2】 前記検出部を、圧力が加えられることに
よって電気信号を発生する圧電素子と、その圧電素子を
保持する保持板とで構成し、 前記保持板を略への字状に屈曲させ、その屈曲した部分
が前記下糸に対してその送り出し方向とほぼ直角に接触
するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の下糸
張力検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22496695A JPH0966182A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 下糸張力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22496695A JPH0966182A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 下糸張力検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966182A true JPH0966182A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16822004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22496695A Pending JPH0966182A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 下糸張力検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0966182A (ja) |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22496695A patent/JPH0966182A/ja active Pending
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