JPH096606A - リエンジニアリング検証方式 - Google Patents

リエンジニアリング検証方式

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JPH096606A
JPH096606A JP17550795A JP17550795A JPH096606A JP H096606 A JPH096606 A JP H096606A JP 17550795 A JP17550795 A JP 17550795A JP 17550795 A JP17550795 A JP 17550795A JP H096606 A JPH096606 A JP H096606A
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JP
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program
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JP17550795A
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Yoshiaki Miyazaki
義昭 宮崎
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リエンジニアリング検証作業の負荷を軽減す
る。 【構成】 プログラム変換手段102は、変換前ソース
プログラム101からCASEツールで利用可能な形式
の変換後ソースプログラム103への変換を、プログラ
ムロジックの変更を伴わずに行う。コンパイラ104
は、変換前コンパイルユニット105および変換前対応
関係情報150ならびに変換後コンパイルユニット10
6および変換後対応関係情報160を出力する。コンパ
イルユニット検証手段107は、変換前コンパイルユニ
ット105中のオブジェクトコードと変換後コンパイル
ユニット106中のオブジェクトコードとを比較して変
換前コンパイルユニット105と変換後コンパイルユニ
ット106との間の違いの有無を検証し、変換前対応関
係情報150および変換後対応関係情報160を参照し
て当該検証の検証結果を示す結果レポート108を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CASE(Compu
ter Aided Software Engine
ering)ツールのサポートによるリエンジニアリン
グ技術に関し、特にリエンジニアリングに関する変換の
正当性(リエンジニアリングに関する変換の前後におけ
るソースプログラムの内容の正当性)を検証するリエン
ジニアリング検証方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CASE技術の進展およびCAS
E環境の整備とともに、ソースプログラムのリエンジニ
アリングに関する技術も発展している。このようなソー
スプログラムのリエンジニアリングに関する従来技術
は、「情報処理学会研究報告,情報システム,1993
年1月19日,42−1,ソフトウェア再エンジニアリ
ングの技術の動向とその要件,竹下亨著」および「同,
42−5,リエンジニアリングを活用した開発保守支
援,園部正幸、上原三八、吉野利明、直田繁樹、秋山友
子、木村美奈子、石崎あゆみ、大久保隆夫、川辺敬子
著」等の文献に報告されている。
【0003】このような従来技術によれば、既存の資産
であるソースプログラム(変換前ソースプログラム)
を、CASEツールが提供する様々な機能で利用(編集
等)することができる形式のソースプログラム(変換後
ソースプログラム)に変換することが可能となる。
【0004】リエンジニアリングツール(リエンジニア
リングを実現するソフトウェア)によるソースプログラ
ムの変換には、構造型コードへの変換等のプログラムロ
ジックの変更を伴う変換も含まれるが、実際には、フォ
ーマット変換やデータ項目名日本語変換(プログラムの
読解性を向上させるためにデータ項目名の日本語化を行
う変換)等のプログラムロジックの変更を伴わない変換
も多い。
【0005】ここで、「プログラムロジックの変更を伴
わない」とは、変換対象のソースプログラムに基づいて
コンパイラにより生成されるコンパイルユニットにおけ
るオブジェクトコードレベルでのプログラムの実行に関
して当該変換の前後で差異が発生しないことを意味して
いる。すなわち、プログラムロジックの変更を伴わない
ソースプログラムの変換が行われた場合には、変換前ソ
ースプログラムに基づくコンパイルユニットと変換後ソ
ースプログラムに基づくコンパイルユニットとが同一に
なる(プログラムの動作が変換の前後で同一になる)は
ずである。
【0006】本発明では、このような「プログラムロジ
ックの変更を伴わない」変換を行うリエンジニアリング
ツールに関するリエンジニアリング検証方式を対象とす
る。
【0007】従来、この種のリエンジニアリング検証方
式では、上記のようなリエンジニアリングに関する変換
(プログラムロジックの変更を伴わない変換)が正確に
行われたという検証のために、当該変換の後の変換後ソ
ースプログラムを対象としてプログラムの動作確認テス
トが利用者等によって行わなれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリエン
ジニアリング検証方式では、リエンジニアリングに関す
る変換が正確に行われたという検証が「プログラムの動
作確認テスト」によって実現されていたので、このテス
トのための作業に多大な工数が必要になるという問題点
があった。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、プログ
ラムロジックの変更を伴わない変換機能を提供するリエ
ンジニアリングツールにおいて、変換前後のソースプロ
グラムのコンパイル結果である両コンパイルユニットの
オブジェクトコードに違いがなければ当該変換が正確に
行われたと判断することにより、リエンジニアリングに
関する変換の正当性の検証における「プログラムの動作
確認テスト」を不要とし、リエンジニアリング検証作業
の負荷を軽減することができるリエンジニアリング検証
方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のリエンジニアリ
ング検証方式は、既存の資産である変換前ソースプログ
ラムからCASEツールで利用可能な形式の変換後ソー
スプログラムへの変換をプログラムロジックの変更を伴
わずに行うプログラム変換手段と、変換前ソースプログ
ラムのコンパイルを行い変換前コンパイルユニットおよ
び変換前対応関係情報を出力し、変換後ソースプログラ
ムのコンパイルを行い変換後コンパイルユニットおよび
変換後対応関係情報を出力するコンパイラと、前記コン
パイラによって出力された変換前コンパイルユニット中
のオブジェクトコードと前記コンパイラによって出力さ
れた変換後コンパイルユニット中のオブジェクトコード
とで互いに対応するオブジェクトコードを比較すること
によって変換前コンパイルユニットと変換後コンパイル
ユニットとの間の違いの有無を検証し、前記コンパイラ
によって出力された変換前対応関係情報および変換後対
応関係情報を参照して当該検証の検証結果を示す結果レ
ポートを出力するコンパイルユニット検証手段とを有す
る。
【0011】
【作用】本発明のリエンジニアリング検証方式では、プ
ログラム変換手段が既存の資産である変換前ソースプロ
グラムからCASEツールで利用可能な形式の変換後ソ
ースプログラムへの変換をプログラムロジックの変更を
伴わずに行い、コンパイラが変換前ソースプログラムの
コンパイルを行い変換前コンパイルユニットおよび変換
前対応関係情報を出力し変換後ソースプログラムのコン
パイルを行い変換後コンパイルユニットおよび変換後対
応関係情報を出力し、コンパイルユニット検証手段が以
下のおよびの処理を行う。 コンパイラによって出力された変換前コンパイルユ
ニット中のオブジェクトコードと、コンパイラによって
出力された変換後コンパイルユニット中のオブジェクト
コードとで、互いに対応するオブジェクトコードを比較
することによって、変換前コンパイルユニットと変換後
コンパイルユニットとの間の違いの有無を検証する。 コンパイラによって出力された変換前対応関係情報
および変換後対応関係情報を参照して、当該検証(の
検証)の検証結果を示す結果レポートを出力する。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】図1は、本発明のリエンジニアリング検証
方式の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0014】本実施例のリエンジニアリング検証方式
は、変換前ソースプログラム101と、プログラム変換
手段102と、変換後ソースプログラム103と、コン
パイラ104と、変換前コンパイルユニット105と、
変換後コンパイルユニット106と、コンパイルユニッ
ト検証手段107と、結果レポート108と、変換前対
応関係情報150と、変換後対応関係情報160とを含
んで構成されている。
【0015】図2は、本実施例のリエンジニアリング検
証方式の処理を示す流れ図である。この処理は、プログ
ラム変換手段変換ステップ201と、変換前後ソースプ
ログラムコンパイルステップ202と、コンパイルユニ
ット検証手段検証ステップ203と、両コンパイルユニ
ット違い有無判定ステップ204と、違い存在時結果レ
ポート出力ステップ205と、違い不存在時結果レポー
ト出力ステップ206とからなる。
【0016】図3は、本実施例のリエンジニアリング検
証方式の具体的な動作を説明するための図である。
【0017】次に、図1および図2を参照して、このよ
うに構成された本実施例のリエンジニアリング検証方式
の動作について説明する。
【0018】変換前ソースプログラム101は、以下の
〜に示すような特徴を有するソースプログラムであ
る。 従来から存在するテキストエディタ等での編集が可
能なソースプログラムである。 COBOL等のプログラミング言語で記述されてい
る。 既存の資産である。
【0019】利用者は、プログラム保守の効率化等のた
めに、ドキュメント出力や高度なテキスト編集機能等を
持ったCASEツールを利用したいと考える場合が多
い。このような場合に、CASEツールが提供するリエ
ンジニアリングツール(プログラム変換機能)が使われ
て、既存の資産である変換前ソースプログラム101が
CASE資産の形式の変換後ソースプログラム102に
変換される。
【0020】プログラム変換手段102は、そのような
リエンジニアリングツールによるプログラム変換機能を
実現するソフトウェアである。プログラム変換手段10
2は、変換前ソースプログラム101のファイル形式を
CASEツールの対応形式に変換するフォーマット変換
や、データ項目名を日本語化するデータ項目名日本語変
換等のプログラム変換を行い、変換後ソースプログラム
103を生成する(ステップ201)。
【0021】なお、先にも述べたように、本実施例、ひ
いては本発明のリエンジニアリング検証方式に関するリ
エンジニアリングでは、ソースプログラムのプログラム
ロジックの変更を伴う変換は行われないことを前提とす
る。したがって、変換前ソースプログラム101のコン
パイル結果であるコンパイルユニット(変換前コンパイ
ルユニット105)のオブジェクトコード群と、変換後
ソースプログラム103のコンパイル結果であるコンパ
イルユニット(変換後コンパイルユニット106)のオ
ブジェクトコード群とは同じはずである。
【0022】コンパイラ104は、変換前ソースプログ
ラム101および変換後ソースプログラム103のそれ
ぞれのコンパイルを行い、変換前コンパイルユニット1
05および変換後コンパイルユニット106を出力し、
同時に変換前対応関係情報150および変換後対応関係
情報160を出力する(ステップ202)。なお、CA
SEツールには、リエンジニアリングによって変換され
たソースプログラムをコンパイルしオブジェクト出力を
行う機能も用意されている。コンパイラ104は、この
ようなCASEツールによるコンパイル機能も有してい
るので、上述の変換後コンパイルユニット106の出力
が可能となる。
【0023】ここで、変換前対応関係情報150は、変
換前ソースプログラム101中のソースコードの行番号
とそのソースコードに対応する変換前コンパイルユニッ
ト105中のオブジェクトコードのオフセット(当該変
換前コンパイルユニット105の先頭からの相対アドレ
ス(以下、単にアドレスという))との対応を示す情報
である(図3中の変換前対応関係情報350参照)。ま
た、変換後対応関係情報160は、変換後ソースプログ
ラム103中のソースコードの行番号とそのソースコー
ドに対応する変換後コンパイルユニット106中のオブ
ジェクトコードのオフセット(当該変換前コンパイルユ
ニット106の先頭からの相対アドレス(以下、単にア
ドレスという))との対応を示す情報である(図3中の
変換後対応関係情報360参照)。
【0024】次に、コンパイルユニット検証手段107
は、変換前コンパイルユニット105および変換後コン
パイルユニット106ならびに変換前対応関係情報15
0および変換後対応関係情報160を入力し、両コンパ
イルユニットの先頭から順次に、対応する両オブジェク
トコード(両コンパイルユニットにおいてアドレスが同
一の両オブジェクトコード)を抽出して比較し、両オブ
ジェクトコードが同一であるか否かを判定する。コンパ
イルユニット検証手段107は、このような比較および
判定を全てのオブジェクトコードについて繰り返すこと
によって変換前コンパイルユニット105および変換後
コンパイルユニット106に関する検証を行い(ステッ
プ203)、両コンパイルユニットに違いがあるか否か
を判定する(ステップ204)。
【0025】コンパイルユニット検証手段107は、ス
テップ204で「両コンパイルユニットに違いがある」
と判定した場合には、変換前対応関係情報150および
変換後対応関係情報160を参照し、違いの存在と違い
の箇所とを示す結果レポートを出力する(ステップ20
5)。すなわち、両コンパイルユニットに違いが存在し
た旨と、違いが存在したオブジェクトコードに対応する
両ソースプログラム(変換前ソースプログラム101お
よび変換後ソースプログラム103)中のソースコード
の行番号とを検証結果として示す結果レポート108を
出力する(ステップ205)。
【0026】利用者は、その結果レポート108中のソ
ースコードの行番号を基に、違いの箇所を認識してその
違いの原因を調査し、その違いをなくすように修正(変
換後ソースプログラム103の修正やプログラム変換手
段102における変換処理の内容の修正)を行う。その
ような修正が終了すると、修正後のプログラムを対象と
して、再び、図2に示すような処理が行われる。
【0027】コンパイルユニット検証手段107は、ス
テップ204で「両コンパイルユニットに違いがない」
と判定した場合には、その旨を示す結果レポート108
を出力する(ステップ206)。利用者は、その結果レ
ポート108に基づいて、この時点で両コンパイルユニ
ット(変換前コンパイルユニット105および変換後コ
ンパイルユニット106)に違いがないことを確認する
ことができ、変換前ソースプログラム101から変換後
ソースプログラム103へのリエンジニアリングに関す
る変換が正常に終了したことを認識する。これによっ
て、従来必要であった「プログラムの動作検証テスト」
を行わずに、変換後ソースプログラム103および変換
後コンパイルユニット106の動作保証を行うことがで
きる。
【0028】次に、図3を参照して、本実施例のリエン
ジニアリング検証方式の具体的な動作について説明す
る。
【0029】図3中の変換前ソースプログラム301
は、図1中の変換前ソースプログラム101の具体例で
あり、リエンジニアリングに関する変換の対象となるソ
ースプログラムである。この変換前ソースプログラム3
01に対しては、プログラム変換手段102によって、
フォーマット変換やデータ項目名日本語変換等のプログ
ラムロジックの変更を伴わないプログラム変換が行われ
る。この変換後のソースプログラムが、図3中の変換後
ソースプログラム303(図1中の変換後ソースプログ
ラム103の具体例)であるものとする。
【0030】変換前ソースプログラム301および変換
後ソースプログラム303を参照すると、データ項目名
の日本語化によって、例えば“AA”というデータ項目
名が“ああ”というデータ項目名に変換されている。た
だし、正しく変換が行われている限り、プログラムコー
ドに影響を及ぼすようなプログラムロジックの変更は行
われていない。
【0031】それぞれのソースプログラム(変換前ソー
スプログラム301および変換後ソースプログラム30
3)がコンパイラ104によってコンパイルされること
により、オブジェクトコードの集合である変換前コンパ
イルユニット305(図1中の変換前コンパイルユニッ
ト105の具体例)および変換後コンパイルユニット3
06(図1中の変換後コンパイルユニット106の具体
例)が出力される。また、同時に、両コンパイルユニッ
トに対応する変換前対応関係情報350(図1中の変換
前対応関係情報150の具体例)および変換後対応関係
情報360(図1中の変換後対応関係情報160の具体
例)が出力される。
【0032】なお、図3に示すように、両対応関係情報
には、例えば、「行番号“10”のソースコードに対応
するオブジェクトコードがアドレス“0000”から始
まる」という形式で、行番号とアドレスとの対応情報が
設定される。
【0033】次に、コンパイルユニット検証手段107
により、変換前コンパイルユニット305および変換後
コンパイルユニット306ならびに変換前対応関係情報
350および変換後対応関係情報360が入力され、両
コンパイルユニットにおいて対応する各オブジェクトコ
ードが順に比較される。
【0034】まず、変換前ソースプログラム301中の
10行目のソースコードに対応する変換前コンパイルユ
ニット305中のアドレス“0000”のオブジェクト
コード(正確には、「アドレス“0000”から始まる
オブジェクトコード」。以下の同種の表現においても同
様)と、変換後ソースプログラム303中の100行目
のソースコードに対応する変換後コンパイルユニット3
06中のアドレス“0000”のオブジェクトコードと
が比較され、両者が同じであると認識される。
【0035】次に、変換前ソースプログラム301中の
20行目のソースコードに対応する変換前コンパイルユ
ニット305中のアドレス“0010”のオブジェクト
コードと、変換後ソースプログラム303中の200行
目のソースコードに対応する変換後コンパイルユニット
306中のアドレス“0010”のオブジェクトコード
とが比較され、両者が同じであると認識される。
【0036】同様に、両コンパイルユニット中のアドレ
ス“0030”のオブジェクトコードの比較が行われ、
両者が同じであると認識される。
【0037】次に、変換前ソースプログラム301中の
40行目のソースコードに対応する変換前コンパイルユ
ニット305中のアドレス“0040”のオブジェクト
コードと、変換後ソースプログラム303中の400行
目のソースコードに対応する変換後コンパイルユニット
306中のアドレス“0040”のオブジェクトコード
とが比較され、両者が異なっていることが認識され、そ
の旨を示す検証結果が結果レポート308(図1中の結
果レポート108の具体例)に書き込まれる。
【0038】以上のような各オブジェクトコードの比較
が両コンパイルユニットの最後のオブジェクトコードま
で繰り返されて、最終的な両コンパイルユニットの検証
結果である結果レポート308が利用者に対して出力さ
れる。
【0039】利用者は、当該結果レポート308中の情
報(変換前ソースプログラム301中の40行目のソー
スコードに対応する変換前コンパイルユニット305中
のオブジェクトコードと変換後ソースプログラム303
中の400行目のソースコードに対応する変換後コンパ
イルユニット306中のオブジェクトコードとに違いが
ある旨を示す検証結果)を確認し、両オブジェクトコー
ドが違っている原因を解析し、その違いの修正を行う。
この修正の後に、再度、図2に示す処理(コンパイラ1
04によるコンパイルやコンパイルユニット検証手段1
07による検証等)が行われる。このような作業が全て
のオブジェクトコードについて違いがなくなるまで(両
コンパイルユニットが同じになるまで)、繰り返して行
われる。この繰返し処理によって両コンパイルユニット
に違いがなくなれば、プログラム動作検証テストを行わ
ずに、変換後ソースプログラム303および変換後コン
パイルユニット306の動作保証ができたことになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リエンジ
ニアリングに関する変換の前後におけるソースプログラ
ムのコンパイル結果である両コンパイルユニット(変換
前後のコンパイルユニット)に違いがなければ当該変換
が正確に行われたと判断することにより、従来のリエン
ジニアリング処理で必要となっていたリエンジニアリン
グ検証のための「プログラムの動作確認テスト」が不要
となり、リエンジニアリング検証作業の負荷を軽減する
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリエンジニアリング検証方式の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すリエンジニアリング検証方式の処理
を示す流れ図である。
【図3】図1に示すリエンジニアリング検証方式の具体
的な動作を説明するための図である。
【符号の説明】
101,301 変換前ソースプログラム 102 プログラム変換手段 103,303 変換後ソースプログラム 104 コンパイラ 105,305 変換前コンパイルユニット 106,306 変換後コンパイルユニット 107 コンパイルユニット検証手段 108,308 結果レポート 150,350 変換前対応関係情報 160,360 変換後対応関係情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の資産である変換前ソースプログラ
    ムからCASEツールで利用可能な形式の変換後ソース
    プログラムへの変換をプログラムロジックの変更を伴わ
    ずに行うプログラム変換手段と、 変換前ソースプログラムのコンパイルを行い変換前コン
    パイルユニットおよび変換前対応関係情報を出力し、変
    換後ソースプログラムのコンパイルを行い変換後コンパ
    イルユニットおよび変換後対応関係情報を出力するコン
    パイラと、 前記コンパイラによって出力された変換前コンパイルユ
    ニット中のオブジェクトコードと前記コンパイラによっ
    て出力された変換後コンパイルユニット中のオブジェク
    トコードとで互いに対応するオブジェクトコードを比較
    することによって変換前コンパイルユニットと変換後コ
    ンパイルユニットとの間の違いの有無を検証し、前記コ
    ンパイラによって出力された変換前対応関係情報および
    変換後対応関係情報を参照して当該検証の検証結果を示
    す結果レポートを出力するコンパイルユニット検証手段
    とを有することを特徴とするリエンジニアリング検証方
    式。
  2. 【請求項2】 変換前対応関係情報が変換前ソースプロ
    グラムのソースコードの行番号と変換前コンパイルユニ
    ットのオブジェクトコードのオフセットとの対応情報で
    あり、変換後対応関係情報が変換後ソースプログラムの
    ソースコードの行番号と変換後コンパイルユニットのオ
    ブジェクトコードのオフセットとの対応情報であること
    を特徴とする請求項1記載のリエンジニアリング検証方
    式。
  3. 【請求項3】 変換前ソースプログラムを記述するプロ
    グラミング言語がCOBOLであることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のリエンジニアリング検証方
    式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126985A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Hitachi Ltd ソースコード等価性検証装置、および、ソースコード等価性検証方法

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