JPH0965534A - 低摩擦ケーブルガイドローラ - Google Patents

低摩擦ケーブルガイドローラ

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JPH0965534A
JPH0965534A JP24100595A JP24100595A JPH0965534A JP H0965534 A JPH0965534 A JP H0965534A JP 24100595 A JP24100595 A JP 24100595A JP 24100595 A JP24100595 A JP 24100595A JP H0965534 A JPH0965534 A JP H0965534A
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JP
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cable
tire
roller
corrugated
rubber tire
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JP24100595A
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Kazuhiko Matsuda
和彦 松田
Tomohiro Yoshida
朋弘 吉田
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
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Furukawa Electric Co Ltd
Nasu Denki Tekko Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nasu Denki Tekko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】牽引されるコルゲートケーブルAを支受けする
ガイドローラを、ケーブルの上下振動が起こらないよう
にし、かつ、摩擦係数を小さくし、牽引力を小さくして
ケーブルに過大な張力がかからないようにし、ケーブル
の損傷を防ぐ。 【解決手段】ガイドローラを、両側にケーブル滑落防止
用縦長ローラ11を設けたタイヤローラ支持枠台10に
空気封入ゴムタイヤ状ローラ1を少なくとも2個並列し
て装着した構成とし、そのタイヤ空気圧を、ケーブル外
被波形の少なくとも1山を空気封入ゴムタイヤ状ローラ
の外周表面に陥没させる空気圧にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牽引される波付コ
ルゲート形状ケーブルの下側に設置してケーブルを支受
けしガイドするガイドローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電線、ケーブル等を布設工事において延
線し、または製作工程において牽引する際には、牽引さ
れ延線される電線、ケーブル等をガイドして円滑に進行
させるため電線、ケーブル等の下側や両側にガイドロー
ラを配置しているが、従来のこの種のガイドローラはア
ルミや鉄等の金属製の鼓形のローラが使用されている。
また、ケーブルとガイドローラとの接触が点接触になっ
てケーブル被覆が損傷するのを防ぐために、回転可能な
フレームの外周に変形自在な柔軟なゴムチューブを設け
て面接触させるようにした実開昭50−100695号
の電線ケーブル用タイヤ式ガイドローラが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の金属製の
鼓形ガイドローラは、延線時の波付コルゲート形状のケ
ーブル外被とガイドローラの間の摩擦係数が0.15前
後であるが、超高圧ケーブル等のようにケーブル外被が
波付コルゲート形状のケーブルの牽引、延線に使用する
と、ケーブル外被が波付形状のために牽引、延線される
ケーブルが振動を起こし、ケーブル被覆が損傷するとい
う問題点がある。また前記実用新案出願公開の変形自在
な柔軟なゴムチューブを用いたガイドローラは、柔軟な
ために波付コルゲート形状ケーブル外被の波形の谷間に
ゴムチューブが変形して食い込んでしまい、ケーブル外
被とガイドローラの間の摩擦係数が大きくなり円滑にケ
ーブルをガイドすることができないという問題点があ
る。
【0004】本発明は、前記の問題点を解決し、牽引さ
れる波付コルゲート形状ケーブルがガイドローラ通過時
に上下振動せず、ケーブルとガイドローラの間の摩擦係
数が小さくなつて、牽引力が小さくて済みケーブルに過
大な張力がかからず、ケーブルが損傷しないようにした
低摩擦ケーブルガイドローラを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明の低摩擦ケーブルガイドローラは、 (1)タイヤローラ支持枠台10の両側にケーブル滑落
防止用縦長ローラ11、11を立設し、前記タイヤロー
ラ支持枠台10に、少なくとも2個の空気封入ゴムタイ
ヤ状ローラ1を並列して取り付けたことを特徴とするも
のである。
【0006】(2)また、前記(1)の空気封入ゴムタ
イヤ状ローラ1内の空気圧を、波付コルゲート形状ケー
ブルAが該ゴムタイヤ状ローラ1上に乗って通過すると
きに、ケーブルの荷重により該波付コルゲート形状のケ
ーブル外被の波形がゴムタイヤ状ローラ1の外周表面1
c下に食い込み陥没して該ゴムタイヤ状ローラ外周表面
が凹むゴムタイヤ状ローラの硬さが、ケーブル外被波形
の山部Mの少なくとも1山をゴムタイヤ状ローラ外周表
面1c下に陥没させるような、空気圧としたことを特徴
とするものである。
【0007】前記のように構成した本発明の低摩擦ケー
ブルガイドローラは、少なくとも2個並列した空気封入
ゴムタイヤ状ローラ1、1の上に波付コルゲート形状ケ
ーブルが乗って進行することにより、該ゴムタイヤ状ロ
ーラと波形ケーブル外被との間の摩擦係数が小さくな
り、かつ、牽引される波付コルゲート形状ケーブルの振
動が起こらない。したがって大なるケーブル牽引力を要
しないからケーブルに大なる張力がかからずケーブルの
損傷が発生しない。
【0008】従来の柔軟なゴムチューブを用いたガイド
ローラのように柔軟すぎると、その上を波付コルゲート
形状ケーブルが通過するときに、そのケーブル外被の多
数の連続波形がその谷まで深く柔軟ゴムチューブの表面
に過渡に食い込み陥没してしまい、柔軟ゴムチューブ表
面と波形ケーブル外被との接触面積が大になって、ケー
ブル外被と柔軟ゴムチューブとの間の摩擦係数が大にな
る。同様に空気封入ゴムタイヤ状ローラ1も、ゴムタイ
ヤ状ローラ1内の封入空気圧が小さすぎると、ゴムタイ
ヤ状ローラ1の表面が凹みやすくなり、その上に乗って
進行する波付コルゲート形状ケーブルとの間の摩擦係数
が大になって、ケーブルを牽引する張力が増加する。一
方、空気封入ゴムタイヤ状ローラ1内の封入空気圧が大
きすぎると、ゴムタイヤ状ローラ1の表面が硬くなりす
ぎて、その上に乗って進行する波付コルゲート形状ケー
ブル外被の連続する多数の波形が硬いゴムタイヤ状ロー
ラ1の上をつぎつぎに乗り越えることになり、その波形
の乗り越えのたびにゴムタイヤ状ローラ上を通過するケ
ーブルが激しく上下振動を繰り返し、この上下動するケ
ーブルを牽引するのに、上下振動のたびに上方に下がっ
たケーブルを上方に持ち上げる位置エネルギーが余計に
必要となり、大なる牽引力を要し、ケーブルに大なる張
力がかかることになる。
【0009】空気封入ゴムタイヤ状ローラ1内の封入空
気圧は、ケーブルの単位長さ当たりの重量およびケーブ
ル長手方向に配置する低摩擦ケーブルガイドローラの配
置間隔が大であれば、該ゴムタイヤ状ローラ1にかかる
荷重が大になるので、波付コルゲート形状ケーブル外被
の連続する多数の波形が空気封入ゴムタイヤ状ローラ1
の表面に過渡に食い込まないように、該ゴムタイヤ状ロ
ーラ1内の空気圧を大にする必要があり、ケーブルの単
位長さ当たりの重量およびケーブル長手方向の配置間隔
が小で該ゴムタイヤ状ローラ1にかかる荷重が小であれ
ば、該ゴムタイヤ状ローラ1が硬すぎてその上を通過す
る波付コルゲート形状ケーブルが上下振動を起こさない
ように、前記空気圧を小にする必要がある。このゴムタ
イヤ状ローラ1内の封入空気圧は、前記の摩擦係数が小
さくなり、ケーブルが上下振動を起こさないようにする
ためには、ケーブルの単位長さ当たりの重量、タイヤロ
ーラ支持枠台10に並列して取り付ける空気封入ゴムタ
イヤ状ローラ1の並置数、ケーブル長手方向に配置する
低摩擦ケーブルガイドローラの配置間隔、および、波付
コルゲート形状ケーブルの波形のピッチ、深さ等に影響
されるが、おおむね3〜6Kg/cm2 の範囲内に空気圧を
設定する必要がある。
【0010】前記のように波付コルゲート形状ケーブル
Aが空気封入ゴムタイヤ状ローラ1の表面上に乗って通
過するときに、ケーブルの荷重により、ケーブル外被波
形がゴムタイヤ状ローラ1の外周表面1c下に食い込み
陥没してその外周表面1cが凹むケーブル外被陥没凹み
深さd(図16)が、過渡な深さにならず、かつゴムタ
イヤ状ローラ上を通過するケーブルが上下振動を起こす
ことなく、ゴムタイヤ状ローラと波形ケーブル外被との
間の摩擦係数が小さく、ケーブル牽引力が小さくて済む
ようなゴムタイヤ状ローラの硬さを最適にする封入空気
圧は、ケーブル外被波形の山部Mの少なくとも1山、好
ましくは2山〜3山をゴムタイヤ状ローラ外周表面1c
下に陥没させるような空気圧とするのが最適である。
【0011】タイヤ支持枠台10の両側に立設したケー
ブル滑落防止用縦長ローラ11は、空気封入ゴムタイヤ
状ローラ1上を進行する波付コルゲート形状ケーブルが
外側に滑落するのを防ぐ。
【0012】本発明が対象とするケーブルは、前記のよ
うにローラ上に載置されてガイドされ牽引されまたは繰
り出されて布設または張架されるケーブル状の長尺物で
あって、電線、光ケーブル、電気ケーブル等のほかに、
海底送水管や海底送油管等の流体輸送管、および鋼索等
も含むものであり、本発明における「ケーブル」とはこ
れらの種々の長尺物を総称した略称である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
より説明する。図1は本発明の第1の実施形態の低摩擦
ケーブルガイドローラの正面を示し、図2、図3はその
側面と上面を示し、図4は第1の実施形態のタイヤロー
ラ支持枠台の金属パイプ折曲形成枠部を示す。図5は本
発明の装置に使用する空気封入ゴムタイヤ状ローラの1
実施形態を示す。本発明の低摩擦ケーブルガイドローラ
に使用する空気封入ゴムタイヤ状ローラ1は、図5に示
したように、2枚の円盤をボルトで結合したディスクホ
イール2の中心にボールベアリングを用いた軸受部3を
設け、このディスクホイール2の外周に、外径R、巾W
のゴムタイヤ5を取り付け、ゴムタイヤ5の内側中空部
4に直接加圧空気を封入し、もしくは内側中空部4内の
鎖線図示のチューブ4aに加圧空気を封入したものであ
る。このゴムタイヤ5は、表面にトレッドパターン等の
凹凸条5aを有する一般の車輪用タイヤを用い、もしく
は表面が平滑なゴムタイヤを用いる。図5に鎖線で図示
した13は軸受部3を挿通する軸である。
【0014】10は前記の空気封入ゴムタイヤ状ローラ
1を支持するタイヤローラ支持枠台であり、これは、図
4に示したように、金属製のパイプを折曲形成して、方
形水平座枠6の相対向する両辺部6a、6aに逆U字形
の縦形側枠7、7を立設し、各両縦形側枠7、7の各中
央部に取り付けた軸支持板8、8の中間部にそれぞれ軸
挿通カラー9、9を取り付けて空気封入ゴムタイヤ状ロ
ーラ10を構成する。11はケーブル滑落防止用縦長ロ
ーラであり、前記タイヤローラ支持枠台10の両側の軸
支持板8、8の上端部から上方に縦軸12、12を立設
し、この各縦軸12、12にケーブル滑落防止用の縦長
ローラ11、11を回転自在に取り付けたものである。
【0015】前記のタイヤローラ支持枠台10に空気封
入ゴムタイヤ状ローラ1を2個または3個、少なくとも
2個を、平行に並べて取り付ける。図示の実施形態は2
個並列した例を示す。この空気封入ゴムタイヤ状ローラ
1の軸受部3を図1のように軸13に挿通し、この軸1
3をタイヤローラ支持枠台10の相対向する両側の軸支
持板8の軸挿通カラー9に挿通しナット14で固定し
て、並列した2個の空気封入ゴムタイヤ状ローラ1、1
をタイヤローラ支持枠台10に支持させて本発明の第1
の実施形態の低摩擦ケーブルガイドローラを構成する。
前記のタイヤローラ支持枠台10に並列して取り付ける
各空気封入ゴムタイヤ状ローラ1、1の中心間の間隔D
(図1参照)すなわち軸13への取り付け間隔は、たと
えば各空気封入ゴムタイヤ状ローラ1、1間に取付間隔
調整ディスクやスペーサ等を介在させて調整可能にし、
または軸13の取り付け位置固定ねじ装置等により調整
可能にして取り付ける。Sは2個並列した空気封入ゴム
タイヤ状ローラ1、1の対向側面1s、1s間の間隔で
ある。
【0016】図6乃至図9は本発明の低摩擦ケーブルガ
イドローラのタイヤローラ支持枠台10を変形した第2
の実施形態を示し、前記の図1乃至図3と同一符号は同
一部分を示し、ケーブル滑落防止用縦長ローラ11、1
1を立設したタイヤローラ支持枠台10に、前記図5に
示した空気封入ゴムタイヤ状ローラ1を軸13で装着し
て、2個の平行に並ぶ空気封入ゴムタイヤ状ローラ1、
1をタイヤローラ支持枠台10に支持させた構成は前記
第1の実施形態と同様である。
【0017】この第2の実施形態のタイヤローラ支持枠
台10は、図9に示したように、金属パイプを折曲形成
し、2個の相対向する半方形の水平座枠半部15a、1
5bの各々の内向きコ字形折曲辺の両辺部16a、16
bの対向端を上方に立ち上がり折曲して縦杆部17a、
17bを設け、この対向する縦杆部17a、17bの上
端をそれぞれ連結板18、18で連結するとともに、対
向する縦杆部17a、17bの中間部を軸支持板19、
19で連結し、この両側の軸支持板19、19に軸挿通
カラー9、9を設けて、第2の実施形態のタイヤローラ
支持枠台10を構成する。このタイヤローラ支持枠台1
0の連結板18、18上に、図6乃至図8に示したよう
に縦形ローラ軸12、12を立設してこれにケーブル滑
落防止用縦長ローラ11、11を取り付ける。前記のタ
イヤローラ支持枠台10の軸挿通カラー9に、前記第1
実施形態と同様の空気封入ゴムタイヤ状ローラ1の軸1
3を挿通して2個の平行に並べた空気封入ゴムタイヤ状
ローラ1、1をタイヤローラ支持枠台10に支持させて
本発明の第2の実施形態の低摩擦ケーブルガイドローラ
を構成する。
【0018】図10乃至図13に示した実施形態は本発
明の低摩擦ケーブルガイドローラのタイヤローラ支持枠
台10をさらに変形した第3の実施形態である。図1乃
至図3と同一符号は同一部分を示し、ケーブル滑落防止
用縦長ローラ11、11を立設したタイヤローラ支持枠
台10に、空気封入ゴムタイヤ状ローラ1を軸13で装
着して、2個の平行に並ぶ空気封入ゴムタイヤ状ローラ
1、1をタイヤローラ支持枠台10に支持させた構成は
前記第1の実施形態と同様である。
【0019】この第3の実施形態のタイヤローラ支持枠
台10は、図13に示したように、金属製パイプを折曲
して、2個の相対向する水平座枠半部20a、20bと
軸支持板30で構成する。水平座枠半部20a、20b
は、互いに外向きのコ字形に折曲した底杆部21a、2
1bの各両端にそれぞれ∠形に折曲形成した両側杆部2
2a、22bを連続形成したものであり、この∠形両側
杆部22a、22bの上端部を、それぞれ軸支持板3
0、30の下端連結部23にピン軸24で回動可能に連
結する。前記のように水平座枠半部20a、20bの両
側の各上端部に設けた各軸支持板30、30は、それぞ
れ2枚の板25a、25bを複数個のねじ26で結合し
たものであり、この両側の各軸支持板30、30の下半
部27を内方に折曲偏倚させ、この各下半部27にそれ
ぞれ軸挿通カラー9、9を設ける。前記の水平座枠半部
20a、20bの一方の枠半部20aの底杆部21aに
は連結係止片28を固着して、この連結係止片28の先
端に係止鉤片29を設け、この係止鉤片29を他方の枠
半部20bの底杆部21bに係止させることにより、使
用中に水平座枠半部20a、20bがピン軸24を回転
軸として回動して開くことがないようにして、第3実施
形態のタイヤローラ支持枠台10を構成する。図11に
鎖線で図示した水平座枠半部20a′、20b′は連結
係止片28の係止を外しピン軸24を回転軸として鎖線
矢印方向に水平座枠半部20a、20bを回動した状態
を示す。
【0020】前記第3の実施形態のタイヤローラ支持枠
台10は、図10、図11、図12に示したように、両
側の各軸支持板30、30の2枚の板25a、25b
(符号25a、25bは図10と図13に図示)の上端
部間にそれぞれ横軸31、31を挟着して設け、この両
側の軸支持板30、30の上端部の横軸31、31に縦
形ローラ軸12、12を、図12のように互いに対向し
合わないように取付位置をずらせて回動横倒し自在に取
り付け、このローラ軸12、12にケーブル滑落防止用
縦長ローラ11、11を取り付ける。図10の鎖線1
1′はこのケーブル滑落防止用縦長ローラ11が鎖線矢
印方向に回動し横倒しになった状態を示す。前記のよう
に構成した第3の実施形態のタイヤローラ支持枠台10
の軸挿通カラー9、9に前記第1実施形態と同様に空気
封入ゴムタイヤ状ローラ1の軸13を挿通し、2個平行
に並べた空気封入ゴムタイヤ状ローラ1、1をタイヤロ
ーラ支持枠台10に支持させて本発明の第3の実施形態
の低摩擦ケーブルガイドローラを構成する。この第3の
実施形態は、図11に鎖線で図示したように連結係止片
28の係止を外しタイヤローラ支持枠台10の水平座枠
半部20a、20bをピン軸24を回転軸として鎖線矢
印の上方に回動し、また図10に鎖線11′で図示した
ようにケーブル滑落防止用縦長ローラ11、11を鎖線
矢印方向に横倒しすることができ、装置全体が小さく折
りたたまれて運搬が便利になる。
【0021】前記の各実施形態のように構成した本発明
の低摩擦ケーブルガイドローラは、図14、図15に示
したように、外被が波付コルゲート形状のケーブルを布
設工事において延線しまたは製作工程において牽引する
する際に、ケーブルの下側に前記の低摩擦ケーブルガイ
ドローラを間隔をおいて複数個配置し、その空気封入ゴ
ムタイヤ状ローラ1の上にケーブルAを乗せガイドして
進行させる。図14、図15は前記第1実施形態の低摩
擦ケーブルガイドローラを使用した場合を示したが、第
2、第3実施形態の場合も同様である。ケーブルの軸線
方向に見た状態を図示した図14とケーブルを側方から
見た状態を図示した図15のように、タイヤローラ支持
枠台10に少なくとも2個並列して支持した空気封入ゴ
ムタイヤ状ローラ1、1上に波付コルゲート形状ケーブ
ルAを乗せて図14の矢印方向にケーブルAを引張る
と、図16に示したように、空気封入ゴムタイヤ状ロー
ラ1の表面上に乗って通過する波付コルゲート形状ケー
ブルAのケーブル荷重により、ケーブル外被波形(山部
Mと谷部V、または山部M)がゴムタイヤ状ローラの表
面1c(破線図示)下に食い込みタイヤ表面1cが陥没
して凹むが、空気封入ゴムタイヤ状ローラ1の空気圧を
適切にすることにより、このケーブル外被陥没凹み深さ
dが過渡に深くならず、ゴムタイヤ状ローラ上を通過す
るケーブルが上下振動を起こさず、波付コルゲート形状
ケーブル外被と空気封入ゴムタイヤ状ローラ1との間の
摩擦係数は従来のガイドローラよりも格段に小さくな
り、ケーブル牽引力が小さくて済み、ケーブル被覆を損
傷せずに牽引することができる。
【0022】前記のケーブル外被陥没凹み深さdが最適
になるような空気封入ゴムタイヤ状ローラの空気圧は、
波付コルゲート形状ケーブルAが空気封入ゴムタイヤ状
ローラ1の表面上に乗って通過するときに、そのケーブ
ルの荷重により、ケーブル外被の波形がゴムタイヤ状ロ
ーラ1の外周表面1c下に食い込み陥没して該ゴムタイ
ヤ状ローラ外周表面が凹むゴムタイヤ状ローラの硬さ
が、ケーブル外被波形の山部Mの少なくとも1山、好ま
しくは2山〜3山分をゴムタイヤ状ローラ外周表面1c
下に陥没させるような、空気圧とするのが望ましい。
【0023】
【実施例】前記第1の実施形態の低摩擦ケーブルガイド
ローラを使用し空気封入ゴムタイヤ状ローラ1にタイヤ
外径Rが225mm、タイヤ巾Wが65mmのゴムタイ
ヤを用いて、波付コルゲート形状ケーブルを支受けして
牽引し、そのケーブル荷重を40kgf、80kgf、
120kgf、160kgf、200kgfとし、ゴム
タイヤ状ローラ1に封入する空気圧を1〜5気圧とした
ときの、各空気圧とケーブル荷重によるケーブル外被陥
没凹み深さdの関係は、図17および図18に示したよ
うな結果が得られた。また、ゴムタイヤ状ローラの各空
気圧とケーブル荷重によるケーブル外被と空気封入ゴム
タイヤ状ローラとの間の摩擦係数は図19に示したよう
な結果が得られた。なお、前記の図17、図18、図1
9の実験において使用したケーブルは、275kv、C
AZV1×1400°、ケーブル単位重量27.6kg
/m、ケーブル外径141.60mm、波付コルゲート
形状外被の波高6.7mm、波形ピッチ34mmであ
る。各荷重条件に対し、波付コルゲート形状外被の山部
と空気封入ゴムタイヤ状ローラ1の接触箇所が、1〜2
箇所、または、ケーブル外被陥没凹み深さdが13〜1
4mm前後になるように空気封入ゴムタイヤ状ローラ1
の空気圧を調整して、摩擦係数を低減する。
【0024】また、前記のように構成した本発明につい
て実験したところ、以下のように良好な結果がえられ
た。前記第1の実施形態の低摩擦ケーブルガイドローラ
を使用し、タイヤ外径Rが225mmの空気封入ゴムタ
イヤ状ローラ1を用いて、ケーブル外径φが140〜1
70mmの波付コルゲート形状ケーブルを平均引張荷重
28.6Kgfで牽引するものとし、タイヤローラ支持枠
台10に並列する2個の空気封入ゴムタイヤ状ローラ
1、1の中心間の間隔Dと空気封入ゴムタイヤ状ローラ
1内の封入空気圧を下記の(1)〜(6)の6例に設定
して試験し種々の条件下における摩擦係数を測定した。
以下のタイヤ方式(1)〜(6)は、下記の各タイヤ間
隔Dとタイヤ内空気圧に設定した6例である。 タイヤ方式(1):波付コルゲート形状ケーブルAを、2個並列の空気封入ゴム タイヤ状ローラ1、1の間の上ではなく、1個のタイヤ状ロ ーラの直上に乗せた。 タイヤ内空気圧=5Kgf/cm2 タイヤ方式(2):タイヤ間隔D=80mm タイヤ内空気圧=5Kgf/cm2 タイヤ方式(3):タイヤ間隔D=130mm タイヤ内空気圧=5Kgf/cm2 タイヤ方式(4):タイヤ間隔D=160mm タイヤ内空気圧=1Kgf/cm2 タイヤ方式(5):タイヤ間隔D=160mm タイヤ内空気圧=5Kgf/cm2 タイヤ方式(6):タイヤ間隔D=180mm タイヤ内空気圧=5Kgf/cm2 (タイヤ間隔Dは前記ゴムタイヤ状ローラ1、1の中心間の間隔である。) また、1条の波付コルゲート形状ケーブルを牽引するの
に、前記第1実施形態の低摩擦ケーブルガイドローラを
複数個用い一定間隔ごとにケーブル下側に配置してケー
ブルを支持するようにし、ケーブル支持間隔を1.5m
とした場合、および2.0mとした場合、および2.5
mとした場合、および3.0mとした場合について試験
した。ケーブル支持間隔は、波付コルゲート形状ケーブ
ルの下側に一定間隔ごとに配置する複数個の本発明低摩
擦ケーブルケーブルガイドローラの配置間隔である。
【0025】前記のケーブル支持間隔を1.5mとした
場合の摩擦係数の測定結果は以下のとおりであった。 これに対し比較例として、現行ローラ、フリーバランス
コロ、ばね式上下ローラ、3本使用ローラ、4本使用ロ
ーラの各例についての測定結果は以下のとおりであっ
た。 (イ)現行ローラ:平均摩擦係数=0.170 (ロ)フリーバランスコロ:平均摩擦係数=0.080 (ハ)ばね式上下ローラ:平均摩擦係数=0.111 (ニ)3本使用ローラ:平均摩擦係数=0.157 (ホ)4本使用ローラ:平均摩擦係数=0.096
【0026】また、前記の各タイヤ間隔Dとタイヤ内空
気圧の各条件に設定したタイヤ方式(1)〜(6)の低
摩擦ケーブルガイドローラについて試験をしたところ図
20乃至図31に示した結果が得られた。なお、図18
における横軸の固定、固定なし、移動は、前記第1実施
形態の低摩擦ケーブルガイドローラを架台に固定した場
合の固定、架台に固定せず直置した場合の固定なし、架
台の下に25.4mmのパイプを並べてフリー状態にし
た場合の移動である。
【0027】また、波付コルゲート形状ケーブルの単位
重量27.6Kg/m、ケーブル外径141.60mm、
波付コルゲート外被の波高6.7mm、波付ピッチ34
mmのケーブルを第1実施形態の低摩擦ケーブルガイド
ローラの外径225mmの空気封入ゴムタイヤ状ローラ
上に乗せて牽引する試験をした。2個並列した両タイヤ
の対向側面1s、1sの間隔S(図1、図15)を種々
に設定した場合のケーブル重量と摩擦係数との関係は図
32に示した結果がえられた。また、空気封入ゴムタイ
ヤ状ローラの空気圧(タイヤ空気圧)を変えた場合のケ
ーブル重量と摩擦係数との関係は図33に示した結果が
えられた。また、両タイヤの対向側面間隔Sをゼロとし
た場合のタイヤ空気圧と摩擦係数との関係は図34に示
した結果がえられた。また、ケーブル重量を変えた場合
のタイヤ空気圧と摩擦係数との関係は図35に示した結
果がえられた。また、ケーブル重量を一定とした場合の
両タイヤ対向側面間隔Sと摩擦係数との関係は図36に
示した結果がえられた。また、タイヤ空気圧を変えた場
合のタイヤ対向側面間隔Sと摩擦係数との関係は図37
に示した結果がえられた。
【0028】以上の試験結果のとおり、本発明の装置は
従来例よりも小さい摩擦係数を実現することができた。
なお、本発明の前記第2および第3の実施形態について
も前記試験結果と同様である。
【0029】
【発明の効果】前記のように本発明の低摩擦ケーブルガ
イドローラは、少なくとも2個の空気封入ゴムタイヤ状
ローラを並列してタイヤローラ支持枠台に取り付けたの
で、従来の柔軟なゴムチューブローラのように波付コル
ゲート形状ケーブル外被の多数の連続波形の山が食い込
むことがなく、摩擦係数が小さくなり、牽引される波付
コルゲート形状ケーブルの上下振動が起こらず、ケーブ
ルの損傷を防止することができる。
【0030】また、タイヤローラ支持枠台上の両側にケ
ーブル滑落防止用縦長ローラを立設したので、タイヤロ
ーラ部上を進行するケーブルがタイヤの外側に滑落する
のを防ぐことができる。
【0031】また、空気封入ゴムタイヤ状ローラ内の空
気圧を、ゴムタイヤ状ローラ上を乗り越えて通過する波
付コルゲート形状ケーブルの外被波形の少なくとも1山
がゴムタイヤ状ローラ外周表面下に陥没するような空気
圧としたことにより、空気封入ゴムタイヤ状ローラの表
面上に乗って通過する波付コルゲート形状ケーブルの波
形が過渡に食い込まず、該ゴムタイヤ状ローラ上を通過
するケーブルが上下振動を起こさず、該ゴムタイヤ状ロ
ーラとケーブル外被との間の摩擦係数が小さくケーブル
牽引力を小さくでき、ケーブルに過渡の張力がかから
ず、ケーブルを損傷させることなく牽引することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の正面図
【図2】本発明の第1の実施形態の側面図
【図3】本発明の第1の実施形態の上面図
【図4】本発明のタイヤローラ部を上半部断面で示した
【図5】本発明の第1の実施形態のタイヤローラ支持枠
台の説明用斜視図
【図6】本発明の第2の実施形態の正面図
【図7】本発明の第2の実施形態の側面図
【図8】本発明の第1の実施形態の上面図
【図9】本発明の第2の実施形態のタイヤローラ支持枠
台の説明用斜視図
【図10】本発明の第3の実施形態の正面図
【図11】本発明の第3の実施形態の側面図
【図12】本発明の第3の実施形態の上面図
【図13】本発明の第3の実施形態のタイヤローラ支持
枠台の説明用斜視図
【図14】本発明の装置のケーブル支受状態を示す側面
【図15】本発明の装置のケーブル支受状態を示す正面
【図16】空気封入ゴムタイヤ状ローラと波付コルゲー
トケーブル外被の接触状態図
【図17】タイヤ空気圧とケーブル荷重によるケーブル
外被陥没凹み深さの関係を示す図
【図18】タイヤ空気圧とケーブル荷重によるケーブル
外被陥没凹み深さの関係データを示す図
【図19】タイヤ空気圧とケーブル荷重による摩擦係数
測定データを示す図
【図20】本発明装置のタイヤ方式(1)の試験結果を
示す図
【図21】本発明装置のタイヤ方式(1)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図22】本発明装置のタイヤ方式(2)の試験結果を
示す図
【図23】本発明装置のタイヤ方式(2)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図24】本発明装置のタイヤ方式(3)の試験結果を
示す図
【図25】本発明装置のタイヤ方式(3)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図26】本発明装置のタイヤ方式(4)の試験結果を
示す図
【図27】本発明装置のタイヤ方式(4)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図28】本発明装置のタイヤ方式(5)の試験結果を
示す図
【図29】本発明装置のタイヤ方式(5)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図30】本発明装置のタイヤ方式(6)の試験結果を
示す図
【図31】本発明装置のタイヤ方式(6)の試験結果の
摩擦係数測定データを示す図
【図32】本発明装置の種々のスペーサ間隔における種
々のケーブル重量についての摩擦係数測定データを示す
【図33】本発明装置のケーブル重量と摩擦係数との関
係を示す図
【図34】本発明装置の種々のタイヤ内空気圧について
の摩擦係数測定データを示す図
【図35】本発明装置のタイヤ内空気圧と摩擦係数との
関係を示す図
【図36】本発明装置の種々のスペーサ間隔についての
摩擦係数測定データを示す図
【図37】本発明装置のスペーサ間隔と摩擦係数との関
係を示す図
【符号の説明】
1:空気封入ゴムタイヤ状ローラ 10:タイヤローラ支持枠台 11:ケーブル滑落防止用縦長ローラ A:波付コルゲート形状ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸幸 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須電 機鉄工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側にケーブル滑落防止用縦長ローラを立
    設したタイヤローラ支持枠台に、空気封入ゴムタイヤ状
    ローラを少なくとも2個並列して取り付けたことを特徴
    とする低摩擦ケーブルガイドローラ。
  2. 【請求項2】空気封入ゴムタイヤ状ローラ内の空気圧
    を、該ゴムタイヤ状ローラ上を乗り越えて通過する波付
    コルゲート形状ケーブルの外被波形の少なくとも1山を
    ゴムタイヤ状ローラ外周表面下に陥没させる空気圧とし
    たことを特徴とする請求項1の低摩擦ケーブルガイドロ
    ーラ。
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