JPH0965235A - 端末装置及び端末制御装置 - Google Patents

端末装置及び端末制御装置

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JPH0965235A
JPH0965235A JP24541195A JP24541195A JPH0965235A JP H0965235 A JPH0965235 A JP H0965235A JP 24541195 A JP24541195 A JP 24541195A JP 24541195 A JP24541195 A JP 24541195A JP H0965235 A JPH0965235 A JP H0965235A
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Kazuya Maejima
一也 前嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての端末装置の出力ビデオ信号が、端末制
御装置から送出される制御専用チャンネルのビデオ信号
のタイミングに同期するようにする。 【解決手段】 外部同期回路33が制御用チューナ13
で復調されたアナログビデオ信号に同期した基準クロッ
ク、水平・垂直同期信号等を生成し、一方、映像用チュ
ーナ15で復調されたアナログビデオ信号はA/D変換
後フレームメモリ28に書き込まれ、外部同期回路33
で生成したタイミング信号に同期して、書き込みとは非
同期にビデオデータがフレームメモリ28から読み出さ
れ、D/A変換後ビデオ信号として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばCATV
システムにおける端末装置および端末制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平6−178298
号公報に示された従来のCATV端末制御装置の構成図
である。図において、CATV端末制御装置1は、後述
の各CATV端末装置2(図9)を制御するためのCP
U3からの制御データを一時格納しておくRAM4と、
このRAM4に格納された制御データを繰り返し読み出
してアナログビデオ信号を生成する生成手段5と、この
生成手段5から出力されるアナログビデオ信号を変調し
て制御専用チャンネルとして送出するRFモジュレータ
6とを備えている。また、61・・・6nは放送(1〜
n)映像用のRFモジュレータ、12は上記RFモジュ
レータ6,61・・・6nの各信号を周波数多重してロー
カルに送出する混合器である。
【0003】上記生成手段5は、CPU3からのCAT
V端末装置2を制御する制御データのRAM4への書き
込み/読み出しの切り替え制御を行うリードライト制御
部7と、RAM4から読み出されたCATV端末装置2
に対する制御データをパラレルビットデータからシリア
ルビットデータに変換するパラレル/シリアル変換器8
と、シリアルビットデータの論理「1」のデータを輝度
レベル100%,論理「0」のデータを輝度レベル0%
のアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器9
と、前記RAM4,リードライト制御部7,パラレル/
シリアル変換器8及びデジタル/アナログ変換器9を動
作させるのに必要なタイミング信号と水平・垂直同期信
号を生成するタイミングジェネレータ11と、デジタル
/アナログ変換器9出力のアナログ信号にタイミングジ
ェネレータ11からの水平・垂直同期信号を付加してア
ナログビデオ信号にする加算器10から構成される。
【0004】次に、上記CATV端末制御装置の動作に
ついて説明する。複数のCATV端末装置2(図9)を
制御するための制御データを、リードライト制御部7を
ライト側に切り替えてCPU3からRAM4に書き込
む。そして、制御データ書き込み後、リードライト制御
部7をリード側に切り替えて、このRAM4の制御デー
タを、タイミングジェネレータ11から出力される同期
信号に対応するビデオ信号のタイミングで読み出され
る。読み出した制御データは、パラレル/シリアル変換
器8によってシリアルデータに変換され、さらにシリア
ルデータに変換された制御データはデジタル/アナログ
変換器9によってアナログ信号に変換される。そして、
水平・垂直同期信号が加算器10により付加されてアナ
ログビデオ信号とされ、RFモジュレータ6でRF信号
に変調されて制御専用チャンネルとして送出される。
【0005】ここで、RAM4に格納されている各CA
TV端末装置2の制御データと、この制御データに基づ
いて生成されたアナログビデオ信号のTV画面との対応
関係としては、例えば、1からnまでの各CATV端末
装置2に対応する各制御データが、1水平走査線のアナ
ログビデオ信号に変換されて送出されるように構成され
ている。
【0006】図9は特開平6−178298号公報に示
された従来のCATV端末装置である。図において、3
5はローカル側にあってセンター側(端末制御装置1,
放送1〜放送n;図8)から送出されたRF信号をCA
TV端末装置2に分岐する分岐器、17はCATV端末
装置2から最終的に出力される映像信号を表示する表示
器、例えばTVモニタである。CATV端末装置2は、
周波数多重されたRF信号の中から制御専用チャンネル
のRF信号を選択してアナログビデオ信号を復調する制
御用チューナ13と、この制御用チューナ13出力のア
ナログビデオ信号データから制御データを再生する再生
手段14と、周波数多重されたRF信号の中から放送映
像用チャンネルのRF信号を選択してアナログビデオ信
号を復調する映像用チューナ15と、映像用チューナ1
5出力のアナログビデオ信号を処理するビデオ処理部1
6と、再生手段14で再生された制御データに基づいて
映像用チューナ15及びビデオ処理部16を制御するC
PU18を備えている。
【0007】アナログビデオ信号から制御データを再生
する再生手段14は、制御用チューナ13出力のアナロ
グビデオ信号から輝度(Y)信号を分離する輝度(Y)
信号分離部19と、さらにY信号から同期信号を分離す
る同期信号分離部20と、あらかじめ各CATV端末装
置2に設定されているアドレス情報21と、同期信号及
びアドレス情報21に基づいて各部のタイミングをとる
タイミングジェネレータ22と、輝度信号をシリアルビ
ットの制御データに変換するコンパレータ23と、シリ
アルビットの制御データをパラレルビットデータに変換
するシリアル/パラレル変換器24と、このシリアル/
パラレル変換器24からの制御データを一時格納するレ
ジスタ25とを備えている。
【0008】次に、上記CATV端末装置の動作につい
て説明する。このCATV端末装置2では、センター側
(端末制御装置1,放送1〜放送n)から送られてくる
周波数多重されたRF信号の中から制御専用チャンネル
のRF信号を制御用チューナ13で選択してアナログビ
デオ信号に復調する。そして、再生手段14によってア
ナログビデオ信号から制御データを再生し、レジスタ2
5に一時格納する。その後、各CATV端末装置2に固
有のアドレス情報21に基づいて当該CATV端末装置
2に対応する制御データがレジスタ25からCPU18
に与えられる。CPU18では、この制御データに基づ
いて、チューナ15及びビデオ処理回路16を制御して
指定されたチャンネルの映像をTVモニタ17に映し出
すものである。
【0009】この従来例では、1からnまでの各CAT
V端末装置2に対応する各制御データが、1水平走査線
毎のアナログビデオ信号に変換されて送出されるので、
第m番目の端末装置2であれば第m番目の水平走査線に
対応するアナログビデオ信号から再生された制御データ
が与えられることになる。
【0010】また、図10は上記の様なCATV端末装
置を用いてマルチビジョン表示を実現するためのシステ
ム構成を示す図である。図において、51はCATV端
末装置2の出力同期をとるためのタイムベースコレク
タ、52はタイミベースコレクタ51やマトリックスス
イッチャ55の基準となる映像信号を発生する信号源、
53は入力ビデオ信号を4倍に拡大して出力する拡大
器、54は拡大器53及びマトリックススイッチャ55
を制御するためのマルチビジョンコントローラ、55は
拡大器53への入力や各表示装置への表示信号を選択す
るマトリックススイッチャ、56はマルチビジョン用表
示装置である。
【0011】次に、上記マルチビジョン表示の動作につ
いて説明する。マルチビジョン表示の映像ソースとなる
CATV端末装置2の出力映像信号は、タイムベースコ
レクタ51によって同期を合せた後、マトリックススイ
ッチャ55に入力される。このCATV端末装置2の出
力映像信号の1つが、マトリックススイッチャ55から
拡大器53の入力として出力される。この拡大器53及
びCATV端末装置2の出力映像信号の中から、各マル
チビジョン表示装置56に対して映像信号が選択出力さ
れる。マルチビジョンコントローラ54は拡大器53と
マトリックススイッチャ55を制御して様々なパターン
のマルチビジョン表示を実現する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のCATV端末装
置は上記のように構成されているので、例えば図10の
マルチビジョン表示を行う場合のように、複数の端末装
置2の映像信号を切り替えて1台の表示装置に入力する
と、切替え時の表示の同期が乱れるという問題点があっ
た。また、これを回避するため各CATV端末装置の出
力にタイムベースコレクタを入れなければならないとい
う問題点があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、すべての端末装置の出力ビデ
オ信号が、制御専用チャンネルのビデオ信号のタイミン
グに同期するように構成された端末装置を提供すること
を目的とする。また、制御専用チャンネルに異常が発生
した場合でも内部同期にてビデオ出力が可能な端末装置
を得る。更に、複数の端末装置の表示更新を同時に行う
ことが可能な端末装置を提供する。
【0014】また、複数種類の静止画を一定のスケジュ
ールで繰返し表示する場合、静止画の登録と、表示の順
番、時間、繰返し回数を最初に指定するだけで実現可能
な端末装置を得る。また、端末装置の台数が増えても、
複数フレームに渡る制御データを送出でき、さらに制御
データが少ない場合は空フレームを送出しないような端
末制御装置を得る。
【0015】また、あるチャンネルの動画から違うチャ
ンネルの映像をフレームメモリに取込んだ静止画に切替
えるとき、制御専用チャンネルの同じフレームにのせら
れた制御データにより、複数の端末装置の表示切替を同
時に行える端末装置を得る。また、端末装置の表示を切
替えるとき、ワイプ等の動きのあるエフェクトや、様々
なパターンによる2画面の重ね合わせ表示が可能な端末
制御装置を得ることを目的とする。
【0016】更に、他の端末装置と同期をとる必要のな
い端末装置で、フレームメモリを用いた静止画を表示し
ない場合には、必要のないビデオ処理をバイパスし、映
像用チューナの出力をそのまま出力することで、画質の
劣化を抑え、同時に不必要な電力を消費しないようにす
る端末装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る端
末装置は、制御用チューナで復調されたアナログビデオ
信号に同期した基準クロック、水平同期信号、垂直同期
信号などを生成する外部同期回路を設けるとともに、セ
ンター側(端末制御装置1,放送1〜n)から送出され
る放送映像用チャンネルのRF信号を復調する映像用チ
ューナで復調されたアナログビデオ信号をA/D変換し
て書き込むフレームメモリを設け、上記外部同期回路で
生成したタイミング信号に合わせて、書き込みとは非同
期にビデオデータがフレームメモリから読み出される。
このようにして、全ての端末装置の出力ビデオ信号は、
制御専用チャンネルのビデオ信号に同期させることがで
きる。
【0018】請求項2項及び3項の端末装置は、上記と
同様の外部同期回路に加え、静止画ビデオデータを保持
できるフレームメモリを複数備えるとともに、書き込み
を行うフレームメモリを選択するライトデータセレクタ
と、読み出しを行うフレームメモリを選択するリードデ
ータセレクタと、これらのセレクタを制御するCPUを
備えている。CPUはライトデータセレクタを制御して
指定されたフレームメモリに静止画データの格納を行
い、リードデータセレクタを制御して表示順、時間、繰
返し回数を制御しながら表示の切替えを行う。また、各
端末装置に表示したい静止画データを格納した後、各端
末装置に対する表示切替えのコマンドを同一フレームの
制御データにのせて送出することにより複数の端末装置
の表示の切替えをフレーム単位で合せることができる。
【0019】請求項4の端末装置は、制御用チューナ出
力のアナログビデオ信号から同期信号を分離する同期分
離回路と、分離した同期信号が異常であることを検出す
る同期異常検出回路と、分離した同期信号に同期したク
ロックと同期信号を発生する外部同期回路と、基準とな
るクロックを発生する発振器とそれを分周して同期信号
を発生する内部同期回路を備え、同期異常検出回路が異
常を検出した場合には内部同期回路が発生した安定した
同期信号を基準に、また同期異常検出回路が異常を検出
しない場合には外部同期回路が発生した同期信号を基準
に、ビデオ信号を出力するものである。
【0020】請求項5の端末制御装置は、制御データが
格納される複数のフレームメモリからなる記憶部と、制
御データを読み出してアナログ信号に変換するとともに
同期信号を付加してアナログビデオ信号を生成する手段
と、アナログビデオ信号を変調して制御専用チャンネル
として送出するRFモジュレータを備え、上記複数のフ
レームメモリから1つのフレームメモリを読み出しデー
タを選択して出力する読み出しデータセレクタと、制御
データが全くのっていないフレームを検出する空フレー
ム検出回路と、フレームをカウントし空フレームを検出
したらリセットされるフレームカウンタを備え、このフ
レームカウンタのカウント値により読み出すフレームメ
モリを順次選択する。
【0021】請求項6の端末装置は、放送映像用のRF
信号を映像用チューナでアナログビデオ信号に復調し、
デジタル変換してフレームメモリに取り込む映像ビデオ
処理系統を複数系統備え、フレームメモリからの読み出
しは制御専用チャンネルに同期した各系統共通の外部同
期回路及びリードタイミング発生回路の制御により行わ
れ、これらのリードデータの中から1系統のリードデー
タがリードデータセレクタにより選択出力される。即
ち、例えばあるチャンネルの動画映像から違うチャンネ
ルの静止画に切替える場合は、最初は動画が書き込まれ
たフレームメモリから読み出されたビデオデータが選択
出力されるようにリードデータセレクタが制御され、動
画が表示される。動画を表示している間に、次に表示す
る静止画を別の系統のフレームメモリに書込み保持す
る。表示同期を取りたい全ての端末装置の静止画格納が
終了したら、表示切替の制御コマンドが端末制御装置か
ら送出され、これに従い、指定された複数の端末装置は
同時にリードデータセレクタを指定された別系統のリー
ドデータに切替える。従って、動画から静止画に切替え
るときも複数の端末間で同時に行える。
【0022】請求項7の端末装置は、請求項6に追加し
て、内蔵のCPUにアクセス可能で制御データに基づい
て制御され、フレームメモリと同期してマスクデータが
読み出されるマスクメモリと、このマスクデータにより
各系統のフレームメモリのリードデータから1系統のリ
ードデータを選択して出力するリードデータセレクタを
備えたものである。
【0023】請求項8の端末装置は、他の端末装置と同
期をとる必要の有無を設定する同期モード設定スイッチ
と、このスイッチが同期不要の設定でかつ制御コマンド
が静止画表示を行わない場合に、映像用チューナで復調
したアナログビデオ信号をデジタル変換してフレームメ
モリに取り込みこのフレームメモリから制御専用チャン
ネルのアナログビデオ信号に同期して映像データを読み
出すためのビデオ処理回路(パワーセーブ対象回路;外
部同期回路、デコーダ、A/D変換器、フレームメモ
リ、D/A変換器、エンコーダ、タイミング発生回路
等)への電源供給をオフする電源切替部と、上記ビデオ
処理回路出力と映像チューナ出力の一方を選択する出力
選択部を備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1(請求項1).図1は、この発明の実施の
形態1による端末装置を示す構成図である。図におい
て、CATV端末装置2は、周波数多重されたRF信号
の中から制御専用チャンネルのRF信号を選択してアナ
ログビデオ信号を復調する制御用チューナ13と、上記
アナログビデオ信号から制御データを再生する再生手段
14と、放送映像用のRF信号をアナログビデオ信号に
復調する映像用チューナ15と、上記制御データに従い
端末装置の表示を制御するCPU18と、映像用チュー
ナ出力のコンポジットビデオ信号を輝度信号と色差信号
に変換するデコーダ26と、アナログビデオ信号をデジ
タルビデオデータに変換するA/D変換器27と、デジ
タルビデオデータを非同期に書き込み/読み出し可能な
フレームメモリ28と、デジタルビデオデータをアナロ
グビデオ信号に変換するD/A変換器29と、輝度信号
と色差信号からコンポジットビデオ信号に変換するエン
コーダ30と、フレームメモリ28への書き込みを制御
するライトタイミング発生回路31と、フレームメモリ
28からの読み出しを制御するリードタイミング発生回
路32と、制御専用チャンネルのビデオ信号に同期した
基準クロックや水平・垂直同期信号を発生する外部同期
回路33とにより構成されている。なお、35はCAT
V端末装置用のRF信号の分岐器である。
【0025】上記再生手段14は、従来例に記載の通
り、制御用チューナ13出力のアナログビデオ信号から
輝度(Y)信号を分離するY信号分離部19と、さらに
Y信号から同期信号を分離する同期信号分離部20と、
あらかじめ各CATV端末装置2に設定されているアド
レス情報21と、同期信号及びアドレス情報21に基づ
いて各部のタイミングをとるタイミングジェネレータ2
2と、輝度信号をシリアルビットの制御データに変換す
るコンパレータ23と、シリアルビットの制御データを
パラレルビットデータに変換するシリアル/パラレル変
換器24と、このシリアル/パラレル変換器24からの
制御データを一時格納するレジスタ25とを備えてい
る。
【0026】次に、上記CATV端末装置の動作につい
て説明する。CATV端末装置2において、制御用チュ
ーナ13はCATV端末制御装置1が送出する制御専用
チャンネルのRF信号を常時アナログビデオ信号に復調
し、再生手段14はこのビデオ信号から制御データを再
生する。CPU18はこの制御データに従い映像用チュ
ーナ15のチャンネルを切替えるとともに、ライトタイ
ミング発生回路31を通してフレームメモリ28へのデ
ジタルビデオデータの書き込み継続と停止を制御する。
映像用チューナ15の出力ビデオ信号は、デコーダ26
で輝度信号と色差信号にデコードされた後、A/D変換
器27によりデジタルビデオデータに変換され、上記ラ
イトタイミング発生回路31の制御によりフレームメモ
リ28に書き込まれる。ライトタイミング発生回路31
は、デコーダ26が分離した同期信号を基にライト制御
信号を生成する。外部同期回路33は、制御用チューナ
15の出力ビデオ信号から再生手段14で分離された同
期信号を基に、クロックや水平・垂直同期信号を生成す
る。リードタイミング発生回路32は、これらをもとに
フレームメモリ28の読み出しを制御する。読み出され
たデジタルビデオデータはD/A変換器29でアナログ
ビデオ信号に変換された後、エンコーダ30でコンポジ
ット信号にエンコードされ出力される。このようなフレ
ームメモリ28での時間軸変換により、全てのCATV
端末装置2の出力ビデオ信号は、端末制御装置1が送信
する制御専用チャンネルに同期する。
【0027】実施の形態2(請求項2、3).図2は実
施の形態2に係る端末装置の構成図であり、この実施の
形態では、複数のフレームメモリ281〜28nと、この
複数のフレームメモリ281〜28nの中から書き込みを
行うメモリを選択するライトデータセレクタ36と、複
数のフレームメモリ281〜28nのリードデータから1
系統を選択するリードデータセレクタ37とを備えてい
る。そして、上記両データセレクタ36,37はCPU
18により制御される。なお、その他の構成は図1(実
施の形態1)と同様であるので説明を省略する。
【0028】次に、動作について説明する。この端末装
置2において通常の表示(動画)を行いたいときは、ラ
イトデータセレクタ36とリードデータセレクタ37は
同じフレームメモリを選択するように、制御データに従
ってCPU18が両セレクタを制御する。また、静止画
を取り込むときには、取込み先のフレームメモリをライ
トデータセレクタ36で選択し、最低1フレーム期間書
き込みを行なってから書き込みを停止するようにCPU
18がライトタイミング発生回路31を制御する。この
とき、映像用チューナ15は静止画の取り込みに使用さ
れているため、他のチャンネルの表示はできない。ただ
し、書き込みを実施しない他のフレームメモリからの読
み出しはリードデータセレクタ37を制御することによ
り可能である。このように、フレームメモリ28のライ
ト側とリード側を組み合わせて制御することにより、静
止画から静止画、静止画から動画の切替え動作におい
て、制御データにより他の端末装置と表示切替タイミン
グを合わすことができる。全ての端末装置のビデオ出力
は制御専用チャンネルに同期しているので、端末制御装
置から複数の端末装置への表示切替えの制御データを同
一フレームに送出することにより表示切替えは同一フレ
ームで行なえる。
【0029】次に、CATV端末装置における静止画の
自動切替動作について説明する。ここで静止画の自動切
替とは、予め格納された複数フレームの静止画を設定さ
れた順番、時間で表示切替を繰り返すことである。ま
ず、上記の静止画の取込みと同じ動作により、必要な静
止画を制御データで指定されたフレームメモリに取り込
む。そして、静止画の自動更新のための制御データによ
り、表示の順番、各静止画の表示時間、1連のシーケン
スの繰り返し回数が設定され、これに基づき、CPU1
8がリードデータセレクタ37を順次制御して静止画の
自動切替を行う。ここでは、静止画の更新について述べ
たが、ライトデータセレクタ36も制御することにより
このシーケンス中に指定チャンネルの動画を取り込むこ
ともできる。
【0030】実施の形態3(請求項4に対応).図3は
実施の形態3に係る端末装置の構成図であり、39は制
御専用チャンネルの異常を検出する同期検出回路、34
は内部同期で動作するとき基準となるクロックを発生す
る水晶発振器、45は水晶発振器34のクロックを分周
して同期信号を生成する内部同期回路、38は外部同期
回路33と内部同期回路45の出力を切替える同期信号
セレクタである。
【0031】次に動作について説明する。同期検出回路
39は常に制御用チューナ13の水平同期信号と垂直同
期信号の異常を監視し、その検出結果をCATV端末装
置2のCPU18に対して出力する。CPU18はその
検出結果により、同期信号が正常な場合は外部同期回路
33の出力を選択し、異常な場合は水晶発振器34のク
ロックを基に動作する内部同期回路45の出力を選択す
るように、同期信号セレクタ38を制御する。
【0032】実施の形態4(請求項5).図4は実施の
形態4に係る端末制御装置の構成を示したものである。
図において、441〜44mはCATV端末装置2に対す
る制御データを格納するフレームメモリ構成の記憶部、
40はCPU3から出力されるCATV端末装置2に対
する制御データを複数のフレームメモリ構成の記憶部4
4に振り分ける書込みデータ切替部、41は複数のフレ
ームメモリ構成の記憶部44からCATV端末装置2に
対する制御データを読み出す際に、一つのフレームメモ
リ構成の記憶部44を選択する読み出しデータ切替部、
43はフレームをカウントするフレームカウンタ、42
は読み出しデータ切替部41により切り替えられるフレ
ームメモリ構成の記憶部44の中からCATV端末装置
2に対する制御データが書き込まれていないフレームメ
モリ構成の記憶部44を検出し、検出したらフレームカ
ウンタ43をリセットする空フレーム検出回路である。
【0033】次に、上記端末制御装置の動作について説
明する。CPU3から出力された、CATV端末制御装
置1のCATV端末装置2に対する制御データを、書込
みデータ切替部40により切り替えられたフレームメモ
リ構成の記憶部44に書き込んで行く。CATV端末装
置2の台数が多い場合であってCATV端末制御装置1
のCATV端末装置2に対する制御データが一つのフレ
ームメモリ構成の記憶部44に格納しきれない場合は、
書込みデータ切替部40により切り替えられた次のフレ
ームメモリ構成の記憶部44に順次書き込んで行く。フ
レームメモリ構成の記憶部44からの制御データの読み
出しは、フレームカウンタ43のカウント値により読み
出しデータ切替部41で選択された一つのフレームメモ
リ構成の記憶部44から行なわれる。一つのフレームメ
モリ構成の記憶部44から制御データの読み出しが完了
したら、フレームカウンタ43は一つカウントアップ
し、読み出しデータ切替部41は次のフレームメモリ構
成の記憶部44に切り替え、制御データの読み出しを続
ける。制御データの読み出し動作中、空フレーム検出回
路42は常に読み出しデータ切替部41により選択され
たフレームメモリ構成の記憶部44の制御データの有無
を監視し、制御データの無いフレームメモリ構成の記憶
部44を検出したら、空フレーム検出パルスを出力し、
フレームカウンタ43をリセットする。フレームカウン
タ43はリセットされたカウンタ値を読み出し、読み出
しデータ切替部41に出力し、読み出しデータ切替部4
1はカウンタ値に基づいて制御データのある最初のフレ
ームメモリ構成の記憶部44を選択する。この様に繰り
返しフレームメモリ構成の記憶部44から読み出される
CATV端末制御装置1のCATV端末装置2に対する
制御データは、パラレル/シリアル変換器8によってシ
リアルデータに変換され、さらにD/A変換器9によっ
て論理「1」のデータが輝度レベル100%、論理
「0」のデータが輝度レベル0%のアナログ信号に変換
され、タイミング発生回路11から出力される水平・垂
直同期信号を加算器10で付加されてアナログビデオ信
号とされ、RFモジュレータ6でRF信号に変調されて
制御専用チャンネルとして送出される。
【0034】実施の形態5(請求項6).図5は実施の
形態5に係る端末装置の構成図であり、この実施の形態
では、映像用チューナ15、デコーダ26、A/D変換
器27、フレームメモリ28、ライトタイミング発生回
路31がそれぞれ2系統設置され、各系統のフレームメ
モリ28のリードデータを選択出力するリードデータセ
レクタ37が設けられている。
【0035】次に、本実施の形態によりCATV端末装
置2の映像を動画から静止画へ切り替える動作について
説明する。CATV端末制御装置1からの制御データに
より、CATV端末装置2のリードデータセレクタ37
を映像用チューナ1(151)系統側に切り替えてお
き、まず動画をTVモニタ17に出力しておく。この系
統の動画を表示しながら、映像用チューナ2(152
系統側のフレームメモリ282に静止画を格納する。複
数の端末装置2の映像用チューナ2(152)系統側の
フレームメモリ282に静止画を格納し終わった時点
で、CATV端末制御装置1からの制御データにより、
CATV端末装置2のリードデータセレクタ37を映像
用チューナ2(152)系統側に切り替えれば、複数の
CATV端末装置2の映像を動画から静止画に同時に切
り替えられる。
【0036】実施の形態6(請求項7).図6は実施の
形態6に係る端末装置の構成図であり、この実施の形態
では、図5における2系統のフレームメモリ28の優先
順位を表わすマスクデータが格納され、フレームメモリ
28と同期して読み出されるマスクメモリ46が備えら
れている。次に、動作について説明する。CPU18は
制御データによりマスクメモリ46に切り替え初期のマ
スクデータを書き込み、フレーム毎にこのマスクデータ
を切り替えパターンに応じてずらしていく。マスクメモ
リ46は、フレームメモリ28と同期してリードされ、
マスクデータを発生する。このマスクデータにより、リ
ードデータセレクタ37が制御され、2系統のビデオデ
ータがダイナミックに切り替えられる。このマスクデー
タのパターンにより端末装置の表示を切り替える際、ワ
イプ等の特殊効果が実現できる。
【0037】実施の形態7(請求項8).図7は実施の
形態7に係る端末装置の構成図である。図において、4
7はパワーセーブ対象回路であり、このパワーセーブ対
象回路47は、デコーダ26、A/D変換器27、フレ
ームメモリ28、D/A変換器29、エンコーダ30、
ライトタイミング発生回路31、リードタイミング発生
回路32が含まれる。48はパワーセーブ対象回路47
に供給する電源をCPU18の制御によりオン/オフす
る電源切替部、49は他のCATV端末装置2と同期を
合わせて出力する必要があるかないかを設定する同期モ
ード設定スイッチ、50はパワーセーブ時に映像チュー
ナ15の出力をそのままバイパスしてTVモニタ17に
出力するか、またはビデオ処理部47を経由して出力す
るかを切り替える出力選択部である。
【0038】次に、実施の形態7の動作について説明す
る。あるCATV端末装置2において、同期モード設定
スイッチ49の設定が、他のCATV端末装置2と映像
信号の同期をとる必要がない内部同期設定モードに設定
されており、かつ静止画表示をしないような制御コマン
ドを受信した場合は、当該CATV端末装置2の映像用
チューナ15の出力信号(動画)がパワーセーブ対象回
路47をバイパスするようにCPU18からの制御で出
力選択部50を切り替えて、映像用チューナ15の出力
信号(動画)をTVモニタ17に送出する。このときあ
わせてパワーセーブ対象回路47に電源を供給しないよ
うにCPU18からの制御で電源切替部48を切り替え
る。これにより、不必要なビデオ信号処理による画質劣
化や電力の消費を回避する。
【0039】またCATV端末装置2において、他のC
ATV端末装置2と映像信号の同期をとったり、静止画
表示を行なったりする場合は、CPU18からの制御で
映像用チューナ15の出力信号はパワーセーブ対象回路
47を経由するように出力選択部50を切り替え、かつ
パワーセーブ対象回路47に電源を供給するように、C
PU18からの制御で電源切替部48を切り替える。パ
ワーセーブ対象回路47内の信号処理・動作は上述の実
施の形態1で述べた通りである。
【0040】その他の実施の形態.上述の実施の形態で
は、ケーブルによって伝送するCATVシステムに適用
した端末制御装置1、端末装置2について説明したが、
本発明の他の実施の形態として、端末制御装置1側の混
合器12の出力をアンテナで送信し、端末装置2側のア
ンテナで受信するように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明による端末装置によれ
ば、映像用チューナで復調されたアナログビデオ信号を
A/D変換の後フレームメモリに書き込むとともに、制
御用チューナで復調されたアナログビデオ信号に同期す
る基準クロック、水平同期信号、垂直同期信号等を生成
する外部同期回路を設置し、この外部同期回路で生成し
たタイミング信号に同期して、上記書き込みとは非同期
にビデオデータをフレームメモリから読み出すように構
成したので、全ての端末装置の出力ビデオ信号を制御専
用チャンネルのビデオ信号に同期させることができ、複
数の端末装置の映像出力を切り替えて1台の表示装置に
入力しても、当該切替時に画面が乱れないようにするこ
とができる。
【0042】請求項2又は3記載の端末装置によれば、
複数のフレームの静止画ビデオデータを保持できるフレ
ームメモリ部を備え、これらフレームメモリから書き込
みを行う1つのメモリを選択するライトデータセレクタ
と、読み出しを行う1つのメモリを選択するリードデー
タセレクタをCPUにより制御するように構成されてい
るので、指定されたフレームメモリに静止画データの格
納を行い、表示順や表示時間を制御コマンドにより制御
しながら表示の切り換えを行うことができる。また、各
端末装置に表示したい静止画データを格納した後、各端
末装置に対する表示切替えの制御コマンドを同一フレー
ムの制御データにのせて送出することにより、複数の端
末装置の表示の切替えをフレーム単位で合わすことがで
きる。
【0043】請求項4の端末装置によれば、同期異常検
出回路が、制御用チューナで復調したアナログビデオ信
号から分離した同期信号の異常を検出し、異常時には内
部同期回路で生成した同期信号が同期信号セレクタで選
択出力され、この内部同期信号に同期してビデオ信号が
出力されるように構成されているので、制御専用チャン
ネルに異常が発生しても安定した表示が可能となる効果
がある。
【0044】請求項5の端末制御装置によれば、複数の
フレームメモリからなる記憶部から、フレームカウンタ
のカウント値により読み出しデータセレクタで選択され
た1つの制御データが、D/A変換されてアナログビデ
オ信号が生成され、そのアナログビデオ信号が制御専用
チャンネルのRF信号に変調されて送出されるように構
成されているとともに、このフレームカウンタが、制御
データののっていないフレームを検出する空フレーム検
出回路の空フレーム検出パルスでリセットされ、フレー
ムパルスをカウントしてインクリメントするように構成
されているので、制御データが多い場合にも対応できる
とともに、少ない場合でも無駄な制御フレームを送出す
ることがないようにすることができる。
【0045】請求項6の端末装置によれば、複数系統の
映像用チューナ、デコーダ、A/D変換器、フレームメ
モリ、ライトタイミング発生回路を備えるとともに、制
御専用チャンネルのビデオ信号に同期した各系統共通の
外部同期回路及びリードタイミング発生回路の制御によ
り各系統のフレームメモリからビデオデータが読み出さ
れ、リードデータセレクタにより1系統のリードデータ
を選択出力するように構成されているので、動画から静
止画への切替え表示も複数端末装置間で同時に行えると
いう効果がある。
【0046】請求項7の端末装置によれば、請求項6と
同様に複数系統のフレームメモリからのビデオデータの
読み出しと同じタイミングで、マスクメモリから予めC
PUにより書き込まれたマスクデータが読み出され、こ
のマスクデータによりリードデータセレクタが1系統の
ビデオデータを選択して出力するように構成されてい
る。従ってCPUによりマスクメモリのマスクパターン
の境界をダイナミックに移動させることにより2系統の
ビデオデータの切替え時にワイプ効果等を持たせること
ができる。
【0047】請求項8の端末装置によれば、他の端末装
置と同期をとる必要がなく、静止画表示をしない場合、
CPUの制御により電源切替部を制御して、ビデオ処理
部(外部同期回路、デコーダ、A/D変換器、フレーム
メモリ、D/A変換器、エンコーダ、タイミング発生回
路)への電源供給をオフするとともに、CPUにより出
力選択部を制御し、映像チューナ出力をビデオ処理部を
バイパスしてそのまま外部の表示部に出力するように構
成されているので、不必要な信号処理による画質劣化や
電力の消費を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図2】 実施の形態2に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図3】 実施の形態3に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図4】 実施の形態4に係るCATV端末制御装置の
構成を示したものである。
【図5】 実施の形態5に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図6】 実施の形態6に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図7】 実施の形態7に係るCATV端末装置の構成
図である。
【図8】 従来のCATV端末制御装置の構成図であ
る。
【図9】 従来のCATV端末装置の構成図である。
【図10】 マルチビジョン表示を実現するためのシス
テム構成図である。
【符号の説明】 1 CATV端末制御装置、2 CATV端末装置、3
CPU、5 生成手段、6 RFモジュレータ、8
パラレル/シリアル変換器、9 デジタル/アナログ変
換器、10 加算器、11 タイミング発生回路、12
混合器、13制御用チューナ、14 再生手段、15
映像用チューナ、17 TVモニタ、18 CPU、
19 Y信号分離部、20 同期分離部、21 アドレ
ス情報、22 タイミング発生回路、23 コンパレー
タ、24 シリアル/パラレル変換器、25 レジス
タ、26 デコーダ、27 アナログ/デジタル変換
器、28 フレームメモリ、29 デジタル/アナログ
変換器、30 エンコーダ、31 ライトタイミング発
生回路、32 リードタイミング発生回路、33 外部
同期回路、34 水晶発振器、35 分岐器、36 入
力切替部、37 出力切替部、38 クロック切替部、
39 同期検出回路、40 書込みデータ切替部、41
読み出しデータ切替部、42 空フレーム検出回路、
43 フレームカウンタ、44 フレームメモリ構成の
記憶部、45 内部同期回路、46 マスクメモリ、4
7 パワーセーブ対象回路、48 電源切替部、49
同期モード設定スイッチ、50 パワーセーブ出力切替
部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末制御装置から送出される制御専用チ
    ャンネルのRF信号を復調する制御用チューナと、この
    制御用チューナーで復調されたアナログビデオ信号から
    制御データを再生する再生手段と、放送センター側から
    送出される放送映像用チャンネルのRF信号を復調する
    映像用チューナを備えた端末装置において、上記映像用
    チューナで復調したアナログビデオ信号をデジタル変換
    してフレームメモリに取り込み、このフレームメモリか
    ら上記制御専用チャンネルのアナログビデオ信号に同期
    して映像データを読み出すことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 複数のフレームの静止画ビデオデータを
    保持できるフレームメモリ部と、書き込みを行う1つの
    フレームメモリを選択するライトデータセレクタと、読
    み出しを行う1つのフレームメモリを選択するリードデ
    ータセレクタを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    端末装置。
  3. 【請求項3】 上記複数のフレームメモリ部のそれぞれ
    に対して、制御データ上の制御コマンドに従い、静止画
    データを格納するようにライトデータセレクタを制御す
    るとともに、格納された各静止画データを制御データ上
    の制御コマンドにより指定された順番、表示時間、繰返
    し回数に従い、表示更新するようにリードデータセレク
    タを制御することを特徴とする請求項2記載の端末装
    置。
  4. 【請求項4】 制御用チューナ出力のアナログビデオ信
    号から同期信号を分離する同期分離回路と、分離した同
    期信号が異常であることを検出する同期異常検出回路
    と、分離した同期信号に同期したクロックと同期信号を
    発生する外部同期回路と、基準となるクロックを発生す
    る発振器とそれを分周して同期信号を発生する内部同期
    回路を備え、上記同期異常検出回路が異常を検出した場
    合には上記内部同期回路が発生した同期信号を基準に、
    上記同期異常検出回路が異常を検出しない場合には上記
    外部同期回路が発生した同期信号を基準に、ビデオ信号
    を出力することを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか1項に記載の端末装置。
  5. 【請求項5】 各端末装置を制御する制御データが格納
    される記憶部と、上記制御データを読み出してアナログ
    信号に変換するとともに同期信号を付加してアナログビ
    デオ信号を生成する手段と、上記アナログビデオ信号を
    変調して制御専用チャンネルとして送出するRFモジュ
    レータを備えた端末制御装置において、上記制御データ
    が格納される記憶部が複数のフレームメモリから構成さ
    れるとともに、これらフレームメモリから1つのフレー
    ムメモリを読み出しデータを選択して出力する読み出し
    データセレクタと、制御データが全くのっていないフレ
    ームを検出する空フレーム検出回路と、フレームをカウ
    ントし空フレームを検出したらリセットされるフレーム
    カウンタを備え、このフレームカウンタのカウント値に
    より読み出すフレームメモリを選択するようにしたこと
    を特徴とする端末制御装置。
  6. 【請求項6】 放送映像用のRF信号を映像用チューナ
    でアナログビデオ信号に復調し、デジタル変換してフレ
    ームメモリに取り込む映像ビデオ処理系統を複数系統備
    え、フレームメモリからの読み出しは制御専用チャンネ
    ルに同期した各系統共通の外部同期回路及びリードタイ
    ミング発生回路の制御により行われ、これらのリードデ
    ータの中から1系統のリードデータが選択出力されるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項4記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 制御データにより制御されフレームメモ
    リと同期してマスクデータが読み出されるマスクメモリ
    と、このマスクデータにより各系統のフレームメモリの
    リードデータから1系統のリードデータを選択して出力
    するリードデータセレクタを備えたことを特徴とする請
    求項6記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 他の端末装置と同期をとる必要の有無を
    設定する同期モード設定スイッチと、このスイッチが同
    期不要の設定でかつ制御コマンドが静止画表示を行わな
    い場合に、映像用チューナで復調したアナログビデオ信
    号をデジタル変換してフレームメモリに取り込みこのフ
    レームメモリから制御専用チャンネルのアナログビデオ
    信号に同期して映像データを読み出すためのビデオ処理
    回路(パワーセーブ対象回路)への電源供給をオフする
    電源切替部と、上記ビデオ処理回路出力と映像チューナ
    出力の一方を選択する出力選択部を備えたことを特徴と
    する請求項1から請求項4,請求項6,または請求項7
    のいずれか1項記載の端末装置。
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