JPH0964806A - 移動無線通信の誤り率検出装置 - Google Patents

移動無線通信の誤り率検出装置

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JPH0964806A
JPH0964806A JP7213288A JP21328895A JPH0964806A JP H0964806 A JPH0964806 A JP H0964806A JP 7213288 A JP7213288 A JP 7213288A JP 21328895 A JP21328895 A JP 21328895A JP H0964806 A JPH0964806 A JP H0964806A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信運用時に受信信号の誤り率を検出する移
動無線通信の誤り率検出装置に関し、受信中に受信信号
の誤り率を正確に、かつ迅速に、簡単な装置により測定
できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 複数の受信手段1,2が、同一の送信信
号を、空間的に異なる位置に設置された各アンテナを介
してそれぞれ受信する。比較手段3は、各受信信号を例
えばビット比較し、ビット誤りを示すパルスを誤り率検
出手段4へ送る。誤り率検出手段4は、この送られたパ
ルスの数を例えば所定時間に亘ってカウントし、そのカ
ウント値を、その所定時間の間に受信された受信信号の
ビット数により除算し、更に、その商を、比較手段3に
より比較された受信信号の数で除算して、受信信号の誤
り率を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線通信の誤
り率検出装置に関し、特に、通信運用時に受信信号の誤
り率を検出する移動無線通信の誤り率検出装置に関す
る。
【0002】ここで検出された誤り率は、例えば送信電
力制御に使用される。つまり、受信信号の誤り率が常時
所定の値になるように、送信側で送信電力を制御する際
に使用される。
【0003】
【従来の技術】一般に、無線伝送路における伝送誤りを
限りなく0に近づけることは、送信機や受信機の装置コ
スト、消費電力、あるいは回線利用率等の点で効率的で
ない。むしろ、伝送する信号の種類毎に許容され得る誤
り率を維持しつつ伝送する方が効率的である。通常、音
声では10-3、データでは10-5程度の誤り率で伝送す
る必要があるとされている。
【0004】ところで、移動無線通信では、伝送路の状
態変化が激しく、受信信号の誤り率が激しく変動する。
そのため、上述の誤り率を維持すべく、受信信号の誤り
率に応じて送信側の送信電力を制御することが行われて
いる。図29に送信電力に対する受信信号の誤り率の一
例を示す。この図では誤り率が10-3のときに送信電力
が0dBであるとしている。図中、「BER」はビット
誤り率を示し、また例えば「1e−05」は10-5を示
す。この例のような特性を持つシステムで、今、例えば
音声の受信信号の誤り率が10-2であったとすると、送
信電力を8dB高く制御することが行われる。
【0005】従来、受信信号の誤り率を測定する方法と
しては、送受信側で予め打ち合わせておいた既知データ
を空きチャネルを利用して送受信し、その受信信号から
誤り率を測定することが行われていた。これは測定のた
めに1回線使用しなければならず、回線使用効率がよく
ないので、そこを改善した、通信中にチャネルに挿入さ
れるフレーム同期パターンを既知信号として利用して誤
り率を測定する装置が提案されている(例えば、特開平
1−297924号公報)。
【0006】また、従来、受信信号の受信レベルや位相
ずれを測定して、それらを基に受信信号の誤り率を推定
することが行われていた(例えば、特開平3−2225
54号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受信信号の誤
り率を測定するには、ビット誤り数を100ビット以上
検出しないと信頼性のあるデータとならないという事情
があるので、前者の従来装置のように、フレーム同期パ
ターンを利用して100ビット分のビット誤りを検出し
ようとすると、検出時間がかなり必要となるという問題
があった。
【0008】また、後者の従来装置は、基本的に精度の
高い誤り率が得られないということに加え、アナログ情
報の処理を行うために処理量が多く、処理が複雑である
という問題があった。
【0009】なお、送信周波数が広帯域なために周波数
選択性フェージングに対して強いという点からCDMA
(Code Division Multiple Access)方式が、今後の移動
通信に有効であるとして有力視されているが、このCD
MA方式を用いた無線伝送においては、図30に示すよ
うに、受信信号の誤り率が直接、チャネル容量に影響す
る。図30は、ビット誤り率に対するチャネル容量を示
し、チャネル容量は1セル当たりに収容可能なチャネル
数である。図から分かるように、各チャネルとも受信信
号の誤り率が10-3の状態で同一セルを使用すれば、1
セルに500チャネル収容できるが、受信信号の誤り率
10-4の状態で使用すると、120チャネルしか収納で
きない。このように、CDMA方式を用いた移動通信で
は、受信信号の誤り率が、チャネル容量に密接に結びつ
いているので、精度の高い誤り率を迅速に測定する必要
がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、受信中に受信信号の誤り率を正確に、かつ迅
速に簡単な装置により測定できる移動無線通信の誤り率
検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1(A)に示すような、通信運用時に
受信信号の誤り率を検出する移動無線通信の誤り率検出
装置を提供する。この誤り率検出装置は、同一の送信信
号を、空間的に異なる位置に設置された各アンテナを介
してそれぞれ受信する複数の受信手段1,2と、複数の
受信手段1,2で受信された各受信信号を比較する比較
手段3と、比較手段3によって得られた結果に基づき誤
り率を検出する誤り率検出手段4とから構成される。
【0012】以上のような構成において、受信手段1,
2が、例えば図1(B)に示すような受信信号をそれぞ
れ受信したとする。比較手段3は、これらの受信信号を
例えばビット比較する。その結果、図1(B)に示すよ
うなビット誤りの比較結果を得、パルスを誤り率検出手
段4へ送る。誤り率検出手段4は、この送られたパルス
の数を例えば所定時間に亘ってカウントし、そのカウン
ト値を、その所定時間の間に受信された受信信号のビッ
ト数により除算し、更に、その商を、比較手段3により
比較された受信信号の数で除算して、受信信号の誤り率
を検出する。
【0013】すなわち、受信系1の受信信号の誤り率を
BERaとし、受信系2の受信信号の誤り率をBERb
とすると、受信系1および受信系2の各受信信号の対応
ビットが両方とも誤っている確率は、
【0014】
【数1】 BERa×BERb ・・・(1) 受信系1および受信系2の各受信信号の対応ビットにお
いて受信系1のビットだけが誤っている確率は、
【0015】
【数2】 BERa×(1−BERb) ・・・(2) 受信系1および受信系2の各受信信号の対応ビットにお
いて受信系2のビットだけが誤っている確率は、
【0016】
【数3】 (1−BERa)×BERb ・・・(3) 受信系1および受信系2の各受信信号の対応ビットが両
方とも誤っていない確率は、
【0017】
【数4】 (1−BERa)×(1−BERb) ・・・(4) となる。
【0018】比較手段3によって検出されるビット誤り
に基づく誤り率は、式(2)と式(3)とを合算した値
となるので、
【0019】
【数5】 BERa×(1−BERb)+(1−BERa)×BERb =BERa+BERb−2×BERa×BERb ・・・(5) となる。ここで、一般にBERa≪0,BERb≪0で
あるので、式(5)は次式(6)で近似される。
【0020】
【数6】 BERa+BERb ・・・(6) したがって、前述のように誤り率検出手段4において、
式(6)の値を、比較手段3により比較された受信信号
の数(この場合は2)で除算すると、平均の誤り率が算
出されることになる。
【0021】以上のように、同一送信信号が多重伝搬路
を経ることにより伝送路毎に異なる伝送誤りを受けた各
受信信号を比較し、それを基に受信信号の誤り率を測定
している。比較対象が、フレーム同期パターンのような
特定なものではなく、入力信号の全ビットであるので、
迅速に測定結果が得られる。しかも、比較対象となる受
信信号がディジタル信号であるので、正確に、かつ簡単
な装置により測定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
同一の送信信号を、空間的に異なる位置に設置された各
アンテナを介してそれぞれ受信する複数の受信手段1,
2と、複数の受信手段1,2で受信された各受信信号を
比較する比較手段3と、比較手段3によって得られた結
果に基づき誤り率を検出する誤り率検出手段4とから構
成される。
【0023】図2は第1の実施の形態の詳しい構成を示
すブロック図である。図1に示す受信手段1,2が図2
の受信機11,12に対応し、同様に、比較手段3がビ
ット比較器13に、誤り率検出手段4がカウンタ14,
15および除算器16に対応する。
【0024】図2において、受信機11,12は、2系
統の空間ダイバーシチ方式を用いた受信装置における各
系統の受信を行う。ビット比較器13は、EX−OR回
路で構成され、受信機11,12でそれぞれ受信された
受信信号のビット比較を行い、両者の間で違いがあれば
検出パルスをカウンタ14へ出力する。カウンタ14
は、ビット比較器13から送られる検出パルスをカウン
トする。一方、カウンタ15は受信信号の入力ビット数
をカウントする。そして、除算器16は、カウンタ14
のカウント値をカウンタ15のカウント値で除算し、さ
らに、その商を、ビット比較器13により比較された受
信信号の数(この場合は2)で除算して平均の誤り率を
算出し出力する。ここで算出される誤り率はビットエラ
ーレートとなっている。
【0025】この実施の形態は2系統の受信構成である
が、3系統以上の受信構成であってもよい。図3(A)
は3系統の受信構成を示す。すなわち、受信機17〜1
9が、3系統の空間ダイバーシチ方式を用いた受信装置
における各系統の受信を行う。ビット比較器20は、受
信機17〜19でそれぞれ受信された受信信号のビット
比較を行い、3者が同一でなければ検出パルスをカウン
タ21へ出力する〔図3(B)〕。カウンタ21は、ビ
ット比較器20から送られる検出パルスをカウントし、
カウンタ22は受信信号の入力ビット数をカウントす
る。そして、除算器23は、カウンタ21のカウント値
をカウンタ22のカウント値で除算し、さらに、その商
を、ビット比較器20により比較された受信信号の数
(この場合は3)で除算して平均の誤り率を算出し出力
する。
【0026】また、第1の実施の形態はビットエラーレ
ートを検出しているが、シンボルエラーレートやブロッ
クエラーレートを検出するようにしてもよい。図4はシ
ンボルエラーレートを検出する場合の構成を示す図であ
る。ここでは、1シンボル当たり2ビットの信号で変調
した例を示す。例えばQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying)変調方式がこの例に相当する。
【0027】すなわち、受信機24,25が各系統の受
信を行い、受信系1ではシンボルを構成するビット1
A,ビット1Bをシンボル比較器26へパラレルに出力
し、受信系2ではシンボルを構成するビット2A,ビッ
ト2Bをシンボル比較器26へパラレルに出力する。シ
ンボル比較器26は、図4(B)に示すように、EX−
OR回路26aがビット1Aとビット2Aとを比較し、
EX−OR回路26bがビット1Bとビット2Bとを比
較し、違いがあればOR回路26cへ出力する。したが
って、OR回路26cは、図5に示すように、対応のい
ずれかのビットに違いがあれば、1シンボル当たり1つ
の検出パルスを出力する。カウンタと除算器27は、シ
ンボル比較器26から送られる検出パルスをカウント
し、そのカウント値を受信信号の入力シンボル数で除算
し、さらに、その商を、シンボル比較器26により比較
された受信信号の数(この場合は2)で除算して平均の
シンボルエラーレートを算出し出力する。
【0028】図6はブロックエラーレートを検出する場
合の構成を示す図である。ここでは、1ブロック当たり
7ビットとする。すなわち、受信機28,29が各系統
の受信を行い、各受信信号をシリアル信号としてブロッ
ク比較器30へそれぞれ出力する。ブロック比較器30
は、図6(B)に示すように、7つのEX−OR回路3
0a〜30dと、受信系1の6つのFF回路30e〜3
0gと、受信系2の6つのFF回路30h〜30jとに
よって、シリアルに入力した7ビット分の各受信信号を
ビット毎に比較する。いずれかのビットに違いがあれば
OR回路30kがパルスを出力する。一方、7ビットカ
ウンタ30mが、図7に示すように、入力する受信信号
のビット数をカウントして7ビットになる度にパルスを
出力する。したがって、AND回路30nは、7ビット
カウンタ30mが7ビットをカウントしたときだけ、O
R回路30kから送られたパルスを検出パルスをして出
力する。すなわち、入力7ビット毎に受信信号の1ブロ
ック分がEX−OR回路30a〜30dで同時に比較さ
れ、その比較結果が検出パルスをして出力される。1ブ
ロックの中で1ビットでも違いがあれば検出パルスが出
力される。カウンタと除算器31は、ブロック比較器3
0から送られる検出パルスをカウントし、そのカウント
値を受信信号の入力ブロック数で除算し、さらに、その
商を、ブロック比較器30により比較された受信信号の
数(この場合は2)で除算して平均のブロックエラーレ
ートを算出し出力する。
【0029】つぎに、第2の実施の形態を説明する。図
8は第2の実施の形態の構成図である。第2の実施の形
態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じで
あるので、同一部分には同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0030】第2の実施の形態では、受信機11,12
とビット比較器13との間に誤り訂正復号器33,34
がそれぞれ設けられる。したがって、ビット比較器13
では誤り訂正復号がなされた後の受信信号に対してビッ
ト比較が行われることになる。
【0031】誤り訂正復号が行われている場合には、受
信信号の誤り率は、その誤り訂正復号後の受信信号を対
象として測定されるべきものであるので、こうした構成
となっている。
【0032】なお、第2の実施の形態では、2系統の受
信構成となっているが、3系統以上の受信構成にし、ビ
ット比較器13で3系統以上の受信信号を同時に比較す
るようにしてもよい。
【0033】つぎに、第3の実施の形態を説明する。図
9は第3の実施の形態の構成図である。第3の実施の形
態では、3系統の受信構成となっているが、基本的には
第1の実施の形態の3つの組合せになっている。すなわ
ち、第1の組合せでは、受信機36,37が、第1の実
施の形態の受信機11,12に相当し、同様に、ビット
比較器39がビット比較器13に、カウンタ42がカウ
ンタ14に、カウンタ45がカウンタ15に、除算器4
6が除算器16に相当する。第2の組合せでは、受信機
37,38が、第1の実施の形態の受信機11,12に
相当し、同様に、ビット比較器41がビット比較器13
に、カウンタ44がカウンタ14に、カウンタ45がカ
ウンタ15に、除算器48が除算器16に相当する。第
3の組合せでは、受信機38,36が、第1の実施の形
態の受信機11,12に相当し、同様に、ビット比較器
40がビット比較器13に、カウンタ43がカウンタ1
4に、カウンタ45がカウンタ15に、除算器47が除
算器16に相当する。各組合せにおける動作も第1の実
施の形態と同じであり、これを図11に示す。図11
(A)は第1の組合せにおける除算器46の検出パルス
を示し、図11(B)は第3の組合せにおける除算器4
7の検出パルスを示し、図11(C)は第2の組合せに
おける除算器48の検出パルスを示す。
【0034】こうした除算器46〜48からの各出力は
個別誤り率算出部49へ送られる。個別誤り率算出部4
9では、受信機36〜38で受信される各受信信号の個
別の誤り率を算出する。すなわち、除算器46の出力
(受信機36,37の平均誤り率)をBER12とし、
除算器47の出力(受信機36,38の平均誤り率)を
BER13とし、除算器48の出力(受信機37,38
の平均誤り率)をBER23とし、また、受信機36で
受信される受信信号の個別の誤り率をBER1とし、受
信機37で受信される受信信号の個別の誤り率をBER
2とし、受信機38で受信される受信信号の個別の誤り
率をBER3とすると、これらの誤り率の間には次のよ
うな関係がある。
【0035】
【数7】 BER12=(BER1+BER2)/2 ・・・(7a) BER13=(BER1+BER3)/2 ・・・(7b) BER23=(BER2+BER3)/2 ・・・(7c) これらの式(7a)〜(7c)から、下記式が得られ
る。
【0036】
【数8】 BER1=BER12+BER13−BER23 ・・・(8a) BER2=BER12+BER23−BER13 ・・・(8b) BER3=BER13+BER23−BER12 ・・・(8c) これらの式(8a)〜(8c)に基づき、個別誤り率算
出部49は、受信機36〜38で受信される各受信信号
の個別の誤り率を算出する。
【0037】図10は、式(8a)〜(8c)に基づき
構成された個別誤り率算出部49の内部構成図である。
図中、加算部49a〜49fは2つの入力信号を加算し
て出力し、乗算部49g〜49iは入力信号の正負符号
を反転させて出力するものである。
【0038】なお、第3の実施の形態では、2つの受信
系統の3つの組合せになっているが、本発明は2つの受
信系統の4つ以上の組合せに対しても適用可能である。
つぎに、第4の実施の形態を説明する。
【0039】図12は第4の実施の形態の構成図であ
る。第4の実施の形態では、ビット比較器13、カウン
タ14,15、および除算器16が、第1の実施の形態
のそれらと同一であるので、同じ符号を付してそれらの
説明を省略する。
【0040】第4の実施の形態では、受信機51〜53
と、誤り訂正復号器54〜56と、選択スイッチ57と
が設けられる。選択スイッチ57には受信機51〜53
から各受信信号が送られるとともに、誤り訂正復号器5
4〜56から誤り訂正の度合いが送られる。選択スイッ
チ57は、誤り訂正の度合いが低い受信信号を2つ選ん
でビット比較器13へ出力する。
【0041】本来、空間ダイバーシチ方式では、受信状
態のよい受信信号だけを選択して信号処理することが行
われる。したがって、誤り率も、それらの選択された受
信信号を対象として検出される必要がある。そのため、
第4の実施の形態では、誤り訂正の度合いが低い受信信
号を選択して、それらの受信信号を対象に誤り率を検出
するようにしている。
【0042】なお、第4の実施の形態では、選択スイッ
チ57が3つの受信系統の中から2つの受信信号を選択
しているが、これに代わって、4つ以上の受信系統の中
から誤り訂正の度合いが低い2つ以上の受信信号を選択
するようにしてもよい。
【0043】また、第4の実施の形態では、選択スイッ
チ57が誤り訂正の度合いに応じて選択を行っている
が、これに代わって、図13に示すように、選択スイッ
チ61に、受信機58〜60から各受信信号が送られる
とともに、受信レベルがそれぞれ送られるようにする。
そして、選択スイッチ61が受信レベルの高い受信信号
を2つ選択してビット比較器13へ出力するようにして
もよい。また、受信レベルに代わって、受信信号の位相
ずれを用い、選択スイッチ61が位相ずれの小さい受信
信号を2つ選択してビット比較器13へ出力するように
してもよい。
【0044】あるいは、第4の実施の形態に代わって、
図14に示すような構成にしてもよい。図14に示す構
成は、図9に示す第3の実施の形態の構成と基本的には
同一であるので、同じ部分には同じ符号を付して説明を
省略する。
【0045】図14に示す構成ではエラーレート選択ス
イッチ62を除算器46〜48の後に接続する。エラー
レート選択スイッチ62は、除算器46〜48から送ら
れる各誤り率のうちで最も低い誤り率を選択して出力す
るようにする。
【0046】図14では省略されているが、空間ダイバ
ーシチ方式を採用する本実施の形態では、受信状態のよ
い受信信号だけを選択して信号処理することが行われ
る。したがって、誤り率もそれらの選択された受信信号
の誤り率である必要がある。そのため、最も低い誤り率
を選択して出力するようにしている。
【0047】つぎに、第5の実施の形態を説明する。図
15(A)は第5の実施の形態の構成図である。すなわ
ち、受信機64〜66が、10系統の空間ダイバーシチ
方式を用いた受信装置における各系統の受信を行う。ビ
ット比較器67は、受信機64〜66でそれぞれ受信さ
れた受信信号のビット比較を行い、10者の中に1つで
も異なっているものがあれば検出パルスをカウンタ68
へ出力する〔図15(B)〕。カウンタ68は、ビット
比較器67から送られる検出パルスをカウントし、カウ
ンタ69は受信信号の入力ビット数をカウントする。タ
イマ71は所定時間毎に除算器70に計算開始信号を送
ると同時に、カウンタ68,69にリセット信号を送
る。そして、除算器70は計算開始信号を受けると、カ
ウンタ68のカウント値をカウンタ69のカウント値で
除算し、さらに、その商を、ビット比較器67により比
較された受信信号の数(この場合は10)で除算して平
均の誤り率を算出し出力する。
【0048】一般に、誤り率を測定する場合、ビット誤
りを100ビット以上検出した上で誤り率を算出するこ
とが望ましいとされている。したがって、誤り率10-3
を測定する場合、105 ビットの入力信号について測定
を行う必要がある。
【0049】ところで、ここで測定精度を例えば10倍
にしようとした場合、106 ビットの入力信号について
測定を行えばよいが、そのためには測定時間が10倍必
要となる。ところが、上記のように10系統の受信機6
4〜66を備えれば、測定時間を変えることなく、10
5 ビットの入力信号について測定するだけで、10倍の
測定精度を得ることができる。
【0050】一方、上記のように10系統の受信機64
〜66を備えれば、タイマ71に設定される所定時間を
(1/10)倍に減らしても同じ測定精度の誤り率を測
定することができる。言い換えれば、10系統の受信機
64〜66を備えれば、測定精度を変えることなく、1
0倍の速度で誤り率を測定することができる。
【0051】つぎに、第6の実施の形態を説明する。図
16(A)は第6の実施の形態の構成図である。第6の
実施の形態の構成は、基本的に第2の実施の形態の構成
と同じであるので、同一部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0052】まず、前述した式(5)において、(BE
Ra×BERb)を無視し得る値と見做して近似式
(6)を得ていたが、第6の実施の形態では、(BER
a×BERb)を無視せずに誤り率を正確に算出するよ
うにしている。
【0053】すなわち、式(5)の第3項(−2×BE
Ra×BERb)は、受信系1および受信系2の各受信
信号の対応ビットが両方とも誤っている確率(BERa
×BERb)の2倍にすぎない。
【0054】この点に着目して、第6の実施の形態で
は、誤り訂正がなされた場合に、誤り訂正復号器33,
34から訂正箇所比較器73へ、訂正されたビット位置
(誤り位置)を「1」信号でそれぞれ知らせる〔図16
(B)〕。訂正箇所比較器73はAND回路で構成さ
れ、2受信系統の各受信信号の対応ビットが両方とも誤
っている場合だけ検出パルス2を出力する〔図16
(B)〕。乗算器74は、検出パルス2が1つ入力する
と、2つのパルスをカウンタ75へ送る。カウンタ75
は、ビット比較器13から送られる検出パルスによりア
ップカウントするとともに、乗算器74から送られるパ
ルスによってダウンカウントする構成になっている。す
なわち、カウンタ75のカウント値は、式(5)の値を
示すことになる。一方、カウンタ15は受信信号の入力
ビット数をカウントする。そして、除算器16が、カウ
ンタ75のカウント値をカウンタ15のカウント値で除
算し、さらに、その商を、ビット比較器13により比較
された受信信号の数(この場合は2)で除算して平均の
誤り率を算出し出力する。
【0055】したがって、精度の高い誤り率が測定でき
る。この実施の形態は2系統の受信構成であるが、3系
統以上の受信構成であってもよい。その場合には、訂正
箇所比較器73は、n受信系統の各受信信号の対応ビッ
トが全部誤っている場合だけ検出パルス2を出力し、乗
算器74は、検出パルス2が1つ入力すると、n個のパ
ルスをカウンタ75へ送る。
【0056】上記の第6の実施の形態では、誤り訂正結
果を利用して式(5)の算出を行っているが、これに代
わって、受信レベルを利用して式(5)の算出を行うよ
うにしてもよい。すなわち、図17(A)に示すよう
に、受信レベル比較器76において、2受信系統の各受
信信号の受信レベルをビット毎に比較し、両方の受信レ
ベルが同時に閾値よりも低いときには、検出パルス2を
出力するようにする〔図17(B)〕。他の構成および
動作は第6の実施の形態と同じである。
【0057】さらには受信レベルの代わりに受信信号の
位相ずれを利用して、2受信系統の各受信信号の位相ず
れをビット毎に比較し、両方の位相ずれが同時に閾値よ
りも大きいときには、検出パルス2を出力するようにし
てもよい。
【0058】つぎに、第7の実施の形態を説明する。図
18は第7の実施の形態の構成図である。第7の実施の
形態の構成は、第1の実施の形態の構成と基本的には同
じであるので、同じ部分には同じ符号を付して説明を省
略する。
【0059】図18では、空間ダイバーシチ方式の回路
構成部分も図示するようにしている。すなわち、受信機
78,79が2系統の空間ダイバーシチ方式を用いた受
信装置における各系統の受信を行い、各受信レベルを受
信レベル比較器80へそれぞれ送るとともに、検波後の
各受信信号を切替スイッチ81およびビット比較器13
へそれぞれ送る。受信レベル比較器80は、両受信レベ
ルを比較し、受信レベルの高い方の受信信号がどれであ
るかを切替スイッチ81へ知らせる。切替スイッチ81
は受信レベルの高い方の受信信号を選択して信号処理部
82へ送る。
【0060】こうした受信レベル比較器80、切替スイ
ッチ81、および信号処理部82は、今までに説明した
各実施の形態においても存在したが、その図示や説明を
省略してきた。
【0061】なお、図18では2系統の受信信号の一方
を選択する選択ダイバーシチを行っているが、3系統以
上の受信系統を備え、その中から受信レベルの高い複数
の受信信号を選択してそれらを合成するようにしてもよ
い。
【0062】第7の実施の形態では、除算器16の後に
変換部83を設ける。変換部83では、変換テーブルに
基づき、除算器16で得られたダイバーシチ選択前の平
均誤り率をダイバーシチ選択後の平均誤り率に変換す
る。すなわち、選択ダイバーシチ方式を採用している場
合には、選択後の受信信号の誤り率を出力する必要があ
るが、選択前の誤り率と選択後の誤り率との間には図1
9に示すような関係がある。したがって、変換部83で
は、図19に示すような変換テーブルを用いて、選択前
の誤り率の値V1を選択後の誤り率の値V2に変換して
出力する。
【0063】なお、フェージングの発生する環境下で
は、選択後の誤り率はフェージング速度によって変動す
る。そのため、変換部83を図20に示すような構成に
して、フェージング速度に応じて選択後の誤り率を決定
するようにする。すなわち、まずフェージング周波数測
定部85によってフェージング周波数を測定する。そし
て、スイッチ84によって、除算器16から送られた選
択前の平均誤り率を、フェージング周波数が低いときに
は低フェージング周波数用変換部86へ送り、フェージ
ング周波数が高いときには高フェージング周波数用変換
部87へ送る。低フェージング周波数用変換部86に
は、図21に示す選択前の誤り率の直線L1と選択後の
誤り率の直線L2とからなるテーブルが格納され、高フ
ェージング周波数用変換部87には、図21に示す選択
前の誤り率の直線L1と選択後の誤り率の直線L3とか
らなるテーブルが格納されている。これらのテーブルに
従って選択後の誤り率を決定するようにする。
【0064】つぎに、第8の実施の形態を説明する。図
22は第8の実施の形態の構成図である。第8の実施の
形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じ
であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
【0065】第8の実施の形態では、除算器91から誤
り率が出力される度にリセット部92がカウンタ89,
90へリセット信号を出力する。カウンタ89,90は
リセット信号の入力によりカウント値を0に戻す。除算
器91は、カウンタ90のカウント値を監視していて、
例えば105 ビットになると、カウンタ89のカウント
値を105 ビットで除算し、さらに、その商を、ビット
比較器13で比較された受信信号の数(この場合は2)
で除算して誤り率として出力する。なお、除算器91
は、カウンタ90のカウント値105 ビット相当の時間
Tを計るタイマを備えていてもよい。
【0066】これにより、図23(A)に示すように、
時間T毎に、例えば10-3,5×10-3,3×10-5
いう誤り率が除算器91から出力される。ところでま
た、除算器91が、カウンタ89のカウント値を監視し
ていて、例えば102 ビットになると、102 ビットを
カウンタ90のカウント値で除算し、さらに、その商
を、ビット比較器13で比較された受信信号の数(この
場合は2)で除算して誤り率として出力するようにして
もよい。
【0067】この場合には、図23(B)に示すよう
に、ビット誤りが102 ビット発生する度に、例えば1
-3,2×10-3,10-4という誤り率が除算器91か
ら出力される。この場合には、常時、ビット誤り数が1
2 ビットになって初めて誤り率が算出されるので、測
定精度が一定に保持されることになる。
【0068】つぎに、第9の実施の形態を説明する。図
24は第9の実施の形態の構成図である。第9の実施の
形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じ
であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
【0069】第9の実施の形態では、カウンタ94が所
定時間Tの1/10毎にカウント値をメモリ96へ出力
すると同時に、カウント値を0に戻す。また、カウンタ
95も時間T/10毎にカウント値をメモリ97へ出力
すると同時に、カウント値を0に戻す。メモリ96,9
7はそれぞれ10個の格納場所を備え、カウンタ94,
95からカウント値がそれぞれ入力される度に、それら
を格納するとともに、それまでに格納していたカウント
値を隣接の格納場所へ移す。
【0070】すなわち、図25に示すように、最初の検
出開始時には10個の格納場所はクリアされており、T
/10時間後にはカウント値Aが第1格納場所に格納さ
れ、2T/10時間後にはカウント値Bが第1格納場所
に格納されて、カウント値Aは第2格納場所に移され
る。こうして、T時間後にはカウント値Jが第1格納場
所に格納されて、カウント値の順次移動があって、カウ
ント値Bは第9格納場所に移され、カウント値Aは第1
0格納場所に移される。さらに、(T+T/10)時間
後にはカウント値Kが第1格納場所に格納されて、カウ
ント値の順次移動があって、カウント値Bが第10格納
場所に移され、カウント値Aは破棄される。
【0071】図24へ戻って、加算器98は、メモリ9
6の各格納場所に格納された値を、T時間経過時からT
/10時間経過毎に合算して除算器100へ送る。加算
器99も同様に、メモリ97の各格納場所に格納された
値を、T時間経過時からT/10時間経過毎に合算して
除算器100へ送る。除算器100では、T時間経過時
からT/10時間経過毎に、加算器98から送られる値
を加算器99から送られる値で除算し、さらに、その商
を、ビット比較器13で比較される受信信号の数(この
場合は2)で除算して誤り率を算出し出力する。
【0072】したがって、図26に示すように、受信信
号が105 ビット入力する時間を所定時間Tと設定する
と、この第9の実施の形態において検出される誤り率
は、最初T時間経過した時に出力され、その後はT/1
0時間経過毎に出力されることになる。しかも、T/1
0時間経過毎に出力される誤り率は、常時、所定時間T
に亘ってビット誤りを監視した結果に基づいた誤り率に
なっている。これによって、測定精度を落とさずに、誤
り率の出力回数を増やすことを実現している。
【0073】上記の第9の実施の形態では、所定時間T
を10等分し、メモリ96,97の内部にも10の格納
場所をそれぞれ設けていたが、所定時間Tをn等分し、
メモリ96,97の内部にnの格納場所をそれぞれ設け
るようにしてもよい。
【0074】つぎに、第10の実施の形態を説明する。
図27は第10の実施の形態の構成図である。第10の
実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成
と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0075】第10の実施の形態では、受信機102よ
り出力された受信データを、同期を取りながら逆拡散器
104,105によりそれぞれ逆拡散する。逆拡散器1
04,105には拡散符号再生器103から拡散符号が
供給される。逆拡散器104,105の各出力は、遅延
器106,107で位相合わせを行われた上で合成器1
08で合成されて信号処理部109へ送られる。受信機
102、逆拡散器104,105、および拡散符号再生
器103によりCDMA方式を構成し、また、遅延器1
06,107および合成器108によりRAKE受信方
式を構成している。
【0076】こうしたCDMA方式およびRAKE受信
方式を採用した受信装置に対しても、遅延器106,1
07の各出力をビット比較器13へ送ることにより本発
明を適用できる。
【0077】つぎに、第11の実施の形態を説明する。
図28は第11の実施の形態の構成図であり、(A)は
送信部を、(B)は受信部を示す。第11の実施の形態
の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであ
るので、同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0078】第11の実施の形態では、まず、送信部に
おいて、信号処理部111から出力された2つの同一信
号のうちの一方を遅延器112を通して送信機113へ
送る。これにより、時間差を持ちながら同じ信号を2回
送信することを実現している。
【0079】受信部では、そうした送信信号を受信機1
14で受信し、2つの同一信号のうちの一方を遅延器1
15,117を通すことにより、送信側と同じ時間差で
同一の信号を2回受信するようにする。受信レベル比較
器116は2つの受信信号の各受信レベルを比較し、受
信レベルの高い方の受信信号を切替スイッチ118へ知
らせる。切替スイッチ118は、受信レベルの高い方の
受信信号を信号処理部119へ送る。
【0080】こうした時間ダイバーシチ方式を採用した
受信装置に対しても、遅延器117および受信機114
の各出力をビット比較器13へ送ることにより本発明を
適用できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、同一送
信信号が多重伝搬路を経ることにより伝搬路毎に異なる
伝送誤りを受けた各受信信号をビット比較し、そのビッ
ト誤りの数を基に受信信号の誤り率を測定している。比
較対象が、フレーム同期パターンのような特定なもので
はなく、入力信号の全ビットであるので、迅速に測定結
果が得られる。しかも、比較対象となる受信信号がディ
ジタル信号であるので、正確に、かつ簡単な装置により
誤り率を測定できる。こうした誤り率検出装置の提供に
より、誤り率の随時変化する環境下で使用する移動通信
装置等の性能向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図であり、(A)は構成を、
(B)は信号状態を示す。
【図2】第1の実施の形態の構成図である。
【図3】3系統の受信構成を説明する図であり、(A)
は構成を、(B)は信号状態を示す。
【図4】シンボルエラーレートを検出する構成を示す図
であり、(A)は全体構成を、(B)は部分構成を示
す。
【図5】シンボルエラーレート検出を説明する図であ
る。
【図6】ブロックエラーレートを検出する構成を示す図
であり、(A)は全体構成を、(B)は部分構成を示
す。
【図7】ブロックエラーレート検出を説明する図であ
る。
【図8】第2の実施の形態の構成図である。
【図9】第3の実施の形態の構成図である。
【図10】個別誤り率算出部の内部構成図である。
【図11】第3の実施の形態の検出パルスを示す図であ
る。
【図12】第4の実施の形態の構成図である。
【図13】受信レベルに応じた選択をする構成図であ
る。
【図14】最低誤り率を選択する構成図である。
【図15】第5の実施の形態を説明する図であり、
(A)は構成を、(B)は信号状態を示す。
【図16】第6の実施の形態を説明する図であり、
(A)は構成を、(B)は信号状態を示す。
【図17】受信レベルに応じた誤り率算出を行う構成の
説明図であり、(A)は構成を、(B)は信号状態を示
す。
【図18】第7の実施の形態の構成図である。
【図19】選択前誤り率と選択後誤り率との関係を示す
図である。
【図20】変換部の別の構成を示す図である。
【図21】フェージング速度に応じた選択後誤り率の変
換を示す図である。
【図22】第8の実施の形態の構成図である。
【図23】誤り率の出力タイミングを示す図であり、
(A)は誤り率の第1の測定方法に基づく出力タイミン
グを示し、(B)は誤り率の第2の測定方法に基づく出
力タイミングを示す。
【図24】第9の実施の形態の構成図である。
【図25】メモリの格納状態を示す図である。
【図26】誤り率の出力タイミングを示す図である。
【図27】第10の実施の形態の構成図である。
【図28】第11の実施の形態の構成図であり、(A)
は送信部を、(B)は受信部を示す。
【図29】送信電力に対する受信信号の誤り率を示すグ
ラフである。
【図30】受信信号の誤り率に対するチャネル容量を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 受信手段 2 受信手段 3 比較手段 4 誤り率検出手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信運用時に受信信号の誤り率を検出す
    る移動無線通信の誤り率検出装置において、 同一の送信信号を、空間的に異なる位置に設置された各
    アンテナを介してそれぞれ受信する複数の受信手段と、 前記複数の受信手段で受信された各受信信号を比較する
    比較手段と、 前記比較手段によって得られた結果に基づき誤り率を検
    出する誤り率検出手段と、 を有することを特徴とする移動無線通信の誤り率検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記各受信信号のビッ
    ト比較を行う手段を含み、 前記誤り率検出手段は、ビットエラーレートを検出する
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線通
    信の誤り率検出装置。
  3. 【請求項3】 前記比較手段は、前記各受信信号のシン
    ボル比較を行う手段を含み、 前記誤り率検出手段は、シンボルエラーレートを検出す
    る手段を含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信の誤り率検出装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は、前記各受信信号のブロ
    ック比較を行う手段を含み、 前記誤り率検出手段は、ブロックエラーレートを検出す
    る手段を含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信の誤り率検出装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の受信手段は、誤り訂正復号を
    行う手段をそれぞれ含み、 前記比較手段は、誤り訂正復号後の各受信信号を比較す
    ることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信の誤り
    率検出装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段は、前記各受信信号を2つ
    ずつの組に全て組合せ、各組において比較する手段を含
    み、 前記誤り率検出手段は、前記比較手段によって得られた
    各組の比較結果に基づき、前記各受信信号の固有の誤り
    率を検出する手段を含むことを特徴とする請求項1記載
    の移動無線通信の誤り率検出装置。
  7. 【請求項7】 前記比較手段は、前記各受信信号全てを
    同時に比較する手段を含み、 前記誤り率検出手段は、前記比較手段によって得られた
    比較結果に基づき、前記各受信信号の平均の誤り率を検
    出する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の移動
    無線通信の誤り率検出装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の受信手段で受信された各受信
    信号に対して誤り訂正復号をそれぞれ行う複数の誤り訂
    正復号手段を更に有し、 前記比較手段は、前記各受信信号のうち、対応の誤り訂
    正復号手段による誤り訂正の度合いが比較的低い受信信
    号を選び、比較することを特徴とする請求項1記載の移
    動無線通信の誤り率検出装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の受信手段での各受信信号の受
    信状態を監視する受信状態監視手段を更に有し、 前記比較手段は、前記各受信信号のうち、前記受信状態
    監視手段により受信状態が良いと判断された受信信号を
    選び、比較することを特徴とする請求項1記載の移動無
    線通信の誤り率検出装置。
  10. 【請求項10】 前記比較手段は、前記各受信信号を2
    つずつの組に全て組合せ、各組において比較する手段を
    含み、 前記誤り率検出手段は、 前記比較手段によって得られた各組の比較結果に基づ
    き、前記各組の受信信号の平均の誤り率をそれぞれ検出
    する各組平均誤り率検出手段と、 前記各組平均誤り率検出手段で検出された各誤り率を比
    較し、それらのうちの最低の誤り率を出力する出力手段
    とを含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線通信
    の誤り率検出装置。
  11. 【請求項11】 前記比較手段は、前記各受信信号全て
    を同時に比較する手段を含み、 前記誤り率検出手段は、前記比較手段によって得られた
    比較結果に基づき、前記各受信信号の平均の誤り率を所
    定時間毎に検出する手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載の移動無線通信の誤り率検出装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の受信手段で受信された各受
    信信号に対して誤り訂正復号をそれぞれ行う複数の誤り
    訂正復号手段を更に有し、 前記比較手段は、前記各受信信号のビット比較を行う手
    段を含み、 前記誤り率検出手段は、 前記比較手段によってビット誤りが検出される度に1だ
    けアップカウントするとともに、前記複数の誤り訂正復
    号手段によって同時に誤り訂正がされる度に前記比較手
    段でビット比較された受信信号の数だけダウンカウント
    するカウント手段と、 前記カウント手段のカウント値を基に誤り率を検出する
    手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信の誤り率検出装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の受信手段での各受信信号の
    受信状態を監視する受信状態監視手段を更に有し、 前記比較手段は、前記各受信信号のビット比較を行う手
    段を含み、 前記誤り率検出手段は、 前記比較手段によってビット誤りが検出される度に1だ
    けアップカウントするとともに、前記受信状態監視手段
    により同時に受信状態が悪いと判断される度に前記比較
    手段でビット比較された受信信号の数だけダウンカウン
    トするカウント手段と、 前記カウント手段のカウント値を基に誤り率を検出する
    手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信の誤り率検出装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の受信手段で受信された各受
    信信号を基に空間ダイバーシチを行うダイバーシチ手段
    と、 前記誤り率検出手段で検出された誤り率を、ダイバーシ
    チによる選択後または合成後の誤り率に換算する換算手
    段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信の誤り率検出装置。
  15. 【請求項15】 前記換算手段は、フェージング速度の
    高低に応じた誤り率の換算表を備え、前記誤り率検出手
    段で検出された誤り率を、フェージング速度に応じた誤
    り率に換算することを特徴とする請求項14記載の移動
    無線通信の誤り率検出装置。
  16. 【請求項16】 前記比較手段は、前記各受信信号のビ
    ット比較を行う手段を含み、 前記誤り率検出手段は、 前記比較手段によってビット誤りが検出されたビット数
    をカウントする誤りビットカウント手段と、 前記受信信号の入力ビット数をカウントする入力ビット
    カウント手段と、 前記誤りビットカウント手段のカウント値を前記入力ビ
    ットカウント手段のカウント値で除算するとともに、そ
    の商を更に、前記比較手段がビット比較した受信信号の
    数で除算して誤り率を算出し出力する算出手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線通信の誤り率
    検出装置。
  17. 【請求項17】 前記算出手段は、前記入力ビットカウ
    ント手段のカウント値が所定値に達した時に、前記誤り
    ビットカウント手段のカウント値を前記入力ビットカウ
    ント手段のカウント値で除算するとともに、その商を更
    に、前記比較手段がビット比較した受信信号の数で除算
    して誤り率を算出する手段を含み、 前記誤り率検出手段は、前記算出手段が誤り率を出力し
    たときに前記誤りビットカウント手段および前記入力ビ
    ットカウント手段をリセットするリセット手段を更に含
    むことを特徴とする請求項16記載の移動無線通信の誤
    り率検出装置。
  18. 【請求項18】 前記算出手段は、前記誤りビットカウ
    ント手段のカウント値が所定値に達した時に、前記誤り
    ビットカウント手段のカウント値を前記入力ビットカウ
    ント手段のカウント値で除算するとともに、その商を更
    に、前記比較手段がビット比較した受信信号の数で除算
    して誤り率を算出する手段を含み、 前記誤り率検出手段は、前記算出手段が誤り率を出力し
    たときに前記誤りビットカウント手段および前記入力ビ
    ットカウント手段をリセットするリセット手段を更に含
    むことを特徴とする請求項16記載の移動無線通信の誤
    り率検出装置。
  19. 【請求項19】 前記比較手段は、前記各受信信号のビ
    ット比較を行う手段を含み、 前記誤り率検出手段は、 前記比較手段によってビット誤りが検出されたビット数
    を、所定時間に亘ってカウントし出力するビットカウン
    ト手段と、 前記受信信号の入力ビット数を、前記所定時間に亘って
    カウントし出力する入力ビットカウント手段と、 所定数の記憶場所を備え、前記誤りビットカウント手段
    から出力されたカウント値を最新のものを優先的に順次
    記憶する誤りビット数記憶手段と、 前記所定数の記憶場所を備え、前記入力ビットカウント
    手段から出力されたカウント値の最新のものを優先的に
    順次記憶する入力ビット数記憶手段と、 前記誤りビット数記憶手段に記憶された各値を、前記所
    定時間毎に合算する誤りビット数合算手段と、 前記入力ビット数記憶手段に記憶された各値を、前記所
    定時間毎に合算する入力ビット数合算手段と、 前記誤りビット数合算手段で求めた合算値を前記入力ビ
    ット数合算手段で求めた合算値で除算するとともに、そ
    の商を更に、前記比較手段がビット比較した受信信号の
    数で除算して誤り率を算出し出力する算出手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線通信の誤り率
    検出装置。
  20. 【請求項20】 スペクトラム拡散方式により送信さ
    れ、多重伝搬路を経た信号を受信して通信運用時に受信
    信号の誤り率を検出する移動無線通信の誤り率検出装置
    において、 同一の受信信号を複数に分割して各々に対して逆拡散復
    号を行う複数の逆拡散手段と、 前記複数の逆拡散手段の各出力に対してそれぞれ遅延処
    理を行う複数の遅延手段と、 前記複数の遅延手段の各出力を合成する合成手段と、 前記複数の遅延手段の各出力を比較する比較手段と、 前記比較手段によって得られた結果に基づき誤り率を検
    出する誤り率検出手段と、 を有することを特徴とする移動無線通信の誤り率検出装
    置。
  21. 【請求項21】 同一の信号が所定の時間差をおいて2
    度送信され、多重伝搬路を経て受信側に到着した場合の
    受信信号の誤り率を検出する移動無線通信の誤り率検出
    装置において、 同一の受信信号を複数に分割して各々に対してそれぞれ
    異なる遅延処理を行う遅延手段と、 前記遅延手段の各出力に対して時間タイバーシチ処理を
    行うタイバーシチ処理手段と、 前記遅延手段の各出力を比較する比較手段と、 前記比較手段によって得られた結果に基づき誤り率を検
    出する誤り率検出手段と、 を有することを特徴とする移動無線通信の誤り率検出装
    置。
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