JP2957490B2 - ４値ｆｓｋ受信機 - Google Patents
４値ｆｓｋ受信機Info
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- JP2957490B2 JP2957490B2 JP8246621A JP24662196A JP2957490B2 JP 2957490 B2 JP2957490 B2 JP 2957490B2 JP 8246621 A JP8246621 A JP 8246621A JP 24662196 A JP24662196 A JP 24662196A JP 2957490 B2 JP2957490 B2 JP 2957490B2
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- quaternary
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/08—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線選択呼出受
信機等に好適な４値ＦＳＫ受信機に係り、特にダイバー
シチ機能を有する４値ＦＳＫ受信機に関する。
信機等に好適な４値ＦＳＫ受信機に係り、特にダイバー
シチ機能を有する４値ＦＳＫ受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】フェージングのある無線通信において高
品質信号伝送を行うための手段としてタイムダイバーシ
チ機能を備えた無線選択呼出受信機が提供されている。
この種の無線選択呼出受信機のタイムダイバーシチ機能
に関する従来技術として特開平６−３３４５７２号公報
に開示のものがある。
品質信号伝送を行うための手段としてタイムダイバーシ
チ機能を備えた無線選択呼出受信機が提供されている。
この種の無線選択呼出受信機のタイムダイバーシチ機能
に関する従来技術として特開平６−３３４５７２号公報
に開示のものがある。
【０００３】この公報に開示された従来のタイムダイバ
ーシチ機能を有する受信機は、いわゆる検波器出力選択
合成法によるタイムダイバーシチを行うものであり、さ
らに詳述すると、同一符号信号を複数回受信し、各符号
毎に、今回の受信の際の検波器出力信号の標本値の絶対
値と前回の受信の際の検波器出力信号の標本値の絶対値
を比較し、絶対値の大きい方の標本値を選択するもので
ある。この技術は、検波器出力信号に基づいてダイバー
シチ処理における標本値の選択処理が行われるため、受
信レベルを測定する特別な手段を設ける必要がないとい
う利点がある。
ーシチ機能を有する受信機は、いわゆる検波器出力選択
合成法によるタイムダイバーシチを行うものであり、さ
らに詳述すると、同一符号信号を複数回受信し、各符号
毎に、今回の受信の際の検波器出力信号の標本値の絶対
値と前回の受信の際の検波器出力信号の標本値の絶対値
を比較し、絶対値の大きい方の標本値を選択するもので
ある。この技術は、検波器出力信号に基づいてダイバー
シチ処理における標本値の選択処理が行われるため、受
信レベルを測定する特別な手段を設ける必要がないとい
う利点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術は、２値ＦＳＫ方式を前提としており、４値Ｆ
ＳＫ方式の無線選択呼出受信機に関しては、検波器出力
信号を利用した検波器出力選択合成法によるタイムダイ
バーシチ処理を行う場合に最大のダイバーシチ利得を得
る選択方法が未だ確立されていない。
来の技術は、２値ＦＳＫ方式を前提としており、４値Ｆ
ＳＫ方式の無線選択呼出受信機に関しては、検波器出力
信号を利用した検波器出力選択合成法によるタイムダイ
バーシチ処理を行う場合に最大のダイバーシチ利得を得
る選択方法が未だ確立されていない。
【０００５】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、最大のダイバーシチ利得を得られる検
波器出力選択合成法によりタイムダイバーシチ処理を行
う機能を備えた４値ＦＳＫ受信機を提供することを目的
としている。
れたものであり、最大のダイバーシチ利得を得られる検
波器出力選択合成法によりタイムダイバーシチ処理を行
う機能を備えた４値ＦＳＫ受信機を提供することを目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
同一の信号列を複数回受信し、複数回得られる検波器出
力信号に基づいてダイバーシチ処理を行う手段を有する
４値ＦＳＫ受信機であって、前記ダイバーシチ処理を行
う手段は、検波器出力信号を標本化し、標本値を出力す
る標本化手段と、前記標本値を所定の閾値により２値判
定する２値判定手段と、前回受信した信号列に対応した
前記標本値の前記閾値からの距離と今回受信した同一信
号列に対応した前記標本値の前記閾値からの距離とを比
較し、距離の長い方に対応した標本値を選択する選択手
段とを具備し、前記選択手段により選択された標本値の
４値判定を行うことにより元の信号列を復元することを
特徴とする４値ＦＳＫ受信機を要旨とする。請求項２に
係る発明は、同一の信号列を複数回受信し、複数回得ら
れる検波器出力信号に基づいてダイバーシチ処理を行う
手段を有する４値ＦＳＫ受信機であって、前記ダイバー
シチ処理を行う手段は、検波器出力信号を標本化し、標
本値を出力する標本化手段と、前記標本値の４値判定を
行う４値判定手段と、前記標本値と前記４値判定の結果
に対応した理想値との差を検出する検出手段と、前記検
出手段により検出された差に基づいて前記標本値の補正
をする補正手段と、前記補正後の標本値を所定の閾値に
より２値判定する２値判定手段と、前回受信した信号列
に対応した前記補正後の標本値の前記閾値からの距離と
今回受信した同一信号列に対応した前記補正後の標本値
の前記閾値からの距離とを比較し、距離の長い方に対応
した標本値を選択する選択手段とを具備し、前記選択手
段により選択された標本値の４値判定を行うことにより
元の信号列を復元することを特徴とする４値ＦＳＫ受信
機を要旨とする。請求項３に係る発明は、前記標本化手
段は、入力信号である前記検波器出力信号の変換可能範
囲が任意に設定されるものであることを特徴とする請求
項１または２に記載の４値ＦＳＫ受信機を要旨とする。
請求項４に係る発明は、前記２値判定手段に対し、前記
標本化手段に設定された前記変換可能範囲の中央値を２
値判定の閾値として設定する設定手段を有することを特
徴とする請求項３に記載の４値ＦＳＫ受信機を要旨とす
る。
同一の信号列を複数回受信し、複数回得られる検波器出
力信号に基づいてダイバーシチ処理を行う手段を有する
４値ＦＳＫ受信機であって、前記ダイバーシチ処理を行
う手段は、検波器出力信号を標本化し、標本値を出力す
る標本化手段と、前記標本値を所定の閾値により２値判
定する２値判定手段と、前回受信した信号列に対応した
前記標本値の前記閾値からの距離と今回受信した同一信
号列に対応した前記標本値の前記閾値からの距離とを比
較し、距離の長い方に対応した標本値を選択する選択手
段とを具備し、前記選択手段により選択された標本値の
４値判定を行うことにより元の信号列を復元することを
特徴とする４値ＦＳＫ受信機を要旨とする。請求項２に
係る発明は、同一の信号列を複数回受信し、複数回得ら
れる検波器出力信号に基づいてダイバーシチ処理を行う
手段を有する４値ＦＳＫ受信機であって、前記ダイバー
シチ処理を行う手段は、検波器出力信号を標本化し、標
本値を出力する標本化手段と、前記標本値の４値判定を
行う４値判定手段と、前記標本値と前記４値判定の結果
に対応した理想値との差を検出する検出手段と、前記検
出手段により検出された差に基づいて前記標本値の補正
をする補正手段と、前記補正後の標本値を所定の閾値に
より２値判定する２値判定手段と、前回受信した信号列
に対応した前記補正後の標本値の前記閾値からの距離と
今回受信した同一信号列に対応した前記補正後の標本値
の前記閾値からの距離とを比較し、距離の長い方に対応
した標本値を選択する選択手段とを具備し、前記選択手
段により選択された標本値の４値判定を行うことにより
元の信号列を復元することを特徴とする４値ＦＳＫ受信
機を要旨とする。請求項３に係る発明は、前記標本化手
段は、入力信号である前記検波器出力信号の変換可能範
囲が任意に設定されるものであることを特徴とする請求
項１または２に記載の４値ＦＳＫ受信機を要旨とする。
請求項４に係る発明は、前記２値判定手段に対し、前記
標本化手段に設定された前記変換可能範囲の中央値を２
値判定の閾値として設定する設定手段を有することを特
徴とする請求項３に記載の４値ＦＳＫ受信機を要旨とす
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図１はこの発明の一実施形
態である４値ＦＳＫ方式の無線選択呼出受信機の構成を
示すブロック図である。
施の形態について説明する。図１はこの発明の一実施形
態である４値ＦＳＫ方式の無線選択呼出受信機の構成を
示すブロック図である。
【０００８】図１において、基地局（図示略）から送信
された無線信号はアンテナ１により受信され、無線部２
で増幅後復調される。この復調により得られる検波器出
力信号は、無線部２によって受信された４値ＦＳＫ信号
の周波数の時間的推移に対応した信号波形を有してい
る。Ａ／Ｄコンバータ３は、この検波器出力信号を一定
のレートで順次標本化し、各々所定ビットからなる標本
値に変換して順次出力する。ここで、Ａ／Ｄコンバータ
３は、入力信号の変換可能範囲が任意に設定されるよう
になっている。
された無線信号はアンテナ１により受信され、無線部２
で増幅後復調される。この復調により得られる検波器出
力信号は、無線部２によって受信された４値ＦＳＫ信号
の周波数の時間的推移に対応した信号波形を有してい
る。Ａ／Ｄコンバータ３は、この検波器出力信号を一定
のレートで順次標本化し、各々所定ビットからなる標本
値に変換して順次出力する。ここで、Ａ／Ｄコンバータ
３は、入力信号の変換可能範囲が任意に設定されるよう
になっている。
【０００９】制御部４は、この無線選択呼出受信機の制
御中枢をなすものであり、主に以下の処理を行う。
御中枢をなすものであり、主に以下の処理を行う。
【００１０】ａ．ダイバーシチ処理 基地局は、送信情報を確実に伝えるため、複数回に亙り
同一内容の信号列の無線信号を送信する。この無線選択
呼出受信機では、無線部２により、この複数回に亙って
送信される同一内容の信号列の無線信号から検波器出力
信号が復調される。そして、Ａ／Ｄコンバータ３によ
り、複数の同一内容の信号列に対応した検波器出力信号
の標本化が順次行われ、各々同一内容の信号列に対応し
た複数の標本値列が制御部４へ供給される。制御部４
は、今回得られた標本値列の各標本値と、メモリ６内に
格納された今回以前の標本値列の各標本値について、い
ずれの標本値を採るかの選択を行い、選択した各標本値
を用いて標本値列を合成する。
同一内容の信号列の無線信号を送信する。この無線選択
呼出受信機では、無線部２により、この複数回に亙って
送信される同一内容の信号列の無線信号から検波器出力
信号が復調される。そして、Ａ／Ｄコンバータ３によ
り、複数の同一内容の信号列に対応した検波器出力信号
の標本化が順次行われ、各々同一内容の信号列に対応し
た複数の標本値列が制御部４へ供給される。制御部４
は、今回得られた標本値列の各標本値と、メモリ６内に
格納された今回以前の標本値列の各標本値について、い
ずれの標本値を採るかの選択を行い、選択した各標本値
を用いて標本値列を合成する。
【００１１】ｂ．信号列を復元する処理 上記ダイバーシチ処理により得た標本値列の各標本値を
４値の情報に量子化し（４値判定）、その結果を用いて
元の信号列を復元する。
４値の情報に量子化し（４値判定）、その結果を用いて
元の信号列を復元する。
【００１２】ｃ．受信信号列に対応した処理 復元した信号列とＩＤ−ＲＯＭ５に記憶されている自己
の選択呼出番号と比較する。そして、両者が合致する場
合、すなわち、自己の選択呼出番号およびメッセージを
受信した場合にはドライバ７に対して受信報知信号を出
力し、報知デバイス８によって受信報知を行う。同時に
制御部４は、ＬＣＤドライバ９に制御信号を出力し、Ｌ
ＣＤ１０によって受信メッセージを表示する。
の選択呼出番号と比較する。そして、両者が合致する場
合、すなわち、自己の選択呼出番号およびメッセージを
受信した場合にはドライバ７に対して受信報知信号を出
力し、報知デバイス８によって受信報知を行う。同時に
制御部４は、ＬＣＤドライバ９に制御信号を出力し、Ｌ
ＣＤ１０によって受信メッセージを表示する。
【００１３】次に図２のフローを参照し、本実施形態の
詳細な動作を説明する。上述した通り、無線部２によっ
て出力される検波器出力信号は、Ａ／Ｄコンバータ３に
よって標本化される。制御部４は、このようにしてＡ／
Ｄコンバータ３から得られる標本値を取り込む（ステッ
プ１０１）。
詳細な動作を説明する。上述した通り、無線部２によっ
て出力される検波器出力信号は、Ａ／Ｄコンバータ３に
よって標本化される。制御部４は、このようにしてＡ／
Ｄコンバータ３から得られる標本値を取り込む（ステッ
プ１０１）。
【００１４】次にステップ１０２〜１０４において、回
線周波数と無線選択呼出受信機の局部発振周波数のズレ
を補正し、ダイバーシチ処理のための２値判定（後述）
および元の信号列を復元する際の４値判定を正常に行う
ための補正処理を行う。さらに詳述すると次の通りであ
る。
線周波数と無線選択呼出受信機の局部発振周波数のズレ
を補正し、ダイバーシチ処理のための２値判定（後述）
および元の信号列を復元する際の４値判定を正常に行う
ための補正処理を行う。さらに詳述すると次の通りであ
る。
【００１５】検波器出力信号は、基地局により送信され
た４値ＦＳＫ信号の周波数の時間的推移に対応した信号
波形を有しており、Ａ／Ｄコンバータ３から得られる各
標本値は、送信情報に対応した周波数値を示している。
仮に上記の回線周波数と無線選択呼出受信機の局部発振
周波数のズレがなければ、各標本値は、４値（００，０
１，１０，１１）の各々に対応した理想的な周波数値の
いずれかに一致したものとなるはずである。しかしなが
ら、実際には上記のズレがどうしても生じてしまうた
め、Ａ／Ｄコンバータ３から得られる各標本値は、理想
的な周波数値から若干ずれた値となってしまうのであ
る。このズレを含んだ標本値を用いてダイバーシチ処理
や信号列の復元を行うと適正な動作が得られないためそ
の補正を以下の手順で行うのである。
た４値ＦＳＫ信号の周波数の時間的推移に対応した信号
波形を有しており、Ａ／Ｄコンバータ３から得られる各
標本値は、送信情報に対応した周波数値を示している。
仮に上記の回線周波数と無線選択呼出受信機の局部発振
周波数のズレがなければ、各標本値は、４値（００，０
１，１０，１１）の各々に対応した理想的な周波数値の
いずれかに一致したものとなるはずである。しかしなが
ら、実際には上記のズレがどうしても生じてしまうた
め、Ａ／Ｄコンバータ３から得られる各標本値は、理想
的な周波数値から若干ずれた値となってしまうのであ
る。このズレを含んだ標本値を用いてダイバーシチ処理
や信号列の復元を行うと適正な動作が得られないためそ
の補正を以下の手順で行うのである。
【００１６】すなわち、制御部４は、まず、Ａ／Ｄコン
バータ３から得られる標本値の４値判定を行う（ステッ
プ１０２）。次に、この４値判定の対象となった標本値
と、４値判定の判定結果（４値のうちのいずれか該当す
るもの）に対応した本来有るべき理想的周波数値との差
を検出する（ステップ１０３）。次いで、この差とこの
時点以前に得られている差に基づいて４値判定の対象と
なった標本値の補正を行う（ステップ１０４）。
バータ３から得られる標本値の４値判定を行う（ステッ
プ１０２）。次に、この４値判定の対象となった標本値
と、４値判定の判定結果（４値のうちのいずれか該当す
るもの）に対応した本来有るべき理想的周波数値との差
を検出する（ステップ１０３）。次いで、この差とこの
時点以前に得られている差に基づいて４値判定の対象と
なった標本値の補正を行う（ステップ１０４）。
【００１７】次に制御部４は、今回この無線選択呼出受
信機が受信した信号列が、複数回送信される信号列の中
の１回目の信号列であるか否かを判断し（ステップ１０
５）、１回目である場合はタイムダイバーシチ処理は実
施せず、上記ステップ１０２〜１０４により補正のなさ
れた１回目の信号列に対応した標本値列をメモリ７に格
納する。この標本値列は、その後、信号列の復元に使用
され、復元された信号列はＩＤの照合に使用される。
信機が受信した信号列が、複数回送信される信号列の中
の１回目の信号列であるか否かを判断し（ステップ１０
５）、１回目である場合はタイムダイバーシチ処理は実
施せず、上記ステップ１０２〜１０４により補正のなさ
れた１回目の信号列に対応した標本値列をメモリ７に格
納する。この標本値列は、その後、信号列の復元に使用
され、復元された信号列はＩＤの照合に使用される。
【００１８】一方、今回受信した信号列が２回目以降の
ものである場合は、ステップ１０５からステップ１０６
へ進み、以下のダイバーシチ処理を実行する。
ものである場合は、ステップ１０５からステップ１０６
へ進み、以下のダイバーシチ処理を実行する。
【００１９】まず、今回得られた標本値列（例えばｂ１
〜ｂＮとする。）と既にメモリ７内に格納された標本値
列（例えばａ１〜ａＮとする。）の各々から同一位置に
対応した各標本値を順次選択する。そして、選択した標
本値ａｋ（ｋ＝１〜Ｎ）およびｂｋ（ｋ＝１〜Ｎ）の各
々の２値判定を行い、各標本値毎に２値判定の閾値であ
る中央の閾値ＴＨからの距離｜ａｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜
Ｎ）および｜ｂｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜Ｎ）を各々算出す
る（ステップ１０６）。ここで用いられる閾値ＴＨは、
Ａ／Ｄコンバータ３に設定された変換可能範囲の中央値
である。
〜ｂＮとする。）と既にメモリ７内に格納された標本値
列（例えばａ１〜ａＮとする。）の各々から同一位置に
対応した各標本値を順次選択する。そして、選択した標
本値ａｋ（ｋ＝１〜Ｎ）およびｂｋ（ｋ＝１〜Ｎ）の各
々の２値判定を行い、各標本値毎に２値判定の閾値であ
る中央の閾値ＴＨからの距離｜ａｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜
Ｎ）および｜ｂｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜Ｎ）を各々算出す
る（ステップ１０６）。ここで用いられる閾値ＴＨは、
Ａ／Ｄコンバータ３に設定された変換可能範囲の中央値
である。
【００２０】そして、信号列の各信号位置（すなわち、
ｋ）毎に、ステップ１０６において算出した各距離｜ａ
ｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜Ｎ）および｜ｂｋ−ＴＨ｜（ｋ＝
１〜Ｎ）を比較し、｜ａｋ−ＴＨ｜の方が大きければａ
ｋを、｜ｂｋ−ＴＨ｜の方が大きければｂｋを有効な標
本値として選択し、メモリ７内に再格納する（ステップ
１０８，１０９）。
ｋ）毎に、ステップ１０６において算出した各距離｜ａ
ｋ−ＴＨ｜（ｋ＝１〜Ｎ）および｜ｂｋ−ＴＨ｜（ｋ＝
１〜Ｎ）を比較し、｜ａｋ−ＴＨ｜の方が大きければａ
ｋを、｜ｂｋ−ＴＨ｜の方が大きければｂｋを有効な標
本値として選択し、メモリ７内に再格納する（ステップ
１０８，１０９）。
【００２１】このようにしてダイバーシチ処理が完了
し、その後、有効なものとしてメモリ７内に格納された
標本値の最終的な４値判定および元の信号列の復元が行
われ、さらに信号列とＩＤとの照合が行われる。
し、その後、有効なものとしてメモリ７内に格納された
標本値の最終的な４値判定および元の信号列の復元が行
われ、さらに信号列とＩＤとの照合が行われる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による４
値ＦＳＫ受信機によれば、検波器出力選択合成法による
タイムダイバーシチ処理が行われ、最大のダイバーシチ
利得が得られるという効果がある。
値ＦＳＫ受信機によれば、検波器出力選択合成法による
タイムダイバーシチ処理が行われ、最大のダイバーシチ
利得が得られるという効果がある。
【図１】 この発明の一実施形態である４値ＦＳＫ方式
の無線選択呼出受信機の構成を示すブロック図である。
の無線選択呼出受信機の構成を示すブロック図である。
【図２】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
１ アンテナ ２ 無線部 ３ Ａ／Ｄコンバータ（標本化手段） ４ 制御部（ダイバーシチ処理を行う手段） ６ メモリ
Claims (4)
- 【請求項１】 同一の信号列を複数回受信し、複数回得
られる検波器出力信号に基づいてダイバーシチ処理を行
う手段を有する４値ＦＳＫ受信機であって、 前記ダイバーシチ処理を行う手段は、 検波器出力信号を標本化し、標本値を出力する標本化手
段と、 前記標本値を所定の閾値により２値判定する２値判定手
段と、 前回受信した信号列に対応した前記標本値の前記閾値か
らの距離と今回受信した同一信号列に対応した前記標本
値の前記閾値からの距離とを比較し、距離の長い方に対
応した標本値を選択する選択手段とを具備し、 前記選択手段により選択された標本値の４値判定を行う
ことにより元の信号列を復元することを特徴とする４値
ＦＳＫ受信機。 - 【請求項２】 同一の信号列を複数回受信し、複数回得
られる検波器出力信号に基づいてダイバーシチ処理を行
う手段を有する４値ＦＳＫ受信機であって、前記ダイバ
ーシチ処理を行う手段は、 検波器出力信号を標本化し、標本値を出力する標本化手
段と、 前記標本値の４値判定を行う４値判定手段と、 前記標本値と前記４値判定の結果に対応した理想値との
差を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された差に基づいて前記標本値
の補正をする補正手段と、 前記補正後の標本値を所定の閾値により２値判定する２
値判定手段と、 前回受信した信号列に対応した前記補正後の標本値の前
記閾値からの距離と今回受信した同一信号列に対応した
前記補正後の標本値の前記閾値からの距離とを比較し、
距離の長い方に対応した標本値を選択する選択手段とを
具備し、 前記選択手段により選択された標本値の４値判定を行う
ことにより元の信号列を復元することを特徴とする４値
ＦＳＫ受信機。 - 【請求項３】 前記標本化手段は、入力信号である前記
検波器出力信号の変換可能範囲が任意に設定されるもの
であることを特徴とする請求項１または２に記載の４値
ＦＳＫ受信機。 - 【請求項４】 前記２値判定手段に対し、前記標本化手
段に設定された前記変換可能範囲の中央値を２値判定の
閾値として設定する設定手段を有することを特徴とする
請求項３に記載の４値ＦＳＫ受信機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246621A JP2957490B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | ４値ｆｓｋ受信機 |
| GB9719802A GB2317480B (en) | 1996-09-18 | 1997-09-17 | Diversity combining method and radio receiver |
| US08/932,866 US6122330A (en) | 1996-09-18 | 1997-09-18 | Diversity combining |
| HK98110110A HK1009221A1 (en) | 1996-09-18 | 1998-08-24 | Diversity combining method and radio receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246621A JP2957490B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | ４値ｆｓｋ受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1093643A JPH1093643A (ja) | 1998-04-10 |
| JP2957490B2 true JP2957490B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17151138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8246621A Expired - Fee Related JP2957490B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | ４値ｆｓｋ受信機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6122330A (ja) |
| JP (1) | JP2957490B2 (ja) |
| GB (1) | GB2317480B (ja) |
| HK (1) | HK1009221A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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