JPH0964695A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JPH0964695A
JPH0964695A JP8171276A JP17127696A JPH0964695A JP H0964695 A JPH0964695 A JP H0964695A JP 8171276 A JP8171276 A JP 8171276A JP 17127696 A JP17127696 A JP 17127696A JP H0964695 A JPH0964695 A JP H0964695A
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Masaki Kakihara
正樹 柿原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信可能な放送局を探知する場合、その探知
した放送局の中から目的の放送局を即座に選局できるよ
うにし、放送受信装置の使い勝手を高める。 【解決手段】 受信可能な放送局を探知して、その放送
局名及び周波数を表示装置10の表示画面11に一括表
示するとともに、この表示された放送局の中から目的の
放送局を、表示画面11に表示された操作キー部24′
の操作で選択して該放送局に切り換えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局からの電波
を受信して選局する放送受信装置に関し、特に、その受
信放送局を表示するようにしたものに関する技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両の現在位置、その
周辺の地図、進行方向、目的地等の各種の走行情報を運
転者等に提供するナビゲーションシステムはよく知られ
ている。その一例として、例えば特開昭61−2080
75号公報に示されるものでは、インストルメントパネ
ルやコンソールボックス等にCRT(カソードレイチュ
ーブつまりブラウン管)からなる表示装置を配設し、そ
の表示装置の表示画面上に上記各種走行情報を表示する
ようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車載ラジオ
等のチューナにおいては、車両の電波受信地点で受信可
能な放送局を自動的に探知するオートプリセット機能を
設けることがある。その場合、受信可能の放送局が複数
あると、運転者等の使用者は、それら受信可能の放送局
の放送を順に聴いた上で、受信しようとする目的の放送
局を選局せねばならず、その手間が面倒であった。そし
て、このように探知した受信可能な放送局を逐次選局す
る手間については、車両以外の放送受信装置でも同様に
生じる。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記のように受信可能な放送局を探知
する場合に、上記従来の表示装置を旨く利用することに
より、その探知した放送局の中から目的の放送局を即座
に選局できるようにし、放送受信装置の使い勝手を高め
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、本発明の解決手段は、探知した受信可能の放送局を
表示手段の表示画面上に一括して表示し、その表示を基
に目的の放送局を選局できるようにした。
【0006】すなわち、本発明の放送受信装置の構成
は、表示画面を有する表示手段と、受信可能な放送局を
探知して上記表示手段の表示画面に表示する制御手段
と、上記表示画面に表示された放送局の1つを選択する
選局手段とを備えており、上記制御手段は、上記選局手
段により選択された放送局に切り換えるように構成され
ている。
【0007】このことで、制御手段により受信可能な放
送局のリストが表示手段の表示画面に表示され、選局手
段により表示画面上の放送局の中から1つの放送局が選
択されると、制御手段が上記選択された放送局に切り換
える。従って、使用者は受信可能な放送局の情報を表示
画面上で一覧でき、その放送局の放送を聴いて選局する
手間を要することなく、表示画面上の情報から受信しよ
うとする目的の放送局を直ちに選局する一発選局が可能
となり、放送受信装置の使い勝手を高めることができ
る。
【0008】上記選局手段は、表示手段の表示画面に操
作キー部として表示されているものとしてもよい。こう
すると、受信可能な放送局とその選局のための操作キー
部とが同じ表示画面に同時に表示されるので、放送受信
装置の使い勝手をさらに高めることができる。
【0009】上記制御手段は、表示画面に少なくとも放
送局名を表示するように構成する。このことで、表示画
面の中から目的の放送局を容易に識別することができ
る。
【0010】また、本発明の放送受信装置は車両に搭載
されているものとしてもよい。
【0011】さらに、上記表示手段の表示画面に、他の
少なくとも1つの電装品に制御信号を出力する操作キー
部を選択により表示可能とすることもできる。このこと
で、表示手段を他の電装品の制御のために兼用すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図3は本発明の実施形態の全体構成
を示し、1は車両に搭載されたオーディオ装置であっ
て、このオーディオ装置1は音楽ソースを入力させるた
めのFM/AMチューナ2、カセットデッキ3及びコン
パクトディスクプレーヤ4(CDプレーヤ)を備えてな
る。また、5はテレビ、6は空調装置(エアコンディシ
ョナ)である。さらに、7はナビゲーション装置であっ
て、このナビゲーション装置7は、図示しないが、例え
ばコンパクトディスク(CD)に記憶された地図データ
を読み込んで格納するメモリ装置と、車両の走行方向等
を検出する地磁気センサとを有してなり、上記メモリに
格納された地図データと、地磁気センサにより検出され
た車両の走行方向等とに基づいて車両の現在位置等のデ
ータを演算により算出して後述の表示装置10に表示す
るものである。以上の各装置1〜7により車載電装品が
構成される。
【0013】そして、上記各電装品1〜7は外部からの
操作によって制御される複数の公知の機能を内蔵してい
る。例えば、オーディオ装置1についてみると、スピー
カ音量の調節機能、同音量を一時的に瞬時に下げるミュ
ーティング機能、音質つまり音の周波数特性を変化させ
るトーンコントロール機能等が付設されている。また、
カセットデッキ3においては、テープの定速走行送り、
早戻し、早送り機能等がある。さらに、空調装置6にあ
っては、温度調節機能、風向き調節機能等が設けられて
いる。
【0014】8は上記電装品1〜7を作動制御する制御
装置であって、この制御装置8は中央処理装置9(CP
U)と、CRT(カソードレイチューブ)からなる表示
装置10とを有し、上記表示装置10は、図2に示すよ
うに車室前端のインストルメントパネル12の中央下部
に連設されたコンソールボックス13の上端部に設置さ
れている。尚、図2中、14はステアリングホイール、
15は運転席シート、16は助手席シート、17,18
はそれぞれ左右のドアである。
【0015】上記中央処理装置9には上記電装品1〜7
が信号授受可能に接続されているとともに、各電装品1
〜7を選択切換えするためのファンクションキー19,
19,…の出力信号が入力されており、これらファンク
ションキー19,19,…は図1に示すように上記表示
装置10の表示画面11外の左右両側に配置されてい
る。また、上記表示装置10は中央処理装置9に対しC
RTコントローラ20及びビデオRAM21を介して信
号授受可能に接続されており、中央処理装置9で作成し
た画像処理データをビデオRAM21により記憶すると
ともに、その記憶データに基づいてCRTコントローラ
20により表示装置10の表示画面11上に画像を表示
させるように構成されている。
【0016】さらに、上記各電装品1〜7の機能を切り
換えて該電装品1〜7を作動状態を制御するための操作
部は操作要求度に応じてグループ化されている。すなわ
ち、救急車やパトロールカー等の緊急車両の警報音を明
確に聴くために、オーディオ装置1のスピーカ音量を瞬
時に低レベルまで下げる場合、或いは空調装置6により
設定される目標の室内温度を調節する場合には、他の電
装品の使用中にも拘らず素早く操作する必要があり、こ
の目的のため、上記操作要求度の高い操作部として、上
記オーディオ装置1のミューティング機能を作動させる
ミューティング操作部及び空調装置6の温度調節機能を
作動させる温度調節操作部が設定されている。
【0017】そして、図1に示すように、上記操作要求
度の低い操作部は上記表示装置10の表示画面11上の
周縁部に操作キー部24,24,…として表示される一
方、操作要求度の高いミューティング操作部及び温度調
節操作部は上記表示装置10外の上記コンソールボック
ス13にそれぞれミュートキー25及び温度調節キー2
6の専用キーとして配設されている。尚、このミュート
キー25及び温度調節キー26はON/OFF式スイッ
チで構成されていて、図1に示すように中央処理装置に
接続されており、これらのキー25,26を押し操作し
たときには、スイッチのON信号が中央処理装置9に入
力されて、オーディオ装置1のスピーカ音量を低下さ
せ、又は空調装置6の設定温度を調節するようになされ
ている。
【0018】また、図3に示すように、上記表示装置1
0の表示画面11には透明なタッチセンサ22が密着状
態で取り付けられている。このタッチセンサ22は、表
示画面11に沿って横方向及び縦方向にそれぞれ平行に
互いに交差するように配置された複数の線状の透明電極
(図示せず)を有し、その一部を指で触れると、その接
触部分の位置をマトリクス信号により検出する。そし
て、上記タッチセンサ22の出力信号はデコーダ23で
処理されて上記中央処理装置9に入力されるようになさ
れており、表示装置10の表示画面11に表示された画
像の各操作キー部24をタッチセンサ22の上から押し
操作(接触操作)すると、その操作キー部24に対応す
る信号をタッチセンサ22により検出して中央処理装置
9に入力させるようになされている。
【0019】ここで、上記中央処理装置9において、空
調装置6及びオーディオ装置1に対する概略的な制御手
順について図4により説明する。
【0020】先ず、スタート後の最初のステップS1に
おいて、上記ミュートキー25又は温度調節キー26つ
まり専用キーからの信号入力が有るかどうかを判定す
る。ここで「入力信号なし」のNOと判定されると、ス
テップS2に進み、空調装置6を選択するためのファン
クションキー19が操作されていて、該空調装置6の機
能切換えが要求されているか否かを判定し、判定がNO
のときにはそのまま最初のステップS1に戻る。また、
判定がYESのときには、ステップS3において空調装
置6の作動状態及び操作キー部24の画像を表示装置1
0の表示画面11上に表示させ、次いで、ステップS4
に進んで、上記表示画面11上に表示された操作キー部
24が接触によりON操作されたかどうかを判定する。
そして、この判定がNOのときにはそのまま、YESの
ときには、ステップS5で空調装置6を上記表示画面1
1上の操作キー部24の操作に応じた作動状態に制御し
た後にそれぞれ最初のステップS1に戻る。
【0021】一方、ステップS1での判定が「入力信号
有り」のYESと判定されると、ステップS6に進み、
ミュートキー25が操作されたか否かを判定する。この
判定がYESのときには、ステップS7においてオーデ
ィオ装置1の音量を所定レベルまで低下させてミューテ
ィングシステム作動状態とする。また、判定がNOのと
きには、ステップS8に進んで上記温度調節キー26が
調節温度の上昇側に操作されたか否かを判定し、ここで
YESと判定されたときには、ステップS9において空
調装置6に対する調節温度を上昇側に、NOと判定され
たときには、ステップS10において同調節温度を降下
側にそれぞれ調節した後、ステップS1に戻る。
【0022】したがって、上記実施形態においては、基
本的に、各電装品1〜7を作動制御しようとするときに
は、その目的の電装品1〜7に対応するファンクション
キー19を選択操作する。このファンクションキー19
の操作に伴い、そのキー19により選択された信号が制
御装置8の中央処理装置9に入力され、この中央処理装
置9での信号処理により表示装置10の表示画面11上
に目的の電装品1〜7の作動状態及び操作キー部24,
24,…が同時に表示される。そして、この表示画面1
1上に表示された操作キー部24,24,…の1つを指
で押し操作(接触操作)することにより、その操作され
た操作キー部24に対応する信号がタッチセンサ22に
より検出されて中央処理装置9に入力され、この中央処
理装置9での信号処理により上記電装品1〜7に作動指
令信号が出力されて、該電装品1〜7が操作キー部24
の操作どおりに作動制御される。
【0023】また、オーディオ装置1のミューティング
機能を作動させるとき、或いは空調装置6の温度調節機
能を作動させるときには、上記表示装置10外の,コン
ソールボックス13上に配設されたミュートキー25又
は温度調節キー26を押し操作する。この操作により、
そのキー25,26からの信号が中央処理装置9に入力
され、この中央処理装置9での信号処理により上記オー
ディオ装置1又は空調装置6に作動指令信号が出力され
て、該オーディオ装置1の音量低下や空調装置6の設定
温度の調節が行われる。
【0024】その際、各電装品1〜7の作動中、表示装
置10の表示画面11に各電装品1〜7の作動状態とそ
の操作キー部24,24,…とが同時に併せて表示され
るので、その集中表示によって操作性の向上及び作動状
態の表示の視認容易化を図ることができる。
【0025】しかも、オーディオ装置1のミューティン
グ機能を作動させるミューティング操作及び空調装置6
の温度調節機能を作動させる温度調節操作は操作要求度
が高く、これら操作要求度の高い操作部は、表示装置1
0とは別個にその外部のコンソールボックス13上にミ
ュートキー25及び温度調節キー26として専用に設け
られているため、表示装置10の表示画面11上に目的
とするオーディオ装置1又は空調装置6以外の電装品2
〜5,7の各操作キー部24及びその作動状態が表示さ
れていたとしても、目的のオーディオ装置1又は空調装
置6に対応する画像を表示画面11上で順に検索する必
要がなく、その専用のミュートキー25又は温度調節キ
ー26を操作するだけで、表示画面11上の表示状態に
関係なく、オーディオ装置1のミューティング機能又は
空調装置6の温度調節機能を専用キーの指令信号に基づ
いて作動制御することができ、よって操作性をさらに向
上させることができる。
【0026】また、上記ミュートキー25又は温度調節
キー26以外の操作要求度の低い操作部は表示装置10
の表示画面11上に操作キー部24として表示されるの
で、たとえ、その操作部の数が多くても、それらをイン
ストルメントパネル12等に配置する場合のように広い
設置スペースが不要となり、よって操作部の配置スペー
スを縮小することができる。
【0027】尚、上記実施形態では、操作要求度の高い
専用キーとしてのミュートキー25及び温度調節キー2
6を表示装置10の表示画面11周辺でその下側に相当
するコンソールボックス13に配設したが、他の部位に
変更してもよい。例えば、表示装置10から離れたイン
ストルメントパネル12上に配設することも可能であ
る。要は、表示装置10の表示画面11外に専用キーと
して配設すればよいのである。
【0028】また、上記操作要求度の高い操作部として
の専用キー25,26に加えて、オーディオ装置1又は
空調装置6の機能選択時、表示装置10の表示画面11
上にオーディオ装置1のミューティング機能及び空調装
置6の温度調節機能を作動させるための操作キー部24
を表示可能として、その操作キー部24を操作により、
上記専用キー25,26の操作と同様にオーディオ装置
1のミューティング又は空調装置6の温度調節を行い得
るようにしてもよく、操作性をより一層向上させること
ができる。
【0029】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、以下に示すように種々の他の実施形態を包含す
るものである。尚、上記実施形態の構成と同じ部分につ
いては同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0030】(1) 各電装品1〜7において、表示装
置10の表示画面11に表示される電装品制御用の操作
キー部24(該操作キー部24を作動状態と組み合わせ
た画像)が複数ある場合には、その複数の操作キー部2
4,24,…をそれぞれ表示した複数の画面をグループ
化して、使用頻度の高い操作キー部24の画面は第1の
画面として優先的に表示することとし、使用頻度の低い
操作キー部24やマニアックな操作のための操作キー部
24の画面は第2の画面以降に表示するように構成す
る。
【0031】この構成により、例えば複数の表示画面を
使用頻度の高低に関係なく順番付けて、目的の操作キー
部24の画面が表示されるまで画面を順次切り換える場
合のように、操作キー部24の検索に時間を要すること
がなく、また、全画面の目録を一括して表示するメニュ
ー画面を作り、その中から目的の画面を選択して表示さ
せる場合のように、操作キー部24の選択の都度、メニ
ュー画面に切り換える手間がなく、よって、操作キー部
24の操作を容易化でき、必要とする操作キー部24を
迅速に選択することができる。
【0032】(2) また、表示装置10の表示画面1
1上に表示されている操作キー部24を操作しても、そ
の操作キー部24による操作ができない場合がある。例
えば、ナビゲーション装置7において、その全体の地図
情報をコンパクトディスクに格納しておき、車両の現在
位置に対応する地図情報を部分的にコンパクトディスク
からアクセスしてメモリに記憶させるようにした場合、
現在格納されている地図情報以外の地域に車両が移動し
たときには、コンパクトディスクから新たな地図情報を
アクセスする必要がある。そのときには、表示画面11
に表示されている操作キー部24を操作してもその信号
を受け入れることができず、運転者等に故障状態と判断
される虞れがある。
【0033】このときには、例えば、表示画面11中に
「CD」のマークを表示したり、表示画面11のバック
の色を通常時と変えたり、操作キー部24の表示を行わ
ないようにする等、表示画面11上で操作キー部24の
操作受付不可能を意味する表示を行うように構成する。
こうすることにより、運転者等が故障状態と誤判断する
のを解消することができる。
【0034】(3) 表示装置10の表示画面11上に
各種取扱説明の内容を紙芝居のように順番に取扱状態の
画像と操作キー部24とでもって表示するとともに、そ
の内容を音声によって報知するようにしてもよい。この
取扱説明としては、例えば車両の始業点検、タイヤチェ
ーンの着脱、タイヤ交換等が挙げられる。
【0035】例えば、車両タイヤへのタイヤチェーンの
取付方法を説明する場合、図5に示すように、タイヤチ
ェーンの取付手順の各段階を表示した複数の画面を作っ
て、それら複数の画面を取付手順に沿って順番に表示画
面11上で表示するとともに、その各画面の表示状態に
対応する取付操作方法を音声によるメッセージにより報
知する。すなわち、図5(a)に示すように、表示画面
11において、タイヤに対しチェーンをセットする操作
段階を表示したときには、「タイヤに合せてチェーンを
セットして下さい」のメッセージを、また、同図(b)
に示すように、タイヤにチェーンを被せる操作段階を表
示したときには、「タイヤにチェーンを被せて下さい」
のメッセージを、さらに、同図(c)に示すように、タ
イヤにチェーンを巻き付ける操作段階を表示したときに
は、「タイヤにチェーンを巻き付けて下さい」のメッセ
ージをそれぞれ出力する。
【0036】さらに、各画面において前頁キー部24′
a、停止キー部24′b、次頁キー部24′c及びメニ
ューキー部24′dの操作キー部を併せて表示し、例え
ば同図(b)に示す画面において、前頁キー部24′a
を操作したときには、同図(a)の如く取付手順の前段
階を示す画面に戻り、次頁キー部24′cを操作したと
きには、同図(c)の如く取付手順の次の段階を示す画
面に進む。また、停止キー部24′bを操作したときに
は、同図(d)の如くその画面の表示を続行するととも
に、上記停止キー部24bの代りにリピートキー部2
4′eを表示する。そして、そのリピートキー部24′
eが操作されたときには、他のキー部24′a,24′
c,24′dが操作されるまで、その画面に対応した音
声による報知を繰り返す。さらに、メニューキー部2
4′dを操作したときには、表示の順番に関係なく、一
気に同図(e)の如く、タイヤチェーンの取付方法を含
めた複数の取扱説明の内容全体を一覧表示したメニュー
画面に戻るように構成されている。
【0037】したがって、この場合、表示装置10の表
示画面11上に取扱説明の内容に併せて、操作キー部2
4′a〜24′eが表示されているので、その表示画面
上の必要な操作キー部24′a〜24′eを操作するだ
けで、取扱説明の手順が容易に判明し、よって取扱説明
の内容を簡易に把握することができる。
【0038】また、取扱手順が紙芝居的に音声と共に表
示画面11上に表示されるので、取扱手順のうち、必要
とする手順を選択してその内容を正確に知ることがで
き、使い勝手を高めることができる。
【0039】(4) また、図6に示す実施形態では、
オーディオ装置1のFM/AMチューナ2に対し、車両
の電波受信地点において受信可能な全ての放送局を自動
的に探知して記憶するいわゆるオートプリセット機能を
設けた場合、そのオートプリセットの完了後、現在受信
可能な全ての放送局のリストをその周波数と共に表示画
面11に表示させるようにしたものである。
【0040】すなわち、表示装置10の表示画面11上
に、受信可能な複数の放送局名をその周波数と共に一括
表示するとともに、それらの中で現在受信している放送
局を所定の識別表示(図では枠表示)で他の放送局と区
別して運転者等に識別させる。また、上記表示画面11
上には選局キー部24′を併せて表示し、その選局キー
部24′を操作して上記受信中の識別表示(枠表示)を
他の局に移動させることにより、上記受信中の放送局を
変えて選局するように構成されている。
【0041】この構成により、運転者等は受信可能な全
ての放送局の情報を表示画面上で一覧することができ、
それらの放送局の放送を順に聴いて選局する手間を要す
ることなく、表示画面11上の情報から受信しようとす
る放送局を直ちに選局するいわゆる一発選局が可能とな
り、よって車載用のFM/AMチューナ2ひいてはオー
ディオ装置1の使い勝手を高めることができる。
【0042】(5) 図7に示す実施形態では、オーデ
ィオ装置1の出力周波数特性を視覚的に調整するいわゆ
るグラフィックイコライザに対し、その出力周波数特性
が予め音楽の種類毎に設定されてパターン化されている
場合に、その各パターンの周波数特性を音楽の種類と共
に表示画面11上に表示するようにしたものである。
【0043】すなわち、表示画面11上に、各音楽の種
類の名称を示した複数の選択キー部24′,24′,…
を表示しておき、その1つを操作選択すると、その選択
された選択キー部24′を識別して、オーディオ装置1
の周波数特性を該選択キー部24′に対応する音楽の周
波数特性に設定するとともに、その設定の周波数特性自
体をも併せて表示画面11に表示するようになされてい
る。
【0044】したがって、この場合、表示画面11上に
選択された音楽の種類とその周波数特性とが同時に表示
されるので、選択した音楽の周波数特性の把握を容易化
することができる。
【0045】(6) また、図8に示すものでは、オー
ディオ装置1において、その高音及び低音の各特性を変
えるトーンコントロールの操作と作動状態とを併せて表
示するようにしたものである。
【0046】すなわち、表示装置10の表示画面11中
には、トーンコントロールの低音特性レベルを増減させ
るバスコントロールキー部24′fと、その実際の低音
特性レベルを表す低音特性レベル表示部27と、高音特
性レベルを増減させるトレブルコントロールキー部2
4′gと、その実際の高音特性レベルを表す高音特性レ
ベル表示部28とを表示し、バスコントロールキー部2
4′fの操作により、トーンコントロールの低音特性レ
ベルを増減補正するとともに、その補正された実際の低
音特性レベルを低音特性レベル表示部27で表示する。
一方、トレブルコントロールキー部24′gの操作によ
り、トーンコントロールの高音特性レベルを増減補正す
るとともに、その補正された実際の高音特性レベルを高
音特性レベル表示部28で表示するように構成されてい
る。
【0047】したがって、この実施形態では、表示画面
11上に高/低音のコントロールキー部24′f,2
4′gと、そのコントロールキー部24′f,24′g
によってそれぞれ補正された高/低音の特性レベルとが
同時に表示されるので、オーディオ装置1におけるトー
ンコントロール特性を容易に把握することができる。
【0048】(7) さらに、図9に示す実施形態で
は、表示装置10の表示画面11上に、オーディオ装置
1を構成するコンパクトディスクプレーヤ4の作動状態
及びその作動制御のための操作キー部24′h〜24′
jを併せて表示するようにしたものである。
【0049】すなわち、この実施形態では、図9(a)
に示すように、表示装置10の表示画面11に、コンパ
クトディスクプレーヤ4を作動制御するための早送り/
早戻し用キー部24′h、一時停止用のポーズキー部2
4′i及びスキップキー部24′jの複数の操作キー部
と、コンパクトディスクプレーヤ4の現在の作動状態、
例えばプレイモード、早送りモード、早戻しモード、ラ
ンダムモード等の選択モード(図では再生中を表すプレ
イモード「PLAY」が表示されている)、コンパクト
ディスクに格納されている全体の曲目数や再生される曲
の順位等を示すトラック数、再生中の曲の再生完了時
間、その残りの時間、全体の残り時間等の各時間を示す
作動状態表示部29とを表示する。そして、この図9
(a)に示す状態において、例えば早送り/早戻し用キ
ー部24′hの早送り部を操作すると、それに伴い、コ
ンパクトディスクプレーヤ4を早送りモードに切り換え
るともに、図9(b)に示すように、上記作動状態表示
部29を早送りモード「FF」に変更表示し、同時に、
そのトラック数及び時間等を変化させるように構成され
ている。
【0050】したがって、この場合、コンパクトディス
クプレーヤ4の作動状態が表示されるので、その作動状
態を容易に把握することができる。また、操作キー部2
4′h〜24′jと作動状態とが同一の画面に表示さ
れ、操作キー部24′h〜24′jの操作後にそれに伴
う作動状態の変化が瞬時に表示されるので、コンパクト
ディスクプレーヤ4の操作後のリアクションの把握が容
易になる。さらに、表示画面11上に操作キー部24′
h〜24′jが表示されるので、その操作キー部24′
h〜24′jの設定数に制限がなく、しかもコンパクト
ディスクプレーヤ4の機能が制約されることもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放送受信
装置によると、受信可能な放送局を探知して表示手段の
表示画面に表示するとともに、この表示された放送局の
1つを選択して該放送局に切り換えるようにしたことに
より、受信可能な放送局の情報を表示画面上で一覧でき
るとともに、その表示画面上の放送局の情報から受信目
的の放送局を一発選局でき、よって放送受信装置の使い
勝手を高めることができる。
【0052】また、上記表示手段の表示画面に、受信可
能な放送局と共にその選局のための操作キー部を表示す
るようにすると、放送受信装置の使い勝手をさらに高め
ることができる。
【0053】上記表示画面に少なくとも放送局名を表示
するようにすれば、表示画面の中から目的の放送局を容
易に識別することができる。
【0054】また、本発明の放送受信装置を車両に搭載
する場合等に、表示手段の表示画面に、他の少なくとも
1つの電装品に制御信号を出力する操作キー部を選択に
より表示可能とすると、表示手段を他の電装品の制御の
ために兼用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において表示装置の表示画面
及びその周辺の操作キーの配置状態を示す正面図であ
る。
【図2】車室前部を車室後方から見た概略斜視図であ
る。
【図3】制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】中央処理装置で処理される制御手順を示すフロ
ーチャート図である。
【図5】本発明の他の実施形態においてタイヤチェーン
の取扱説明についての表示装置の表示画面上での表示状
態を示す説明図である。
【図6】FM/AMチューナによるオートプリセット時
における表示画面上での表示状態を示す説明図である。
【図7】グラフィックイコライザによる音質特性切換時
における表示画面上での表示状態を示す説明図である。
【図8】トーンコントロール時における表示画面上での
表示状態を示す説明図である。
【図9】コンパクトディスク装置の作動時における表示
画面上での表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 オーディオ装置 2 FM/AMチューナ 3 カセットデッキ 4 コンパクトディスクプレーヤ 5 テレビ 6 空調装置 7 ナビゲーション装置 9 中央処理装置 10 表示装置 11 表示画面 24,24′,24′a〜24′j 操作キー部 25 ミュートキー 26 温度調節キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を有する表示手段と、 受信可能な放送局を探知して上記表示手段の表示画面に
    表示する制御手段と、 上記表示画面に表示された放送局の1つを選択する選局
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記選局手段により選択された放送局
    に切り換えるように構成されていることを特徴とする放
    送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放送受信装置において、 選局手段は、表示手段の表示画面に操作キー部として表
    示されているものである放送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の放送受信装置にお
    いて、 制御手段は、表示画面に少なくとも放送局名を表示する
    ように構成されている放送受信装置。
  4. 【請求項4】 車両に搭載されている請求項1、2又は
    3記載の放送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の放送受信装置にお
    いて、 表示手段の表示画面に、他の少なくとも1つの電装品に
    制御信号を出力する操作キー部が選択により表示可能と
    されている放送受信装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870620A (ja) * 1981-10-22 1983-04-27 Fujitsu Ten Ltd プリセットリスト表示機能を備えた受信機
JPS61105997A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Pioneer Electronic Corp 音響装置
JPS61121040U (ja) * 1985-01-16 1986-07-30

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