JPH0964432A - 圧電セラミックトランス - Google Patents

圧電セラミックトランス

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JPH0964432A
JPH0964432A JP7216306A JP21630695A JPH0964432A JP H0964432 A JPH0964432 A JP H0964432A JP 7216306 A JP7216306 A JP 7216306A JP 21630695 A JP21630695 A JP 21630695A JP H0964432 A JPH0964432 A JP H0964432A
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JP
Japan
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piezoelectric ceramic
wiring board
printed wiring
ceramic transformer
transformer
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JP7216306A
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Inventor
Nobuhiko Shikai
信彦 鹿井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化及び薄型化と共に、構成を極めて簡略
化し組立て工数を大幅に削減し低コスト化を可能にした
圧電セラミックトランスを得る。 【解決手段】 プリント配線基板上に支持される方式の
ローゼン型の圧電セラミックトランスにおいて、圧電セ
ラミックトランス1の振動の節目2a,2aをプリント
配線板14に支持し、このプリント配線板14をプリン
ト配線基板16上に実装するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電セラミックの
長さ方向の振動を利用した、いわゆるローゼン型の圧電
セラミックトランスに関し、詳しくは、圧電セラミック
トランスの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等の分野においては電子
機器の小型化や低価格化が要求されている。例えば、液
晶表示素子を備えたノート型パソコンや携帯テレビ等の
用いられる蛍光管式のバックライトに関しては、従来の
電磁トランスを用いたインバータユニットだけでなく、
圧電セラミックトランスを用いたインバータユニットが
商品化され、圧電セラミックトランスの特徴を活かして
これまで以上の薄型化が図られている。そのために、圧
電セラミックトランスに関してはそれ自体の薄型化、小
型化、低価格化はもとより、その支持構造も薄型化、小
型化、及び低コスト化が望まれている。
【0003】ここで、図4aを参照してローゼン型の圧
電セラミックトランスとその特性について説明する。
【0004】圧電セラミックトランスの全体を符号1で
示し、圧電セラミック素子を符号2で示す。この圧電セ
ラミック素子2の一方側の上下面には銀箔等からなる電
極(図では一方のみを示してある)3が形成され、両電
極3に入力側の端子リード4,4が接続されている。一
方、圧電セラミック素子2の他方側の端面には銀箔等か
らなる電極5が形成され、この電極5に出力側の端子リ
ード6が接続されている。
【0005】このように構成した圧電セラミックトラン
ス1は、端子リード4,4から交流電圧を印加すること
で、圧電セラミック素子2自体がその長さ方向へ伸縮に
よる振動が発生し、この振動を電気信号として端子リー
ド6から出力することができる特性を有する。
【0006】ところで、上述した圧電セラミックトラン
スは、λモードで使用した場合、その振動は図4bに示
すようなサインカーブの変位特性及び応力特性となる。
つまり、圧電セラミック素子2には2つの変位零の部分
(圧電セラミックが伸縮する振動の節目)2a,2aが
生じる。
【0007】従って、このような圧電セラミックトラン
ス1を支持するには、2つの変位零の部分2a,2aを
支持することが必要である。例えば、圧電セラミック素
子の振動する部分を支持すると振動特性が劣化すること
になる。
【0008】そこで、従来の圧電セラミックトランス1
をプリント配線基板に支持する構造として図5に示すよ
うな方法がある。すなわち、圧電セラミックトランス1
はその2つの振動の節目2a,2aを支持した樹脂製の
支持柱7,7をプリント配線基板8上に保持し、端子リ
ード4,4及び端子リード6をプリント配線基板8のそ
れぞれのランド部9に半田付け固定している。
【0009】また、圧電セラミックトランスの別の支持
構造として、図6及び図7に示すものがある。
【0010】これによれば、圧電セラミックトランス1
は樹脂製のケース10内に収容された状態で、振動の節
目2a,2aがケース10の裏面に接着剤11によって
固定されている。そして、圧電セラミックトランス1の
入力側の端子リード4,4がケース10の両外側面に設
けた導電箔12,12に半田接続され、出力側の端子リ
ード6が外側面に設けた導電箔13に半田接続されてい
る。このように構成された圧電セラミックトランス1は
ケース10の導電箔12,12及び13を介して図示し
ないプリント配線基板に接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5で
示したように圧電セラミックトランス1を樹脂製の支持
柱7,7で支持し、各端子リード4,4及び6をランド
部9に半田付け固定する場合では、マウント工程の殆ど
が手作業となるため組み立て時の精度が低く、このた
め、振動の節目2a,2a以外を支持柱7,7で支持し
まうことがあり、この結果、圧電セラミックトランスの
振動特性を低下させる原因ともなる。
【0012】また、図7で示したように圧電セラミック
トランス1をケース10に収容した場合では、ケース1
0自体の占める容積が大きいため小型化及び薄型化が困
難であると共に、組立性に多くの手数を要するといった
問題があった。
【0013】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、小型化及び薄型化と共に、構成
を極めて簡略化し組立て工数を大幅に削減し低コスト化
を可能にした圧電セラミックトランスを得ることを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による圧電セラミックトランスは、プリント
配線基板上に支持手段によって支持される方式のローゼ
ン型の圧電セラミックトランスにおいて、支持手段がプ
リント配線板からなり、圧電セラミックトランスがプリ
ント配線板を使用してプリント配線基板上に支持できる
ようにしたものである。
【0015】このように構成した圧電セラミックトラン
スは、その振動の節目をプリント配線板に半田固定す
る。また、プリント配線板には同時に圧電セラミックト
ランスのそれぞれの電極が導電接続されている。そし
て、プリント配線板は機器のプリント配線基板上の所定
の配線パターンに接続される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるローゼン型圧
電セラミックトランスの実施例を図面を参照して説明す
る。
【0017】図1は圧電セラミックトランスの支持構造
の一例を示した斜視図であり、図2は図1の側断面図で
ある。
【0018】圧電セラミックトランスの全体を符号1で
示し、圧電セラミック素子を符号2で示す。この圧電セ
ラミック素子2の一方側の上下面には銀箔等からなる入
力側電極(図では上方のみを示してある)3が形成さ
れ、圧電セラミック素子2の他方側の端面には銀箔等か
らなる出力側電極5が形成されている。
【0019】このように構成した圧電セラミックトラン
ス1は、入力側電極3,3から交流電圧を印加すること
で、圧電セラミック素子2自体がその長さ方向へ伸縮に
よる振動が発生し、この振動を電気信号として出力側電
極5から出力することができる特性を有する。従って、
圧電セラミックトランス1をλモードで使用した場合、
その振動は図 bに示した場合と同様にサインカーブの
変位特性及び応力特性となり、従って、圧電セラミック
素子2には2つの変位零の部分(圧電セラミックが伸縮
する振動の節目)2a,2aが生じることは図4aで説
明した圧電セラミック素子の場合と同様である。
【0020】かくして、本発明による圧電セラミックト
ランス1は枠状に構成した支持部材としての例えば、ガ
ラス・エポキシ材等からなるプリント配線板14の枠部
分14a,14aに振動の節目2a,2aが位置するよ
うにし、これをリフロー処理し半田15によって固定し
ている。そして、このプリント配線板14はプリント配
線基板16に形成した所定の導電パターンに接続され実
装している。
【0021】従って、プリント配線基板16上に支持さ
れた圧電セラミックトランス1は、振動の節目2a,2
a以外はプリント配線基板16から浮き上がっている状
態となる。
【0022】尚、圧電セラミックトランス1の入力側電
極3,3のうち、下側を向いている電極3は振動の節目
2aからプリント配線板14に直接接続されるが、上側
を向いている電極3は振動の節目2aから図示しないリ
ード線等によってプリント配線板14に接続される。ま
た、出力側電極5についてはその振動ノード部から振動
の節目2aに図示しないリード線等を介して電極を取り
出し、プリント配線板14と接続している。
【0023】このように構成された本発明による圧電セ
ラミックトランスは、圧電セラミック素子2の振動の節
目2a,2aをプリント配線板14に電気的及び機構的
に接続し、このプリント配線板14を機器のプリント配
線基板16に実装するようにしたので、圧電セラミック
トランスの支持構造の小型化及び薄型化が実現できる。
また、支持構造が極めてシンプルな構造となるため自動
化による組み立てが容易となり、組み立て工数が削減で
きる。
【0024】図3は圧電セラミックトランスの別の支持
構造の実施例を示したもので、プリント配線板14を使
用することなくプリント配線基板16に直接支持するよ
うにしたものである。
【0025】これによれば、プリント配線基板16には
平行する複数の抜き孔17,17,17が開口され、各
抜き孔17間に残った基板部分をリブ状支持部16a,
16aとして形成してある。このリブ状支持部16a,
16a上に圧電セラミックトランス1がその振動の節目
2a,2aを支持し実装してある。これによって、圧電
セラミックトランス1の振動部分は抜き孔17の部分に
対応するため振動作用が妨げられることはない。
【0026】このように構成した圧電セラミックトラン
スは、図1に示したような支持部としてのプリント配線
板14が不要となるため、圧電セラミックトランス1の
支持機構を一層、小型化及び薄型化を図ることができる
と共に、自動化による組み立てが容易となり、さらに組
み立て工数が削減でき低コスト化を図ることができる。
【0027】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0028】図1及び図2において支持部としてのプリ
ント配線板14は実施例ではガラス・エポキシ材を使用
した場合について示したが、フレキシブルプリント配線
板を使用すればそれ自体の屈曲性により圧電セラミック
トランスの振動をさらに向上することができる。
【0029】また、プリント配線板14の形状として実
施例では枠状に構成した場合について示したが、その形
状は限定するものでなく圧電セラミックトランスの振動
を妨げない範囲において自由な形状に変更可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による圧電
セラミックトランスは、プリント配線基板上に支持手段
によって支持される方式のローゼン型の圧電セラミック
トランスにおいて、支持手段がプリント配線板からな
り、圧電セラミックトランスをプリント配線板を使用し
てプリント配線基板上に支持するようにしたので、圧電
セラミックトランスの支持構造の小型化及び薄型化が実
現でき、また、シンプルな構造となるため自動化による
組み立てが容易となり、組み立て工数が削減できること
から製作コストが廉価となる。従って、このような圧電
セラミックトランスの支持構造は液晶表示装置のバック
ライトのインバータユニット等に使用して実用上誠に好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧電セラミックトランスの支持状
態の斜視図である。
【図2】図1の支持状態の側断面図である。
【図3】本発明による圧電セラミックトランスの別の支
持状態の斜視図である。
【図4】a 圧電セラミックトランスの説明図である。 b 圧電セラミックトランスの特性のサインカーブであ
る。
【図5】従来の圧電セラミックトランスの支持状態の斜
視図である。
【図6】従来の圧電セラミックトランスの別の例の外観
図である。
【図7】図6の断面図である。
【符号の説明】
1 圧電セラミックトランス 2 圧電セラミック素子 2a 振動の節目 3 入力側電極 5 出力側電極 14 プリント配線板 15 半田 16 プリント配線基板 16a リブ状支持部 17 抜き孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板上に支持手段によって
    支持される方式のローゼン型の圧電セラミックトランス
    において、 上記支持手段がプリント配線板からなり、上記圧電セラ
    ミックトランスが上記プリント配線板を使用して上記プ
    リント配線基板上に支持されることを特徴とする圧電セ
    ラミックトランス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧電セラミックトランス
    において、 上記圧電セラミックトランスは振動の節目となる変位零
    の部分を上記プリント配線板に半田付け固定し支持した
    ことを特徴とする圧電セラミックトランス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧電セラミックトランス
    において、 上記支持手段が上記プリント配線基板に抜き孔が開口さ
    れて残ったリブ状支持部であることを特徴とする圧電セ
    ラミックトランス。
JP7216306A 1995-08-24 1995-08-24 圧電セラミックトランス Pending JPH0964432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7216306A JPH0964432A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 圧電セラミックトランス

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JP7216306A JPH0964432A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 圧電セラミックトランス

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JPH0964432A true JPH0964432A (ja) 1997-03-07

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ID=16686465

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JP7216306A Pending JPH0964432A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 圧電セラミックトランス

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JP (1) JPH0964432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999063603A1 (fr) * 1998-05-29 1999-12-09 Tokin Corporation Transformateur piezo-electrique
JP2006059875A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Canon Inc 画像形成装置に用いる高圧電源装置

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WO1999063603A1 (fr) * 1998-05-29 1999-12-09 Tokin Corporation Transformateur piezo-electrique
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