JPH0964320A - Soi基板並びにそれを用いた半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

Soi基板並びにそれを用いた半導体装置およびその製造方法

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JPH0964320A
JPH0964320A JP22026695A JP22026695A JPH0964320A JP H0964320 A JPH0964320 A JP H0964320A JP 22026695 A JP22026695 A JP 22026695A JP 22026695 A JP22026695 A JP 22026695A JP H0964320 A JPH0964320 A JP H0964320A
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JP
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substrate
semiconductor layer
layer
resistivity
semiconductor device
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JP22026695A
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Inventor
Taku Harada
卓 原田
Kenji Nagai
謙治 永井
Satoshi Ueno
聡 上野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対基板寄生素子による影響を軽減することに
より信号の減衰を防止して、高周波特性を良好にするこ
とが可能な技術を提供する。 【構成】 バイポーラトランジスタQからなる能動素
子、あるいは負荷抵抗RLおよび帰還抵抗REからなる
受動素子のような回路素子を形成した各半導体領域4
A、4B、4Cが、約50Ωcm以上の抵抗率を有する
支持基板2上に形成される。支持基板2の抵抗率を高め
たことで、対基板寄生素子による影響を軽減することに
より信号の減衰を緩和して、高周波特性を良好にするこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SOI基板並びにそれ
を用いた半導体装置およびその製造方法に関し、特に、
支持基板上に絶縁膜を介して形成された半導体層に所望
の回路素子を形成する分野に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、特に超高周波領域で使用するアナ
ログIC(半導体集積回路)の要求が高まっている。こ
の超高周波用ICは、例えばベースバンド光通信のよう
に10(Gbit/s)もの伝送速度を必要とする光伝
送用の広帯域増幅器を構成する場合に用いられる。
【0003】このような高速用のICを一般に用いられ
ているSi単結晶基板を用いて、この基板に直接回路素
子を形成して製造した場合、基板内に等価的に形成され
る接合容量が高周波信号に大きな影響を与えるようにな
る。このため、Siを支持基板として用いて、この上に
酸化膜(SiO2)のような絶縁膜を介してSi層を形
成した、いわゆるSOI(Silicon On In
sulator)層を形成して、このSOI層のSi層
に回路素子を形成するようにしたICが広く採用されて
いる。このようにして製造されたICでは、Si支持基
板上に絶縁膜を介して形成されたSi層に、イオン打ち
込み法、拡散法などの不純物ドーピング方法で所望の回
路素子が形成されるので、接合容量をほとんどなくすこ
とができる。
【0004】このように回路素子を形成すべきSOI層
がSi支持基板上に形成された基板(以下、単にSOI
基板と称する)を製造する技術は、例えば、応用物理学
会誌、1991年、第60巻、第8号、P790〜P7
93に記載されている。あるいは、丸善株式会社発行、
「半導体シリコン結晶工学」、平成5年9月30日発
行、P229〜P236に記載されている。
【0005】これらの文献に記載されているように、S
OI基板は、少なくとも一方側に酸化膜が形成された2
枚のSi基板を張り合わせることにより製造される。
【0006】このようなSOI基板は、一般にMOSF
ETを形成する必要性から1mΩ(ミリオーム)cmか
ら10Ωcm程度の抵抗率のものがSOI層および支持
基板に用いられてきている。この場合、数mΩcmの抵
抗率の支持基板を用いた場合には、トランジスタの対基
板寄生素子として、純容量が見えるので高速用半導体装
置の実現は困難となる。また、10Ωcm程度の抵抗率
の支持基板を用いた場合には、例えばISSCC DI
GEST OF TECHNICAL PAPERS、
P202〜P203、Feb.1992に記載されてい
るように、基板は基板抵抗Rsと基板容量Csとの並列
回路によりモデル化されることが知られている。
【0007】このようなSOI基板を用いて例えば伝送
線路を形成すれば、対基板寄生素子である基板抵抗Rs
の存在によりこの影響を受けて、損失の大きな伝送線路
しか形成できないことになる。
【0008】さらに、そのようなSOI基板を用いて、
バイポーラ型トランジスタを形成した場合、基板抵抗R
s、基板容量Csおよびコレクタ・基板間容量Ctsか
らなる対基板寄生素子が形成されるようになる。そし
て、トランジスタおよびこのコレクタに接続されるよう
にインピーダンス負荷として負荷抵抗RLを形成すると
ともに、そのエミッタに接続されるように帰還抵抗RE
を形成したICを製造して、エミッタ接地型のエミッタ
帰還増幅器を構成したとすると、この帰還増幅器のトラ
ンジスタのインピーダンス負荷は、対基板寄生素子の影
響を受けて負荷抵抗RL以外の回路素子が接続された形
になる。
【0009】すなわち、この場合の帰還増幅器の等価回
路は、前記のような基板抵抗Rsと基板容量Csとの並
列回路にコレクタ・基板間容量Ctsが直列に接続され
て、この直列回路が負荷抵抗RLに並列に接続された形
になる。このため、増幅器は対基板寄生素子の影響を受
けて信号が減衰するようになるので、増幅率対周波数の
関係を示す周波数特性において、広帯域にわたってフラ
ットな増幅率を得るのが困難になる。
【0010】これについてより詳細に説明すると、増幅
率対周波数の関係を示す周波数特性において、低周波数
帯域ではインピーダンス負荷はほとんど対基板寄生素子
の影響を受けないので、ほぼ負荷抵抗RLのみとなるた
め、増幅率は(RL/RE)で与えられる。
【0011】次に、1/(2π・Rs・Cts)で示さ
れる中間周波数foを越える中間周波数帯域では基板容
量Csの影響はほとんどなく、コレクタ・基板間容量C
tsがショートして見えるため、インピーダンス負荷は
負荷抵抗RLと基板抵抗Rsとの並列合成抵抗{(RL
・Rs)/(RL+Rs)}となる。よって、増幅率は
(RL/RE)・{Rs/(RL+Rs)}で与えられ
る。さらに、高周波数帯域では基板容量Csがショート
して見えるため、増幅率は0に漸近する。
【0012】従って、増幅率対周波数の関係を示す周波
数特性において、低周波数帯域の増幅率(RL/RE)
と、中間周波数foを越える中間周波数帯域の増幅率
(RL/RE)・{Rs/(RL+Rs)}とを比較す
れば明らかなように、中間周波数帯域の増幅率は低周波
数帯域の増幅率よりも低下するので、増幅率の帯域内偏
差が避けられなくなる。このため、広帯域にわたってフ
ラットな増幅率が得られなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来のS
OI基板を用いて半導体装置を形成した場合には、基板
に形成される対基板寄生素子の影響を受けて信号が減衰
するので高周波特性が劣化するという問題がある。
【0014】すなわち、従来の半導体装置では、SOI
基板のSi層にMOSFET、バイポーラトランジスタ
などの能動素子、あるいは抵抗、容量などの受動素子の
ような回路素子を形成して増幅器を組み込んだような場
合、基板抵抗Rs、基板容量Csおよびコレクタ・基板
間容量Ctsのような対基板寄生素子が形成されるの
で、この影響を受けるようになる。この結果、例えばベ
ースバンド光通信のような光伝送用の広帯域増幅器を用
いているシステムでは対基板寄生素子の影響がそのまま
伝送特性の劣化として現われるので、情報を正確かつ高
速に伝送する上で支障が生じるようになる。
【0015】本発明の目的は、対基板寄生素子による影
響を軽減することにより信号の減衰を防止して、高周波
特性を良好にすることが可能な技術を提供することにあ
る。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0018】(1)本発明のSOI基板は、支持基板上
に絶縁膜を介して半導体層が形成されるSOI基板であ
って、前記支持基板は約50Ωcm以上の抵抗率を有し
ている。
【0019】(2)本発明の半導体装置は、約50Ωc
m以上の抵抗率を有する支持基板上に絶縁膜を介して半
導体層が形成され、この半導体層が複数の領域に絶縁分
離されて、各領域の半導体層に所望の回路素子が形成さ
れている。
【0020】(3)本発明の半導体装置の製造方法は、
約50Ωcm以上の抵抗率を有する支持基板を用意する
工程と、この支持基板上に絶縁膜を介して半導体層を形
成する工程と、この半導体層を素子分離膜によって複数
の領域に絶縁分離する工程と、各領域の半導体層に所望
の回路素子を形成する工程とを含んでいる。
【0021】
【作用】上述した(1)の手段によれば、本発明のSO
I基板は、約50Ωcm以上の抵抗率を有する支持基板
上に絶縁膜を介して半導体層が形成されるので、支持基
板の抵抗率を高めたことで、対基板寄生素子による影響
を軽減することにより信号の減衰を防止して、高周波特
性を良好にすることが可能となる。
【0022】上述した(2)の手段によれば、本発明の
半導体装置は、約50Ωcm以上の抵抗率を有する支持
基板上に絶縁膜を介して半導体層が形成され、この半導
体層が複数の領域に絶縁分離されて、各領域の半導体層
に所望の回路素子が形成されるので、支持基板の抵抗率
を高めたことで、対基板寄生素子による影響を軽減する
ことにより信号の減衰を防止して、高周波特性を良好に
することが可能となる。
【0023】上述した(3)の手段によれば、本発明の
半導体装置の製造方法は、約50Ωcm以上の抵抗率を
有する支持基板を用意する工程と、この支持基板上に絶
縁膜を介して半導体層を形成する工程と、この半導体層
を素子分離膜によって複数の領域に絶縁分離する工程
と、各領域の半導体層に所望の回路素子を形成する工程
とを含んでいるので、支持基板の抵抗率を高めたこと
で、対基板寄生素子による影響を軽減することにより信
号の減衰を防止して、高周波特性を良好にすることが可
能となる。
【0024】以下、本発明について、図面を参照して実
施例とともに詳細に説明する。
【0025】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0026】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例1によるSOI基板
を示す断面図である。SOI基板1は、例えばSi単結
晶からなる厚さ約400〜500μmの支持基板2上
に、例えば酸化膜(SiO2)からなる厚さ約0.5〜
1.0μmの絶縁膜3を介して、例えばN型Si単結晶
からなる厚さ約2〜3μmの半導体層4が形成されてい
る。
【0027】ここで、SOI基板1を構成している支持
基板2は、周知のフローティングゾーン法(FZ法)に
よって製造されたSi単結晶からなり、その抵抗率は約
50Ωcm以上を有するものが用いられる。例えば
(株)オーム社発行、「LSIプロセス工学」、平成3
年8月20日発行、P63に記載されているように、特
に、Si単結晶をそのようにFZ法によって製造するこ
とにより、抵抗率の高いSi単結晶を容易に得ることが
できる。また、このようなSi単結晶は特別に用意する
ことなく、一般に出回っているものをそのまま利用でき
るので、コストアップが避けられる。
【0028】このように、支持基板2として抵抗率の高
い材料を用いることにより、半導体層4に対して所望の
回路素子を形成した場合、対基板寄生素子による影響を
軽減することが可能となる。この軽減の度合いは抵抗率
が高くなるほど顕著となるが、ほぼ50Ωcm以上のも
のを用いることにより、従来例(約1mΩcm〜10Ω
cm)に比較して良い結果が得られる。
【0029】また、SOI層を構成している半導体層4
は、周知のチョクラルスキー法(CZ法)によって製造
されたSi単結晶からなり、その抵抗率は約1mΩcm
〜10Ωcmを有するものが用いられる。この半導体層
4は、MOSFET、バイポーラトランジスタなどの回
路素子を形成する関係上、抵抗率は低く設定され、この
ように抵抗率の低い半導体層は、CZ法によって製造す
るのが有利である。また、このCZ法によれば転移の少
ない結晶が製造できるので、MOSFETのような回路
素子を形成する場合適している。
【0030】次に、本実施例のSOI基板1の製造方法
を、図2乃至図4を参照して工程順に説明する。
【0031】まず、図2に示すように、酸化膜からなる
厚さ約0.5〜1.0μmの絶縁膜3Aを形成した、抵
抗率約1mΩcm〜10Ωcmを有する、厚さ約400
〜500μmのCZ法によって製造されたN型Si単結
晶からなる半導体基板5を用意する。このような半導体
基板5は、予め酸素を含む雰囲気内で約1200℃で1
〜2時間、熱酸化処理することにより得られる。この半
導体基板5は、後述するように、能動素子および受動素
子からなる所望の回路素子を形成する半導体層となる。
【0032】同様にして、酸化膜からなる厚さ約0.5
〜1.0μmの絶縁膜3Bを形成した、抵抗率約50Ω
cm以上を有する、厚さ約400〜500μmのFZ法
によって製造されたN型Si単結晶からなる支持基板2
を用意する。絶縁膜3Bの形成は、前記と同様に酸化処
理によって行うことができる。支持基板2は、後述する
ように、能動素子あるいは受動素子のような所望の回路
素子を形成する半導体層を支持する支持基板となる。
【0033】続いて、図3に示すように、絶縁膜3A、
3B同士が接するように半導体基板5と支持基板2を重
ね合わせた状態で、大気のような酸素を含む雰囲気内で
800℃以上で、20〜30分間熱酸化処理する。これ
によって、各絶縁膜3A、3Bが相互に反応することに
より一体の絶縁膜3となり、この結果として、半導体基
板5と支持基板2は一体に接着される。この場合、半導
体基板5であるSiと支持基板2であるSiは、同一材
料なので良好な状態で接着が行われる。
【0034】次に、一体化された基板を半導体基板5側
から研磨処理を施して加工することにより、図4の破線
で示すように半導体基板の大部分を除去して、厚さ約2
〜3μmの半導体層4を形成する。これによって、N型
Si単結晶からなる支持基板2上に酸化膜からなる絶縁
膜3を介してN型Si単結晶からなる半導体層4が形成
された、図1に示したようなSOI基板1が得られる。
【0035】このような実施例1によれば次のような効
果が得られる。
【0036】MOSFET、バイポーラトランジスタな
どの能動素子、あるいは抵抗、容量などの受動素子のよ
うな所望の回路素子を形成すべき半導体層4が、約50
Ωcm以上の抵抗率を有する支持基板2上に形成される
ので、支持基板2の抵抗率を高めたことで、対基板寄生
素子による影響を軽減することにより信号の減衰を緩和
して、高周波特性を良好にすることが可能となる。
【0037】(実施例2)図5は本発明の実施例2によ
る半導体装置を示す断面図で、実施例1で得られたSO
I基板1を用いてその半導体層4に例えばバイポーラ型
トランジスタQおよびこのコレクタに接続されるように
インピーダンス負荷として負荷抵抗RLを形成するとと
もに、そのエミッタに接続されるように帰還抵抗REを
形成したICを製造して、図6に示すような等価回路を
有するエミッタ接地型のエミッタ帰還増幅器を構成した
例で示している。
【0038】本実施例の半導体装置7は、約50Ωcm
以上の抵抗率を有する支持基板2上に絶縁膜3を介して
形成されたN型Si単結晶からなる厚さ約2〜3μmの
半導体層4が素子分離膜8によって複数の領域4A、4
B、4Cに絶縁分離されて、各領域4A、4B、4Cに
は以下のように所望の回路素子が形成されている。
【0039】1つのN型領域4Bには能動素子として働
く例えばNPN型バイポーラ型トランジスタQが形成さ
れている。9はN型コレクタ領域、10はP型ベース領
域、11はN+型エミッタ領域、12はN+型コレクタ
コンタクト領域、13はコレクタ電極層、14はベース
電極層、15はエミッタ電極層、16は酸化膜(SiO
2)などからなる表面保護用の絶縁膜である。各電極層
13、14、15としては例えばAl合金などが用いら
れる。
【0040】また、他のN型領域4AにはP型領域18
が形成され、このP型領域18はこの端部にコレクタ電
極層13が接続されてトランジスタQの負荷抵抗RLと
して用いられる。
【0041】さらに、その他のN型領域4CにはP型領
域19が形成され、このP型領域19はこの端部にエミ
ッタ電極層15が接続されてトランジスタQの帰還抵抗
REとして用いられる。なお、負荷抵抗RLおよび帰還
抵抗REの構成は一例を示したものであり、各半導体領
域18、19を利用することなく、絶縁膜16上に各種
の抵抗膜を形成して構成することもできる。これらの抵
抗膜としては、例えば周知の多結晶SiやW、Mo、T
i、Taなどの高融点材料を用いることができる。図6
は以上の半導体装置7によって構成されるエミッタ帰還
増幅器の等価回路を示している。
【0042】次に、本実施例の半導体装置7の製造方法
を、図7乃至図10を参照して工程順に説明する。
【0043】まず、図7に示すように、実施例1によっ
て得られたSOI基板1を用いて、N型Si単結晶から
なる厚さ約2〜3μmの半導体層4の表面に酸化膜から
なる絶縁膜16を形成した後、回路素子を形成すべき部
分以外の表面に例えば窒化膜(Si34)のような耐酸
化性マスク膜21を形成する。
【0044】次に、図8に示すように、この基板1を酸
素を含む雰囲気内で約1200℃で1〜2時間、熱酸化
処理することにより、耐酸化性マスク膜21で覆われな
い部分に半導体層4の全厚にわたって酸化膜からなる素
子分離膜8を形成する。このような酸化技術は、周知の
LOCOS(Local Oxidation OfS
ilicon)を利用することにより、容易に酸化膜を
形成することができる。この結果、半導体層4は素子分
離膜8によって複数の領域4A、4B、4Cに絶縁分離
される。
【0045】続いて、図9に示すように、耐酸化性マス
ク膜21を除去した後、各領域4A、4B、4Cに対し
て、周知の不純物イオン打ち込み法、拡散法などによっ
て不純物を導入して、所望の回路素子を形成する。すな
わち、N型領域4Bに対してはNPN型バイポーラ型ト
ランジスタQを形成するために、N型コレクタ領域9、
P型ベース領域10、N+型エミッタ領域11、N+型
コレクタコンタクト領域12を形成する。また、N型領
域4Aに対しては負荷抵抗RLを形成するために、P型
領域18を形成する。さらに、N型領域4Cに対しては
帰還抵抗REを形成するためにP型領域19を形成す
る。
【0046】次に、図10に示すように、N+型コレク
タコンタクト領域12とP型領域18を接続するように
コレクタ電極層13を形成し、P型ベース領域10にベ
ース電極層14を形成し、N+型エミッタ領域11とP
型領域19を接続するようにエミッタ電極層15を形成
することにより、図5に示したような半導体装置7が得
られる。
【0047】支持基板2としてFZ法によって製造され
たSi単結晶を用いると、FZ法による単結晶は転移が
生じ易いので、素子分離膜8を形成する場合前記のよう
に高温の雰囲気に晒すと、この高温の影響で支持基板2
の転移の部分で半導体層2がスリップして段差ができ易
くなる。この段差部分に回路素子が形成されると、この
回路素子は不良になる。例えば、半導体層4を0.5μ
m程度の厚さに形成して、回路素子として完全空乏層型
MOSFETを製造するような場合には、そのスリップ
が問題になってくる。従って、支持基板2にほとんど熱
的影響を与えることなく、半導体層4に素子分離膜8を
形成することが望ましい。
【0048】図11はこのような一手段を示すもので、
まず図11(a)に示すように、SOI基板1を酸素雰
囲気中に晒した後、素子分離膜を形成すべき半導体層4
に対して、矢印のように部分的にかつ瞬間的に、レーザ
照射を行って約900〜1200℃で熱処理する。これ
によって、レーザ照射された半導体層4の部分には、図
11(b)に示すように、酸化膜からなる素子分離膜8
が形成され、半導体層4は複数の領域4A、4B、4C
に絶縁分離される。この処理においては、素子分離膜8
を形成すべき半導体層4に対してのみ部分的にかつ瞬間
的にレーザ照射が行われるので、支持基板2に対しては
ほとんど熱的影響はない。従って、前記したようなスリ
ップは起きないので半導体層4における段差の形成を避
けることができる。
【0049】図12は他の手段を示すもので、まず図1
2(a)に示すように、半導体層4の不要部分をレジス
トマスク22で覆った状態で、素子分離膜を形成すべき
半導体層4に対して、酸素イオンを矢印のように打ち込
む。次に、レジストマスク22を除去した後、酸素イオ
ンを打ち込んだ部分に対して、瞬間的にレーザ照射を行
って、あるいは瞬間的に赤外線のような熱線を照射する
RTA(RapidThermal Anneal)を
行って、約900〜1200℃でアニール処理する。こ
れによって、酸素イオンが打ち込まれた部分には、図1
2(b)に示すように、酸化膜からなる素子分離膜8が
形成され、半導体層4は複数の領域4A、4B、4Cに
絶縁分離される。この処理においても、素子分離膜8を
形成すべき半導体層4に対してのみ部分的にかつ瞬間的
にレーザ照射が行われるので、支持基板2に対してはほ
とんど熱的影響はない。従って、半導体層4における段
差の形成を避けることができる。なお、酸素イオンを打
ち込んだ場合には、前記したような温度よりも低い温度
でアニール処理を行うと、半導体層は完全な酸化膜が形
成されずに高い抵抗状態となるが、これでも素子分離膜
として十分に作用させることができる。
【0050】図6の等価回路において、トランジスタQ
の出力側に接続された負荷抵抗RLには、基板抵抗Rs
とコレクタ・基板間容量Ctsとの直列回路が並列に接
続される。ここで、特に問題となる高周波帯域では、コ
レクタ・基板間容量Ctsは無視できるので、実質的に
負荷抵抗RLには基板抵抗Rsのみが並列に接続された
形になる。しかし、本実施例による半導体装置7では、
約50Ωcm以上の高い支持基板2を用いていることに
より基板抵抗Rsは高くなるため、高周波帯域における
並列抵抗の合成値ははぼ負荷抵抗RLのみの値になる。
【0051】この結果、本実施例においては、増幅器に
より広帯域増幅器を構成した場合、増幅率対周波数の関
係を示す周波数特性は、図13に示すようになり、低周
波帯域から高周波帯域に及ぶ広帯域にわたってフラット
な増幅率が得られるようになる。すなわち、中間周波数
foを越える中間周波数帯域でも、インピーダンス負荷
は負荷抵抗RLと基板抵抗Rsとの並列合成抵抗となら
ないので、中間周波数帯域の増幅率は低周波数帯域の増
幅率と同じように(RL/RE)で示されるため、増幅
率の帯域内偏差が避けられるようになる。破線は、従来
例による周波数特性を示しており、特に高周波帯域での
増幅率は(RL/RE)・{Rs/(RL+Rs)}と
なるため、低周波数帯域の増幅率より低下している。さ
らに、本実施例によれば、基板抵抗Rsが高くなること
により、コレクタ・基板間容量Ctsは無視できるの
で、帯域幅を広くとることができるようになる。
【0052】このような実施例2によれば次のような効
果が得られる。
【0053】(1)バイポーラトランジスタQからなる
能動素子、あるいは負荷抵抗RLおよび帰還抵抗REか
らなる受動素子のような回路素子を形成した各半導体領
域4A、4B、4Cが、約50Ωcm以上の抵抗率を有
する支持基板2上に形成されるので、支持基板2の抵抗
率を高めたことで、対基板寄生素子による影響を軽減す
ることにより信号の減衰を緩和して、高周波特性を良好
にすることが可能となる。
【0054】例えば増幅器を構成した場合、基板抵抗R
sの値が大きくなっているので、高周波帯域における両
抵抗の並列抵抗の合成値は負荷抵抗RLのみの値になる
ため、増幅器の負荷は低周波帯域から高周波帯域にわた
って実質的に負荷抵抗RLのみの値になる。よって、低
周波帯域から高周波帯域に及ぶ広帯域にわたってフラッ
トな増幅率が得られるようになる。
【0055】(2)抵抗率の高い支持基板2を用いるこ
とで、コレクタ・基板間容量Ctsを無視できるので、
帯域幅を広くとることができる。
【0056】(実施例3)図14は本発明の実施例3に
よる半導体装置を示す断面図で、SOI基板1として、
部分的にSi多結晶層24が埋め込まれたSi単結晶層
23から構成された支持基板2上に絶縁膜3を介して、
抵抗率約1mΩcm〜10Ωcmを有する、厚さ約2〜
3μmのN型Si単結晶からなる半導体層4が形成され
たものを用いて、この半導体層4に図6に示すような等
価回路を有するエミッタ接地型のエミッタ帰還増幅器を
構成した例で示している。
【0057】半導体層4は、CZ法によって製造された
半導体基板を使用して、前記したような張り合わせ技術
を利用して形成することが可能である。あるいは、CV
D(Chemical Vapor Depositi
on)法によって形成することができる。素子分離膜8
によって絶縁分離された複数の領域4A、4B、4Cに
は、実施例2と同様な回路素子が形成されている。
【0058】支持基板2のSi単結晶層23としては、
例えばCZ法によって製造された抵抗率約1mΩcm〜
10Ωcmを有する、例えば厚さ約400〜500μm
のN型Si単結晶からなるものが用いられている。そし
て、このSi単結晶層23の、各回路素子が形成されて
いる半導体層4の各領域4A、4B、4Cの直下には、
エッチングによって溝25が形成されて、この溝25に
はSi多結晶層24が埋め込まれている。このSi多結
晶層24はノンドープに形成されて、この抵抗率は実施
例2と同様に約50Ωcm以上を有するように形成され
る。Si多結晶層24によって高い抵抗率を得ることに
より、Si単結晶層23としてはCZ法によって製造さ
れた低い抵抗率を有するものを用いることが可能とな
る。
【0059】このように、支持基板2の一部にSi多結
晶層24を用いることにより、Siは比較的熱伝導率が
高いので(約168W/mk、0℃)、ICを製造した
場合、放熱性を改善することができる。これにより、例
えば最近普及しつつあるMM(Monolithic
Microwave)ICを製造するような場合、半導
体材料として高価なGaAsを用いることなく、安価な
Siを用いることが可能となる。また、Si多結晶層2
4とSi単結晶層23とを組み合わせているので、熱膨
張率を一致させることができるので、熱による変形を防
止することが可能となる。さらに、機械的強度の向上を
図ることが可能となる。なお、Si多結晶層24の代わ
りに、酸化膜(SiO2)のような絶縁膜を用いるよう
にしても良い。
【0060】従って、このような実施例3によれば、実
施例2と同様な効果が得られる他に、次のような効果が
得られる。
【0061】支持基板2を部分的にSi多結晶層24が
埋め込まれたSi単結晶層23により構成したので、半
導体装置の放熱性、熱的変形を防止することが可能とな
り、また機械的強度を向上することが可能となる。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0063】例えば、前記実施例で示した支持基板、絶
縁膜、半導体層などの厚さ寸法は一例を示したものであ
り、これらの値は形成すべき回路素子に応じて任意の変
更が可能である。また、各半導体層の導電型も実施例に
限らず、任意の導電型を選ぶことが可能である。
【0064】さらに、前記実施例では増幅器を構成する
能動素子としてバイポーラトランジスタを形成する例で
説明したが、これに限らずMOSFETを形成するよう
にしても良い。
【0065】さらにまた、支持基板上に形成する半導体
層を絶縁分離する素子分離膜は絶縁膜に限らず、PN接
合を形成するようにしても良い。
【0066】さらにまた、SOI基板あるいは半導体装
置の製造方法で説明した熱処理工程における温度、時間
などの条件は一例を示したものであり、適宜変更が可能
である。
【0067】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の技術に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではない。本発明は、少なくとも対基板
寄生素子による影響を受けることなく動作させる回路素
子を形成する条件のものには適用できる。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0069】能動素子あるいは受動素子のような所望の
回路素子を形成すべき半導体層が、約50Ωcm以上の
抵抗率を有する支持基板上に形成されるので、支持基板
の抵抗率を高めたことで、対基板寄生素子による影響を
軽減することにより信号の減衰を緩和して、高周波特性
を良好にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるSOI基板を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施例1によるSOI基板の製造方法
の一工程を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例1によるSOI基板の製造方法
の他の工程を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例1によるSOI基板の製造方法
のその他の工程を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例2による半導体装置を示す断面
図である。
【図6】本発明の実施例2による半導体装置の等価回路
図である。
【図7】本発明の実施例2による半導体装置の製造方法
の一工程を示す断面図である。
【図8】本発明の実施例2による半導体装置の製造方法
の他の工程を示す断面図である。
【図9】本発明の実施例2による半導体装置の製造方法
の他の工程を示す断面図である。
【図10】本発明の実施例2による半導体装置の製造方
法のその他の工程を示す断面図である。
【図11】本発明の実施例2による半導体装置の製造方
法のその他の工程を示すもので、(a)、(b)は断面
図である。
【図12】本発明の実施例2による半導体装置の製造方
法のその他の工程を示すもので、(a)、(b)は断面
図である。
【図13】本発明の実施例2による半導体装置によって
得られた増幅率対周波数の関係を示す周波数特性であ
る。
【図14】本発明の実施例3による半導体装置を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…SOI基板、2…支持基板、3…絶縁膜、4、4
A、4B、4C…半導体層、5…半導体基板、7…半導
体装置、8…素子分離膜、9…コレクタ領域、10…ベ
ース領域、11…エミッタ領域、12…コレクタコンタ
クト領域、13…コレクタ電極層、14…ベース電極
層、15…エミッタ電極層、16…絶縁膜(表面保護
膜)、18、19…抵抗領域、21…耐酸化性マスク
膜、23…Si単結晶層、24…Si多結晶層、25…
溝。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/73

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板上に絶縁膜を介して半導体層が
    形成されるSOI基板であって、前記支持基板は約50
    Ωcm以上の抵抗率を有することを特徴とするSOI基
    板。
  2. 【請求項2】 前記半導体層はチョクラルスキー法によ
    って製造されたSi単結晶層からなるとともに、前記支
    持基板はフローティングゾーン法によって製造されたS
    i単結晶層からなることを特徴とする請求項1に記載の
    SOI基板。
  3. 【請求項3】 前記支持基板は、部分的にSi多結晶層
    が埋め込まれたSi単結晶層からなることを特徴とする
    請求項1に記載のSOI基板。
  4. 【請求項4】 約50Ωcm以上の抵抗率を有する支持
    基板上に絶縁膜を介して半導体層が形成され、この半導
    体層が複数の領域に絶縁分離されて、各領域の半導体層
    に所望の回路素子が形成されたことを特徴とする半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 前記支持基板は、部分的にSi多結晶層
    が埋め込まれたSi単結晶層からなることを特徴とする
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 約50Ωcm以上の抵抗率を有する支持
    基板を用意する工程と、この支持基板上に絶縁膜を介し
    て半導体層を形成する工程と、この半導体層を素子分離
    膜によって複数の領域に絶縁分離する工程と、各領域の
    半導体層に所望の回路素子を形成する工程とを含むこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 酸素雰囲気中において、前記支持基板に
    対してほとんど熱的影響を与えることなく前記半導体層
    を部分的にかつ瞬間的に熱処理して、前記素子分離膜を
    形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体層を部分的にかつ瞬間的に熱
    処理する手段として、レーザ照射を行うことを特徴とす
    る請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記半導体層に部分的に酸素イオンを打
    ち込んだ後、半導体層を部分的にかつ瞬間的にアニール
    処理を行って、前記素子分離膜を形成することを特徴と
    する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6720621B1 (en) 1999-11-12 2004-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha SOI semiconductor device with resistor body
US6740565B2 (en) 2001-03-28 2004-05-25 Nippon Steel Corporation Process for fabrication of a SIMOX substrate
JP2010093228A (ja) * 2008-09-15 2010-04-22 Denso Corp 半導体装置およびその製造方法

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