JPH0964227A - セラミックパッケージおよびその製造方法 - Google Patents

セラミックパッケージおよびその製造方法

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JPH0964227A
JPH0964227A JP21446395A JP21446395A JPH0964227A JP H0964227 A JPH0964227 A JP H0964227A JP 21446395 A JP21446395 A JP 21446395A JP 21446395 A JP21446395 A JP 21446395A JP H0964227 A JPH0964227 A JP H0964227A
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ceramic
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Michio Horiuchi
道夫 堀内
Ryuichi Matsuki
隆一 松木
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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    • H05K3/4676Single layer compositions

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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装時のクラックの発生を防止でき、大型
化、多ピン化が可能なセラミックパッケージおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 回路パターン13が形成されたセラミッ
ク基体12の一方の面に第1の弾性体層16と第2の弾
性体層22が積層して形成され、前記第1の弾性体層1
6と第2の弾性体層22の間に第1の弾性体層16に設
けたビア18を介して前記セラミック基体12の回路パ
ターン13と電気的に接続する配線パターン20が形成
され、該配線パターン20が第2の弾性体層22に設け
られた開口部24において露出していることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックパッケー
ジおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップは益々高密度化する傾向に
あり、またチップサイズも大型化している。この半導体
チップを搭載するパッケージも多ピン化を余儀なくさ
れ、またパッケージサイズも必然的に大型化している。
多ピン化に対応できるパッケージとして、セラミックB
GA(ボール グリッド アレイ)パッケージ、あるい
はPBGA(プラスチック ボール グリッドアレイ)
パッケージが知られている。このうちPBGAパッケー
ジは、安価に形成できる点で有利であるが、反りが生じ
たり、放熱性に劣り、また耐湿性などの耐環境性に問題
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この点セラミックBG
Aパッケージは上記問題点はなく、また優れた電気特性
を有している。しかしながら反面セラミックBGAパッ
ケージは、その実装するマザーボード(FR4等からな
るプラスチック配線基板)と熱膨張係数に差があり、そ
のため、パッケージサイズが大きくなった場合にはんだ
ボールの接続部にクラックが発生する問題点がある。因
みに、マザーボードの熱膨張係数は約15×10-6/℃
であるのに対し、最も一般的なアルミナセラミックの熱
膨張係数は約7×10-6/℃であって、両者の熱膨張係
数に大きな差異があり、アルミナセラミックBGAの場
合、パッケージサイズ(実装サイズ)は最大で25mm
角程度が限界といわれている。また放熱性等に優れる窒
化アルミニウムの熱膨張係数は約4.5×10-6/℃で
あることから、パッケージサイズの限界はさらに小さく
なり、その結果要望される多ピン化が実現できない問題
点がある。しかしながら、セラミックパッケージは前述
のごとく、電気特性、放熱性、耐環境性等に優れている
ことから、上記問題点を解決したセラミックパッケージ
が要望されている。
【0004】本発明は上記要望に沿ってなされたもので
あり、その目的とするところは、実装時のクラックの発
生を防止でき、大型化、多ピン化が可能なセラミックパ
ッケージおよびその製造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係るセ
ラミックパッケージは、回路パターンが形成されたセラ
ミック基体の一方の面に第1の弾性体層と第2の弾性体
層が積層して形成され、前記第1の弾性体層と第2の弾
性体層の間に第1の弾性体層に設けたビアを介して前記
セラミック基体の回路パターンと電気的に接続する配線
パターンが形成され、該配線パターンが第2の弾性体層
に設けられた開口部において露出していることを特徴と
している。開口部には、実装時等に外部接続用のはんだ
ボール等のバンプが形成される。上記のように、マザー
ボードとセラミック基体との間には第1および第2の弾
性体層が介在することから、両者間の熱膨張係数の差異
に起因する応力が加わっても該第1、第2の弾性体層に
より応力が吸収され、バンプにクラックが発生すること
がない。
【0006】また第1、第2の弾性体層間の配線パター
ンに断線が生じることもない。前記第1の弾性体層およ
び第2の弾性体層をシリコーンゴムで形成することがで
きる。シリコーンゴムを用いることにより耐熱性に優れ
たパッケージを提供できる。またシリコーンゴムに感光
性を有するものを用いることにより、第1、第2の弾性
体層を容易に形成することができる。前記配線パターン
を直線部のない曲線状に形成することにより、第1、第
2の弾性体層間に歪みが生じても、配線パターンがこれ
に追随して変形することから断線をより効果的に防止で
きる。
【0007】前記配線パターンの露出部に低融点合金か
らなる外部接続端子を設けて、外部接続端子付きのパッ
ケージとしても流通できる。前記セラミック基体にアル
ミナ、窒化アルミニウム、ムライト、ガラスセラミック
複合体のいずれかを用いて、種々の電気的特性等に応じ
たパッケージを提供できる。
【0008】また本発明方法では、回路パターンが形成
されたセラミック基体を形成する工程と、該セラミック
基体の一方の面上に、前記回路パターンに臨むビア孔を
有する第1の弾性体層を形成する工程と、該ビア孔内に
めっき金属を充填するめっき工程と、前記第1の弾性体
層表面に配線パターンを形成する工程と、該配線パター
ンが形成された第1の弾性体層に、該配線パターンの一
部が露出する開口部を有する第2の弾性体層を形成する
工程とを具備することを特徴としている。これにより容
易にセラミックパッケージを提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発明の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1、図2はセラミッ
クパッケージ10の一例の概略を示す説明図である。図
1はセラミック基体12が単層のもの、図2はセラミッ
ク基体12が多層のものの例を示す。セラミック基体1
2は常法によりグリーンシートを積層、焼成して形成さ
れる。セラミック基体12には半導体チップ(図示せ
ず)が搭載されるチップ搭載部(図示せず)が形成さ
れ、このチップ搭載部に搭載される半導体チップと電気
的に接続される回路パターン13が所要のパターンで形
成されている。チップ搭載部は、例えばチップ収納孔に
形成され、半導体チップをキャップ等により気密に封止
できるようになっている。回路パターン13は、公知の
メタライズパターンで形成される。14は上記回路パタ
ーン13および外部接続端子に接続するビアであり、セ
ラミック基体12に設けられたビア孔にメタライズペー
ストが充填され、焼成されて形成されている。ビア14
はセラミック基体12下面側に先端が露出している。
【0010】16は第1の弾性体層であり、前記ビア1
4が露出するセラミック基体12下面側に設けられてい
る。第1の弾性体層16の厚さは数10μm程度のもの
で十分である。第1の弾性体層16は、例えばシリコー
ンゴム等のゴム状弾性の材質からなり、セラミック基体
12下面側に形成されている。第1の弾性体層16に
は、前記ビア14に対応してビア孔が形成され、このビ
ア孔内にめっきによりビア14と接続するビア18が形
成されている。なお、ビア14にかえて、セラミック基
体12下面に回路パターンを形成し、この回路パターン
とビア18を接続するようにしてもよい。また第1の弾
性体層16の下面側にはビア18と接続する配線パター
ン20が20が形成されている。
【0011】22は第2の弾性体層であり、例えばシリ
コーンゴム等のゴム状弾性の材質からなり、配線パター
ン20上から第1の弾性体層16の下面側に形成されて
いる。第2の弾性体層22も数10μm程度の厚さで十
分である。第2の弾性体層22には、所要複数の開口部
24が形成され、この開口部24に対応する配線パター
ン22の部位が露出している。このようにしてセラミッ
クパッケージ10が形成されている。なお、開口部24
内には外部接続端子となるはんだボール等の低融点合金
のバンプ26をあらかじめ形成してセラミックパッケー
ジ10とすることもできる。
【0012】半導体装置とする場合には、チップ搭載部
に半導体チップを搭載し、半導体チップと回路パターン
13との間をワイヤボンディング等により電気的に接続
し、キャップ等によって半導体チップを気密に封止し、
またバンプ26を形成して半導体装置に完成する。この
半導体装置をバンプ26を介してマザーボード(図示せ
ず)に実装すると、プラスチックからなるマザーボード
とセラミック基体12とは前記したように熱膨張係数に
差異があるが、第1の弾性体層16と第2の弾性体層2
2とが緩衝層として作用し、両者の熱膨張係数の差異か
らくる応力が生じても該第1および第2の弾性体層1
6、22によって吸収される結果、バンプ26にクラッ
クが発生することがない。また第1の弾性体層16と第
2の弾性体層22との間に形成されている配線パターン
20にも断線が生じない。
【0013】したがってセラミックパッケージ10のサ
イズを35mm角等の大きなものに形成することがで
き、多ピン化にも対応できる。また図示しないが、第1
の弾性体層16と第2の弾性体層22の間に形成する配
線パターン20を直線部を含まない、実質的に曲線とな
るパターンに形成することによって、第1の弾性体層1
6と第2の弾性体層22との間に歪みが生じても、配線
パターン20の断線をより効果的に防止できる。上記各
実施例においては第1の弾性体層16と第2の弾性体層
22の2層をセラミック基体12に設けた例で説明した
が、これら弾性体層は2層に限られず、3層以上の複数
層設けてもよい。本発明において第1および第2の弾性
体層とはこの3層以上の弾性体層も含む概念で使用して
いる。なお、具体的に3層以上の弾性体層の場合、上記
配線パターンの他に、弾性体層間に広い面積のグランド
あるいは電源用導体層を形成(図示せず)することによ
って、電気的特性をさらに向上させることもできる。
【0014】続いて図3〜図8によりセラミックパッケ
ージの製造方法を説明する。まず図3に示すように回路
パターン13、ビア14を有するセラミック基体12を
製造する。セラミック基体12は必要なメタライズパタ
ーンやメタライズペーストを充填したビア孔を形成し、
さらにはチップ収納孔となる開口部を形成した複数枚の
グリーンシートを積層し、焼成する一般的なセラミック
パッケージの製法によって製造できる。
【0015】次に上記セラミック基体12の下面側に第
1の弾性体層16を形成する。第1の弾性体層16およ
び第2の弾性体層22には、シリコーン系ゴム等のゴム
状弾性体を用いると好適である。この層形成方法によっ
て種々の材料が選択できるが、一般にはミラプル型では
なく、液状シリコーンゴムを用いるのがよい。液状シリ
コーンゴムのうちでも縮合型よりも付加型あるいはUV
硬化型がよい。弾性体層の形成方法としては、スクリー
ン印刷法、スピンコート法、ディップコート法を採用で
きる。この場合、レオロジーを調整する目的で、液状シ
リコーンゴムに無機粉末を分散させることも有効であ
る。無機粉末としては、シリカ、アルミナ、窒化アルミ
ニウム等を用いることができ、またこれら無機粉末の粒
径は10μm以下が好適である。
【0016】スクリーン印刷法によるときは、ビア孔や
開口部が開口するようにスクリーンを用いて印刷をす
る。印刷後キュアすることによって硬化させる。なお、
スクリーン印刷法は安価であるが、ビア孔や開口部がダ
レたり、開口部辺縁の平坦性が低いという不具合が生じ
る場合がある。したがって、開口径が小さい、あるいは
ピッチが狭い等の場合には、全面印刷をしてキュアした
後、エキシマレーザー等で開口加工するか、あるいはU
V硬化型のシリコーンゴムを用い、フォトリソグラフィ
を行って所要のパターンに形成するとよい。
【0017】キュア条件は、一液性か二液性かで異なる
が、縮合型で100〜200℃、30分〜10時間の範
囲で行える。UV硬化型のシリコーンゴムでは、硬化機
構によっても異なるが、例えばUV−ラジカル架橋反応
型のもので、80W/cm程度の高圧水銀灯で1分以内
のキュアが可能である。上記のようにして第1の弾性体
層16の形成が行える(図4)。
【0018】次にビア孔に電解めっき法によってめっき
金属を充填する(図5)。電解銅めっきによって銅を盛
り上げるようにするとよい。なお、はんだ等の低融点合
金を充填してビアを形成してもよい。次に配線パターン
20を形成する。配線パターン20の形成は、スパッタ
リング、蒸着、めっき等どのような方法で形成してもよ
いが、スパッタリングによって、銅あるいはチタン層を
0.05〜1μm程度の厚さに形成した後、レジストパ
ターンを形成してアディティブめっき法により、銅を1
〜9μm程度の厚さに形成してパターン形成をすると好
適である。なお、この場合、前記したように配線パター
ン20は直線部のない、実質的に曲線となるパターンに
形成すると好適である。配線パターン20の形成後にレ
ジストを剥離する(図6)。
【0019】次いで、第2の弾性体層22を形成(図
7)してセラミックパッケージ10に完成する。この第
2の弾性体層22は第1の弾性体層と全く同様にして形
成できる。この場合、開口部24から露出する配線パタ
ーン20の部位に、ニッケルめっき皮膜および金めっき
皮膜を形成して、耐蝕性を向上させるようにしておく。
また図8に示すように開口部24にはんだボール26を
設けて外部接続端子を形成してセラミックパッケージ1
0に完成してもよい。
【0020】
【実施例】表面にビア端部が露出した厚さ約1mmの9
2%アルミナセラミック基体上に該ビア端部が露出する
ビア孔が生じるようにスクリーンを用いて市販の付加型
二液性シリコーンゴムペーストを印刷した。これをドラ
イN2 ガス雰囲気中150℃で約1時間放置し、キュア
を行った。キュア後のシリコーンゴム層(第1の弾性体
層)の厚さは約20μmであった。次いで電解銅めっき
法により前記のビアに銅めっきを施し、ビア孔に銅を充
填した。シリコーンゴム層全面にスパッタリング法によ
り銅層を厚さ約1μm形成後、アディティブ法で平面方
向に非直線となる配線パターンを形成した。その後、前
記と同様の市販のシリコーンゴムペーストを直径約0.
7mmの開口部が700個/37.5mm角できるよう
にスクリーン印刷し、ドライN2 ガス雰囲気中150℃
で1時間、次いで200℃で約10分間放置してキュア
した。続いて前記開口部から露出している配線パターン
の部位にニッケルめっき次いで金めっきを施してセラミ
ックパッケージを得た。半導体チップの搭載および封止
を省略し、前記開口部の金めっき皮膜上にSn/Pb共
晶はんだボールを200℃のリフロー条件で取り付け
た。これを材質FR4のマザーボード上に同様なリフロ
ー条件で取り付け、室温において接合部のクラックや電
気的なオープンが生じていないことを確認した。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るセラミックパッケージによ
れば、マザーボードとセラミック基体との間には第1お
よび第2の弾性体層が介在することから、両者間の熱膨
張係数の差異に起因する応力が加わっても該第1、第2
の弾性体層により応力が吸収され、バンプにクラックが
発生することがない。したがってサイズの大きなパッケ
ージに形成でき、多ピン化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示したセラミックパッケージの
断面説明図である。
【図2】第2の実施例を示したセラミックパッケージの
断面説明図である。
【図3】セラミック基体の断面図である。
【図4】第1の弾性体層を形成した断面図である。
【図5】ビアを形成した状態の断面図である。
【図6】配線パターンを形成した状態の断面図である。
【図7】パッケージに完成した状態の断面図である。
【図8】バンプを取り付けた断面図である。
【符号の説明】 10 セラミックパッケージ 12 セラミック基体 13 回路パターン 14 ビア 16 第1の弾性体層 18 ビア 20 配線パターン 22 第2の弾性体層 24 開口部 26 バンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンが形成されたセラミック基
    体の一方の面に第1の弾性体層と第2の弾性体層が積層
    して形成され、 前記第1の弾性体層と第2の弾性体層の間に第1の弾性
    体層に設けたビアを介して前記セラミック基体の回路パ
    ターンと電気的に接続する配線パターンが形成され、 該配線パターンが第2の弾性体層に設けられた開口部に
    おいて露出していることを特徴とするセラミックパッケ
    ージ。
  2. 【請求項2】 前記第1の弾性体層および第2の弾性体
    層がシリコーンゴムから成ることを特徴とする請求項1
    記載のセラミックパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記配線パターンが直線部のない基本的
    に曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のセラミックパッケージ。
  4. 【請求項4】 前記配線パターンの露出部に低融点合金
    からなる外部接続端子が設けられていることを特徴とす
    る請求項1、2または3記載のセラミックパッケージ。
  5. 【請求項5】 前記セラミック基体がアルミナ、窒化ア
    ルミニウム、ムライト、ガラスセラミック複合体のいず
    れかから成ることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載のセラミックパッケージ。
  6. 【請求項6】 回路パターンが形成されたセラミック基
    体を形成する工程と、 該セラミック基体の一方の面上に、前記回路パターンに
    臨むビア孔を有する第1の弾性体層を形成する工程と、 該ビア孔内にめっき金属を充填するめっき工程と、 前記第1の弾性体層表面に配線パターンを形成する工程
    と、 該配線パターンが形成された第1の弾性体層に、該配線
    パターンの一部が露出する開口部を有する第2の弾性体
    層を形成する工程とを具備することを特徴とするセラミ
    ックパッケージの製造方法。
JP21446395A 1995-08-23 1995-08-23 セラミックパッケージおよびその製造方法 Pending JPH0964227A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064162A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Ibiden Co Ltd 半導体チップ
WO2006108110A1 (en) * 2005-04-05 2006-10-12 Sv Probe Pte Ltd. Probe pad structure in a ceramic space transformer

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