JPH0964210A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH0964210A
JPH0964210A JP7221254A JP22125495A JPH0964210A JP H0964210 A JPH0964210 A JP H0964210A JP 7221254 A JP7221254 A JP 7221254A JP 22125495 A JP22125495 A JP 22125495A JP H0964210 A JPH0964210 A JP H0964210A
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JP
Japan
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conductive layer
insulating film
integrated circuit
circuit device
semiconductor integrated
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JP7221254A
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English (en)
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Yasunobu Yanagisawa
泰伸 柳沢
Makoto Ogasawara
誠 小笠原
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高信頼度の不揮発性メモリを備えている半導
体集積回路装置と、それを容易に製造できる製造技術を
提供する。 【構成】 不揮発性メモリにおけるフローティングゲー
ト電極である導電層5の下部にシリコンよりも仕事関数
の小さい材料からなる導電層4が設けられており、不揮
発性メモリにおけるソースおよびドレインとなるn型半
導体領域10の表面にシリコンよりも仕事関数の小さい
材料からなる導電層11が設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置お
よびその製造技術に関し、特に、電気的に書き込み・消
去ができる不揮発性メモルを備えている半導体集積回路
装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリには種々の形態があり、
その中の1つとしてEPROM(Electrically Program
mable Read Only Memory)があり、電気的に書き込み・
消去ができ、1MOS/1bitの構成のメモリであ
る。
【0003】本発明者が検討した不揮発性メモリにおい
て、通常のゲートであるコントロールゲート電極と周囲
から電気的に絶縁されているフローティングゲート電極
とを有するMOSFTにおけるドレイン端に発生したホ
ットエレクトロンがフローティングゲート電極に飛び込
むことによって書き込みが行われ、フローティングゲー
ト電極からソースに電子(エレクトロン)が引き抜かれ
ることにより消去が行われている。
【0004】なお、不揮発性メモリを有する半導体集積
回路装置について記載されている文献としては、例えば
特開昭55−87490号公報に記載されているものが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した不
揮発性メモリには、以下に述べるような種々の問題点が
あることを本発明者は見い出した。
【0006】すなわち、フローティングゲート電極は、
多結晶シリコンなどを材料として形成されていることに
より、電子を注入する場合の正極となるフローティング
ゲート電極の材料の仕事関数が大きいので、正極である
フローティングゲート電極により発生した正孔がゲート
絶縁膜の中に注入される現象が発生し、ゲート絶縁膜の
破壊が発生するという問題点がある。
【0007】その結果、ゲート絶縁膜の信頼度が低下す
ると共にメモリセルの信頼度も低下するという問題点が
発生する。
【0008】本発明の目的は、高信頼度の不揮発性メモ
リを備えている半導体集積回路装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、高信頼度の不揮発性
メモリを備えている半導体集積回路装置を容易に製造で
きる製造技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明において開示され
る発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下
の通りである。
【0012】本発明の半導体集積回路装置は、不揮発性
メモリにおけるフローティングゲート電極である導電層
の下部にシリコンよりも仕事関数の小さい材料からなる
導電層が設けられており、不揮発性メモリにおけるソー
スおよびドレインとなる半導体領域の表面にシリコンよ
りも仕事関数の小さい材料からなる導電層が設けられて
いるものである。
【0013】
【作用】前記した本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、不揮発性メモリにおけるフローティングゲート電極
である導電層の下部とソースおよびドレインとなる半導
体領域の表面にシリコンよりも仕事関数の小さい材料か
らなる導電層が設けられていることにより、記憶内容を
書き込みまたは消去する場合、電子が正極であるフロー
ティングゲート電極またはソースに注入される場合、正
極にシリコンよりも仕事関数の小さい材料である導電層
が設けられているので、正孔からみたトンネル絶縁膜で
あるゲート絶縁膜のエネルギー障壁が高い状態となって
いることにより、正孔のゲート絶縁膜への注入量を減少
することができる。
【0014】すなわち、ソースおよびドレインとなる半
導体領域が設けられている半導体基板からトンネル絶縁
膜であるゲート絶縁膜をトンネリングしてフローティン
グゲート電極である導電層に電子が注入される場合、シ
リコンよりも仕事関数の小さい材料からなる導電層にお
いて正孔が発生するものの導電層からみたゲート絶縁膜
のバリアギャップが高くなっているので、ゲート絶縁膜
の中への正孔の注入が起こりにくい構造となっている。
【0015】その結果、ゲート絶縁膜の破壊が防止でき
るので、ゲート絶縁膜の長寿命化が達成できると共に高
信頼度のゲート絶縁膜を備えた半導体集積回路装置とす
ることができる。
【0016】また、フローティングゲート電極である導
電層からソースである半導体領域に電子を引き抜く場合
において、電子はシリコンよりも仕事関数の小さい材料
からなる導電層に注入されることにより、ゲート絶縁膜
の中への正孔の注入ができにくい構造となっている。
【0017】その結果、ゲート絶縁膜の破壊が防止でき
るので、ゲート絶縁膜の長寿命化が達成できると共に高
信頼度のゲート絶縁膜を備えた半導体集積回路装置とす
ることができる。
【0018】したがって、本発明の半導体集積回路装置
によれば、記憶内容を書き込みまたは消去する場合の両
方において、ゲート絶縁膜の破壊が防止できるので、書
換回数の向上ができると共に高信頼度のメモリセルを備
えた半導体集積回路装置とすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て同一機能を有するものは同一の符号を付し、重複説明
は省略する。
【0020】図1〜図6は、本発明の一実施例である半
導体集積回路装置の製造工程を示す断面図である。同図
を用いて、本発明の半導体集積回路装置およびその具体
的な製造方法について説明する。
【0021】本実施例の半導体集積回路装置は、不揮発
性メモリの1種であるフラッシュメモリを備えている半
導体集積回路装置である。
【0022】まず、図1に示すように、例えば単結晶シ
リコンを材料としているp型の半導体基板1の表面にフ
ィールド絶縁膜2を形成する。
【0023】フィールド絶縁膜2の製造工程は、半導体
基板1の表面の選択的な領域に酸化シリコン膜を介して
窒化シリコン膜を設け、その窒化シリコン膜をマスクと
して使用して半導体基板1の表面を選択的に酸化して膜
厚の厚い酸化シリコン膜を形成する。なお、図示を省略
しているが、フィールド絶縁膜2の下にチャネルストッ
パ層を形成している。
【0024】次に、半導体基板1の表面に例えば酸化シ
リコン膜などのゲート絶縁膜3を形成する。
【0025】ゲート絶縁膜3は、フラッシュメモリにお
けるトンネル絶縁膜としての機能を果たすものである。
【0026】次に、図2に示すように、フラッシュメモ
リにおけるフローティングゲート電極の下層となる導電
層4を形成する。
【0027】導電層4は、シリコンよりも仕事関数の小
さい材料を採用しており、例えばケイ化チタン(TiS
ix )または窒化チタン(TiN)などをスパッタリン
グ法により積層させて形成しているものである。
【0028】なお、仕事関数はフェルミ・レベルから真
空中(真空レベル)へ電子をとり出すために必要なエネ
ルギーであり、シリコンの仕事関数は4.05〜5.17で
ある。
【0029】次に、フラッシュメモリにおけるフローテ
ィングゲート電極となる導電層5を形成する。
【0030】導電層5は、例えばシリコンを含有してい
るアルミニウムをスパッタリング法により形成する。
【0031】次に、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコ
ン膜またはそれらの積層膜などをCVD法により形成
し、層間絶縁膜6を形成する。
【0032】次に、例えばリンなどの導電型不純物を含
む多結晶シリコン層をCVD法により形成し、フラッシ
ュメモリにおけるコントロールゲート電極となる導電層
7を形成する。
【0033】次に、図3に示すように、導電層7の表面
にフォトレジスト膜8を形成した後、フォトリソグラフ
ィ技術を用いてフォトレジスト膜8にパターンを形成す
る。
【0034】次に、フォトレジスト膜8エッチング用マ
スクとして使用して、選択エッチング技術を使用して導
電層7、層間絶縁膜6、導電層5、導電層4およびゲー
ト絶縁膜3を選択的に順次取り除いてパターニングを行
う。
【0035】パターニングされたゲート絶縁膜3はトン
ネル絶縁膜となる。また、導電層4および導電層5はフ
ローティングゲート電極となり、導電層7はコントロー
ルゲート電極となる。
【0036】次に、図4に示すように、不要となったフ
ォトレジスト膜8を取り除いた後、半導体基板1の上に
酸化シリコン膜をCVD法により形成した後、異方性エ
ッチングを用いて不要な酸化シリコン膜を取り除いて、
フローティングゲート電極などの側壁にサイドウォール
絶縁膜9を形成する。
【0037】次に、半導体基板1に例えばリンなどのn
型不純物をイオン注入法により添加してソースおよびド
レインとなるn型半導体領域10を形成する。
【0038】次に、図5に示すように、ソースおよびド
レインとなるn型半導体領域に導電層11を形成する。
【0039】導電層11は、シリコンよりも仕事関数の
小さい材料を採用しており、例えばケイ化チタンまたは
窒化チタンなどをスパッタリング法により積層させて形
成しているものである。
【0040】導電層11の製造工程の他の態様として
は、半導体基板1の上にチタンなどの金属層を形成した
後、低温度状態で熱処理を行って、n型半導体領域10
と接触しているチタンなどの金属層とn型半導体領域と
の化学反応によりシリサイド層を形成した後、半導体基
板1の上の未反応状態のチタンなどの金属層を取り除く
ことにより、ケイ化チタンからなる導電層11を設ける
ことができる。
【0041】この場合、高温度状態で熱処理を行って、
シリサイド層を低抵抗体とする。
【0042】次に、図6に示すように、半導体基板1の
上に厚膜の例えば酸化シリコン膜などの絶縁膜12を形
成した後、必要に応じて絶縁膜12の表面からエッチバ
ック法または化学機械研磨(CMP)法などを採用して
平坦化処理を行う。
【0043】次に、絶縁膜12にフォトリソグラフィ技
術および選択エッチング技術を用いてスルーホールを形
成する。
【0044】次に、たとえばアルミニウムなどの導電層
13を形成した後、フォトリソグラフィ技術および選択
エッチング技術を用いて導電層13を選択的に取り除い
て配線パターン化した導電層13を形成する。
【0045】次に、先行技術を使用して多層配線層を形
成した後、パシベーション膜を形成する(図示を省略)
ことにより、半導体集積回路装置の製造工程を終了す
る。
【0046】図7は、本実施例の半導体集積回路装置に
おけるフラッシュメモリのバンドギャップを示す模式図
である。
【0047】なお、図7において、4は仕事関数の小さ
い材料からなる導電層4のバンドギャップを示してい
る。
【0048】また、14は電子を示し、15は正孔を示
している。また、16は従来のフラッシュメモリにおけ
るフローティングゲート電極のバンドギャップを示して
いる。
【0049】図6および図7に示すように、本実施例の
半導体集積回路装置によれば、半導体基板1からトンネ
ル絶縁膜であるゲート絶縁膜3をトンネリングしてフロ
ーティングゲート電極である導電層5に電子14が注入
される場合、シリコンよりも仕事関数の小さい材料から
なる導電層4において正孔15が発生するものの導電層
4からみたゲート絶縁膜3のバリアギャップが高くなっ
ているので、ゲート絶縁膜3の中への正孔15の注入が
起こりにくい構造となっている。
【0050】その結果、ゲート絶縁膜3の破壊が防止で
きるので、ゲート絶縁膜3の長寿命化が達成できると共
に高信頼度のゲート絶縁膜3を備えた半導体集積回路装
置とすることができる。
【0051】また、フローティングゲート電極である導
電層5からソースであるn型半導体領域10に電子14
を引き抜く場合において、電子14はシリコンよりも仕
事関数の小さい材料からなる導電層11に注入されるこ
とにより、ゲート絶縁膜3の中への正孔15の注入がで
きにくい構造となっている。
【0052】その結果、ゲート絶縁膜3の破壊が防止で
きるので、ゲート絶縁膜3の長寿命化が達成できると共
に高信頼度のゲート絶縁膜3を備えた半導体集積回路装
置とすることができる。
【0053】したがって、本実施例の半導体集積回路装
置におけるフラッシュメモリによれば、記憶内容を書き
込みまたは消去する場合の両方において、ゲート絶縁膜
3の破壊が防止できるので、書換回数の向上ができると
共に高信頼度のメモリセルを備えた半導体集積回路装置
とすることができる。
【0054】また、本実施例の半導体集積回路装置の製
造工程によれば、ゲート絶縁膜3の上にシリコンよりも
仕事関数の小さい材料からなる導電層4を形成した後、
その上にフローティングゲート電極となる導電層5を形
成する工程と、ソースおよびドレインとなるn型半導体
領域10の表面にシリコンよりも仕事関数の小さい材料
からなる導電層11を形成する工程とにより、ゲート絶
縁膜3の破壊が防止できるので、容易な製造工程によ
り、ゲート絶縁膜3の長寿命化が達成できると共に高信
頼度のゲート絶縁膜3を備えた半導体集積回路装置とす
ることができる。
【0055】また、記憶内容を書き込みまたは消去する
場合の両方において、ゲート絶縁膜3の破壊が防止でき
るので、書換回数の向上ができると共に高信頼度のメモ
リセルを備えた半導体集積回路装置とすることができ
る。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0057】具体的に、本発明の半導体集積回路装置の
製造技術は、フローティングゲート電極を備えている種
々の不揮発性メモリに適用でき、NOR型またはAND
型などの種々のメモリセルを備えている半導体集積回路
装置の製造技術に適用できる。
【0058】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0059】(1)本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、不揮発性メモリにおけるフローティングゲート電極
である導電層の下部とソースおよびドレインとなる半導
体領域の表面にシリコンよりも仕事関数の小さい材料か
らなる導電層が設けられていることにより、記憶内容を
書き込みまたは消去する場合、電子が正極であるフロー
ティングゲート電極またはソースに注入される場合、正
極にシリコンよりも仕事関数の小さい材料である導電層
が設けられているので、正孔からみたトンネル絶縁膜で
あるゲート絶縁膜のエネルギー障壁が高い状態となって
いることにより、正孔のゲート絶縁膜への注入量を減少
することができる。
【0060】すなわち、ソースおよびドレインとなる半
導体領域が設けられている半導体基板からトンネル絶縁
膜であるゲート絶縁膜をトンネリングしてフローティン
グゲート電極である導電層に電子が注入される場合、シ
リコンよりも仕事関数の小さい材料からなる導電層にお
いて正孔が発生するものの導電層からみたゲート絶縁膜
のバリアギャップが高くなっているので、ゲート絶縁膜
の中への正孔の注入が起こりにくい構造となっている。
【0061】その結果、ゲート絶縁膜の破壊が防止でき
るので、ゲート絶縁膜の長寿命化が達成できると共に高
信頼度のゲート絶縁膜を備えた半導体集積回路装置とす
ることができる。
【0062】また、フローティングゲート電極である導
電層からソースである半導体領域に電子を引き抜く場合
において、電子はシリコンよりも仕事関数の小さい材料
からなる導電層に注入されることにより、ゲート絶縁膜
の中への正孔の注入ができにくい構造となっている。
【0063】その結果、ゲート絶縁膜の破壊が防止でき
るので、ゲート絶縁膜の長寿命化が達成できると共に高
信頼度のゲート絶縁膜を備えた半導体集積回路装置とす
ることができる。
【0064】したがって、本発明の半導体集積回路装置
によれば、記憶内容を書き込みまたは消去する場合の両
方において、ゲート絶縁膜の破壊が防止できるので、書
換回数の向上ができると共に高信頼度のメモリセルを備
えた半導体集積回路装置とすることができる。
【0065】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
工程によれば、ゲート絶縁膜の上にシリコンよりも仕事
関数の小さい材料からなる導電層を形成した後、その上
にフローティングゲート電極となる導電層を形成する工
程と、ソースおよびドレインとなる半導体領域の表面に
シリコンよりも仕事関数の小さい材料からなる導電層を
形成する工程とにより、ゲート絶縁膜の破壊が防止でき
るので、容易な製造工程により、ゲート絶縁膜の長寿命
化が達成できると共に高信頼度のゲート絶縁膜を備えた
半導体集積回路装置とすることができる。
【0066】また、記憶内容を書き込みまたは消去する
場合の両方において、ゲート絶縁膜の破壊が防止できる
ので、書換回数の向上ができると共に高信頼度のメモリ
セルを備えた半導体集積回路装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例である半導体集積回路装置に
おけるフラッシュメモリのバンドギャップを示す模式図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 ゲート絶縁膜 4 導電層 5 導電層 6 層間絶縁膜 7 導電層 8 フォトレジスト膜 9 サイドウォール絶縁膜 10 n型半導体領域 11 導電層 12 絶縁膜 13 導電層 14 電子 15 正孔 16 バンドギャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリにおけるフローティング
    ゲート電極である導電層の下部にシリコンよりも仕事関
    数の小さい材料からなる導電層が設けられており、前記
    不揮発性メモリにおけるソースおよびドレインとなる半
    導体領域の表面にシリコンよりも仕事関数の小さい材料
    からなる導電層が設けられていることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、シリコンよりも仕事関数が小さい材料からなる導
    電層は、ケイ化チタンまたは窒化チタンであることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、不揮発性メモリは、フラッシュメモリで
    あることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の上にフィールド絶縁膜を形
    成し、前記フィールド絶縁膜によって不揮発性メモリを
    形成する領域にトンネル絶縁膜となるゲート絶縁膜を形
    成する工程と、 前記ゲート絶縁膜の上にシリコンよりも仕事関数の小さ
    い材料からなる導電層を形成した後、その上にフローテ
    ィングゲート電極となる導電層を形成する工程と、 前記導電層の上に絶縁膜を形成した後、その上にコント
    ロールゲート電極となる導電層を形成する工程と、 前記半導体基板における不揮発性メモリを形成する領域
    にソースおよびドレインとなる半導体領域を形成した
    後、その表面にシリコンよりも仕事関数の小さい材料か
    らなる導電層を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、シリコンよりも仕事関数が小さい材料
    からなる導電層は、ケイ化チタンまたは窒化チタンであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の半導体集積回路
    装置の製造方法において、ソースおよびドレインとなる
    半導体領域の表面に形成するシリコンよりも仕事関数の
    小さい材料からなる導電層は、半導体領域の半導体と半
    導体領域の表面に形成した金属層との材料からなるシリ
    サイド層であることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
JP7221254A 1995-08-30 1995-08-30 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH0964210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000150680A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP2001168213A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2007059872A (ja) * 2005-07-25 2007-03-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリ装置と半導体装置、及び不揮発性半導体メモリ装置の製造方法

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