JPH0963432A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents
パッファ形ガス遮断器Info
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- JPH0963432A JPH0963432A JP22127695A JP22127695A JPH0963432A JP H0963432 A JPH0963432 A JP H0963432A JP 22127695 A JP22127695 A JP 22127695A JP 22127695 A JP22127695 A JP 22127695A JP H0963432 A JPH0963432 A JP H0963432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- puffer
- ptfe
- powder
- insulating nozzle
- circuit breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/7015—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts
- H01H33/7076—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts characterised by the use of special materials
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】開離間隙部内の圧力をさらに高めることにより
装置を小型化する。 【解決手段】絶縁ノズル5がBN粉末入りのPTFE
(5B)で形成されるとともに、絶縁ノズル5のスロー
ト部19の内壁が無添加のPTFE(5A)で覆われ
る。
装置を小型化する。 【解決手段】絶縁ノズル5がBN粉末入りのPTFE
(5B)で形成されるとともに、絶縁ノズル5のスロー
ト部19の内壁が無添加のPTFE(5A)で覆われ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大容量の電力用
遮断器として用いられているパッファ形SF6 ガス遮断
器に関する。
遮断器として用いられているパッファ形SF6 ガス遮断
器に関する。
【0002】
【従来の技術】パッファ形ガス遮断器は、消弧性ガスを
圧縮し、この圧縮ガスを遮断部の開離間隙部に吹き付け
てアークを消弧して大電流を遮断するものである。消弧
用のガスとしては、SF6 ガスが優れており中容量から
大容量の遮断器まで広く使われている。
圧縮し、この圧縮ガスを遮断部の開離間隙部に吹き付け
てアークを消弧して大電流を遮断するものである。消弧
用のガスとしては、SF6 ガスが優れており中容量から
大容量の遮断器まで広く使われている。
【0003】図11は、従来のパッファ形ガス遮断器の
構成を示す断面図である。円筒状の容器1内にSF6 ガ
スが封入され、接点となる固定接触子4と可動接触子8
とが収納されている。固定接触子4と可動接触子8と
は、それぞれ主回路導体3,15を介して図示されてい
ない他の機器へ接続される。固定接触子4は、絶縁碍子
2を介して容器1の蓋1Aに固定され、一方、可動接触
子8は、絶縁キャップ7で覆われるとともにパッファシ
リンダ12に支持されている。パッファシリンダ12
は、さらに金具9を介して絶縁ノズル5を支持するとと
もに、軸中心に円筒状の駆動ロッド14を備えている。
パッファシリンダ12と駆動ロッド14との間には、固
定ピストン13がスライドリング13Aを介して嵌め込
まれパッファ室10を形成している。スライドリング1
3Aは、パッファシリンダ12の内壁および駆動ロッド
14の外壁とスライド可能であり、パッファ室10内の
SF6ガスを気密に保つ。固定ピストン13は絶縁碍管
16を介して容器1のもう一方の蓋1Bに固定され、ま
た、駆動ロッド14は絶縁ロッド18を介して図示され
ていない駆動装置に連結されている。
構成を示す断面図である。円筒状の容器1内にSF6 ガ
スが封入され、接点となる固定接触子4と可動接触子8
とが収納されている。固定接触子4と可動接触子8と
は、それぞれ主回路導体3,15を介して図示されてい
ない他の機器へ接続される。固定接触子4は、絶縁碍子
2を介して容器1の蓋1Aに固定され、一方、可動接触
子8は、絶縁キャップ7で覆われるとともにパッファシ
リンダ12に支持されている。パッファシリンダ12
は、さらに金具9を介して絶縁ノズル5を支持するとと
もに、軸中心に円筒状の駆動ロッド14を備えている。
パッファシリンダ12と駆動ロッド14との間には、固
定ピストン13がスライドリング13Aを介して嵌め込
まれパッファ室10を形成している。スライドリング1
3Aは、パッファシリンダ12の内壁および駆動ロッド
14の外壁とスライド可能であり、パッファ室10内の
SF6ガスを気密に保つ。固定ピストン13は絶縁碍管
16を介して容器1のもう一方の蓋1Bに固定され、ま
た、駆動ロッド14は絶縁ロッド18を介して図示され
ていない駆動装置に連結されている。
【0004】図11は、電流を遮断している途中の状態
が示している。絶縁ロッド18が駆動装置によって矢印
B方向に駆動されると、互いに一体となった可動部であ
る駆動ロッド14およびパッファシリンダ12、可動接
触子8、絶縁ノズル5、絶縁キャップ7が全てB方向に
移動する。一方、固定ピストン13は動かないので、パ
ッファ室10内のSF6 ガスが圧縮される。可動接触子
8がB方向に移動するにつれてパッファ室10内の圧力
が上昇する。パッファ室10の圧縮ガスは、吹き付け穴
11を介して矢印A方向に流れ、その圧縮ガスを絶縁ノ
ズル5が開離間隙部6へと導く。固定接触子4と可動接
触子8とが離れた直後は、その間にアークが発生し、開
離間隙部6に介在している圧縮ガスはそのアーク熱で高
温に熱せられ、開離間隙部6内の圧力はさらに上昇す
る。固定接触子4が、絶縁ノズル5のスロート部19か
ら抜け出すと、高温に熱せられた圧縮ガスがスロート部
19から上方へ吹き出し、アークが吹き消される。
が示している。絶縁ロッド18が駆動装置によって矢印
B方向に駆動されると、互いに一体となった可動部であ
る駆動ロッド14およびパッファシリンダ12、可動接
触子8、絶縁ノズル5、絶縁キャップ7が全てB方向に
移動する。一方、固定ピストン13は動かないので、パ
ッファ室10内のSF6 ガスが圧縮される。可動接触子
8がB方向に移動するにつれてパッファ室10内の圧力
が上昇する。パッファ室10の圧縮ガスは、吹き付け穴
11を介して矢印A方向に流れ、その圧縮ガスを絶縁ノ
ズル5が開離間隙部6へと導く。固定接触子4と可動接
触子8とが離れた直後は、その間にアークが発生し、開
離間隙部6に介在している圧縮ガスはそのアーク熱で高
温に熱せられ、開離間隙部6内の圧力はさらに上昇す
る。固定接触子4が、絶縁ノズル5のスロート部19か
ら抜け出すと、高温に熱せられた圧縮ガスがスロート部
19から上方へ吹き出し、アークが吹き消される。
【0005】このような消弧方式は、puffの「吹き
出す」の意から由来した言葉からパッファ形と呼ばれ、
固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部19から抜け
出したときにアークに吹き付けるガスを大量に取れるこ
とから大電流遮断器用として使用されている。
出す」の意から由来した言葉からパッファ形と呼ばれ、
固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部19から抜け
出したときにアークに吹き付けるガスを大量に取れるこ
とから大電流遮断器用として使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、より小型にするために開離間隙
部内の圧力をさらに上昇させようとすると、絶縁ノズル
が機械的力に耐えれなくなると言う問題があった。すな
わち、絶縁ノズルの材料は、ポリテトラフルオロエチレ
ン(以下、PTFEと略称する)が用いられている。こ
の材料は、融点が327℃と非常に高く、さらに、数千
度以上のアーク熱を受けても昇華すると言う性質を有す
る。昇華したときに発生するPTFEのガスはアークに
作用し、PTFEに含まれていたふっ素ガスがSF6 ガ
スのふっ素に加わり消弧を助長させるので、PTFEは
極めて遮断に有利な材料である。しかし、機械的力には
あまり強くなく、遮断器を縮小化、または、遮断容量を
アップさせようとして、開離間隙部内の圧力をさらに高
くすると、絶縁ノズルが機械的に割れてしまうことがあ
った。
たような従来の装置は、より小型にするために開離間隙
部内の圧力をさらに上昇させようとすると、絶縁ノズル
が機械的力に耐えれなくなると言う問題があった。すな
わち、絶縁ノズルの材料は、ポリテトラフルオロエチレ
ン(以下、PTFEと略称する)が用いられている。こ
の材料は、融点が327℃と非常に高く、さらに、数千
度以上のアーク熱を受けても昇華すると言う性質を有す
る。昇華したときに発生するPTFEのガスはアークに
作用し、PTFEに含まれていたふっ素ガスがSF6 ガ
スのふっ素に加わり消弧を助長させるので、PTFEは
極めて遮断に有利な材料である。しかし、機械的力には
あまり強くなく、遮断器を縮小化、または、遮断容量を
アップさせようとして、開離間隙部内の圧力をさらに高
くすると、絶縁ノズルが機械的に割れてしまうことがあ
った。
【0007】この発明の目的は、開離間隙部内の圧力を
さらに高めることにより装置を小型化させることにあ
る。
さらに高めることにより装置を小型化させることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、消弧性ガスを充填した容器内
に、固定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触
子と、この可動接触子と連動するパッファシリンダと、
このパッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子
およびパッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッ
ドと、パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパ
ッファ室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲
するとともに固定接触子が出入りするスロート部を備
え、パッファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガス
を固定接触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノ
ズルとにより構成されたパッファ形ガス遮断器におい
て、絶縁ノズルがBN粉末入りのPTFEより形成され
るとともに、絶縁ノズルのスロート部内壁がBN粉末の
添加されていないPTFEで覆われてなるものとすると
よい。なお、以下ではBN粉末の添加されていないPT
FEのことを無添加のPTFEと記す。BN(窒化ほう
素、boron nitride)は融点が3,OOO
℃のセラミックであり、BN粉末入りのPTFEは、そ
の粉末がバインダーとなって機械的強度が非常に高くな
る。そのために、BN粉末入りのPTFEによって絶縁
ノズルを形成すると、開離間隙部のガス圧を従来の装置
より高めても充分にその圧力に耐えられる。一方、BN
粉末入りのPTFEは、無添加のPTFEと比べてアー
ク熱によるPTFEの昇華ガスの発生量が少ないために
消弧性能は多少劣る。しかし、アークによって加熱され
た圧縮ガスが触れる絶縁ノズルのスロート部内壁が消弧
性能の良い無添加のPTFEで覆われているので、その
内壁からPTFEの昇華ガスが発生し消弧が助長され
る。したがって、この構成によって装置を小型化させる
ことができる。
に、この発明によれば、消弧性ガスを充填した容器内
に、固定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触
子と、この可動接触子と連動するパッファシリンダと、
このパッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子
およびパッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッ
ドと、パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパ
ッファ室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲
するとともに固定接触子が出入りするスロート部を備
え、パッファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガス
を固定接触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノ
ズルとにより構成されたパッファ形ガス遮断器におい
て、絶縁ノズルがBN粉末入りのPTFEより形成され
るとともに、絶縁ノズルのスロート部内壁がBN粉末の
添加されていないPTFEで覆われてなるものとすると
よい。なお、以下ではBN粉末の添加されていないPT
FEのことを無添加のPTFEと記す。BN(窒化ほう
素、boron nitride)は融点が3,OOO
℃のセラミックであり、BN粉末入りのPTFEは、そ
の粉末がバインダーとなって機械的強度が非常に高くな
る。そのために、BN粉末入りのPTFEによって絶縁
ノズルを形成すると、開離間隙部のガス圧を従来の装置
より高めても充分にその圧力に耐えられる。一方、BN
粉末入りのPTFEは、無添加のPTFEと比べてアー
ク熱によるPTFEの昇華ガスの発生量が少ないために
消弧性能は多少劣る。しかし、アークによって加熱され
た圧縮ガスが触れる絶縁ノズルのスロート部内壁が消弧
性能の良い無添加のPTFEで覆われているので、その
内壁からPTFEの昇華ガスが発生し消弧が助長され
る。したがって、この構成によって装置を小型化させる
ことができる。
【0009】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、スロート部の円筒状の中空穴内壁
が無添加のPTFEで覆われてなるものとしてもよい。
アーク熱によって加熱されたガスはスロート部を通過す
るときに無添加のPTFEと触れるので、スロート部の
円筒状の中空穴内壁からPTFEの昇華ガスが発生し消
弧が助長される。したがって、この構成によって装置を
小型化させることができる。
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、スロート部の円筒状の中空穴内壁
が無添加のPTFEで覆われてなるものとしてもよい。
アーク熱によって加熱されたガスはスロート部を通過す
るときに無添加のPTFEと触れるので、スロート部の
円筒状の中空穴内壁からPTFEの昇華ガスが発生し消
弧が助長される。したがって、この構成によって装置を
小型化させることができる。
【0010】また、かかる構成において、スロート部の
円錐状に開く中空穴内壁が無添加のPTFEで覆われ
る。スロート部の内壁において、アーク熱によって加熱
されたガスが、上記の構成よりスロート部の円錐状の中
空穴内壁の分だけ無添加のPTFEと触れる面積が増す
ので、PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長
される。したがって、この構成によって装置をより小型
化させることができる。
円錐状に開く中空穴内壁が無添加のPTFEで覆われ
る。スロート部の内壁において、アーク熱によって加熱
されたガスが、上記の構成よりスロート部の円錐状の中
空穴内壁の分だけ無添加のPTFEと触れる面積が増す
ので、PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長
される。したがって、この構成によって装置をより小型
化させることができる。
【0011】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、絶縁ノズルのスロート部側を無添
加のPTFE製の円筒ブロックで形成し、この円筒ブロ
ックにBN粉末入りのPTFE製の部分を接合する。ス
ロート部のPTFE部分の厚さが増すので、絶縁ノズル
の遮断寿命回数が向上する。
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、絶縁ノズルのスロート部側を無添
加のPTFE製の円筒ブロックで形成し、この円筒ブロ
ックにBN粉末入りのPTFE製の部分を接合する。ス
ロート部のPTFE部分の厚さが増すので、絶縁ノズル
の遮断寿命回数が向上する。
【0012】また、かかる構成において、BN粉末入り
のPTFE製の部分と無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クとが嵌め合い接合される。これによって、円筒ブロッ
クがBN粉末入りのPTFE製の部分に機械的にしっか
りと接合され、絶縁ノズルの信頼性が向上する。また、
かかる構成において、無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クに半径方向外方に開く周回溝が形成され、この周回溝
にBN粉末入りのPTFE製の部分を嵌合させる。これ
によって、円筒ブロックがBN粉末入りのPTFE製の
部分から抜けることがなくなり、円筒ブロックとBN粉
末入りのPTFEの部分とがより確実に係合され絶縁ノ
ズルの信頼性がさらに向上する。
のPTFE製の部分と無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クとが嵌め合い接合される。これによって、円筒ブロッ
クがBN粉末入りのPTFE製の部分に機械的にしっか
りと接合され、絶縁ノズルの信頼性が向上する。また、
かかる構成において、無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クに半径方向外方に開く周回溝が形成され、この周回溝
にBN粉末入りのPTFE製の部分を嵌合させる。これ
によって、円筒ブロックがBN粉末入りのPTFE製の
部分から抜けることがなくなり、円筒ブロックとBN粉
末入りのPTFEの部分とがより確実に係合され絶縁ノ
ズルの信頼性がさらに向上する。
【0013】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クが絶縁ノズルのスロート部側に埋め込まれる。この構
成にすることによっても円筒ブロックがBN粉末入りの
PTFE製の部分から抜けることがなくなり、円筒ブロ
ックとBN粉末入りのPTFEの部分とがより確実に接
合され絶縁ノズルの信頼性が向上する。
スロート部が円筒状の中空穴により形成されるととも
に、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く中
空穴により形成され、無添加のPTFE製の円筒ブロッ
クが絶縁ノズルのスロート部側に埋め込まれる。この構
成にすることによっても円筒ブロックがBN粉末入りの
PTFE製の部分から抜けることがなくなり、円筒ブロ
ックとBN粉末入りのPTFEの部分とがより確実に接
合され絶縁ノズルの信頼性が向上する。
【0014】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
内壁全面が、無添加のPTFE製で覆われる。固定接触
子がスロート部から抜け出る前までは、アーク熱によっ
て加熱されたガスはパッファ室の方へも逆流して来る。
これによって、絶縁ノズルの内壁でアーク熱によって加
熱されたガスが無添加のPTFEと触れる面積が増すの
で、PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長さ
れる。したがって、この構成によって装置をさらに小型
化させることができる。
内壁全面が、無添加のPTFE製で覆われる。固定接触
子がスロート部から抜け出る前までは、アーク熱によっ
て加熱されたガスはパッファ室の方へも逆流して来る。
これによって、絶縁ノズルの内壁でアーク熱によって加
熱されたガスが無添加のPTFEと触れる面積が増すの
で、PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長さ
れる。したがって、この構成によって装置をさらに小型
化させることができる。
【0015】また、消弧性ガスを充填した容器内に、固
定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、
この可動接触子と連動するパッファシリンダと、このパ
ッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子および
パッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、
パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ
室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲すると
ともに固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッ
ファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接
触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとに
より構成されたパッファ形ガス遮断器において、吹き付
け穴の内壁が無添加のPTFEにより覆われる。固定接
触子がスロート部から抜け出る前までは、アーク熱によ
って加熱されたガスは、吹き付け穴内までも逆流して来
る。そのために、吹き付け穴の内壁からもPTFEの昇
華ガスが発生し消弧が助長される。しかも、PTFEの
熱伝導率が小さいので、従来の装置のように内壁が金属
製の吹き付け穴の場合よりガスの保温性がよくなる。そ
のために、圧縮ガスの圧力低下がなくなり、固定接触子
がスロート部から抜け出したときにアークを吹き付ける
勢いが増し、電流遮断能力が向上する。したがって、こ
の構成によって装置を小型化させることができる。
定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、
この可動接触子と連動するパッファシリンダと、このパ
ッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子および
パッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、
パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ
室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲すると
ともに固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッ
ファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接
触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとに
より構成されたパッファ形ガス遮断器において、吹き付
け穴の内壁が無添加のPTFEにより覆われる。固定接
触子がスロート部から抜け出る前までは、アーク熱によ
って加熱されたガスは、吹き付け穴内までも逆流して来
る。そのために、吹き付け穴の内壁からもPTFEの昇
華ガスが発生し消弧が助長される。しかも、PTFEの
熱伝導率が小さいので、従来の装置のように内壁が金属
製の吹き付け穴の場合よりガスの保温性がよくなる。そ
のために、圧縮ガスの圧力低下がなくなり、固定接触子
がスロート部から抜け出したときにアークを吹き付ける
勢いが増し、電流遮断能力が向上する。したがって、こ
の構成によって装置を小型化させることができる。
【0016】また、かかる構成において、パッファ室の
内壁が無添加のPTFEにより覆われる。固定接触子が
スロート部から抜け出る前までは、アーク熱によって加
熱されたガスは、吹き付け穴からパッファ室内までも逆
流して来る。そのために、従来の装置のようにパッファ
室の内壁および吹き付け穴内壁がともに金属製の場合よ
りガスの保温性がよくなり、圧縮ガスの圧力低下がなく
なる。パッファ室の内壁および吹き付け穴内壁からPT
FEの昇華ガスが発生するので、この構成によって装置
をさらに小型化させることができる。
内壁が無添加のPTFEにより覆われる。固定接触子が
スロート部から抜け出る前までは、アーク熱によって加
熱されたガスは、吹き付け穴からパッファ室内までも逆
流して来る。そのために、従来の装置のようにパッファ
室の内壁および吹き付け穴内壁がともに金属製の場合よ
りガスの保温性がよくなり、圧縮ガスの圧力低下がなく
なる。パッファ室の内壁および吹き付け穴内壁からPT
FEの昇華ガスが発生するので、この構成によって装置
をさらに小型化させることができる。
【0017】また、消弧性ガスを充填した容器内に、固
定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、
この可動接触子と連動するパッファシリンダと、このパ
ッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子および
パッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、
パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ
室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲すると
ともに固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッ
ファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接
触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとに
より構成されたパッファ形ガス遮断器において、パッフ
ァ室内に無添加のPTFE製のろうと状の仕切りが設け
られ、仕切りの狭い方の口が吹き付け穴側へ向けられる
とともに、仕切りと駆動ロッドとの間に連通穴が設けら
れる。固定接触子がスロート部から抜け出る前までは、
アークによって加熱されたガスがパッファ室内まで逆流
して来るため、無添加のPTFE製の仕切りからもPT
FEの昇華ガスが発生するので、装置をより小型化させ
ることができる。
定接触子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、
この可動接触子と連動するパッファシリンダと、このパ
ッファシリンダの軸中心部に配され、可動接触子および
パッファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、
パッファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ
室を形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲すると
ともに固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッ
ファ室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接
触子と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとに
より構成されたパッファ形ガス遮断器において、パッフ
ァ室内に無添加のPTFE製のろうと状の仕切りが設け
られ、仕切りの狭い方の口が吹き付け穴側へ向けられる
とともに、仕切りと駆動ロッドとの間に連通穴が設けら
れる。固定接触子がスロート部から抜け出る前までは、
アークによって加熱されたガスがパッファ室内まで逆流
して来るため、無添加のPTFE製の仕切りからもPT
FEの昇華ガスが発生するので、装置をより小型化させ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図であ
る。絶縁ノズル5の構成以外は、図11の従来の構成と
同じである。絶縁ノズル5全体がBN粉末入りのPTF
E(5B)で形成され、スロート部19の下部入口が円
筒状の中空穴に、スロート部19の上部出口が円錐状に
開く中空穴になっている。その内、スロート部19の円
筒状の中空穴内壁が無添加のPTFE(5A)で覆われ
ている。アーク熱によって加熱されたガスが、スロート
部19を通過するときに無添加のPTFE(5A)と触
れるので、スロート部19の円筒状の中空穴内壁からP
TFEの昇華ガスが発生し消弧が助長される。したがっ
て、この構成によって、開離間隙部の圧力を高めること
ができ、装置を小型化することができる。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図であ
る。絶縁ノズル5の構成以外は、図11の従来の構成と
同じである。絶縁ノズル5全体がBN粉末入りのPTF
E(5B)で形成され、スロート部19の下部入口が円
筒状の中空穴に、スロート部19の上部出口が円錐状に
開く中空穴になっている。その内、スロート部19の円
筒状の中空穴内壁が無添加のPTFE(5A)で覆われ
ている。アーク熱によって加熱されたガスが、スロート
部19を通過するときに無添加のPTFE(5A)と触
れるので、スロート部19の円筒状の中空穴内壁からP
TFEの昇華ガスが発生し消弧が助長される。したがっ
て、この構成によって、開離間隙部の圧力を高めること
ができ、装置を小型化することができる。
【0019】図2は、この発明の異なる実施例にかかる
パッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
である。スロート部19の円錐状に開く中空穴内壁も無
添加のPTFE(5A)で覆われている。その他の構成
は、図1と同じである。スロート部19の内壁におい
て、アーク熱によって加熱されたガスが、図1の構成よ
りスロート部19の円錐状の中空穴内壁の分だけ無添加
のPTFE(5A)と触れる面積が増すので、PTFE
の昇華ガスがより多く発生し消弧が助長される。したが
って、この構成によって装置をさらに小型化させること
ができる。
パッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
である。スロート部19の円錐状に開く中空穴内壁も無
添加のPTFE(5A)で覆われている。その他の構成
は、図1と同じである。スロート部19の内壁におい
て、アーク熱によって加熱されたガスが、図1の構成よ
りスロート部19の円錐状の中空穴内壁の分だけ無添加
のPTFE(5A)と触れる面積が増すので、PTFE
の昇華ガスがより多く発生し消弧が助長される。したが
って、この構成によって装置をさらに小型化させること
ができる。
【0020】図3は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。スロート部19の下部入口が円筒状の中
空穴に、スロート部19の上部出口が円錐状に開く中空
穴になっている。絶縁ノズル5の上部スロート部19側
が無添加のPTFE(5A)の円筒ブロックで形成さ
れ、絶縁ノズル5の下部は全てBN粉末入りのPTFE
(5B)で形成されている。無添加のPTFE(5A)
の円筒ブロックにBN粉末入りのPTFE(5B)の部
分が接合されている。その他の構成は、図1と同じであ
る。遮断器は遮断される度にスロート部19の内壁、す
なわち、無添加のPTFE(5A)が少しずつ消耗して
行くが、無添加のPTFE(5A)の部分の厚さが、図
1や図2の場合より増すので、絶縁ノズルの遮断寿命回
数が向上する。
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。スロート部19の下部入口が円筒状の中
空穴に、スロート部19の上部出口が円錐状に開く中空
穴になっている。絶縁ノズル5の上部スロート部19側
が無添加のPTFE(5A)の円筒ブロックで形成さ
れ、絶縁ノズル5の下部は全てBN粉末入りのPTFE
(5B)で形成されている。無添加のPTFE(5A)
の円筒ブロックにBN粉末入りのPTFE(5B)の部
分が接合されている。その他の構成は、図1と同じであ
る。遮断器は遮断される度にスロート部19の内壁、す
なわち、無添加のPTFE(5A)が少しずつ消耗して
行くが、無添加のPTFE(5A)の部分の厚さが、図
1や図2の場合より増すので、絶縁ノズルの遮断寿命回
数が向上する。
【0021】図4は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クの下部に円筒状の突起部20が設けられ、この円筒状
の突起部20とBN粉末入りのPTFE(5B)の部分
とが嵌め合い接合されている。その他の構成は、図3と
同じである。これによって、円筒ブロックがBN粉末入
りのPTFE(5B)の部分に機械的にしっかりと接合
され、絶縁ノズル5の信頼性が向上する。
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クの下部に円筒状の突起部20が設けられ、この円筒状
の突起部20とBN粉末入りのPTFE(5B)の部分
とが嵌め合い接合されている。その他の構成は、図3と
同じである。これによって、円筒ブロックがBN粉末入
りのPTFE(5B)の部分に機械的にしっかりと接合
され、絶縁ノズル5の信頼性が向上する。
【0022】図5は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クの下部に半径方向外方に開く周回溝21が形成され、
この周回溝21にBN粉末入りのPTFE(5B)の部
分が嵌合している。その他の構成は、図3と同じであ
る。これによって、円筒ブロックがBN粉末入りのPT
FE(5B)の部分から抜けることがなくなり、機械的
により確実に接合され絶縁ノズルの信頼性がさらに向上
する。
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クの下部に半径方向外方に開く周回溝21が形成され、
この周回溝21にBN粉末入りのPTFE(5B)の部
分が嵌合している。その他の構成は、図3と同じであ
る。これによって、円筒ブロックがBN粉末入りのPT
FE(5B)の部分から抜けることがなくなり、機械的
により確実に接合され絶縁ノズルの信頼性がさらに向上
する。
【0023】図6は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クが絶縁ノズル5のスロート部19側に埋め込まれる。
その他の構成は、図5と同じである。この構成にするこ
とによっても、無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クがBN粉末入りのPTFE(5B)の部分から抜ける
ことがなくなり、機械的により確実に接合され絶縁ノズ
ルの信頼性が向上する。
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クが絶縁ノズル5のスロート部19側に埋め込まれる。
その他の構成は、図5と同じである。この構成にするこ
とによっても、無添加のPTFE(5A)の円筒ブロッ
クがBN粉末入りのPTFE(5B)の部分から抜ける
ことがなくなり、機械的により確実に接合され絶縁ノズ
ルの信頼性が向上する。
【0024】図7は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。絶縁ノズル5の内壁全面が、無添加のP
TFE(5A)で覆われる。その他の構成は、図1と同
じである。これによって、絶縁ノズル5の内壁でアーク
が無添加のPTFE(5A)と触れる面積が増すので、
PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長され
る。したがって、この構成によって装置をさらに小型化
させることができる。
かかるパッファ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す
断面図である。絶縁ノズル5の内壁全面が、無添加のP
TFE(5A)で覆われる。その他の構成は、図1と同
じである。これによって、絶縁ノズル5の内壁でアーク
が無添加のPTFE(5A)と触れる面積が増すので、
PTFEの昇華ガスがより多く発生し消弧が助長され
る。したがって、この構成によって装置をさらに小型化
させることができる。
【0025】図8は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。吹き
付け穴11が無添加のPTFE(5A)により覆われて
る。その他の構成は、図11の従来の構成と同じであ
る。従来と同じ部分には同一参照符号を付け、詳細な説
明をここで繰り返すことは省略する。アーク熱によって
加熱されたガスは、固定接触子4が絶縁ノズル5のスロ
ート部から抜け出る前までは、吹き付け穴11内壁まで
逆流して来る。したがって、この吹き付け穴11内壁か
らもPTFEの昇華ガスが発生し消弧が助長される。し
かも、PTFEの熱伝導率が小さいので、図11の従来
の装置のように吹き付け穴11の内壁が金属製(例え
ば、アルミニウム製)の場合よりガスの保温性がよくな
る。そのために、圧縮ガスの圧力低下がなくなり、固定
接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜け出したと
きにアークを吹き付ける勢いが増し、電流遮断能力が向
上する。したがって、この構成によって装置を小型化さ
せることができる。
かかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。吹き
付け穴11が無添加のPTFE(5A)により覆われて
る。その他の構成は、図11の従来の構成と同じであ
る。従来と同じ部分には同一参照符号を付け、詳細な説
明をここで繰り返すことは省略する。アーク熱によって
加熱されたガスは、固定接触子4が絶縁ノズル5のスロ
ート部から抜け出る前までは、吹き付け穴11内壁まで
逆流して来る。したがって、この吹き付け穴11内壁か
らもPTFEの昇華ガスが発生し消弧が助長される。し
かも、PTFEの熱伝導率が小さいので、図11の従来
の装置のように吹き付け穴11の内壁が金属製(例え
ば、アルミニウム製)の場合よりガスの保温性がよくな
る。そのために、圧縮ガスの圧力低下がなくなり、固定
接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜け出したと
きにアークを吹き付ける勢いが増し、電流遮断能力が向
上する。したがって、この構成によって装置を小型化さ
せることができる。
【0026】図9は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。パッ
ファ室10と吹き付け穴11の内壁が無添加のPTFE
(5A)により覆われる。その他の構成は、図11の従
来の構成と同じである。アーク熱によって加熱されたガ
スは、固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜
け出る前までは、吹き付け穴11からパッファ室10内
まで逆流して来る。図11の従来の装置の場合は、パッ
ファ室10の内壁および吹き付け穴11の内壁はともに
金属製(例えば、アルミニウム製)であった。無添加の
PTFE(5A)でパッファ室10の内壁および吹き付
け穴11の内壁が覆われたことにより、ガスの保温性が
よくなり、圧縮ガスの圧力低下がなくなる。さらに、パ
ッファ室10の内壁および吹き付け穴11の内壁からも
PTFEの昇華ガスが発生するので、この構成によって
図8の場合より装置をより小型化させることができる。
かかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。パッ
ファ室10と吹き付け穴11の内壁が無添加のPTFE
(5A)により覆われる。その他の構成は、図11の従
来の構成と同じである。アーク熱によって加熱されたガ
スは、固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜
け出る前までは、吹き付け穴11からパッファ室10内
まで逆流して来る。図11の従来の装置の場合は、パッ
ファ室10の内壁および吹き付け穴11の内壁はともに
金属製(例えば、アルミニウム製)であった。無添加の
PTFE(5A)でパッファ室10の内壁および吹き付
け穴11の内壁が覆われたことにより、ガスの保温性が
よくなり、圧縮ガスの圧力低下がなくなる。さらに、パ
ッファ室10の内壁および吹き付け穴11の内壁からも
PTFEの昇華ガスが発生するので、この構成によって
図8の場合より装置をより小型化させることができる。
【0027】図10は、この発明のさらに異なる実施例
にかかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。パ
ッファ室10内に無添加のPTFE(5A)製のろうと
状の仕切り24が設けられ、パッファ室10が、部屋1
0Aと10Bとに仕切られている。仕切り24の狭い方
の口が吹き付け穴11側へ向けられるとともに、仕切り
24と駆動ロッド14との間に連通穴24Aが設けられ
る。その他の構成は、図11の従来の構成と同じであ
る。固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜け
出る前までは、アーク熱によって加熱されたガスがパッ
ファ室10内まで逆流して来る。無添加のPTFE(5
A)製の仕切り24からもPTFEの昇華ガスが発生す
るので、装置をより小型化させることができる。
にかかるパッファ形ガス遮断器の要部断面図である。パ
ッファ室10内に無添加のPTFE(5A)製のろうと
状の仕切り24が設けられ、パッファ室10が、部屋1
0Aと10Bとに仕切られている。仕切り24の狭い方
の口が吹き付け穴11側へ向けられるとともに、仕切り
24と駆動ロッド14との間に連通穴24Aが設けられ
る。その他の構成は、図11の従来の構成と同じであ
る。固定接触子4が絶縁ノズル5のスロート部から抜け
出る前までは、アーク熱によって加熱されたガスがパッ
ファ室10内まで逆流して来る。無添加のPTFE(5
A)製の仕切り24からもPTFEの昇華ガスが発生す
るので、装置をより小型化させることができる。
【0028】なお、図10において、仕切り24は、金
属製であっても絶縁製であっても逆流して来た加熱ガス
の殆どをパッファ室10内の区切られた部屋10Aへ導
く。したがって、パッファ室10の固定ピストン13側
の部屋10Bには逆流して来る加熱ガスがあまり入らな
いようにすることができる。そのために、パッファシリ
ンダ12を上へ戻さす力があまり発生しないので、図示
されていない駆動装置にかかる負荷が軽減され、駆動装
置の小型化が可能である。この仕切り24自体の構成
は、本発明と同一の出願人によって既に出願されている
(特開平7−161269号公報)。この仕切り24を
無添加のPTFE(5A)で形成することにより、遮断
器本体の小型化が同時に可能になる。
属製であっても絶縁製であっても逆流して来た加熱ガス
の殆どをパッファ室10内の区切られた部屋10Aへ導
く。したがって、パッファ室10の固定ピストン13側
の部屋10Bには逆流して来る加熱ガスがあまり入らな
いようにすることができる。そのために、パッファシリ
ンダ12を上へ戻さす力があまり発生しないので、図示
されていない駆動装置にかかる負荷が軽減され、駆動装
置の小型化が可能である。この仕切り24自体の構成
は、本発明と同一の出願人によって既に出願されている
(特開平7−161269号公報)。この仕切り24を
無添加のPTFE(5A)で形成することにより、遮断
器本体の小型化が同時に可能になる。
【0029】
【発明の効果】この発明は前述のように、絶縁ノズルが
BN粉末入りのPTFEより形成されるとともに、絶縁
ノズルのスロート部内壁が無添加のPTFEで覆われ
る。これによって、装置の小型化が可能になり製作コス
トの低減がはかれる。また、かかる構成において、絶縁
ノズルスロート部の円筒状の中空穴内壁を無添加のPT
FEで覆う、または、絶縁ノズルスロート部の円筒状の
中空穴内壁と円錐状に開く円筒状の中空穴内壁の双方を
無添加のPTFEで覆うことにより、装置の小型化が可
能になる。
BN粉末入りのPTFEより形成されるとともに、絶縁
ノズルのスロート部内壁が無添加のPTFEで覆われ
る。これによって、装置の小型化が可能になり製作コス
トの低減がはかれる。また、かかる構成において、絶縁
ノズルスロート部の円筒状の中空穴内壁を無添加のPT
FEで覆う、または、絶縁ノズルスロート部の円筒状の
中空穴内壁と円錐状に開く円筒状の中空穴内壁の双方を
無添加のPTFEで覆うことにより、装置の小型化が可
能になる。
【0030】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
スロ−ト部側を無添加のPTFEの円筒ブロックで形成
することにより、装置の遮断寿命が長くなる。また、か
かる構成において、無添加のPTFEの円筒ブロックを
BN粉末入りのPTFEの部分に嵌め込む、または、周
回溝によって係合する、または、埋め込むことにより、
装置の信頼性が向上する。
スロ−ト部側を無添加のPTFEの円筒ブロックで形成
することにより、装置の遮断寿命が長くなる。また、か
かる構成において、無添加のPTFEの円筒ブロックを
BN粉末入りのPTFEの部分に嵌め込む、または、周
回溝によって係合する、または、埋め込むことにより、
装置の信頼性が向上する。
【0031】また、かかる構成において、絶縁ノズルの
内壁全面を無添加のPTFEで覆うことにより、装置を
より小型化にすることができる。また、かかる構成にお
いて、吹き付け穴内壁を無添加のPTFEで覆う、また
は、吹き付け穴内壁とパッファ室内壁の双方を無添加の
PTFEで覆うことによっても装置の小型化が可能にな
る。
内壁全面を無添加のPTFEで覆うことにより、装置を
より小型化にすることができる。また、かかる構成にお
いて、吹き付け穴内壁を無添加のPTFEで覆う、また
は、吹き付け穴内壁とパッファ室内壁の双方を無添加の
PTFEで覆うことによっても装置の小型化が可能にな
る。
【0032】また、かかる構成において、パッファ室内
の無添加のPTFE製の仕切りを配することによって、
遮断器本体の小型化と駆動装置の小型化とが同時に可能
になる。
の無添加のPTFE製の仕切りを配することによって、
遮断器本体の小型化と駆動装置の小型化とが同時に可能
になる。
【図1】この発明の実施例にかかるパッファ形ガス遮断
器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図2】この発明の異なる実施例にかかるパッファ形ガ
ス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図3】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図4】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図5】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図7】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
ァ形ガス遮断器の絶縁ノズルの構成を示す断面図
【図8】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
ァ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
【図9】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッフ
ァ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
ァ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
【図10】この発明のさらに異なる実施例にかかるパッ
ファ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
ファ形ガス遮断器の構成を示す要部断面図
【図11】従来のパッファ形ガス遮断器の構成を示す断
面図
面図
5:絶縁ノズル、5A:無添加のPTFE、5B:BN
粉末入りのPTFE、19:スロート部、1:容器、
4:固定接触子、8:可動接触子、6:開離間隙部、1
0:パッファ室、11:吹き付け穴、12:パッファシ
リンダ、13:固定ピストン、14:駆動ロッド、2
4:仕切り
粉末入りのPTFE、19:スロート部、1:容器、
4:固定接触子、8:可動接触子、6:開離間隙部、1
0:パッファ室、11:吹き付け穴、12:パッファシ
リンダ、13:固定ピストン、14:駆動ロッド、2
4:仕切り
フロントページの続き (72)発明者 金高 康彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 花田 宗範 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 藤田 雅彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】消弧性ガスを充填した容器内に、固定接触
子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、この可
動接触子と連動するパッファシリンダと、このパッファ
シリンダの軸中心部に配され、可動接触子およびパッフ
ァシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、パッフ
ァシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ室を形
成する固定ピストンと、可動接触子を包囲するとともに
固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッファ室
の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接触子と
可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとにより構
成されたパッファ形ガス遮断器において、絶縁ノズルが
BN粉末入りのPTFEより形成されるとともに、絶縁
ノズルのスロート部内壁がBN粉末の添加されていない
PTFEで覆われてなることを特徴とするパッファ形ガ
ス遮断器。 - 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、絶縁ノズ
ルのスロート部が円筒状の中空穴により形成されるとと
もに、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く
中空穴により形成され、スロート部の円筒状の中空穴内
壁がBN粉末の添加されていないPTFEで覆われてな
ることを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項3】請求項2に記載のものにおいて、スロート
部の円錐状に開く中空穴内壁がBN粉末の添加されてい
ないPTFEで覆われてなることを特徴とするパッファ
形ガス遮断器。 - 【請求項4】請求項1に記載のものにおいて、絶縁ノズ
ルのスロート部が円筒状の中空穴により形成されるとと
もに、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く
中空穴により形成され、絶縁ノズルのスロート部側をB
N粉末の添加されていないPTFE製の円筒ブロックで
形成し、この円筒ブロックにBN粉末入りのPTFE製
の部分を接合してなることを特徴とするパッファ形ガス
遮断器。 - 【請求項5】請求項4に記載のものにおいて、BN粉末
入りのPTFE製の部分とBN粉末の添加されていない
PTFE製の円筒ブロックとが嵌め合い接合されてなる
ことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項6】請求項4に記載のものにおいて、BN粉末
の添加されていないPTFE製の円筒ブロックに半径方
向外方に開く周回溝が形成され、この周回溝にBN粉末
入りのPTFE製の部分を嵌合せてなることを特徴とす
るパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項7】請求項1に記載のものにおいて、絶縁ノズ
ルのスロート部が円筒状の中空穴により形成されるとと
もに、スロート部の反可動接触子側出口が円錐状に開く
中空穴により形成され、BN粉末の添加されていないP
TFE製の円筒ブロックが絶縁ノズルのスロート部側に
埋め込まれたことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項8】請求項1に記載のものにおいて、絶縁ノズ
ルの内壁全面が、BN粉末の添加されていないPTFE
で覆われてなることを特徴とするパッファ形ガス遮断
器。 - 【請求項9】消弧性ガスを充填した容器内に、固定接触
子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、この可
動接触子と連動するパッファシリンダと、このパッファ
シリンダの軸中心部に配され、可動接触子およびパッフ
ァシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、パッフ
ァシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ室を形
成する固定ピストンと、可動接触子を包囲するとともに
固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッファ室
の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接触子と
可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとにより構
成されたパッファ形ガス遮断器において、吹き付け穴の
内壁がBN粉末の添加されていないPTFEにより覆わ
れてなることを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項10】請求項9に記載のものにおいて、パッフ
ァ室の内壁がBN粉末の添加されていないPTFEによ
り覆われてなることを特徴とするパッファ形ガス遮断
器。 - 【請求項11】消弧性ガスを充填した容器内に、固定接
触子と、この固定接触子に接離する可動接触子と、この
可動接触子と連動するパッファシリンダと、このパッフ
ァシリンダの軸中心部に配され、可動接触子およびパッ
ファシリンダを軸方向に駆動させる駆動ロッドと、パッ
ファシリンダと駆動ロッドとの間に配されパッファ室を
形成する固定ピストンと、可動接触子を包囲するととも
に固定接触子が出入りするスロート部を備え、パッファ
室の吹き付け穴から吹き出される圧縮ガスを固定接触子
と可動接触子との開離間隙部に導く絶縁ノズルとにより
構成されたパッファ形ガス遮断器において、パッファ室
内にBN粉末の添加されていないPTFE製のろうと状
の仕切りが設けられ、仕切りの狭い方の口が吹き付け穴
側へ向けられるとともに、仕切りと駆動ロッドとの間に
連通穴が設けられてなることを特徴とするパッファ形ガ
ス遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127695A JPH0963432A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | パッファ形ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22127695A JPH0963432A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | パッファ形ガス遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963432A true JPH0963432A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16764246
Family Applications (1)
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JP22127695A Withdrawn JPH0963432A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | パッファ形ガス遮断器 |
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JP (1) | JPH0963432A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-08-30 JP JP22127695A patent/JPH0963432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1970931A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-17 | ABB Research LTD | Hochspannungsleistungsschalter |
WO2008110467A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Abb Research Ltd | Hochspannungsleistungsschalter |
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US10665399B2 (en) | 2017-02-20 | 2020-05-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas circuit breaker |
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