JPH0963273A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0963273A
JPH0963273A JP23339495A JP23339495A JPH0963273A JP H0963273 A JPH0963273 A JP H0963273A JP 23339495 A JP23339495 A JP 23339495A JP 23339495 A JP23339495 A JP 23339495A JP H0963273 A JPH0963273 A JP H0963273A
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継雄 高橋
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幸英 鈴木
Masataka Saito
賢孝 斎藤
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOSインバータによって選択電位をワー
ド線に供給するワード線ドライバに低リーク回路とウエ
ハバーンイン回路とを備えた半導体記憶装置を提供す
る。 【構成】 CMOSインバータから構成するワード線ド
ライバ203に、ワード線WLnを選択する選択電位V
PPをワード線選択動作期間に供給し、且つウエハバー
ンイン時にウエハバーンイン用電位VBIを供給するス
イッチ101と、ウエハバーンイン時に全ワード線WL
0〜WLnを選択する全ワード線選択回路103とを設
ければ、CMOSインバータのリーク電流が抑えられ、
ワード線を一括選択するウエハバーンインが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、詳しくは低消費電力化が図られ、且つワード線一括
選択のバーンインが可能な半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置を構成するワード線ドラ
イバは、ワード線の選択を行う回路にCMOSインバー
タを適用することができる。CMOSインバータはPチ
ャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型MOS
トランジスタとをドレイン間で直列接続して構成されて
おり、入出力動作速度を速くするためにPチャンネル型
MOSトランジスタのソース−ドレイン間の抵抗を小さ
く設定し、CMOSインバータが非動作状態においても
電源−GND間のリーク電流を許容している。このCM
OSインバータのリーク電流を最小限に止めるための技
術としては、CMOSインバータとその電源電位との間
にスイッチを設け、CMOSインバータの動作期間にス
イッチをオン状態にして電源電位を供給状態にし、非動
作期間にはオフ状態にし電源電位を非供給状態にする低
リークスイッチがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記低リークスイッチ
は、単にCMOSインバータのリーク電流を低減するた
めだけの回路にすぎない。CMOSインバータは、半導
体記憶装置においては、ワード線の選択を行うスイッチ
として用いられている。このCMOSインバータの出力
はワード線に供給されることから、本発明者らは、上記
低リークスイッチにワード線のゲートをターゲットにす
るバーンイン用電位を供給する回路を付加することの有
効性を見出した。
【0004】本発明の目的は、CMOS回路から成るワ
ード線ドライバを備える半導体記憶装置において、CM
OS回路の低リーク回路とバーンイン用電位供給回路と
を纏める技術を提供する。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、マトリクス配置された複数個の
メモリセルの選択端子をワード線に結合し、データ端子
をビット線に結合して成るメモリセルアレイを備えた半
導体記憶装置において、アドレス信号をデコードしてワ
ード線選択信号を形成するためのアドレスデコーダと、
アドレスデコーダのワード線選択信号に従ってワード線
を選択レベルに駆動するために各ワード線に対応して設
けられたCMOS回路から成るワード線ドライバと、上
記夫々のワード線ドライバに動作電源を供給する経路に
配置されたスイッチ素子と、ワード線選択信号によりワ
ード線が選択される状態では前記スイッチ素子をオン状
態とし、ウエハバーンイン(ウエハ状態で完成された半
導体チップに対してバーンイン通電するバーンイン)が
指示されている状態では前記スイッチ素子を常時オン状
態に制御する制御回路と、ウエハバーンインの指示に呼
応して前記ワード線ドライバに供給されるワード線選択
信号を全て選択レベルに強制する全ワード線選択回路と
を備えて半導体記憶装置を構成する。また、マトリクス
配置された複数個のメモリセルの選択端子を階層ワード
線方式のサブワード線に結合し、データ端子をビット線
に結合して成るメモリセルアレイを備えた半導体記憶装
置において、第1のアドレス信号をデコードしてメイン
ワード線選択信号を形成するための第1のアドレスデコ
ーダと、メインワード線選択信号に従ってメインワード
線を選択レベルに駆動するメインワード線ドライバと、
第2のアドレス信号をデコードしてサブワード線選択信
号を形成するための第2のアドレスデコーダと、メイン
ワード線選択信号とサブワード線選択信号とに従ってサ
ブワード線を選択レベルに駆動するために各サブワード
線に対応して設けられたCMOS回路から成るサブワー
ド線ドライバと、上記夫々のサブワード線ドライバに動
作電源を供給する経路に配置されたスイッチ素子と、メ
インワード線選択信号とサブワード線選択信号とにより
サブワード線が選択されている状態では上記スイッチ素
子をオン状態とし、ウエハバーンインが指示されている
状態では上記スイッチ素子を常時オン状態に制御する制
御回路と、ウエハバーンインの指示に呼応して上記サブ
ワード線ドライバに供給されるサブワード線選択信号を
全て選択レベルに強制する全サブワード線選択回路と、
ウエハバーンインの指示に呼応して上記メインワード線
ドライバに供給されるメインワード線選択信号を全て選
択レベルに強制する全メインワード線選択回路とを備え
て半導体記憶装置を構成する。上記夫々のメインワード
線ドライバに動作電源を供給する経路に配置される第2
のスイッチ素子と、メインワード線選択信号によりメイ
ンワード線が選択されている状態では上記第2のスイッ
チ素子をオン状態とし、ウエハバーンインが指示されて
いる状態では上記第2のスイッチ素子を常時オン状態に
制御する制御回路とを備えることができる。上記メモリ
セルは、選択トランジスタと蓄積容量によって構成され
たダイナミック型メモリセルとすることができる。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、ワード線の選択電位
は、スイッチを介してワード線ドライバに供給される。
上記スイッチはワード線が選択されている状態でオン状
態にされ、選択電位はワード線ドライバを構成するCM
OSインバータに供給され、選択されたワード線に供給
される。上記スイッチは、メモリセルのゲートをターゲ
ットにするウエハバーンイン用電位の供給制御も行い、
ウエハバーンイン時にオン状態にされ、全ワード線選択
回路によって選択状態にされた全ワード線にウエハバー
ンイン用電位を供給する。また、階層ワード方式の半導
体記憶装置において、サブワード線に供給される選択電
位は常にサブワード線ドライバに供給されているのでは
なく、サブワード線の選択時にオン状態とされるスイッ
チを介してサブワード線の選択を行うCMOSインバー
タに供給され、選択されたサブワード線に供給される。
上記スイッチは、メモリセルのゲートをターゲットにす
るウエハバーンイン用電位の供給制御も行い、ウエハバ
ーンイン時にはオン状態にされ、全サブワード線選択回
路によって選択状態にされた全サブワード線にウエハバ
ーンイン用電位を供給する。上記階層ワード方式の半導
体記憶装置では、メインワード線ドライバに第2のスイ
ッチを設ければ、メインワード線に供給される選択電位
は常にメインワード線ドライバに供給されているのでは
なく、メインワード線の選択時にオン状態とされる第2
のスイッチを介してメインワード線の選択を行う回路に
供給され、選択されたメインワード線に供給することが
できる。メモリセルは、1トランジスタ型、3トランジ
スタ型、4トランジスタ型のダイナミック型メモリセル
から構成することができる。
【0009】
【実施例】図2には本発明の半導体記憶装置であるDR
AM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の
一例ブロック図が示される。同図によれば、DRAM2
00は選択トランジスタと容量から構成される例えば1
トランジスタ型のダイナミック型メモリセルをマトリッ
クス配置して成るメモリセルアレイ201と、ローアド
レス信号XADRをデコードしてワード線を選択するロ
ーアドレスデコーダ(Xデコーダ)202と、選択され
たワード線に選択電位を供給して駆動するワード線ドラ
イバ203と、カラムアドレス信号YADRをデコード
してデータ線を指定するカラム選択信号を選択するカラ
ムアドレスデコーダ(Yデコーダ)204と、選択され
たカラム選択信号を用いてデータ線を選択するカラムス
イッチ回路205と、ワード線及びデータ線により選択
されたメモリセルからデータ線に供給される電位を増幅
するセンスアンプ206と、メモリアクセスに必用な各
種制御信号を供給する制御回路207とを備えて構成さ
れる。リード・ライトデータは、入出力端子Do/Di
を介してカラムスイッチ回路205に対して入出力され
る。上記ワード線ドライバ203は、ワード線の選択回
路にCMOSインバータが用いられ、例えばボンディン
グパッドBP1からウエハバーンイン用電位VBIが電
源電位として供給可能にされる。また、ワード線ドライ
バ203には、ウエハバーンインモードを設定するウエ
ハバーンインモード信号BIがボンディングパッドBP
2から供給可能にされる。上記DRAM200は、上記
ウエハバーンインモード信号BIがハイレベルのときに
はウエハバーンインモードとされ、ローレベルのときに
はメモリアクセスモードとされる。上記半導体記憶装置
200は、ローアドレスストローブ信号RAS*(以
下、*はローイネーブル信号を意味する)、カラムアド
レスストローブ信号CAS*及びライト指示信号WE*
等が供給される制御回路207が出力する各種制御信号
に従ってメモリアクセス動作を実行する。
【0010】図1には、上記ワード線ドライバ203の
一例回路図が示される。同図によれば、ワード線ドライ
バ203は、ローアドレスデコーダ202から供給され
る各ローアドレスデコード信号X0*〜Xn*に対応し
て設けられたCMOSインバータから構成される選択回
路102と、ローアドレスストローブ信号RAS*及び
ウエハバーンインモード信号BIによってオン・オフ制
御されるスイッチ101と、ウエハバーンインモード信
号BI及びローアドレスデコード信号X0*〜Xn*を
入力とする全ワード線選択回路103とから構成され
る。上記スイッチ101に供給される電源電位は、メモ
リアクセス動作にて供給される選択電位VPP又はウエ
ハバーンイン時にボンディングパッドBP1から供給さ
れるウエハバーンイン用電位VBIとされる。上記選択
回路102は、Pチャンネル型MOSトランジスタQp
とNチャンネル型MOSトランジスタQnとが双方のド
レインで直列接続されたCMOSインバータから構成さ
れる。上記Pチャンネル型MOSトランジスタQpのソ
ースはスイッチ101を介して選択電位VPP又はウエ
ハバーンイン用電位VBIが供給可能な電源端子に接続
され、Nチャンネル型MOSトランジスタQnのソース
はGNDに接続され、1CMOSインバータは1ワード
線WLnに対応する。上記スイッチ101は、例えばP
チャンネル型MOSトランジスタから成り、ローアドレ
スストローブ信号RAS*及びウエハバーンインモード
信号BIの反転信号を2入力とするNAND回路の出力
をインバータを介して出力されるスイッチ制御信号φ1
*がゲートに供給されて制御される。上記全ワード線選
択回路103は、各ローアドレスデコード信号X0*〜
Xn*とウエハバーンインモード信号BIの反転信号と
を2入力とするAND回路から構成される。
【0011】通常のメモリアクセスを行う場合は、ウエ
ハバーンイン信号BIはローレベルとされ、上記スイッ
チ101はローアドレスストローブ信号RAS*がイネ
ーブル状態とされた場合にのみオン状態とされる。全ワ
ード線選択回路103を構成するAND回路には、ウエ
ハバーンインモード信号BIが反転されてハイレベルで
供給される為、ローアドレスデコード信号X0*〜Xn
*がイネーブル状態とされたAND回路の出力のみがロ
ーレベルを出力し、1ワード線WLnの選択が行われ
る。上記スイッチ101のオフ状態のソース−ドレイン
間の抵抗値は、上記MOS回路102のPチャンネル型
MOSトランジスタQpのオフ状態のソース−ドレイン
間の抵抗値よりも大きいものとされる。よって、上記ス
イッチ101により、スイッチ101の無いCMOSイ
ンバータに比べ、CMOSインバータのリーク電流を減
少させることができる。ウエハバーンインモード時に
は、ウエハバーンインモード信号BIがハイレベルにさ
れ、上記スイッチ101はオン状態にされる。このと
き、全ワード線選択回路103にはウエハバーンインモ
ード信号BIが反転されてローレベルが供給され全ワー
ド線WL0〜WLnが選択される。このとき、ボンディ
ングパッドBP1からウエハバーンイン用電圧VBIを
供給することによって、全メモリセルのゲートには同時
にウエハバーンイン用電位VBIが印加される。
【0012】図3の(A)には、上記ワード線ドライバ
203におけるワード線選択動作のタイムチャートが示
される。同図の(A)によれば、ワード線WLnの選択
は、ローアドレスストローブ信号RAS*のローエッジ
に同期して、スイッチ制御信号φ1*がイネーブル状態
とされ、選択電位VPPが選択回路102に供給されて
行われる。Xデコーダ202から供給されるデコード信
号Xn*によりイネーブル状態とされ選択されたワード
線WLnには、選択電位VPPが供給される。メモリア
クセスを終えることにより、ローアドレスストローブ信
号RAS*はハイレベルにされ、それに伴って選択され
たデコード信号Xn*はディスイネーブル状態にされ、
選択されたワード線WLnは非選択状態とされる。最後
に、スイッチ制御信号φ1*がディスイネーブル状態に
され、選択回路102へのワード線WLnの選択電位V
PPの供給は抑止される。このように、選択回路102
を構成するCMOSインバータへのワード線WLnの選
択電位VPPの供給は、常時行われているものではな
く、ワード線WLnの選択動作が行われている間のみ行
われる。従来のワード線WLnの選択がCMOSインバ
ータによって行われる場合、上記スイッチ101が設け
られていないためCMOSインバータには常時ワード線
WLnの選択電位VPPが供給されていた。このCMO
Sインバータを構成するPチャンネル型MOSトランジ
スタQpのソース−ドレイン間のオン抵抗は、選択速度
を高速化するために小さい値に設定されているため、上
記ソース−ドレイン間にはリーク電流が生じている。本
実施例のワード線ドライバ203のように上記スイッチ
101を設ければ、CMOSインバータに選択電位VP
Pを供給するのはスイッチ制御信号φ1*がイネーブル
状態とされるとき、つまりワード線WLnの選択動作時
に限ることができる。こうして、不所望なCMOSイン
バータのリーク電流を抑止可能にされ、低消費電力化が
図られる。
【0013】図3の(B)には、上記ワード線ドライバ
203におけるウエハバーンインモード時のタイムチャ
ートが示される。同図の(B)によれば、ウエハバーン
イン時には、ローアドレスストローブ信号RAS*はハ
イレベルとされ、ウエハバーンインモード信号BIがハ
イレベルにされることによって、スイッチ制御信号φ1
*はローレベルに固定される。このとき、CMOSイン
バータには選択電位VPPの代わりにウエハバーンイン
用電位VBIがボンディングパッドBP1から供給され
る。ウエハバーンインモード信号BIによって全ワード
線WL0〜WLnが一括選択状態にされているから、全
メモリセルのゲートに対するウエハバーンインが可能に
なる。
【0014】図4には、本発明の半導体記憶装置である
DRAMの他の一例ブロック図が示される。同図によれ
ば、DRAM400は上記DRAM200に階層ワード
線方式を採用したものである。階層ワード方式では、ワ
ード線の高密度配置を緩和するためにワード線をメイン
ワード線とサブワード線とに分け、部分的に高密度配置
を避ける様に配置されている。階層ワード方式で用いら
れるローアドレス信号により、メインワード線とサブワ
ード線とが選択され、アクセスされるメモリセル行が指
定される。DRAM400は、DRAM200のワード
線ドライバ203の代わりに、メモリセルの選択端子に
接続されたサブワード線を選択するサブワード線ドライ
バ402と、サブワード線をサブワード線ドライバ40
2単位で選択するメインワード線ドライバ401とを備
える。それに伴って、DRAM400は、ローアドレス
信号XADRのデコーダは、例えばローアドレス信号X
ADRの上位ビットを用いてメインワード線を選択する
XMデコーダ404と、ローアドレス信号XADRの下
位ビットを用いてサブワード線を選択するXSデコーダ
405とを備える。階層ワード方式では、メインワード
線に対応して複数のサブワード線ドライバ402が設け
られ、サブワード線ドライバ402には、XSデコーダ
405から供給されるデコード信号に応じて選択電位を
サブワード線に供給するFXドライバ406が接続され
る。FXドライバ406は、前記ワード線ドライバ20
3のスイッチ101と選択回路102から成る回路構成
を備え、CMOSインバータの出力がサブワード線に供
給される。また、ウエハバーンイン用電位VBIをサブ
ワード線に供給するボンディングパッドBP1が備えら
れ、ウエハバーンイン用電位VBIはFXドライバ40
6に供給される。上記DRAM400は、メモリアクセ
スモードとウエハバーンインモードを有し、ボンディン
グパッドBP2からウエハバーンインモード信号BIが
メインワード線ドライバ401及びFXドライバ406
に供給可能にされる。ウエハバーンインモード信号BI
がハイレベルにされウエハバーンインモードが指示され
た場合には、上記メインワード線ドライバ401では全
てのメインワード線が選択状態にされ、上記FXドライ
バ406では全てのサブワード線が選択状態にされる。
【0015】図5には、上記メインワード線ドライバ4
01とFXドライバ406とサブワード線ドライバ40
2との接続構成の一例が示される。上記メインワード線
ドライバ401は、ウエハバーンインモード信号BIと
XMデコーダ404から供給されるメインワード線デコ
ード信号XM0とを2入力とするNOR回路501とN
OR回路501の出力を、Pチャンネル型トランジスタ
のゲート及びNチャンネル型トランジスタのゲートに共
通に受けるCMOSインバータAを基本単位として構成
される。上記CMOSインバータAの出力はメインワー
ド線MWL0に供給される(図5では、メインワード線
MWL0に対応する基本単位が示される)。また、上記
CMOSインバータAとその電源電位との間には前記ス
イッチ101が設けられている。上記基本単位によって
1メインワード線MWLnが選択され、メインワード線
MWLnに対応する複数のサブワード線ドライバ402
が選択可能とされる。上記FXドライバ406は、ウエ
ハバーンインモード信号BIとXSデコーダ405から
供給されるサブワード線デコード信号XS0とを2入力
とするNOR回路502と、NOR回路502の出力を
ゲートに受けるCMOSインバータBとを基本単位とし
て構成される。上記CMOSインバータBの出力はサブ
ワード線SWL0に供給される。また、上記CMOSイ
ンバータBとその電源電位との間には前記スイッチ10
1が設けられている。上記基本単位によって1サブワー
ド線SWLiが選択される。また、ウエハバーンインモ
ード信号BIがイネーブル状態(ハイレベル)のときC
MOSインバータA、Bの出力はGNDに接続される。
他のメインワード線MWLnに対応する基本単位も同様
の回路構成とされる。
【0016】上記サブワード線ドライバ402は、例え
ばPチャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型
MOSトランジスタから成るCMOSインバータCとN
チャンネル型MOSトランジスタTとから成る構成単位
が1サブワード線SWLiに対応して構成される。同図
には、サブワード線SWL0に対応する構成単位が示さ
れる。CMOSインバータCを構成するPチャンネル型
トランジスタのゲート及びNチャンネル型トランジスタ
のゲートには共通にメインワード線MWL0がインバー
タによって反転されて接続される。また、メインワード
線MWL0はNチャンネル型MOSトランジスタTのゲ
ートに接続される。上記CMOSインバータCのPチャ
ンネル型トランジスタのソースとNチャンネル型トラン
ジスタTのドレインにはFXドライバの出力FX0が接
続される。Nチャンネル型トランジスタTのソースは、
CMOSインバータCの出力と接続されサブワード線S
WL0に接続される。他の構成単位も同じ回路構成であ
る。
【0017】通常のメモリアクセス動作のとき、上記C
MOSインバータA、Bの電源電位は選択電位VPPと
され、メモリアクセス時のみ選択されたメインワード線
MWL0及び選択されたサブワード線SWL0に選択電
位VPPが供給される。ウエハバーンイン時にはボンデ
ィングパッドBP1を介してウエハバーンイン用電位V
BIがCMOSインバータBの電源電位とされる。ウエ
ハバーンインモード信号BIがイネーブル状態にされる
ことによって、全てのメインワード線ドライバ401及
び全てのFXドライバ406が駆動状態にされ、ウエハ
バーンイン用電位VBIが一括選択された全サブワード
線SWL0〜SWLiに同時に供給される。
【0018】上記実施例によれば以下の作用効果を得る
ことができる。 (1)DRAM200において、ワード線ドライバ20
3に供給される選択電位VPPは、メモリアクセスモー
ドではローアドレスストローブ信号RAS*のイネーブ
ル状態に同期してオン状態にされるスイッチ101によ
って供給が制御される。ウエハバーンインモードでは、
ローアドレスストローブ信号RAS*の状態に関係なく
常にスイッチ101がオン状態とされボンディングパッ
ドBP1を介して、全ワード線WL0〜WLnに同時に
ウエハバーンイン用電位VBIが供給される。上記スイ
ッチ101を用いることでワード線ドライバ203を構
成するCMOSインバータのリーク電流も低減すること
ができる。 (2)DRAM400において、メインワード線ドライ
バ401及びサブワード線ドライバ402に供給される
選択電位VPPは、ノーマルモードではローアドレスス
トローブ信号RAS*のイネーブル状態に同期してオン
状態にされるスイッチ101によって供給が制御され
る。ウエハバーンインモードでは、ローアドレスストロ
ーブ信号RAS*の状態に関係なく 常にメインワード
線ドライバ401のスイッチ101がオン状態とされ全
メインワード線MWL0〜MWLnに同時に選択電位V
PPが供給される。また、このとき、常にFXドライバ
406のスイッチ101がオン状態とされ、ボンディン
グパッドBP1を介して全サブワード線SWL0〜SW
Lnに同時にウエハバーンイン用電位VBIが供給され
る。上記スイッチ101を用いることでメインワード線
ドライバ401及びFXドライバ406を構成するCM
OSインバータのリーク電流も低減することができる。
【0019】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0020】例えば、本実施例では、メインワード線ド
ライバ401をCMOSインバータを用いて構成した
が、Nチャンネル型MOSトランジスタを用いて構成す
ることができる。
【0021】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDRA
Mに適用した場合を示したが、EPROMやEEPRO
Mにも適用することが可能である。また、ワードシャン
ト方式の半導体記憶装置にも適用できる。
【0022】本発明は、少なくともCMOSインバータ
が選択電位をワード線に供給するワード線ドライバを備
えた半導体記憶装置に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0024】すなわち、ワード線ドライバに動作電源を
供給する経路に設けられたスイッチは、ワード線ドライ
バを構成するCMOS回路の不所望なリーク電流を抑え
る低リーク回路になり、また、ウエハバーンイン用電位
の供給回路にもなる。すなわち、従来個々に設けられて
いた低リーク回路とウエハバーンイン用電位の供給回路
を1つに纏めることができるから、回路構成の簡素化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置に備えたワード線ドラ
イバの一例回路図である。
【図2】本発明の半導体記憶装置の一例ブロック図であ
る。
【図3】本実施例のワード線ドライバにおけるワード線
選択動作とウエハバーンイン動作とのタイムチャートで
ある。
【図4】本発明の他の半導体記憶装置の一例ブロック図
である。
【図5】本発明の他の半導体記憶回路に備えられるワー
ド線ドライバの一例回路図です。
【符号の説明】
100 ワード線ドライバ 101 スイッチ 102 選択回路 103 全ワード線選択回路 WLn ワード線 Xn* デコード信号 φ1* スイッチ制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 幸英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 斎藤 賢孝 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルの選択端子をワード線に結合し、データ端子をビット
    線に結合して成るメモリセルアレイを備えた半導体記憶
    装置において、 アドレス信号をデコードしてワード線選択信号を形成す
    るためのアドレスデコーダと、 アドレスデコーダのワード線選択信号に従ってワード線
    を選択レベルに駆動するために各ワード線に対応して設
    けられたCMOS回路から成るワード線ドライバと、 上記夫々のワード線ドライバに動作電源を供給する経路
    に配置されたスイッチ素子と、 ワード線選択信号によりワード線が選択される状態では
    前記スイッチ素子をオン状態とし、ウエハバーンインが
    指示されている状態では前記スイッチ素子を常時オン状
    態に制御する制御回路と、 ウエハバーンインの指示に呼応して前記ワード線ドライ
    バに供給されるワード線選択信号を全て選択レベルに強
    制する全ワード線選択回路と、を備えることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルの選択端子を階層ワード線方式のサブワード線に結合
    し、データ端子をビット線に結合して成るメモリセルア
    レイを備えた半導体記憶装置において、 第1のアドレス信号をデコードしてメインワード線選択
    信号を形成するための第1のアドレスデコーダと、 メインワード線選択信号に従ってメインワード線を選択
    レベルに駆動するメインワード線ドライバと、 第2のアドレス信号をデコードしてサブワード線選択信
    号を形成するための第2のアドレスデコーダと、 メインワード線選択信号とサブワード線選択信号とに従
    ってサブワード線を選択レベルに駆動するために各サブ
    ワード線に対応して設けられたCMOS回路から成るサ
    ブワード線ドライバと、 上記夫々のサブワード線ドライバに動作電源を供給する
    経路に配置されたスイッチ素子と、 メインワード線選択信号とサブワード線選択信号とによ
    りサブワード線が選択されている状態では上記スイッチ
    素子をオン状態とし、ウエハバーンインが指示されてい
    る状態では上記スイッチ素子を常時オン状態に制御する
    制御回路と、 ウエハバーンインの指示に呼応して上記サブワード線ド
    ライバに供給されるサブワード線選択信号を全て選択レ
    ベルに強制する全サブワード線選択回路と、 ウエハバーンインの指示に呼応して上記メインワード線
    ドライバに供給されるメインワード線選択信号を全て選
    択レベルに強制する全メインワード線選択回路と、を備
    えることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記夫々のメインワード線ドライバに動
    作電源を供給する経路に配置される第2のスイッチ素子
    と、 メインワード線選択信号によりメインワード線が選択さ
    れている状態では上記第2のスイッチ素子をオン状態と
    し、ウエハバーンインが指示されている状態では上記第
    2のスイッチ素子を常時オン状態に制御する制御回路
    と、を備えることを特徴とする請求項2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリセルは、選択トランジスタと
    蓄積容量によって構成されたダイナミック型メモリセル
    であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に
    記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160745A (en) * 1999-03-04 2000-12-12 Nec Corporation Semiconductor storage device
JP2009043414A (ja) * 2008-11-27 2009-02-26 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
WO2014123064A1 (ja) * 2013-02-05 2014-08-14 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体装置

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