JPH0963074A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JPH0963074A
JPH0963074A JP21438395A JP21438395A JPH0963074A JP H0963074 A JPH0963074 A JP H0963074A JP 21438395 A JP21438395 A JP 21438395A JP 21438395 A JP21438395 A JP 21438395A JP H0963074 A JPH0963074 A JP H0963074A
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JP
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JP21438395A
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English (en)
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Katsuya Miyanishi
克也 宮西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク傷等のドロップアウトによるデフォ
ーカスやオフトラックを減少し、高プレイヤビリティ/
レコーダビリティを確保する。 【構成】 光学記録再生装置において、ドロップアウト
検出時にフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信
号をホールドする際のフォーカスアクチュエータやトラ
ッキングアクチュエータの過渡動揺を抑えるブレーキ信
号を発生するフォーカスアクチュエータ整定信号発生手
段12及びトラッキングアクチュエータ整定信号発生手
段17と、さらに面振れ、偏心によるフォーカスエラー
信号やトラッキングエラー信号の変動を予測しホールド
信号を変化させるフォーカスエラー予測補正手段13及
びトラッキングエラー予測補正手段18を設け、ドロッ
プアウト検出時にそれら手段を作動させることでプレイ
ヤビリティ/レコーダビリティの向上を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク記録再生装
置に係り、プレイヤビリティ/レコーダビリティを向上
することができる光学的記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CDやMD(ミニディスク)等の
ディジタルディスクが一般に広く普及するに伴い、ディ
スクの傷や汚れ・欠陥に起因する信号のドロップアウト
に対するプレイヤビリティ/レコーダビリティが機器の
性能を左右する大きな要因となってきている。
【0003】以下、上述した従来のドロップアウトに対
するプレイヤビリティ/レコーダビリティ改善対策とし
て考えられている一例について説明する。
【0004】図7は、光ディスク記録再生装置におけ
る、ピックアップ周辺の各信号のインターフェイス部を
示す構成図である。
【0005】図3において、19は光学式ディスク、2
0は光ピックアップ、21はフォーカスエラーアンプ
(FEアンプ)であり、光学式ディスク19の情報を光
ピックアップ20で読み取る際のフォーカスエラー信号
を生成する。22はトラッキングエラーアンプ(TEア
ンプ)であり、光学式ディスク19の情報を光ピックア
ップ20で読み取る際のトラッキングエラー信号を生成
する。23はドロップアウト信号検出手段であり、光学
式ディスク19上の傷・汚れ・ゴミ・欠陥に起因するド
ロップアウトを検出するドロップアウト検出信号を生成
する。
【0006】24はフォーカスアクチュエータ駆動回路
(FoActドライバ)であり、フォーカスアクチュエ
ータドライブ信号に従い対物レンズをフォーカス方向に
動かすフォーカスアクチュエータ25に駆動力を与え
る。26はトラッキングアクチュエータ駆動回路(Tr
Actドライバ)であり、トラッキングアクチュエータ
ドライブ信号に従い対物レンズをトラッキング方向に動
かすトラッキングアクチュエータ27に駆動力を与え
る。
【0007】図4は従来の光ディスク記録再生装置での
ドロップアウト検出時のエラー信号ホールド動作の実施
例の要部を示すブロック図を示す。
【0008】図4において、28はフォーカスエラー信
号の低域成分をホールドし、フォーカスエラー信号の低
域ホールド信号を生成するフォーカスエラー信号低域ホ
ールド手段である。29はフォーカスエラー信号を切り
替える切替手段であり、ドロップアウト検出信号に基づ
いて、フォーカスサーボコントロール部30に送られる
フォーカスエラー信号を、通常のフォーカスエラー信号
若しくはフォーカスエラー信号低域ホールド信号に切り
替える。フォーカスサーボコントロール部30は、入力
されたフォーカスエラー信号からフォーカスアクチュエ
ータを制御するフォーカスアクチュエータドライブ信号
を生成する。
【0009】31はトラッキングエラー信号の低域成分
をホールドしトラッキングエラー信号の低域ホールド信
号を生成するトラッキングエラー信号低域ホールド手
段、32はトラッキングエラー信号を切り替える切替手
段であり、ドロップアウト検出信号に基づいて、トラッ
キングサーボコントロール部31に送られるトラッキン
グエラー信号を、通常のトラッキングエラー信号若しく
はトラッキングエラー信号低域ホールド信号に切り替え
る。
【0010】33はトラッキングサーボコントロール部
であり、入力されたトラッキングエラー信号からトラッ
キングアクチュエータを制御するトラッキングアクチュ
エータドライブ信号を生成する。
【0011】以上のように構成された従来の光ディスク
記録再生装置において、ドロップアウト検出時のエラー
信号ホールド動作について説明する。
【0012】まず、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトなしを示している場合、フォーカスエラー信号切
替手段29とトラッキングエラー信号切替手段32はと
もにoff信号に切り替えられており、フォーカスサー
ボコントロール部30とトラッキングサーボコントロー
ル部33には、それぞれ、フォーカスエラーアンプ21
で生成されたフォーカスエラー信号と、トラッキングエ
ラーアンプ22で生成されたトラッキングエラー信号が
送られる。
【0013】次に、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトありを示した場合、フォーカスエラー信号切替手
段29とトラッキングエラー信号切替手段32はともに
on側に切り替えられ、フォーカスサーボコントロール
部30とトラッキングサーボコントロール部33には、
それぞれ、フォーカスエラー信号低域ホールド手段28
で生成されたフォーカスエラー信号低域ホールド信号
と、トラッキングエラー信号低域ホールド手段31で生
成されたトラッキングエラー信号低域ホールド信号が送
られる。
【0014】これらの動作により、ドロップアウト通過
時にフォーカスアクチュエータとトラッキングアクチュ
エータをドロップアウト検出直前の位置に拘束すること
で、ドロップアウト通過時のプレイヤビリティ/レコー
ダビリティを改善することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光ディスク記録再生装置では、フォーカス
エラー信号やトラッキングエラー信号を急にホールドし
ようとすることにより、フォーカスアクチュエータやト
ラッキングアクチュエータが過渡現象によってホールド
位置からの行き過ぎを生じるので、ホールド直後にデフ
ォーカス、オフトラックを生じ、結果として、フォーカ
スサーボやトラッキングサーボが不安定になるという問
題を有していた。
【0016】また、単にフォーカスエラー信号やトラッ
キングエラー信号をホールドするだけであるので、面振
れや偏心によってジャストフォーカス位置やジャストト
ラッキング位置がホールド前後で差異を生じた場合に
は、ホールド解除後に上記と同様な不具合を生じるとい
う問題も有していた。
【0017】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
であり、プレイヤビリティの高いディスク記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の光ディスク記録再生装置は、ディスクの
傷、汚れ、欠陥に起因する読み取り信号のドロップアウ
トを検出するドロップアウト検出信号生成手段と、フォ
ーカスエラー信号の低域成分をホールドしフォーカスエ
ラー信号低域ホールド信号を生成するフォーカスエラー
信号低域ホールド手段と、トラッキングエラー信号の低
域成分をホールドしトラッキングエラー信号低域ホール
ド信号を生成するトラッキングエラー信号低域ホールド
手段と、前記ドロップアウト検出信号に基づいてフォー
カスサーボコントロール部に送られるフォーカスエラー
信号を、通常のフォーカスエラー信号若しくは前記フォ
ーカスエラー信号低域ホールド信号に切り替えるフォー
カスエラー信号切替手段と、前記ドロップアウト検出信
号に基づいて前記トラッキングサーボコントロール部に
送られるトラッキングエラー信号を、通常のトラッキン
グエラー信号若しくは前記トラッキングエラー信号低域
ホールド信号に切り替えるトラッキングエラー信号切替
手段と、前記フォーカスエラー信号切替手段による切り
替え時に、フォーカスアクチュエータの動きを整定させ
る駆動信号を出力するフォーカスアクチュエータ整定信
号発生手段と、前記トラッキングエラー信号切替手段に
よる切り替え時に、トラッキングアクチュエータの動き
を整定させる駆動信号を出力するトラッキングアクチュ
エータ整定信号発生手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】また、本発明の光ディスク記録再生装置
は、前記フォーカスエラー信号低域ホールド手段とトラ
ッキングエラー信号低域ホールド手段とに、それぞれ面
振れ、偏心による変動成分を予測し前記各々の低域ホー
ルド信号を変化させる予測補正手段を設け、この予測補
正手段により、面振れによるフォーカスエラー信号の変
動にフォーカスアクチュエータが追従するようフォーカ
スエラー信号低域ホールド信号を変化させ、または、偏
心によるトラッキングエラー信号の変動にトラッキング
アクチュエータが追従するようトラッキングエラー信号
低域ホールド信号を変化させることを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明においては、ドロップアウト検出信号に
よりドロップアウトを検出した場合に、フォーカスエラ
ー信号やトラッキングエラー信号をホールドするととも
に、フォーカスアクチュエータ整定信号発生手段とトラ
ッキングアクチュエータ整定信号発生手段によりホール
ド直後のフォーカスアクチュエータやトラッキングアク
チュエータの動きにブレーキをかけることで前記各エラ
ー信号の過渡現象を抑えることができる。
【0021】また、本発明においては、予測補正手段に
よりフォーカスエラー信号の面振れによる変動やトラッ
キングエラー信号の偏心による変動を予測してホールド
電圧を変化させることにより、プレイヤビリティ/レコ
ーダビリティの高いディスク記録再生装置を提供するこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例における光
ディスク記録再生装置のドロップアウト検出時のエラー
信号ホールド動作の実施例の要部を示すブロック図を示
す。
【0024】図1において、1はフォーカスエラー信号
の低域成分をホールドしフォーカスエラー信号低域ホー
ルド信号を生成するフォーカスエラー信号低域ホールド
手段である。2はフォーカスエラー信号切替手段であ
り、ドロップアウト検出信号に基づいて、フォーカスサ
ーボコントロール部3に送られるフォーカスエラー信号
を、通常のフォーカスエラー信号もしくはフォーカスエ
ラー信号低域ホールド信号に切り替える。フォーカスサ
ーボコントロール部3は、入力されたフォーカスエラー
信号からフォーカスアクチュエータを制御するフォーカ
スアクチュエータドライブ信号を生成する。
【0025】4はフォーカスアクチュエータ整定信号発
生手段であり、フォーカスエラー信号ホールド直後のフ
ォーカスアクチュエータドライブ信号にブレーキ信号を
加算する。5はトラッキングエラー信号の低域成分をホ
ールドし、トラッキングエラー信号低域ホールド信号を
生成するトラッキングエラー信号低域ホールド手段であ
る。6はトラッキングエラー信号切替手段であり、ドロ
ップアウト検出信号に基づいて、トラッキングサーボコ
ントロール部3に送られるトラッキングエラー信号を、
通常のトラッキングエラー信号若しくはトラッキングエ
ラー信号低域ホールド信号に切り替える。7はトラッキ
ングサーボコントロール部であり、入力されたトラッキ
ングエラー信号からトラッキングアクチュエータを制御
するトラッキングアクチュエータドライブ信号を生成す
る。8はトラッキングアクチュエータ整定信号発生手段
であり、トラッキングエラー信号ホールド直後のトラッ
キングアクチュエータドライブ信号にブレーキ信号を加
算する。
【0026】以上のように構成された第1の実施例にお
ける光ディスク記録再生装置について、図1〜図3およ
び図7を参照してその動作を説明する。
【0027】まず、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトなしを示している場合、フォーカスエラー信号切
替手段2とトラッキングエラー信号切替手段5はともに
off側に切り替えられており、フォーカスサーボコン
トロール部3とトラッキングサーボコントロール部7に
は、それぞれ、図2(b)に示すような、フォーカスエ
ラーアンプ21で生成されたフォーカスエラー信号と、
トラッキングエラーアンプ22で生成されたトラッキン
グエラー信号が送られ、フォーカスサーボコントロール
部3とトラッキングサーボコントロール部7からは、図
2(c)に示すフォーカスアクチュエータドライブ信号
またはトラッキングアクチュエータドライブ信号が出力
される。
【0028】次に、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトありを示した場合、フォーカスエラー信号切替手
段2とトラッキングエラー信号切替手段6はともにon
側に切り替えられ、フォーカスサーボコントロール部3
とトラッキングサーボコントロール部7には、それぞ
れ、フォーカスエラー信号低域ホールド手段1で生成さ
れたフォーカスエラー信号低域ホールド信号と、トラッ
キングエラー信号低域ホールド手段5で生成されたトラ
ッキングエラー信号低域ホールド信号とがそれぞれ送ら
れる。
【0029】この動作により、フォーカスエラー信号と
トラッキングエラー信号はそれぞれドロップアウト検出
前の低域成分信号に、図3(b)に示すようにホールド
されることになるが、このホールド動作と同時にフォー
カスアクチュエータ整定信号発生手段4からは、図3
(c)に示すように、フォーカスエラー信号の高域成分
信号による過渡現象を整定させるブレーキ信号が発生さ
れ、フォーカスアクチュエータドライブ信号に加算され
る。同じく前記のホールド動作と同時にトラッキングア
クチュエータ整定信号発生手段8からは、図3(c)に
示すように、トラッキングエラー信号の高域成分信号に
よる過渡現象を整定させるブレーキ信号が発生され、ト
ラッキングアクチュエータドライブ信号に加算される。
その結果、整定信号加算後のフォーカスアクチュエータ
ドライブ信号、またはトラッキングアクチュエータドラ
イブ信号は図3(d)に示すようになる。
【0030】以上のように第1の実施例によれば、ドロ
ップアウト検出信号によりドロップアウトを検出しフォ
ーカスエラー信号やトラッキングエラー信号をホールド
する時に、ホールド直後のフォーカスアクチュエータや
トラッキングアクチュエータの動きにブレーキをかける
ようにフォーカスアクチュエータ整定信号発生手段とト
ラッキングアクチュエータ整定信号発生手段を設けるこ
とにより、前記ホールド動作時のアクチュエータの過渡
現象を低減させることができる。
【0031】次に、図4により、本発明の第2の実施例
について説明する。図4は、第2の実施例における光デ
ィスク記録再生装置の面振れまたは偏心条件下における
ドロップアウト検出時のエラー信号ホールド動作の実施
例の要部を示すブロック図である。
【0032】図1において、9はフォーカスエラー信号
低域ホールド手段、10はフォーカスエラー信号切替手
段、11はフォーカスサーボコントロール部、12はフ
ォーカスアクチュエータ整定信号発生手段である。ま
た、14はトラッキングエラー信号低域ホールド手段、
15はトラッキングエラー信号切替手段、16はトラッ
キングサーボコントロール部、17はトラッキングアク
チュエータ整定信号発生手段である。以上は図1の構成
と同様なものである。
【0033】図1の構成と異なる点は、フォーカスエラ
ー信号の低域成分の変動を監視し、また過去のそれらの
変動の時間的変化からフォーカスエラー信号の低域成分
の変動を予測してフォーカスエラー信号ホールド電圧を
変化させるフォーカスエラー予測補正手段13をフォー
カスエラー信号低域ホールド手段9の部分に設けたこ
と、及びトラッキングエラー信号の低域成分の変動を監
視し、また過去のそれらの変動の時間的変化からトラッ
キングエラー信号の低域成分の変動を予測してトラッキ
ングエラー信号ホールド電圧を変化させるトラッキング
エラー予測補正手段18をトラッキングエラー信号低域
ホールド手段14の部分に設けたところにある。
【0034】上記のように構成された光ディスク記録再
生装置について、以下その動作を説明する。
【0035】まず、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトなしを示している場合、フォーカスエラー信号切
替手段10とトラッキングエラー信号切替手段15はと
もにoff側に切り替えられており、フォーカスサーボ
コントロール部11とトラッキングサーボコントロール
部16には、それぞれ、図5(b)に示すように、フォ
ーカスエラーアンプ21で生成されたフォーカスエラー
信号と、トラッキングエラーアンプ22で生成されたト
ラッキングエラー信号が送られ、フォーカスサーボコン
トロール部11とトラッキングサーボコントロール部1
6からは、図5(c)に示すフォーカスアクチュエータ
ドライブ信号またはトラッキングアクチュエータドライ
ブ信号が出力される。このとき、フォーカスエラー予測
補正手段13は常時フォーカスエラー信号の低域成分の
変化を監視しており、トラッキングエラー予測補正手段
18は常時トラッキングエラー信号の低域成分の変化を
監視している。
【0036】次に、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウトありを示した場合は、フォーカスエラー信号切替
手段10とトラッキングエラー信号切替手段15はとも
にon側に切り替えられる。この時、フォーカスエラー
予測補正手段13は、切替手段10がoff側の時のフ
ォーカスエラー信号の低域成分の時間的変化からフォー
カスエラー信号の低域成分の変動を予測し、逐次、フォ
ーカスエラー信号低域ホールド手段9でのホールド電圧
がその予測値になるように、フォーカスエラー信号低域
ホールド手段9を制御する。その結果、フォーカスエラ
ー信号は図6(b)に示すようになる。
【0037】また、トラッキングエラー予測補正手段1
8は、切替手段15がoff側の時のトラッキングエラ
ー信号の低域成分の時間的変化からトラッキングエラー
信号の低域成分の変動を予測し、逐次、トラッキングエ
ラー信号低域ホールド手段14でのホールド電圧がその
予測値になるように、トラッキングエラー信号低域ホー
ルド手段14を制御する。その結果、トラッキングエラ
ー信号は図6(b)に示すようになる。
【0038】この時の、フォーカスアクチュエータ整定
信号発生手段12とトラッキングアクチュエータ整定信
号発生手段17の動作については、上記第1の実施例と
同じである。
【0039】以上のように第2の実施例によれば、フォ
ーカスエラー信号の低域成分の変動を監視し、また過去
のそれら変動の時間的変化からフォーカスエラー信号の
低域成分の変動を予測してフォーカスエラー信号ホール
ド電圧を変化させるフォーカスエラー予測補正手段13
をフォーカスエラー信号低域ホールド手段9の部分に設
け、さらに、トラッキングエラー信号の低域成分の変動
を監視し、また過去のそれら変動の時間的変化からトラ
ッキングエラー信号の低域成分の変動を予測してトラッ
キングエラー信号ホールド電圧を変化させるトラッキン
グエラー予測補正手段18をトラッキングエラー信号低
域ホールド手段14の部分に設けることによって、面振
れによりフォーカスエラー信号の低域ホールド信号が、
また偏心によりトラッキングエラー信号の低域ホールド
信号が、ドロップアウトの前後で変化した場合でも、安
定なエラー信号のホールド動作ができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フォーカ
スアクチュエータ整定信号発生手段やトラッキングアク
チュエータ整定信号発生手段を設けることにより、フォ
ーカス、トラッキングの各エラー信号ホールド直後のフ
ォーカスアクチュエータやトラッキングアクチュエータ
の動きにブレーキをかけることで、前記各エラー信号の
過渡現象を抑えることができ、デフォーカスやオフトラ
ックの発生を少なくでき、プレイヤビリティ/レコーダ
ビリティを向上させることができる。
【0041】また、本発明によれば、フォーカスエラー
予測補正手段とトラッキングエラー予測補正手段により
各ホールド信号を予測補正する構成にしたから、面振れ
や偏心がある場合のエラー各ホールド信号ホールド動作
も安定に行え、偏心・面振れの条件下でもプレイヤビリ
ティ/レコーダビリティを向上できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク記録
再生装置の要部を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるドロップアウト
検出信号がドロップアウトなしの時のエラー信号とアク
チュエータドライブ信号の波形図
【図3】本発明の第1の実施例におけるドロップアウト
検出時のエラー信号とアクチュエータ整定信号とアクチ
ュエータドライブ信号の波形図
【図4】本発明の第2の実施例における光ディスク記録
再生装置の要部を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例における面振れまたは偏
心条件下でドロップアウト検出信号なしの時のエラー信
号とアクチュエータドライブ信号の波形図
【図6】本発明の第2の実施例における面振れまたは偏
心条件下でドロップアウト検出時のエラー信号とアクチ
ュエータドライブ信号の波形図
【図7】光ディスク記録再生装置におけるピックアップ
周辺の各信号のインターフェイス部を示す構成図
【図8】従来の光ディスク記録再生装置の要部を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 フォーカスエラー信号低域ホールド手段 2 フォーカスエラー信号切替手段 3 フォーカスサーボコントロール部 4 フォーカスアクチュエータ整定信号発生手段 5 トラッキングエラー信号低域ホールド手段 6 トラッキングエラー信号切替手段 7 トラッキングサーボコントロール部 8 トラッキングアクチュエータ整定信号発生手段 9 フォーカスエラー信号低域ホールド手段 10 フォーカスエラー信号切替手段 11 フォーカスサーボコントロール部 12 フォーカスアクチュエータ整定信号発生手段 13 フォーカスエラー予測補正手段 14 トラッキングエラー信号低域ホールド手段 15 トラッキングエラー信号切替手段 16 トラッキングサーボコントロール部 17 トラッキングアクチュエータ整定信号発生手段 18 トラッキングエラー予測補正手段 19 光学式ディスク 20 光ピックアップ 21 フォーカスエラーアンプ 22 トラッキングエラーアンプ 23 ドロップアウト信号検出手段 24 フォーカスアクチュエータ駆動回路 25 フォーカスアクチュエータ 26 トラッキングアクチュエータ駆動回路 27 トラッキングアクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの傷、汚れ、欠陥に起因する読
    み取り信号のドロップアウトを検出するドロップアウト
    検出信号生成手段と、フォーカスエラー信号の低域成分
    をホールドしフォーカスエラー信号低域ホールド信号を
    生成するフォーカスエラー信号低域ホールド手段と、ト
    ラッキングエラー信号の低域成分をホールドしトラッキ
    ングエラー信号低域ホールド信号を生成するトラッキン
    グエラー信号低域ホールド手段と、前記ドロップアウト
    検出信号に基づいてフォーカスサーボコントロール部に
    送られるフォーカスエラー信号を、通常のフォーカスエ
    ラー信号若しくは前記フォーカスエラー信号低域ホール
    ド信号に切り替えるフォーカスエラー信号切替手段と、
    前記ドロップアウト検出信号に基づいてトラッキングサ
    ーボコントロール部に送られるトラッキングエラー信号
    を、通常のトラッキングエラー信号若しくは前記トラッ
    キングエラー信号低域ホールド信号に切り替えるトラッ
    キングエラー信号切替手段と、前記フォーカスエラー信
    号切替手段によりフォーカスエラー信号低域ホールド信
    号に切り替える時に、フォーカスアクチュエータの動き
    を整定させるブレーキ信号を出力するフォーカスアクチ
    ュエータ整定信号発生手段と、前記トラッキングエラー
    信号切替手段によりトラッキングエラー信号低域ホール
    ド信号に切り替える時に、トラッキングアクチュエータ
    の動きを整定させるブレーキ信号を出力するトラッキン
    グアクチュエータ整定信号発生手段とを備えたことを特
    徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスエラー信号低域ホールド
    手段とトラッキングエラー信号低域ホールド手段とにそ
    れぞれ、各エラー信号の低域成分の時間的変化を監視し
    それら各エラー信号のホールド前のデータから、ホール
    ド中の各エラー信号の低域成分の時間的変化を予測する
    ことで逐次ホールド信号を変化させることができる予測
    補正手段を設け、前記予測補正手段により、面振れによ
    るフォーカスエラー信号の変動にフォーカスアクチュエ
    ータが追従するようフォーカスエラー信号低域ホールド
    信号を変化させ、また、偏心によるトラッキングエラー
    信号の変動にトラッキングアクチュエータが追従するよ
    うトラッキングエラー信号低域ホールド信号を変化させ
    ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生
    装置。
JP21438395A 1995-08-23 1995-08-23 光ディスク記録再生装置 Pending JPH0963074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100419685B1 (ko) * 2000-03-01 2004-02-21 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 광디스크 장치

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KR100419685B1 (ko) * 2000-03-01 2004-02-21 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 광디스크 장치

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