JPH0962852A - グラフィックプロセッサ - Google Patents

グラフィックプロセッサ

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JPH0962852A
JPH0962852A JP7221516A JP22151695A JPH0962852A JP H0962852 A JPH0962852 A JP H0962852A JP 7221516 A JP7221516 A JP 7221516A JP 22151695 A JP22151695 A JP 22151695A JP H0962852 A JPH0962852 A JP H0962852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフィックプロセッサでの処理の終了を、
ホストプロセッサの処理能力を低下させること可及的に
防止しながら、ホストプロセッサが的確に検知できるよ
うにする。 【解決手段】 ホストプロセッサから受け取ってコマン
ド蓄積部31に蓄積された複数個の画像処理コマンド情
報を、その並び順に従って処理することにより、表示対
象となる図形データを、モニタに表示される表示用図形
データに変換処理するジオメトリ演算部GCと、そのジ
オメトリ演算部GCにて求められた表示用図形データを
その並び順に従って各画素毎についての表示用画素デー
タに変換処理するレンダリング演算部RCとが設けられ
たグラフィックプロセッサにおいて、ジオメトリ演算部
GC及びレンダリング演算部RCは、前記画像処理コマ
ンド情報に含まれる割り込み信号発生指令に基づいて、
ホストプロセッサに対して割り込み信号を出力するよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストプロセッサ
のデータバスから受け取った複数個の画像処理コマンド
情報を蓄積するコマンド蓄積部と、そのコマンド蓄積部
に蓄積された前記画像処理コマンド情報を、その並び順
に従って処理することにより、表示対象となる図形デー
タを、モニタに表示される表示用図形データに変換処理
するジオメトリ演算部と、そのジオメトリ演算部にて求
められた表示用図形データをその並び順に従って各画素
毎についての表示用画素データに変換処理するレンダリ
ング演算部とが設けられたグラフィックプロセッサに関
し、又、ホストプロセッサからデータバス経由で受け取
った画像処理コマンド情報に従って、表示対象となる図
形データを、モニタに表示される表示用図形データに変
換処理するジオメトリ演算部と、そのジオメトリ演算部
にて求められた表示用図形データをその並び順に従って
各画素毎についての表示用画素データに変換処理するレ
ンダリング演算部とが設けられたグラフィックプロセッ
サに関する。
【0002】
【従来の技術】かかるグラフィックプロセッサは、ホス
トプロセッサに代わって、主に3次元画像をモニタに表
示するために種々の処理を行うプロセッサであって、大
きく分けてジオメトリ演算部とレンダリング演算部とか
らなるパイプライン処理系で構成されている。ジオメト
リ演算部では、いわゆるワールド座標系で表現された表
示対象となる図形データを座標変換やクリッピング処理
等を行うことにより、モニタに表示される表示用図形デ
ータに変換する。この表示用図形データは、線又は面で
表現されているデータであるので、モニターに表示する
ためのには、画素毎のデータに変換する必要があり、こ
の変換処理をレンダリング部が行う。
【0003】レンダリング部では、単に表示用図形デー
タを画素データに変換するのみならず、いわゆる隠面処
理等の処理を画素単位で実行し、最終的にモニタに表示
する表示用画素データに変換される。この表示用画素デ
ータは、いわゆるフレームバッファに書き込まれ、その
書き込まれた情報がD/A変換の後にモニタに表示され
る。
【0004】以上のように、グラフィックプロセッサ
は、ホストプロセッサに代わって、画像処理をパイプラ
イン処理するものであるが、ホストプロセッサ側で、グ
ラフィックプロセッサのジオメトリ演算部又はレンダリ
ング演算部においてコマンド情報のパイプライン上での
処理が終了したことを知りたい場合がある。ジオメトリ
演算部での処理の終了を知りたい場合としては、例え
ば、ホストプロセッサが、ジオメトリ演算部で作成した
表示用画像データが表示させたいデータを適正に含んで
いるか否かの確認を行う場合がある。又、レンダリング
演算での処理の終了を知りたい場合としては、例えば、
1つのフレームバッファに対して書き込み可能な描画機
構が、上記のレンダリング演算部以外にも設けられてお
り、使用する描画機構を切り換えるための条件として、
1つの描画機構での処理の終了を確認したい場合があ
る。尚、上記のレンダリング演算部以外のフレームバッ
ファに書き込み可能な描画機構としては、2次元画像の
みを扱う描画機構等がある。さらには、フレームバッフ
ァへの所定の画素データの書き込みが完了した時点でカ
ラールックアップテーブルのテーブルデータを書き換え
る必要がある時に、テーブルデータの書き換え時期を知
りたい場合がある。
【0005】ジオメトリ演算部での処理の終了を知るた
めに、従来、ホストプロセッサのデータバスから受け取
った描画指令等の複数個の画像処理コマンド情報を蓄積
するコマンド蓄積部に、蓄積されたコマンドの処理が全
て終了すると、ホストプロセッサに対して終了信号を送
る機能を備えるか、あるいは、コマンド蓄積部に1つの
画像処理コマンド情報の処理の終了毎にカウントするカ
ウンタを備えておき、ホストプロセッサからそのカウン
タのカウント値をモニタする構成が考えられている。
又、レンダリング演算部での処理の終了を知るために、
従来、レンダリング演算部でフレームバッファへの書き
込みが終了する度にホストプロセッサに対して割り込み
信号を発生させる機能が備えられ、更に、割り込み信号
を発生させるか否かをホストプロセッサから切り換えら
れるようにした構成が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たジオメトリ演算部での処理の終了を知るための従来技
術では、コマンド蓄積部に蓄積された全ての画像処理コ
マンド情報の処理の終了を検出する場合では、コマンド
蓄積部に蓄積された複数の画像処理コマンド情報のうち
の途中の画像処理コマンド情報のパイプライン上での処
理の終了を知ることはできず、コマンド情報蓄積にカウ
ンタを備える構成では、ホストプロセッサがそのカウン
タのカウント値を常に監視している必要があり、ホスト
プロセッサの使用効率が低下する。又、上記したレンダ
リング演算部での処理の終了を知るための従来技術で
は、フレームバッファへの書き込み処理の終了毎に割り
込み信号を発生させたのでは、その度にホストプロセッ
サが実行している他の作業が中断して、ホストプロセッ
サの処理速度が低下してしまう。ホストプロセッサがグ
ラフィックプロセッサからの割り込みの禁止とその解除
を切換え制御すれば、このような処理速度の低下を防止
できるが、ホストプロセッサは、グラフィックプロセッ
サが流れ作業的なパイプライン処理を行っている関係上
レンダリング演算部での処理の進行状況を把握できない
ので、的確なタイミングで割り込み禁止を解除するのは
困難である。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、グラフィックプロセッサでのパ
イプライン上での処理の終了を、ホストプロセッサの処
理能力を低下させること可及的に防止しながら、ホスト
プロセッサが的確に検知できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記請求項1に記載の構
成を備えることにより、ジオメトリ演算部が、コマンド
蓄積部に蓄積されている画像処理コマンド情報を、その
並び順に従って順次パイプライン処理して行く過程にお
いて、画像処理コマンド情報に含まれる割り込み信号発
生指令を検知した時点で、ホストプロセッサに対して、
その時点まで実行していた描画処理等の完了を知らせる
信号である割り込み信号を出力する。ホストプロセッサ
では、この割り込み信号を受け取ると、継続中の他の処
理を中断して、その割り込み信号に応じた処理を開始す
る。すなわち、画像処理コマンド情報に割り込み信号発
生指令を含めておくことで、ホストプロセッサは、割り
込み信号発生指令以前の画像処理コマンド情報のパイプ
ライン処理がジオメトリ演算部において全て終了したの
を知ることができるのである。
【0008】上記請求項2に記載の構成を備えることに
より、グラフィックプロセッサにおける処理の最終段と
なる画素データ処理部は、ラスタライザが画素データ蓄
積部に送った画素データをフレームバッファに書き込む
ための表示用画素データに順次変換処理する。画素デー
タ処理部は、画素データ単位で順次処理を実行する途中
において、画素データ蓄積部から割り込み信号発生指令
を受け取ると、ホストプロセッサに対して割り込み信号
を出力する。ホストプロセッサでは、この割り込み信号
を受け取ると、他の処理を中断して、その割り込み信号
に応じた処理を開始する。すなわち、ジオメトリ演算部
は、画像処理コマンド情報に含まれる割り込み信号発生
指令を、前後の画像処理コマンド情報による処理の結果
得られた表示用図形データと並び順を維持しながらラス
タライザに送り、又、ラスタライザは、表示用図形デー
タと共に受け取った割り込み信号発生指令を、前後の表
示用図形データを変換することにより得られた画素デー
タと並び順を維持しながら画素データ蓄積部に送るの
で、画像処理コマンド情報に割り込み信号発生指令を含
めておくことで、ホストプロセッサは、割り込み信号発
生指令以前の画像処理コマンド情報に関するパイプライ
ン処理が画素データ処理部において全て終了し、実質的
に、フレームバッファへの書き込みが終了したのを知る
ことができるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のグラフィックプロ
セッサの実施の形態を、3次元グラフィックス装置に適
用した場合について、図面に基づいて説明する。3次元
グラフィックス装置TDは、図1に示すように、装置全
体の制御を行うホストプロセッサ1と、画像処理コマン
ド情報(以下、単に「コマンド情報」と略記する場合が
ある)を含む3次元グラフィックス装置TDの動作プロ
グラムを記憶する主メモリ2と、主メモリ2に記憶され
ている各種のコマンドのうちの画像処理コマンド情報を
実行するグラフィックプロセッサ3と、3次元物体の画
像の表面に貼り付けるための2次元画像等の情報である
テクスチュア情報を記憶するテクスチュアバッファ4
と、表示用の画像を記憶するフレームバッファ5と、隠
面消去処理のためのZバッファ6と、グラフィックプロ
セッサ3が作成したデジタル画像データをアナログ信号
に変換するD/Aコンバータ7と、D/Aコンバータ7
がアナログ信号に変換した画像データを表示するモニタ
8とが備えられて構成されている。3次元グラフィック
ス装置TDには、上記以外に、各種の入出力装置及び記
憶装置等が備えられているが、図示を省略している。
【0010】グラフィックプロセッサ3には、図2に示
すように、データバスDB及びアドレスバスABを介し
てホストプロセッサ1や主メモリ2とデータの遣り取り
をするインターフェース回路30と、インターフェース
回路30を介してデータバスDBから受け取った複数個
のコマンド情報をFIFO形式で記憶するコマンド蓄積
部31と、コマンド蓄積部31から受け取ったコマンド
情報を順次処理し、いわゆるワールド座標系で表現され
た表示対象となる図形データを、例えば、視点の位置を
考慮した座標変換等の処理を行って、モニタ8に表示さ
れる表示用図形データに変換処理するジオメトリ演算部
GCと、その表示用図形データを各画素毎についての表
示用画素データに変換処理するレンダリング演算部RC
と、レンダリング演算部RCとフレームバッファ5等と
の間でのデータの流れを制御するメモリ制御回路32
と、上記のコマンド蓄積部31からレンダリング演算部
RCに至るパイプラインからなり主に3次元画像を担当
する描画機構に対して、2次元画像の処理を担当する描
画機構であるスプライトコントローラ36とが備えられ
ている。又、レンダリング演算部RCには、ジオメトリ
演算部GCから受け取った表示用図形データを画素デー
タに変換するラスタライザ33と、ラスタライザ33か
ら受け取った複数個の画素データをFIFO形式で蓄積
する画素データ蓄積部34と、画素データ蓄積部34か
ら受け取った画素データに対して隠面処理等の処理を施
し、各画素毎についての表示用画素データに変換処理す
る画素データ処理部35とが備えられている。
【0011】上記ジオメトリ演算部GCの構成について
更に詳述すると、ジオメトリ演算部GCには、図3に示
すように、コマンド蓄積部31から受け取ったコマンド
情報に基づいてジオメトリ演算部GCの各部を制御する
コントローラ40と、コマンド情報に含まれる表示対象
となる図形データの頂点座標,法線データ及び色データ
等を格納するとともに、各種の演算のためのワーキング
エリアとなるワーキングメモリ41と、ワーキングメモ
リ41に記憶されているデータに対して加減乗除等の演
算を実行して、上記の座標変換等を行う演算器42と、
演算器42の演算結果を記憶するデータ出力用メモリ4
3と、ワーキングメモリ41に対して、コマンド蓄積部
31からのデータと演算器42からのデータとの何れを
書き込むかを選択するセレクタ44と、ジオメトリ演算
部GCの動作状態を管理するためのレジスタ45とが備
えられている。
【0012】上記画素データ処理部35の構成について
更に詳述すると、画素データ処理部35には、画素デー
タ処理部35内の各部を制御するコントローラ50と、
画素データ蓄積部34から受け取った画素データに対し
てディザー等の処理を行う演算器51と、表示するため
のデータ(表示データ)としてフレームバッファ5に書
き込むデータを、演算器51で処理したデータ,演算器
51で処理していないデータ又はテクスチュアバッファ
から読み出したテクスチュアデータの3つのうちから選
択するセレクタ52と、隠面処理のためのZ値比較を行
うZ比較回路53と、画素データ処理部35の動作状態
を管理するためのレジスタ54とが備えられている。
【0013】画素データ処理部35が画素データ蓄積部
34から受け取るデータは、主に画素データであるが、
レジスタ54に書き込むためのデータである場合もあ
り、画素データ蓄積部34から受け取るデータには、画
素データを処理するものか、あるいは、レジスタ54へ
の書き込み指令であるか等を示すコマンドが含まれてい
る。画素データには、更に、モニタ画面上の表示アドレ
ス,視点からの距離であるZ値,色データ,及び,テク
スチュアバッファ4のデータを利用する場合のテクスチ
ュアアドレス等が含まれ、画素データの各ビットが夫々
に割り付けられている。又、レジスタ54への書き込み
指令の場合は、上記画素データにおける表示アドレス及
びZ値に割り付けられたビットに、レジスタ54に書き
込むための値が割り付けられる。
【0014】以下、上記構成の3次元グラフィックス装
置TDの作動を概略説明する。ホストプロセッサ1は、
グラフィックプロセッサ3のインターフェース回路30
のアドレスを指定した状態で、主メモリ2に記憶されて
いるコマンド情報をデータバスDBに順次出力する。こ
のコマンド情報には、描画指令以外に、ジオメトリ演算
部GCからホストプロセッサ1に対して割り込み信号を
発生させるための割り込み信号発生指令(以下、便宜上
「第1割り込み信号発生指令」と称する)と、画素デー
タ処理部35からホストプロセッサ1に対して割り込み
信号を発生させるための割り込み信号発生指令(以下、
便宜上「第2割り込み信号発生指令」と称する)とが含
まれる。第1割り込み信号発生指令は、ジオメトリ演算
部GCのレジスタ45の割り込み信号発生用ビットに
「1」を書き込む命令であり、第2割り込み信号発生指
令は、画素データ処理部35のレジスタ54の割り込み
信号発生用ビットに「1」を書き込む命令である。
【0015】コマンド情報中の第1割り込み信号発生指
令を書き込む位置としては、例えば、ジオメトリ演算部
GCにて、あるコマンド情報を処理した場合において、
その処理結果を利用したいときに、そのコマンド情報の
直後に書き込めば良い。又、コマンド情報中の第2割り
込み信号発生指令を書き込む位置としては、例えば、画
素データ処理部35からフレームバッファ5に対して表
示用画素データを書き込む状態から、スプライトコント
ローラ36からフレームバッファ5に対して表示用画素
データを書き込む状態に切り替えたいときに、その画素
データ処理部35からフレームバッファ5に最後に書き
込む表示用画素データの基となるコマンド情報の直後に
書き込めば良い。
【0016】データバスDBに出力されたコマンド情報
は、インターフェース回路30を経由して、順次コマン
ド蓄積部31に書き込まれる。コマンド蓄積部31は、
FIFO形式で、先に蓄積されたコマンド情報から順に
ジオメトリ演算部GCに送り、ジオメトリ演算部GCは
受け取ったコマンド情報を順次処理する。つまり、ジオ
メトリ演算部はGCは、コマンド情報の並び順に処理す
る。ジオメトリ演算部GCのコントローラ40は、セレ
クタ44及び演算器42等を制御して上記座標変換等を
行い、演算結果をデータ出力メモリ43に書き込む。コ
ントローラ40は、コマンド蓄積部31から上記の第1
割り込み信号発生指令を受け取ると、受け取った時点
で、その指示通りに、レジスタ45にデータを書き込
む。これにより、レジスタ45の割り込み信号発生用ビ
ットが「1」となり、この信号がインターフェース回路
30を経由して、ホストプロセッサ1の割り込み信号入
力に送られる。ホストプロセッサ1は、この割り込み要
求を受けて、それまでの処理を中断し、例えば、ジオメ
トリ演算部GCのデータ出力メモリ43に書き込まれて
いるデータを読み取ることができる。
【0017】又、コントローラ40が、コマンド蓄積部
31から上記の第2割り込み信号発生指令を受け取る
と、前後のコマンド情報の処理により生成された表示用
図形データと並び順を維持した状態で、レンダリング演
算部RCのラスタライザ33に送る。ラスタライザ33
は、ジオメトリ演算部GCから表示用図形データを受け
取ると、適宜補間処理等を行いながら上記形式の画素デ
ータに変換し、画素データ蓄積部34に順次書き込んで
行く。この処理の途中で、上記の第2割り込み信号発生
指令を受け取ると、前後の表示用図形データの処理によ
り生成された画素データと並び順を維持して画素データ
蓄積部34に送る。
【0018】画素データ蓄積部34は、FIFO形式で
あるので、先に書き込まれた画素データから順に画素デ
ータ処理部35に送る。画素データ処理部35のコント
ローラ50は、画素データ蓄積部34から画素データを
受け取ると、演算器51及びZ値比較回路を制御して、
順次、隠面処理のためのZ値比較,色分解能を向上させ
るためのディザー処理,物体の影を表現するための輝度
計算をするシャドウ処理,明暗により遠近感を表現する
ための輝度計算をするフォグ/デプスキュー処理,又
は,テクスチュアバッファのデータの貼り付け等を実行
し、それらの処理結果の色データを表示用画素データと
して、Z値比較回路の処理結果を鑑みながら、フレーム
バッファ5の指定された表示アドレスに書き込む。
【0019】コントローラ50は、画素データ蓄積部3
4から上記の第2割り込み信号発生指令を受け取ると、
受け取った時点で、その指示通りに、レジスタ54にデ
ータを書き込む。これにより、レジスタ54の割り込み
信号発生用ビットが「1」となり、この信号がインター
フェース回路30を経由して、ホストプロセッサ1の割
り込み信号入力に送られる。ホストプロセッサ1は、こ
の割り込み要求を受けて、それまでの処理を中断し、例
えば、画素データ処理部35からフレームバッファ5へ
書き込む状態から、スプライトコントローラ36からフ
レームバッファ5へ書き込む状態へ切り換えることがで
きる。上記の如くして、フレームバッファ5に書き込ま
れた表示用画素データは、D/Aコンバータ7にてアナ
ログ信号に変換された後、モニタ8に表示される。
【0020】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、割り込み信号を発生させるた
めに、レジスタ45又はレジスタ54を備えているが、
コントローラ40又はコントローラ50が、ホストプロ
セッサ1に対して直接的に割り込み信号を出力する構成
としても良い。 上記実施の形態では、レンダリング演算部RCは、
隠面処理のためのZ値比較,色分解能を向上させるため
のディザー処理,物体の影を表現するための輝度計算を
するシャドウ処理,明暗により遠近感を表現するための
輝度計算をするフォグ/デプスキュー処理,又は,テク
スチュアバッファのデータの貼り付け等を実行するよう
に構成されているが、これらの機能は適宜省略変更可能
である。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる概略ブロック構成
【図2】本発明の実施の形態にかかるグラフィックプロ
セッサの概略ブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態にかかる要部ブロック構成
【図4】本発明の実施の形態にかかる要部ブロック構成
【符号の説明】 1 ホストプロセッサ 8 モニタ 31 コマンド蓄積部 33 ラスタライザ 34 画素データ蓄積部 35 画素データ処理部 DB データバス GC ジオメトリ演算部 RC レンダリング演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストプロセッサ(1)のデータバス
    (DB)から受け取った複数個の画像処理コマンド情報
    を蓄積するコマンド蓄積部(31)と、 そのコマンド蓄積部(31)に蓄積された前記画像処理
    コマンド情報を、その並び順に従って処理することによ
    り、表示対象となる図形データを、モニタ(8)に表示
    される表示用図形データに変換処理するジオメトリ演算
    部(GC)と、 そのジオメトリ演算部(GC)にて求められた表示用図
    形データをその並び順に従って各画素毎についての表示
    用画素データに変換処理するレンダリング演算部(R
    C)とが設けられたグラフィックプロセッサであって、 前記ジオメトリ演算部(GC)は、前記画像処理コマン
    ド情報に含まれる割り込み信号発生指令に基づいて、前
    記ホストプロセッサ(1)に対して割り込み信号を出力
    するように構成されているグラフィックプロセッサ。
  2. 【請求項2】 ホストプロセッサ(1)のデータバス
    (DB)から受け取った画像処理コマンド情報に従っ
    て、表示対象となる図形データを、モニタ(8)に表示
    される表示用図形データに変換処理するジオメトリ演算
    部(GC)と、 そのジオメトリ演算部(GC)にて求められた表示用図
    形データをその並び順に従って各画素毎についての表示
    用画素データに変換処理するレンダリング演算部(R
    C)とが設けられたグラフィックプロセッサであって、 前記レンダリング演算部(RC)は、前記ジオメトリ演
    算部(GC)から受け取った前記表示用図形データを画
    素データに変換するラスタライザ(33)と、そのラス
    タライザ(33)が出力する複数個の前記画素データを
    蓄積する画素データ蓄積部(34)と、 その画素データ蓄積部(34)に蓄積された前記画素デ
    ータを、その並び順に従って処理することにより、前記
    表示用画素データに変換する画素データ処理部(35)
    とを備えて構成され、 前記ジオメトリ演算部(GC)は、前記画像処理コマン
    ド情報に含まれる割り込み信号発生指令を受け取るに伴
    って、その割り込み信号発生指令と他の画像処理コマン
    ド情報との並び順に対応させて、夫々の画像処理コマン
    ド情報に基づいて変換処理された前記表示用図形データ
    に前記割り込み信号発生指令を混入した状態で、前記ラ
    スタライザ(33)に送るように構成され、 前記ラスタライザ(33)は、前記割り込み信号発生指
    令を、並び順を維持した状態で、前記画素データととも
    に出力するように構成され、 前記画素データ処理部(35)は、前記割り込み信号発
    生指令に基づいて、前記ホストプロセッサ(1)に対し
    て割り込み信号を出力するように構成されているグラフ
    ィックプロセッサ。
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