JP2003308537A - 図形描画装置 - Google Patents

図形描画装置

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JP2003308537A JP2002111905A JP2002111905A JP2003308537A JP 2003308537 A JP2003308537 A JP 2003308537A JP 2002111905 A JP2002111905 A JP 2002111905A JP 2002111905 A JP2002111905 A JP 2002111905A JP 2003308537 A JP2003308537 A JP 2003308537A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/005General purpose rendering architectures

Abstract

(57)【要約】 【課題】同じ演算回路を用いて演算内容や入力する変数
を自由に変更できるようにすることで、描画機能に応じ
た専用回路を不要とし、少ない回路規模で多機能な描画
を実現する。 【解決手段】図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に
対応した描画パラメータを生成する描画情報生成部と、
ピクセル毎に前記描画パラメータと定数から任意に選択
して演算を行うピクセル演算部と、前記ピクセル演算部
の演算結果をフレームメモリに書き込むメモリインター
フェース部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・グ
ラフィックスの分野において図形を描画する装置に関す
るものであり、特に、図形を構成する各ピクセルの色を
演算するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のゲーム機やカーナビゲーションの
高度化に伴い、図形を単色で描画するだけでなく、テク
スチャマッピングを施したり、或いは、図形の各頂点間
の色を補間するグーローシェーディングや、背景色との
透明処理を行うアルファブレンディング等、図形を構成
する各ピクセルに対して様々な処理を行うことがよくあ
る。
【0003】尚、テクスチャマッピングやグーローシェ
ーディングについての詳細は、James D.Foley,Andries
van Dam,Steven K.Feiner,John F.Hughes共著、佐藤
義雄監訳の「コンピュータグラフィックス理論と実践」
を参照することができる。
【0004】図形に対してテクスチャマッピングとグー
ローシェーディングとを行うための従来の構成を図16
に示す。ピクセル情報生成部1は、描画対象となる図形
の各頂点に与えられたX,Y座標、テクスチャ座標であ
るU,V、輝度を表すR,G,Bといったパラメータを
基に、図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に対応し
たU,VやR,G,Bを生成する。尚、R,G,Bはそ
れぞれ0.0〜1.0の範囲で取り扱うものとする。
【0005】ここで、図17に示す三角形を例に、ピク
セル情報生成部1が図形を構成する各ピクセルの値を生
成する処理内容を説明する。図17に示す三角形は、各
頂点に(X,Y,U,V,R,G,B)が与えられてい
る。頂点P1は、(X,Y,U,V,R,G,B)=
(X1,Y1,U1,V1,R1,G1,B1)であ
り、また頂点P2は、(X,Y,U,V,R,G,B)
=(X2,Y2,U2,V2,R2,G2,B2)であ
り、さらに頂点P3は、(X,Y,U,V,R,G,
B)=(X3,Y3,U3,V3,R3,G3,B3)
である。尚、Y2とY3とは等しいものとする。
【0006】ピクセル情報生成処理の概念を図18に示
す。該処理はY座標が最も小さい頂点P1から開始さ
れ、各Y座標毎に図形の左辺及び右辺のX座標を求め
る。その際、左辺に対応するU,V,R,G,Bの値も
求める。着目するY座標の左辺の各値が求まった後、左
辺のX座標から右辺のX座標までX軸に平行方向にX座
標をインクリメントするとともに、対応するU,V,
R,G,Bの値も求める。以上の処理を最終Y座標であ
るY2まで行い、処理を終了する。
【0007】次に、図19に示すフローチャートを参照
しながらピクセル情報生成処理の流れを詳しく説明す
る。まず、同図中に示すパラメータを以下のように定義
する。
【0008】 dXL/dY=(X2-X1)/(Y2-Y1) dXR/dY=(X3-X1)/(Y2-Y1) dU/dY=(U2-U1)/(Y2-Y1) dU/dX=(U3-U2)/(X3-X2) dV/dY=(V2-V1)/(Y2-Y1) dV/dX=(V3-V2)/(X3-X2) dR/dY=(R2-R1)/(Y2-Y1) dR/dX=(R3-R2)/(X3-X2) dG/dY=(G2-G1)/(Y2-Y1) dG/dX=(G3-G2)/(X3-X2) dB/dY=(B2-B1)/(Y2-Y1) dB/dX=(B3-B2)/(X3-X2)
【0009】尚、これらのパラメータはピクセル情報生
成部1内部で算出してもよいし、外部で予め算出してお
き、ピクセル情報生成部1に与えてもよい。また、X
L,UL,VL,RL,GL,BLは左辺上の各値を記
憶するための変数で、左辺変数と呼ぶことにする。XR
は右辺上のX座標を記憶するための変数で、右辺変数と
呼ぶことにする。そして、X,Y,U,V,R,G,B
は図形を構成する各ピクセルの値を記憶するための変数
で、ピクセル変数と呼ぶことにする。これらの値がピク
セル情報生成部1から出力される。尚、これまで述べた
変数は、回路上ではレジスタ等の記憶素子に記憶すると
考えてよい。
【0010】処理が開始されると、ステップS1で、頂
点P1の各値を左辺変数とY座標のピクセル変数とにそ
れぞれ設定し、ステップS2に進む。ステップS2で
は、左辺変数に記憶されている各値をピクセル変数にそ
れぞれ設定し、ステップS3に進む。このステップS2
の時点でピクセル変数に記憶されている各値が、図形の
左辺を構成するピクセルの値としてピクセル情報生成部
1から出力される。
【0011】ステップS3では、X座標のピクセル変数
が右辺変数と同じ値であればステップS5に進み、そう
でなければステップS4に進む。ステップS4では、X
座標のピクセル変数をインクリメントし、U,V,R,
G,Bのピクセル変数にはX方向の変位をそれぞれ加算
し、ステップS3に戻る。このステップS4の時点でピ
クセル変数に記憶されている各値が、左辺を除く図形を
構成するピクセルの値としてピクセル情報生成部1から
出力される。
【0012】ステップS5では、Y座標のピクセル変数
が頂点P2のY座標と同じ値であれば処理を終了し、そ
うでなければステップS6に進む。ステップS6では、
Y座標のピクセル変数をインクリメントし、左辺変数に
はY方向の変位をそれぞれ加算し、ステップS2に戻
る。
【0013】このように、ピクセル情報生成部1は図形
を構成する各ピクセルのX,Y,U,V,R,G,Bを
生成する。
【0014】図16おいて、テクスチャメモリ2は、テ
クスチャが格納されているメモリで、ピクセル情報生成
部1から出力されたU,Vに対応するテクスチャデータ
を出力する。尚、該テクスチャデータは1つのデータの
中にR,G,Bが含まれる。
【0015】乗算器3は、ピクセル情報生成部1から出
力されたR,G,BとテクスチャデータのR,G,Bと
をそれぞれ乗算する。
【0016】加算器4は、前記乗算器3から出力された
R,G,Bとバイアス値のR,G,Bとをそれぞれ加算
し、図形のピクセルの色を決定するR,G,Bで構成さ
れたピクセルデータを出力する。もし、加算結果のR,
G,Bが1.0を超える場合は1.0に飽和させる。
【0017】フレームメモリ5は、図形を描画するため
のメモリで、R,G,Bで構成されるピクセルデータを
格納する。フレームメモリ5に展開された図形情報が図
示しないディスプレイに表示される。
【0018】メモリインターフェース部6は、フレーム
メモリ5に対して、ピクセル情報生成部1から出力され
たX,Y座標に対応する場所にピクセルデータを書き込
む。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図形に対してテクスチ
ャマッピングとグーローシェーディングとを行うための
従来の構成で、新たな機能としてアルファブレンディン
グを追加しようとした場合、グーローシェーディングで
必要な演算は、 (テクスチャ)×(R,G,B)+(バイアス値) であるのに対して、アルファブレンディングで必要な演
算は、 (1−透明度)×(テクスチャ)+(透明度)×(背景
色) である。
【0020】このように、演算内容も異なれば、入力す
る変数も異なるので、アルファブレンディング機能を追
加するには、専用の演算回路が必要であった。
【0021】描画機能毎に専用の演算回路を持つことは
回路規模増加に繋がり、少ない回路規模では描画機能の
種類を増やせないという問題があった。
【0022】本発明は、上記従来の問題を解決しようと
するもので、機能に応じた専用回路を不要とし、少ない
回路規模で多機能な描画を実現する図形描画装置を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、図形を構成する各ピクセル
のX,Y座標に対応した描画パラメータを生成する描画
情報生成部と、ピクセル毎に前記描画パラメータ及び定
数から任意に選択して演算を行うピクセル演算部と、こ
のピクセル演算部の演算結果をフレームメモリに書き込
むメモリインターフェース部とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0024】また、請求項2に係る発明は、図形を構成
する各ピクセルのX,Y座標に対応した描画パラメータ
を生成する描画情報生成部と、最前段にあっては、ピク
セル毎に前記描画パラメータ及び定数から任意に選択し
て演算を行い、前記最前段よりも後段側にあっては、前
記描画パラメータ、定数、及び前段側の演算結果から任
意に選択して演算を行う複数のピクセル演算部と、前記
最後段のピクセル演算部の演算結果をフレームメモリに
書き込むメモリインターフェース部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0025】また、請求項3に係る発明は、図形を構成
する各ピクセルのX,Y座標に対応した描画パラメータ
を生成する描画情報生成部と、最前段にあっては、ピク
セル毎に前記描画パラメータ及び定数から任意に選択し
て演算を行い、前記最前段よりも後段側にあっては、前
記描画パラメータ、定数、及び前段側の演算結果から任
意に選択して演算を行い、さらに最後段にあっては、前
記描画パラメータと定数と前段側の演算結果と着目する
ピクセルの座標に対応するフレームメモリ上のピクセル
データであるフレームデータとから任意に選択して演算
を行う複数のピクセル演算部と、前記フレームデータを
フレームメモリから読み出し、前記最後段のピクセル演
算部の演算結果をフレームメモリに書き込むメモリイン
ターフェース部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0026】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
係る発明において、ピクセル演算部の段数よりも多い演
算段数の描画を行うときに、まず、ピクセル演算部の段
数で演算した結果をフレームメモリに展開した後、同じ
描画位置でフレームデータを最後段のピクセル演算部に
反映することで、前段までの演算結果に対する追加演算
をするように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0027】また、請求項5に係る発明は、図形を構成
する各ピクセルのX,Y座標に対応した描画パラメータ
を生成する描画情報生成部と、最前段にあっては、ピク
セル毎に前記描画パラメータ、定数、及び前記フレーム
データから任意に選択して演算を行い、前記最前段より
も後段側にあっては、前記描画パラメータ、定数、前段
側の演算結果、及び前記フレームデータから任意に選択
して演算を行う複数のピクセル演算部と、前記フレーム
データをフレームメモリから読み出し、前記最後段のピ
クセル演算部の演算結果をフレームメモリに書き込むメ
モリインターフェース部とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0028】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
係る発明において、ピクセル演算部の段数よりも多い演
算段数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の
段数で演算した結果をフレームメモリに展開した後、同
じ描画位置でフレームデータを最各ピクセル演算部に反
映することで、前段までの演算結果に対する追加演算を
するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0029】また、請求項7に係る発明は、内蔵メモリ
であるワークメモリと、図形を構成する各ピクセルの
X,Y座標に対応した描画パラメータを生成する描画情
報生成部と、最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画
パラメータ、定数、及び着目するピクセルの座標に対応
するワークメモリ上のピクセルデータであるワークデー
タから任意に選択して演算を行い、前記最前段よりも後
段側にあっては、前記描画パラメータ、定数、前段側の
演算結果、及び前記ワークデータから任意に選択して演
算を行う複数のピクセル演算部と、前記ワークデータを
ワークメモリから読み出し、前記最後段のピクセル演算
部の演算結果をワークメモリに書き込むワークメモリイ
ンターフェース部と、前記最後段のピクセル演算部の演
算結果のうち、最終段の演算結果のみフレームメモリに
書き込むフレームメモリインターフェース部とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0030】また、請求項8に係る発明は、請求項7に
係る発明において、ピクセル演算部の段数よりも多い演
算段数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の
段数で演算した結果をワークメモリに展開した後、同じ
描画位置でワークデータを最各ピクセル演算部に反映す
ることで、前段までの演算結果に対する追加演算をする
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0031】また、請求項9に係る発明は、請求項7に
係る発明において、描画する図形の外接矩形の最小X,
Y座標値をワークメモリにおける原点とし、ワークメモ
リインターフェース部はフレームメモリ上の座標をワー
クメモリ上の座標に変換してワークメモリとアクセスす
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0032】また、請求項10に係る発明は、請求項7
に係る発明において、図形を描画する前のフレームデー
タを演算に用いるときには、図形描画を開始する前に描
画しようとする図形の外接矩形領域分のフレームデータ
をフレームメモリからワークメモリに予め転送しておく
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0033】また、請求項11に係る発明は、内蔵メモ
リである第1及び第2ワークメモリと、図形を構成する
各ピクセルのX,Y座標に対応した描画パラメータを生
成する描画情報生成部と、最前段にあっては、ピクセル
毎に前記描画パラメータ、定数、及び第1又は第2ワー
クメモリ上のワークデータから任意に選択して演算を行
い、前記最前段よりも後段側にあっては、前記描画パラ
メータ、定数、前段側の演算結果、及び前記ワークデー
タから任意に選択して演算を行う複数のピクセル演算部
と、描画演算処理を行う間、前記ワークデータを第1又
は第2ワークメモリから読み出し、前記最後段のピクセ
ル演算部の演算結果を第1又は第2ワークメモリに書き
込み、さらに描画演算処理と並行して、フレームメモリ
から読み出された描画する図形の外接矩形領域に存在す
る全てのフレームデータを第1又は第2ワークメモリに
書き込み、第1又は第2ワークメモリから演算が終了し
た図形の外接矩形領域に存在する全てのワークデータを
読み出すワークメモリインターフェース部と、描画する
図形の外接矩形領域に存在する全てのフレームデータを
フレームメモリから読み出し、第1又は第2ワークメモ
リから読み出された演算が終了した図形の外接矩形領域
に存在する全てのワークデータをフレームメモリの描画
位置に対して書き込むフレームメモリインターフェース
部と、前記ワークメモリインターフェース部又は前記フ
レームメモリインターフェース部に対して、図形の外接
矩形領域転送に関わる制御を行い、第1及び第2ワーク
メモリに対する描画演算処理、及び外接矩形転送処理の
割り当てを決定する矩形転送制御部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0034】また、請求項12に係る発明は、請求項1
1に係る発明において、ピクセル演算部の段数よりも多
い演算段数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算
部の段数で演算した結果を第1又は第2ワークメモリに
展開した後、同じ描画位置でワークデータを各ピクセル
演算部に反映することで、前段までの演算結果に対する
追加演算をするように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0035】また、請求項13に係る発明は、請求項1
1に係る発明において、第1ワークメモリを用いる際に
描画する図形の外接矩形の最小X,Y座標値を第1ワー
クメモリにおける原点とし、ワークメモリインターフェ
ース部はフレームメモリ上の座標を第1ワークメモリ上
の座標に変換して第1ワークメモリとアクセスする一
方、第2ワークメモリを用いる際に描画する図形の外接
矩形の最小X,Y座標値を第2ワークメモリにおける原
点とし、ワークメモリインターフェース部はフレームメ
モリ上の座標を第2ワークメモリ上の座標に変換して第
2ワークメモリとアクセスするように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0036】また、請求項14に係る発明は、請求項1
1に係る発明において、描画順が連続する2つの図形の
外接矩形が重なるかどうか予め判定して、重なるときに
は、後の図形の描画順を遅らせて、描画順が連続する2
つの図形の外接矩形が重ならないように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0037】また、請求項15に係る発明は、請求項
1、2、3、5、7又は11に係る発明において、描画
機能毎にコード化された描画コマンドに基づいて各ピク
セル演算部が演算に用いるパラメータを選択するための
演算モード信号を各ピクセル演算部に供給する演算モー
ド信号供給部を備えたことを特徴とするものである。
【0038】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施形態1について詳しく説明する。図1は実施形態1に
おける図形描画装置の構成を示すブロック図である。
【0039】図1中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とは従来の技術で説明したもの(図16参照)と
同様のものである。
【0040】ピクセル情報生成部7は、従来の技術で説
明したピクセル情報生成部1と同様に、描画対象となる
図形の各頂点に与えられたX,Y座標、テクスチャ座標
であるU,V、輝度を表すR,G,Bといったパラメー
タを基に、図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に対
応したU,VやR,G,Bを生成する。さらに、ピクセ
ル情報生成部7は、透明度に用いたり輝度調整等に用い
られるαを出力する。αは0.0〜1.0の範囲で取り
扱うものとする。このαも、U,VやR,G,Bと同様
の方法で図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に対応
した値が求められる。
【0041】ピクセル演算部8は、ピクセル情報生成部
7から出力されたピクセル毎のR,G,B,αと、テク
スチャデータのR,G,Bと、定数RGBと、定数R
GBといった値を演算の入力に用い、外部から入力さ
れる演算モード信号9に基づいて演算器に対する入力値
の組み合わせを決定し、演算結果をピクセルデータとし
て出力する。
【0042】前記ピクセル演算部8の内部構造につい
て、さらに詳しく説明する。演算入力選択部10〜13
は、演算モード信号9に基づき、ピクセル毎のR,G,
B,αやテクスチャデータ等から演算器に対する入力値
を選択する。演算入力選択部10,11によって選択さ
れた値は乗算器14で乗算され、演算入力選択部12,
13によって選択された値は乗算器15で乗算される。
【0043】演算モード信号9は、演算入力選択部10
が演算器に対する入力値を選択するための3ビットのA
入力選択信号と、A入力選択信号によって選択された値
をAとすると、Aのまま演算器に対する入力値とする
か、(1−A)にして演算器に対する入力値とするかを
決定するための1ビットのA入力変換信号と、演算入力
選択部11が演算器に対する入力値を選択するための3
ビットのB入力選択信号と、演算入力選択部12が演算
器に対する入力値を選択するための3ビットのC入力選
択信号と、演算入力選択部13が演算器に対する入力値
を選択するための3ビットのD入力選択信号とで構成さ
れる。
【0044】A〜D入力選択信号によって、各演算入力
選択部が演算器に対する入力値を選択する割り当てを図
2に示す。尚、A入力選択信号によって選択された値A
は、A入力変換信号が0であればAのまま演算器に対す
る入力値とし、A入力変換信号が1であれば(1−A)
にして演算器に対する入力値とする。
【0045】乗算器14は、演算入力選択部10から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部11から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部10,11から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、それぞれをR,G,Bの乗算
に用いる。
【0046】乗算器15は、演算入力選択部12から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部13から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部12,13から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、乗算器14と同様に、それぞ
れをR,G,Bの乗算に用いる。
【0047】加算器16は、乗算器14から出力された
R,G,Bと、乗算器15から出力されたR,G,Bと
をそれぞれ加算し、ピクセルデータを出力する。もし、
加算結果のR,G,Bが1.0を超える場合は、1.0
に飽和させる。
【0048】メモリインターフェース部17は、フレー
ムメモリ5に対して、ピクセル情報生成部7から出力さ
れたX,Y座標に対応する場所にピクセルデータを書き
込む。
【0049】このような本実施形態の構成によると、同
じ演算回路を用いて演算内容や入力する変数を自由に変
更できるので、描画機能毎の専用の演算回路が不要とな
り、少ない回路規模で多機能な描画が可能である。
【0050】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
について詳しく説明する。図3は実施形態2における図
形描画装置の構成を示すブロック図である。
【0051】同図中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とピクセル情報生成部7とは実施形態1で説明し
たもの(図1参照)と同様である。
【0052】第1ピクセル演算部18は、実施形態1で
説明したピクセル演算部8と同じ構成であり、外部から
入力される第1演算モード信号19に基づいて演算器に
対する入力値の組み合わせを決定し、演算結果を第1ピ
クセルデータとして出力する。尚、第1演算モード信号
19も、実施形態1で説明した演算モード信号9と同じ
である。
【0053】第2ピクセル演算部20は、ピクセル毎の
R,G,B,α、テクスチャデータのR,G,B、定数
RGB、定数RGB、さらに第1ピクセル演算部1
8の演算結果である第1ピクセルデータといった値を演
算の入力に用い、外部から入力される第2演算モード信
号21に基づいて演算器に対する入力値の組み合わせを
決定し、演算結果を第2ピクセルデータとして出力す
る。
【0054】前記第2ピクセル演算部20の内部構造に
ついて、さらに詳しく説明すると、演算入力選択部22
〜25は、第2演算モード信号21に基づき、ピクセル
毎のR,G,B,αやテクスチャデータ、第1ピクセル
データ等から演算器に対する入力値を選択する。演算入
力選択部22,23によって選択された値は乗算器26
で乗算され、演算入力選択部24,25によって選択さ
れた値は乗算器27で乗算される。
【0055】第2演算モード信号21は、演算入力選択
部22が演算器に対する入力値を選択するための3ビッ
トのE入力選択信号と、E入力選択信号によって選択さ
れた値をEとすると、Eのまま演算器に対する入力値と
するか、(1−E)にして演算器に対する入力値とする
かを決定するための1ビットのE入力変換信号と、演算
入力選択部23が演算器に対する入力値を選択するため
の3ビットのF入力選択信号と、演算入力選択部24が
演算器に対する入力値を選択するための3ビットのG入
力選択信号と、演算入力選択部25が演算器に対する入
力値を選択するための3ビットのH入力選択信号とで構
成される。
【0056】E〜H入力選択信号によって、各演算入力
選択部が演算器に対する入力値を選択する割り当てを図
4に示す。尚、E入力選択信号によって選択された値E
は、E入力変換信号が0であればEのまま演算器に対す
る入力値とし、E入力変換信号が1であれば(1−E)
にして演算器に対する入力値とする。
【0057】乗算器26は、演算入力選択部22から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部23から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部22,23から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、それぞれをR,G,Bの乗算
に用いる。
【0058】乗算器27は、演算入力選択部24から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部25から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部24,25から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、乗算器26と同様に、それぞ
れをR,G,Bの乗算に用いる。
【0059】加算器28は、乗算器26から出力された
R,G,Bと、乗算器27から出力されたR,G,Bと
をそれぞれ加算し、第2ピクセルデータを出力する。も
し、加算結果のR,G,Bが1.0を超える場合は、
1.0に飽和させる。
【0060】メモリインターフェース部29は、フレー
ムメモリ5に対して、ピクセル情報生成部7から出力さ
れたX,Y座標に対応する場所に第2ピクセルデータを
書き込む。
【0061】このような構成によると、実施形態1の演
算回路を2段設け、前段の演算結果を後段の演算に反映
できるようにしたため、演算の組み合わせが増加し、よ
り多機能な描画が可能である。
【0062】尚、3段以上の演算回路を構成する場合
は、前段の演算結果を後段の演算に反映させ、最後段の
演算結果をフレームメモリに書き込むようにすればよ
い。
【0063】(実施形態3)さらに、本発明の実施形態
3について詳しく説明する。図5は本実施形態における
図形描画装置の構成を示すブロック図である。
【0064】同図中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とピクセル情報生成部7と第1ピクセル演算部1
8と第1演算モード信号19とは実施形態2で説明した
もの(図3参照)と同様である。
【0065】第2ピクセル演算部30は、ピクセル毎の
R,G,B,α、テクスチャデータのR,G,B、定数
RGB、定数RGB、第1ピクセル演算部18の演
算結果である第1ピクセルデータ、さらにフレームメモ
リ5のX,Y座標に対応する場所に予め格納されている
ピクセルデータであるフレームデータといった値を演算
の入力に用い、外部から入力される第2演算モード信号
31に基づいて演算器に対する入力値の組み合わせを決
定し、演算結果を第2ピクセルデータとして出力する。
【0066】前記第2ピクセル演算部30の内部構造に
ついて、さらに詳しく説明する。演算入力選択部32〜
35は、第2演算モード信号31に基づき、ピクセル毎
のR,G,B,αやテクスチャデータ、第1ピクセルデ
ータ、フレームデータ等から演算器に対する入力値を選
択する。
【0067】演算入力選択部32,33によって選択さ
れた値は乗算器36で乗算され、演算入力選択部34,
35によって選択された値は乗算器37で乗算される。
【0068】第2演算モード信号31は、演算入力選択
部32が演算器に対する入力値を選択するための4ビッ
トのE入力選択信号と、E入力選択信号によって選択さ
れた値をEとすると、Eのまま演算器に対する入力値と
するか、(1−E)にして演算器に対する入力値とする
かを決定するための1ビットのE入力変換信号と、演算
入力選択部33が演算器に対する入力値を選択するため
の4ビットのF入力選択信号と、演算入力選択部34が
演算器に対する入力値を選択するための4ビットのG入
力選択信号と、演算入力選択部35が演算器に対する入
力値を選択するための4ビットのH入力選択信号とで構
成される。
【0069】E〜H入力選択信号によって、各演算入力
選択部が演算器に対する入力値を選択する割り当てを図
6に示す。尚、E入力選択信号によって選択された値E
は、E入力変換信号が0であればEのまま演算器に対す
る入力値とし、E入力変換信号が1であれば(1−E)
にして演算器に対する入力値とする。
【0070】乗算器36は、演算入力選択部32から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部33から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部32,33から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、それぞれをR,G,Bの乗算
に用いる。
【0071】乗算器37は、演算入力選択部34から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部35から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部34,35から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、乗算器36と同様に、それぞ
れをR,G,Bの乗算に用いる。
【0072】加算器38は、乗算器36から出力された
R,G,Bと、乗算器37から出力されたR,G,Bと
をそれぞれ加算し、第2ピクセルデータを出力する。も
し、加算結果のR,G,Bが1.0を超える場合は、
1.0に飽和させる。
【0073】メモリインターフェース部39は、フレー
ムメモリ5から、ピクセル情報生成部7から出力された
X,Y座標に対応する場所に予め格納されているピクセ
ルデータであるフレームデータを読み出す。また、メモ
リインターフェース部39は、フレームメモリ5に対し
て、ピクセル情報生成部7から出力されたX,Y座標に
対応する場所に第2ピクセルデータを書き込む。
【0074】尚、第2演算モード信号31がフレームデ
ータを用いない設定である場合は、メモリインターフェ
ース部39は、フレームメモリ5からフレームデータを
読み出す処理は行わず、第2演算モード信号31がフレ
ームデータを用いる設定である場合は、メモリインター
フェース部39は、フレームメモリ5に対して第2ピク
セルデータを書き込む前に、フレームメモリ5からフレ
ームデータを読み出す処理を行う。
【0075】このような本実施形態の構成によると、2
段の演算回路の後段に、フレームメモリからの読み出し
パスを設け、フレームデータを演算に反映できるように
したため、アルファブレンディング等、より多機能な描
画が可能である。
【0076】尚、3段以上の演算回路を構成する場合
は、前段の演算結果を後段の演算に反映させ、最後段の
演算にフレームデータを反映させ、最後段の演算結果を
フレームメモリに書き込むようにすればよい。
【0077】そして、前記実施形態2においては、演算
段数を増やせば、その段数分の演算回路が必要で回路規
模が増大するが、実施形態3の構成では、存在する演算
回路の段数よりも多い演算段数の描画を行いたい場合、
まず、存在する演算回路の段数で演算した結果をフレー
ムメモリに展開し、その後、同じ描画位置でフレームデ
ータを最後段の演算回路に反映させることで、前段まで
の演算結果に対する追加演算ができる。このような追加
演算を必要演算段数に達するまで行えばよい。
【0078】このように、演算回路を増やさずに演算段
数を増やすことができるので、少ない回路規模で多機能
な描画が可能である。
【0079】(実施形態4)また、本発明の実施形態4
について詳しく説明する。図7は実施形態4における図
形描画装置の構成を示すブロック図である。
【0080】同図中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とピクセル情報生成部7と第2ピクセル演算部3
0と第2演算モード信号31とは実施形態3で説明した
もの(図5参照)と同様である。
【0081】第1ピクセル演算部40は、ピクセル毎の
R,G,B,α、テクスチャデータのR,G,B、定数
RGB、定数RGB、さらにフレームデータといっ
た値を演算の入力に用い、外部から入力される第1演算
モード信号41に基づいて演算器に対する入力値の組み
合わせを決定し、演算結果を第1ピクセルデータとして
出力する。
【0082】前記第1ピクセル演算部40の内部構造に
ついて、さらに詳しく説明する。演算入力選択部42〜
45は、第1演算モード信号41に基づき、ピクセル毎
のR,G,B,αやテクスチャデータ、フレームデータ
等から演算器に対する入力値を選択する。
【0083】演算入力選択部42,43によって選択さ
れた値は乗算器46で乗算され、演算入力選択部44,
45によって選択された値は乗算器47で乗算される。
【0084】第1演算モード信号41は、演算入力選択
部42が演算器に対する入力値を選択するための3ビッ
トのA入力選択信号と、A入力選択信号によって選択さ
れた値をAとすると、Aのまま演算器に対する入力値と
するか、(1−A)にして演算器に対する入力値とする
かを決定するための1ビットのA入力変換信号と、演算
入力選択部43が演算器に対する入力値を選択するため
の3ビットのB入力選択信号と、演算入力選択部44が
演算器に対する入力値を選択するための3ビットのC入
力選択信号と、演算入力選択部45が演算器に対する入
力値を選択するための3ビットのD入力選択信号とで構
成される。
【0085】A〜D入力選択信号によって、各演算入力
選択部が演算器に対する入力値を選択する割り当てを図
8に示す。尚、A入力選択信号によって選択された値A
は、A入力変換信号が0であればAのまま演算器に対す
る入力値とし、A入力変換信号が1であれば(1−A)
にして演算器に対する入力値とする。
【0086】乗算器46は、演算入力選択部42から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部43から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部42,43から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、それぞれをR,G,Bの乗算
に用いる。
【0087】乗算器47は、演算入力選択部44から出
力されたR,G,Bと、演算入力選択部45から出力さ
れたR,G,Bとをそれぞれ乗算する。尚、演算入力選
択部44,45から出力された値が、ピクセル毎のαや
定数0、定数1の場合は、乗算器46と同様に、それぞ
れをR,G,Bの乗算に用いる。
【0088】加算器48は、乗算器46から出力された
R,G,Bと、乗算器47から出力されたR,G,Bと
をそれぞれ加算し、第1ピクセルデータを出力する。も
し、加算結果のR,G,Bが1.0を超える場合は、
1.0に飽和させる。
【0089】メモリインターフェース部49は、フレー
ムメモリ5から、ピクセル情報生成部7から出力された
X,Y座標に対応する場所に予め格納されているピクセ
ルデータであるフレームデータを読み出す。また、メモ
リインターフェース部49は、フレームメモリ5に対し
て、ピクセル情報生成部7から出力されたX,Y座標に
対応する場所に第2ピクセルデータを書き込む。
【0090】尚、第1演算モード信号41又は第2演算
モード信号31がフレームデータを用いない設定である
場合は、メモリインターフェース部49は、フレームメ
モリ5からフレームデータを読み出す処理は行わず、第
1演算モード信号41又は第2演算モード信号31がフ
レームデータを用いる設定である場合は、メモリインタ
ーフェース部49は、フレームメモリ5に対して第2ピ
クセルデータを書き込む前に、フレームメモリ5からフ
レームデータを読み出す処理を行う。
【0091】このような構成によると、2段の演算回路
のそれぞれに、フレームメモリからの読み出しパスを設
け、フレームデータを演算に反映できるようにしたた
め、3段以上の追加演算をする際、1段目の演算回路に
フレームデータを反映させれば、2段分の演算をフレー
ムメモリからフレームデータを読み出すことなく行うこ
とで、フレームメモリとのアクセス時間を削減し、高速
に処理を行うことができる。
【0092】また、3段以上の演算回路を構成する場合
は、前段の演算結果を後段の演算に反映させ、それぞれ
の演算回路にフレームデータを反映させ、最後段の演算
結果をフレームメモリに書き込むようにすればよい。
【0093】ここで、実施形態4の構成の場合、処理が
高速になるという効果について、図9を用いて説明す
る。図9は、実施形態3及び実施形態4で2段分の演算
回路が存在する構成で6段の演算を行う場合の処理時間
の目安を示す図で、図9(a)は実施形態3の場合を、
また図9(b)は実施形態4の場合をそれぞれ示す。
【0094】同図中、の期間は1段目の演算回路に関
係する処理期間を示し、の期間は2段目の演算回路に
関係する処理期間を示す。また、EXEは演算を実行す
ることを意味し、FWはフレームメモリへピクセルデー
タを書き込むことを意味し、FRはフレームメモリから
フレームデータを読み出すことを意味する。
【0095】フレームメモリへの書き込みに係る時間と
フレームメモリからの読み出しに係る時間とが略同じで
あるとすると、EXE,FW,FRを組み合わせた処理
時間の大小の目安は以下のようになる。 (EXE)<(FR+EXE)≒(EXE+FW)<(F
R+EXE+FW)
【0096】実施形態3の構成では、フレームデータを
演算に反映できるのは2段目の演算回路のみであるた
め、3段目以降の演算は毎回フレームメモリからフレー
ムデータを読み出し、演算結果をフレームメモリに書き
込む必要がある。6段の演算を行う場合、図9(a)に
示すようにフレームメモリに書き込む処理が5段であ
り、フレームメモリから読み出す処理が4段である。
【0097】実施形態4の構成では,フレームデータ選
択のための回路は増加するが、フレームデータをそれぞ
れの演算回路に反映できるため、3段目以降の演算は、
1段目の演算回路にフレームメモリから読み出したフレ
ームデータを反映させ、1段目の演算結果を2段目の演
算回路に反映させて得られた演算結果をフレームメモリ
に書き込むことにより、フレームメモリに対する書き込
み、読み出し時間を削減できる。6段の演算を行う場
合、図9(b)に示すようにフレームメモリに書き込む
処理が3段となり、フレームメモリから読み出す処理が
2段となって、高速に処理できることが判る。
【0098】(実施形態5)本発明の実施形態5につい
て詳しく説明する。これまで述べてきた実施形態におけ
る構成では、演算回路を多段に構成すればするほど、よ
り多機能な描画ができ、多段の演算を行う際にフレーム
メモリとのアクセス頻度が少ないので、高速に描画でき
ることを説明した。その反面、演算回路の構成が多段に
なると、演算器に対する入力を決定するための演算モー
ド信号の設定量が増加し、制御が複雑になる。
【0099】本発明の実施形態5における図形描画装置
は、この問題を解決するためもので、その構成のブロッ
ク図を図10に示す。
【0100】同図中、描画コマンド50と演算モード信
号供給部51と以外は実施形態4で説明したもの(図7
参照)と同様である。
【0101】描画コマンド50は、描画演算内容を判別
するため、描画機能毎にコード化されたパラメータで、
外部から供給される。
【0102】演算モード信号供給部51は、前記描画コ
マンド50に基づき、第1演算モード信号41と第2演
算モード31とを生成し、第1ピクセル演算部40と第
2ピクセル演算部30とに供給する。ここで、各描画機
能に対する描画コマンド50と、演算モード信号供給部
51で生成される第1演算モード信号41及び第2演算
モード信号31との割り当て例を図11に示す。勿論、
同図に示されていない描画機能の割り当ても可能であ
る。
【0103】図11において、アルファブレンディング
を例に挙げると、第1ピクセル演算部40での演算内容
は、 (テクスチャ)×(ピクセル毎のR,G,B)+(定数
RGB)×1→第1ピクセルデータ となり、第2ピクセル演算部30での演算内容は、 (1−ピクセル毎のα)×(第1ピクセルデータ)+
(ピクセル毎のα)×(フレームデータ)→第2ピクセ
ルデータ となる。
【0104】尚、存在する演算回路よりも多い段数の演
算を行う場合、演算モード信号供給部51は、各演算に
必要な演算モード信号を記憶し、各演算回路が行う演算
に対応した演算モード信号を割り当てる。
【0105】このような構成によると、多段の演算を行
う場合に、多数の描画モード信号を設定する必要がな
く、情報量の少ない描画コマンドを設定すればよいの
で、制御が簡単で、外部から行う描画パラメータの準備
や設定に係る時間が短縮される。
【0106】(実施形態6)さらに、本発明の実施形態
6について詳しく説明する。フレームメモリはディスプ
レイに表示される図形情報を格納するため、大容量のメ
モリを必要とし、LSIに外付けで使用されることが多
い。一般的に外付けのメモリは内蔵メモリに比べて書き
込みや読み出しが低速である。
【0107】これまで述べてきた実施形態における構成
では、多段の演算を行うほどフレームメモリとのアクセ
ス数が増加し、フレームメモリに対する低速なアクセス
が描画性能に与える影響が大きくなる。
【0108】本発明の実施形態6における図形描画装置
は、この問題を解決するためのもので、その構成のブロ
ック図を図12に示す。
【0109】同図中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とピクセル情報生成部7は実施形態4で説明した
もの(図7参照)と同様である。
【0110】ワークメモリ52は、存在する演算回路の
段数より多段な演算を行う場合に、途中演算結果のピク
セルデータを格納するためのメモリで、描画する図形の
外接矩形の最小座標点を原点とする。
【0111】フレームメモリ5が大容量の外付けメモリ
であるのに対し、ワークメモリ52は最大図形の外接矩
形領域分のピクセルデータを格納すればよいので、小容
量の内蔵メモリである。
【0112】第1ピクセル演算部53は、実施形態4で
説明した第1ピクセル演算部40のフレームデータを、
ワークメモリ52に予め格納されているピクセルデータ
であるワークデータに置き換えた構成で、外部から入力
される第1演算モード信号54に基づいて演算器に対す
る入力値の組み合わせを決定し、演算結果を第1ピクセ
ルデータとして出力する。
【0113】第1演算モード信号54は、実施形態4で
説明した第1演算モード信号41のフレームデータをワ
ークデータに置き換えた構成である。
【0114】第2ピクセル演算部55は、実施形態4で
説明した第2ピクセル演算部30のフレームデータを、
ワークデータに置き換えた構成で、外部から入力される
第1演算モード信号56に基づいて演算器に対する入力
値の組み合わせを決定し、演算結果を第2ピクセルデー
タとして出力する。
【0115】第2演算モード信号56は、実施形態4で
説明した第1演算モード信号31のフレームデータをワ
ークデータに置き換えた構成である。
【0116】尚、第1演算モード信号54と第2演算モ
ード信号56とは、外部から入力されてもよいし、実施
形態5で説明したように描画コマンド50に基づき演算
モード信号供給部51によって与えられてもよい。
【0117】オフセット57は、描画する図形の外接矩
形の最小X,Y座標値であり、原点からの平行移動量で
ある。
【0118】ワークメモリインターフェース部58は、
ワークメモリ52から、ピクセル情報生成部7から出力
されたX,Y座標にオフセット57のX,Y値をそれぞ
れ減算して得られたX,Y座標に対応するワークデータ
を読み出す。
【0119】また、ワークメモリインターフェース部5
8は、ワークメモリ52に対して、ピクセル情報生成部
7から出力されたX,Y座標にオフセット57のX,Y
値をそれぞれ減算して得られたX,Y座標に対応する場
所に第2ピクセルデータを書き込む。
【0120】ここで、ピクセル情報生成部7から出力さ
れたX,Y座標にオフセット57のX,Y値をそれぞれ
減算して得られたX,Y座標が用いられるのは、ピクセ
ル情報生成部7から出力されたX,Y座標はフレームメ
モリ5上の座標で、これをワークメモリ52上の座標に
変換するためである。
【0121】尚、第1演算モード信号54又は第2演算
モード信号56がワークデータを用いない設定である場
合は、ワークメモリインターフェース部58は、ワーク
メモリ52からワークデータを読み出す処理は行わず、
第1演算モード信号54又は第2演算モード信号56が
ワークデータを用いる設定である場合は、ワークメモリ
インターフェース部58は、ワークメモリ52に対して
第2ピクセルデータを書き込む前に、ワークメモリ52
からワークデータを読み出す処理を行う。
【0122】フレームメモリインターフェース部59
は、第2ピクセル演算部55が最終段の演算をしている
場合のみ、フレームメモリ5に対して、ピクセル情報生
成部7から出力されたX,Y座標に対応する場所に第2
ピクセルデータを書き込む。
【0123】尚、図形を描画する前のフレームデータを
必要とする場合は、図形描画を開始する前に、描画しよ
うとする図形の外接矩形領域分のフレームデータをフレ
ームメモリ5からワークメモリ52に予め転送しておけ
ばよい。
【0124】このような構成によると、多段の演算を行
う場合、途中演算結果を高速なワークメモリ52に展開
し、最終段の演算結果のみ低速なフレームメモリ5に書
き込むことにより、途中演算結果をフレームメモリ5に
展開する構成に比べて高速になる。
【0125】また、3段以上の演算回路を構成する場合
は、前段の演算結果を後段の演算に反映させ、それぞれ
の演算回路にワークデータを反映させ、最後段の演算結
果をワークメモリ及びフレームメモリに書き込むように
すればよい。
【0126】ここで、実施形態6の構成の場合、処理が
高速になるという効果について、図13を用いて説明す
る。図13は、実施形態4及び実施形態6で2段分の演
算回路が存在する構成で6段の演算を行う場合の処理時
間の目安を示す図で、図13(a)は実施形態4の場合
を、また図13(b)は実施形態6の場合をそれぞれ示
す。
【0127】同図中、の期間は1段目の演算回路に関
係する処理期間を示し、の期間は2段目の演算回路に
関係する処理期間を示す。また、EXEは演算を実行す
ることを意味し、FWはフレームメモリへピクセルデー
タを書き込むことを意味し、FRはフレームメモリから
フレームデータを読み出すことを意味し、WWはワーク
メモリへピクセルデータを書き込むことを意味し、WR
はワークメモリからワークデータを読み出すことを意味
する。
【0128】フレームメモリへの書き込みに係る時間と
フレームメモリからの読み出しに係る時間とが略同じで
あり、また、ワークメモリへの書き込みに係る時間とワ
ークメモリからの読み出しに係る時間が略同じであると
し、フレームメモリへの書き込み及び読み出しに係る時
間がワークメモリへの書き込み及び読み出しに係る時間
よりも長いとすると、EXE,FW,FR,WW,WR
を組み合わせた処理時間の大小の目安は以下のようにな
る。 (EXE)<(WR+EXE)≒(EXE+WW)<(F
R+EXE)≒(EXE+FW)
【0129】実施形態4の構成では、前にも述べたよう
に、3段目以降の演算は、1段目の演算回路にフレーム
メモリから読み出したフレームデータを反映させ、1段
目の演算結果を2段目の演算回路に反映させて得られた
演算結果をフレームメモリに書き込むことになる。6段
の演算を行う場合、図13(a)が示すようにフレーム
メモリに書き込む処理が3段、フレームメモリから読み
出す処理が2段となる。
【0130】実施形態6の構成では、途中演算結果は高
速なワークメモリに展開し、最終段の演算結果のみ低速
なフレームメモリに書き込むようになっており、3段目
以降の演算は、1段目の演算回路にワークメモリから読
み出したワークデータを反映させ、1段目の演算結果を
2段目の演算回路に反映させて得られた演算結果をワー
クメモリに書き込む。そして、最終段である6段目の演
算結果のみフレームメモリに書き込む。6段の演算を行
う場合、図13(b)が示すようにワークメモリに書き
込む処理が2段、ワークメモリから読み出す処理が2
段、フレームメモリに書き込む処理が1段となり、フレ
ームメモリへの書き込み読み出し時間よりもワークメモ
リへの書き込み読み出し時間の方が短いため、高速に処
理できることが判る。
【0131】(実施形態7)本発明の実施形態7につい
て詳しく説明する。本実施形態における内蔵メモリを用
いた図形描画装置の構成のブロック図を図14に示す。
【0132】同図中、テクスチャメモリ2とフレームメ
モリ5とピクセル情報生成部7と第1ピクセル演算部5
3と第1演算モード信号54と第2ピクセル演算部55
と第2演算モード信号56は実施形態6で説明したもの
(図12参照)と同様である。
【0133】第1ワークメモリ60と第2ワークメモリ
61とは、それぞれ異なる図形について途中演算結果及
び最終演算結果のピクセルデータを格納するためのメモ
リで、描画する図形の外接矩形の最小座標点を原点とす
る。また、第1ワークメモリ60と第2ワークメモリ6
1とは、実施形態6のワークメモリ52と同様、最大図
形の外接矩形領域分のピクセルデータを格納すればよい
ので、小容量の内蔵メモリである。
【0134】第1オフセット62は、第1ワークメモリ
60を用いる際に描画する図形の外接矩形の最小X,Y
座標値であり、原点からの平行移動量である。
【0135】第2オフセット63は、第2ワークメモリ
61を用いる際に描画する図形の外接矩形の最小X,Y
座標値であり、原点からの平行移動量である。
【0136】ワークメモリインターフェース部64は、
第1ワークメモリ60に対して処理を行う場合、ピクセ
ル情報生成部7から出力されたX,Y座標に第1オフセ
ット62のX,Y値をそれぞれ減算して得られたX,Y
座標に対応する場所でワークデータを読み出したり、第
2ピクセルデータを書き込む。
【0137】また、ワークメモリインターフェース部6
4は、第2ワークメモリ61に対して処理を行う場合、
ピクセル情報生成部7から出力されたX,Y座標に第2
オフセット63のX,Y値をそれぞれ減算して得られた
X,Y座標に対応する場所でワークデータを読み出した
り、第2ピクセルデータを書き込む。
【0138】ここで、ピクセル情報生成部7から出力さ
れたX,Y座標に第1オフセット60及び第2オフセッ
ト61のX,Y値をそれぞれ減算して得られたX,Y座
標が用いられるのは、実施形態6と同様、フレームメモ
リ5上の座標を第1ワークメモリ60及び第2ワークメ
モリ61上の座標に変換するためである。以上の処理
は、図形の演算を実行する際に行われる。
【0139】さらに、ワークメモリインターフェース部
64は、フレームメモリ5から読み出された描画する図
形の外接矩形領域に存在する全てのフレームデータを第
1ワークメモリ60又は第2ワークメモリ61に書き込
む。この際、外接矩形領域の最小座標がワークメモリの
原点になるようにする。
【0140】また、ワークメモリインターフェース部6
4は、第1ワークメモリ60又は第2ワークメモリ61
から、演算が終了した図形の外接矩形領域に存在する全
てのワークデータを読み出し、フレームメモリインター
フェース部に送る。
【0141】尚、ワークメモリインターフェース部64
は、図形の演算を実行する際に行う処理に用いるワーク
メモリと外接矩形領域について行う処理に用いるワーク
メモリは、別々のワークメモリを同時に用いる。
【0142】フレームメモリインターフェース部65
は、描画する図形の外接矩形領域に存在する全てのフレ
ームデータをフレームメモリ5から読み出し、ワークメ
モリインターフェース部64に送る。
【0143】また、フレームメモリインターフェース部
65は、第1ワークメモリ60又は第2ワークメモリ6
1から読み出された演算が終了した図形の外接矩形領域
に存在する全てのワークデータをフレームメモリ5の描
画位置に対して書き込む。
【0144】矩形転送制御部66は、ワークメモリイン
ターフェース部64やフレームメモリインターフェース
部65に対して、図形の外接矩形領域転送に関わる制御
を行い、第1ワークメモリ60と第2ワークメモリ61
に対する描画演算処理と外接矩形転送処理の割り当てを
決定する。
【0145】次に、実施形態7における動作について説
明する。図15は、実施形態7における図形描画装置で
図形A〜図形Dのそれぞれ異なる4つの図形を描画する
場合の動作タイミングを示す図である。
【0146】同図中、上段のタイミングチャートは第1
ワークメモリ60に対する処理、下段のタイミングチャ
ートは第2ワークメモリ61に対する処理を示す。以
下、各タイミングについて説明する。
【0147】[S100]では、フレームメモリ5か
ら、図形Aを描画しようとする位置における図形Aの外
接矩形領域に存在するフレームデータを読み出し、第1
ワークメモリ60に書き込む。
【0148】[S101]では、図形Aの描画演算処理
を、第1ワークメモリ60を用いて行う。一方、それと
並行して、フレームメモリ5から、図形Bを描画しよう
とする位置における図形Bの外接矩形領域に存在するフ
レームデータを読み出し、第2ワークメモリ61に書き
込む。
【0149】図形Aの最終演算結果が第1ワークメモリ
60に書き込まれ、かつ、フレームデータが第2ワーク
メモリ61に書き込まれたら、次の[S102]へ進
む。
【0150】[S102]では、図形Bの描画演算処理
を、第2ワークメモリ61を用いて行う。一方、それと
並行して、第1ワークメモリ60から演算が終了した図
形Aの外接矩形領域に存在する全てのワークデータを読
み出し、フレームメモリ5の描画位置に書き込み、これ
で図形Aの描画が完了する。
【0151】その後、フレームメモリ5から、図形Cを
描画しようとする位置における図形Cの外接矩形領域に
存在するフレームデータを読み出し、第1ワークメモリ
60に書き込む。
【0152】図形Bの最終演算結果が第2ワークメモリ
61に書き込まれ、かつ、フレームデータが第1ワーク
メモリ60に書き込まれたら、次の[S103]へ進
む。
【0153】[S103]では、図形Cの描画演算処理
を、第1ワークメモリ60を用いて行う。一方、それと
並行して、第2ワークメモリ61から演算が終了した図
形Bの外接矩形領域に存在する全てのワークデータを読
み出し、フレームメモリ5の描画位置に書き込み、これ
で図形Bの描画が完了する。
【0154】その後、フレームメモリ5から、図形Dを
描画しようとする位置における図形Dの外接矩形領域に
存在するフレームデータを読み出し、第2ワークメモリ
61に書き込む。
【0155】図形Cの最終演算結果が第1ワークメモリ
60に書き込まれ、かつ、フレームデータが第2ワーク
メモリ61に書き込まれたら、次の[S104]へ進
む。
【0156】[S104]では、図形Dの描画演算処理
を、第2ワークメモリ61を用いて行う。一方、それと
並行して、第1ワークメモリ60から演算が終了した図
形Cの外接矩形領域に存在する全てのワークデータを読
み出し、フレームメモリ5の描画位置に書き込み、これ
で図形Cの描画が完了する。
【0157】図形Dの最終演算結果が第2ワークメモリ
61に書き込まれ、かつ、図形Cのワークデータがフレ
ームメモリ5に書き込まれたら、次の[S105]へ進
む。
【0158】[S105]では、第2ワークメモリ61
から演算が終了した図形Dの外接矩形領域に存在する全
てのワークデータを読み出し、フレームメモリ5の描画
位置に書き込み、これで図形Dの描画が完了する。
【0159】このような構成によると、複数の図形を描
画する場合、ある図形の演算を最終段まで高速なワーク
メモリに対して行うのと並行して、別の図形について低
速なフレームメモリとの転送を行うので、高速に複数の
図形を描画できる。
【0160】また、3段以上の演算回路を構成する場合
は、前段の演算結果を後段の演算に反映させ、それぞれ
の演算回路に第1ワークメモリ60又は第2ワークメモ
リ61のワークデータを反映させ、最後段の演算結果を
第1ワークメモリ60又は第2ワークメモリ61に書き
込むようにすればよい。
【0161】尚、描画順が連続する2つの図形の外接矩
形が重なる場合、前の図形の描画結果が後の図形の演算
に反映できないが、これは、描画順が連続する2つの図
形の外接矩形が重なるかどうか予め判定し、もし重なれ
ば、後の図形の描画順を遅らせて、描画順が連続する2
つの図形の外接矩形が重ならないようにすればよい。
【0162】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
同じ演算回路を用いて演算内容や入力する変数を自由に
変更できるので、描画機能毎の専用の演算回路が不要と
なり、少ない回路規模で多機能な描画が可能である。
【0163】また、この演算回路を複数段設け、前段の
演算結果を後段の演算に反映すれば、より多機能な描画
が可能である。
【0164】さらに、演算を多段にすることにより、回
路規模が増えることに対しては、フレームメモリから演
算結果を読み出して、次の演算に反映させることによ
り、演算回路の段数が少なくても多機能の描画が可能で
ある。
【0165】また、演算を多段にすることで、演算回路
に対する設定量が増加して制御が複雑になることに対し
ては、情報量の少ない描画コマンドに基づいて演算回路
に対する設定を行うことにより、外部から行う描画パラ
メータの準備や設定に係る時間が短縮される。
【0166】多段演算を行う際、途中演算結果を低速な
フレームメモリではなく高速なワークメモリに展開する
ことにより、高速に演算処理が行える。
【0167】また、ワークメモリを2つ設け、ある図形
の描画演算処理と、別の図形の外接矩形領域転送を別々
のワークメモリで並列に行うことにより、複数の図形を
高速に描画できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における図形描画装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1における各演算入力選択部
が演算器に対する入力値を選択する割り当てを示す図で
ある。
【図3】本発明の実施形態2における図形描画装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態2における各演算入力選択部
が演算器に対する入力値を選択する割り当てを示す図で
ある。
【図5】本発明の実施形態3における図形描画装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態3における各演算入力選択部
が演算器に対する入力値を選択する割り当てを示す図で
ある。
【図7】本発明の実施形態4における図形描画装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態4における各演算入力選択部
が演算器に対する入力値を選択する割り当てを示す図で
ある。
【図9】本発明の実施形態3及び実施形態4で2段分の
演算回路が存在する構成で6段の演算を行う場合の処理
時間の目安を示す図である。
【図10】本発明の実施形態5における図形描画装置の
構成を示すブロック図である。
【図11】各描画機能に対する描画コマンドと、第1演
算モード信号及び第2演算モード信号との割り当て例を
示す図である。
【図12】本発明の実施形態6における図形描画装置の
構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態4及び実施形態6で2段分
の演算回路が存在する構成で6段の演算を行う場合の処
理時間の目安を示す図である。
【図14】本発明の実施形態7における図形描画装置の
構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態7における動作タイミング
を示す図である。
【図16】図形に対してテクスチャマッピングとグーロ
ーシェーディングを行うための従来の構成を示す図であ
る。
【図17】描画しようとする三角形を示す図である。
【図18】三角形のピクセル情報生成処理の概念を示す
図である。
【図19】三角形のピクセル情報生成処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,7 ピクセル情報生成部 2 テクスチャメモリ 3,14,15,26,27,36,37,46,47
乗算器 4,16,28,38,48 加算器 5 フレームメモリ 6,17,29,39,49 メモリインターフェース
部 8 ピクセル演算部 9 演算モード信号 10,11,12,13,22,23,24,25 演
算入力選択部 32,33,34,35,42,43,44,45 演
算入力選択部 18,40,53 第1ピクセル演算部 19,41,54 第1演算モード信号 20,30,55 第2ピクセル演算部 21,31,56 第2演算モード信号 50 描画コマンド 51 演算モード信号供給部 52 ワークメモリ 57 オフセット 58,64 ワークメモリインターフェース部 59,65 フレームメモリインターフェース部 60 第1ワークメモリ 61 第2ワークメモリ 62 第1オフセット 63 第2オフセット 66 矩形転送制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標
    に対応した描画パラメータを生成する描画情報生成部
    と、 ピクセル毎に前記描画パラメータと定数とから任意に選
    択して演算を行うピクセル演算部と、 前記ピクセル演算部の演算結果をフレームメモリに書き
    込むメモリインターフェース部とを備えたことを特徴と
    する図形描画装置。
  2. 【請求項2】 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標
    に対応した描画パラメータを生成する描画情報生成部
    と、 最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画パラメータと
    定数とから任意に選択して演算を行い、前記最前段より
    も後段側にあっては、前記描画パラメータと定数と前段
    側の演算結果とから任意に選択して演算を行う複数のピ
    クセル演算部と、 前記最後段のピクセル演算部の演算結果をフレームメモ
    リに書き込むメモリインターフェース部とを備えたこと
    を特徴とする図形描画装置。
  3. 【請求項3】 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標
    に対応した描画パラメータを生成する描画情報生成部
    と、 最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画パラメータと
    定数とから任意に選択して演算を行い、前記最前段より
    も後段側にあっては、前記描画パラメータと定数と前段
    側の演算結果とから任意に選択して演算を行い、さらに
    最後段にあっては、前記描画パラメータと定数と前段側
    の演算結果と着目するピクセルの座標に対応するフレー
    ムメモリ上のピクセルデータであるフレームデータとか
    ら任意に選択して演算を行う複数のピクセル演算部と、 前記フレームデータをフレームメモリから読み出し、前
    記最後段のピクセル演算部の演算結果をフレームメモリ
    に書き込むメモリインターフェース部とを備えたことを
    特徴とする図形描画装置。
  4. 【請求項4】 ピクセル演算部の段数よりも多い演算段
    数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の段数
    で演算した結果をフレームメモリに展開した後、同じ描
    画位置でフレームデータを最後段のピクセル演算部に反
    映することで、前段までの演算結果に対する追加演算を
    するように構成されていることを特徴とする請求項3記
    載の図形描画装置。
  5. 【請求項5】 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標
    に対応した描画パラメータを生成する描画情報生成部
    と、 最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画パラメータと
    定数とフレームデータとから任意に選択して演算を行
    い、前記最前段よりも後段側にあっては、前記描画パラ
    メータと定数と前段側の演算結果と前記フレームデータ
    とから任意に選択して演算を行う複数のピクセル演算部
    と、 前記フレームデータをフレームメモリから読み出し、前
    記最後段のピクセル演算部の演算結果をフレームメモリ
    に書き込むメモリインターフェース部とを備えたことを
    特徴とする図形描画装置。
  6. 【請求項6】 ピクセル演算部の段数よりも多い演算段
    数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の段数
    で演算した結果をフレームメモリに展開した後、同じ描
    画位置でフレームデータを最各ピクセル演算部に反映す
    ることで、前段までの演算結果に対する追加演算をする
    ように構成されていることを特徴とする請求項5記載の
    図形描画装置。
  7. 【請求項7】 内蔵メモリであるワークメモリと、 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に対応した描画
    パラメータを生成する描画情報生成部と、 最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画パラメータと
    定数と着目するピクセルの座標に対応するワークメモリ
    上のピクセルデータであるワークデータとから任意に選
    択して演算を行い、前記最前段よりも後段側にあって
    は、前記描画パラメータと定数と前段側の演算結果と前
    記ワークデータとから任意に選択して演算を行う複数の
    ピクセル演算部と、 前記ワークデータをワークメモリから読み出し、前記最
    後段のピクセル演算部の演算結果をワークメモリに書き
    込むワークメモリインターフェース部と、 前記最後段のピクセル演算部の演算結果のうち、最終段
    の演算結果のみフレームメモリに書き込むフレームメモ
    リインターフェース部とを備えたことを特徴とする図形
    描画装置。
  8. 【請求項8】 ピクセル演算部の段数よりも多い演算段
    数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の段数
    で演算した結果をワークメモリに展開した後、同じ描画
    位置でワークデータを最各ピクセル演算部に反映するこ
    とで、前段までの演算結果に対する追加演算をするよう
    に構成されていることを特徴とする請求項7記載の図形
    描画装置。
  9. 【請求項9】 描画する図形の外接矩形の最小X,Y座
    標値をワークメモリにおける原点とし、ワークメモリイ
    ンターフェース部はフレームメモリ上の座標をワークメ
    モリ上の座標に変換してワークメモリとアクセスするよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項7記載の図
    形描画装置。
  10. 【請求項10】 図形を描画する前のフレームデータを
    演算に用いるときには、図形描画を開始する前に描画し
    ようとする図形の外接矩形領域分のフレームデータをフ
    レームメモリからワークメモリに予め転送しておくよう
    に構成されていることを特徴とする請求項7記載の図形
    描画装置。
  11. 【請求項11】 内蔵メモリである第1及び第2ワーク
    メモリと、 図形を構成する各ピクセルのX,Y座標に対応した描画
    パラメータを生成する描画情報生成部と、 最前段にあっては、ピクセル毎に前記描画パラメータと
    定数と第1又は第2ワークメモリ上のワークデータとか
    ら任意に選択して演算を行い、前記最前段よりも後段側
    にあっては、前記描画パラメータと定数と前段側の演算
    結果と前記ワークデータとから任意に選択して演算を行
    う複数のピクセル演算部と、 描画演算処理を行う間、前記ワークデータを第1又は第
    2ワークメモリから読み出し、前記最後段のピクセル演
    算部の演算結果を第1又は第2ワークメモリに書き込
    み、さらに描画演算処理と並行して、フレームメモリか
    ら読み出された描画する図形の外接矩形領域に存在する
    全てのフレームデータを第1又は第2ワークメモリに書
    き込み、第1又は第2ワークメモリから演算が終了した
    図形の外接矩形領域に存在する全てのワークデータを読
    み出すワークメモリインターフェース部と、 描画する図形の外接矩形領域に存在する全てのフレーム
    データをフレームメモリから読み出し、第1又は第2ワ
    ークメモリから読み出された演算が終了した図形の外接
    矩形領域に存在する全てのワークデータをフレームメモ
    リの描画位置に対して書き込むフレームメモリインター
    フェース部と、 前記ワークメモリインターフェース部又は前記フレーム
    メモリインターフェース部に対して、図形の外接矩形領
    域転送に関わる制御を行い、第1及び第2ワークメモリ
    に対する描画演算処理と外接矩形転送処理の割り当てと
    を決定する矩形転送制御部とを備えたことを特徴とする
    図形描画装置。
  12. 【請求項12】 ピクセル演算部の段数よりも多い演算
    段数の描画を行うときには、まず、ピクセル演算部の段
    数で演算した結果を第1又は第2ワークメモリに展開し
    た後、同じ描画位置でワークデータを各ピクセル演算部
    に反映することで、前段までの演算結果に対する追加演
    算をするように構成されていることを特徴とする請求項
    11記載の図形描画装置。
  13. 【請求項13】 第1ワークメモリを用いる際に描画す
    る図形の外接矩形の最小X,Y座標値を第1ワークメモ
    リにおける原点とし、ワークメモリインターフェース部
    はフレームメモリ上の座標を第1ワークメモリ上の座標
    に変換して第1ワークメモリとアクセスする一方、第2
    ワークメモリを用いる際に描画する図形の外接矩形の最
    小X,Y座標値を第2ワークメモリにおける原点とし、
    ワークメモリインターフェース部はフレームメモリ上の
    座標を第2ワークメモリ上の座標に変換して第2ワーク
    メモリとアクセスするように構成されていることを特徴
    とする請求項11記載の図形描画装置。
  14. 【請求項14】 描画順が連続する2つの図形の外接矩
    形が重なるかどうか予め判定して、重なるときには、後
    の図形の描画順を遅らせて、描画順が連続する2つの図
    形の外接矩形が重ならないように構成されていることを
    特徴とする請求項11記載の図形描画装置。
  15. 【請求項15】 描画機能毎にコード化された描画コマ
    ンドに基づいて各ピクセル演算部が演算に用いるパラメ
    ータを選択するための演算モード信号を各ピクセル演算
    部に供給する演算モード信号供給部を備えたことを特徴
    とする請求項1、2、3、5、7又は11記載の図形描
    画装置。
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