JP2007226444A - 画像合成装置及びその画像合成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の画像合成装置は、縦続接続される演算器の間に除算器が必要であり、チップ面積が増大する問題があった。
【解決手段】本発明にかかる画像合成装置は、第1、第2の画素情報を、第1、第2の画素情報に対応した第1、第2の係数に基づいて合成し、第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する複数の演算器と、複数の演算器のうちいずれか一つの演算器が出力する中間出力情報を第3の係数で除算して、第3の画素情報を出力する除算器とを有し、複数の演算器のうち少なくとも1つは、第1の画素情報に相当する入力として第1の画素情報に第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の演算器であるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は画像合成装置及びその画像合成方法に関し、特に複数の画像のそれぞれに対して重み係数αを用いることで画像の合成を行うアルファブレンディング手法を用いる画像合成装置及びその画像合成方法に関する。
従来から、複数の画像を合成する方法として、アルファブレンディング手法が良く知られている。アルファブレンディング手法は、重み係数αを用いて複数の画像のそれぞれに重み付けを行い、重み付けを行った画像を足し合わせることで画像を合成する方法である。このアルファブレンディング手法の一例が非特許文献1に開示されている。これは、ポーターダフ演算と呼ばれる計算手法である。
ポーターダフ演算で用いる重み係数αは、α値、アルファ値などと呼ばれる値であって、画像の不透明度を表す値である。本発明においては、アルファ値と称す。ポーターダフ演算の演算について説明する。ポーターダフ演算では、合成画像のアルファ値αoutと合成画像の画素値Coutは、それぞれ(1)式、(2)式で表すことができる。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
上記の式において、Cは背景画像の画素値、Cは前景画像の画素値、αDSTは背景画像のアルファ値、αSRCは前景画像のアルファ値である。ここで、背景画像Cのアルファ値αDST=1として、背景画像を不透明にすると、(1)式、(2)式は、それぞれ(3)式、(4)式によって表される。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
例えばαSRC=0.3とすると、合成画像の画素値Coutは、30%の前景画像の画素値成分と、70%の背景画像の画素値成分とを有する画像となる。つまり、ポーターダフ演算で計算される合成画像の画素値Coutは、前景画像の画素値Cを30%の不透明度とし、背景画像の画素値Cを70%の不透明度として、この2つの画像を足し合わせることで生成される。
上記説明より、アルファブレンディング手法を用いることで、アルファ値を用いてそれぞれの画像の不透明度を調節し、調整された不透明度を有する画像値を合成することが可能である。このアルファブレンディング手法はカラー画像に対しても適用することができる。例えばRGB系のカラー画像の場合は、R(赤)、G(緑)、B(青)の成分ごとにアルファブレンディング手法を適用すればよく、YCbCr系のカラー画像の場合はY(輝度)、Cb(青色差)、Cr(赤色差)の成分ごとにアルファブレンディング手法を適用すればよい。このようなアルファブレンディング手法を適用した画像合成装置の技術が特許文献1、2に開示されている。
また、3つ以上の画像を合成する場合は、まず複数の画像のうち2つの画像に対して(3)式及び(4)式の計算を行い、次にこの結果を一方の入力とし、他方に3番目の画像を入力して(3)式及び(4)式の計算を行う。この動作を繰り返すことで、3つ以上の画像を合成することができる。
上記説明のアルファブレンディング手法を実現する従来の画像合成装置100について説明する。図13に従来の画像合成装置100のブロック図を示す。図13に示すように、画像合成装置100は、画像生成装置110、120、140、除算器130、表示装置150を有している。画像生成装置110は、例えば4枚の画像を合成した画素値にアルファ値を乗算したアルファ乗算済み画素値αと、アルファ値αとを出力する。画像生成装置120は、背景画像画素値Cを出力する。除算器130は、入力されるアルファ乗算済み画素値αをアルファ値αで除算して、前景画像画素値Cを出力する。画像生成装置140は、入力される背景画像画素値C、前景画像画素値C、アルファ値αとを用いて(4)式の計算に基づいて合成後画素値Coutを出力する。表示装置150は、生成された合成後画素値Coutを表示する。
ここで、画像生成装置110についてさらに詳細に説明する。画像生成装置110の内部のブロック図を図14に示す。図14に示すように、画像生成装置110は、アルファブレンディング演算器111、112、113、除算器114、115、116を有している。アルファブレンディング演算器111、112、113は、それぞれ入力される2つの画像のアルファ値αと、画像の画素値Cとに基づき、2つの画像を合成し、新たなアルファ値とアルファ乗算済み画素値を生成する。除算器114、115、116は、それぞれ入力されるアルファ乗算済み画素値を入力されるアルファ値で除算し、次段に入力する画素値を生成する。ここで、図13において示される画像生成装置140は、図14に示すアルファブレンディング演算器と除算器とをそれぞれ1つ有する。もしくは図14に示すアルファブレンディング演算器を1つ有し、背景画像のアルファ値に固定値"1"が入力されている。
つまり、従来のアルファブレンディング演算器によれば、出力するアルファ値を用いて、アルファ値と共に出力されるアルファ乗算済み画素値を除算し、次段に入力する画素値をアルファ値で正規化することで合成画像の画素値を求めることができる。
T.Poter and T.Duff "Compositing Digital Images", SIGGRAPH, 1984, pp.253-259 特開2001−285749号公報 特開2005−77522号公報
しかしながら、従来のアルファブレンディング演算器は、アルファ乗算済み画素値しか出力することができず、次段に画素値を出力する場合、アルファ値が乗算されていない画素値を生成する必要がある。そのため、アルファブレンディング演算器ごとに除算器が必要であり、回路規模が増大する問題があった。より多くの画像を合成しようとした場合、この除算器の数も膨大になるため、さらに顕著な問題となる。
また、CPU(中央演算処理装置)を用いて順次処理で合成画像の画素値を求める場合であっても、計算によって求まる値はアルファ乗算済み画素値であるため、次の計算のために除算を行いアルファ乗算済み画素値を正規化する必要がある。一般的に、除算処理は、乗算や加算よりも算術論理演算に時間がかかる。そのため、従来のアルファブレンディング演算器と同様の計算方法では、処理時間が長くなる問題がある。
本発明にかかる画像合成装置は、第1、第2の画素情報を、前記第1、第2の画素情報に対応した第1、第2の係数に基づいて合成し、前記第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する複数の演算器と、前記複数の演算器のうちいずれか一つの演算器が出力する前記中間出力情報を前記第3の係数で除算して、前記第3の画素情報を出力する除算器とを有し、前記複数の演算器のうち少なくとも1つは、前記第1の画素情報に相当する入力として前記第1の画素情報に前記第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の演算器であるものである。
本発明にかかる画像合成装置によれば、演算器は、第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する。しかしながら、複数の演算器のうち少なくとも1つは、第1の画素情報に相当する入力として第1の画素情報に第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の演算器である。そのため、縦続接続される演算器に第1の演算器を用いることで、前段に接続される演算器が出力する中間出力情報を、後段に接続される演算器の中間入力情報としてそのまま用いることができる。そのため、本発明の画像合成装置では、縦続接続される演算器の間に除算器を必要としない。このことより、比較的回路規模の大きな除算器が不要となるため、画像合成装置のチップ面積あるいはレイアウト面積を削減することが可能である。これに対し、従来では縦続接続される演算器の間に除算器が必要であった。
一方、本発明にかかる画像合成方法は、第1、第2の画素情報を、前記第1、第2の画素情報に対応した第1、第2の係数に基づいて合成し、前記第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する複数の合成ステップと、前記複数の合成ステップのうちいずれか一つの合成ステップが出力する前記中間出力情報を前記第3の係数で除算して、前記第3の画素情報を出力する除算ステップとを有し、前記複数の合成ステップのうち少なくとも1つは、前記第1の画素情報に相当する入力として前記第1の画素情報に前記第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の合成ステップであるものである。
本発明にかかる画像合成方法によれば、合成ステップは、第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する。しかしながら、複数の合成ステップのうち少なくとも1つは、第1の画素情報に相当する入力として第1の画素情報に第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の合成ステップである。そのため、2回目以降に実行される合成ステップに第1の合成ステップを実行することで、前のステップで実行される合成ステップが出力する中間出力情報を、後のステップで実行される合成ステップの中間入力情報としてそのまま用いることができる。そのため、本発明の画像合成方法では、続けて実行される合成ステップの間に除算ステップを必要としない。このことより、演算時間の長い除算ステップが不要となるため、画像合成処理にかかる時間を短縮することが可能である。
縦続接続されるアルファブレンディング演算器を有する画像合成装置において、除算処理の回数を大幅に削減した画像合成処理を行うことが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる画像合成装置1は、例えば画像A、B、C、Dの4枚の画像を合成して出力する。また、それぞれの画像は、画像の不透明度を示すアルファ値αと、画素値Cとの情報を有している。本発明で用いるアルファブレンディング演算器は、例えば第1の画素情報(例えば、背景画像の画素値C)と第2の画素情報(例えば、前景画像の画素値C)とを、第1の係数(例えば、背景画像のアルファ値α)と第2の係数(例えば、前景画像のアルファ値α)とに基づき合成することで2枚の画像を合成する。そして、背景画像と前景画像のアルファ値αを合成した第3の係数(例えば、合成画像のアルファ値αmix)と、背景画像と前景画像との画素値を合成した第3の画素情報(例えば、合成画像の画素値Cmix)に合成画像のアルファ値αmixを乗算した中間出力情報(例えば、アルファ乗算済み画素値αmixmix)を出力する。
また、本実施の形態では、異なる演算を行う第1、第2の演算器を用いて複数の画素の合成を行う。第2の演算器は、背景画像のアルファ値α、画素値C、前景画像のアルファ値α、画素値Cとに基づき合成画像のアルファ値αmix、アルファ乗算済み画素値αmixmixを出力する。第1の演算器は、中間入力情報(例えば、背景画像のアルファ乗算済み画素値α)、背景画像のアルファ値α、前景画像のアルファ値α、画素値Cとに基づき、合成画像のアルファ値αmix、アルファ乗算済み画素値αmixmixを出力する。
画像合成装置1のブロック図を図1に示す。図1に示すように、画像合成装置1は、第2の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器10)、第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器20、20)、除算器31を有している。アルファブレンディング演算器10、20、20は、初段のアルファブレンディング演算器10に続けて、アルファブレンディング演算器20、20が縦続接続されている。最終段となるアルファブレンディング演算器20の出力には、除算器31が接続されている。
アルファブレンディング演算器10は、背景画像のアルファ値α及び画素値Cとして画像Aのアルファ値α及び画素値Cが入力され、前景画像のアルファ値α及び画素値Cとして画像Bのアルファ値α及び画素値Cが入力される。また、合成画像のアルファ値αmix、アルファ乗算済み画素値αmixmixとして、アルファ値αab及びアルファ乗算済み画素値αababを出力する。アルファブレンディング演算器10は、乗算器11〜13、減算器14、加算器15、16を有している。
乗算器11は、画像Aのアルファ値αと減算器14の出力とが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器12は、画像Aの画素値Cと乗算器11の出力とが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器13は、画像Bのアルファ値αと画素値Cとが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。減算器14は、値"1"と画像Bのアルファ値αとが入力され、値"1"からアルファ値αを減算した値を出力する。加算器15は、乗算器11の出力と画像Bのアルファ値αとが入力され、これら2つの加算結果を出力する。加算器16は、乗算器12の出力と乗算器13の出力とが入力され、これら2つの値の加算結果を出力する。ここで、加算器15の出力は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αabであって、加算器16の出力は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ乗算済み画素値αababである。
アルファブレンディング演算器20は、背景画像のアルファ値α及びアルファ乗算済み画素値αとして、前段に接続されるアルファブレンディング演算器10のアルファ値αab及びアルファ乗算済み画素値αababが入力され、前景画像のアルファ値α及び画素値Cとして、画像Cのアルファ値α及び画素値Cが入力される。また、合成画像のアルファ値αmix及びアルファ乗算済み画素値αmixmixとして、アルファ値αabc及びアルファ乗算済み画素値αabcabcを出力する。アルファブレンディング演算器20は、乗算器21〜23、減算器24、加算器25、26を有している。
乗算器21は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αabと減算器24の出力とが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器22は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcと減算器24の出力が入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器23は、画像Cのアルファ値αと画素値Cとが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。減算器24は、値"1"と画像Cのアルファ値αとが入力され、値"1"からアルファ値αを減算した値を出力する。加算器25は、乗算器21の出力と画像Cのアルファ値αとが入力され、これら2つの加算結果を出力する。加算器26は、乗算器22の出力と乗算器23の出力とが入力され、これら2つの値の加算結果を出力する。ここで、加算器25の出力は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcであって、加算器26の出力は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcである。
アルファブレンディング演算器20は、背景画像のアルファ値α及びアルファ乗算済み画素値αとして、前段に接続されるアルファブレンディング演算器20のアルファ値αabc及びアルファ乗算済み画素値αabcabcが入力され、前景画像のアルファ値α及び画素値Cとして、画像Dのアルファ値α及び画素値Cが入力される。また、合成画像のアルファ値αmix及びアルファ乗算済み画素値αmixmixとして、アルファ値αabcd及びアルファ乗算済み画素値αabcdabcdを出力する。アルファブレンディング演算器20は、乗算器21〜23、減算器24、加算器25、26を有している。
乗算器21は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcと減算器24の出力とが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器22は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcと減算器24の出力が入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。乗算器23は、画像Dのアルファ値αと画素値Cとが入力され、これら2つの値の乗算結果を出力する。減算器24は、値"1"と画像Dのアルファ値αとが入力され、値"1"からアルファ値αを減算した値を出力する。加算器25は、乗算器21の出力と画像Dのアルファ値αとが入力され、これら2つの加算結果を出力する。加算器26は、乗算器22の出力と乗算器23の出力とが入力され、これら2つの値の加算結果を出力する。ここで、加算器25の出力は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdであって、加算器26の出力は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcdabcdである。また、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdは、画像合成装置1のアルファ値出力として、他の装置に出力される。
除算器31は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとアルファ値αabcdが入力され、アルファ乗算済み画素値αabcdabcdをアルファ値αabcdで除算した結果(画素値Cabcd)を出力する。この画素値Cabcdは、画像合成装置1の画素値出力として他の装置に出力される。
上記説明の接続をした場合の各アルファブレンディング演算器の出力の計算結果を示し画像合成装置1の動作を説明する。ここで、画像A、B、C、Dは、画像Aを最背面の画像とし、その上に画像B、C、Dの順で合成を行うものとする。まず、初段のアルファブレンディング演算器10には、一方の入力画像に画像Aのアルファ値α、画素値C、が入力され、他方の画像入力に画像Bのアルファ値α、画素値Cが入力されている。これらの入力に基づき、減算器14は、値"1"から画像Bのアルファ値αを減算し、(1−α)を出力する。乗算器11は、減算器14の出力と画像Aのアルファ値αとの乗算を行い、((1−α)*α)を出力する。加算器15は、乗算器11の出力と画像Bのアルファ値αとを加算し、(α+(1−α)*α)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αabは(5)式によって表される。
Figure 2007226444
一方、乗算器13は、画像Bのアルファ値αと画素値Cとを乗算し、(α*C)を出力する。乗算器12は、乗算器11の出力と画像Aの画素値Cとを乗算し、((1−α)*α*C)を出力する。加算器16は、乗算器12の出力と乗算器13の出力とを加算し、(α*C+(1−α)*α*C)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ乗算済み画素値αababは(6)式によって表される。
Figure 2007226444
次に、2段目に接続されるアルファブレンディング演算器20には、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αab、アルファ乗算済み画素値αabab、画像Cのアルファ値α、画素値Cが入力されている。これらの入力に基づき、減算器24は、値"1"から画像Cのアルファ値αを減算し、(1−α)を出力する。乗算器21は、減算器24の出力とアルファブレンディング演算器10のアルファ値αabとの乗算を行い、((1−α)*αab)を出力する。加算器25は、乗算器21の出力と画像Cのアルファ値αとを加算し、(α+(1−α)*αab)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcは(7)式によって表される。
Figure 2007226444
一方、乗算器23は、画像Cのアルファ値αと画素値Cとを乗算し、(α*C)を出力する。乗算器22は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ乗算済み画素値αababと、減算器24の出力とを乗算し、((1−α)*αabab)を出力する。加算器26は、乗算器22の出力と乗算器23の出力とを加算し、(α*C+(1−α)*αabab)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcは(8)式によって表される。
Figure 2007226444
次に、3段目に接続されるアルファブレンディング演算器20には、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabc、アルファ乗算済み画素値αabcabc、画像Dのアルファ値α、画素値Cが入力されている。これらの入力に基づき、減算器24は、値"1"から画像Dのアルファ値αを減算し、(1−α)を出力する。乗算器21は、減算器24の出力とアルファブレンディング演算器20のアルファ値αabcとの乗算を行い、((1−α)*αabc)を出力する。加算器25は、乗算器21の出力と画像Dのアルファ値αとを加算し、(α+(1−α)*αabc)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdは(9)式によって表される。
Figure 2007226444
一方、乗算器23は、画像Dのアルファ値αと画素値Cとを乗算し、(α*C)を出力する。乗算器22は、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcと、減算器24の出力とを乗算し、((1−α)*αabcabc)を出力する。加算器26は、乗算器22の出力と乗算器23の出力とを加算し、(α*C+(1−α)*αabcabc)を出力する。従って、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcdabcdは(10)式によって表される。
Figure 2007226444
上述の説明にて求まったアルファ乗算済み画素値αabcdabcdを除算器31は、アルファ値αabcdで除算する。これによって、画像合成装置1が最終的に出力する画素値Cabcdが求まる。
上記説明のように、本実施の形態にかかる画像合成装置1によれば、初段に配置される第2の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器10)が画像Aと画像Bとを合成して、画像A、Bの合成画像のアルファ値αabとアルファ乗算済み画素値αababとを出力する。
さらに、アルファブレンディング演算器10に続いて第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器20)が縦続接続される。このアルファブレンディング演算器20は、アルファブレンディング演算器10が出力する合成画像のアルファ値αabとアルファ乗算済み画素値αababを一方の画像の情報として入力する。また、他方の画像の情報として、画像Cのアルファ値αと画素値Cを入力する。
アルファブレンディング演算器20は、上記(7)式に示すように、アルファブレンディング演算器10が出力する合成画像のアルファ値αabと画像Cのアルファ値αとに基づき画像A、B、Cを合成した合成画像のアルファ値αabcを出力する。また、アルファブレンディング演算器20は、上記(8)式に示すように、アルファブレンディング演算器10が出力する合成画像のアルファ乗算済み画素値αabab、画像Cのアルファ値α、画素値Cとに基づき画像A、B、Cを合成した合成画像のアルファ乗算済み画素値αabcabcを出力する。
つまり、アルファブレンディング演算器20は、出力するアルファ乗算済み画素値αCを生成する場合に、入力される画像の情報のうちアルファ乗算済み画素値を用い、そのアルファ乗算済み画素値に対応するアルファ値を考慮しない。これによって、前段に接続されるアルファブレンディング演算器が出力するアルファ乗算済み画素値αCを直接入力することができる。これによって、従来では縦続接続されるアルファブレンディング演算器の間に必要であった除算器を削減することが可能である。また、本発明のアルファブレンディング演算器は、除算器を有していない。そのため、他の演算器に比べて回路規模の大きな除算器の数を、画像合成装置全体で削減することが可能であり、画像合成装置のレイアウト面積、あるいはチップ面積を削減することが可能である。
また、アルファブレンディング演算器20に接続されるアルファブレンディング演算器20は、アルファブレンディング演算器20と同様に一方の入力に合成画像のアルファ値αabcとアルファ乗算済み画素値αabcabcとが入力され、他方の入力に画像Dのアルファ値αと画素値Cが入力される。これらの入力に基づきアルファブレンディング演算器20は、上記(9)、(10)式に示す画像A、B、C、Dを合成した合成画像のアルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとを出力する。本実施の形態では、アルファブレンディング演算器20は、最終段に接続される演算器となるため、出力に除算器31が接続される。除算器31が、アルファブレンディング演算器20の出力に基づき画像合成装置1が出力する画素値Cabcdを生成して出力する。ここで、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdは、そのまま画像合成装置1が合成した画像のアルファ値として出力される。
従って、本実施の形態の画像合成装置1によれば、除算器を最終段に接続するのみでよく、従来の画像合成装置に比べて除算器の数を削減することが可能である。このことは、合成する画像が多く、縦続接続されるアルファブレンディング演算器の数が増加するほどに顕著な効果を奏する。
実施の形態2
実施の形態2にかかる画像合成装置2を図2に示す。実施の形態1にかかる画像合成装置1は、初段に第2の演算器を使用していたのに対し、実施の形態2にかかる画像合成装置2は、初段に第1の演算器を使用している。実施の形態2において、実施の形態1と同様の要素については、実施の形態1と同様の符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、実施の形態2にかかる画像合成装置2は、初段に第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器20)を有している。また、アルファブレンディング演算器20への画像Aの入力は、乗算器32を介して行われる。乗算器32は、画像Aのアルファ値αと画素値Cとを乗算して、画像Aのアルファ乗算済み画素値αを生成する。このアルファ乗算済み画素値αとアルファ値αとを一方の入力とし、他方に画像Bのアルファ値αと画素値Cを入力することでアルファブレンディング演算器20は、画像Aと画像Bとの合成画像のアルファ値αabとアルファ乗算済み画素値αababを出力する。アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabとアルファ乗算済み画素値αababとは、それぞれ(11)式、(12)式で表すことができる。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
(11)、(12)式より、実施の形態2にかかる画像合成装置2の初段に接続されるアルファブレンディング演算器20の出力は、実施の形態1にかかる画像合成装置1の初段に接続されるアルファブレンディング演算器10の出力と同じになる。アルファブレンディング演算器20に接続されるアルファブレンディング演算器20、20、除算器31は、実施の形態1と同様の接続となっている。そのため、実施の形態2にかかる画像合成装置2の出力は、実施の形態1と同様の結果となる。
上記説明より、実施の形態2にかかる画像合成装置2によれば、第1の演算器を縦続接続することで、実施の形態1にかかる画像合成装置1と同様の結果を得ることができる。また、縦続接続される演算器は、同じ第1の演算器であるため、回路設計あるいはチップレイアウトにおいて同じ回路を用いることができるため、回路設計あるいはチップレイアウトを簡略化することができる。
また、実施の形態2にかかる画像合成装置2においても、縦続接続されるアルファブレンディング演算器の間、及びアルファブレンディング演算器の内部に除算器を必要としないため、実施の形態1と同様に除算器にかかるレイアウト面積、あるいはチップ面積を削減することが可能である。
ここで、実施の形態2にかかる画像合成装置2の他の一例を図3に示す。図3に示す画像合成装置2'は、画像合成装置2の乗算器32に換えて第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器20)を使用する。アルファブレンディング演算器20は、一方の入力にアルファ値α及び画像値Cを入力せず(図3において、値"0"で示される)に、他方の入力に画像Aのアルファ値αと画素値Cを入力する。これによって、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値α204、アルファ乗算済み画素値α204204は(13)式、(14)式で表される
Figure 2007226444
Figure 2007226444
つまり、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値α204とアルファ乗算済み画素値α204204は、画像Aのアルファ値αとアルファ乗算済み画素値αとなる。従って、アルファブレンディング演算器20に続いて、画像合成装置2と同様にアルファブレンディング演算器20、20、20、除算器31を縦続接続することで、実施の形態1にかかる画像合成装置1と同様の出力結果を得ることができる。
また、画像合成装置2では、乗算器32がアルファブレンディング演算器に加え必要であったが、画像合成装置2'では、乗算器32に換えて他と同じ構成のアルファブレンディング演算器を使用する。そのため、画像合成装置2'は、画像合成装置2よりも設計を簡素化することが可能である。
実施の形態3
実施の形態3にかかる画像合成装置3のブロック図を図4に示す。図4に示すように、実施の形態3にかかる画像合成装置3は、実施の形態1にかかる画像合成装置1と2段目以降に縦続接続されるアルファブレンディング演算器が異なる。本実施の形態では、2段目以降に縦続接続される第1の演算器としてアルファブレンディング演算器40、40をそれぞれ使用する。本実施の形態の第1の演算器は、一方に値"1"からアルファ値αを引いた値(1−α)とアルファ乗算済み画素値αCとが入力され、他方の入力にアルファ値αと画素値Cとが入力される。また、本実施の形態の第1の演算器は、入力される値に基づき合成画像のアルファ乗算済み画素値αmixmixと値"1"からアルファ値αmixを引いた値(1−αmix)を出力する。
ここで、本実施の形態にかかる画像合成装置3は、初段に配置されるアルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αabは、一方の入力画像に対応するアルファ値として減算器33を介して2段目に接続されるアルファブレンディング演算器40に入力される。減算器33は、値"1"からアルファ値αabを減算した結果を出力する。
本実施の形態の第1の演算器について詳細に説明する。第1の演算器としてアルファブレンディング演算器40を例に説明する。アルファブレンディング演算器40は、乗算器41、42、43、減算器44、加算器45を有している。アルファブレンディング演算器40は、一方の入力画像に対応したアルファ値α及びアルファ乗算済み画素値αCとして、それぞれ値(1−αab)及びアルファ乗算済み画素値αababが入力される。また、他方の入力画像に対応したアルファ値αと画素値Cとして、それぞれ画像Cのアルファ値α及び画素値Cが入力される。
アルファブレンディング演算器40は、減算器44にて値"1"から画像Cのアルファ値αを減算した値(1−α)を出力する。乗算器41は、減算器44の出力と一方の入力画像の値として入力される値(1−αab)とを乗算して出力する。この出力は値(1−αabc)としてアルファブレンディング演算器40のアルファ値出力となる。値(1−αabc)は、以下の(15)式によって表される。
Figure 2007226444
また、乗算器42は、減算器44の出力と一方の入力画像の値として入力されるアルファ乗算済み画素値αababとを乗算して、その結果を出力する。乗算器43は、画像Cのアルファ値αと画素値Cとを乗算して、その結果を出力する。加算器45は、乗算器42の出力と乗算器43の出力とを加算し、その結果を出力する。加算器45の出力は、アルファブレンディング演算器40が出力するアルファ乗算済み画素値αabcabcとなる。アルファ乗算済み画素値αabcabcは、以下の(16)式によって、表される
Figure 2007226444
次に、アルファブレンディング演算器40に続けて縦続接続されるアルファブレンディング演算器40は、アルファブレンディング演算器40と同じ構成である。また、アルファブレンディング演算器40は、一方の入力画像に対応したアルファ値α及びアルファ乗算済み画素値αCとして、それぞれ値(1−αabc)及びアルファ乗算済み画素値αabcabcが入力される。また、他方の入力画像に対応したアルファ値αと画素値Cとして、それぞれ画像Dのアルファ値α及び画素値Cが入力される。アルファブレンディング演算器40は、これらの入力に基づきアルファ値(1−αabcd)とアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとを出力する。アルファ値(1−αabcd)とアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとは、それぞれ以下の(17)式、(18)式で表される。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
アルファブレンディング演算器40が出力したアルファ値(1−αabcd)は、減算器34に入力され値"1"からアルファ値(1−αabcd)を減算した結果となる。つまり、減算器34の出力は、アルファ値はαabcdとなる。このアルファ値αabcdは、除算器31に入力され、また画像合成装置3のアルファ値出力となる。
上記説明より、実施の形態3にかかる画像合成装置3は、縦続接続される第1の演算器のうち初段に配置される演算器に入力するアルファ値のうち入力するアルファ乗算済み画素値に対応するアルファ値を予め減算器にて(1−α)とし、縦続接続される第1の演算器のうち最終段に配置される演算器が出力するアルファ値を減算器にて(1−α)とする。これによって実施の形態3にかかる画像合成装置3は、実施の形態1、2の画像合成装置と同様に合成画像のアルファ値を得ることが可能である。
従って、実施の形態3にかかる画像合成装置3は、第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器40、40)の回路規模を実施の形態1、2にかかる第1の演算器よりも加算器分小さくすることが可能である。つまり、一つ一つのアルファブレンディング演算器を小さくすることが可能であるため、膨大な枚数の画像を合成しようとした場合の回路規模への影響は非常に顕著なものとなる。
実施の形態4
実施の形態4にかかる画像合成装置4のブロック図を図5に示す。実施の形態1〜3では、画像Aを最背面画像として、画像B、C、Dをそれぞれ画像Aの前面画像として画像Aから順に合成した。これに対し、実施の形態4では、最前面画像となる画像Dに画像C、B、Aを順番に合成する。つまり、実施の形態4にかかる画像合成装置4は、最前面画像を元にその背面画像となる画像を合成する。
図5に示すように、画像合成装置4は、第2の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器10)に続けて第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器50、50)が縦続接続されている。アルファブレンディング演算器10は、画像Cと画像Dとを合成した合成画像のアルファ値αcdとアルファ乗算済み画素値αcdcdとを出力する。アルファブレンディング演算器50は、アルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αcdとアルファ乗算済み画素値αcdcdとを第1の係数と第1の画素情報として用い、画像Bのアルファ値αと画素値Cとを第2の係数と第2の画素情報として用いる。これに基づき、アルファブレンディング演算器50は、画像B、C、Dを合成した合成画像のアルファ値αbcdとアルファ乗算済み画素値αbcdbcdとを出力する。アルファブレンディング演算器50は、アルファブレンディング演算器50の出力を用い、画像A、B、C、Dを合成した合成画像のアルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdを出力する。アルファブレンディング演算器50の出力には除算器31が接続されており、アルファ乗算済み画素値αabcdabcdをアルファ値αabcdで除算し、合成画像の画素値Cabcdを出力する。
ここで、アルファブレンディング演算器10は、実施の形態1の説明とは入力される画像が異なるのみであって、出力するアルファ値αcdとアルファ乗算済み画素値αcdcdは、以下の(19)、(20)式で表される。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
アルファブレンディング演算器10は、実施の形態1で説明したものと同じものであるため詳細な説明は省略する。アルファブレンディング演算器50、50について詳細に説明する。アルファブレンディング演算器50、50は同じものであるため、アルファブレンディング演算器50を一例として説明する。
アルファブレンディング演算器50は、一方の入力画像に対応したアルファ値α及び画素値Cとして、それぞれ画像Bのアルファ値α及び画素値Cが入力される。また、他方の入力画像に対応したアルファ値αとアルファ乗算済み画素値αCとして、それぞれ前段に接続されるアルファブレンディング演算器10が出力するアルファ値αcd及びアルファ乗算済み画素値αcdcdが入力される。アルファブレンディング演算器50は、これらの入力に基づきアルファ値αbcdとアルファ乗算済み画素値αbcdbcdとを出力する。
アルファブレンディング演算器50は、乗算器51、52、減算器53、加算器54、55を有している。減算器53は、値"1"から他方の入力画像に対応するアルファ値αcdを減算し、その結果を出力する。乗算器51は、減算器53の出力結果と画像Bのアルファ値αとを乗算し、その結果を出力する。加算器54は、乗算器51の出力結果と他方の入力画像に対応するアルファ値αcdとを加算して出力する。加算器54の出力結果は、アルファブレンディング演算器50が出力するアルファ値αbcdとなる。アルファ値αbcdは、以下の(21)式によって表される。
Figure 2007226444
また、乗算器52は、乗算器51の出力と画像Bの画素値Cとを乗算して、その結果を出力する。加算器55は、乗算器52の出力とアルファブレンディング演算器10が出力するアルファ乗算済み画素値αcdcdとを加算し、その結果を出力する。加算器55の出力は、アルファブレンディング演算器50が出力するアルファ乗算済み画素値αbcdbcdとなる。アルファ乗算済み画素値αbcdbcdは、以下の(22)式によって、表される
Figure 2007226444
一方、アルファブレンディング演算器50に続けて縦続接続されるアルファブレンディング演算器50は、アルファブレンディング演算器50と同じ構成である。また、アルファブレンディング演算器50は、一方の入力画像に対応したアルファ値α及び画素値Cとして、それぞれ画像Aのアルファ値α及び画素値Cが入力される。また、他方の入力画像に対応したアルファ値αとアルファ乗算済み画素値αCとして、それぞれアルファブレンディング演算器50が出力するアルファ値αbcd及びアルファ乗算済み画素値αbcdbcdが入力される。アルファブレンディング演算器50は、これらの入力に基づきアルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとを出力する。アルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとは、それぞれ以下の(23)式、(24)式で表される。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
(23)、(24)式より、本実施の形態においても、最終段に接続されるアルファブレンディング演算器50が出力するアルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdは、実施の形態1と同様のものである。つまり、本実施の形態によれば、画像を合成する順番を変更しても画像の合成を実施の形態1と同様に行うことが可能である。
また、本実施の形態の他の一例を図6に示す。図6に示す画像合成装置4'は、画像合成装置1から画像合成装置3への変更を、上記画像合成装置4に適用したものである。
実施の形態5
実施の形態5にかかる画像合成装置5のブロック図を図7に示す。実施の形態5にかかる画像合成装置5は、実施の形態1にかかる画像合成装置1に第1、第2のセレクタ(例えば、セレクタ37、37)を追加したものである。セレクタ37は、各アルファブレンディング演算器が出力するアルファ値αが入力され、いずれか1つのアルファ値を選択してアルファ値αoutとして出力する。また、セレクタ37は、各アルファブレンディング演算器のアルファ乗算済み画素値αCが入力され、いずれか1つのアルファ乗算済み画素値を選択してアルファ乗算済み画素値αoutoutとして出力する。ここで、セレクタ37が出力するアルファ値は、セレクタ37が選択したアルファ乗算済み画素値に対応するものが選択される。
セレクタ37、37の出力は除算器31に入力される。除算器31は、セレクタ37が出力するアルファ乗算済み画素値αoutoutを、セレクタ37が出力するαoutで除算する。これによって除算器31は、画像合成装置5が出力する合成画像の画素値Coutを生成する。また、セレクタ37が出力するアルファ値αoutは、そのまま画像合成装置5が出力するアルファ値αoutとなる。
上記説明より、実施の形態5にかかる画像合成装置5によれば、合成する画像の数が異なる場合であっても、合成する画像の枚数に応じて出力するアルファブレンディング演算器の出力を選択することが可能である。これによって、1つの画像合成装置5によって、合成する画像の枚数が異なる場合であっても、適切な出力を行うことが可能である。
実施の形態6
実施の形態6にかかる画像合成装置6のブロック図を図8に示す。実施の形態6にかかる画像合成装置6は、実施の形態1にかかる画像合成装置1の出力に第3のセレクタ(例えば、セレクタ38)を有するものである。セレクタ38には、除算器31が出力する合成画像の画素値Cabcdと、アルファブレンディング演算器20が出力するアルファ乗算済み画素値αabcdabcdが接続されている。セレクタ38は、接続される出力のうちいずれか一方を選択して出力する。
これによって、実施の形態6にかかる画像合成装置6は、出力する値を画素値Cabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdとのいずれかから選択することができる。これによって、画像合成装置6は、出力に接続されるブロックの機能に応じて出力する値を選択することができる。つまり、画像合成装置6によれば、画像合成装置6を含むシステムの柔軟性を高めることが可能である。
また、実施の形態6の他の一例を図9に示す。図9に示す画像合成装置6'は、除算器31に入力するアルファ値を選択する第3のセレクタ(例えば、セレクタ39)を有している。セレクタ39には、値"1"とアルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdが入力される。セレクタ39は、入力される値のうちいずれか一方を選択して出力する。
ここで、セレクタ39がアルファ値αabcdを選択した場合、除算器31にはアルファ値αabcdが入力されるため、除算器31は、合成画像の画素値Cabcdを出力する。また、セレクタ39が値"1"を選択した場合、除算器31には値"1"が入力されるため、除算器31は、合成画像のアルファ乗算済み画素値αabcdabcdを出力する。つまり、画像合成装置6'においても、画像合成装置6と同様に出力する値を選択することが可能である。
実施の形態7
実施の形態7にかかる画像合成装置7のブロック図を図10に示す。図10に示すように、実施の形態7にかかる画像合成装置7は、実施の形態1にかかる画像合成装置1のアルファブレンディング演算器の内部に第4のセレクタを追加したものである。これによって、本実施の形態のアルファブレンディング演算器は、画像の情報として画素値とアルファ乗算済み画素値とのいずれが入力された場合にも対応することができる。
画像合成装置7の第2の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器70)は、画像合成装置1の第2の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器10)に対して、2つの第4のセレクタ(例えば、セレクタ71、72)が追加されている。また、画像合成装置7の第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器80、80)は、画像合成装置1の第1の演算器(例えば、アルファブレンディング演算器20、20)に対して、それぞれ第4のセレクタ(例えば、セレクタ81、81)を追加したものである。
アルファブレンディング演算器70に追加されているセレクタ71、72の接続について説明する。セレクタ71は、入力端子i1、i2を有しており、入力端子i1、i2のいずれか一方に入力された値を選択して出力する。セレクタ71の入力端子i1は、乗算器13の出力が接続されており、入力端子i2は、他方の入力画像に対応する画素値C又はアルファ乗算済み画素値αCが入力される。セレクタ72は、入力端子i1、i2を有しており、入力端子i1、i2のいずれか一方に入力された値を選択して出力する。セレクタ72の入力端子i1は、乗算器11の出力が接続されており、入力端子i2は、減算器14の出力が接続されている。アルファブレンディング演算器70は、セレクタ71、72が入力端子i1を選択した場合は、実施の形態1のアルファブレンディング演算器10と同様の接続であって、同様の演算を行う。一方、セレクタ71、72が入力端子i2を選択した場合、後述するアルファブレンディング演算器80、80と同様の接続となり、同様の演算を行う。つまり、アルファブレンディング演算器70は、第1の演算器と第2の演算器とのいずれか一方の機能を選択することができる。
アルファブレンディング演算器80に追加されているセレクタ81の接続について説明する。セレクタ81は、入力端子i1、i2を有しており、入力端子i1、i2のいずれか一方に入力された値を選択して出力する。セレクタ81の入力端子i1は、乗算器23の出力が接続されており、入力端子i2は、他方の入力画像に対応する画素値C又はアルファ乗算済み画素値αCが入力される。アルファブレンディング演算器80は、セレクタ81が入力端子i1を選択した場合は、実施の形態1のアルファブレンディング演算器20と同様の接続であって、同様の演算を行う。一方、セレクタ81が入力端子i2を選択することで、入力されるアルファ乗算済み画素値αCと、このアルファ乗算済み画素値αCに対応するアルファ値αとの乗算を行わない演算を行う。ここで、アルファブレンディング演算器80に追加されているセレクタ81の接続は、アルファブレンディング演算器80に追加されているセレクタ81と同じ接続であるため説明を省略する。
実施の形態7にかかる画像合成装置7の動作について説明する。まず、実施の形態1にかかる画像合成装置1の場合と同様に入力画像の情報としてアルファ値αと画素値Cが入力された場合について説明する。この場合、セレクタ71、72、81、81は、それぞれ入力端子i1を選択する。これによって、各アルファブレンディング演算器の内部の接続は、画像合成装置1のアルファブレンディング演算器と同じになる。従って、画像合成装置7の出力は、画像合成装置1と同じものとなる。
一方、入力画像の情報としてアルファ値αとアルファ乗算済み画素値αCが入力された場合について説明する。この場合、セレクタ71、72、81、81は、それぞれ入力端子i2を選択する。これによって、各アルファブレンディング演算器は、入力されるアルファ乗算済み画素値αCと、このアルファ乗算済み画素値αCに対応するアルファ値αとの乗算を行わない接続となる。従って、アルファブレンディング演算器70の出力は、(25)、(26)式で表され、アルファブレンディング演算器80の出力は、(27)、(28)式で表され、アルファブレンディング演算器80の出力は、(29)、(30)式で表される。
Figure 2007226444
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(29)、(30)式は、実施の形態1にかかるアルファブレンディング演算器20が出力するアルファ値αabcdとアルファ乗算済み画素値αabcdabcdと同じものとなる。従って、実施の形態7にかかる画像合成装置7は、入力画像の情報としてアルファ値αとアルファ乗算済み画素値αCが入力された場合であっても、実施の形態1にかかる画像合成装置1と同様の結果を得ることができる。
上記説明より、実施の形態7にかかる画像合成装置7によれば、入力画像の画素値として、アルファ乗算済み画素値が入力された場合であっても、実施の形態1と同様の演算結果を得ることができる。また、実施の形態1と同様に入力画像の画素値Cが入力される場合であっても、セレクタによってアルファブレンディング演算器の内部接続を変更することで、実施の形態1と同様の結果を得ることができる。つまり、実施の形態7にかかる画像合成装置7は、アルファブレンディング演算器の内部に追加されたセレクタによって、アルファブレンディング演算器の内部接続を選択することで、入力される情報によらず実施の形態1と同様の結果を得ることが可能である。
実施の形態8
実施の形態8にかかる画像合成装置8は、CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)等の汎用の演算装置を用いて、実施の形態1にかかる画像合成装置1で行っている演算を実行するものである。図11に画像合成装置8のブロック図を示す。図11に示すように、画像合成装置8は、画像入力部91、CPU部92、画像出力部93、メモリ94を有している。また、画像入力部91、CPU部92、画像出力部93、メモリ94は、データバス95を介してデータの送受信を行う。
画像入力部91は、入力画像の情報を受信し、データバス95を介してメモリ94に送信する。CPU部92は、画像合成装置1で実行される演算に基づき画像を合成する。画像出力部93は、CPU部92で合成された画像を、例えば図示しない表示装置に出力する。メモリ94は、入力画像、あるいは合成画像の情報を蓄積する。
CPU部92が行う演算のフローチャートを図12に示し、図12を参照して、CPU部92が行う演算の説明をする。ここで、合成する画像において、その画像の画素の番号をiで示し、合成する画像の番号をjで示す。
CPU部92は、画像の合成を開始すると、まず画素番号iを1番目に初期化する(ステップS1)。また、画像番号jを1番目に初期化する(ステップS2)。続いて、j番目の画像とj+1番目の画像とのi番目の画素についての合成を行い、j番目の画像とj+1番目の画像とのi番目の画素を合成したアルファ値αout[i]とj番目の画像とj+1番目の画像とのi番目の画素を合成したアルファ乗算済み画素値αoutout[i]とを演算する第2の合成ステップが実行される(ステップS3)。ここで、ステップS3で行われる演算は、実施の形態1のアルファブレンディング演算器10の演算に相当する。ステップS3で行われる演算を(31)、(32)式に示す。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
続いて、j+2番目の画像の情報を読み込む(ステップS4)。このとき、ステップS3で求めたアルファ値αout[i]とアルファ乗算済み画素値αoutout[i]とを、それぞれアルファ値αDSTと画素値CDSTとに格納する。また、ステップS4で読み込んだj+2番目の画像のアルファ値α[i]と画素値C[i]とを、それぞれアルファ値αSRCと画素値CSRCとに格納する(ステップS5)。続いて、アルファ値αDST、画素値CDST、アルファ値αSRC、画素値CSRCに基づき、アルファ値αout[i]とアルファ乗算済み画素値αoutout[i]とを求める第1の合成ステップが実行される(ステップS6)。ここで、ステップS6で求まるアルファ値αout[i]とアルファ乗算済み画素値αoutout[i]とは、実施の形態1のアルファブレンディング演算器20の演算に相当する。ステップS6で行われる演算を(33)、(34)式に示す。
Figure 2007226444
Figure 2007226444
ステップS6が終了すると、合成していない画像が残っているかどうかを判断する(ステップS7)。ステップS7で合成していない画像が残っている場合は、j=j+1として次画像を読み込み(ステップS8)、再度ステップS5、S6を繰り返す。これらのステップで求まるアルファ値αout[i]とアルファ乗算済み画素値αoutout[i]とは、実施の形態1のアルファブレンディング演算器20の演算に相当する。一方、合成していない画像が残っていない場合はステップS6の結果に基づき出力する合成画像の画素値Coutを求める除算ステップが実行される(ステップS9)。ステップS9の演算は、実施の形態1の除算器31の動作に相当する。この演算の式を(35)式に示す。
Figure 2007226444
続いて、まだ合成していない画素があるかを判断する(ステップS10)。ステップS10で、合成していない画素が残っている場合は、i=i+1として次の画素を読み込み、ステップS2からステップS9までを繰り返す(ステップS11)。一方、合成していない画素が残っていない場合には、合成処理を終了する。
上記説明より、実施の形態8にかかる画像合成装置8によれば、前述の実施の形態で用いたアルファブレンディング演算器によって行っていた処理をCPU等の汎用演算器によって行うことが可能である。
ここで、従来のアルファブレンディング演算器による画像合成処理をCPU等の汎用演算器に実行させることが可能である。しかしながら、従来のアルファブレンディング演算器では、1つのアルファブレンディング演算器の出力に付き1つの除算器が必要であり、このような処理を汎用演算器で行う場合、除算処理は他の処理に比べて処理に時間がかかるため、画像合成を高速に行うことができない問題がある。
これに対して、実施の形態8にかかる画像合成処理では、除算は全画像を合成した後に1度行えば良い。つまり、時間のかかる除算処理の回数が従来に比べ大幅に少ないため、画像合成処理を高速で行うことが可能である。
ここで、実施の形態1以外の実施の形態で行われた処理を汎用演算器で行う場合であっても、実施の形態2の乗算器32の動作は乗算ステップ、実施の形態5の第1、第2のセレクタの動作は第1、第2の選択ステップ、実施の形態6の第3のセレクタの動作は第3の選択ステップ、実施の形態7の第4のセレクタの動作は、第4の選択ステップとして、適宜処理フローに組み込むことで、汎用演算器によって処理を行うことが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、4枚の画像を合成する場合について説明したが、合成する画像の枚数に応じて縦続接続するアルファブレンディング演算器の個数を調整することで、多数の画像の合成を行うことが可能である。また、上記実施の形態を適宜組み合わせても良い。
実施の形態1にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる画像合成装置の他の一例のブロック図である。 実施の形態3にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態4にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態4にかかる画像合成装置の他の一例のブロック図である。 実施の形態5にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態6にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態7にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態7にかかる画像合成装置の他の一例のブロック図である。 実施の形態8にかかる画像合成装置のブロック図である。 実施の形態8にかかる画像合成装置のCPU部が行う処理のフローチャートである。 従来の画像合成装置のブロック図である。 従来の画像生成装置の詳細なブロック図である。
符号の説明
1〜7、100 画像合成装置
10、20〜20、40〜40、50〜50、60〜60、70、80〜80、111〜113 アルファブレンディング演算器
11〜13、21〜21、22〜22、23〜23、32、41〜41、42〜42、43〜43、51〜51、52〜52、61〜61、62〜62、63〜63、1111〜1113、1121〜1123、1131〜1133 乗算器
14、24〜24、33〜36、44〜44、53〜53、65〜65、1114、1124、1134 減算器
15、16、25〜25、26〜26、45〜45、54〜54、55〜55、64〜64、1115、1116、1125、1126、1135、1136 加算器
31、114〜116、130 除算器
37、37、38、39、71、72、81、81 セレクタ
91 画像入力部
92 CPU部
93 画像出力部
94 メモリ
95 データバス
110、120、140 画像生成装置
150 表示装置

Claims (14)

  1. 第1、第2の画素情報を、前記第1、第2の画素情報に対応した第1、第2の係数に基づいて合成し、前記第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する複数の演算器と、
    前記複数の演算器のうちいずれか一つの演算器が出力する前記中間出力情報を前記第3の係数で除算して、前記第3の画素情報を出力する除算器とを有し、
    前記複数の演算器のうち少なくとも1つは、前記第1の画素情報に相当する入力として前記第1の画素情報に前記第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の演算器である画像合成装置。
  2. 前記画像合成装置は、初段に前記第1、第2の画素情報と、前記第1、第2の係数が入力され、前記第3の係数と、前記中間出力情報とを出力する第2の演算器が配置され、前記第2の演算器に続いて、少なくとも1つの前記第1の演算器が縦続接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。
  3. 前記画像合成装置は、初段に前記第1の画像情報と前記第1の係数とを乗算して、前記中間入力情報を生成する乗算器を有し、前記乗算器に続いて、少なくとも1つの前記第1の演算器が縦続接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。
  4. 前記画像合成装置は、一方の入力に画素情報及び係数の入力がなく、他方の入力に前記第1の画像情報と前記第1の係数が入力される前記第1の演算器が初段に接続されることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。
  5. 前記画像合成装置は、前記複数の演算器のうちいずれか1つが出力する前記第3の係数を選択する第1のセレクタと、前記複数の演算器のうちいずれか1つが出力する前記中間出力情報を選択する第2のセレクタとを有し、前記除算器は、前記第2のセレクタが選択した前記中間出力情報を、前記第1のセレクタが選択した前記第3の係数で除算することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像合成装置。
  6. 前記画像合成装置は、前記複数の演算器のうち最終段に接続される演算器が出力する前記中間出力情報と、前記第3の画像情報とのいずれか一方を選択して出力する第3のセレクタを有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像合成装置。
  7. 前記複数の演算器のうち少なくとも1つの演算器は、前記中間入力情報と当該中間入力情報に対応する前記第1の係数との乗算を行うか否かを選択する選択部を有していることを特徴とする請求項1乃至6に記載の画像合成装置。
  8. 第1、第2の画素情報を、前記第1、第2の画素情報に対応した第1、第2の係数に基づいて合成し、前記第1、第2の係数の合成係数となる第3の係数と、前記第1、第2の画素情報の合成画素情報となる第3の画素情報に前記第3の係数を乗算した中間出力情報とを出力する複数の合成ステップと、
    前記複数の合成ステップのうちいずれか一つの合成ステップで出力される前記中間出力情報を前記第3の係数で除算して、前記第3の画素情報を出力する除算ステップとを有し、
    前記複数の合成ステップのうち少なくとも1つは、前記第1の画素情報に相当する入力として前記第1の画素情報に前記第1の係数を乗算した中間入力情報が入力される第1の合成ステップである画像合成方法。
  9. 前記画像合成方法は、初回に前記第1、第2の画素情報と、前記第1、第2の係数が入力され、前記第3の係数と、前記中間出力情報とを出力する第2の合成ステップが実行され、前記第2の合成ステップに続いて、少なくとも1回の前記第1の合成ステップが実行されることを特徴とする請求項8に記載の画像合成方法。
  10. 前記画像合成方法は、初回に前記第1の画像情報と前記第1の係数とを乗算して、前記中間入力情報を生成する乗算ステップを有し、前記乗算ステップに続いて、少なくとも1つの前記第1の合成ステップが実行されることを特徴とする請求項8に記載の画像合成方法。
  11. 前記画像合成方法は、一方の入力に画素情報及び係数の入力がなく、他方の入力に前記第1の画像情報と前記第1の係数が入力される前記第1の合成ステップが初回に実行されることを特徴とする請求項8に記載の画像合成方法。
  12. 前記画像合成方法は、前記複数の合成ステップのうちいずれか1つが出力する前記第3の係数を選択する第1の選択ステップと、前記複数の合成ステップのうちいずれか1つが出力する前記中間出力情報を選択する第2の選択ステップとを有し、前記除算ステップは、前記第2の選択ステップが選択した前記中間出力情報を、前記第1の選択ステップが選択した前記第3の係数で除算することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像合成方法。
  13. 前記画像合成方法は、前記複数の合成ステップのうち最後に実行される前記合成ステップが出力する前記中間出力情報と、前記第3の画像情報とのいずれか一方を選択して出力する第3の選択ステップを有していることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像合成方法。
  14. 前記複数の合成ステップのうち少なくとも1つの合成ステップは、前記中間入力情報と当該中間入力情報に対応する前記第1の係数との乗算を行うか否かを選択する第4の選択ステップを有していることを特徴とする請求項8乃至13に記載の画像合成方法。
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