JPH0962484A - ディジタルデータ記録/再生装置及びメモリ制御方法 - Google Patents

ディジタルデータ記録/再生装置及びメモリ制御方法

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JPH0962484A
JPH0962484A JP24098195A JP24098195A JPH0962484A JP H0962484 A JPH0962484 A JP H0962484A JP 24098195 A JP24098195 A JP 24098195A JP 24098195 A JP24098195 A JP 24098195A JP H0962484 A JPH0962484 A JP H0962484A
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JP24098195A
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Masamitsu Kai
正光 甲斐
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、8ビットのDRAMを4個使って、
32ビットでバッファメモリにデータを転送できるよう
にした場合、バッファメモリの任意の境界のアドレスか
らデータを転送できるようにし、バッファメモリの容量
を有効に使用できるようにする。 【解決手段】 例えば8ビットのDRAM50〜53を
4個用いて32ビットでデータ転送をできるようにバッ
ファメモリ19を構成する。バッファメモリにデータを
転送する際に、DRAM50〜53の境界のアドレスか
らデータを転送する場合には、その境界の所までダミー
データを付加して転送すると共に、CAS0〜CAS3
信号により、ダミーデータが転送される所のDRAMへ
の書込みを無効にする。バッファメモリからデータを転
送する際に、DRAMの境界のアドレスからデータを転
送する場合には、その境界の所までデータを取り除い
て、データを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、テープ状
記録媒体にディジタルデータを記録/再生するデータ記
録/再生装置及び、そのバッファメモリの制御に用いて
好適なメモリ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを磁気テープに記録/
再生するテープストリーマドライブは、記録容量が膨大
であるため、ハードディスク等に記録されたデータをバ
ックアップするのに広く用いられている。また、テープ
ストリーマドライブは、バックアップ用としてばかりで
なく、動画データのような大きなファイルのデータを記
録する場合にも好適である。
【0003】このようなテープストリーマドライブとし
て、例えば、8ミリVTRのテープカセットと同様のテ
ープカセットを利用したものが知られている。このよう
なテープストリーマドライブでは、回転ヘッドを用い
て、ヘリカルスキャン方式で、ディジタルデータを磁気
テープに記録/再生している。
【0004】また、このようなテープストーマドライブ
では、データ記録容量の増大を図るために、データを圧
縮して記録すること行われている。データ圧縮方式とし
ては、例えば、LZ(Lempel-ZIV)符号を用いたものが
知られている。LZ符号は、文字列の繰り返しを検出す
ることで、データの圧縮を行うものである。また、この
ようにデータ圧縮して記録すると、特に、シーケンシャ
ルなデータを記録/再生する場合には、読み出し/書込
みするデータ量が少なくなるので、アクセス速度が見か
け上速くなる。
【0005】このようなデータ圧縮機能を実現するため
に、テープストリーマドライブには、例えばLZ符号の
データ圧縮/伸長を行うデータ圧縮/伸長部が設けられ
ている。通常、データ圧縮/伸長部は、オリジナルデー
タ側インターフェースと、データ圧縮/伸長エンジン
と、圧縮データ側インターフェースとを有している。オ
リジナルデータ側インターフェース及び圧縮データ側イ
ンターフェースには、DMA(Direct Memory Access)
の転送速度を調整するためのFIFO(First-InFirst-
Out)レジスタが設けられる。
【0006】データを圧縮する場合には、オリジナルデ
ータ側インターフェースにオリジナルデータが送られ
る。オリジナルデータは、例えば512バイトを1セグ
メントとして、セグメント単位で送られてくる。このオ
リジナルデータがデータ圧縮/伸長エンジンに供給され
る。データ圧縮/伸長エンジンで、このデータが圧縮さ
れていく。
【0007】入/出力されるデータと、磁気テープへの
データ記録/再生との間のデータの転送を調整するため
に、データ圧縮/伸長部の後段には、バッファメモリが
設けられている。データを記録する場合、例えばSCS
Iインターフェースを使って入力されたオリジナルデー
タは、圧縮され、一旦、バッファメモリに蓄えられた
後、テープに記録される。また、磁気テープからの再生
データは、一旦、バッファメモリに蓄えられた後、伸長
され、SCSIインターフェースを使って出力される。
【0008】バッファメモリとして、従来、16ビット
でデータを転送するものが使われている。これは、8ビ
ットのDRAMを2つ設けてバッファメモリを構成し、
16ビット単位でデータを転送するものである。しかし
ながら、16ビットでデータ転送するのでは、データの
転送速度が十分でない。
【0009】そこで、バッファメモリとして、32ビッ
トでデータを転送できるようにしたものが考えられてい
る。このようなバッファメモリは、8ビットのDRAM
を4個使って構成できる。32ビットでデータを転送で
きれば、従来の16ビットで転送するものに比べて、転
送速度を著しく向上できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、8ビットの
DRAMを4個使って32ビットでデータを転送できる
ようにした場合、バッファメモリの任意の境界のアドレ
スからデータを転送できない。このため、記憶容量に無
駄が生じる。
【0011】つまり、図6に示すように、8ビットのD
RAM100、101、102、103から32ビット
のバッファメモリを構成したとする。DRAM100の
アドレスは4n(0、4、8、…)となり、DRAM1
01のアドレスは4n+1(1、5、9、…)となり、
DRAM102のアドレスは4n+2(2、6、10、
…)となり、DRAM103のアドレスは4n+3
(3、7、11、…)となる。
【0012】32ビットでデータを転送する場合、アド
レス「0」〜「3」、アドレス「4」〜「7」、アドレ
ス「8」〜「11」、…のように、4の整数倍のアドレ
スから、4バイト単位で、データが転送される。
【0013】ここで、図6Aに示すように、アドレス
「1」〜「5」に、既にデータが書かれているとする。
なお、「*」は既に書かれているデータを示し、「*
*」は新たに書かれたデータを示すものとする。この場
合、次のデータをアドレス「6」から転送できれば、記
録容量の無駄は生じない。ところが、データの転送は3
2ビットで行われるため、4の整数倍のアドレスからし
かデータは転送できない。このため、図6Bに示すよう
に、アドレス「8」からデータを転送しなければならな
い。アドレス「8」からデータを転送すると、アドレス
「6」、「7」の領域が無駄になる。
【0014】したがって、この発明の目的は、例えば4
個のDRAMを用いてバッファメモリを構成した場合
に、4の整数倍以外のアドレスからデータを転送でき、
データ量に無駄が生じないディジタルデータ記録/再生
装置及びメモリ制御方法を提供することにある。
【0015】この発明は、オリジナルデータの入/出力
を行うオリジナルデータ入/出力手段と、記録媒体にデ
ータを記録/再生する記録/再生手段とオリジナルデー
タ入/出力手段と記録/再生手段との間にあり、記録再
生手段への又は記録/再生手段からのデータを一時的に
蓄えるバッファメモリと、バッファメモリを制御するバ
ッファ制御手段とを有し、バッファメモリは、複数のブ
ロックに分割されており、バッファメモリにデータを転
送する際に、ブロックの境界のアドレスからデータを転
送する場合には、ブロックの境界のアドレスまでに相当
してダミーデータを付加して転送すると共に、ダミーデ
ータが転送される所の分割ブロックへの書込みを無効に
し、バッファメモリからデータを転送する際に、ブロッ
クの境界のアドレスからデータを転送する場合には、ブ
ロックの境界に相当するアドレスまでデータを取り除い
て、データを転送するようにしたディジタルデータ記録
/再生装置である。
【0016】この発明は、オリジナルデータの入/出力
を行うオリジナルデータ入/出力手段と記録媒体にデー
タを記録/再生する記録/再生手段との間にあり、記録
/再生手段への又は記録再生手段からのデータを一時的
に蓄えるバッファメモリを制御するメモリ制御方法にお
いて、バッファメモリにデータを転送する際に、ブロッ
クの境界のアドレスからデータを転送する場合には、ブ
ロックの境界のアドレスまでに相当してダミーデータを
付加して転送すると共に、ダミーデータが転送される所
の分割ブロックへの書込みを無効にし、バッファメモリ
からデータを転送する際に、ブロックの境界のアドレス
からデータを転送する場合には、ブロックの境界に相当
するアドレスまでデータを取り除いて、データを転送す
るようにしたメモリ制御方法である。
【0017】例えば8ビットのDRAMを4個用いて3
2ビットでデータ転送をできるようにバッファメモリを
構成し、バッファメモリにデータを転送する際に、DR
AMの境界のアドレスからデータを転送する場合には、
その境界の所までダミーデータを付加して転送すると共
に、ダミーデータが転送される所のDRAMへの書込み
を無効にし、バッファメモリからデータを転送する際
に、DRAMの境界のアドレスからデータを転送する場
合には、その境界の所までデータを取り除いて、データ
を転送するようにしている。このため、バッファメモリ
を、例えば8ビットのDRAMを4個用いて32ビット
でデータ転送をできるようにした場合に、4nでないア
ドレスからもデータ転送でき、バッファメモリの容量が
無駄にならない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用さ
れたテープストリーマドライブの一例を示すものであ
る。このテープストリーマドライブは、8ミリVTRと
同様の磁気テープを用い、ヘリカルスキャン方式で、磁
気テープにデータを記録/再生するものである。
【0019】すなわち、図1において、1は回転ドラム
である。回転ドラム1には、記録ヘッド2A及び2B、
再生ヘッド3A及び3Bが配置される。記録ヘッド2A
及び2Bは、アジマス角の異なる2つのギャップが極め
て近接して一体構造で設けられた所謂ダブルアジマス構
造とされている。同様に、再生ヘッド3A及び3Bは、
ダブルアジマスヘッドの構造とされている。
【0020】回転ドラム1に、磁気テープ5が巻き付け
られる。この磁気テープ5は、8ミリVTRのテープカ
セットと同様のカセットから引き出されたものである。
回転ドラム1は、ドラムモータ4により回転される。ま
た、磁気テープ5は、キャプスタンモータ6及びピンチ
ローラ(図示せず)により送られる。ドラムモータ4及
びキャプスタンモータ6は、メカコントローラ7の制御
の基に回転される。メカコントローラ7により、ドラム
サーボ及びトラッキングサーボ等の処理が行われてい
る。メカコントローラ7と、全体制御を行うシステムコ
ントローラ12とは双方向に接続されている。
【0021】このように記録ヘッド2A及び2B、再生
ヘッド3A及び3Bが配置された回転ドラム1を用い
て、ヘリカルスキャン方式でデータが記録/再生され
る。
【0022】すなわち、磁気テープ5への記録データ
は、変調回路8で変調され、記録アンプ9を介して、記
録ヘッド2A及び2Bに供給される。記録ヘッド2A及
び2Bにより磁気テープ5に傾斜トラックに沿ってデー
タが記録される。記録ヘッド2A及び2Bは互いに異な
るアジマス角とされており、この傾斜トラックは、1ト
ラック毎に異なるアジマス角のトラックとなる。
【0023】磁気テープ5のデータは、再生ヘッド3A
及び3Bにより再生される。再生ヘッド3A及び3Bの
出力は、再生アンプ10を介して、復調回路11に供給
される。復調回路11により、再生データが復調され
る。
【0024】このテープストリーマドライブでは、デー
タの入出力に、SCSI(Small Computer System Inte
rface )インターフェースが用いられている。すなわ
ち、データを記録する際には、ホストコンピュータ(図
示せず)から、例えば512バイトを1セグメントとし
て、データが送られてくる。このデータは、SCSIイ
ンターフェース13を介して入力される。
【0025】また、このテープストリーマドライブで
は、データを圧縮/伸長するためのデータ圧縮/伸長部
14が設けられている。データ圧縮/伸長部14は、オ
リジナルデータ側インターフェース15と、データ圧縮
/伸長エンジン16と、圧縮データ側インターフェース
17とからなる。データ圧縮/伸長部14へのデータ
は、DMAで転送される。オリジナルデータ側インター
フェース15及び圧縮データ側インターフェース17
は、DMA転送速度を調整するためのFIFO(First-
In First-Out)レジスタを有している。
【0026】データ圧縮/伸長エンジン16は、LZ符
号により、データの圧縮/伸長処理を行うものである。
LZ符号は、入力した文字列の繰り返しを検出すること
より、データの圧縮を行うものである。すなわち、過去
に処理した文字列に専用のコードが割り振られ、辞書の
形で格納される。入力文字列と辞書とが比較され、一致
したときは辞書コードに書き換えられる。一致しなかっ
た文字列は、逐次、辞書に登録される。このように、入
力文字列を辞書に登録し、文字列を辞書のコードに書き
換えていくことにより、データが圧縮される。
【0027】データを記録する際には、ホストコンピュ
ータから、例えば512バイトを1セグメントとして、
データが送られてくる。このデータは、SCSIインタ
ーフェース13を介して入力される。SCSIインター
フェース13の出力は、データ圧縮/伸長部14のオリ
ジナルデータ側インターフェース15を介して、データ
圧縮/伸長エンジン16に供給される。このデータは、
データ圧縮/伸長エンジン16により、LZ符号を用い
て圧縮される。データ圧縮/伸長エンジン16の出力が
圧縮データ側インターフェース17を介して出力され
る。
【0028】圧縮データ側インターフェース17の出力
は、バッファコントローラ18の制御の基に、バッファ
メモリ19に一旦蓄えられる。バッファメモリ19の出
力は、変調回路8に供給される。変調回路8で記録デー
タが変調される。変調回路8の出力は、記録アンプ9を
介して、記録ヘッド2A及び2Bに供給される。記録ヘ
ッド2A及び2Bにより磁気テープ5にデータが傾斜ト
ラックで記録される。
【0029】データを再生する際には、磁気テープ5の
記録データが再生ヘッド3A及び3Bにより再生され
る。再生ヘッド3A及び3Bの出力は、再生アンプ10
を介して、復調回路11に供給される。復調回路11に
より、再生データが復調される。復調回路11の出力
は、バッファコントローラ18の制御の基に、バッファ
メモリ19に一旦蓄えられる。
【0030】バッファメモリ19の出力は、データ圧縮
/伸長部14の圧縮データ側インターフェース17を介
して、データ圧縮/伸長エンジン16に供給される。デ
ータ圧縮/伸長エンジン16により、データが伸長さ
れ、元のデータに戻される。データ圧縮/伸長エンジン
16の出力は、オリジナルデータ側インターフェース1
5を介して、SCSIインターフェース13に供給され
る。
【0031】図2は、バッファメモリ19の構成を示す
ものである。バッファメモリ19は、8ビットのDRA
M50、51、52、53から構成される。DRAM5
0〜51とバッファコントローラ18とは、アドレスバ
ス54及びデータバス55で結ばれている。データバス
55には、32ビットでデータが転送される。
【0032】バッファメモリコントローラ18からDR
AM50、51、52、53に与えられるCAS0〜C
AS3信号により、DRAM50〜53にデータが記録
可能になる。すなわち、CAS0信号によりDRAM5
0が書込み可能になり、CAS1信号によりDRAM5
1が書込み可能になり、CAS2信号によりDRAM5
2が書込み可能になり、CAS3信号によりDRAM5
3が書込み可能になる。
【0033】この例では、バッファメモリ19の任意の
境界のアドレスからデータを転送できる。すなわち、
「4n」のアドレス以外からデータを転送する場合に
は、ダミーデータを付加すると共に、ダミーデータが転
送される所のDRAM50〜53のCAS信号が無効さ
れる。これにより、4個の8ビットのDRAM50〜5
1を用いて32ビットのデータを転送する場合にも、
「4n」のアドレス以外からでも、データの転送が行な
える。
【0034】つまり、図3でフローチャートで示すよう
に、アドレスが「4n」から始まるかどうかが判断され
(ステップS1)、アドレスが「4n」から始まるな
ら、DRAM50〜53に対するCAS0信号〜CAS
3信号が全て有効とされ(ステップS2)、32ビット
でオリジナルデータがDRAM50〜53に転送される
(ステップS3)。
【0035】ステップS1でアドレスが「4n」から始
まらなければ、アドレスが「4n+1」始まるかどうか
が判断され(ステップS4)、アドレスが「4n+1」
から始まるなら、DRAM50に対するCAS0信号が
無効にされる(ステップS5)。そして、1バイトのダ
ミーデータと、3バイトのオリジナルデータとで32ビ
ットのデータとされて、データがDRAM50〜53に
転送される(ステップS6)。DRAM50に対するC
AS0信号は無効とされているので、DRAM50には
データが記録されない。以後、DRAM50〜53に対
するCAS0信号〜CAS3信号が全て有効とされ(ス
テップS7)、残りのデータが32ビットでDRAM5
0〜53に転送される(ステップS8)。
【0036】ステップS4でアドレスが「4n+1」か
ら始まらなければ、アドレスが「4n+2」から始まる
かどうかが判断され(ステップS9)、アドレスが「4
n+2」から始まるなら、DRAM50及び51に対す
るCAS0信号及びCAS1信号が無効にされる(ステ
ップS10)。そして、2バイトのダミーデータと、2
バイトのオリジナルデータとで32ビットのデータとさ
れて、データがDRAM50〜53に転送される(ステ
ップS11)。DRAM50及び51に対するCAS0
信号及びCAS1は無効とされているので、DRAM5
0及び51にはデータが記録されない。以後、DRAM
50〜53に対するCAS0信号〜CAS3信号が全て
有効とされ(ステップS12)、残りのデータが32ビ
ットでDRAM50〜53に転送される(ステップS1
3)
【0037】ステップS9でアドレスが「4n+2」か
ら始まらなければ、アドレスが「4n+3」から始まる
かどうかが判断され(ステップS14)、アドレスが
「4n+3」から始まるなら、DRAM50〜52に対
するCAS0〜CAS2信号が無効にされる(ステップ
S15)。そして、3バイトのダミーデータと、1バイ
トのオリジナルデータとで32ビットのデータとされ
て、データがDRAM50〜53に転送される(ステッ
プS16)。DRAM50〜52に対するCAS0〜C
AS2は無効とされているので、DRAM50〜52に
はデータが記録されない。以後、DRAM50〜53に
対するCAS0信号〜CAS3信号が全て有効とされ
(ステップS17)、残りのデータが32ビットでDR
AM50〜53に転送される(ステップS18)。
【0038】例えば、前回に転送されてきたデータが5
バイトで、図4Aに示すように、アドレス「0」〜
「4」にデータが書かれているとする。なお、「*」は
既に書かれているデータを示し、「**」は新たに書か
れたデータを示すものとする。この場合、次のデータ
は、アドレス「5」から始まるる。アドレス「5」は、
「4n+1」のアドレスであるから、ステップS4〜S
8に示したように、CAS0及びCAS1信号が無効と
され、1バイトのダミーデータと、3バイトのオリジナ
ルデータとが転送される。すなわち、アドレス「4」に
ダミーデータ、アドレス「5」〜「7」にオリジナルデ
ータが転送される。アドレス「4」にダミーデータが転
送されるが、CAS0信号が無効なので、このダミーデ
ータは記録されない。このため、図4Bに示すように、
アドレス「5」、「6」、「7」にオリジナルデータが
記録される。それから、アドレス「8」、「9」、「1
0」、…にオリジナルデータが記録されていく。
【0039】図5は、バッファメモリからデータを読み
出す場合の処理を示すフローチャートである。
【0040】図5において、アドレスが「4n」から始
まるかどうかが判断され(ステップS21)、アドレス
が「4n」から始まるなら、DRAM50〜53から4
バイトのデータが読み出され、DRAM50〜53から
32ビットでデータが転送される(ステップS22)。
【0041】ステップS21でアドレスが「4n」から
始まらなければ、アドレスが「4n+1」から始まるか
どうかが判断される(ステップS23)。アドレスが
「4n+1」から始まるなら、DRAM50〜53から
最初の4バイトが転送される(ステップS24)。そし
て、DRAM50から転送される1バイトのデータは取
り除かれる(ステップS25)。以後、DRAM50〜
53から4バイトのデータが読み出され、DRAM50
〜53から32ビットでデータが転送される(ステップ
S26)。
【0042】ステップS24でアドレスが「4n+1」
から始まらなければ、アドレスが「4n+2」から始ま
るかどうかが判断される(ステップS27)。アドレス
が「4n+2」から始まるなら、DRAM50〜53か
ら最初の4バイトが読み出される(ステップS28)。
そして、DRAM50、51から転送される2バイトの
データは取り除かれる(ステップS29)。以後、DR
AM50〜53から4バイトのデータが読み出され、D
RAM50〜53から32ビットでデータが転送される
(ステップS31)。
【0043】ステップS28でアドレスが「4n+2」
から始まらなければ、アドレスが「4n+3」から始ま
るかどうかが判断される(ステップS31)。アドレス
が「4n+3」なら、DRAM50〜53から最初の4
バイトが読み出される(ステップS32)。そして、D
RAM50〜52から転送される3バイトのデータは取
り除かれる(ステップS33)。以後、DRAM50〜
53から4バイトのデータが読み出され、DRAM50
〜53から32ビットでデータが転送される(ステップ
S34)。
【0044】なお、この例では、圧縮符号としてLZ符
号を用いているが、他の圧縮符号を用いるようにしても
良い。勿論、データ圧縮しないで、オリジナルデータを
直接記録/再生することも可能である。
【0045】また、この例では、記録データを変調して
そのまま記録しているが、エラー訂正符号化回路を設
け、エラー訂正コードを付加して記録するようにしても
良い。また、この例では、復調回路11の出力をそのま
ま取り出しているが、記録側でエラー訂正コードを付加
した場合には、エラー訂正処理を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、例えば8ビットのD
RAMを4個用いて32ビットでデータ転送をできるよ
うにバッファメモリを構成し、バッファメモリにデータ
を転送する際に、DRAMの境界のアドレスからデータ
を転送する場合には、その境界の所までダミーデータを
付加して転送すると共に、ダミーデータが転送される所
のDRAMへの書込みを無効にし、バッファメモリから
データを転送する際に、DRAMの境界のアドレスから
データを転送する場合には、その境界の所までデータを
取り除いて、データを転送するようにしている。このた
め、バッファメモリを、例えば8ビットのDRAMを4
個用いて32ビットでデータ転送をできるようにした場
合に、4nでないアドレスからもデータ転送でき、バッ
ファメモリの容量が無駄にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたテープストリーマドライ
ブの一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたテープストリーマドライ
ブにおけるバッファメモリの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明が適用されたテープストリーマドライ
ブにおけるバッファメモリの一例の説明に用いるフロー
チャートである。
【図4】この発明が適用されたテープストリーマドライ
ブにおけるバッファメモリの一例の説明に用いる略線図
である。
【図5】この発明が適用されたテープストリーマドライ
ブにおけるバッファメモリの一例の説明に用いるフロー
チャートである。
【図6】従来のテープストリーマドライブにおけるバッ
ファメモリの説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
14 データ圧縮/伸長部 15 オリジナルデータ側インターフェース 16 データ圧縮/伸長エンジン 17 圧縮データ側インターフェース 19 バッファメモリ 50〜53 DRAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリジナルデータの入/出力を行うオリ
    ジナルデータ入/出力手段と、 記録媒体にデータを記録/再生する記録/再生手段と 上記オリジナルデータ入/出力手段と上記記録/再生手
    段との間にあり、上記記録/再生手段への又は上記記録
    再生手段からのデータを一時的に蓄えるバッファメモリ
    と、 上記バッファメモリを制御するバッファ制御手段とを有
    し、 上記バッファメモリは、複数のブロックに分割されてお
    り、 上記バッファメモリにデータを転送する際に、上記ブロ
    ックの境界のアドレスからデータを転送する場合には、
    上記ブロックの境界のアドレスまでに相当してダミーデ
    ータを付加して転送すると共に、上記ダミーデータが転
    送される所の分割ブロックへの書込みを無効にし、 上記バッファメモリからデータを転送する際に、上記ブ
    ロックの境界のアドレスからデータを転送する場合に
    は、上記ブロックの境界に相当するアドレスまでデータ
    を取り除いて、データを転送するようにしたディジタル
    データ記録/再生装置。
  2. 【請求項2】 オリジナルデータの入/出力を行うオリ
    ジナルデータ入/出力手段と記録媒体にデータを記録/
    再生する記録/再生手段との間にあり、上記記録/再生
    手段への又は上記記録/再生手段からのデータを一時的
    に蓄えるバッファメモリを制御するメモリ制御方法にお
    いて、 上記バッファメモリにデータを転送する際に、上記ブロ
    ックの境界のアドレスからデータを転送する場合には、
    上記ブロックの境界のアドレスまでに相当してダミーデ
    ータを付加して転送すると共に、上記ダミーデータが転
    送される所の分割ブロックへの書込みを無効にし、 上記バッファメモリからデータを転送する際に、上記ブ
    ロックの境界のアドレスからデータを転送する場合に
    は、上記ブロックの境界に相当するアドレスまでデータ
    を取り除いて、データを転送するようにしたメモリ制御
    方法。
JP24098195A 1995-08-25 1995-08-25 ディジタルデータ記録/再生装置及びメモリ制御方法 Pending JPH0962484A (ja)

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