JPH0962136A - 加熱定着装置 - Google Patents

加熱定着装置

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JPH0962136A
JPH0962136A JP22054195A JP22054195A JPH0962136A JP H0962136 A JPH0962136 A JP H0962136A JP 22054195 A JP22054195 A JP 22054195A JP 22054195 A JP22054195 A JP 22054195A JP H0962136 A JPH0962136 A JP H0962136A
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JP
Japan
Prior art keywords
heating roller
temperature
motor
heater
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP22054195A
Other languages
English (en)
Inventor
Chieko Tanaka
千絵子 田中
Hisao Shimizu
久夫 清水
Shoichi Sunakawa
正一 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP22054195A priority Critical patent/JPH0962136A/ja
Publication of JPH0962136A publication Critical patent/JPH0962136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙動作開始時の、温度むらによる定着不良
を防止する事を目的とする。 【解決手段】 本発明は、ヒータを内蔵した中空円筒状
加熱ローラの一方に加圧ローラを対向位置し、これらの
ローラ間に記録紙を給紙して定着を行うものにおいて、
加熱ローラをモータにて回転駆動すると共に、このモー
タの回転を制御する制御回路を、モータ作動開始信号と
ヒータのオフ信号とで回転を開始する様に構成して成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した普通紙複写機、普通紙ファクシミリ、プリンタ等
のトナー像を記録媒体に定着させる加熱定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等では、
光導電性感光ドラムの表面に帯電、露光により静電潜像
を形成し、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像
を形成し、このトナー像を紙等の記録媒体に転写した
後、複数のローラで構成した定着器によって上記トナー
像を記録媒体に定着している。
【0003】そしてこの様なトナーを定着する装置で
は、加熱ローラの表面温度を150〜190℃に保持し
ているが、この温度制御は、例えば特開平1−2217
80号公報にて示される様に、サーミスタ等の温度セン
サーを加熱ローラの表面に密着させてローラの表面温度
を検出し、ローラの表面温度が140℃以下に低下する
とヒータに通電し、ローラの表面温度が170℃以上に
達するとヒータへの通電を停止して上記温度を維持する
様に構成している。
【0004】又上記加熱ローラとしては、従来肉厚が2
mm、外径が25mm程度のアルミニウム製等の金属パ
イプの内側にハロゲンヒータを配置する構成が一般的に
用いられるが、上記従来の加熱ローラでは、装置の立ち
上げ時に所定温度に達する迄の予熱時間にかなりの時間
を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年では加熱
ローラに肉厚が0.2mm以下で外径が15mm以下の
ステンレスパイプを用いることで、定着時の省電力化や
定着器の小型化を計ったものがあるが、この場合には加
熱ローラの熱容量が小さい為に、定着動作によって熱が
奪われると加熱ローラの表面温度が低下するという問題
がある。
【0006】例えば図5にて示すものが、肉厚が0.1
2mm、外径が14mmのステンレス製の加熱ローラを
用い、熱源に300Wのハロゲンヒータを使用した場合
で、加熱ローラの表面温度が147℃以下の時にハロゲ
ンヒータを点灯して加熱ローラを加熱し、同じく150
℃以上で消灯する様に構成している。
【0007】実験では、立ち上げ後10秒以内に加熱ロ
ーラの表面温度が150℃に達し、従来のものより大変
早いが、t1にて給紙によりモータを回転して加熱ロー
ラを回転すると、加熱ローラが加圧ローラの接触してい
なかった部分と接触して放熱し、表面温度が急激に低下
したのでハロゲンヒータに通電して加熱するが、加熱ロ
ーラの温度低下が大きい為にハロゲンヒータの点灯時間
が長くなり、消灯後のオーバーシュートが大きくなると
いう問題がある。
【0008】そこで本発明は、加熱ローラに薄肉小径の
ものを用いてウォームアップ時間の短縮等を計りなが
ら、給紙動作開始時の温度変動による定着不良を防止す
る事を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータを内蔵
した中空円筒状加熱ローラの一方に加圧ローラを対向位
置し、これらのローラ間に記録紙を給紙して定着を行う
ものにおいて、加熱ローラをモータにて回転駆動すると
共に、このモータの回転を制御する制御回路を、モータ
作動開始信号とヒータのオフ信号とで回転を開始する様
に構成して成るものである。
【0010】又本発明は、加熱ローラを板厚が0.2m
m以下のステンレスパイプにより構成して成るものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図1に基づ
き説明すると、1は電子写真方式のプリンタ本体で、外
装ケース2内に給紙装置3、現像装置4、定着装置5を
順次配置している。
【0012】上記定着装置5は、図2にて示す様に、棒
状の導電セラミックで形成した加熱ローラ6の上方にア
ルミニウム製等の芯軸7の表面にシリコン等のゴム質層
8を設けた加圧ローラ9を対向位置している。
【0013】尚上記加熱ローラ6は、例えば板厚が0.
12mmで外径が14mmのステンレスパイプで構成
し、その内部に例えば300Wの熱源用のハロゲンヒー
タ10を収納配置している。
【0014】又上記ハロゲンヒータ10は例えば図3にて
示す制御回路11により通電制御を行なう。
【0015】そして上記制御回路11は、マイコン等によ
り構成した演算回路12の入力に上記加熱ローラ6の温度
を検出する温度センサー13を接続していると共に、その
出力に上記ハロゲンヒータ10や、上記加圧ローラ9を回
転する駆動モータ14等を接続し、温度センサー13の出力
により加熱ローラ6の温度を検出し、その表面温度が約
150℃に成る様に、例えば温度センサー13の出力が上
限温度の155℃に達するとハロゲンヒータ10を消灯
し、下限温度の145℃以下であればハロゲンヒータ10
を点灯すべく、演算回路12によりハロゲンヒータ10のオ
ン・オフ制御を行う。
【0016】而して、例えば図4に示す様に、電源を投
入すれば、演算回路12は温度センサー13の出力により加
熱ローラ6の温度を検出し、その表面温度が約150℃
に成る様にハロゲンヒータ10をオン・オフ制御する。
【0017】一方、印刷開始によりT1にて駆動モータ
14の回転信号が出力されると、演算回路12はハロゲンヒ
ータ10の点灯状態を検出し、上記T1以降にハロゲンヒ
ータ10をオフした後(図中のT2)に駆動モータ14を回
転し、加熱ローラ6と加圧ローラ9との間に、現像装置
4によりトナー像を転写した記録紙15を給紙して定着を
行う。
【0018】これにより、ハロゲンヒータ10を点灯して
加熱ローラ6が十分加熱され、この加熱ローラの表面が
例えば上限温度の155℃に達してハロゲンヒータ10を
消灯した後、加熱ローラ6を回転して定着を行うこと
で、加熱ローラ6の熱が加圧ローラ9や記録紙15に奪わ
れても、加熱ローラ6の表面温度は例えば145℃以下
には低下せず、定着による加熱ローラ6の温度むらを防
止する事が出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明では、加熱ローラを回転駆動する
モータを、このモータの作動開始信号とヒータのオフ信
号とで回転を開始する様に構成したことで、ヒータによ
り加熱ローラが確実に設定温度に加熱された後加熱ロー
ラを回転して定着動作を行うことが出来、これにより定
着時の加熱ローラの温度むらによる定着不良を防止出来
るものである。
【0020】又本発明は、加熱ローラを板厚が0.2m
m以下のステンレスパイプで構成したことで、加熱ロー
ラの熱容量を低減し、加熱ローラが所定の設定温度に上
昇する迄のヒートアップ時間を短縮し、これにより印刷
迄の待ち時間の短縮化等を計る事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による定着装置を用いたプリンターの概
略構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部の側面縦断面図であ
る。
【図3】同じく制御回路のブロック図である。
【図4】同じく特性図である。
【図5】従来例を示す特性図である。
【符号の説明】
6 加熱ローラ 9 加圧ローラ 10 ハロゲンヒータ 11 制御回路 15 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂川 正一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを内蔵した中空円筒状加熱ローラ
    の一方に加圧ローラを対向位置し、これらのローラ間に
    記録紙を給紙して定着を行うものにおいて、上記加熱ロ
    ーラをモータにて回転駆動すると共に、このモータの回
    転を制御する制御回路を、モータ作動開始信号と上記ヒ
    ータのオフ信号とで回転を開始する様に構成した事を特
    徴とする加熱定着装置。
  2. 【請求項2】 上記加熱ローラを、板厚が0.2mm以
    下のステンレスパイプにより構成した事を特徴とする、
    上記請求項1に記載の加熱定着装置。
JP22054195A 1995-08-29 1995-08-29 加熱定着装置 Pending JPH0962136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22054195A JPH0962136A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 加熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22054195A JPH0962136A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 加熱定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0962136A true JPH0962136A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16752615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22054195A Pending JPH0962136A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 加熱定着装置

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JP (1) JPH0962136A (ja)

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