JPH0962043A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0962043A
JPH0962043A JP7211672A JP21167295A JPH0962043A JP H0962043 A JPH0962043 A JP H0962043A JP 7211672 A JP7211672 A JP 7211672A JP 21167295 A JP21167295 A JP 21167295A JP H0962043 A JPH0962043 A JP H0962043A
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JP
Japan
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elapsed time
lighting
image forming
optimum
voltage
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JP7211672A
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English (en)
Inventor
Erika Konishi
えり華 小西
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成開始後の経過時間に拘らず、画像濃
度の変化の少ない画像形成装置を提供する。 【解決手段】 点灯電圧テーブル(印加電圧記憶手段)
2aには点灯された露光ランプ101が所定光量となる
ための印加電圧と点灯経過時間との関係が記憶されてい
る。点灯時間計測部(点灯経過時間計測手段)1aは露
光ランプの点灯後の経過時間を計測する。点灯電圧選択
部(最適印加電圧選択手段)1bは点灯時間計測部が計
測した時間に基づいて、点灯電圧テーブルから最適印加
電圧を選択する。電源制御部(印加電圧制御手段)4は
点灯電圧選択部が選択した電圧に基づいて露光ランプに
最適電圧を印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に一枚目の出力画像から所望の画像濃度が得られ
るようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の原画像に対応した画像
を形成する画像形成装置、例えば電子写真方式を用いた
複写装置(コピー装置)の要部断面図である。図12に
おいて、原稿台102の下方には光学・露光装置110
が配置され、その下方に防塵ガラス108と感光体ドラ
ム109とが配設され、感光体ドラム109に接して現
像器111と一次帯電器112が設けられている。光学
・露光装置110には、原稿を照射する露光ランプ10
1と、その反射光を感光体に導くための反射鏡103,
104,105,106があり、反射鏡105と106
の間にはレンズ系107が配設されている。また、現像
器111には現像スリーブ111aが設けられている。
【0003】次に動作を説明する。原稿台102の原稿
載置部の原稿設定位置に原稿を載置した後、複写開始キ
ー(図示せず)を押下すると、露光ランプ101が点灯
し、その照射による光束が原稿台102のガラスを介し
て原稿を走査しつつ照射して、反射した光束が反射鏡1
03,104,105を経て、レンズ系107に入射す
る。更に、反射鏡106,防塵ガラス108を経て、一
次帯電器112からの放電により帯電されている感光体
ドラム109に照射され、静電潜像が形成される。続い
て、現像器111の現像スリーブ111aにより現像剤
(トナー)が潜像に付着され可視像となる。この像は不
図示の転写帯電器によって紙に転写され、同じく不図示
の分離部,搬送部,定着部を経て排紙され、コピー動作
は終了する。
【0004】ところで、前記露光ランプ101には、ハ
ロゲンランプ,蛍光灯等を用いているが、これらランプ
等には、点灯を開始してから光出力が安定するまでに一
定時間を要するという特性がある。例えばハロゲンラン
プでは、点灯させた直後は図13に示すように安定時よ
りも高い光量を出力し、その後徐々に安定していくとい
う特性を持つ。この特性により、例えば連続してコピー
動作を行った際、1枚目と2枚目の光照射の光量が異な
るため、感光体ドラム109に到達する露光量も異な
り、そのため形成される画像濃度も異なる。
【0005】露光量の変化に応じて画像濃度が変わる理
由は、現像スリーブ111aには現像バイアス電位VB
が印加されており、この現像バイアス電位VB と感光体
ドラム109の潜像電位との電位差に応じた量のトナー
が感光体に形成された潜像部分に付着し、これによって
静電潜像が顕像化されるが、光源光量が変化すると感光
体ドラム109に到達する光量も変化する。すると、感
光体ドラム109の露光位置に発生する電荷量が変化
し、その結果、静電潜像の潜像電位が変化し現像バイア
ス電位VB と潜像電位との電位差が変化するため、潜像
部分に付着するトナーの量が変化する。
【0006】これらの問題点に対し、例えば、画像形成
前に所定電圧を一定時間ランプに印加して予め点灯さ
せ、光出力を安定させてから画像露光を開始する方法等
が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
画像露光前に一定時間ランプを点灯させた後に画像露光
を行う方法は、ファーストコピータイム(一枚目のコピ
ー所要時間)が長くなるため、事務処理の高速化が要求
される時代の趨勢に反しているので、好ましい方法では
ない。また、画像露光時以外の点灯により、コピー枚数
当りの露光ランプの寿命が短くなる等の不具合もある。
そこで、本発明の目的は、画像形成開始後の経過時間に
拘らず、画像濃度の変化の少ない画像形成装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、点灯された露光ランプが所定
光量となるための印加電圧と点灯経過時間との関係を記
憶した印加電圧記憶手段と、前記露光ランプの点灯後の
経過時間を計測する点灯経過時間計測手段と、該点灯経
過時間計測手段が計測した経過時間に基づいて、前記印
加電圧記憶手段から最適印加電圧を選択する最適印加電
圧選択手段と、該最適印加電圧選択手段が選択した電圧
に基づいて前記露光ランプに最適電圧を印加する印加電
圧制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、印加電圧記
憶手段には、点灯された露光ランプが所定光量となるた
めの印加電圧と点灯経過時間との関係が記憶されてい
る。点灯経過時間計測手段は、露光ランプの点灯後の経
過時間を計測する。最適印加電圧選択手段は、点灯経過
時間計測手段が計測した経過時間に基づいて、印加電圧
記憶手段から最適印加電圧を選択する。印加電圧制御手
段は、最適印加電圧選択手段が選択した電圧に基づいて
露光ランプに最適電圧を印加する。
【0010】また、請求項2記載の発明は、画像形成動
作に先立つ以前における画像形成動作に関する履歴を記
憶する履歴記憶手段を備え、該履歴記憶手段を参照して
露光ランプへの電圧を印加するようにしたことを特徴と
する。請求項2記載の発明によれば、履歴記憶手段に
は、画像形成動作に先立つ以前における画像形成動作に
関する履歴が記憶されている。露光ランプへ電圧を印加
する際には、履歴記憶手段を参照して最適の電圧を印加
する。
【0011】また、請求項3記載の発明は、露光ランプ
の点灯後の経過時間を計測する点灯経過時間計測手段
と、前記露光ランプから感光体に達する光路間に配設さ
れた光量調整手段と、前記露光ランプの点灯後の経過時
間と該露光ランプの光量が所定光量となるための前記光
量調整手段の調整値との関係を記憶しておく光量調整記
憶手段と、該点灯経過時間計測手段が計測した経過時間
に基づいて、前記光量調整記憶手段から最適の調整値を
選択する最適光量選択手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、点灯経過時
間計測手段は、露光ランプの点灯後の経過時間を計測す
る。光量調整手段は、露光ランプから感光体への光路の
間に配設されている。光量調整記憶手段には、露光ラン
プの点灯後の経過時間と該露光ランプの光量が所定光量
となるための光量調整手段の調整値との関係が記憶され
ている。最適光量選択手段は、点灯経過時間計測手段が
計測した経過時間に基づいて、光量調整記憶手段から最
適の調整値を選択する。
【0013】また、請求項4記載の発明は、画像形成動
作に先立つ以前における画像形成動作に関する履歴を記
憶する履歴記憶手段を備え、該履歴記憶手段を参照して
前記光路の光量を調整するようにしたことを特徴とす
る。請求項4記載の発明によれば、履歴記憶手段には、
画像形成動作に先立つ以前における画像形成動作に関す
る履歴が記憶されている。光路の光量を調整する際に
は、履歴記憶手段を参照して最適光量になるように調整
する。
【0014】また、請求項5記載の発明は、露光ランプ
の点灯後の点灯経過時間と現像バイアス電圧との関係を
記憶しておく現像バイアス電圧記憶手段と、露光ランプ
の点灯後の経過時間を計測する点灯経過時間計測手段
と、該点灯経過時間計測手段が計測した経過時間に応じ
て前記現像バイアス電圧記憶手段から最適現像バイアス
電圧を選択する最適現像バイアス電圧選択手段とを備え
たことを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明によれば、現像バイア
ス電圧記憶手段には、露光ランプの点灯後の点灯経過時
間と例えば現像スリーブに印加する現像バイアス電圧と
の関係が記憶されている。点灯経過時間計測手段は、露
光ランプの点灯後の経過時間を計測する。最適現像バイ
アス電圧選択手段は、点灯経過時間計測手段が計測した
経過時間に応じて現像バイアス電圧記憶手段から最適現
像バイアス電圧を選択する。
【0016】また、請求項6記載の発明は、画像形成動
作に先立つ以前における画像形成動作に関する履歴を記
憶する履歴記憶手段を備え、該履歴記憶手段を参照して
前記最適現像バイアスを選択するようにしたことを特徴
とする。請求項6記載の発明によれば、履歴記憶手段は
画像形成動作に先立つ以前における画像形成動作に関す
る履歴を記憶する。例えば現像スリーブにバイアス電圧
を印加する際には、履歴記憶手段を参照して最適現像バ
イアスを選択する。
【0017】また、請求項7記載の発明は、露光ランプ
の点灯後の経過時間と感光体の帯電を行う帯電手段の出
力量との関係を記憶しておく一次帯電出力量記憶手段
と、前記露光ランプの点灯後の経過時間を計測する点灯
経過時間計測手段と、該点灯経過時間計測手段が計測し
た計測時間に応じて前記一次帯電出力量記憶手段から、
最適一次帯電出力量を選択する最適一次帯電出力選択手
段とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、一次帯電出
力量記憶手段には、露光ランプの点灯後の経過時間と感
光体の帯電を行う帯電手段の出力量との関係が記憶され
ている。点灯経過時間計測手段は、露光ランプの点灯後
の経過時間を計測する。最適一次帯電出力選択手段は、
点灯経過時間計測手段が計測した計測時間に応じて、一
次帯電出力量記憶手段から最適一次帯電出力量を選択す
る。
【0019】また、請求項8記載の発明は、画像形成動
作に先立つ以前における画像形成動作に関する履歴を記
憶する履歴記憶手段を備え、該履歴記憶手段を参照して
前記最適一次帯電出力量を選択するようにしたことを特
徴とする。請求項8記載の発明によれば、履歴記憶手段
は画像形成動作に先立つ以前における画像形成動作に関
する履歴を記憶する。感光体に帯電を行う際には、履歴
記憶手段を参照して最適一次帯電出力量を選択する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態例
に基づいて詳細に説明する。なお、既に説明した部分に
は同一符号を付し、重複記載を省略する。
【0021】(1)第1の実施形態例 図1は、本実施形態例の画像形成装置(コピー装置)の
要部ブロック図を示す。図1において、ROM2はテー
ブルやプログラムを予め格納しておく読み出し専用メモ
リであって、点灯電圧テーブル2aを備えている。該点
灯電圧テーブル2aは「印加電圧記憶手段」であって、
コピー動作の際に露光ランプ101を最適の明るさに維
持するには、点灯経過時間に対してどの程度の電圧を該
ランプに印加したらよいかの対応関係のテーブルであ
る。このテーブルは、露光ランプ101の点灯時間によ
る光量変化を考慮し、実験により最適点灯電圧を求めて
記憶したものである。
【0022】本件の発明者の実験によれば、ハロゲンラ
ンプ(露光ランプ)を点灯させた直後は安定時よりも光
量が多く、点灯開始後の約6秒経過時点で安定する。安
定するまでの光量の経過は、初め急激に下がり、その
後、徐々に下がっていく。即ち、図2(B)に示すよう
に、点灯を始めて約3秒間(T1 )は、安定時の印加電
圧65Vに対して8V低い57Vをハロゲンランプに印
加し、57V+2V/secの割合で印加電圧を上げて
いく。次の3秒間(T2 )では63V+0.7V/se
cの割合で印加電圧を65Vまで上げる。以上の動作を
させるためのデータを点灯電圧テーブル2aに格納して
おく。この動作は、図2(B)のように直線的な変化で
はなく、滑らかな曲線を描くように推移させることが望
ましい。
【0023】MPU1はマイクロプロセッサであって、
スタートキー6の押下により点灯開始した露光ランプ1
01の点灯経過時間を計測する「点灯経過時間計測手
段」である点灯時間計測部1aと、該点灯時間計測部1
aの計測時間を参照し最適な印加電圧を点灯電圧テーブ
ル2aから選択する「最適印加電圧選択手段」である点
灯電圧選択部1bとを備えている。
【0024】RAM3は各種データを一時的に格納する
ランダムアクセスメモリである。
【0025】電源制御部4は「印加電圧制御手段」であ
って、点灯電圧選択部1bにより選択された点灯電圧に
対応した電圧を発生するように電源5を制御する。電源
5は、電源制御部4から送られてきた最適の点灯電圧を
露光ランプ101に印加し、最適光量を得る(図2
(A)における符号C参照)。
【0026】(2)第2の実施形態例 本実施形態例は、これからコピーを開始しようとする以
前のコピー履歴を参照して露光ランプへの印加電圧を決
定する場合である。即ち、前回のコピー終了後の時間が
それほど経過していない場合には、前回の余熱によりラ
ンプ再点灯時に光量が安定していることを利用してラン
プへの印加電圧を制御するようにしたものである。
【0027】図3は本実施形態例の要部ブロック図であ
る。図3に示すように、RAM3の「履歴記憶手段」で
あるコピー履歴記憶部3aには前回コピー動作時におけ
る露光ランプの点灯時間,前回コピー動作後の経過時
間,露光ランプ101への印加電圧等が記憶されてい
る。ROM2の第2点灯電圧テーブル2bには前述の履
歴を考慮した点灯電圧テーブルが格納されている。
【0028】次に、図4のフローチャートを参照しつつ
動作を説明する。スタートキー6が押下されると(ステ
ップS1)、コピー履歴記憶部3aに記憶されている前
回のコピー履歴をMPU1が読み取り、例えば、前回コ
ピーから1分以上経過しているか否かを判断し(ステッ
プS2)、更に、前回コピー動作時の露光ランプ点灯時
間が10秒以上であるか否かを判断する(ステップS
5)。
【0029】このとき前回コピーより1分以上経過して
いる場合は(ステップS2;Y)、長時間放置後に電源
ONされた直後の状態とほぼ同じだけ光量安定までの時
間がかかるとみて(図2(A)における符号a参照)、
第1実施形態例と同様のランプ101への印加電圧の調
整を行う(ステップS3,ステップS4)。
【0030】また、ステップS2において1分以上経過
していない場合で(ステップS2;N)、前回コピー時
の露光ランプ点灯時間が10秒未満の場合は(ステップ
S5;N)、前述の電源ON直後の状態よりランプが安
定しているとみて(図2(A)における符号b参照)、
初めの3秒間のみ第1実施形態例のT2 時の印加電圧制
御(63V+0.7V/Sec)を行い(ステップS
4)、その後は安定時の印加電圧(65V)を行う(ス
テップS6)。
【0031】ステップS5において、露光ランプの点灯
時間が10秒以上の場合は(ステップS5;Y、図2に
おける符号c参照)、電圧変化を更に少なくするか、ま
たは全く行なわず、安定時の印加電圧(65V)を行う
(ステップS6)。
【0032】(3)第3実施形態例 本実施形態例は、露光ランプ101の光量が安定するま
では、露光ランプ101の光量を規制するための「光量
調整手段」である光遮断機構を設けた場合である。
【0033】光遮断機構としては、例えば、図5に示す
ようなシャッタ11を光路上のレンズ系107の後方に
設ける。シャッタ11には格子状のもの、フィルタのよ
うなものを用いる。なお、シャッタ11の配設位置は前
述のレンズ系107の後方以外の配設位置としては、感
光体ドラム109までの光路上であれば良い。また、光
遮断機構として、レンズ系107に絞りを設けてもよ
い。
【0034】図6は、本実施形態例の要部ブロック図で
ある。ROM2Bには、「光量調整記憶手段」であるシ
ャッタ開閉度テーブル2cが格納されている。MPU1
Bには、点灯時間計測部1aと、「最適光量選択手段」
であるシャッタ開閉度選択部1eとが備えられている。
【0035】シャッタ開閉度テーブル2cには、露光ラ
ンプ101の点灯時間による光量変化を考慮し(図11
参照)、実験により最適なシャッタ開閉度を求めて記憶
しておく。シャッタ開閉度選択部1eは、点灯時間計測
部1aによって計測した点灯時間に基づいてシャッタ開
閉度テーブル2cを参照し、最適値を設定する。MPU
1Bのシャッタ開閉度選択部1eは前述のようにして最
適値を選択し、シャッタ開閉制御部12はその選択値に
対応した値になるようにシャッタ11を開閉させる。こ
れにより、常に最適光量を感光体109に照射すること
ができる。
【0036】上記シャッタ11の動作としては、図7
(A),(B)に示すように、例えば、初めの3秒間
は、感光体への光到達量が安定時の85%+3.5%/
secとなるようにシャッタ11のリフト量または絞り
を調整する。次の3秒間は、到達量が安定時の95.5
%+1.5%/secとなるようにシャッタ11を調整
する。
【0037】また、この動作も、第2実施形態例の動作
と同様に、コピー履歴に対応して変化させてもよい。
【0038】(4)第4実施形態例 本実施形態例では、露光ランプの光量が安定するまでの
時間を計測することにより、その時間に応じて、現像器
111の現像バイアスを調節する場合である。
【0039】図8は、本実施形態例の要部ブロック図で
ある。ROM2Cには、「現像バイアス電圧記憶手段」
である現像バイアステーブル2dが格納されている。M
PU1Cには、点灯時間計測部1aと、「最適現像バイ
アス電圧選択手段」である現像バイアス値選択部1fと
が備えられている。現像バイアステーブル2dには、露
光ランプ101の点灯時間による光量変化を考慮し、実
験により、最適な現像バイアス値を予め求めて記憶させ
ている。現像バイアス値選択部1fは、点灯時間計測部
1aによって計測した点灯時間をもとに現像バイアステ
ーブル2dを参照し、最適値を選択する。
【0040】MPU1Cの現像バイアス値選択部1fは
前述のようにして最適値を選択し、現像バイアス制御部
13はその最適選択値に対応した値になるように現像ス
リーブ111aへ印加するバイアス値を制御する。これ
により、露光ランプ101からの光量が変化し、光照射
後の感光体上の電位が変化しても、常に一定の画像濃度
を得ることができる。
【0041】上記現像バイアスの調節方法としては例え
ば、図9(A),(B)に示すように、正現像では、点
灯を始めた直後は安定時の現象バイアスVDC=180V
に対して10V高い190Vをかけ、通常より強い光に
よって低くなったドラム電位に対応させる。初めの3秒
間は、190V−2.7V/secの割合で下げ、次の
3秒間では更に182V−0.7V/secの割合で1
80Vまで下げる。
【0042】また、この動作も、第2実施形態例の動作
と同様に、コピー履歴に対応して変化させてもよい。
【0043】(5)第5実施形態例 本実施形態例では、露光ランプの光量が安定するまでの
時間を計測することにより、その時間に応じて、感光体
を帯電させる一次帯電手段からの出力量を調節する場合
である。
【0044】図12は、本実施形態例の要部ブロック図
である。ROM2Dには、「一次帯電出力記憶手段」で
ある一次帯電出力量テーブル2eが格納されている。M
PU1Dには、点灯時間計測部1aと、「最適一次帯電
出力選択手段」である一次帯電出力量選択部1gとが備
えられている。
【0045】一次帯電出力量テーブル2eには、露光ラ
ンプ101の点灯時間による光量変化を考慮し、実験に
より、最適な濃度を得るための感光体ドラム電位を与え
るための一次帯電出力量を予め求めて記憶させている。
一次帯電出力量選択部1gは、点灯時間計測部1aによ
って計測した点灯時間をもとに一次帯電出力量テーブル
2eを参照し、最適出力量を選択する。
【0046】一次帯電出力量の変化のさせ方としては、
一次帯電器に与える一次電流値を変化させる方法や、ス
コロトロン帯電器を用いている帯電器の、帯電ムラを無
くすために設けられているグリッドにかける、グリッド
バイアス電圧を変化させる方法等がある。一次帯電出力
記憶手段には、露光ランプの光量が多いときの感光体ド
ラム電位の過剰損失分を考慮し、感光体ドラム電位が高
めになるように帯電させる、即ち、一次帯電出力量を多
くするように、記憶させておく。テーブルの各出力値に
は、本体の構成によって、最適な一次電流、または、グ
リッドバイアス電圧の値を実験により求めておき、格納
しておく。
【0047】MPU1Dの一次帯電出力量選択部1gは
前述のようにして、例えばグリッドバイアス電圧最適値
を選択し、一次帯電出力量制御部14はその最適選択値
に対応した値になるように一次帯電器112のグリッド
に印加するバイアス値を制御する。これにより、露光ラ
ンプ101からの光量が変化しても、それに応じて感光
体ドラムの帯電電位が変化するために、例えば同じ濃度
の連続画像の場合、潜像が現像位置に来る際には常に一
定の電位になっているため、画像濃度を一定に保つこと
ができる。
【0048】上記一次帯電器に印加するバイアス電圧の
調節方法としては例えば、図13(A),(B)に示す
ように、正現像では、点灯を始めた直後は安定時のバイ
アス620Vに対して80V高い700Vを印加して通
常よりも多めに感光体ドラムを帯電させ、通所よりも強
い光によって感光体ドラム電位が過剰に下がることに対
応させる。初めの3秒間は、700V−20V/sec
の割合で下げ、次の3秒間では更に640V−6.6V
/secの割合で620Vまで下げる。また、この動作
も、第2実施形態例の動作と同様に、コピー履歴に対応
して変化させてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項記載の発
明によれば、露光ランプに印加する電圧の調整、又は感
光体へ到達する光量の調整、又は現像スリーブに印加す
るバイアス値の調整または感光体を帯電させる一次帯電
器からの出力量の調整をして感光体に一定濃度の顕像が
形成されるようにしているので、画像形成開始後の経過
時間に拘らず、画像濃度の変化の少ない画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の要部ブロック図であ
る。
【図2】同第1実施形態例の動作特性図である。
【図3】同第2実施形態例の要部ブロック図である。
【図4】同第2実施形態例の動作フローチャートであ
る。
【図5】同第3実施形態例の要部構成図である。
【図6】同第3実施形態例の要部ブロック図である。
【図7】同第3実施形態例の動作特性図である。
【図8】同第4実施形態例の要部ブロック図である。
【図9】同第4実施形態例の動作特性図である。
【図10】同第5実施形態例の要部ブロック図である。
【図11】同第5実施形態例の動作特性図である。
【図12】従来の画像形成装置の要部側面図である。
【図13】ハロゲンランプの光量の時間推移特性を示す
図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D MPU 1a 点灯時間計測部(点灯経過時間計測手段) 1b 点灯電圧選択部(最適印加電圧選択手段) 1e シャッタ開閉度選択部(最適光量選択手段) 1f 現像バイアス値選択部(最適現像バイアス電圧選
択手段) 1g 一次帯電出力量選択部(最適一次帯電出力選択手
段) 2 ROM 2a 点灯電圧テーブル(印加電圧記憶手段) 2c シャッタ開閉度テーブル(光量調整記憶手段) 2d 現像バイアステーブル(現像バイアス電圧記憶手
段) 2e 一次帯電出力量テーブル(一次帯電出力量記憶手
段) 3 RAM 3a コピー履歴記憶部(履歴記憶手段) 4 電源制御部(印加電圧制御手段) 5 電源 11 シャッタ(光量調整手段) 101 ハロゲンランプ(露光ランプ) 109 感光体ドラム(感光体)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点灯された露光ランプが所定光量となる
    ための印加電圧と点灯経過時間との関係を記憶した印加
    電圧記憶手段と、 前記露光ランプの点灯後の経過時間を計測する点灯経過
    時間計測手段と、 該点灯経過時間計測手段が計測した経過時間に基づい
    て、前記印加電圧記憶手段から最適印加電圧を選択する
    最適印加電圧選択手段と、 該最適印加電圧選択手段が選択した電圧に基づいて前記
    露光ランプに最適電圧を印加する印加電圧制御手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成動作に先立つ以前における画像
    形成動作に関する履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、 該履歴記憶手段を参照して露光ランプへの電圧を印加す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 露光ランプの点灯後の経過時間を計測す
    る点灯経過時間計測手段と、 前記露光ランプから感光体に達する光路間に配設された
    光量調整手段と、 前記露光ランプの点灯後の経過時間と該露光ランプの光
    量が所定光量となるための前記光量調整手段の調整値と
    の関係を記憶しておく光量調整記憶手段と、 該点灯経過時間計測手段が計測した経過時間に基づい
    て、前記光量調整記憶手段から最適の調整値を選択する
    最適光量選択手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 画像形成動作に先立つ以前における画像
    形成動作に関する履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、 該履歴記憶手段を参照して前記光路の光量を調整するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 露光ランプの点灯後の点灯経過時間と現
    像バイアス電圧との関係を記憶しておく現像バイアス電
    圧記憶手段と、 露光ランプの点灯後の経過時間を計測する点灯経過時間
    計測手段と、 該点灯経過時間計測手段が計測した経過時間に応じて前
    記現像バイアス電圧記憶手段から最適現像バイアス電圧
    を選択する最適現像バイアス電圧選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成動作に先立つ以前における画像
    形成動作に関する履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、 該履歴記憶手段を参照して前記最適現像バイアスを選択
    するようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 露光ランプの点灯後の経過時間と感光体
    の帯電を行う帯電手段の出力量との関係を記憶しておく
    一次帯電出力量記憶手段と、 前記露光ランプの点灯後の経過時間を計測する点灯経過
    時間計測手段と、 該点灯経過時間計測手段が計測した計測時間に応じて前
    記一次帯電出力量記憶手段から、最適一次帯電出力量を
    選択する最適一次帯電出力選択手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成動作に先立つ以前における画像
    形成動作に関する履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、 該履歴記憶手段を参照して前記最適一次帯電出力量を選
    択するようにしたことを特徴とする請求項7記載の画像
    形成装置。
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