JPH096179A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH096179A
JPH096179A JP7175661A JP17566195A JPH096179A JP H096179 A JPH096179 A JP H096179A JP 7175661 A JP7175661 A JP 7175661A JP 17566195 A JP17566195 A JP 17566195A JP H096179 A JPH096179 A JP H096179A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording material
image forming
temperature
fixing
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP7175661A
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English (en)
Inventor
Itsuro Sekida
逸朗 関田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH096179A publication Critical patent/JPH096179A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本出願に係る第1の発明は、用紙の厚みを正
しく検知することができ、そのデータを用紙の種類に応
じて正しく加熱量や定着速度の制御に反映させることの
できる画像形成装置を提供することを目的としている。 【構成】 搬送路50に、搬送ローラ61、62を配設
し、記録材52,53を挟持搬送するが、この搬送ロー
ラ61の内部にはヒーター63が配設されており、さら
に搬送ローラ61の上部には、搬送ローラ61の温度を
検知する温度検知手段64が配設されているので、搬送
ローラ61,62を通過する際、記録材52,53はヒ
ーター63の熱により温められ、逆に熱を奪われた搬送
ローラ61の温度は低下する。従って、この温度変化に
よって記録材の熱容量を判断し、定着手段40の温度を
上げる、または画像形成間隔を広げる等の方法で定着不
良を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、プリンタ、複
写機、ファクシミリ等に適用される画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー用紙等の記録材の厚みを検
知する手段としては、例えば、特開平5−71945号
公報に記載されているように、用紙を挟むローラ対の移
動量を検知する方式のものや、シートの積載量の変化か
ら平均の厚みを算出する方式がある。
【0003】また、そのデータを基に画像定着部での加
熱量や定着速度を制御する方法も良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の用紙の厚みを検知する方法では、数μmという微妙
な量を判定するために、ローラの汚れ等による検知ミス
があった。また、主に用紙厚のデータは定着部の加熱温
度、速度等にフィードバックする場合が多いが、必ずし
も用紙厚と定着に必要な熱量は比例せず、例えば、厚い
用紙でも用紙の密度が軽い場合には、過剰定着になって
しまったり、また逆に、薄い用紙でもその材質により熱
量が必要な紙(例えば、OHP用紙等)は熱量が不足し
てしまう場合があり、定着不良の原因となっていた。
【0005】本出願に係る第1の発明は、上記問題点を
解決し、用紙の厚みを正しく検知することができ、その
データを用紙の種類に応じて正しく加熱量や定着速度の
制御に反映させることのできる画像形成装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】また、本出願に係る第2の発明は、上記目
的の他、温度または湿度に応じて記録材を良好な状態に
維持することのできる画像形成装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、記録材に画像を形成する画像形
成部と、前記画像形成部に記録材を供給する供給部と、
供給部から記録材を画像形成部に搬送する搬送部と、形
成された画像を記録材に加熱・定着する定着部とを有す
る画像形成装置において、前記搬送部内に配設され、記
録材を挟持搬送しながら加熱せしめる記録材加熱手段
と、該記録材加熱手段の温度を検知する温度検知手段と
を設け、前記温度検知手段の情報に基づいて画像形成条
件または定着条件を変化させることにより達成される。
【0008】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、装置内の温度及
び湿度を検知する手段を備え、該手段の情報に基いて記
録材加熱手段の加熱量を変化させることにより達成され
る。
【0009】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、供給部から
供給された記録材は、搬送部を経由して画像形成部へと
搬送されるが、この搬送部において、記録材加熱手段に
挟持搬送され、記録材加熱手段の熱量を奪うので、温度
検知手段によるこの温度変化を検知することにより、こ
の記録材に必要な熱量が認識される。従って、この温度
変化情報に基づいて定着条件及び画像形成条件を変化さ
せることにより、定着不良等のない良好な画像形成が行
われる。
【0010】また、本出願に係る第2の発明によれば、
温度及び湿度を検知する手段により、装置内の環境を検
知し、その情報に応じて記録材加熱手段の加熱量を変化
させるので、例えば、高湿度の場合には加熱量を増加す
ることにより記録材の湿度を良好に保ち、良好な画像形
成を行わせる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】(第1の実施例)まず、本発明の第1の実
施例について説明する。図1は、本発明を電子写真複写
装置に適用した本実施例装置を示す図であり、図1にお
いて、1は画像形成手段たる電子写真感光体ドラムであ
る。該感光体ドラム1の周囲には、1次帯電器2や、レ
ーザービーム露光装置の如き露光手段4、及び現像器6
等が配設され、画像形成部を構成している。なお、これ
らの構成及び作用は当業者には周知であるのでこれ以上
の説明は省略する。
【0013】前記感光体ドラム1上に形成された画像
は、マルチ手差し給紙手段20a、またはカセット給紙
手段20b等の供給部から供給され、搬送部50を介し
て給送された用紙等の記録材52,53に、転写放電器
8の作用下に転写される。転写を終了した記録材52,
53は、搬送手段30の無端ベルト32にて定着部へと
搬送され、トナー画像が記録材52,53上に定着され
る。
【0014】定着部には、定着手段40が配設されてお
り、該定着手段40は、加熱ローラ42a、加圧ローラ
42bを有し、トナー画像を記録材52,53へと溶着
する。また、無端ベルト32の搬送速度は定着手段40
の加熱、加圧ローラ対42a、42bの搬送速度より若
干速くしてあり、記録材52,53はループを形成し定
着次のシワの発生を防止している。
【0015】また、無端ベルト32の搬送速度は、通常
感光体ドラム1の周速度と一致させてあり、画像が記録
材52,53が転写される際の像の伸び縮み等が生ずる
のを防止している。転写が終了した感光体ドラム1はク
リーナ10で残留現像剤が除去され、次の画像形成プロ
セスが行われる。
【0016】以上のような本実施例装置において、前記
搬送路50には、記録材加熱手段たる搬送ローラ61、
62が配設されており、記録材52,53を挟持搬送し
ながら加熱するようになっている。この搬送ローラ6
1、62の詳細図を図2に示す。
【0017】図2において、搬送ローラ61の内部には
ヒーター63が配設されており、さらに搬送ローラ61
の上部には、搬送ローラ61の温度を検知する温度検知
手段64が配設されている。従って、手差し給紙手段2
0aまたはカセット給紙手段20bから用紙等の記録材
52,53が給送されると、搬送ローラ61を通過する
際、記録材52,53はヒーター63の熱により温めら
れ、逆に熱を奪われたローラ61の温度は低下する。
【0018】このときの温度変化の模式図を図3に示
す。図3において、aは普通紙(80g/m2紙)を通
したときの温度変化、bは厚紙(200g/m2紙)を
通したときの温度が示されている。本実施例では、bの
ように熱容量が大きいと判断された紙の場合、従来から
行われるように定着手段40の温度を上げる、または画
像形成間隔を広げる等の方法で定着不良の防止に対応し
ている。
【0019】従って、例えば、OHPフィルムのような
特殊紙が搬送された場合でも、その厚みによらず、図3
に示すbのような厚紙相当の温度変化が表れ、必要な熱
量を的確に判断することができる。
【0020】また、図4に用紙が大きいサイズの場合の
模式図を示す。図4は図3と記録材の通過時間が異なる
ため、熱が奪われる総量は図3の場合と異なるが、単位
時間当たりの温度低下量は同量なので、記録材の熱容量
は正しく検知できる。
【0021】また、記録材幅等が異なる場合でも、予め
サイズが判明していれば、データを補正可能なので、熱
容量の検知は可能である。
【0022】(第2の実施例)図5に第2の実施例を示
す。本実施例においては、手差し給紙手段20a及びカ
セット給紙手段20bの周辺に、記録材52,53の温
湿度を検知するセンサ81を取り付けてある。
【0023】このセンサ81で高湿度が検知されている
場合には、記録材52,53も高湿度になっており、こ
の水分が画像形成に影響を及ぼし、転写不良、定着不良
等の画像不良を起こす場合がある。
【0024】そこで、本実施例では、これを防止するた
めに、搬送ローラ61に装着されている加熱ヒーター6
3を利用し、記録材52,53の湿気を除去することに
より良好な記録材状態を維持している。つまり、温湿度
センサ81が高湿度を検知すると、ヒーター63の加熱
量を通常より増加し、記録材52,53中の水分を除去
しているる。勿論、加熱量、温湿度センサの値は、本体
にフィードバックされ、ヒーター63の温度検知センサ
64の出力値を補正して正しい記録材52,53の熱容
量を検知すことが可能になっている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、記録材の搬送部に、記録材加熱手段
と、その温度を検知する温度検知手段を設けることによ
り、記録材の熱容量を検知するので、記録材の厚さによ
らずに的確な検知が可能であり、その情報により、画像
形成条件、定着条件等を最適なものにすることができ、
良好な像を得ることができる。
【0026】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明において、温度及び湿度の検知手段の情
報に基づいて、記録材加熱手段の加熱量を変化させるの
て、記録材の状態を改善し、高湿度等の条件下でも良好
な画像の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像形成装置の
略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における搬送ローラの略
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるローラの温度の
模式図である。
【図4】本発明の第1の実施例における大サイズ紙を用
いた場合のローラの温度の模式図である。
【図5】本発明の第2の実施例における画像形成装置の
略断面図である。
【符号の説明】
52,53 記録材 61,62 搬送ローラ(記録材加熱手段) 63 搬送ローラヒーター(記録材加熱手段) 64 温度検知センサ(温度検知手段) 81 温湿度検知センサ(温度及び湿度を検知する手
段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に記録材を供給する供給部と、供給部か
    ら記録材を画像形成部に搬送する搬送部と、形成された
    画像を記録材に加熱・定着する定着部とを有する画像形
    成装置において、前記搬送部内に配設され、記録材を挟
    持搬送しながら加熱せしめる記録材加熱手段と、該記録
    材加熱手段の温度を検知する温度検知手段とを設け、前
    記温度検知手段の情報に基づいて画像形成条件または定
    着条件を変化させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置内の温度及び湿度を検知する手段を
    備え、該手段の情報に基いて記録材加熱手段の加熱量を
    変化させることとする請求項1に記載の画像形成装置。
JP7175661A 1995-06-20 1995-06-20 画像形成装置 Pending JPH096179A (ja)

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JP7175661A JPH096179A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 画像形成装置

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JP7175661A JPH096179A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 画像形成装置

Publications (1)

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JPH096179A true JPH096179A (ja) 1997-01-10

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ID=16000015

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JP7175661A Pending JPH096179A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 画像形成装置

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JP (1) JPH096179A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198090A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Konica Corp 画像形成装置
JP2011191628A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着制御方法、定着装置および画像形成装置
JP2014191296A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP6052450B1 (ja) * 2016-03-04 2016-12-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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