JPH0961722A - 傾斜角可変鏡筒装置 - Google Patents

傾斜角可変鏡筒装置

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JPH0961722A
JPH0961722A JP7237783A JP23778395A JPH0961722A JP H0961722 A JPH0961722 A JP H0961722A JP 7237783 A JP7237783 A JP 7237783A JP 23778395 A JP23778395 A JP 23778395A JP H0961722 A JPH0961722 A JP H0961722A
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angle
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Masanobu Kaneko
雅信 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正立リレー光学系を有する光学系において、
簡素な構造で観察角度を随時変化させる。 【解決手段】 正立リレー系を介した第1次像からの光
を第1所定面内において2回反射するための第1反射部
材を備え、第3反射部材と第4反射部材とを第1軸線回
りに一体的に回転し、第4反射部材を第2軸線回りに第
3反射部材の回転方向と同じ方向に第3反射部材の回転
角度と同じ角度だけさらに回転させることによって、第
2次像の形成位置を空間的に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傾斜角可変鏡筒装置
に関し、特に実体顕微鏡や手術用顕微鏡等の観察系に用
いられ、観察者のアイポイントの変化に対応して傾斜角
(観察角度)が可変の鏡筒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、顕微鏡の接眼鏡筒装置では、
観察角度が45度または60度等に固定されているもの
が使用されていた。この場合、固定の観察角度を有する
従来の接眼鏡筒装置では、観察者のアイポイントの変化
に応じて、器械本体を上下動させたり傾けたりする必要
がある。しかしながら、器械によっては、上下動させた
り傾けたりする調整が不可能な場合もある。そこで、従
来から、観察角度を変化させることのできる種々の傾斜
角可変鏡筒装置が提案されている。
【0003】例えば、特開昭 59-159119号公報には、接
眼レンズの高さまたは観察角度を調節するために、3個
のリンクと3枚のミラーとにより構成された傾斜角可変
鏡筒装置が開示されている。この装置では、3枚のミラ
ーが回転可能に支持され、各ミラーがそれぞれ旋回運動
を傾斜角の半分の角度に減少する伝動装置と結合されて
いる。
【0004】また、特開昭 60-91323 号公報には、像正
立化システムのユニットとして、互いに回転可能な2つ
の三角プリズムと1つの台形プリズムとからなり、2つ
の三角プリズムの台形プリズムに対する角度が互いに等
しく且つ逆向きであるプリズム装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
59-159119号公報に開示の従来の傾斜角可変鏡筒装置で
は、リンクおよびミラーがそれぞれ3つ必要であり、し
かも各ミラーの回転角度を制御しなければならない。そ
の結果、機構およびその調整が複雑となり、コストが高
いという不都合があった。
【0006】また、特開昭 60-91323 号公報に開示の従
来の傾斜角可変鏡筒装置では、機構は簡素であるが、プ
リズム装置が正立リレー系を兼ねている。したがって、
光学系の光路中に正立リレー系が存在するような場合に
は、さらに像を反転させるための像反転光学系を用いな
ければこのプリズム装置を使用することができない。こ
の場合、像反転光学系を付設することにより、装置全体
の大きさが著しく増大し、使い勝手が著しく悪化すると
いう不都合があった。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、正立リレー光学系を有する光学系において、
簡素な構造で観察角度を随時変化させることのできる傾
斜角可変鏡筒装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、対物レンズを介して形成された
物体面の第1次像からの光に基づいて前記物体面の正立
像である第2次像を形成するための正立リレー系と前記
第2次像を観察するための接眼レンズとの間の光路中に
配置され、前記第2次像の形成位置を空間的に変化させ
て前記接眼レンズを介した前記第2次像の観察角度を変
化させる傾斜角可変鏡筒装置において、前記正立リレー
系を介した前記第1次像からの光を第1所定面内におい
て2回反射するための第1反射部材と、前記第1反射部
材からの光を反射して第1軸線に沿って射出するための
第2反射部材と、前記第2反射部材からの光を第2所定
面内において2回反射して第2軸線に沿って射出するた
めの第3反射部材と、前記第3反射部材からの光を反射
して、前記第2所定面に関して前記第1反射部材と同じ
側に向かって第3軸線に沿って射出するための第4反射
部材とを備え、前記第3反射部材と前記第4反射部材と
は前記第1軸線回りに一体的に回転し、前記第4反射部
材は前記第2軸線回りに前記第3反射部材の回転方向と
同じ方向に前記第3反射部材の回転角度と同じ角度だけ
さらに回転することによって、前記第2次像の形成位置
を空間的に変化させることを特徴とする傾斜角可変鏡筒
装置を提供する。
【0009】本発明の好ましい態様によれば、前記第1
反射部材は、互いに直交する2つの反射面を有し、前記
正立リレー系を介した前記第1次像からの光を反射して
入射方向と平行で且つ逆向きの方向に沿って射出する。
この場合、前記第1反射部材は、一対の直角プリズムま
たは台形プリズムからなるのが好ましい。また、前記第
2反射部材は、前記第1反射部材からの光に対して45
°の角度をなす反射面を有し、反射した光を前記第1軸
線に沿って射出し、前記第3反射部材は、互いに直交す
る2つの反射面を有し、前記第2反射部材からの光を反
射して前記第1軸線と平行な前記第2軸線に沿って入射
方向とは逆向きに射出し、前記第4反射部材は、前記第
3反射部材からの入射光に対して45°の角度をなす反
射面を有し、反射した光を前記第3軸線に沿って射出す
ることが好ましい。この場合、前記第2反射部材および
前記第4反射部材は直角プリズムであり、前記第3反射
部材は台形プリズムであるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、従来から用いられて
いる接眼鏡筒装置において3つの反射部材(典型的には
一対の直角プリズムおよび台形プリズム)からなる回転
反射系の構成を変更している。従来技術では、対物レン
ズを介して形成された第1次像(中間像)が回転反射系
を介して正立するように、対物レンズ側から回転反射系
に入射した光を対物レンズ側とは逆側に射出している。
したがって、回転反射系よりも対物レンズ側の光路中に
正立リレー系を含んだ光学系に従来の回転反射系を適用
すると、正立リレー系によって形成される2次像が倒立
像として形成されてしまう。
【0011】そこで、本発明の装置では、対物レンズ側
に正立リレー系を含んだ光学系において観察鏡筒の角度
を変化させるとともに第2次像を正立させるために、回
転反射系に対物レンズ側から入射した光線を対物レンズ
側と同じ側に射出している。ただし、回転反射系が対物
レンズ側から入射した光線を対物レンズ側と同じ側に射
出するだけでは、第2次像として物体面の正立裏像が形
成されてしまう。このため、第2次像として物体面の正
立表像が形成されるように、回転反射系と正立リレー系
との間の光路中に、正立リレー系を介した光を同一面内
において2回反射する第1反射部材を配置している。
【0012】以下、本発明の各実施例を、添付図面に基
づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる
傾斜角可変鏡筒装置が適用された顕微鏡の構成を概略的
に示す図である。また、図2は、図1における傾斜角可
変鏡筒装置の部分の構成を示す斜視図である。
【0013】図1の顕微鏡は、照明光を供給するための
照明光学系1を備えている。照明光学系1からの光は、
ハーフミラー3のような光分割手段により図中下方に反
射され、被検物体の物体面2を明るく落射照明する。照
明光に対する物体面2からの反射光は、ハーフミラー
3、対物レンズ4および結像レンズ5を介して、ハーフ
プリズム6のような光分割手段に入射する。なお、結像
レンズ5は、双眼光学系の変倍レンズを兼ねている。ま
た、対物レンズ4は、結像レンズ5以降の双眼光学系に
共通の対物レンズである。
【0014】ハーフプリズム6に入射した光は、図中右
側に反射されて図示を省略したテレビ装置または写真装
置に向かう光と、透過して接眼レンズに向かう光とに分
割される。ハーフプリズム6を透過した光は、物体面2
の第1次像7を形成する。後述するように、第1次像7
からの光は、正立リレーレンズ8の作用により、物体面
2の正立像である第2次像14を形成する。
【0015】正立リレーレンズ8を介した光は、互いに
直交する反射面を有する一対の直角プリズム9および1
0を介して、直角プリズム9への入射光と平行で逆向き
(物体側向き)の光となって射出される。このように、
一対の直角プリズム9および10は、正立リレーレンズ
8からの光を同一面内において入射方向と平行で且つ逆
向きの方向に沿って射出するための第1反射部材を構成
している。
【0016】第1反射部材(9,10)を介した光は、
第2反射部材である直角プリズム11に入射する。直角
プリズム11の反射面は、入射光に対して45°の角度
をなしている。したがって、直角プリズム11に入射し
た光は、入射方向と直交する第1軸線aに沿って射出さ
れる。直角プリズム11からの第1軸線aに沿った光
は、互いに直交する2つの反射面を有する第3反射部材
すなわち台形プリズム12に入射する。
【0017】第1軸線aに沿って台形プリズム12に入
射した光は、2つの反射面により反射された後、第1軸
線aと平行な第2軸線bに沿って入射光とは逆向きに射
出される。台形プリズム12からの光は、第2軸線bに
沿って、第4反射部材である直角プリズム13に入射す
る。直角プリズム13の反射面は、入射光に対して45
°の角度をなしている。したがって、直角プリズム13
に入射した光は、入射軸線である第2軸線bと直交する
第3軸線cに沿って射出される。このように、直角プリ
ズム11、台形プリズム12および直角プリズム13か
らなるプリズム組立体では、台形プリズム12内の光線
が張る所定面に関して一方の側から入射した光が同じく
一方の側へ向かって射出される。
【0018】直角プリズム13を介した光は、物体面2
の正立表像である第2次像14を形成する。形成された
第2次像14は、接眼レンズ15を介して、アイポイン
ト16に位置決めされた観察者の眼によって拡大観察さ
れる。図2に示すように、プリズム9〜13を挟んで物
体側の第1次像7と像側の第2次像14とで、2重矢印
で示す上下方向の像および矢印で示す左右方向の像が、
ともにそのままの姿勢を維持していることがわかる。
【0019】なお、図2に示すように、台形プリズム1
2および直角プリズム13は、第1軸線a回りに一体的
に回転するように構成されている。また、直角プリズム
13は、第2軸線b回りに回転するように構成されてい
る。本発明では、第2次像14の形成位置を、ひいては
アイポイント16の位置を変化させるために、固定され
た直角プリズム11に対して、台形プリズム12および
直角プリズム13をそれぞれの回転軸回りに所定量だけ
回転させればよい。
【0020】図3乃至図5は、第1実施例における観察
角度の変化を説明する図である。図3はプリズム12お
よび13が回転していない初期状態における光路を直角
プリズム11への入射方向に沿って見た図であり、図4
はプリズム12および13が回転していない初期状態に
おける光路を第1軸線aに沿って見た図である。図3お
よび図4に示すように、初期状態では、直角プリズム1
1に入射した光は、入射方向と平行で且つ逆向きに第2
軸線bに沿って直角プリズム13から射出される。すな
わち、図1の第1実施例において、90度の観察角度を
得ることができる。
【0021】一方、図5は、台形プリズム12と直角プ
リズム13とが一体的に図中反時計回りに角度A1 だけ
回転し、直角プリズム13が台形プリズム12に対して
図中反時計回りに角度(A2 −A1 )だけさらに回転し
た状態を第2軸線bに沿って見た図である。なお、図5
において、台形プリズム12が第1軸線a回りに初期状
態から角度A1 だけ回転した場合、像の回転を補正する
ために、直角プリズム13は第2軸線b回りに初期状態
から角度A1 の2倍である角度A2 だけ回転する必要が
ある。
【0022】換言すれば、台形プリズム12と直角プリ
ズム13とが第1軸線a回りに一体的に回転した角度と
同じ角度だけ、直角プリズム13が第2軸線b回りに回
転する必要がある。こうして、図1の第1実施例におい
て、台形プリズム12と直角プリズム13とを一体的に
角度A1 だけ回転させ、直角プリズム13を台形プリズ
ム12に対して同じ角度A1 だけさらに回転させること
により、(90−2A1 )度の観察角度を得ることがで
きる。すなわち、台形プリズム12および直角プリズム
13を本発明にしたがって適宜回転させることにより、
連続的に変化する観察角度を得ることができる。
【0023】図6および図7は、本発明の第2実施例に
かかる傾斜角可変鏡筒装置の構成の一部を概略的に示す
上面図および側面図である。なお、第2実施例の装置
も、第1実施例の傾斜角可変鏡筒装置と類似の構成を有
する。しかしながら、第2実施例では、第4反射部材で
ある直角プリズム13の射出側に、互いに平行な2つの
反射面を有する眼幅調整用反射部材17が付設されてい
る点だけが第1実施例と基本的に相違する。したがっ
て、図6および図7では、第1実施例と同様の機能を有
する要素には、第1実施例と同じ参照符号を付してい
る。以下、第1実施例との相違点に着目して第2実施例
を説明する。
【0024】第2実施例では、互いに平行な2つの反射
面を有する反射部材17が、直角プリズム13の射出側
に設けられている。なお、反射部材17の2つの反射面
は、直角プリズム13の射出軸線である第3軸線cに対
して45°の角度をなしている。また、反射部材17
は、台形プリズム12および直角プリズム13と第1軸
線a回りに一体的に回転するとともに、直角プリズム1
3の射出軸線である第3軸線c回りに回転するように構
成されている。
【0025】したがって、直角プリズム13から第3軸
線cに沿って反射部材17に入射した光は、互いに平行
な2つの反射面で順次反射され、入射方向と平行で且つ
同じ向きの方向に沿って射出される。こうして、反射部
材17を第3軸線c回りに回転させることにより、第2
次像14の姿勢を変えることなく且つ第2次像14の光
軸方向の結像位置を変えることなく、眼幅を変化させる
ことが可能となる。
【0026】なお、上述の実施例では、第1反射部材と
して、一対の直角プリズムを用いた例を示している。し
かしながら、台形プリズムまたは所定位置に配置された
一対のミラー等で第1反射部材を構成することもでき
る。すなわち、第1反射部材は、同一面内において2回
反射するような反射部材であれば良い。
【0027】また、上述の実施例では、第2反射部材乃
至第4反射部材として、一対の直角プリズムおよび台形
プリズムからなるプリズム組立体を用いた例を示してい
る。しかしながら、第2反射部材では第1反射部材から
の光を反射して第1軸線に沿って射出し、第3反射部材
では第2反射部材からの光を所定面内において2回反射
して第2軸線に沿って射出し、第4反射部材では第3反
射部材からの光を反射して前記所定面に関して第1反射
部材と同じ側に向かって第3軸線に沿って射出すること
が重要である。したがって、一般的には、第2反射部材
乃至第4反射部材を、三次元的に適宜配置された4つの
反射面で構成することができる。
【0028】
【効果】以上説明したように、本発明の傾斜角可変鏡筒
装置によれば、正立リレー光学系を有する光学系におい
て、簡素な構造でアイポイントの位置を変えることがで
き、観察者が観察しやすい姿勢をとることができる。さ
らに、本実施例に示すような態様によれば、物体側から
正立リレー光学系を介した光線が一旦物体側に戻る構成
となるため、アイポイントの位置を従来よりも物体側に
近づけることが可能となるので、操作性の向上にも役立
つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる傾斜角可変鏡筒装
置が適用された顕微鏡の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1における傾斜角可変鏡筒装置の部分の構成
を示す斜視図である。
【図3】プリズム12および13が回転していない初期
状態における光路を直角プリズム11への入射方向に沿
って見た図である。
【図4】プリズム12および13が回転していない初期
状態における光路を第1軸線aに沿って見た図である。
【図5】台形プリズム12と直角プリズム13とが一体
的に図中反時計回りに角度A1だけ回転し、直角プリズ
ム13が台形プリズム12に対して図中反時計回りに角
度(A2 −A1 )だけさらに回転した状態を第2軸線b
に沿って見た図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかる傾斜角可変鏡筒装
置の構成の一部を概略的に示す上面図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかる傾斜角可変鏡筒装
置の構成の一部を概略的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 照明光学系 2 物体面 3 ハーフミラー 4 対物レンズ 5 結像レンズ 6 ハーフプリズム 7 第1次像 8 正立リレーレンズ 9,10 直角プリズム 11 第2反射部材 12 第3反射部材 13 第4反射部材 14 第2次像 15 接眼レンズ 16 アイポイント 17 眼幅調整用反射部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを介して形成された物体面の
    第1次像からの光に基づいて前記物体面の正立像である
    第2次像を形成するための正立リレー系と前記第2次像
    を観察するための接眼レンズとの間の光路中に配置さ
    れ、前記第2次像の形成位置を空間的に変化させて前記
    接眼レンズを介した前記第2次像の観察角度を変化させ
    る傾斜角可変鏡筒装置において、 前記正立リレー系を介した前記第1次像からの光を第1
    所定面内において2回反射するための第1反射部材と、 前記第1反射部材からの光を反射して第1軸線に沿って
    射出するための第2反射部材と、 前記第2反射部材からの光を第2所定面内において2回
    反射して第2軸線に沿って射出するための第3反射部材
    と、 前記第3反射部材からの光を反射して、前記第2所定面
    に関して前記第1反射部材と同じ側に向かって第3軸線
    に沿って射出するための第4反射部材とを備え、 前記第3反射部材と前記第4反射部材とは前記第1軸線
    回りに一体的に回転し、前記第4反射部材は前記第2軸
    線回りに前記第3反射部材の回転方向と同じ方向に前記
    第3反射部材の回転角度と同じ角度だけさらに回転する
    ことによって、前記第2次像の形成位置を空間的に変化
    させることを特徴とする傾斜角可変鏡筒装置。
  2. 【請求項2】 前記第1反射部材は、互いに直交する2
    つの反射面を有し、前記正立リレー系を介した前記第1
    次像からの光を反射して入射方向と平行で且つ逆向きの
    方向に沿って射出することを特徴とする請求項1に記載
    の傾斜角可変鏡筒装置。
  3. 【請求項3】 前記第1反射部材は、一対の直角プリズ
    ムまたは台形プリズムからなることを特徴とする請求項
    2に記載の傾斜角可変鏡筒装置。
  4. 【請求項4】 前記第2反射部材は、前記第1反射部材
    からの光に対して45°の角度をなす反射面を有し、反
    射した光を前記第1軸線に沿って射出し、 前記第3反射部材は、互いに直交する2つの反射面を有
    し、前記第2反射部材からの光を反射して前記第1軸線
    と平行な前記第2軸線に沿って入射方向とは逆向きに射
    出し、 前記第4反射部材は、前記第3反射部材からの入射光に
    対して45°の角度をなす反射面を有し、反射した光を
    前記第3軸線に沿って射出することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の傾斜角可変鏡筒装置。
  5. 【請求項5】 前記第2反射部材および前記第4反射部
    材は直角プリズムであり、前記第3反射部材は台形プリ
    ズムであることを特徴とする請求項4に記載の傾斜角可
    変鏡筒装置。
  6. 【請求項6】 互いに平行な2つの反射面を有し、前記
    第4反射部材から前記第3軸線に沿って入射した光を反
    射して入射方向と平行で且つ同じ向きの方向に沿って射
    出するための第5反射部材をさらに備え、 前記第5反射部材は、前記第3反射部材および前記第4
    反射部材と一体的に前記第1軸線回りに回転し、且つ前
    記第4反射部材と一体的に前記第2軸線回りに回転する
    ように構成され、 前記第3軸線回りに回転することによって前記接眼レン
    ズの眼幅を変化させることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載の傾斜角可変鏡筒装置。
JP7237783A 1995-08-23 1995-08-23 傾斜角可変鏡筒装置 Pending JPH0961722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016163447A1 (ja) * 2015-04-09 2016-10-13 オリンパス株式会社 内視鏡対物光学系
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