JPH0960536A - 自動車の駆動力制御装置 - Google Patents
自動車の駆動力制御装置Info
- Publication number
- JPH0960536A JPH0960536A JP7237858A JP23785895A JPH0960536A JP H0960536 A JPH0960536 A JP H0960536A JP 7237858 A JP7237858 A JP 7237858A JP 23785895 A JP23785895 A JP 23785895A JP H0960536 A JPH0960536 A JP H0960536A
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- JP
- Japan
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- engine
- low speed
- speed
- wheel drive
- control device
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エンジンの駆動力を高速走行と低速
走行の２種類の変速比あるいは減速比に切換え可能な自
動車において、低速走行時にエンジンの出力トルクを減
少制御して、駆動系各部の耐久性を向上したことであ
る。 【解決手段】エンジン１の駆動力を高速走行と低速走行
の２種類の変速比に切換えるトランスファ４を備え、エ
ンジン１には出力トルクを抑えるエンジンコントロール
装置１３を設け、変速比検出スイッチ１１による低速の
変速比検出信号によりコントローラ１２で前記エンジン
コントロール装置１３を作動して低速走行時にエンジン
の出力トルクを低減制御するようにしたことを特徴とす
る。
走行の２種類の変速比あるいは減速比に切換え可能な自
動車において、低速走行時にエンジンの出力トルクを減
少制御して、駆動系各部の耐久性を向上したことであ
る。 【解決手段】エンジン１の駆動力を高速走行と低速走行
の２種類の変速比に切換えるトランスファ４を備え、エ
ンジン１には出力トルクを抑えるエンジンコントロール
装置１３を設け、変速比検出スイッチ１１による低速の
変速比検出信号によりコントローラ１２で前記エンジン
コントロール装置１３を作動して低速走行時にエンジン
の出力トルクを低減制御するようにしたことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速比あるいは減
速比を高速走行と低速走行とに切換え可能であり、変速
比あるいは減速比が低速走行時にエンジンの出力トルク
を減少させる自動車の駆動力制御装置に関するものであ
る。
速比を高速走行と低速走行とに切換え可能であり、変速
比あるいは減速比が低速走行時にエンジンの出力トルク
を減少させる自動車の駆動力制御装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの駆動力を前後輪に分配し、か
つ高速，低速の変速比を取り得るトランスファを持った
４輪駆動車は実開平２−１３６８４９号で提供されてお
り、また、エンジンの駆動力を高速，低速の減速比に切
換えて駆動輪に伝達する差動装置を含む２速減速装置を
備えた自動車も周知である。
つ高速，低速の変速比を取り得るトランスファを持った
４輪駆動車は実開平２−１３６８４９号で提供されてお
り、また、エンジンの駆動力を高速，低速の減速比に切
換えて駆動輪に伝達する差動装置を含む２速減速装置を
備えた自動車も周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特殊用途の貨物自動車
や清掃車等はエンジンの駆動力を運転状況によって高
速，低速の減速比に切換えて駆動輪に伝達しているが、
上記の従来技術では低速走行時にもエンジンの出力トル
クがそのまま伝達されるため、低速走行時に駆動系へ過
大なトルクが伝達し、トランスファや２速減速装置等の
駆動系各部の耐久性に問題があり、これを解決すること
が課題になっている。
や清掃車等はエンジンの駆動力を運転状況によって高
速，低速の減速比に切換えて駆動輪に伝達しているが、
上記の従来技術では低速走行時にもエンジンの出力トル
クがそのまま伝達されるため、低速走行時に駆動系へ過
大なトルクが伝達し、トランスファや２速減速装置等の
駆動系各部の耐久性に問題があり、これを解決すること
が課題になっている。
【０００４】本発明の目的は、エンジンの駆動力を高速
走行と低速走行の２種類の変速比あるいは減速比に切換
え可能な自動車において、低速走行時にエンジンの出力
トルクを減少制御して、駆動系各部の耐久性を向上した
ことである。
走行と低速走行の２種類の変速比あるいは減速比に切換
え可能な自動車において、低速走行時にエンジンの出力
トルクを減少制御して、駆動系各部の耐久性を向上した
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、エンジン駆動力を２輪駆動と
４輪駆動とに切換え、かつ変速比を高速と低速とに切換
えるトランスファを備えた２輪駆動／４輪駆動自動車に
おいて、エンジンの出力トルクを抑えるエンジンコント
ロール装置と、前記高速と低速を検出する変速比検出ス
イッチと、この変速比検出スイッチにより低速の変速比
検出信号を入力し前記エンジンコントロール装置に出力
してエンジンの出力トルクを低減制御するコントローラ
とを備えたことを特徴とするものである。
めの本発明の構成要旨は、エンジン駆動力を２輪駆動と
４輪駆動とに切換え、かつ変速比を高速と低速とに切換
えるトランスファを備えた２輪駆動／４輪駆動自動車に
おいて、エンジンの出力トルクを抑えるエンジンコント
ロール装置と、前記高速と低速を検出する変速比検出ス
イッチと、この変速比検出スイッチにより低速の変速比
検出信号を入力し前記エンジンコントロール装置に出力
してエンジンの出力トルクを低減制御するコントローラ
とを備えたことを特徴とするものである。
【０００６】また、エンジン駆動力を高速と低速とに切
換えて駆動輪に伝達する２速減速装置を備えた２輪駆動
自動車において、エンジンの出力トルクを抑えるエンジ
ンコントロール装置と、前記高速と低速を検出する減速
比検出スイッチと、この減速比検出スイッチにより低速
の減速比検出信号を入力し前記エンジンコントロール装
置に出力してエンジンの出力トルクを低減制御するコン
トローラとを備えたことを特徴とするものである。
換えて駆動輪に伝達する２速減速装置を備えた２輪駆動
自動車において、エンジンの出力トルクを抑えるエンジ
ンコントロール装置と、前記高速と低速を検出する減速
比検出スイッチと、この減速比検出スイッチにより低速
の減速比検出信号を入力し前記エンジンコントロール装
置に出力してエンジンの出力トルクを低減制御するコン
トローラとを備えたことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１は本発明を２輪駆動／４輪駆動
自動車に適用した場合の形態である。すなわち、図１に
おい、１はエンジン，２はクラッチ，３は変速機であ
る。４はエンジン駆動力を２輪駆動と４輪駆動とに切換
え、かつ変速比を高速と低速とに切換えるトランスファ
であり、前記エンジン１の駆動力が推進軸５によって入
力される。
基づいて説明する。図１は本発明を２輪駆動／４輪駆動
自動車に適用した場合の形態である。すなわち、図１に
おい、１はエンジン，２はクラッチ，３は変速機であ
る。４はエンジン駆動力を２輪駆動と４輪駆動とに切換
え、かつ変速比を高速と低速とに切換えるトランスファ
であり、前記エンジン１の駆動力が推進軸５によって入
力される。
【０００８】８は前記トランスファ４から前輪６に駆動
力を伝達する前輪用推進軸であり、９は前記トランスフ
ァ４から後輪７に駆動力を伝達する後輪用推進軸であ
る。１０は２輪駆動／４輪駆動切換え部であり、図略の
操作レバー等によって２輪駆動／４輪駆動に切換え制御
される。
力を伝達する前輪用推進軸であり、９は前記トランスフ
ァ４から後輪７に駆動力を伝達する後輪用推進軸であ
る。１０は２輪駆動／４輪駆動切換え部であり、図略の
操作レバー等によって２輪駆動／４輪駆動に切換え制御
される。
【０００９】前記２輪駆動と４輪駆動とに切換え、かつ
変速比を高速と低速とに切換えるトランスファ４は図２
で示すような構造となっている。推進軸５によって入力
されるエンジン１の駆動力５ａを入力して回転するイン
プットシャフトギャ４ａと、このインプットシャフトギ
ャ４ａと噛合する第１アイドルギヤ４ｂと、この第１ア
イドルギヤ４ｂと同軸上に設けられている第２アイドル
ギヤ４ｃと、前記第１アイドルギヤ４ｂと噛合する高速
ギヤ４ｄと、前記第２アイドルギヤ４ｃと噛合する低速
ギヤ４ｅとを有し、前記高速ギヤ４ｄと低速ギヤ４ｅと
を切換える高低速切換えスリーブ１４と、前記２輪駆動
／４輪駆動切換え部１０においては、前記高低速切換え
スリーブ１４によって切換えられた高速又は低速の変速
比で後輪駆動力９ａを出力する２輪駆動又は前輪駆動力
８ａを出力して４輪駆動に切換える２輪駆動／４輪駆動
切換えスリーブ１５を有している。
変速比を高速と低速とに切換えるトランスファ４は図２
で示すような構造となっている。推進軸５によって入力
されるエンジン１の駆動力５ａを入力して回転するイン
プットシャフトギャ４ａと、このインプットシャフトギ
ャ４ａと噛合する第１アイドルギヤ４ｂと、この第１ア
イドルギヤ４ｂと同軸上に設けられている第２アイドル
ギヤ４ｃと、前記第１アイドルギヤ４ｂと噛合する高速
ギヤ４ｄと、前記第２アイドルギヤ４ｃと噛合する低速
ギヤ４ｅとを有し、前記高速ギヤ４ｄと低速ギヤ４ｅと
を切換える高低速切換えスリーブ１４と、前記２輪駆動
／４輪駆動切換え部１０においては、前記高低速切換え
スリーブ１４によって切換えられた高速又は低速の変速
比で後輪駆動力９ａを出力する２輪駆動又は前輪駆動力
８ａを出力して４輪駆動に切換える２輪駆動／４輪駆動
切換えスリーブ１５を有している。
【００１０】上記のようなトランスファ４を備えた２輪
駆動／４輪駆動自動車において、エンジン１にはエンジ
ン１の出力トルクを抑えるエンジンコントロール装置１
３を設け、トランスファ４には、前記高速ギヤ４ｄと低
速ギヤ４ｅとを切換えた際に高速と低速を検出する変速
比検出スイッチ１１を設け、この変速比検出スイッチ１
１により低速の変速比検出信号を入力し、前記エンジン
コントロール装置１３に指令信号を出力してエンジン１
の出力トルクを低減制御するコントローラ１２（ＣＰ
Ｕ）を設けたものである。
駆動／４輪駆動自動車において、エンジン１にはエンジ
ン１の出力トルクを抑えるエンジンコントロール装置１
３を設け、トランスファ４には、前記高速ギヤ４ｄと低
速ギヤ４ｅとを切換えた際に高速と低速を検出する変速
比検出スイッチ１１を設け、この変速比検出スイッチ１
１により低速の変速比検出信号を入力し、前記エンジン
コントロール装置１３に指令信号を出力してエンジン１
の出力トルクを低減制御するコントローラ１２（ＣＰ
Ｕ）を設けたものである。
【００１１】上記の構成により、高速ギヤ４ｄに切換え
られているときにはエンジンコントロール装置１３は作
動されず、２輪駆動あるいは４輪駆動走行の何れにおい
てもエンジン１の出力トルクは低減することなくそのま
ま伝達される。
られているときにはエンジンコントロール装置１３は作
動されず、２輪駆動あるいは４輪駆動走行の何れにおい
てもエンジン１の出力トルクは低減することなくそのま
ま伝達される。
【００１２】しかし、低速ギヤ４ｅに切換えられると、
これを変速比検出スイッチ１１で検出し、その信号をコ
ントローラ１２に入力し、コントローラ１２はエンジン
コントロール装置１３を作動指令して２輪駆動あるいは
４輪駆動走行の何れにおいてもエンジン１の出力トルク
を低減する。
これを変速比検出スイッチ１１で検出し、その信号をコ
ントローラ１２に入力し、コントローラ１２はエンジン
コントロール装置１３を作動指令して２輪駆動あるいは
４輪駆動走行の何れにおいてもエンジン１の出力トルク
を低減する。
【００１３】これにより、低速走行時における駆動系へ
過大なトルクの伝達を防ぎ、前後輪の駆動系の耐久性を
向上する。
過大なトルクの伝達を防ぎ、前後輪の駆動系の耐久性を
向上する。
【００１４】上記は２輪駆動／４輪駆動自動車である
が、本発明は、エンジン駆動力を高速と低速とに切換え
て駆動輪に伝達する２速減速装置を備えた２輪駆動自動
車においても低速走行時にエンジンの出力トルクを低減
させることも可能とした。以下その実施の形態を図３及
び図４に基づいて説明する。
が、本発明は、エンジン駆動力を高速と低速とに切換え
て駆動輪に伝達する２速減速装置を備えた２輪駆動自動
車においても低速走行時にエンジンの出力トルクを低減
させることも可能とした。以下その実施の形態を図３及
び図４に基づいて説明する。
【００１５】図３において、１はエンジン，２はクラッ
チ，３は変速機，６は前輪，７は後輪である。２０はエ
ンジン駆動力を高速と低速とに切換えて駆動輪である後
輪７に伝達する２速減速装置あり、前記エンジン１の駆
動力が推進軸５によって入力される。
チ，３は変速機，６は前輪，７は後輪である。２０はエ
ンジン駆動力を高速と低速とに切換えて駆動輪である後
輪７に伝達する２速減速装置あり、前記エンジン１の駆
動力が推進軸５によって入力される。
【００１６】前記２速減速装置２０は図４で示すような
構造となっている。推進軸５によって入力されるエンジ
ン１の駆動力５ａを入力して回転するピニオン２０ａと
噛合するリングギヤ２０ｂと、このリングギヤ２０ｂと
同軸上に設けられている第１インプットシャフトギャ２
０ｃ及び第２インプットシャフトギャ２０ｄと、前記第
１インプットシャフトギャ２０ｃと噛合する低速ギヤ２
０ｆと、前記第２インプットシャフトギャ２０ｄと噛合
する高速ギヤ２０ｇと、これら低速ギヤ２０ｆ及び高速
ギヤ２０ｇと連係した差動装置２０ｈと、前記第１イン
プットシャフトギャ２０ｃと第２インプットシャフトギ
ャ２０ｄを切換えてエンジン駆動力を左右の後輪７に高
速と低速との駆動力７ａ，７ｂを出力するための高低速
切換えスリーブ２０ｅとで構成されている。
構造となっている。推進軸５によって入力されるエンジ
ン１の駆動力５ａを入力して回転するピニオン２０ａと
噛合するリングギヤ２０ｂと、このリングギヤ２０ｂと
同軸上に設けられている第１インプットシャフトギャ２
０ｃ及び第２インプットシャフトギャ２０ｄと、前記第
１インプットシャフトギャ２０ｃと噛合する低速ギヤ２
０ｆと、前記第２インプットシャフトギャ２０ｄと噛合
する高速ギヤ２０ｇと、これら低速ギヤ２０ｆ及び高速
ギヤ２０ｇと連係した差動装置２０ｈと、前記第１イン
プットシャフトギャ２０ｃと第２インプットシャフトギ
ャ２０ｄを切換えてエンジン駆動力を左右の後輪７に高
速と低速との駆動力７ａ，７ｂを出力するための高低速
切換えスリーブ２０ｅとで構成されている。
【００１７】上記のような２速減速装置２０を備えた自
動車において、エンジン１にはエンジン１の出力トルク
を抑えるエンジンコントロール装置１３を設け、２速減
速装置２０には、前記第１インプットシャフトギャ２０
ｃと第２インプットシャフトギャ２０ｄを切換えて低速
ギヤ２０ｆと高速ギヤ２０ｇとを切換えた際に高速と低
速を検出する減速比検出スイッチ２１を設け、この減速
比検出スイッチ２１により低速の減速比検出信号を入力
し、前記エンジンコントロール装置１３に指令信号を出
力してエンジンの出力トルクを低減制御するコントロー
ラ１２（ＣＰＵ）を設けたものである。
動車において、エンジン１にはエンジン１の出力トルク
を抑えるエンジンコントロール装置１３を設け、２速減
速装置２０には、前記第１インプットシャフトギャ２０
ｃと第２インプットシャフトギャ２０ｄを切換えて低速
ギヤ２０ｆと高速ギヤ２０ｇとを切換えた際に高速と低
速を検出する減速比検出スイッチ２１を設け、この減速
比検出スイッチ２１により低速の減速比検出信号を入力
し、前記エンジンコントロール装置１３に指令信号を出
力してエンジンの出力トルクを低減制御するコントロー
ラ１２（ＣＰＵ）を設けたものである。
【００１８】上記の構成により、前記第２インプットシ
ャフトギャ２０ｄに切換えられ高速ギヤ２０ｇによって
高速走行する際にはエンジンコントロール装置１３は作
動されず、エンジン１の出力トルクは低減することなく
そのまま駆動輪の後輪７に伝達される。
ャフトギャ２０ｄに切換えられ高速ギヤ２０ｇによって
高速走行する際にはエンジンコントロール装置１３は作
動されず、エンジン１の出力トルクは低減することなく
そのまま駆動輪の後輪７に伝達される。
【００１９】しかし、第１インプットシャフトギャ２０
ｃに切換えられ低速ギヤ２０ｆによって低速走行する際
には、これを減速比検出スイッチ２１で検出し、その信
号をコントローラ１２に入力し、コントローラ１２はエ
ンジンコントロール装置１３を作動指令してエンジン１
の出力トルクを低減する。
ｃに切換えられ低速ギヤ２０ｆによって低速走行する際
には、これを減速比検出スイッチ２１で検出し、その信
号をコントローラ１２に入力し、コントローラ１２はエ
ンジンコントロール装置１３を作動指令してエンジン１
の出力トルクを低減する。
【００２０】これにより、低速走行時における駆動系へ
過大なトルクの伝達を防ぎ、後輪７の駆動系の耐久性を
向上する。
過大なトルクの伝達を防ぎ、後輪７の駆動系の耐久性を
向上する。
【００２１】上記２輪駆動／４輪駆動自動車及び２速減
速装置２０を備えた自動車のエンジン１に設けらている
エンジンコントロール装置１３は、例えば、燃料噴射装
置のストップレバーを燃料減少側に動かすダイヤフラム
によるアクチュエータを備え、通常運転時（高速走行
時）には、コントローラ（ＣＰＵ）からの信号により前
記燃料噴射装置のストップレバーは作動せず、低速走行
時には、コントローラ（ＣＰＵ）からの信号により前記
燃料噴射装置のストップレバーを作動して燃料噴射量を
減少させエンジン出力を抑えるようにした周知のパワー
コントロールシステム（ＰＣＳ）装置が適当である。
速装置２０を備えた自動車のエンジン１に設けらている
エンジンコントロール装置１３は、例えば、燃料噴射装
置のストップレバーを燃料減少側に動かすダイヤフラム
によるアクチュエータを備え、通常運転時（高速走行
時）には、コントローラ（ＣＰＵ）からの信号により前
記燃料噴射装置のストップレバーは作動せず、低速走行
時には、コントローラ（ＣＰＵ）からの信号により前記
燃料噴射装置のストップレバーを作動して燃料噴射量を
減少させエンジン出力を抑えるようにした周知のパワー
コントロールシステム（ＰＣＳ）装置が適当である。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によると、エンジン
駆動力を２輪駆動と４輪駆動とに切換え、かつ変速比を
高速と低速とに切換えるトランスファを備えた２輪駆動
／４輪駆動自動車あるいは２速減速装置を備えた自動車
において、低速走行時にエンジンの出力トルクを減少制
御するため、低速走行時における駆動系へ過大なトルク
の伝達を防ぎ、駆動系の耐久性を向上する利点を有して
いる。
駆動力を２輪駆動と４輪駆動とに切換え、かつ変速比を
高速と低速とに切換えるトランスファを備えた２輪駆動
／４輪駆動自動車あるいは２速減速装置を備えた自動車
において、低速走行時にエンジンの出力トルクを減少制
御するため、低速走行時における駆動系へ過大なトルク
の伝達を防ぎ、駆動系の耐久性を向上する利点を有して
いる。
【図１】２輪駆動／４輪駆動自動車に本発明を適用した
構造図
構造図
【図２】２輪駆動／４輪駆動自動車のトランスファの構
造図
造図
【図３】２速減速装置を備えた自動車に本発明を適用し
た構造図
た構造図
【図４】２速減速装置の構造図
【符号の説明】 １ エンンジン ２ クラッチ ３ 変速機 ４ トランスファ ５ 推進軸 ６ 前輪 ７ 後輪 ８ 前輪用推進軸 ９ 後輪用推進軸 １０ ２輪駆動／４輪駆動切換え部 １１ 変速比検出スイッチ １２ コントローラ（ＣＰＵ） １３ エンジンコントロール装置 ２０ ２速減速装置 ２１ 減速比検出スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 エンジン駆動力を２輪駆動と４輪駆動と
に切換え、かつ変速比を高速と低速とに切換えるトラン
スファを備えた２輪駆動／４輪駆動自動車において、エ
ンジンの出力トルクを抑えるエンジンコントロール装置
と、前記高速と低速を検出する変速比検出スイッチと、
この変速比検出スイッチにより低速の変速比検出信号を
入力し前記エンジンコントロール装置に出力してエンジ
ンの出力トルクを低減制御するコントローラとを備えた
ことを特徴とする自動車の駆動力制御装置。 - 【請求項２】 エンジン駆動力を高速と低速とに切換え
て駆動輪に伝達する２速減速装置を備えた２輪駆動自動
車において、エンジンの出力トルクを抑えるエンジンコ
ントロール装置と、前記高速と低速を検出する減速比検
出スイッチと、この減速比検出スイッチにより低速の減
速比検出信号を入力し前記エンジンコントロール装置に
出力してエンジンの出力トルクを低減制御するコントロ
ーラとを備えたことを特徴とする自動車の駆動力制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7237858A JPH0960536A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動車の駆動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7237858A JPH0960536A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動車の駆動力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960536A true JPH0960536A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17021464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7237858A Pending JPH0960536A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 自動車の駆動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960536A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0895006A1 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-03 | Van Doorne's Transmissie B.V. | Driveline torque limit control |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP7237858A patent/JPH0960536A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0895006A1 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-03 | Van Doorne's Transmissie B.V. | Driveline torque limit control |
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