JPH0959242A - アゾビスアミジン塩の造粒方法 - Google Patents

アゾビスアミジン塩の造粒方法

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JPH0959242A
JPH0959242A JP20884295A JP20884295A JPH0959242A JP H0959242 A JPH0959242 A JP H0959242A JP 20884295 A JP20884295 A JP 20884295A JP 20884295 A JP20884295 A JP 20884295A JP H0959242 A JPH0959242 A JP H0959242A
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JP
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azobisamidine
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azobisamidine salt
organic solvent
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JP20884295A
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Takamichi Watanabe
孝道 渡辺
Hisashi Suzuki
久之 鈴木
Tsuneo Asai
常夫 浅井
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Nippoh Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Nippoh Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アゾビスアミジン塩の造粒方法および安定性
の良好なアゾビスアミジン塩顆粒を提供。 【解決手段】 アゾビスアミジン塩粉末を造粒するに当
り水性有機溶媒および水のいずれにも溶解し得るバイン
ダーを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アゾビスアミジン
塩の造粒方法に関するものである。詳しく述べると、水
溶液重合や乳化重合の重合開始剤として使用されるアゾ
ビスアミジン塩の造粒方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アゾビスアミジン塩は、各種アクリル系
単量体の水溶液重合、乳化重合、光重合等において重合
開始剤として使用されている。しかしながら、従来の製
品は微粉末であるためアゾビスアミジン塩の製造時およ
び重合開始剤としての使用する場合に、アゾビスアミジ
ンの粉塵が大気中に舞い上がり、露出した皮膚に付着し
て皮膚にカブレを生じさせる弊害があった。また、従来
の微粉末の形態では、ホッパー内でブリッジを形成した
り、保存中にケーキングを引き起すなど、作業性を著し
く阻害していた。
【0003】このような微粉末形態による欠点を解消す
るために、アゾビスアミジン塩の粒状物およびその製法
が提案されている(特開昭63−99,045号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記造
粒方法においては、バインターとして水を使用していた
ため、乾燥温度が高く、しかも乾燥時間も長いという欠
点があった。また、このため得られる顆粒の安定性が低
いだけでなく、その械的強度も不十分であるという問題
があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、アゾビスア
ミジン塩の新規な造粒方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ケーキング、ブリッ
ジ等を引き起さない作業性が良好でかつ粉塵飛散の少な
いアゾビスアミジン塩の顆粒を提供することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、乾燥温度が低
くかつ乾燥時間が短いアゾビスアミジン塩の造粒方法な
らびに安定性の優れた顆粒を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、下記
(1)〜(9)により達成される。
【0009】(1) 一般式(1)
【0010】
【化5】
【0011】[ただし、式中、R1 およびR2 はそれぞ
れ独立してアルキル基またはシクロアルキル基を示し、
1 とR2 とで脂肪族環を形成してもよく、Yは−C
(=NR3 )−NH−R4 または式(2)
【0012】
【化6】
【0013】で示されるグアニル基(ただし、式中、R
3 およびR4 はそれぞれ独立して水素原子、置換アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリル基、フェニル基または
置換フェニル基を示し、R5 は置換基を有していてもよ
い低級アルキレン基を示し、またR6 は水素原子または
ヒドロキシアルキル基を示す。)を示し、Xは塩素原
子、臭素原子またはCH3 COO−基を示す。]で表わ
されるアゾビスアミジン塩を造粒するに際し、水性有機
溶媒および水のいずれにも溶解し得るバインダーを用い
ることを特徴とするアゾビスアミジン塩の造粒方法。
【0014】(2) 該バインダーが有機高分子化合物
である前記(1)に記載のアゾビスアミジン塩の造粒方
法。
【0015】(3) 該有機高分子化合物がポリビニル
ピロリドン、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリビニ
ルアミンおよびポリエチレングリコールエステル(また
はエーテル)よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
ものである前記(2)に記載のアゾビスアミジン塩の造
粒方法。
【0016】(4) 該バインダーの使用量が該アゾビ
スアミジン塩に対して10〜30,000ppmである
前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載のアゾビスア
ミジン塩の造粒方法。
【0017】(5) 該バインダーは水性有機溶媒溶液
として使用される前記(1)〜(4)のいずれか一つに
記載のアゾビスアミジン塩の造粒方法。
【0018】(6) 該水性有機溶媒はアゾビスアミジ
ン塩に対して5〜80重量%用いられる前記(2)に記
載のアゾビスアミジン塩の造粒方法。
【0019】(7) 一般式(1)
【0020】
【化7】
【0021】[ただし、式中、R1 およびR2 はそれぞ
れ独立してアルキル基またはシクロアルキル基を示し、
1 とR2 とで脂肪族環を形成していてもよく、Yは−
C(=NR3 )−NH−R4 または式(2)
【0022】
【化8】
【0023】で示されるグアニル基(ただし、式中、R
3 およびR4 はそれぞれ独立して水素原子、置換アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリル基、フェニル基または
置換フェニル基を示し、R5 は置換基を有していてもよ
い低級アルキレン基を示し、またR6 は水素原子または
ヒドロキシアルキル基を示す。)を示し、Xは塩素原
子、臭素原子またはCH3 COO−基を示す。]で表わ
されるアゾビスアミジン塩及び該アゾビスアミジン塩に
対して10〜30,000ppmの水性有機溶媒および
水のいずれにも溶解し得るバインダーよりなり粒径0.
3〜10mmを有するアゾビスアミジン塩の造粒方法。
【0024】(8)該バインダーが有機高分子化合物で
ある前記(7)に記載のアゾビスアミジン塩の顆粒。
【0025】(9) 該有機高分子化合物がポリビニル
ピロリドン、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリビニ
ルアミンおよびポリエチレングリコールエステル(また
はエーテル)よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
ものである前記(8)に記載のアゾビスアミジン塩の顆
粒。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明方法により造粒されるアゾ
ビスアミジン塩とは、一般式(1)
【0027】
【化9】
【0028】で表される化合物であり、式中、R1 およ
びR2 はそれぞれ独立してアルキル基またはシクロアル
キル基、好ましくは炭素原子数1〜10、より好ましく
は1〜4のアルキル基または好ましくは炭素数3〜7、
より好ましくは3〜6のシクロアルキル基であり、R1
とR2 とで脂肪族環を形成を形成していてもよい。ま
た、Yは−C(=NR3 )−NH−R4 または式(2)
【0029】
【化10】
【0030】で示されるグアニル基(ただし、式中、R
3 およびR4 はそれぞれ独立して水素原子、アルキル基
(好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは1〜4の
アルキル基)、置換アルキル基(好ましくは炭素数1〜
6、より好ましくは1〜3の置換アルキル基)、シクロ
アルキル基(好ましくは炭素数3〜8、より好ましくは
3〜6のシクロアルキル基)、アリル基、フェニル基ま
たは置換フェニル基であり、好ましくは水素原子または
アルキル基であり、R5 は置換基を有していてもよい低
級アルキレン基(好ましくは炭素数2〜5、より好まし
くは2〜3のアルキレン基)を示し、またR6 は水素原
子またはヒドロキシアルキル基(好ましくは炭素数1〜
7、より好ましくは1〜3のヒドロキシアルキル基を示
す。Xは、塩素原子、臭素原子またはCH3 COO−基
を示す。
【0031】前記一般式(1)において、R1 およびR
2 がアルキル基である場合は、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチ
ル基類、ヘキシル基類、オクチル基類、ノニル基類、デ
シル基類等(直鎖状および分枝状のいずれも可)があ
る。シクロアルキル基である場合は例えばシクロプロピ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオ
クチル基等がある。これらR1 およびR2 は互いに結合
して式(3)
【0032】
【化11】
【0033】がシクロへキサン、シクロヘプタン、シク
ロオクタン等の脂肪族環を形成していてもよい。
【0034】一般式(1)のグアニル基としてのYにお
けるR3 およびR4 としては、例えば水素原子、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基類、ヘキシル基類、オクチル基類、ノ
ニル基類、デシル基類(直鎖状および分枝状のいずれも
可)、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒ
ドロキシブチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、
クロロエチル基、ブロモエチル基、クロロプロピル基、
ブロモプロピル基、クロロブチル基、ブロモブチル基、
ベンジル基、フェネチル基等の置換アルキル基、シクロ
プロピル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シ
クロオクチル基等のシクロアルキル基、アリル基、フェ
ニル基、トリル基、エチルフェニル基、メトキシフェニ
ル基、エトキシフェニル基、ヒドロキシフェニル基、ニ
トロフェニル基、アミノフェニル基、アセメチフェニル
基、アセチルアミノフェニル基等のフェニル基等があ
る。
【0035】R5 としては、エチレン基トリメチレン基
等の低級アルキレン基あるいはこれらの低級アルキレン
基の水素のいくつかがメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基等の低級アルキル基または水酸基で置換さ
れたものが挙げられる。R6 としては、水素原子または
ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシ
プロピル基等のヒドロキシアルキル基がある。
【0036】本発明において使用されるバインダーとし
ては、水性有機溶媒および水のいずれにも溶解し得るこ
とが必要であり、有機高分子化合物である。水性有機溶
媒とは、水に溶解ないし水と混和し得る有機溶媒を意味
する。このような有機高分子化合物であるバインダーと
しては、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルイ
ソブチルエーテル、ポリビニルアミン、ポリエチレング
リコールエステル(エーテル)等があり、これらは1種
または2種以上の混合物として使用される。該バインダ
ーの使用量はアゾビスアミジン塩(乾燥品基準)に対し
て10〜30,000ppm(重量)、好ましくは50
〜1,000ppm、より好ましくは100〜500p
pmである。すなわち、10ppm未満では造粒時の結
合力が不充分であり、一方、30,000ppmを越え
ると、不純物としてのバインダーが多くなるからであ
る。
【0037】該バインダーは、通常水性有機溶媒の溶液
として使用される。このような水性有機溶媒としては、
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノー
ル、tert−ブタノール等の低級アルカノール類、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール等のアルキレングリコール類、エチレングリ
コールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエー
テル等のグリコールエーテル類、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類、ジオキサン、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドアセトニトリル等がある。
該水性有機溶媒は、前記アゾビスアミジン塩(乾燥品基
準)に対して5〜80重量%、好ましくは30〜60重
量%、より好ましくは40〜55重量%である。すなわ
ち、5重量%未満では微粉末間の結合力が不充分であ
り、一方、80重量%を越えると、流動性の大きいスラ
リー状となり、次の造粒工程でスラリーのまま通過して
造粒されないからである。
【0038】本発明によるアゾビスアミジン塩の造粒方
法としては、積極的に温度を上げることなく(押出し造
粒時には積極的に冷却する必要があるが)、アゾビスア
ミジン塩の微粉末に前記バインダーの水性有機溶媒溶液
を噴霧およびその他の方法により配合したのち、室温ま
たはその時の気温下に転動造粒、押出し造粒法(エクス
トルーダー法)、噴霧造粒法等のいずれかを選択して実
施すればよい。造粒機としてはコニカルドライヤー、グ
ラニュレーター、ペレッター等のいずれを選択して使用
すればよい。
【0039】本発明において、アゾビスアミジン塩の顆
粒が、使用者側で不都合がない限り、使用されたバイン
ダーの水性有機溶媒溶液が含有されたまま湿潤体で供給
することも可能であるが、通常、使用された水性有機溶
媒は、乾燥工程で回収される。一般的に、バインダーと
して水を用いない本発明方法では、水性有機溶媒は乾燥
工程で容易に除去回収される。
【0040】このようにして得られるアゾビスアミジン
塩顆粒の粒径は0.3〜10mm、好ましくは0.3〜
6mm、より好ましくは0.3〜4mmである。すなわ
ち、0.3mm未満では粉塵を生じやすく、一方、10
mmを越えると、重合開始剤として使用する際に、溶解
時間がかかりすぎる恐れがあるからである。
【0041】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明方法を、さら
に詳細に説明する。
【0042】実施例1 2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩
の乾燥粉末品25kgを、容量100リットルのステン
レス鋼製スーパーミキサー(株式会社カワタ製)に入
れ、別容器にて12.5kgのメタノールおよび7.5
gのポリビニルピロリドンの溶液を調製しておき、前記
ミキサーに入れ、3〜10分間500rpmで混合して
混和し、得れた粉体をペレッター(不二パウダル株式会
社製)にて顆粒化した。ついで、グラスライニングを施
したコニカルドライヤーにて、ジャケット温度35℃、
15Torrで15〜20時間乾燥し、粒径4000μ
m以下の2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパン)
二塩酸塩の顆粒を95%の回収率で得た。4000μm
を越える粒径のものはミキシング工程に戻した。得られ
た2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸
塩の純度は100%、乾燥減量は0%であった。また、
室温での12か月経日変化も全く認められなかった。
【0043】実施例2 実施例1の方法において、2,2´−アゾビス(2−ア
ミノジノプロパン)二塩酸塩を、メタノール湿潤粉末品
29.4kgに、メタノール12.5kgを8.1kg
に変えた以外は実施例1と全く同様にして2,2´−ア
ゾビス(2−アミノジノプロパン)二塩酸塩の造粒を行
なったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、アゾビスアミジン塩粉
末の造粒に際してバインダーとして水性有機溶媒および
水のいずれにも溶解し得るバインダーを用いるので、乾
燥温度が低くかつ乾燥時間も短く、このため得られる顆
粒は安定性および機械的強度も高いという利点を有して
いる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 [ただし、式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立してア
    ルキル基またはシクロアルキル基を示し、R1 とR2
    で脂肪族環を形成していてもよく、Yは−C(=N
    3 )−NH−R4 または式(2) 【化2】 で示されるグアニル基(ただし、式中、R3 およびR4
    はそれぞれ独立して水素原子、置換アルキル基、シクロ
    アルキル基、アリル基、フェニル基または置換フェニル
    基を示し、R5 は置換基を有していてもよい低級アルキ
    レン基を示し、またR6 は水素原子またはヒドロキシア
    ルキル基を示す。)を示し、Xは塩素原子、臭素原子ま
    たはCH3 COO−基を示す。]で表わされるアゾビス
    アミジンを水性有機溶媒および水のいずれにも溶解し得
    るバインダーを用いることを特徴とするアゾビスアミジ
    ン塩の造粒方法。
  2. 【請求項2】 該バインダーが有機高分子化合物である
    請求項1に記載のアゾビスアミジン塩の造粒方法。
  3. 【請求項3】 該有機高分子化合物がポリビニルピロリ
    ドン、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリビニルアミ
    ンおよびポリエチレングリコールエステル(またはエー
    テル)よりなる群から選ばれた少なくとも1種のもので
    ある請求項2に記載のアゾビスアミジン塩の造粒方法。
  4. 【請求項4】 該バインダーの使用量が該アゾビスアミ
    ジン塩に対して10〜30,000ppmである請求項
    1〜3のいずれか一つに記載のアゾビスアミジン塩の造
    粒方法。
  5. 【請求項5】 該バインダーは水性有機溶媒溶液として
    使用される請求項1〜4のいずれか一つに記載のアゾビ
    スアミジン塩の造粒方法。
  6. 【請求項6】 該水性有機溶媒はアゾビスアミジン塩に
    対して5〜80重量%用いられる請求項5に記載のアゾ
    ビスアミジン塩の造粒方法。
  7. 【請求項7】 一般式(1) 【化3】 [ただし、式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立してア
    ルキル基またはシクロアルキル基を示し、R1 とR2
    で脂肪族環を形成していてもよく、Yは−C(=N
    3 )−NH−R4 または式(2) 【化4】 で示されるグアニル基(ただし、式中、R3 およびR4
    はそれぞれ独立して水素原子、置換アルキル基、シクロ
    アルキル基、アリル基、フェニル基または置換フェニル
    基を示し、R5 は置換基を有していてもよい低級アルキ
    レン基を示し、またR6 は水素原子またはヒドロキシア
    ルキル基を示す。)を示し、Xは塩素原子、臭素原子ま
    たはCH3 COO−基を示す。]で表わされるアゾビス
    アミジン塩および該アゾビスアミジン塩に対して10〜
    30,000ppmの水性有機溶媒および水のいずれに
    も溶解し得るバインダーよりなり粒径0.3〜10mm
    を有するアゾビスアミジン塩の顆粒。
  8. 【請求項8】 該バインダーが有機高分子化合物である
    請求項7に記載のアゾビスアミジン塩の顆粒。
  9. 【請求項9】 該有機高分子化合物がポリビニルピロリ
    ドン、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリビニルアミ
    ンおよびポリエチレングリコールエステル(またはエー
    テル)よりなる群から選ばれた少なくとも1種のもので
    ある請求項8に記載のアゾビスアミジン塩の顆粒。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5834603A (en) * 1996-11-26 1998-11-10 Nippoh Chemicals Co., Ltd. Polymerization initiator composition

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