JPH0959005A - オゾン発生装置の放電管破壊監視装置 - Google Patents

オゾン発生装置の放電管破壊監視装置

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JPH0959005A
JPH0959005A JP21688095A JP21688095A JPH0959005A JP H0959005 A JPH0959005 A JP H0959005A JP 21688095 A JP21688095 A JP 21688095A JP 21688095 A JP21688095 A JP 21688095A JP H0959005 A JPH0959005 A JP H0959005A
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JP
Japan
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tube
discharge
discharge tube
current
voltage
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Application number
JP21688095A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kubota
利彦 窪田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内周面に高圧電極2が設けられた誘電体管1
と、該誘電体管1の外周に空隙部3を介して配設された
接地電極管4とを有した放電管を複数個並設し、各放電
管の高圧電極2と接地電極管4との間に高圧フューズ1
3a〜13nを各々介して高電圧を印加し、前記空隙部
3内に流通させた原料ガス中にオゾンを発生させる無声
放電式のオゾン発生装置において、目視による確認を行
わなくても放電管破壊本数およびメンテナンス時期を容
易に把握することができるようにする。 【解決手段】 高圧変圧器12の接地線に流れる電流を
高周波変流器14および電流検出部15で検出し、該検
出電流が、正常運転時の最大電流より高く設定した基準
値を超えた場合(放電管破壊時)に、比較部16からパ
ルス信号を出力し、該パルス信号をカウントして積算表
示部17で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道の高度浄
化等に用いられるオゾン発生装置に係り、特に無声放電
式のオゾン発生装置の放電管破壊監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無声放電式のオゾン発生装置に用いられ
る放電管は、図1(b)のように、例えばガラス管から
成る誘電体管1の内壁面に高圧電極2を設け、誘電体管
1の外周に所定ギャップ長の空隙部3を介して接地電極
管4を設けて構成されている。この放電管を多数個並設
し、高圧フューズを各々介して各放電管の高圧電極2に
高電圧を印加することにより空隙部3内で無声放電を発
生させ、該空隙部3内に流通せしめた原料ガス(乾燥空
気、酸素)中にオゾンを得るようにしている。
【0003】上記のように構成されたオゾン発生装置に
おいては、放電管の破壊(短絡故障等による)による運
転停止は許されないので、高圧フューズを設けて、破壊
した放電管だけを、そのフューズの溶断によって高圧系
統から切り離しオゾンの供給を続けるものである。
【0004】従来は、オゾン発生効率の限界より許容破
壊本数が決められており、点検時に、観測窓より無放電
の放電管を目視で確認し、その破壊本数が前記許容破壊
本数を超えた場合に運転を停止して保守を行うものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のオゾン発生装置
では前述したように目視により放電管の破壊本数を確認
していた。このため確認作業が非常に面倒であるととも
にメンテナンス時期の把握が難しい。また確認のための
観測窓を設ける必要があり、オゾン発生容器の構造が複
雑化してしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、目視による確認を行わなくても放電管破壊
本数およびメンテナンス時期を容易に把握することがで
きるオゾン発生装置の放電管破壊監視装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)前記課題を解決するために本発明では、複数の放
電管に高電圧を供給するための高圧変圧器に流れる電流
を検出する電流検出部と、前記放電管の破壊等により前
記電流検出部の検出電流値が設定値を超えたときにパル
ス信号を出力する比較部と、該比較部の出力パルス信号
を積算し、該積算値を放電管破壊状況として表示する積
算表示部とを備え、前記積算表示部の積算値に応じてア
ラーム表示、放電管のメンテナンス等を行うように構成
した。
【0008】(2)複数の放電管のうち1本が短絡破壊
すると、高圧変圧器に、瞬時に設定値を超える大電流が
流れ、当該故障放電管側の高圧フューズを溶断する。こ
のように放電管が短絡破壊する毎に、比較部からパルス
が出力され、該パルスは積算表示部で積算され表示され
る。
【0009】この表示された積算値は放電管の破壊本数
に等しいので、該本数に応じて、例えば「軽故障1」、
「軽故障2」、「重故障」等の段階的なアラーム表示を
出してメンテナンスのための注意を促すことができる。
【0010】また積算表示部の積算値を保全システムの
入力データとして用いることにより、最適な時期にメン
テナンス指令を自動的に出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明を適用したオ
ゾン発生装置の一例を示し、11は例えば1KHZの高
周波電源であり、12は高周波電源11の電圧を変圧す
る高圧変圧器である。高圧変圧器12の2次巻線の一端
は接地され、他端は高圧フューズ13a〜13nを並列
に介して前述した複数の放電管(図1(b)のもの)の
各高圧電極2に接続されている。尚図1(a)では、並
設された複数の放電管のうち1個の放電管のみを簡略し
て図示している。
【0012】14は高圧変圧器12の接地線に設けられ
た高周波変流器である。15は高周波変流器14の2次
電流に基づいて高圧変圧器12の接地線に流れる電流を
検出する電流検出部である。16は電流検出部15の検
出電流と基準値を比較し、検出電流が基準値を超えたと
きにパルス信号を出力する比較部である。この比較部1
6は、例えば一方の入力端子に電流検出部15の出力が
入力され、他方の入力端子に所定の基準電圧が印加され
るコンパレータで構成されている。
【0013】17は前記放電管が破壊した時の電流をカ
ウントし、すなわち比較部16の出力パルスをカウント
し、放電管の破壊本数を表示する積算表示部であり、例
えばカウンタで構成されている。また積算表示部17の
カウント数は図示しない保全システムの入力データとし
て用い、保守のメンテナンス指示を制御室、制御盤に表
示するように構成されている。
【0014】上記のように構成されたオゾン発生装置の
運転中に高圧変圧器12に流れる電流は図2のとおりで
ある。前記コンパレータ(比較部16)の基準値は図2
に示すように、正常運転時の最大電流(すなわち上限電
流)よりも高い値に設定されている。
【0015】いま時刻t1において、複数の放電管のう
ちの1本が短絡故障により破壊すると、高圧変圧器12
の2次側に瞬時に大電流が流れ、当該放電管側の高圧フ
ューズが溶断する。このときの破壊電流は比較部16
(コンパレータ)の基準値を超えるので、比較部16か
らパルス信号が出力されて、積算表示部17はそれをカ
ウントして例えば「1」を表示する。
【0016】次に時刻t2において、2本目の放電管が
短絡故障により破壊すると、前記同様に、瞬時大電流が
流れ当該故障放電管側の高圧フューズが溶断し、積算表
示部17は比較部16からのパルス信号をカウントし
て、例えば「2」を表示する。以下時刻t3,t4も同様
の動作となる。
【0017】
【実施例】また、前記積算表示部17は、パルス信号の
カウント数(すなわち放電管破壊本数)に応じて、例え
ば、 「軽故障1(放電管交換の準備をして下さい)」 「軽故障2(放電管交換を6ケ月後に実施して下さ
い)」 「重故障 (放電管を早急に実施して下さい)」 等の段階的なアラーム表示を出すように構成してもよ
い。このように構成することにより、メンテナンス時期
を明確に認識することができる。
【0018】また積算表示部17のカウント値を図示し
ない保全システムの入力データとして用いれば、最適な
時期にメンテナンス指令を自動的に出すことができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように無声放電式のオゾン発生装
置において、放電管に高電圧を供給するための高圧変圧
器に流れる電流を検出する電流検出部と、前記放電管の
破壊等により前記電流検出部の検出電流値が設定値を超
えたときにパルス信号を出力する比較部と、該比較部の
出力パルス信号を積算し、該積算値を放電管破壊状況と
して表示する積算表示部とを備え、前記積算表示部の積
算値に応じてアラーム表示、放電管のメンテナンス等を
行うように構成したので、次のような優れた効果が得ら
れる。
【0020】(1)電気的に放電管の破壊本数が積算表
示されるため従来のような目視による観測が不要とな
る。このため観測窓を設ける必要がなくなり、オゾン発生
容器の構造が簡素化され、コストダウンを図ることがで
きる。また、目視による面倒な放電管破壊本数確認作業
が不要となる。
【0021】(2)積算表示部の積算値に応じて、例え
ば、 「軽故障1(放電管交換の準備をして下さい)」 「軽故障2(放電管交換を6ケ月後に実施して下さ
い)」 「重故障 (放電管を早急に実施して下さい)」 等のアラーム表示を出すことができるので、メンテナン
ス時期を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表し、(a)は全体構成を
示すブロック図、(b)は放電管の断面図。
【図2】本発明を適用したオゾン発生装置の運転中にお
ける高圧変圧器の電流特性図。
【符号の説明】
1…誘電体管 2…高圧電極 3…空隙部 4…接地電極管 11…高周波電源 12…高圧変圧器 13a〜13n…高圧フューズ 14…高周波変流器 15…電流検出部 16…比較部 17…積算表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の誘電体の内周面に高圧電極が設け
    られた誘電体管と、該誘電体管の外周に空隙部を介して
    配設された接地電極管とを有した放電管を複数個並設
    し、前記各放電管の高圧電極と接地電極管との間に高圧
    フューズを各々介して高周波電圧を印加し、前記空隙部
    内に流通させた原料ガス中にオゾンを発生させる無声放
    電式のオゾン発生装置において、 前記各放電管に高電圧を供給するための高圧変圧器の接
    地線に流れる電流を検出する高周波変流器による電流検
    出部と、前記放電管の破壊等により前記電流検出部の検
    出電流値が設定値を超えたときにパルス信号を出力する
    比較部と、該比較部の出力パルス信号を積算し、該積算
    値を放電管破壊状況として表示する積算表示部とを備
    え、 前記積算表示部の積算値に応じてアラーム表示、放電管
    のメンテナンス等を行うことを特徴とするオゾン発生装
    置の放電管破壊監視装置。
  2. 【請求項2】 前記設定値は、オゾン発生装置の正常運
    転時の最大電流より大きい値であることを特徴とする請
    求項1に記載のオゾン発生装置の放電管破壊監視装置。
JP21688095A 1995-08-25 1995-08-25 オゾン発生装置の放電管破壊監視装置 Pending JPH0959005A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002160905A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Takahiko Sato オゾン発生器およびオゾン発生装置
CN100335404C (zh) * 2005-09-20 2007-09-05 江苏大学 一种发生臭氧的放电管元件
WO2011036007A1 (de) * 2009-09-25 2011-03-31 Siemens Aktiengesellschaft Messwandler mit einem elektrischen wandler und einem sensor
US8896316B2 (en) 2010-06-17 2014-11-25 Mitsubshi Electric Corporation Device having capacitive loads and abnormality detecting method thereof

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