JPH0958987A - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH0958987A
JPH0958987A JP21429995A JP21429995A JPH0958987A JP H0958987 A JPH0958987 A JP H0958987A JP 21429995 A JP21429995 A JP 21429995A JP 21429995 A JP21429995 A JP 21429995A JP H0958987 A JPH0958987 A JP H0958987A
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JP
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pipe
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connecting rod
link
inner pipe
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JP21429995A
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Nobuhiro Shirai
信宏 白井
Yoji Ueno
洋路 上野
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Nippon Sharyo Ltd
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Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業台を高く上昇させなくても落下防止装置
をセットできるようにする。 【解決手段】 作業台5を昇降するシザースリンク機構
3の下段リンク31の連結ロッド31cに、外パイプ6
1の基部61aをに回動可能に設け、外パイプ61内を
外パイプ61の軸方向へスライド可能に設けられる内パ
イプ62の先端に、上段リンク32の連結ロッド32c
の受け部62aを設け、上部ピン63と下部ピン64と
を外パイプ61と内パイプ62の挿通孔に挿通して、内
パイプ62の伸縮を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業台の落下防止
装置を備えた高所作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】シザースリンク機構を有する高所作業車
は、バッテリーのメンテナンスを始めとする各種車体整
備時に、シザースリンク機構を油圧シリンダで閉じて作
業台を上昇させているが、作業台落下の防止策は、油圧
シリンダの信頼性に頼っていたり、シザースリンク機構
の移動側リンク先端ローラが転動するレール上空間部分
へ角材やパイプ等を挿入してつっかい棒としたりしてい
る。
【0003】しかし、作業中の不意の事故、例えば、油
圧ホースの切断があればシザースリンク機構が開き始め
作業台は降下することになり、その下で作業する作業員
は危険に晒される。また、角材やパイプ等の挿入は、作
業台を上昇させた後に行うので、いちいち面倒であり、
つい省略しがちであった。
【0004】このため、例えば、実開平6−67491
号公報に示されるように、シザースリンク機構の一方の
リンクに回動可能に設けた掛止め部材の先端にフック状
掛止め部を他方のリンクに係止して、シザースリンク機
構の開きを規制して作業台の落下を防止するものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構造
では、掛止め部材の長さが調整できないので、天井が低
くて作業台を掛止め部材がセットできるのに必要な高さ
にまで上昇できない場合には使用できないことになる。
また、掛止め部材が斜めの状態で2つのリンク間に掛け
渡されるから、掛止め部材に大きな強度が要求される。
【0006】そこで本発明は、作業台を高く上昇させな
くても落下防止装置をセットできる高所作業車を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、作業台を昇降するシザースリンク機構
の開閉を規制して、作業台の落下を防止する落下防止装
置を備えた高所作業車において、前記シザースリンク機
構の左右のリンク間に横架される連結ロッドに、伸縮自
在な複数段のパイプの基部を回動可能に設け、該パイプ
の先端に前記連結ロッドの垂直方向上下いずれかに位置
する連結ロッドの受け部を設けるとともに、パイプの伸
縮を規制するストッパを設け、パイプを垂直にしてスト
ッパにてパイプの伸縮を規制して、先端の受け部で上下
いずれかに位置する連結ロッドを支えることにより、パ
イプが上下の連結ロッド間でつっかい棒となり、作業台
の落下を防止するから、パイプを伸ばせば作業台を高く
した位置で、パイプを縮めれば作業台を低くした位置で
作業台の落下を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態例に基づいて、さらに詳細に説明する。
【0009】図1乃至図5は本発明の第1実施形態例を
示すもので、高所作業車1は、クローラ式下部走行体2
の上面に設けたシザースリンク機構3を油圧シリンダ4
の伸縮により開閉して作業台5を昇降する。
【0010】シザースリンク機構3は、本実施形態例で
は、下段リンク31と上段リンク32の2段で構成さ
れ、下段リンク31は、左右一対の固定リンク31aと
左右一対の可動リンク31bとをそれぞれの中央部でX
字状に連結しており、固定リンク31aは、下端をクロ
ーラ式下部走行体2に固定し、可動リンク31bは、下
端をクローラ式下部走行体2にスライド可能に設けられ
ている。
【0011】上段リンク32は、左右一対の固定リンク
32aと左右一対の可動リンク32bとをそれぞれの中
央部でX字状に連結しており、固定リンク32aは、下
端を下段リンク31の固定リンク31aの上端に連結し
て上端を作業台5に固定し、可動リンク32bは、下端
を下段リンク31の可動リンク31bの上端に連結して
上端を作業台5にスライド可能に設けられている。
【0012】また、下段リンク31の左右の可動リンク
31b,31bの基部間には連結ロッド31cが横架さ
れ、該連結ロッド31cの上部には、上段リンク32の
固定リンク32a,32a間に連結ロッド32cが横架
されている。
【0013】下段リンク31の連結ロッド31cには、
作業台5の落下を防止する落下防止装置6が設けられて
いる。該落下防止装置6は、角形の外パイプ61と、該
外パイプ61内を外パイプ61の軸方向へスライド可能
に設けられる内パイプ62とからなる伸縮自在なパイプ
で、外パイプ61の基部61aを連結ロッド31cに回
動可能に設け、内パイプ62の先端に、上段リンク32
の連結ロッド32cの受け部62aを設けている。
【0014】外パイプ61の上端近傍には、上部ピン6
3と下部ピン64の挿通孔61b,61cが形成され、
また、内パイプ62の上部にも上部ピン63と下部ピン
64の挿通孔62b,62cが形成され、さらに、内パ
イプ62の下部にも上部ピン63と下部ピン64の挿通
孔62d,62eが形成されている。
【0015】これにより、内パイプ62を縮めて上部ピ
ン63と下部ピン64を外パイプ61の挿通孔61b,
61c及び内パイプ62上部の挿通孔62b,62cに
挿通すれば、内パイプ62は縮んだ状態でスライドを規
制される。また、内パイプ62を伸ばして上部ピン63
と下部ピン64を外パイプ61の挿通孔61b,61c
及び内パイプ62下部の挿通孔62d,62eに挿通す
れば、内パイプ62は伸びた状態でスライドを規制され
る。
【0016】このため、図1に示されるように、シザー
スリンク機構3を閉じて作業台5を上昇させ、外パイプ
61を回動して直立させて内パイプ62を伸ばして上部
ピン63と下部ピン64を外パイプ61の挿通孔61
b,61c及び内パイプ62下部の挿通孔62d,62
eに挿通し、作業台5を少し下降して上段リンク32の
連結ロッド32cを内パイプ62の受け部62aに支持
させると、上部ピン63と下部ピン64とがストッパと
なって内パイプ62の縮小を規制するから、作業台5は
高い位置で下降を規制され、作業中の不意の事故があっ
ても作業台の落下を防止できる。
【0017】また、図2に示されるように、内パイプ6
2を縮めた状態で上部ピン63と下部ピン64によって
内パイプ62の縮小を規制し、内パイプ62の受け部6
2aで上段リンク32の連結ロッド32cを支持すれ
ば、作業台5は低い位置で下降を規制され、作業中の不
意の事故があっても作業台の落下を防止できる。
【0018】したがって、作業台5を高く上昇させなく
ても落下防止装置6をセットでき、メンテナンス作業が
安全に行える。また、落下防止装置6は、図4に示され
るように、外パイプ61に設けたブラケット61dを左
右の可動リンク31b,31bに架設されたバー31d
にビス止めすることにより格納される。
【0019】図6は、落下防止装置6の外パイプ61の
基部61aを上段リンク32の連結ロッド32cに回動
可能に設け、内パイプ62先端の受け部62aで下段リ
ンク31の連結ロッド31cを支持する本発明の第2実
施形態例を示すもので、落下防止装置6は自重により鉛
直状態に保たれるので、落下防止装置6をセットする場
合に手で支えなくてもおおよその位置に合わせることが
でき作業性が良い。
【0020】尚、上記各実施形態例では、2段構成のシ
ザースリンク機構3と2段に伸縮する落下防止装置6で
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高所作業
車は、作業台を昇降するシザースリンク機構の左右のリ
ンク間に横架される連結ロッドに、伸縮自在な複数段の
パイプの基部を回動可能に設け、該パイプの先端に前記
連結ロッドの垂直方向上下いずれかに位置する連結ロッ
ドの受け部を設けるとともに、パイプの伸縮を規制する
ストッパを設けたので、パイプを垂直にしてストッパに
てパイプの伸縮を規制して、先端の受け部で上下いずれ
かに位置する連結ロッドを支えることにより、パイプが
上下の連結ロッド間でつっかい棒となり、作業台の落下
を防止するから、パイプを伸ばせば作業台を高くした位
置で、パイプを縮めれば作業台を低くした位置で作業台
の落下を防止できる。また、作業台の高さに関係なくパ
イプへの負荷荷重が一定であるから、パイプの設計等に
効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態例の落下防止装置を伸ばして作
業台を高い位置で支持した高所作業車の斜視図である。
【図2】 落下防止装置を縮めて作業台を低い位置で支
持した高所作業車の斜視図である。
【図3】 高所作業車の斜視図である。
【図4】 落下防止装置を格納した高所作業車の斜視図
である。
【図5】 落下防止装置のストッパの詳細を示す斜視図
である。
【図6】 第2実施形態例の落下防止装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…高所作業車、2…下部走行体、3…シザースリンク
機構、4…油圧シリンダ、5…作業台、6…落下防止装
置、31…下段リンク、31a…固定リンク、31b…
可動リンク、31c…連結ロッド、32…上段リンク、
32a…固定リンク、32b…可動リンク、32c…連
結ロッド、61…外パイプ、61a…外パイプの基部、
62…内パイプ、62a…受け部、63…上部ピン、6
4…下部ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台を昇降するシザースリンク機構の
    開閉を規制して、作業台の落下を防止する落下防止装置
    を備えた高所作業車において、前記シザースリンク機構
    の左右のリンク間に横架される連結ロッドに、伸縮自在
    な複数段のパイプの基部を回動可能に設け、該パイプの
    先端に前記連結ロッドの垂直方向上下いずれかに位置す
    る連結ロッドの受け部を設けるとともに、パイプの伸縮
    を規制するストッパを設けたことを特徴とする高所作業
    車。
JP21429995A 1995-08-23 1995-08-23 高所作業車 Expired - Lifetime JP2949472B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101391733A (zh) * 2008-07-25 2009-03-25 白天海 一种液压式移动升降平台及省力装置
CN102219172A (zh) * 2011-03-29 2011-10-19 浙江鼎力机械有限公司 剪叉式升降装置的检修安全支撑装置
CN104261324A (zh) * 2014-09-12 2015-01-07 浙江鼎力机械股份有限公司 一种用于高空作业平台的联动机构
WO2020190531A1 (en) * 2019-03-15 2020-09-24 Oshkosh Corporation Scissor lift arm inspection prop

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US11498819B2 (en) 2019-03-15 2022-11-15 Oshkosh Corporation Scissor lift arm inspection prop

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