JPH095872A - 複合カメラ - Google Patents

複合カメラ

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Publication number
JPH095872A
JPH095872A JP7172971A JP17297195A JPH095872A JP H095872 A JPH095872 A JP H095872A JP 7172971 A JP7172971 A JP 7172971A JP 17297195 A JP17297195 A JP 17297195A JP H095872 A JPH095872 A JP H095872A
Authority
JP
Japan
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light
mirror
photographing
lens
moving image
Prior art date
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Pending
Application number
JP7172971A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Higashihara
正樹 東原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH095872A publication Critical patent/JPH095872A/ja
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影画面の上部に太陽等の高輝度被写体が存
在する時に発生するゴーストを防止して、高品質の動画
撮影及び静止画撮影が可能な複合カメラ。 【構成】 撮影レンズ2から射出する撮影光束20aを
ハーフミラー4によって透過光20bと反射光20cに
2分割し、透過光によって銀塩フィルム15による静止
画撮影を行い反射光によって固体撮像素子12による動
画撮影を行う撮影装置において、撮影光束をハーフミラ
ーによって光軸より下方向へ反射した光束20c、20
dを動画撮影に使用すると共に、ハーフミラーを介する
ことなく撮影レンズから直接動画撮影用の光学装置7a
へ入射する光束を遮光する遮光部材17を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルムによる静
止画撮影とビデオによる動画撮影を行うことができる複
合カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀塩フィルムによる静止画撮
影とビデオによる動画撮影を行うことができる撮影装置
が考案されている。
【0003】図3は従来の複合カメラの中央断面図であ
り、撮影レンズ2によって取り込まれた撮影光束20a
は、ミラーボックス16内の半透過薄膜ミラー4によっ
て、反射光20bと透過光20cに分割される。反射光
20bはコンテンサーレンズ7a、7bの近傍に被写体
の空中像を形成し、この空中像を縮小レンズ9によって
固体撮像素子12の受光面上に縮小して再結像する。固
体撮像素子12の受光面上の被写体像は固体撮像素子1
2によって電気信号に変換され、この電気信号によって
生成される映像信号を不図示の記録装置に記録すること
によって動画撮影が行われる。
【0004】半透過薄膜ミラー4を透過した光束20c
の一部はサブミラー5によって、ミラーボックス16の
底面に配置された焦点検出装置6へと導かれ、この焦点
検出装置6により検出したデフォーカス量に基づき撮影
レンズ2の焦点調節を行う。静止画撮影時にはサブミラ
ー5及び遮光部材13a、13bをミラーボックス16
の底面方向に退避させ、フォーカルプレーンシャッター
14のシャッター幕を開閉させることによって、銀塩フ
ィルム15を露光し静止画撮影を行う。
【0005】ここで、コンデンサーレンズ7a、7b及
び焦点検出装置6はその機能上、撮影レンズの一次結像
面(フィルム15と光学的に等価な位置)の近傍にレイ
アウトする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、一般的な逆光の撮影シーンでは撮影画面の上方に太
陽等の高輝度の被写体が存在することが多く、このよう
な高輝度の被写体が撮影画面の上部にあるような場合
に、動画撮影系のゴーストが発生するという不都合があ
る。
【0007】図4は従来の複合カメラのゴースト発生の
説明図であり、撮影画面上方にある高輝度の被写体から
の光束30が入射した時の複合カメラのミラーボックス
部の拡大図である。図4に示すように、撮影レンズから
射出した高輝度被写体からの光束30は半透過薄膜ミラ
ー4を透過し、焦点検出装置6及びミラーボックス16
の底面に入射する。焦点検出装置6の上面やミラーボッ
クス16の内壁に反射防止のための処理がなされていて
も、太陽のような高輝度の被写体の光束が入射すると白
く輝いて見えてしまう。この時、白く輝いて見える部分
からの反射光の一部は半透過薄膜ミラー4を透過し、動
画撮影系のゴーストとなって動画撮影時に記録されてし
まうという問題がある。
【0008】また、このような問題を解決する方法とし
ては、ミラーボックス16の底面及び焦点検出装置6を
撮影レンズ2の光軸20から隔て下に下げること等が考
えられるが、そもそも焦点検出装置6は検出原理上から
撮影レンズの一次結像面(フィルム15と光学的に等価
な面)の近傍にレイアウトしなければならないので、ゴ
ーストの発生を防止するのに十分な量だけ焦点検出装置
6を下げることができないという問題がある。なお、複
合カメラで単に動画撮影光学系、あるいは撮像素子をミ
ラーボックス下面側にレイアウトしたものとしては、特
開平4−216276号、特開平1−136133号に
開示されているものがあるが、但しこれらはゴーストの
問題を解決する目的のものではなく、ゴーストに関して
はなんら考慮されていない。
【0009】本発明の目的とするところは、高輝度の被
写体等が原因で発生するゴーストを効果的に削減して、
高品質の動画撮影および静止画撮影を可能にする複合カ
メラを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本出願に係る
発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載のよう
に、撮影レンズから射出する撮影光束をハーフミラーに
よって透過光と反射光に2分割し、透過光によって銀塩
フィルムによる静止画撮影を行い反射光によって固体撮
像素子による動画撮影を行う撮影装置において、撮影光
束を前記ハーフミラーによって光軸より下方向へ反射し
た光束を動画撮影に使用するとともに、前記ハーフミラ
ーを介することなく撮影レンズから直接前記動画撮影用
の光学装置へ入射する光束を遮光する遮光部材を有する
ことを特徴とする複合カメラにある。
【0011】この構成によれば、ハーフミラーによって
反射する光束をミラーボックスの下面側へ導き固体撮像
素子を含む動画撮影系をミラーボックス下面側にレイア
ウトし、遮光部材によってハーフミラーを介することな
く直接入射する撮影光束を遮光するようにしたので、撮
影画面の上部に太陽等の高輝度の被写体が存在する時に
発生する動画撮影系および静止画撮影系のゴーストを効
果的に削減できる。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、請求項1におい
て、前記ハーフミラーの透過光の一部を上方の焦点検出
装置へ導くための可動ミラーを有することを特徴とする
複合カメラにある。
【0013】この構成によれば、動画撮影系をミラーボ
ックス下面側にレイアウトし可動ミラーを介し焦点検出
装置をミラーボックス上面側にレイアウトしたので、撮
影画面の上部に太陽等の高輝度被写体が存在してもゴー
ストの発生を防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係る複合カメラの中央
断面図である。図2は図1に示す複合カメラのゴースト
防止の説明図である。
【0015】図1において、1は本装置を構成する外装
カバー、2は静止画撮影と動画撮影を行うための撮影レ
ンズのズームレンズであって、自動もしくは手動のズー
ム操作に連動して光軸上を移動可能な変倍レンズエレメ
ント群、及び後述する焦点検出装置からの情報により駆
動される焦点調節レンズエレメント群を有している。3
は絞り、14は銀塩フィルム15の直前に配置されるシ
ャッター装置で、4は被写体からの画像をそれぞれ銀塩
フィルム側と動画用撮像素子側に振分けるための半透過
薄膜ミラー(ハーフミラー)、20aは撮影レンズ2の
光軸、20bはハーフミラー4を透過して銀塩フィルム
15に到達する光軸、20c、20dはハーフミラー4
により反射された動画撮像側の光軸を示す。
【0016】7a、7bは光軸20c上に設けて撮影レ
ンズ2と縮小レンズ9の瞳合わせを行うためのコンデン
サーレンズで、8は撮影光軸20cを偏向するための反
射ミラー、9は光軸20d上に設けた縮小レンズユニッ
トで、内部にビデオ撮影用のビデオ絞り10を含んでい
る。11は光学ローパスフィルター、12は固体撮像素
子である。コンデンサーレンズ7a、7bの近傍に結像
した空中像は、縮小レンズ9を介して固体撮像素子12
の受光面上に再結像される。
【0017】5はハーフミラー4の後方に位置し静止画
撮影時に退避可能なサブミラー(可動ミラー)で、撮影
光束の一部を焦点検出装置6へと導光する。この焦点検
出装置6は公知の位相差検出方式で、撮影レンズの異な
る複数領域を通過した光束により複数像の位相差(位置
のズレ量)を検出することによって、フィルム面15上
でのデフォーカス量と方向を検知する。
【0018】また、固体撮像素子12上には被写体像が
得られているので、固体撮像素子からの高周波映像信号
に基づいてボケ検知方式の焦点検出を行ってもよく、更
に、位相差検知方式とボケ検知方式との複合方式で焦点
調節を行ってもよい。
【0019】13a、13bはハーフミラー4からの透
過光によるシャッター14の光線洩れ、及びシャッター
幕の損傷を防止するための遮光板であり、サブミラー5
の退避動作に連動して静止画撮影光路から退避する。
【0020】25は電子ビューファインダーユニットで
固体撮像素子12からの映像信号をモニターするため
に、被写体像を小型液晶表示素子22に表示し、反射ミ
ラー23と接眼レンズ24を介して観察する。21は小
型液晶表示素子22の照明を行う照明装置である。18
は不図示のストロボを使った静止画撮影を行う際に、ス
トロボの適正発光量を検知するための調光センサーであ
り、このセンサー18の出力に基づいてストロボの発光
量制御を行う。
【0021】このような構成で、動画の撮影時は静止画
撮影用の絞り3は常に解放状態に維持され、静止画撮影
時には所定の絞り値まで絞り込まれる。従って、動画撮
影時は縮小レンズ9の中の絞り10のみで露出制御さ
れ、必要に応じて撮像素子の蓄積時間や信号処理系のゲ
インを調節して適正露光を得る。
【0022】つぎにゴースト防止の動作について説明す
る。図2はミラーボックス16部分の拡大図であり、撮
影画面の上部に太陽のような高輝度の被写体が存在する
と、その被写体光束30a、30bは動画撮影系の光路
内の壁面に入射することはないので、図4に示した従来
例で発生したようなゴーストは防止することができる。
【0023】また、コンデンサーレンズ7a及び焦点検
出装置6は、撮影レンズ2の一次結像面(フィルム15
と光学的に等価な位置)近傍にレイアウトする必要があ
ったが、コンデンサーレンズ7aへ向かう光軸20cは
ハーフミラー4で反射するのに対し、焦点検出装置6へ
向かう光軸20eはハーフミラー4より後方のサブミラ
ー5で反射する。そのため、光軸20bの光路長の分だ
け、コンデンサーレンズ7aは撮影レンズ2の光軸20
aから離れた位置にレイアウトできることになる。
【0024】そして、コンデンサーレンズ7aを撮影レ
ンズ光軸20aから離れた位置にレイアウトすると共
に、撮影レンズ2とコンデンサーレンズ7aの間に遮光
壁(遮光部材)17を設けることによって、光束30b
より下へ入射してくる光束は遮光壁17により遮光され
るため、コンデンサーレンズ7aにハーフミラー4を介
することなく入射する光束が無くなり、太陽光等がコン
デンサーレンズ7aの表面で反射することによって発生
する、静止画撮影系のゴーストも防止することができ
る。なお、撮影画面の下方に太陽のような高輝度の被写
体が存在する場合には、従来例と同様な動画撮影系のゴ
ーストの発生が心配されるが、一般的な撮影シーンでは
このような状態になることが非常に少ないので問題はな
い。
【0025】このような、本実施例によれば、従来例と
は逆向きの下方向への反射型としてコンデサーレンズ7
aをミラーボックス16の下面側に、焦点検出装置6を
ミラーボックス上面側に、光軸20aから離してレイア
ウトすると共に、コンデンサーレンズ面に直接入射する
太陽光等を遮光壁17によって遮光するようにしたの
で、高輝度被写体が原因となる動画、静止画撮影系のゴ
ースト発生を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、動画撮
影側のコンデンーサレンズを含む縮小光学系をミラーボ
ックス下面側に配置し、撮影レンズとコンデンサーレン
ズの間に遮光部材を設けて、撮影画面の上方に太陽等の
高輝度被写体がミラーボックス内に結像して生ずる動画
撮影系のゴースト発生と、ハーフミラーを介することな
く撮影レンズより直接コンデンサーレンズに入射し表面
で反射する光束により生ずる静止画撮影系のゴースト発
生を防止することにより、複合カメラ内で発生するゴー
ストを効果的に削減し高品質の動画撮影および静止画撮
影を行うことができる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、更にハー
フミラーの透過光を可動ミラーにより上方へ導光して、
焦点検出装置をミラーボックス上面にレイアウトしたの
で、撮影画面の上方に太陽等の高輝度被写体が存在して
もゴースト発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複合カメラの中央断面
図である。
【図2】図1に示す複合カメラのゴースト防止の説明図
である。
【図3】従来の複合カメラの中央断面図である。
【図4】図3に示す複合カメラのゴースト発生の説明図
である。
【符号の説明】
1 外装カバー 2 撮影レンズ 3 絞り 4 ハーフミラー 5 サブミラー 6 焦点検出装置 7a,7b コンデンサーレンズ 8 反射ミラー 9 縮小レンズユニット 10 ビデオ絞り 11 光学ローパスフィルター 12 固体撮像素子 13a,13b 遮光板 14 シャッター装置 15 銀塩フィルム 16 ミラーボックス 17 遮光壁 18 調光センサー 20a,20b,20c,20e,20d 光軸 21 照明装置 22 小型液晶表示素子 23 反射ミラー 24 接眼レンズ 25 電子ビューファインダー 30 高輝度被写体光束

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズから射出する撮影光束をハー
    フミラーによつて透過光と反射光に2分割し、透過光に
    よって銀塩フィルムによる静止画撮影を行い反射光によ
    って固体撮像素子による動画撮影を行う撮影装置におい
    て、撮影光束を前記ハーフミラーによって光軸より下方
    向へ反射した光束を動画撮影に使用するとともに、前記
    ハーフミラーを介することなく撮影レンズから直接前記
    動画撮影用の光学装置へ入射する光束を遮光する遮光部
    材を有することを特徴とする複合カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ハーフミラーの
    透過光の一部を上方の焦点検出装置へ導くための可動ミ
    ラーを有することを特徴とする複合カメラ。
JP7172971A 1995-06-16 1995-06-16 複合カメラ Pending JPH095872A (ja)

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JP7172971A JPH095872A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 複合カメラ

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JP7172971A JPH095872A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 複合カメラ

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JP7172971A Pending JPH095872A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 複合カメラ

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