JPH06175015A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPH06175015A
JPH06175015A JP35201292A JP35201292A JPH06175015A JP H06175015 A JPH06175015 A JP H06175015A JP 35201292 A JP35201292 A JP 35201292A JP 35201292 A JP35201292 A JP 35201292A JP H06175015 A JPH06175015 A JP H06175015A
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JP
Japan
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pupil
image pickup
image
pickup device
selecting means
Prior art date
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JP35201292A
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English (en)
Inventor
Shinji Sakai
信二 堺
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Canon Inc
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Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広範囲に焦点のずれた方向を知ることが可能
で、焦点検出の性能を改善できること。 【構成】 撮影レンズ1の複数の異なった射出瞳を選択
して透過せしむる瞳選択手段2と、この瞳選択手段2で
選択された射出瞳によって被写体の概ね同一部分の像を
順次結像させる複数の画素からなる撮像素子6とを備
え、この撮像素子6から順次得られた被写体像の情報の
相互の位置関係を検出することによって、上記撮影レン
ズ1の焦点調節状態を正しい状態に修正すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD等の所謂固定撮像
素子を用いて映像を撮像する電子カメラのオートフォー
カスシステム、つまり、自動焦点調節装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのオートフォーカスシステ
ム(以下、焦点検出システムと称する)としては、 a)被写体像のボケを検知するボケ検知方式 b)異なった光軸から観測した被写体の像のズレによっ
て被写体までの距離を測定する三角測量方式 c)広義には三角測量の一種であるが、同一のレンズ
(多くは撮影のために用いられるレンズ)の異なった瞳
を通過して結像される複数の像の同一被写体に対応する
部分の位置のズレを検知し、焦点の位置の誤差を計測し
てこれを補正するズレ検知方式 d)赤外線等の投光によって被写体上に得られた像を、
投光した光軸と異なった光軸を持つ観測手段によって観
測することにより三角測量を用いて被写体までの距離を
知るアクティブ焦点検出 等が用いられている。
【0003】また近年、所謂銀塩写真方式に代ってCC
D等の固体撮像素子を用いて被写体の像を撮像し、この
像をフロッピ・ディスク(FLOPPY・DISK)の
ような磁気記録手段やメモリ・カード(MEMORY・
CARD)のような半導体メモリに記録する電子カメラ
が作られるようになった。
【0004】この電子カメラでは、焦点検出システムは
撮像素子が銀塩フィルムに比べて相対的に小さいことを
利用してパンフォーカスにしたり、上記のアクティブ焦
点検出を用いたり、ビデオカムコーダで採用されている
ボケ検知焦点検出を用いている。また銀塩カメラで用い
られるズレ検知の焦点検知や三角測量方式を用いてもよ
い。
【0005】しかし一般にビデオカムコーダで行われて
いるように、電子カメラでも被写体の像を撮影するため
の固体撮像素子を焦点検出にも用いる方が、コスト、サ
イズ等の点で有利なことは窺える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、カムコーダで用いられているボケ検知の焦点
検出は、焦点が大きくボケているときに正しく焦点調節
状況を知ることが困難で、かつ、ズレ検知方式に比べて
正しい合焦点までの距離を定量的に測定できないため
に、すみやかな合焦動作が得難く、銀塩カメラのような
軽快な操作性を要する電子カメラでは採用が困難である
という問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消した自
動焦点調節装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は下記のような構
成を有することを特徴とする自動焦点調節装置である。
【0009】(1)撮影レンズの複数の異なった射出瞳
を選択して透過せしむる瞳選択手段と、この瞳選択手段
で選択された射出瞳によって被写体の概ね同一部分の像
を順次結像させる複数の画素からなる撮像素子とを備
え、この撮像素子から順次得られた被写体像の情報の相
互の位置関係を検出することによって、上記撮影レンズ
の焦点調節状態を正しい状態に修正して十分な焦点検出
性能を得ることができる。また、本来の撮像素子を焦点
検出用の撮像素子に流用して焦点検出システムを構築が
できる。
【0010】(2)撮像素子は本来の映像を撮影する撮
像素子またはその一部と同一基板上にあることを特徴と
する。
【0011】(3)瞳選択手段は液晶によって構成さ
れ、撮影時に上記瞳選択手段を光路から退避させる機構
を備えたことを特徴とする。
【0012】(4)瞳選択手段の一部が光線をファイン
ダーへ分岐せしむる分岐手段よりも撮像素子に近く設け
ていることを特徴とする。
【0013】(5)瞳選択手段の一部が光線をファイン
ダーへ分岐せしむる分岐手段を兼ねていることを特徴と
する。
【0014】(6)撮像レンズの後部に配設された偏光
板と、前記撮影レンズの複数の異なった射出瞳に対して
前記偏光板を透過した光線を選択するように該光線をフ
ァインダーへ分岐せしめる分岐手段の後部に設けられた
瞳選択手段と、この瞳選択手段で選択された射出瞳によ
って被写体の概ね同一部分の像を順次結像させる複数の
画素からなる撮像素子とを備え、この撮像素子から順次
得られた被写体像の情報の相互の位置関係を検出するこ
とによって、上記撮影レンズの焦点調節状態を正しい状
態に修正することにより、撮像レンズ側に液晶板等を配
設しなくても、撮影素子を用いたズレ検知の焦点検出シ
ステムを構築できる。
【0015】(7)前記瞳選択手段は部分的に透過する
光線の主要な偏光方向が異なっている偏光手段からなっ
ていることを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は第1実施例を示す斜視図、図2はその側面図
であり、特に図1は本発明の特徴を最もよく現われた図
である。
【0017】図1、図2において、1は撮影レンズ、2
は撮影レンズ1の後に配設された瞳選択手段、3は瞳選
択手段2により選択される瞳開口、4は瞳選択手段2で
選択される瞳開口3と異なった別の瞳開口、5はレンズ
1の光軸、6は撮像素子、7は分岐手段としての半透明
のクイック・リターン・ミラー(以下、QRMと称す
る)、8はファインダとしてのフォーカシング・スクリ
ーンである。なお、以下、瞳開口を開口と略称する。
【0018】上記瞳選択手段2は液晶等の性質を用いて
実質的に透過率を変化させる素子であり、図3に示すよ
うに、一対の硝子板22,25の間に液晶24を介在さ
せ、この液晶24が洩れないように硝子板22,25間
の周縁をシール23でシールし、硝子板22の前部と硝
子板25の後部にそれぞれ偏光板21,26を配設した
構成である。
【0019】そして、上記液晶24に適当な駆動信号を
与えることにより、偏光板21と偏光板26の間で光線
に与えられる偏光面の回転角度を変化させ、透過率を変
化させる。
【0020】図4は本発明装置の信号処理回路を示すも
ので、ディジタル(DIGITAL)の信号処理回路を
前提に説明するが当然アナログ(ANALOG)の信号
処理回路との組み合わせも可能であり、また、本発明の
システムそのものをアナログ回路で構成することも不可
能ではない。
【0021】図4において、信号処理回路90はA/D
コンバータ901を介して入力した撮像素子6の出力信
号を輝度信号と色差信号に分離する色分離回路902、
その分離された色信号処理系903と輝度信号処理系9
04、処理された輝度、色差信号から最終出力を得るた
めの処理回路905、完成した信号を記録するための磁
気ディスク、メモリカード等の記録回路906を備えて
いる。
【0022】91は色分離回路902によって作られた
輝度信号を記憶する画像メモリであり、この画像メモリ
91は必ずしも全画面の輝度信号を記憶する必要はな
く、焦点検出に必要な分のみでもよい。もちろん信号処
理のためにメモリを持つシステムでは該メモリを用いて
も良く必要に応じて色差信号を利用してもよい。
【0023】92は画像メモリ91の内容によって焦点
検出の計算をする回路であるが、この計算内容について
は銀塩カメラの像ずれ方式を用いた焦点検出システムと
して紹介されているので、ここでは説明を省略する。
【0024】93は計算回路92の出力の応じてレンズ
駆動モータ95を駆動する駆動回路、94は計算回路9
2のタイミングに同期して瞳選択手段2を駆動して、開
口3,4を選択するためのLCD駆動回路である。
【0025】図5は焦点調節状態が評価される原理説明
図である。ここでは多くの一眼レフカメラのように横長
の画面でファインダー8が上の方にあるものとする。図
5の(A)、(B)は正しい焦点に撮像素子6がある場
合、瞳選択手段2の開口3が選択された場合(A)で
も、開口4が選択された場合(B)でも同じ位置に結像
する。
【0026】一方、図5の(C)、(D)は正しい焦点
より後ろに撮像素子6がある(即ち焦点が前方にずれて
いる)場合、瞳選択手段2の開口3が選択された場合
(C)と開口4が選択された場合(D)で異なった位置
に結像する。この場合、各々の像は重心が左右にずれる
だけではなく多少ぼけた画像になる。焦点が上記とは反
対方向にずれた場合は当然反対にずれる。
【0027】したがって、撮像素子6上の画像の各々の
開口3,4を選択した場合の相対的な位置関係を測定す
れば、撮影レンズをどちらにどの程度移動すれば良いの
かが判定できる。
【0028】ところで、このような瞳選択手段2を用い
ると、所謂透過の状態でも光線は約半減する。そして、
QRM7が半透明であるので、(仮に透過・反射を1/
2ずつとすると)、開口3,4が全開口の1/2あって
も、ファインダー8と撮像素子6に達する光線は理想的
な場合の1/8となる。また、ファインダー8は開口の
切り替えによってフリッカーを生じるため、開口の切り
替えは遅くとも25Hz、できるならば45Hz以上に
するのが望まれる。
【0029】図6は上記瞳選択手段2における透過光線
の低下を防止するための第2実施例を示す斜視図、図7
はその側面図である。本実施例は、図8に示すように、
前記図3に示す瞳選択手段2における第二の偏光板26
を持たない瞳選択手段2を用いる代りに偏光性のある鏡
71をQRM7と撮像素子6の間に配設したもので、瞳
選択手段2の開口3,4は異なった偏光面を持つが概ね
等しい強度を持つ光線を出力する。
【0030】本実施例によれば、ファインダー8は前記
図1、図2の実施例の場合に比べて2倍の明るさとな
り、フリッカーはほとんど見られない。したがって、切
り替え周波数の自由度を増やすことができる。
【0031】また、撮像素子6へ入射する光線はQRM
7と共に撮影時に退避させる偏光板71を通過するの
で、前記図1、図2の実施例の場合と同様に瞳の開口の
実質的な切り替えが行われる。この場合、QRM7の光
線の偏波面に対する特性は注意して検討されるべきであ
る。
【0032】図9は第3実施例を示す斜視図、図10は
その側面図である。本実施例の場合は、前記図3に示す
瞳選択手段2の第二の偏光板26の代りに、偏光性のあ
る鏡72を用いたもので、即ち、ある種の蒸着により鏡
72は反射光と透過光の各々の偏波面の光の構成比が異
なっており、このような鏡72を用いることによって
(偏光板によるものほど完全でない場合もあるが)、偏
光板による場合のように開口3,4の切り替えが行われ
る。
【0033】本実施例の構成によれば、半透明のQRM
7を用いる必要がないだけ、およそ2倍の光量を得るこ
とができ、透過光線の偏光性を重視して(その替り一般
には透過光の比率が少なくなるが)設計することによっ
て、撮像素子6には十分な信号の差を与えながらファイ
ンダー8のフリッカーを押えることが可能である。
【0034】一般に撮像素子6には折り返し雑音を減ら
すための光学的なローパスフィルタ(LOW−PASS
−FILTER)が付けられており、多くのものは水晶
の復屈折を用いているので、焦点検出時には偏光のため
に正しく動作しない。
【0035】したがって、ローパスフィルタの前方に偏
光を円偏波に変換する手段を設けるか、焦点検出時の出
射偏波面に対して適当な特性になるようにロウーパスフ
ィルタを設計する必要がある。
【0036】また、瞳選択手段2は撮影時には光路から
退避させて本来の絞りを用いるのが望ましいが、この瞳
選択手段2のパターンを適当な形にすることによって絞
りに兼用してもよい。
【0037】当然、前記第3実施例のような場合には、
撮影時には瞳選択手段2は有効でないので、もし絞りと
して兼用するのであれば、撮影時のための偏光板を持つ
か偏光板21、鏡72を退避させないでおく必要があ
る。また、QRM7、瞳選択手段2等を退避する場合予
めこの分だけ焦点位置を補正しておく必要がある。
【0038】図11は第4実施例を示す斜視図、図12
はその側面図であり、前記図1、図2と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図11、図12に
おいて、9は撮影レンズ1の後に配設された偏光板、1
0は全体または一部が半透明のQRM7の後に配設され
た瞳選択手段である。
【0039】図13は上記瞳選択手段10の構成を示す
図であり、前記図3に示す瞳選択手段2から偏光板21
を取除いた構成である。
【0040】図14は第4実施例における信号処理回路
を示すもので、駆動回路94でQRM7の後部に配設さ
れた瞳選択手段10を駆動すること以外は前記図4に示
す構成と同じである。
【0041】図15は第4実施例によって焦点調節状態
が評価される原理説明図であり、前記図5に示す第1実
施例と同じように、横長の画面でファインダーが上の方
にあるものとする。
【0042】図5の(A)、(B)は正しい焦点に撮影
素子4がある場合、瞳選択手段10の開口11が選択さ
れた場合(A)でも開口12が選択された場合(B)で
も同じ位置に結像する。
【0043】一方、図5の(C)、(D)は正しい焦点
より後ろに撮像素子4がある(即ち焦点が前方にずれて
いる)場合、開口11が選択された場合(C)と開口1
2が選択された場合(D)で異なった位置に結像する。
この場合各々の像は重心が左右ずれるだけではなく多少
ぼけた画像になる。焦点が上記反対方向にずれた場合は
当然反対にずれる。
【0044】したがって撮像素子4上の画像の各々の開
口を選択した場合の相対的な位置関係を測定すればレン
ズをどちらにどの程度移動すれば良いのかが判定でき
る。
【0045】上記の第4実施例では瞳選択手段10によ
って透過する偏光方向を選択しているが、液晶と偏光性
の鏡を用いてシステムを構築しても良くこの場合、必要
のない成分をファインダーに導けば、上記の実施例のよ
うに半透過性のQRM7によって光量を失う必要はな
い。但し上記の実施例に比べてファインダーのフリッカ
ーの増大の恐れがあり光量の配分等においてフリッカー
を考慮すべきである。
【0046】また、上記の各実施例では偏光によって瞳
を区別しているが、被写体の条件に制限がある場合には
波長(色)の違い等のその他の要素を用いても良い。
【0047】又本実施例のように、撮影レンズの後で選
択する替りに(制御できる)偏光のある光源を用いて、
被写体を照明しても良い。
【0048】本実施例では特に対策を示していないが本
方式は強い偏光を持つ被写体ではうまく動作しないので
必要があれば円偏光板をQRM7より前方に持っても良
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影レンズの複数の異なった射出瞳を選択して透過せし
むる瞳選択手段と、この瞳選択手段で選択された射出瞳
によって被写体の概ね同一部分の像を順次結像させる複
数の画素からなる撮像素子とを備え、この撮像素子から
順次得られた被写体像の情報の相互の位置関係を検出す
ることによって、上記撮影レンズの焦点調節状態を正し
い状態に修正する構成としたので、本来の撮影素子を焦
点検出用の撮影素子の流用し、特に焦点検出用のための
撮影素子を用いないでも焦点検出のシステムを構築でき
る。
【0050】また、撮像レンズの後部に配設された偏光
板と、前記撮影レンズの複数の異なった射出瞳に対応し
て前記偏光板を透過した光線を選択するように該光線を
ファインダーへ分岐せしめる分岐手段よりも後部に設け
られた瞳選択手段と、この瞳選択手段で選択された射出
瞳によって被写体の概ね同一部分の像を順次結像させる
複数の画素からなる撮像素子とを備え、この撮像素子か
ら順次得られた被写体像の情報の相互の位置関係を検出
することによって、上記撮影レンズの焦点調節状態を正
しい状態に修正することにより、撮影レンズ側に液晶板
等を配設しなくても、撮影素子を用いたズレ検知の焦点
検出システムを構築できる。
【0051】この結果、撮像素子の画素数が増大して
も、当然焦点検出信号もより細かくなっていくために新
たにシステムを改善する必要がない。そして、従来の撮
像素子によるボケ検知焦点検出に比べて広範囲に焦点の
ずれた方向を知ることが可能なので、焦点検出の性能を
改善できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による自動焦点調節装置を
示す斜視図。
【図2】第1実施例による側面図。
【図3】第1実施例に適用した瞳選択手段の構成説明
図。
【図4】信号処理回路を付加した第1実施例による側面
図。
【図5】第1実施例の自動焦点調節装置により焦点調節
状態が評価される原理説明図。
【図6】本発明の第2実施例による自動焦点調節装置を
示す斜視図。
【図7】第2実施例による側面図。
【図8】第2実施例に適用した瞳選択手段の構成説明
図。
【図9】本発明の第3実施例による自動焦点調節装置を
示す斜視図。
【図10】第3実施例による側面図。
【図11】本発明の第4実施例による自動焦点調節装置
を示す斜視図。
【図12】第4実施例による側面図。
【図13】第4実施例に適用した瞳選択手段の構成説明
図。
【図14】信号処理回路を付加した第4実施例の側面
図。
【図15】第4実施例の自動焦点調節装置により焦点調
節状態が評価される原理説明図。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2,10 瞳選択手段 3,11 瞳開口 4,12 瞳開口 5 光軸 6 撮像素子 7 クイック・リターン・ミラー(分岐手段) 8 フォーカシング・スクリーン(ファインダー) 9 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7316−2K G03B 3/00 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの複数の異なった射出瞳を選
    択して透過せしむる瞳選択手段と、この瞳選択手段で選
    択された射出瞳によって被写体の概ね同一部分の像を順
    次結像させる複数の画素からなる撮像素子とを備え、こ
    の撮像素子から順次得られた被写体像の情報の相互の位
    置関係を検出することによって、上記撮影レンズの焦点
    調節状態を正しい状態に修正することを特徴とする自動
    焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 焦点検出用の撮像素子は本来の映像を撮
    影する撮像素子またはその一部と同一基板上にあること
    を特徴とする請求項1記載の自動焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 前記瞳選択手段は液晶によって構成さ
    れ、撮影時に該瞳選択手段を光路から退避させる機構を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の自動焦点調節装
    置。
  4. 【請求項4】 前記瞳選択手段の一部が光線をファイン
    ダーへ分岐せしむる分岐手段よりも撮像素子に近く設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の自動焦点調
    節装置。
  5. 【請求項5】 前記瞳選択手段の一部が光線をファイン
    ダーへ分岐せしむる分岐手段を兼ねていることを特徴と
    する請求項1記載の自動焦点調節装置。
  6. 【請求項6】 撮像レンズの後部に配設された偏光板
    と、前記撮影レンズの複数の異なった射出瞳に対応して
    前記偏光板を透過した光線を選択するように該光線をフ
    ァインダーへ分岐せしめる分岐手段よりも後部に設けら
    れた瞳選択手段と、この瞳選択手段で選択された射出瞳
    によって被写体の概ね同一部分の像を順次結像させる複
    数の画素からなる撮像素子とを備え、この撮像素子から
    順次得られた被写体像の情報の相互の位置関係を検出す
    ることによって、上記撮影レンズの焦点調節状態を正し
    い状態に修正することを特徴とする自動焦点調節装置。
  7. 【請求項7】 前記瞳選択手段は部分的に透過する光線
    の主要な偏光方向が異なっている偏光手段からなってい
    ることを特徴とする請求項6記載の自動焦点調節装置。
  8. 【請求項8】 焦点検出用の撮像素子は本来の映像を撮
    影する撮像素子またはその一部と同一基板上にあること
    を特徴とする請求項6または7記載の自動焦点調節装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009543124A (ja) * 2006-06-29 2009-12-03 イーストマン コダック カンパニー 静止画像及びビデオ画像のオートフォーカシング
US8081843B2 (en) 2006-11-07 2011-12-20 Canon Kabushiki Kaisha Image-pickup apparatus
JP2014135451A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Fujifilm Corp 固体撮像装置

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