JPH0958511A - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPH0958511A JPH0958511A JP21428595A JP21428595A JPH0958511A JP H0958511 A JPH0958511 A JP H0958511A JP 21428595 A JP21428595 A JP 21428595A JP 21428595 A JP21428595 A JP 21428595A JP H0958511 A JPH0958511 A JP H0958511A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- wheel
- case
- rear wheel
- axle case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前輪ステアリング形式に用いられる後輪車軸
ケースを、そのまま４輪ステアリング形式の後輪車軸ケ
ースに利用して、４輪ステアリング構造のコストの低廉
化をはかる。 【解決手段】 後輪の車軸ケースｍの端部に、上下軸芯
Ｐ周りで相対揺動自在な一対の車軸サポート３０Ａ，３
０Ｂを介して後輪５を装着するとともに、前記車軸ケー
スｍの端部に、前記車軸ケースｍ側の車軸サポート３０
Ａを嵌合連結するための連結部ｍｂを形成し、前記車軸
ケースｍに内装の回転軸ｍａと後輪５の車軸５ａとをユ
ニバーサルジョイント３４を介して連動連結してある。
ケースを、そのまま４輪ステアリング形式の後輪車軸ケ
ースに利用して、４輪ステアリング構造のコストの低廉
化をはかる。 【解決手段】 後輪の車軸ケースｍの端部に、上下軸芯
Ｐ周りで相対揺動自在な一対の車軸サポート３０Ａ，３
０Ｂを介して後輪５を装着するとともに、前記車軸ケー
スｍの端部に、前記車軸ケースｍ側の車軸サポート３０
Ａを嵌合連結するための連結部ｍｂを形成し、前記車軸
ケースｍに内装の回転軸ｍａと後輪５の車軸５ａとをユ
ニバーサルジョイント３４を介して連動連結してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用芝刈機やトラ
クタ等の作業車に関する。
クタ等の作業車に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、乗用芝刈機やトラクタ等の作業
車は、前輪ステアリング形式に構成されているが、４輪
ステアリング形式（４ＷＳ）に変更する場合には、２輪
ステアリング形式（２ＷＳ）の後輪の車軸ケースを、４
輪ステアリング形式専用の車軸ケースに設計変更してい
た。つまり、例えば、特開平２−９９４０４号公報に示
されるように、前輪と同じように、後輪の車軸ケースの
端部に、車軸ケースに内装の車軸と連動する上下方向の
キングピン形成用の縦軸を内装したキングピンケースを
固定して設け、そのキングピンケースの下部に、後輪と
一体的に揺動する揺動ケースを外嵌して、後輪をステア
リング可能に構成していた。
車は、前輪ステアリング形式に構成されているが、４輪
ステアリング形式（４ＷＳ）に変更する場合には、２輪
ステアリング形式（２ＷＳ）の後輪の車軸ケースを、４
輪ステアリング形式専用の車軸ケースに設計変更してい
た。つまり、例えば、特開平２−９９４０４号公報に示
されるように、前輪と同じように、後輪の車軸ケースの
端部に、車軸ケースに内装の車軸と連動する上下方向の
キングピン形成用の縦軸を内装したキングピンケースを
固定して設け、そのキングピンケースの下部に、後輪と
一体的に揺動する揺動ケースを外嵌して、後輪をステア
リング可能に構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、２ＷＳから４ＷＳに変更する場合には、後輪の車軸
ケースを新たに設計変更して４ＷＳ用に構成することか
ら、コスト高を招く不都合がある。
は、２ＷＳから４ＷＳに変更する場合には、後輪の車軸
ケースを新たに設計変更して４ＷＳ用に構成することか
ら、コスト高を招く不都合がある。
【０００４】本発明は、前輪ステアリング形式に用いら
れる後輪車軸ケース、つまり、２ＷＳ専用の後輪車軸ケ
ースを４ＷＳ用に利用して、４輪ステアリング構造のコ
ストの低廉化をはかることを目的とする。
れる後輪車軸ケース、つまり、２ＷＳ専用の後輪車軸ケ
ースを４ＷＳ用に利用して、４輪ステアリング構造のコ
ストの低廉化をはかることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、後輪の車軸ケースの端部に、上下軸芯周りで相対揺
動自在な一対の車軸サポートを介して後輪を装着すると
ともに、前記車軸ケースの端部に、前記車軸ケース側の
車軸サポートを嵌合連結するための連結部を形成し、前
記車軸ケースに内装の回転軸と後輪の車軸とをユニバー
サルジョイントを介して連動連結してある。
は、後輪の車軸ケースの端部に、上下軸芯周りで相対揺
動自在な一対の車軸サポートを介して後輪を装着すると
ともに、前記車軸ケースの端部に、前記車軸ケース側の
車軸サポートを嵌合連結するための連結部を形成し、前
記車軸ケースに内装の回転軸と後輪の車軸とをユニバー
サルジョイントを介して連動連結してある。
【０００６】請求項２に記載の本発明は、車軸ケース側
の車軸サポートをキャスター角をもって車軸ケースに取
付けるとともに、この車軸サポートに、車軸ケースに対
する左装着用の取付孔と、右装着用の取付孔とを形成し
てある。
の車軸サポートをキャスター角をもって車軸ケースに取
付けるとともに、この車軸サポートに、車軸ケースに対
する左装着用の取付孔と、右装着用の取付孔とを形成し
てある。
【０００７】〔作用〕前輪ステアリング形式の後輪の車
軸ケースを４輪ステアリング形式の後輪の車軸ケースと
して用いるときには、図３に示すように、車軸ケースｍ
の端部に、左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂの内
の車軸ケース側の車軸サポート３０Ａを嵌合連結するた
めの芯出し用の連結部ｍｂを削出し加工し、この連結部
ｍｂに、前記車軸ケース側の車軸サポート３０Ａを嵌合
して、この連結部ｍｂに嵌合された車軸サポート３０Ａ
を上下一対の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂを介して車
軸ケースｍに固定連結する。そして、車軸ケースｍに内
装の車軸ｍａと後輪５の車軸５ａとをユニバーサルジョ
イント３４を介して連動連結する。
軸ケースを４輪ステアリング形式の後輪の車軸ケースと
して用いるときには、図３に示すように、車軸ケースｍ
の端部に、左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂの内
の車軸ケース側の車軸サポート３０Ａを嵌合連結するた
めの芯出し用の連結部ｍｂを削出し加工し、この連結部
ｍｂに、前記車軸ケース側の車軸サポート３０Ａを嵌合
して、この連結部ｍｂに嵌合された車軸サポート３０Ａ
を上下一対の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂを介して車
軸ケースｍに固定連結する。そして、車軸ケースｍに内
装の車軸ｍａと後輪５の車軸５ａとをユニバーサルジョ
イント３４を介して連動連結する。
【０００８】〔効果〕このように、後輪を、後輪の車軸
ケースの端部に、上下軸芯周りで相対揺動自在な左右一
対の車軸サポートを介して装着したことと、後輪の車軸
と車軸ケースの車軸とをユニバーサルジョイントを介し
て連動連結したことにより、２ＷＳ専用の後輪車軸ケー
スの端部に、左右一対の車軸サポートの内の車軸ケース
側の車軸サポートを嵌合連結するための嵌合連結部を形
成するだけで、２ＷＳ専用の後輪車軸ケースを４ＷＳに
利用することができ、４輪ステアリング構造のコストの
低廉化が図れる。
ケースの端部に、上下軸芯周りで相対揺動自在な左右一
対の車軸サポートを介して装着したことと、後輪の車軸
と車軸ケースの車軸とをユニバーサルジョイントを介し
て連動連結したことにより、２ＷＳ専用の後輪車軸ケー
スの端部に、左右一対の車軸サポートの内の車軸ケース
側の車軸サポートを嵌合連結するための嵌合連結部を形
成するだけで、２ＷＳ専用の後輪車軸ケースを４ＷＳに
利用することができ、４輪ステアリング構造のコストの
低廉化が図れる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図１に、後輪駆動式で、且つ、４輪
ステアリング形式のミッドマウント型乗用芝刈機の全体
が示されおり、１はエンジン、２は前輪、３は操縦部、
４は伝動カバー、５は駆動後輪、６はモーアである。操
縦部３においては、操縦ハンドル７、運転シート８、モ
ーア６昇降調節用のリフトレバー９、ブレーキペダル１
０、及び変速ペダル１１が備えられている。又、後輪５
に対するフェンダ１３が一体形成されたフロア１２は、
前部の横支点と後部の緩衝器１７とによって機体に対し
て懸架支持されている。また、車体フレームＦの下部
に、後輪５に対する静油圧式無段変速装置１５付きのミ
ッションケースＭが配備され、エンジン出力軸１ａの上
プーリ１４と静油圧式無段変速装置の入力軸とが走行用
ベルト１５で伝動されるとともに、モーア６には出力軸
１ａの下プーリ１６から駆動力をベルト入力している。
また、フェンダ１３後部の内側には燃料タンク１８が配
置されている。
に基いて説明する。図１に、後輪駆動式で、且つ、４輪
ステアリング形式のミッドマウント型乗用芝刈機の全体
が示されおり、１はエンジン、２は前輪、３は操縦部、
４は伝動カバー、５は駆動後輪、６はモーアである。操
縦部３においては、操縦ハンドル７、運転シート８、モ
ーア６昇降調節用のリフトレバー９、ブレーキペダル１
０、及び変速ペダル１１が備えられている。又、後輪５
に対するフェンダ１３が一体形成されたフロア１２は、
前部の横支点と後部の緩衝器１７とによって機体に対し
て懸架支持されている。また、車体フレームＦの下部
に、後輪５に対する静油圧式無段変速装置１５付きのミ
ッションケースＭが配備され、エンジン出力軸１ａの上
プーリ１４と静油圧式無段変速装置の入力軸とが走行用
ベルト１５で伝動されるとともに、モーア６には出力軸
１ａの下プーリ１６から駆動力をベルト入力している。
また、フェンダ１３後部の内側には燃料タンク１８が配
置されている。
【００１０】次に、ステアリング機構に付いて説明する
と、図２に示すように、この乗用芝刈機のステアリング
機構Ｓは、前・後輪２，５を互いに逆方向に操作可能な
４輪ステアリング形式であって、ハンドル７に連動のピ
ットマンアーム２０を車体フレームＦの横一側方、つま
り、左側に配置して、その先端を車体フレームＦから横
外側方へ突出させてある。左右の前輪２，２のナックル
アーム２１ａ，２１ｂをタイロッド２２を介して連動連
結し、左方の前輪のナックルアーム２１ａと前記ピット
マンアーム２０とを車体フレームＦに沿った前輪ドラッ
グリンク２３を介して連動連結してある。また、左右の
後輪５，５のナックルアーム２４ａ，２４ｂをタイロッ
ド２５を介して連動連結し、左方の後輪のナックルアー
ム２４ａと前記ピットマンアーム２０とを車体フレーム
Ｆに沿った後輪ドラッグリンク２６を介して連動連結し
てある。前記後輪ドラッグリンク２６は、前後方向で２
分割され、その後輪前部ドラッグリンク２６ａの後端と
後輪後部ドラッグリンク２６ｂの先端が縦軸芯Ｘ周りで
シーソー揺動可能な反転リンク２６ｃ、つまり、前輪に
対して後輪を逆方向にステアリングさせる反転リンク２
６ｃを介して連動連結されている。前記後輪ドラッグリ
ンク２６の内で、後輪前部ドラッグリンク２６ａは直線
状のロッドで、後輪後部ドラッグリンク２６ｂは、ステ
アリング操作による後輪の上下軸芯Ｐ周りでの回動軌跡
を避けるように屈曲形成された屈曲ロッドから形成され
ている。
と、図２に示すように、この乗用芝刈機のステアリング
機構Ｓは、前・後輪２，５を互いに逆方向に操作可能な
４輪ステアリング形式であって、ハンドル７に連動のピ
ットマンアーム２０を車体フレームＦの横一側方、つま
り、左側に配置して、その先端を車体フレームＦから横
外側方へ突出させてある。左右の前輪２，２のナックル
アーム２１ａ，２１ｂをタイロッド２２を介して連動連
結し、左方の前輪のナックルアーム２１ａと前記ピット
マンアーム２０とを車体フレームＦに沿った前輪ドラッ
グリンク２３を介して連動連結してある。また、左右の
後輪５，５のナックルアーム２４ａ，２４ｂをタイロッ
ド２５を介して連動連結し、左方の後輪のナックルアー
ム２４ａと前記ピットマンアーム２０とを車体フレーム
Ｆに沿った後輪ドラッグリンク２６を介して連動連結し
てある。前記後輪ドラッグリンク２６は、前後方向で２
分割され、その後輪前部ドラッグリンク２６ａの後端と
後輪後部ドラッグリンク２６ｂの先端が縦軸芯Ｘ周りで
シーソー揺動可能な反転リンク２６ｃ、つまり、前輪に
対して後輪を逆方向にステアリングさせる反転リンク２
６ｃを介して連動連結されている。前記後輪ドラッグリ
ンク２６の内で、後輪前部ドラッグリンク２６ａは直線
状のロッドで、後輪後部ドラッグリンク２６ｂは、ステ
アリング操作による後輪の上下軸芯Ｐ周りでの回動軌跡
を避けるように屈曲形成された屈曲ロッドから形成され
ている。
【００１１】次に、後輪の取付け構造に付いて説明す
る。前記後輪５は車体フレームＦに固定されたミッショ
ンケースＭから一体連設の車軸ケースｍの端部に取付け
られているものであって、前記ミッションケースＭは、
通常、前輪ステアリング形式に用いられるミッションケ
ースＭであり、その２ＷＳ用のミッションケースＭの車
軸ケースｍの端部にステアリング可能に取付けられてい
る。
る。前記後輪５は車体フレームＦに固定されたミッショ
ンケースＭから一体連設の車軸ケースｍの端部に取付け
られているものであって、前記ミッションケースＭは、
通常、前輪ステアリング形式に用いられるミッションケ
ースＭであり、その２ＷＳ用のミッションケースＭの車
軸ケースｍの端部にステアリング可能に取付けられてい
る。
【００１２】つまり、図３に示すように、鋳物によって
形成された上下軸芯Ｐ周りで相対揺動自在な左右一対の
車軸サポート３０Ａ，３０Ｂが、ミッションケースＭか
ら一体連設の車軸ケースｍの端部に、板金製の上下一対
の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂを介して取付けられて
いる。前記上下一対の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂ
は、車軸ケースｍを上下から挾み付ける状態で取付けら
れており、これら上下一対の取付けサポート３１Ａ，３
１Ｂは、車体フレームＦの下部に固定されたブラケット
３２に上下方向のボルト３３を介して取付けられてい
る。前記左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂの内
で、ミッションケース側の車軸サポート３０Ａは車軸ケ
ースｍの端部に削り出し加工された連結部としての芯出
し用のボス部ｍｂに嵌合する状態で取付けられている。
前記左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂ同士は、車
輪のキャスター角を形成する上下一対のキングピン３３
Ａ，３３Ｂを介して上下軸芯Ｐ周りに相対揺動可能に連
結されている。そして、後輪５のハブ５Ａに取付けられ
た車軸５ａと車軸ケースｍに内装の回転軸、つまり、車
軸ｍａとがユニバーサルジョイント３４を介して連動連
結されている。
形成された上下軸芯Ｐ周りで相対揺動自在な左右一対の
車軸サポート３０Ａ，３０Ｂが、ミッションケースＭか
ら一体連設の車軸ケースｍの端部に、板金製の上下一対
の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂを介して取付けられて
いる。前記上下一対の取付けサポート３１Ａ，３１Ｂ
は、車軸ケースｍを上下から挾み付ける状態で取付けら
れており、これら上下一対の取付けサポート３１Ａ，３
１Ｂは、車体フレームＦの下部に固定されたブラケット
３２に上下方向のボルト３３を介して取付けられてい
る。前記左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂの内
で、ミッションケース側の車軸サポート３０Ａは車軸ケ
ースｍの端部に削り出し加工された連結部としての芯出
し用のボス部ｍｂに嵌合する状態で取付けられている。
前記左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０Ｂ同士は、車
輪のキャスター角を形成する上下一対のキングピン３３
Ａ，３３Ｂを介して上下軸芯Ｐ周りに相対揺動可能に連
結されている。そして、後輪５のハブ５Ａに取付けられ
た車軸５ａと車軸ケースｍに内装の回転軸、つまり、車
軸ｍａとがユニバーサルジョイント３４を介して連動連
結されている。
【００１３】前記左右一対の車軸サポート３０Ａ，３０
Ｂは、車軸ケースｍに対して左又は右の何れにも取付け
られるようになっている。その為に、図４に示すよう
に、車軸ケースｍ側の車軸サポート３０Ａのフランジ部
に、左装着用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３
５と、この車軸サポート３０Ａを右に取付けた場合の右
装着用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３６が形
成されている。つまり、左側に取付ける車軸サポート３
０Ａを右側に取付けた場合、車軸ケースｍの軸芯を通る
仮想鉛直線Ｓに対してキャスター角θ1 が前後に反転す
る為、そのキャスター角θ1 を修正するために、左装着
用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３５と右装着
用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３６が形成さ
れている。
Ｂは、車軸ケースｍに対して左又は右の何れにも取付け
られるようになっている。その為に、図４に示すよう
に、車軸ケースｍ側の車軸サポート３０Ａのフランジ部
に、左装着用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３
５と、この車軸サポート３０Ａを右に取付けた場合の右
装着用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３６が形
成されている。つまり、左側に取付ける車軸サポート３
０Ａを右側に取付けた場合、車軸ケースｍの軸芯を通る
仮想鉛直線Ｓに対してキャスター角θ1 が前後に反転す
る為、そのキャスター角θ1 を修正するために、左装着
用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３５と右装着
用のキャスター角形成用の４つのボルト孔３６が形成さ
れている。
【００１４】左を基準にして右に取付ける場合に付いて
説明すると、先ず、左に取付ける場合に付いて説明する
と、車軸サポート３０Ａは、上下一対の取付けサポート
３１Ａ，３１Ｂに形成の４つのボルト孔３１ａ，３１ｂ
に連結されることとなる。前記取付けサポート３１Ａ，
３１Ｂに形成のボルト孔３１ａ，３１ｂは、車軸ケース
ｍの軸芯を通る鉛直線Ｓを基準にして前後等距離の位
置、つまり、角θの位置に夫々ボルト孔が形成されてい
る。このボルト孔３１ａ，３１ｂに車軸サポート３１Ａ
を連結すると車軸ケースｍの軸芯を通る鉛直線Ｓを基準
にして一点鎖線Ｐに示すθ1 のキャスター角が形成され
ることとなる。この車軸サポート３０Ａを右側に取付け
る場合に付いて説明すると、前記左装着用のボルト孔３
５にボルト３７を挿入して固定すると、二点鎖線Ｐに示
すようにキャスター角θ1 が前方に反転することとな
る。そこで、車軸サポート３０Ａを車軸ケースｍの軸芯
周りに回転させて一点鎖線Ｐに示す正規のキャスター角
θ1 に修正することとなる。従って、前記車軸サポート
３０Ａのフランジには、前記角θに対して２θ1 位相が
ズレた位置に右装着用のボルト孔３６が形成されてい
る。
説明すると、先ず、左に取付ける場合に付いて説明する
と、車軸サポート３０Ａは、上下一対の取付けサポート
３１Ａ，３１Ｂに形成の４つのボルト孔３１ａ，３１ｂ
に連結されることとなる。前記取付けサポート３１Ａ，
３１Ｂに形成のボルト孔３１ａ，３１ｂは、車軸ケース
ｍの軸芯を通る鉛直線Ｓを基準にして前後等距離の位
置、つまり、角θの位置に夫々ボルト孔が形成されてい
る。このボルト孔３１ａ，３１ｂに車軸サポート３１Ａ
を連結すると車軸ケースｍの軸芯を通る鉛直線Ｓを基準
にして一点鎖線Ｐに示すθ1 のキャスター角が形成され
ることとなる。この車軸サポート３０Ａを右側に取付け
る場合に付いて説明すると、前記左装着用のボルト孔３
５にボルト３７を挿入して固定すると、二点鎖線Ｐに示
すようにキャスター角θ1 が前方に反転することとな
る。そこで、車軸サポート３０Ａを車軸ケースｍの軸芯
周りに回転させて一点鎖線Ｐに示す正規のキャスター角
θ1 に修正することとなる。従って、前記車軸サポート
３０Ａのフランジには、前記角θに対して２θ1 位相が
ズレた位置に右装着用のボルト孔３６が形成されてい
る。
【００１５】〔別実施の形態〕作業車としては、トラク
タであっても良い。
タであっても良い。
【００１６】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】乗用芝刈機の全体側面図
【図２】ステアリング機構の平面図
【図３】後輪の取付け構造を示す縦断面図
【図４】車軸サポートを左の車軸ケースに装着する状態
を示す説明図
を示す説明図
５ 後輪 ５ａ 車軸 ３０Ａ 車軸サポート ３０Ｂ 車軸サポート ３４ ユニバーサルジョイント ３５ 左装着用の取付孔 ３６ 右装着用の取付孔 ｍ 車軸ケース ｍａ 回転軸 Ｐ 上下軸芯
Claims (2)
- 【請求項１】 後輪の車軸ケース（ｍ）の端部に、上
下軸芯（Ｐ）周りで相対揺動自在な一対の車軸サポート
（３０Ａ），（３０Ｂ）を介して後輪（５）を装着する
とともに、前記車軸ケース（ｍ）の端部に、前記車軸ケ
ース（ｍ）側の車軸サポート（３０Ａ）を嵌合連結する
ための連結部（ｍｂ）を形成し、前記車軸ケース（ｍ）
に内装の回転軸（ｍａ）と後輪（５）の車軸（５ａ）と
をユニバーサルジョイント（３４）を介して連動連結し
てある作業車。 - 【請求項２】 車軸ケース（ｍ）側の車軸サポート（３
０Ａ）をキャスター角をもって車軸ケース（ｍ）に取付
けるとともに、この車軸サポート（３０Ａ）に、車軸ケ
ース（ｍ）に対する左装着用の取付孔（３５）・・と、
右装着用の取付孔（３６）・・とを形成してある請求項
１に記載の作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21428595A JPH0958511A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21428595A JPH0958511A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958511A true JPH0958511A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16653205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21428595A Pending JPH0958511A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958511A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9469312B2 (en) | 2012-04-11 | 2016-10-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Step device and railcar including step device |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21428595A patent/JPH0958511A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9469312B2 (en) | 2012-04-11 | 2016-10-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Step device and railcar including step device |
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