JPH0958487A - 舵取り装置のセクタギヤおよびその製造方法 - Google Patents

舵取り装置のセクタギヤおよびその製造方法

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JPH0958487A
JPH0958487A JP7220229A JP22022995A JPH0958487A JP H0958487 A JPH0958487 A JP H0958487A JP 7220229 A JP7220229 A JP 7220229A JP 22022995 A JP22022995 A JP 22022995A JP H0958487 A JPH0958487 A JP H0958487A
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tooth
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teeth
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JP7220229A
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Hitoshi Adachi
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Jidosha Kiki Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/04Steering gears mechanical of worm type
    • B62D3/06Steering gears mechanical of worm type with screw and nut
    • B62D3/08Steering gears mechanical of worm type with screw and nut using intermediate balls or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/20Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application
    • B62D5/24Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application for worm type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セクタギヤのセクタ歯形状を改良し、成形、
加工性を向上させ、さらにセクタ歯を含めたセクタギヤ
全体の強度を強化する。 【解決手段】 セクタギヤ8は、塑性加工である鍛造に
よるセクタギヤ素材から形成される。セクタ歯形成部分
での歯元部7cは曲面の隅部23をもち、圧力角に沿っ
て傾斜している部分21が連続して形成されている。セ
クタ歯7は、ラック歯6との噛合い歯面22部分のみを
加工代分だけ機械加工である切削、研磨することによっ
て創成することによりインボリュート曲線による歯面と
して形成される。歯元部や歯先部7dは塑性加工である
鍛造素材面のままとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車輌に用いられるイ
ンテグラルタイプ等の舵取り装置に関し、特に舵取りハ
ンドル側のラック(ピストンラック)のラック歯に噛合
うセクタ歯を有する舵取輪側のセクタギヤおよびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】舵取り装置として従来から種々の構造を
有するものが提案されている。その一例としてインテグ
ラルタイプのボールスクリュ式動力舵取り装置を図3お
よび図4を用いて簡単に説明すると、符号1,2はステ
アリングボディおよびその開口端側を閉塞する弁カバー
を兼るバルブハウジングで、これにより形成される内部
空間には、図示しない舵取ハンドルの操舵操作に伴ない
軸線方向に進退動作され後述するラックを有するピスト
ン3が配設されている。そして、このピストン3の両側
には前、後二つの圧力室4,5が形成され、これらによ
ってパワーシリンダが構成されている。
【0003】また、このラックを有するピストン3の動
作は、その側方に形成されたラック歯6と噛合するセク
タ歯7を有するセクタギヤ8により、その出力軸9(図
4参照)の回動が舵取り機構を構成するピットマンアー
ム(図示せず)を介して操舵輪側に伝達される。
【0004】ここで、図4においてセクタギヤ8と一体
の出力軸9は、ステアリングボディ1に対し一対の軸受
9a,9bにより回転自在に軸支され、その一端9cが
ボディ1の外方に突出されることにより、前記ピットマ
ンアームの取付端となるように構成されている。また、
図4において符号10はピストン3側のラック歯6に対
してのセクタギヤ8のセクタ歯7の噛合い間隙を調整す
るためのねじ手段により出力軸9を軸線方向に移動可能
に構成されている間隙調整機構であり、その詳細はたと
えば実公昭61−302号公報等に示される通りなの
で、具体的な説明は省略する。
【0005】一方、前記バルブハウジング2には、ハン
ドル操作により回転されるスタブシャフト11が貫通配
置され、さらにその先端側には一端が前記ピストン3内
に臨みボールねじ機構12を介して連結されるウォーム
シャフト13が同軸上に配設されている。なお、14は
これらのシャフト11,13内に同軸的に配設されその
両端がそれぞれのシャフト11,13側に一体的に結合
されているトーションバーで、このトーションバー14
の働きによりスタブシャフト11とウォームシャフト1
3とは所定の角度範囲内において互いに独立して回転
し、かつハンドルの非操舵時に後述するコントロールバ
ルブが中立位置に戻されるように構成されている。
【0006】15は前記ハウジング2内に配設された周
知の回転弁式コントロールバルブで、スタブシャフト1
1の内方端に一体に形成されその外周に複数のバルブ溝
を有するロータ16と、前記ウォームシャフト11と一
体的に回転するように設けられその内周に複数のバルブ
溝を有するスリーブ17とを備えている。そして、これ
らの相対的な回転により油圧流路の切替え動作を行な
い、オイルポンプ(図示せず)からの作動油をハンドル
操作に伴なって前記パワーシリンダの二つの圧力室4,
5に選択的に供給し、操舵輪側へ操舵補助力を与えるピ
ストン3を所望の方向に移動させるように構成されてい
る。
【0007】このようなコントロールバルブ15の具体
的な構造、作動状態、さらに操舵時におけるピストン3
の動き、これによるラック歯6とセクタ歯7との噛合い
に伴ないセクタギヤ8が回動動作することで操舵輪が所
要の方向に転舵動作する点等は、広く知られているので
詳細な説明は省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構造に
よる従来のインテグラル型の舵取り装置(動力舵取装
置)において、入力軸側であるピストン3によるラック
のラック歯6と噛合う出力軸側であるセクタギヤ8のセ
クタ歯7は、各種の創成機械や加工装置によって、その
歯面を、機械加工として切削、研磨することにより製作
されていた。そして、このようなセクタギヤ8のセクタ
歯7において、山部7aの両側のインボリュート曲線に
よる噛合い歯面は図5に示すように一定の圧力角をもつ
ように形成され、またラック歯6の山部6aに対応する
谷部7bにおいて噛合いに関与しない歯元部7cにおけ
る隅部は曲面を呈するように形成されていた。
【0009】したがって、このようなセクタギヤ8にお
けるセクタ歯7において山部7aでは、形状として、歯
元部での強度を考慮した形状となっているが、たとえば
棒材からの切削、研磨加工により形成された場合は、図
5において符号Aで示すように、セクタ歯7の山部7a
での金属繊維の流れが分断された組織となり、金属組織
的な見地からは不十分であった。
【0010】そこで、従来から、セクタギヤ8を塑性加
工である鍛造により素材として製造し、セクタ歯7部分
に図5に波線で示すように、歯切りを施す方法も取られ
ている。ここで、図5中波線で示した図中左側部分での
外径は鍛造により成形されたセクタ素材での山部7aと
溝部7bによるセクタ歯7であって、このようなセクタ
素材のセクタ歯7に対し図中実線で示す切削面位置まで
切削、研磨加工を施すことにより、所要の形状によるセ
クタ歯7が得られるものである。
【0011】しかしながら、このような従来例では、鍛
造による金属素材の金属繊維の流れ(以下、鍛流線とい
う)と歯切り後の歯元部7cや歯先部7dでの鍛流線と
を一致させることはきわめて困難なので、前述した切削
による従来のものより強度アップを図ることは実際上困
難な状況にあり、このような点をも配慮し、前述した問
題点を解決し得る何らかの対策を講じることが望まれ
る。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、セクタギヤのセクタ歯形状を改良すること
により、成形、加工性を向上させる一方、セクタ歯を含
めたセクタギヤ全体の強度をも向上させることができる
舵取り装置のセクタギヤおよびその製造方法を得ること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る舵取り装置のセクタギヤは、セクタ
ギヤのセクタ歯を、ラック歯との噛合い歯面部分のみが
機械加工による切削、研磨によって形成するとともに、
歯元部および歯先部の少なくとも一方を塑性加工である
鍛造による素材面のままとしたものである。
【0014】また、本発明に係る舵取り装置のセクタギ
ヤは、セクタギヤ素材でのセクタ歯における歯元部の隅
部を曲面で形成するとともに、この曲面の隅部に連続し
て圧力角に沿った噛合い歯面をインボリュート曲線によ
る傾斜面によって形成したものである。
【0015】さらに、本発明に係る舵取り装置のセクタ
ギヤの製造方法は、セクタギヤを、セクタ歯形成部分
が、噛合い歯面に対応する部分では加工代を有するよう
な圧力角に沿った傾斜面とされ、歯元部に向けて連続す
るとともに歯元部と曲面交差部で交差するような形状を
もつようにして、塑性加工である鍛造によってセクタギ
ヤ素材として形成し、かつセクタ歯形成部分での歯元部
と歯先部とを除いた噛合い歯面に対応する部分に、機械
加工を施すことによりインボリュート曲線による噛合い
歯面を創成するものである。
【0016】本発明によれば、セクタギヤを塑性加工で
ある鍛造によってセクタギヤ素材として形成し、これに
より得られる噛合い歯面に対応する部分が加工代を有す
る圧力角に沿った傾斜面とされ、歯元部に向けて連続す
るとともに、歯元部と曲面交差部で交差するような形状
をもつセクタ歯形成部分において、噛合い歯面に対応す
る部分のみをインボリュート曲線による傾斜面として、
機械加工である切削、研磨により形成し、残りの歯元部
や歯先部は鍛造等による素材面のままとしてセクタ歯を
創成するので、鍛流線による金属組織によって強度を強
化できる。
【0017】ここで、上述したセクタギヤ素材を得るた
めの鍛造としては、冷間鍛造であっても、熱間鍛造であ
ってもよい。また、上述した噛合い歯面は、インボリュ
ート曲線による傾斜面であればよいが、これに限らず、
単純な傾斜面であってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1および図2(a),(b),
(c)は本発明に係る舵取り装置のセクタギヤおよびそ
の製造方法の一つの実施の形態を示すものであり、これ
らの図において前述した図3以降と同一または相当する
部分には同一番号を付し、具体的な説明は省略する。
【0019】本発明によれば、前述したような舵取りハ
ンドル側での舵取り操作に伴ってステアリングボディ1
内で軸線方向に移動可能に保持されるピストンラック3
の側面部に設けた複数のラック歯6に噛合うセクタ歯7
を有し操舵輪側に操舵力を伝達するためのセクタギヤ8
を備えている舵取り装置において、セクタギヤ8は、図
1や図2(a),(b),(c)に示すように、セクタ
歯形成部分(図1の符号7で示す部分)を含めて塑性加
工である冷間鍛造(または熱間鍛造)によってセクタギ
ヤ素材として成形される。
【0020】そして、このセクタギヤ素材のセクタ歯形
成部分における噛合い歯面22を形成するために切削さ
れる部分21に、図1において想像線で示したような切
削面形状20をもって機械加工として切削、研磨加工を
施すことにより、所要の圧力角による噛合い歯面22を
インボリュート曲線による傾斜面で形成し、かつこのセ
クタ歯7において歯元部7cや歯先部7d部分は塑性加
工である鍛造による素材面のままとしたものである。
【0021】ここで、本発明によれば、セクタギヤ素材
でのセクタ歯7における歯元部7cの隅部23,23を
曲面に形成するとともに、この曲面の隅部23,23に
連続して圧力角に沿ったインボリュート曲面による傾斜
面としての噛合い歯面22,22を形成するようにして
いる。
【0022】換言すれば、本発明によれば、セクタギヤ
8を、セクタ歯形成部分が、噛合い歯面22,22を形
成するために切削される部分では加工代を有するような
圧力角に沿った傾斜面21,21とされ、歯元部7cに
向けて連続するとともに、歯元部7cと曲面交差部2
3,23で交差するような形状をもつようにして、塑性
加工である鍛造によってセクタギヤ素材として形成し、
かつそのセクタ歯形成部分での歯元部7cと歯先部7d
とを除いた噛合い歯面22,22を形成するために切削
される部分21,21のみに、機械加工として切削、研
磨加工を施すことによりインボリュート曲線による噛合
い歯面22,22を創成するようにしたものである。
【0023】したがって、このような構成によれば、セ
クタ歯7の少なくとも歯元部7cと歯先部7dとが塑性
加工である鍛造による素材面のままとし、これにより従
来に比べて切削時間を短縮するとともに、セクタ歯形成
部分での鍛流線による強度アップを図り、セクタギヤ8
の曲げ強度を向上させ、またセクタ歯先部7dでの歯こ
ぼれ防止を図ることができる。
【0024】特に、本発明によれば、セクタ歯7におけ
る歯元部7cは塑性加工のままとしているので、鍛流線
の形成によって、セクタ歯7における歯元強度を図るこ
とができる。また、本発明によれば、セクタ歯7の機械
加工部分が最小限であり、従来鍛造品である場合にセク
タ歯7の噛合い歯面22,22を始めとする歯元部7
c、歯先部7dを全て機械加工していた場合に比べて、
セクタギヤ8の切削等の加工時間を短縮することができ
る。
【0025】さらに、本発明によれば、セクタ歯7にお
ける歯元部7cは塑性加工のままとし、かつ噛合い歯面
22,22を形成しているので、この歯元部7cでのば
りの発生を減少させることができる。
【0026】ここで、図2の(a)は鍛造によるセクタ
歯7の要部を拡大した図、(b)は図中波線20で示す
切削面により切削、研磨する部分を示す図、(c)はこ
れにより得られるセクタ歯7の山部7aに挟まれた谷部
7bを示す図である。また、図1等において想像線は噛
合い歯面22を機械加工によって形成するための素材の
際の成形面である。
【0027】さらに、上述した機械加工によって噛合い
歯面22を形成するにあたって、鍛造による素材のまま
である歯元部7cとの関係は、図2(c)において想像
線(符号25a,25bを付す)で示したように、理想
的には実線で示すように連続した歯面とすることが望ま
しいが、多少のばらつきは許容することができる。
【0028】なお、本発明は上述した実施の形態での構
造に限定されず、舵取り装置各部の形状、構造等を、適
宜変形、変更することは自由で、種々の変形例が考えら
れる。すなわち、上述した実施の形態では、舵取り装置
としてパワーステアリングに適用した場合を示したが、
マニュアル式のステアリングであっても適用できること
は勿論である。
【0029】また、セクタギヤ8でのセクタ歯7におけ
る各歯面形状等としても、図1、図2に示したような傾
斜面としてはインボリュート曲線による噛合い歯面2
2,22によるものに限らず、単純な傾斜面を始め、種
々の変形例が考えられる。さらに、このような噛合い歯
面22,22の機械加工としては、片面づつを加工して
も、あるいは両面を同時に加工してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る舵取り
装置によれば、セクタギヤを鍛造による塑性加工によっ
て形成することにより、セクタ歯形状を成形し、かつセ
クタ歯の歯元部と歯先部を除いた噛合い歯面部分のみを
機械加工によって形成するようにしたので、セクタ歯の
歯元部と歯先部とが塑性加工のままとし、これによりセ
クタ歯形成部分での鍛流線による強度アップを図り、セ
クタギヤの曲げ強度を向上させ、またセクタ歯先部での
歯こぼれ防止を図ることができる。
【0031】特に、本発明によれば、セクタ歯における
歯元部は塑性加工のままとしているので、鍛流線の形成
によって、セクタ歯における歯元強度を図ることができ
る。また、本発明によれば、セクタ歯の機械加工部分が
最小限であり、従来鍛造品である場合にセクタ歯の噛合
い歯面を始めとする歯元部、歯先部を全て機械加工して
いた場合に比べ、セクタギヤの切削等の加工時間を短縮
することができる。
【0032】さらに、本発明によれば、セクタ歯におけ
る歯元部は塑性加工のままとし、かつインボリュート曲
線による噛合い歯面を機械加工により連続するように形
成しているので、この歯元部でのばりの発生を減少させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る舵取り装置のセクタギヤの一つ
の実施の形態を示し、その特徴とするセクタ歯を有する
セクタギヤを示す概略断面図である。
【図2】 本発明に係る舵取り装置におけるセクタ歯の
成形、加工状態を(a),(b),(c)により説明す
る要部拡大図である。
【図3】 本発明を適用して好適な舵取り装置としてボ
ールねじ機構を利用したインテグラルタイプの舵取り装
置全体構成を示す概略断面図である。
【図4】 図3で示した舵取り装置におけるセクタギヤ
機構を説明するための概略断面図である。
【図5】 従来の切削または鍛造によるセクタギヤにお
けるセクタ歯の形成状態を示すセクタギヤ全体の概略断
面図である。
【符号の説明】 1…ステアリングボディ、2…バルブハウジング、3…
ピストン、6…ラック歯、6a…山部、7…セクタ歯、
7a…山部、7b…谷部、7c…歯元部、7d…歯先
部、8…セクタギヤ、20…切削面、21…傾斜面、2
2…噛合い歯面、23…曲面交差部(曲面の隅部)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舵取りハンドル側での舵取り操作に伴っ
    てステアリングボディ内で軸線方向に移動可能に保持さ
    れているピストンラックのラック歯に噛合うセクタ歯を
    有し操舵輪側に操舵力を伝達するセクタギヤを備えてい
    る舵取り装置において、 前記セクタギヤにおけるセクタ歯を、前記ラック歯との
    噛合い歯面部分のみが機械加工により形成されるととも
    に、歯元部および歯先部の少なくとも一方は塑性加工に
    よる素材面のままとされるように構成したことを特徴と
    する舵取り装置のセクタギヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の舵取り装置のセクタギヤ
    において、 セクタ歯における歯元部の隅部を曲面で形成するととも
    に、これらの隅部に連続して圧力角に沿った噛合い歯面
    をインボリュート曲線による傾斜面によって形成したこ
    とを特徴とする舵取り装置のセクタギヤ。
  3. 【請求項3】 舵取りハンドル側での舵取り操作に伴っ
    てステアリングボディ内で軸線方向に移動可能に保持さ
    れているピストンラックのラック歯に噛合うセクタ歯を
    有し操舵輪側に操舵力を伝達するセクタギヤを備えてい
    る舵取り装置において、 セクタ歯形成部分が、噛合い歯面に対応する部分では加
    工代を有するような圧力角に沿った傾斜面とされ歯元部
    に向けて連続するとともに、歯元部と曲面交差部で交差
    するような形状をもつようにして、前記セクタギヤを塑
    性加工によりセクタギヤ素材として形成し、かつ前記セ
    クタ歯形成部分での歯元部と歯先部とを除いた前記噛合
    い歯面に対応する部分に、機械加工を施すことによりイ
    ンボリュート曲線による噛合い歯面を創成することを特
    徴とする舵取り装置のセクタギヤの製造方法。
JP7220229A 1995-08-29 1995-08-29 舵取り装置のセクタギヤおよびその製造方法 Pending JPH0958487A (ja)

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