JPH0957650A - ハンマードリル - Google Patents

ハンマードリル

Info

Publication number
JPH0957650A
JPH0957650A JP7210847A JP21084795A JPH0957650A JP H0957650 A JPH0957650 A JP H0957650A JP 7210847 A JP7210847 A JP 7210847A JP 21084795 A JP21084795 A JP 21084795A JP H0957650 A JPH0957650 A JP H0957650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool holder
rotation
switching
locked
knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7210847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3424880B2 (ja
Inventor
Takao Arakawa
琢雄 荒川
Masao Miwa
正夫 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP21084795A priority Critical patent/JP3424880B2/ja
Priority to US08/695,983 priority patent/US5842527A/en
Priority to EP96306001A priority patent/EP0759342B1/en
Priority to DE69610953T priority patent/DE69610953T2/de
Publication of JPH0957650A publication Critical patent/JPH0957650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424880B2 publication Critical patent/JP3424880B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D16/00Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
    • B25D16/006Mode changers; Mechanisms connected thereto

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モード切換の構造を合理的にして、設計や修理
交換に要するコストを低減させる。 【構成】ハンマードリル1の切換機構60において、チ
ェンジリンク61のリンク部63の長孔63aへ、切換
ツマミ65へ突設された偏心ピン67が貫通して、切換
ツマミ65の回動による偏心ピン67の上下方向の移動
でチェンジリンク61は上下動し、ホルダ部62が把持
するチェンジキー48,48を上下動させてスリーブ4
7と係脱させる。又偏心ピン67は、ツールホルダ17
の大径部20に外嵌され、圧縮スプリング78によって
後方へ付勢されるロックリング74の切除部76へ係止
し、切換ツマミ65の回動による偏心ピン67の左右方
向の移動でロックリング74を軸方向へ移動させ、係合
歯79をツールホルダ17の係合突起21へ係脱させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内へ回
動可能に軸支され、ビットを一体回転可能に装着したツ
ールホルダとモータとの間に回転伝達機構を設けると共
に、前記ビットに打撃作動を伝達する打撃作動機構を備
えたハンマードリルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンマードリルは特公昭61−1
9395号公報に開示の如く、工具ホルダと一体でハウ
ジング内で回動可能に軸支されたシリンダに、シリンダ
と一体回転し、軸方向にスライド可能な連結部材を設け
てその前後へ係合爪を形成し、連結部材の後方には、モ
ータ軸から回転伝達されるベベルギヤを遊嵌する一方、
連結部材の前方には、ハウジングと一体の係止爪を設
け、連結部材をベベルギヤと係止爪との間でスライドさ
せることで、ハウジング側の係止爪と係止させるロック
位置、ベベルギヤ側の係止爪と係止させてツールホルダ
へ回転伝達を行う連結位置、両者共に係止しない空転位
置というように、連結部材の移動操作によって各モード
へ切換可能とした構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造では、1つの
連結部材に回転切換とロックとの2機能用の結合部を夫
々設けるものであるが、夫々の結合部では、荷重の大き
さや加わり方が異なるため、連結部材の設計が困難とな
る。又片方の係合部が破損等すると、連結部材ごと交換
する必要があり、コスト面での無駄が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、このよ
うなモード切換の構造や設計を容易にして、製造や修理
交換等に要するコストを低減させるハンマードリルを提
供するもので、その構成は、前記回転伝達機構に、移動
によりツールホルダへの回転を伝達又は遮断する切換部
材を備える一方、前記ツールホルダに、移動によりツー
ルホルダに設けた被係止部と係脱するロック部材を設
け、更に前記切換部材とロック部材とを操作部材で連結
して、該操作部材の操作により、切換部材をツールホル
ダへの回転伝達位置へ移動させると共に、ロック部材を
ツールホルダの被係止部との離脱位置へ移動させる回転
及び打撃作動状態と、切換部材をツールホルダへの回転
遮断位置へ移動させると共に、ロック部材を被係止部と
の離脱位置へ移動させるツールホルダの空転状態と、そ
して、切換部材をツールホルダへの回転遮断位置へ移動
させると共に、ロック部材を被係止部との係止位置へ移
動させるツールホルダの回転ロック状態とに夫々切換可
能としたことを特徴とするものである。又前記操作部材
を、前記ロック部材と連係し、その操作によって前記ツ
ールホルダの被係止部に対するロック部材の係脱移動を
させる切換ツマミと、一端を前記切換ツマミに、他端を
前記切換部材に夫々連結され、前記切換ツマミの操作に
連動してツールホルダに対する切換部材の回転伝達又は
回転遮断移動をさせるリンク部材とで構成することがで
きる。又前記回転伝達機構を、前記モータからの回転伝
達により回転するギヤと、そのギヤを同軸で遊挿し、ツ
ールホルダ側へ直交状に噛合して回転伝達を行う回転軸
とで構成し、前記切換部材を、前記回転軸と一体回転可
能且つ回転軸に沿って移動可能で、前記ギヤと係脱する
キー部材とし、更に前記ロック部材を、ツールホルダと
同軸で、軸方向へ移動可能に外嵌されるスリーブ部材と
する一方、前記切換ツマミに、前記スリーブ部材へ直交
状に係止する偏心ピンを設けると共に、その切換ツマミ
をハウジングに軸支させ、更に前記リンク部材の一端を
前記偏心ピンに貫通させて、他端を前記キー部材へ連結
し、前記切換ツマミの回動操作に伴う前記偏心ピンの円
運動により、前記スリーブ部材を軸方向へ移動させて前
記被係止部との係脱を、前記リンク部材を前記回転軸と
平行に移動させ前記キー部材の連動によるギヤとの係脱
を夫々行わせる構成とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1はハンマードリル1の縦断面図
で、外側のハウジング2内には、ハウジングキャップ4
と、ハウジングキャップ4にネジ結合されるクランクハ
ウジング5とによって支持される作動機構3と、クラン
クハウジング5、ギヤハウジング6によって支持され、
前記作動機構3へモータ9からの回転伝達を行う伝達機
構40とが夫々構成される。更に作動機構3と伝達機構
40間には、打撃モード、ニュートラル、打撃+回転モ
ードの3つのモードへ作動を切り換え可能な切換機構6
0が介在されている。最初に作動機構3について説明す
る。尚本実施の形態では、ビット7側を前方、ハンドル
8側を後方、図1の上側を上方、下側を下方とする。ハ
ンマードリルの後方で上下方向に配置されるモータ9の
モータ軸9aは、クランクハウジング5内後方で上下方
向に軸支されるクランクシャフト10と一体のギヤ11
に噛合し、クランクシャフト10の上方へ偏心させて突
設された連結ピン12に、コネクティングロッド13を
介してピストン14が連結されて、ここでモータ軸9a
の回転がピストン14の往復動に変換される。尚前記ク
ランクシャフト10は、断面で示すように上方を開口さ
せた中空部材となっており、軽量化が図られている。又
前記ピストン14は筒状のシリンダ15に内設されてい
る。シリンダ15はアルミニウム製で、その後方部位を
クランクハウジング5に把持固定されて前方へ伸長し、
前半部には、同軸でスライドスリーブ16、ツールホル
ダ17が夫々外嵌されている。まずツールホルダ17
は、ビット7を着脱する小径部18、前記ハウジングキ
ャップ4に設けたボールベアリング4aによって軸支さ
れる中径部19、そして前記スライドスリーブ16に外
嵌される大径部20とからなり、小径部18は、ハウジ
ング2から前方へ突出し、ここにチャックスリーブ80
が押圧するローラ81,81によってビット7の係止溝
7a,7aが係止されてビット7が一体回転可能に把持
され、後方の大径部20は、外周へ形成した係合突起2
1,21・・の後半部分が、伝達機構40のシャフト2
5に噛合してメタル22に軸支されるベベルギヤ23前
端の係合歯24と噛合しており、モータ9から伝達機構
40を介してツールホルダ17が回転可能となってい
る。次にスライドスリーブ16は、ツールホルダ17の
大径部20とシリンダ15との間で前後へスライド可能
に遊挿される合成樹脂製の筒状体で、前端に形成した折
返し部16aがシリンダ15の前端に当接して後方位置
の規制がされ、前方側には、中径部19との間でワッシ
ャー26、ゴム27が前後移動可能に配置されて、この
ワッシャー26等が中径部19に当接するまで前進可能
となる。一方スライドスリーブ16の後方には、ベベル
ギヤ23との間に圧縮スプリング29が配置されて、ス
ライドスリーブ16を前方へ付勢しているが、この圧縮
スプリング29との間にはシリンダ15に外嵌された鉄
製の受けリング28が介在されている。
【0006】そしてシリンダ15内には、ピストン14
の前方に空気室30を介して打撃子31が前後移動可能
に配置され、その前方に第2空気室32を形成する一
方、ツールホルダ17の中径部19内には、中間子33
が同じく前後移動可能に配置されている。又シリンダ1
5の空気室30の位置には、1つの補充孔34と、6つ
の空気孔35,35・・が夫々穿設されると共に、第2
空気室32にも6つの通気孔36,36・・が穿設され
ている。まず空気室30側の補充孔34は、空気室30
の空気損失を補充するもので、空気孔35は、スライド
スリーブ16の折返し部16aがシリンダ15の先端に
当接する後退位置でのみ、同時に後退する受けリング2
8に閉塞されている(図2)。更にスライドスリーブ1
6の前方部には、図3にも示すように、大幅のスリット
37,37・・、小幅のスリット38,38・・が夫々
軸方向に形成され、加えてツールホルダ17の大径部2
0においてシリンダ15の通気孔36の外周位置には、
6つの透孔39,39・・と、その前方よりで軸方向の
位置を透孔39とずらせた6つの補助孔39a,39a
・・とが夫々穿設されているが、スライドスリーブ16
のスリット37,38は、スライドスリーブ16が前
進、後退位置何れにあっても、通気孔36と連通できる
ように、又ツールホルダ17の透孔39,補助孔39a
は、ツールホルダ17が回転しても前記スリット37,
38と連通できるように夫々設けられたものである。
【0007】以上の如く構成された作動機構3は、通常
の作業時にはツールホルダ17の先端からビット7を挿
入し、当接した中間子33を押し込むと、中間子33が
ワッシャー26、ゴム27を後退させてスライドスリー
ブ16の折返し部16aに当接し、スライドスリーブ1
6と受けリング28とを圧縮スプリング29の付勢に抗
して後退させる(図1の位置)。この時空気孔35は受
けリング28によって閉塞されるから、ここでピストン
14が進退動すると、空気室30が空気バネの作用を奏
して打撃子31を連動させ、第2空気室32内へ突出し
た中間子33の後端を打撃し、ビット7へ打撃作用を伝
達する。又第2空気室32は、スライドスリーブ16の
スリット37,38、ツールホルダ17の大径部20の
透孔39或は補助孔39aによって外部へ連通している
から、スライドスリーブ16の前後移動やツールホルダ
17の回転があっても、ここでの空気の反発はなく、打
撃力の損失は生じない。尚ワッシャー26、ゴム27
は、この時のビット7からの反動を緩衝して後方への衝
撃を和らげるものとなっている。そして空打ち時には、
打撃子31の最初の打撃でビット7が、図4のように係
止溝7aの後端がローラ81,81に当接するまで前進
し、同時に中間子33が小径部18に当接するまで、ワ
ッシャー26、ゴム27が圧縮スプリング29の付勢に
より中径部19へ当接するまで前進する。この時スライ
ドスリーブ16と受けリング28も同図の位置へ前進す
るが、これにより閉塞されていた空気孔35が開放され
るため、空気室30の空気バネの作用は失われ、ピスト
ン14との打撃子31の連動は遮断されると共に、打撃
子31は前進した中間子33の後端に当接する位置で停
止し、その後の空打ちは防止されることになる。又この
時にも第2空気室32は、通気孔36から長めのスリッ
ト37,38、透孔39或は補助孔39aによって外部
へ連通しているため、ここでの空気が反発を起こして打
撃子31をピストン14側へ押し返す虞れは生じない。
【0008】このように上記ハンマードリル1において
は、シリンダ15を、回転伝達を行うツールホルダ17
と別体にしてハウジング内へ固定し、空打ち防止を行う
空気孔35の開閉は、スライドスリーブ16の前後移動
で行わせる作動機構3を備えたことで、シリンダ15を
アルミニウム等の軽量材料で形成でき、軽量化と低コス
トが達成可能となるのである。尚上記実施の形態ではス
ライドスリーブ16と受けリング28とを別体に設けた
が、これらを一体にしても差し支えなく、又第2空気室
32の空気をツールホルダ17の外部へ排気する通気孔
36、スリット37,38、透孔39、補助孔39aの
数や形状も適宜変更可能である。
【0009】次に伝達機構40について説明する。図5
において、前記ベベルギヤ23と噛合するシャフト25
は、ボールベアリング41,42によってモータ軸9a
と平行に軸支され、その略中央部には、シャフト25と
一体のワッシャー43,44によって軸方向への移動を
規制され、筒部46と、筒部46に周設した円盤部47
とからなるスリーブ45が回動可能に遊嵌されている。
又シャフト25の軸方向には、図6にも示す如く、対称
なスライド溝25a,25aが形成されており、夫々の
スライド溝25a,25aに、ワッシャー44を遊貫す
るチェンジキー48,48が夫々上下に摺動可能に挿入
されるが、上部に突設された突起49,49により、チ
ェンジキー48,48は上下のワッシャー43,44の
間で上下動の範囲を規制されている。更にスリーブ45
における筒部46の内周面上半部には、4つの切込部5
0,50・・が形成されており、チェンジキー48,4
8の上限位置では、対称な2つの切込部50,50に前
記突起49,49が係合してスリーブ45とシャフト2
5とを一体回転させ、チェンジキー48,48の下限位
置では、突起49,49は切込部50,50から離脱し
て、スリーブ45の回転はシャフト25へ伝達されなく
なるが、このチェンジキー48,48は、チェンジキー
48,48の下部へ環装される連結リング51が、後述
する切換機構60におけるチェンジリンク61のホルダ
部62の溝62aに把持されることで、チェンジリンク
61の上下操作に従って上下動するものとなっている。
【0010】一方スリーブ45の円盤部47には、モー
タ軸9aと噛合するヘリカルギヤ52が同軸で遊嵌さ
れ、円盤部47の外周には、放射状に8つの連結凹部4
7a,47a・・が、ヘリカルギヤ52の内周には、同
じく8つの連結凹部52a,52a・・が夫々設けられ
て、両連結凹部47a,52aが合致して放射状のクラ
ッチ溝53,53・・を形成すると共に、各クラッチ溝
53,53・・に夫々ボール54,54・・がフリー状
態で挿入されている。又その上方で筒部46には、外周
へゆくに従って厚さが薄くなるテーパ部55aを下面に
周設した抑えリング55が遊嵌されて、この抑えリング
55は、クリップ56で上端を係止され、筒部46へ向
き合わせて遊嵌された2枚の皿バネ57,58によって
下方へ付勢されている。よって常態では下方へ付勢され
る抑えリング55のテーパ部55aが、ボール54をク
ラッチ溝53の放射方向へ夫々付勢することになり、こ
の位置のボール54により各連結凹部47a,52aが
連結されて、ヘリカルギヤ52とスリーブ45とが一体
回転するものとなる。つまり抑えリング55によってボ
ール54の放射方向に変換される皿バネ57,58の押
圧力が、シャフト25へのトルク制限を行うことにな
る。
【0011】以上の如く構成された伝達機構40におい
ては、チェンジリンク61が上方に位置して突起49,
49がスリーブ45の切込部50,50に係止した状態
では、モータ軸9aの回転によりヘリカルギヤ52が回
転すると、このとき皿バネ57,58の付勢により押圧
される抑えリング55は、各クラッチ溝53内のボール
54を夫々放射方向へ付勢し、ヘリカルギヤ52とスリ
ーブ45の円盤部47とを一体化させているから、ヘリ
カルギヤ52と共にスリーブ45も回転し、切込部5
0,50に係止した突起49,49によってチェンジキ
ー48,48を介してシャフト25が回転して、ベベル
ギヤ23へ回転伝達を行い、前述のようにツールホルダ
17を回転させるものとなる。そしてこの回転作動時に
ツールホルダ17側に回転抵抗が生じて、皿バネ57,
58の押圧による設定トルク値を超えると、クラッチ溝
53内の各ボール54が、抑えリング55の押圧に抗し
てテーパ部55aに摺接しながら回転中心側へ移動する
(図7)。すると各クラッチ溝53における連結凹部4
7a,52aの一体化が解かれて、ヘリカルギヤ52か
らの回転はスリーブ45の円盤部47へ伝達されなくな
り、過負荷クラッチとして機能することになる。特に皿
バネはその特性として、弾性限度に近い荷重に近づくほ
どたわみ量の変化が小さくなるが、上記伝達機構40を
備えたハンマードリル1においては、皿バネ57,58
による軸方向への押圧力を、抑えリング55のテーパ部
55aとクラッチ溝53のボール54により円盤部47
の半径方向へ変換する構造としたことで、皿バネのたわ
み量の変化が小さい荷重の範囲で抑えリング55への押
圧力を設定でき、安定した設定トルク値が得られること
になる。又工具ごとにムラが生じないから、押圧力の調
整用にネジ部材を設けたりする必要がなく、組付けの手
間もかからない。尚皿バネやクラッチ溝の数や形状は上
記形態に限定せず、適宜増減や形状変更可能で、勿論上
記伝達機構はハンマードリル以外の他の電動工具にも適
用することができる。
【0012】次に切換機構60について説明する。図5
及び図8、9において、前記チェンジリンク61は、チ
ェンジキー48,48を把持するホルダ部62と、その
ホルダ部62と直角に連なるリンク部63とからなり、
リンク部63の先端へ前後方向に設けた長孔63aへ、
切換ツマミ65へ突設された偏心ピン67が貫通してい
る。この切換ツマミ65は、ハウジング2とクランクハ
ウジング5とで形成される挿通孔64へ、円柱形の貫通
部66が軸支されて回動可能となっており、貫通部66
の先端周縁には抜け止め部66aが形成されている。又
前記貫通部66は、ハウジング2の外部で一端を開口さ
せた角筒形の操作部68の開口よりの端部を一体に連結
し、その操作部68に、ストッパ69を遊挿すると共
に、これを圧縮スプリング71によって突出方向へ付勢
しているが、このストッパ69へ直交状に突設したピン
70が、ハウジング2へ設けた円弧状のスリット72へ
挿通されて操作部68からの抜け止めがなされている。
このスリット72には、前後(0度と180度)と、そ
の間の中間(90度)位置に、夫々円弧中心へ向けた切
込73a,73b,73cを設けており、切換ツマミ6
5の回転時には、ピン70がスリット72にガイドされ
るが、各切込の位置では、圧縮スプリング71の付勢に
よりピン70が係止して、当該位置(90度毎)で停止
可能となっている。
【0013】一方ツールホルダ17の大径部20の外周
には、クランクハウジング5の内周に形成した摺動歯5
aと噛合するピニオン74a,74a・・を外周に形成
して前後移動可能なロックリング74が外嵌されてい
る。このロックリング74は、ハウジングキャップ4に
圧入されるベアリング押え77との間に配した圧縮スプ
リング78によって後方へ付勢されると共に、その側方
の面取部75に四角形の切除部76を有し、ここにチェ
ンジリンク61の長孔63aを貫通する切換ツマミ65
の偏心ピン67が係止している。又ロックリング74の
後端部内周には、ツールホルダ17の係合突起21の前
半部分へ噛合する係合歯79,79・・が周設されてい
る。よってここでは切換ツマミ65の90度毎の回転に
伴い、偏心ピン67は、図5での位置を0度(ピン70
は切込73aに係止)とすれば、90度(ピン70は切
込73bに係止)では左下、180度(ピン70は切込
73cに係止)では右下位置へ移動することになるが、
この偏心ピン67の上下方向の移動分に従って、チェン
ジリンク61が上下動してホルダ部62が把持するチェ
ンジキー48,48を上下動させ、前後方向の移動分に
従って、ロックリング74が前後移動して係合突起21
との係脱を行わせることになる。
【0014】以上の如く構成された切換機構60におい
ては、切換ツマミ65の回転位置により3つのモードが
選択可能となる。即ち図10に示すように、まず0度位
置の同図(A)では、左上にある偏心ピン67は、ロッ
クリング74を係合突起21との離反位置、チェンジリ
ンク61を上限位置で夫々規制し、チェンジキー48,
48の突起49,49をスリーブ45の切欠部50,5
0へ係止させる。よってここでは、先に説明したよう
に、ピストン14、打撃子31、中間子33による打撃
作動に加えて、シャフト25の回転によりベベルギヤ2
3、ツールホルダ17が回転する回転+打撃モードとな
る。次にここから切換ツマミ65を90度回転させる
と、同図(B)のように偏心ピン67は、切除部76の
左下へ移動するのみでロックリング74の前記離反位置
を維持するが、チェンジリンク61を下限位置へ移動さ
せて、チェンジキー48,48の突起49,49をスリ
ーブ45の切欠部50,50から離脱させるから、スリ
ーブ45の回転はシャフト25へ伝達されず、打撃作動
は得られるが、ツールホルダ17はフリー回転可能なニ
ュートラル(空転状態)となる。そしてここから更に切
換ツマミ65を180度位置へ回転させると、同図
(C)のように偏心ピン67は、右下へ移動してロック
リング74を後退させ、係合歯79を係合突起21と係
止させてツールホルダ17の回転をロックする。この時
チェンジリンク61は下限位置のままであるから、スリ
ーブ45からシャフト25への回転伝達はなされず、打
撃作動のみが得られる打撃モードとなる。よってタガネ
等でビット7の角度決めが必要な場合、同図(B)のニ
ュートラルでツールホルダ17をフリーにしてビット7
を所定の角度へ合わせてから、切換ツマミ65を同図
(C)の打撃モードへ合わせれば、当該位置でビット7
の角度が固定されることになり、ハツリ作業等に非常に
至便となる。
【0015】このように上記切換機構60によれば、シ
ャフト25への回転伝達の切換とツールホルダ17の回
転ロックの切換を別個の部材で、而も別々の箇所で行う
ようにしたから、スリーブ45とロックリング74に加
わる異なった荷重に対し、夫々適合した設計が行え、耐
久性の維持を図ることができる。又一方の部品が破損し
てもその交換のみで済むから、コストアップの抑制にも
繋がることとなる。特にここでは別個に分けた部材で
も、切換ツマミ65の操作による偏心ピン67の回転を
ロックリング74やチェンジリンク61、チェンジキー
48と連係させて合理的にモードの切換を行えるように
したことで、良好な操作性が得られるのである。尚上記
実施の形態ではロック部材としてのロックリング74を
ツールホルダ17の軸方向、キー部材としてのチェンジ
キー48をその交差方向に夫々移動させて回転伝達やロ
ックの切換を行うものとしたが、先の伝達機構40の形
態によってはどちらも軸方向へ移動させて切り換える形
態も採用できる。
【0016】
【発明の効果】以上本発明によれば、ツールホルダへの
回転伝達とロックの切換を夫々別の部材を用いて別の箇
所で行うようにしたことで、各部材の設計が容易とな
り、一方の部材が破損等してもその交換のみで済み、コ
ストアップの抑制に繋がる。又これら別個の部材の操作
は、両部材に連結された操作部材により行えるから、モ
ード切換の操作性も良好となる。又操作部材を前記切換
ツマミとリンク部材とで構成すると、切換部材とロック
部材の双方の操作が切換ツマミの操作のみで行える合理
的な構造となる。又回転伝達機構を前記ギヤと回転軸と
で構成し、切換部材を前記キー部材、ロック部材を前記
スリーブ部材とし、切換ツマミに設けた偏心ピンによっ
て前記リンク部材と連結する構成とすれば、切換ツマミ
の回動操作に伴う偏心ピンの円運動によりスリーブ部材
とキー部材とが移動し、モードの切換が合理的且つ円滑
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンマードリルの縦断面図である。
【図2】空気室の位置でのシリンダと受けリングの断面
説明図である。
【図3】第2空気室の位置でのシリンダとスライドスリ
ーブ、ツールホルダの断面説明図である。
【図4】空打ち時の作動説明図である。
【図5】伝達機構の説明図である。
【図6】伝達機構の説明図である。
【図7】伝達機構の説明図である。
【図8】切換機構の説明図である。
【図9】切換機構の説明図である。
【図10】(A)切換機構の作動説明図である。 (B)切換機構の作動説明図である。 (C)切換機構の作動説明図である。
【符号の説明】
1・・ハンマードリル、2・・ハウジング、3・・作動
機構、5・・クランクハウジング、6・・ギヤハウジン
グ、7・・ビット、9・・モータ、10・・クランクシ
ャフト、14・・ピストン、15・・シリンダ、16・
・スライドスリーブ、17・・ツールホルダ、21・・
係合突起、23・・ベベルギヤ、24・・係合歯、25
・・シャフト、30・・空気室、31・・打撃子、32
・・第2空気室、33・・中間子、40・・伝達機構、
45・・スリーブ、48・・チェンジキー、51・・連
結リング、52・・ヘリカルギヤ、53・・クラッチ
溝、54・・ボール、55・・抑えリング、57,58
・・皿バネ、60・・切換機構、61・・チェンジリン
ク、65・・切換ツマミ、67・・偏心ピン、74・・
ロックリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内へ回動可能に軸支され、ビ
    ットを一体回転可能に装着したツールホルダとモータと
    の間に回転伝達機構を設けると共に、前記ビットに打撃
    作動を伝達する打撃作動機構を備えたハンマードリルに
    おいて、 前記回転伝達機構に、移動によりツールホルダへの回転
    を伝達又は遮断する切換部材を備える一方、前記ツール
    ホルダに、移動によりツールホルダに設けた被係止部と
    係脱するロック部材を設け、更に前記切換部材とロック
    部材とを操作部材で連結して、該操作部材の操作によ
    り、切換部材をツールホルダへの回転伝達位置へ移動さ
    せると共に、ロック部材をツールホルダの被係止部との
    離脱位置へ移動させる回転及び打撃作動状態と、切換部
    材をツールホルダへの回転遮断位置へ移動させると共
    に、ロック部材を被係止部との離脱位置へ移動させるツ
    ールホルダの空転状態と、そして、切換部材をツールホ
    ルダへの回転遮断位置へ移動させると共に、ロック部材
    を被係止部との係止位置へ移動させるツールホルダの回
    転ロック状態とに夫々切換可能としたハンマードリル。
  2. 【請求項2】 前記操作部材を、前記ロック部材と連係
    し、その操作によって前記ツールホルダの被係止部に対
    するロック部材の係脱移動をさせる切換ツマミと、一端
    を前記切換ツマミに、他端を前記切換部材に夫々連結さ
    れ、前記切換ツマミの操作に連動してツールホルダに対
    する切換部材の回転伝達又は回転遮断移動をさせるリン
    ク部材とで構成した請求項1に記載のハンマードリル。
  3. 【請求項3】 前記回転伝達機構を、前記モータからの
    回転伝達により回転するギヤと、そのギヤを同軸で遊挿
    し、ツールホルダ側へ直交状に噛合して回転伝達を行う
    回転軸とで構成し、前記切換部材を、前記回転軸と一体
    回転可能且つ回転軸に沿って移動可能で、前記ギヤと係
    脱するキー部材とし、更に前記ロック部材を、ツールホ
    ルダと同軸で、軸方向へ移動可能に外嵌されるスリーブ
    部材とする一方、前記切換ツマミに、前記スリーブ部材
    へ直交状に係止する偏心ピンを設けると共に、その切換
    ツマミをハウジングに軸支させ、更に前記リンク部材の
    一端を前記偏心ピンに貫通させて、他端を前記キー部材
    へ連結し、前記切換ツマミの回動操作に伴う前記偏心ピ
    ンの円運動により、前記スリーブ部材を軸方向へ移動さ
    せて前記被係止部との係脱を、前記リンク部材を前記回
    転軸と平行に移動させ前記キー部材の連動によるギヤと
    の係脱を夫々行わせるものとした請求項2に記載のハン
    マードリル。
JP21084795A 1995-08-18 1995-08-18 ハンマードリル Expired - Fee Related JP3424880B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21084795A JP3424880B2 (ja) 1995-08-18 1995-08-18 ハンマードリル
US08/695,983 US5842527A (en) 1995-08-18 1996-08-15 Hammer drill with a mode change-over mechanism
EP96306001A EP0759342B1 (en) 1995-08-18 1996-08-16 Hammer drill with a mode change-over mechanism
DE69610953T DE69610953T2 (de) 1995-08-18 1996-08-16 Bohrhammer mit einem Betriebsart-Umschaltmechanismus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21084795A JP3424880B2 (ja) 1995-08-18 1995-08-18 ハンマードリル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0957650A true JPH0957650A (ja) 1997-03-04
JP3424880B2 JP3424880B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=16596100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21084795A Expired - Fee Related JP3424880B2 (ja) 1995-08-18 1995-08-18 ハンマードリル

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5842527A (ja)
EP (1) EP0759342B1 (ja)
JP (1) JP3424880B2 (ja)
DE (1) DE69610953T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176321B1 (en) * 1998-09-16 2001-01-23 Makita Corporation Power-driven hammer drill having an improved operating mode switch-over mechanism
JP2002059375A (ja) * 2000-07-07 2002-02-26 Hilti Ag 手持ち式電動工具装置
JP2005297183A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Hilti Ag ハンマドリル装置
JP2006289576A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Hitachi Koki Co Ltd ハンマドリル
JP2008260096A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Makita Corp ハンマードリル
JP2011156603A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
JP2012171066A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2013107142A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Makita Corp ハンマードリル

Families Citing this family (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5664634A (en) * 1995-10-23 1997-09-09 Waxing Corporation Of America, Inc. Power tool
CH692658A5 (de) * 1996-06-15 2002-09-13 Bosch Gmbh Robert Elektrokombihammer.
DE19717712A1 (de) * 1997-04-18 1998-10-22 Black & Decker Inc Bohrhammer
DE19902187A1 (de) * 1998-03-04 1999-09-16 Scintilla Ag Gangumschaltbares Planetengetriebe
US6142242A (en) * 1999-02-15 2000-11-07 Makita Corporation Percussion driver drill, and a changeover mechanism for changing over a plurality of operating modes of an apparatus
DE19937767B4 (de) * 1999-08-10 2004-09-09 Hilti Ag Handgeführter elektrischer Kombihammer
JP3688943B2 (ja) * 1999-08-26 2005-08-31 株式会社マキタ ハンマードリル
DE19942156A1 (de) * 1999-09-03 2001-03-08 Hilti Ag Umschalteinrichtung für multifunktionale handgeführte Werkzeugmaschinen
GB0008465D0 (en) * 2000-04-07 2000-05-24 Black & Decker Inc Rotary hammer mode change mechanism
US6202759B1 (en) * 2000-06-24 2001-03-20 Power Network Industry Co., Ltd. Switch device for a power tool
DE10164906B4 (de) * 2000-10-20 2006-05-04 Hitachi Koki Co., Ltd. Bohrhammer
JP4281273B2 (ja) * 2000-10-20 2009-06-17 日立工機株式会社 ハンマドリル
US6676557B2 (en) * 2001-01-23 2004-01-13 Black & Decker Inc. First stage clutch
US7101300B2 (en) 2001-01-23 2006-09-05 Black & Decker Inc. Multispeed power tool transmission
DE60208882T2 (de) * 2001-02-26 2006-10-19 Diedrich Drill, Inc. Schallbohrkopf
DE10111748A1 (de) * 2001-03-12 2002-09-19 Hilti Ag Schaltwerk für ein kombiniertes Handwerkzeuggerät
DE10127103B4 (de) * 2001-06-02 2008-08-21 Robert Bosch Gmbh Werkzeughalterung
US7066691B2 (en) * 2002-01-25 2006-06-27 Black & Decker Inc. Power drill/driver
GB0213289D0 (en) * 2002-06-11 2002-07-24 Black & Decker Inc Rotary hammer
GB0213464D0 (en) * 2002-06-12 2002-07-24 Black & Decker Inc Hammer
GB0214772D0 (en) 2002-06-26 2002-08-07 Black & Decker Inc Hammer
GB2394517A (en) * 2002-10-23 2004-04-28 Black & Decker Inc Powered hammer having a spindle lock with synchronising element
TW554792U (en) * 2003-01-29 2003-09-21 Mobiletron Electronics Co Ltd Function switching device of electric tool
TW556637U (en) * 2003-02-24 2003-10-01 Mobiletron Electronics Co Ltd Power tool
EP1468789A3 (en) * 2003-04-17 2008-06-04 BLACK & DECKER INC. Clutch for rotary power tool and rotary power tool incorporating such clutch
GB0311045D0 (en) * 2003-05-14 2003-06-18 Black & Decker Inc Rotary hammer
DE10333799B3 (de) * 2003-07-24 2005-02-17 Wacker Construction Equipment Ag Hohlkolbenschlagwerk mit Luftausgleichs- und Leerlauföffnung
US6886643B2 (en) * 2003-09-05 2005-05-03 Credo Technology Corporation Shaft lock mechanism for a rotary power hand tool
JP4405900B2 (ja) * 2004-03-10 2010-01-27 株式会社マキタ インパクトドライバ
DE102004025951A1 (de) * 2004-05-27 2005-12-22 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine, insbesondere Bohr- und/oder Schlaghammer
JP4509662B2 (ja) * 2004-06-16 2010-07-21 株式会社マキタ 電動打撃工具
JP4515181B2 (ja) * 2004-07-20 2010-07-28 株式会社マキタ 電動ハンマドリル
JP4647957B2 (ja) 2004-08-27 2011-03-09 株式会社マキタ 作業工具
DE102004045117A1 (de) * 2004-09-17 2006-03-23 Robert Bosch Gmbh Schaltvorrichtung
DE102004051911A1 (de) * 2004-10-26 2006-04-27 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine, insbesondere Bohrschrauber
US7308948B2 (en) * 2004-10-28 2007-12-18 Makita Corporation Electric power tool
US7306048B2 (en) * 2004-11-24 2007-12-11 Hitachi Koki Co., Ltd. Hammer drill having switching mechanism for switching operation modes
DE102004057686A1 (de) * 2004-11-30 2006-06-01 Robert Bosch Gmbh Schaltvorrichtung
DE102004058175B4 (de) * 2004-12-02 2019-10-31 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit anatomisch verbessertem Schaltelement
ATE396841T1 (de) * 2004-12-23 2008-06-15 Black & Decker Inc Kraftwerkzeuggehäuse
EP1674207B1 (en) * 2004-12-23 2008-12-10 BLACK & DECKER INC. Power tool
EP1674213B1 (en) * 2004-12-23 2008-10-01 BLACK & DECKER INC. Power tool cooling
EP1674743B1 (en) * 2004-12-23 2014-01-22 Black & Decker Inc. Drive mechanism for a power tool
US20060213675A1 (en) * 2005-03-24 2006-09-28 Whitmire Jason P Combination drill
DE102005041448A1 (de) * 2005-08-31 2007-03-01 Robert Bosch Gmbh Handbohrmaschine mit Schaltgetriebe
US7410007B2 (en) * 2005-09-13 2008-08-12 Eastway Fair Company Limited Impact rotary tool with drill mode
JP4628963B2 (ja) * 2006-01-12 2011-02-09 株式会社マキタ 作業工具
JP4686372B2 (ja) * 2006-02-01 2011-05-25 株式会社マキタ 衝撃式作業工具
US7980324B2 (en) 2006-02-03 2011-07-19 Black & Decker Inc. Housing and gearbox for drill or driver
JP4812471B2 (ja) * 2006-03-09 2011-11-09 株式会社マキタ 作業工具
DE102006059078A1 (de) * 2006-12-14 2008-06-19 Robert Bosch Gmbh Elektrogerät mit aufgerastetem drehbarem Bedienungselement
JP2008183633A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Makita Corp ハンマドリル
DE102007010180A1 (de) * 2007-03-02 2008-09-04 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
DE102007009986A1 (de) * 2007-03-02 2008-09-04 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
US8485274B2 (en) * 2007-05-14 2013-07-16 Makita Corporation Impact tool
US7806198B2 (en) * 2007-06-15 2010-10-05 Black & Decker Inc. Hybrid impact tool
TWM330892U (en) * 2007-09-11 2008-04-21 Mobiletron Electronics Co Ltd Electric tool
CN101396821B (zh) * 2007-09-28 2011-03-02 苏州宝时得电动工具有限公司 冲击钻
DE102007050307A1 (de) * 2007-10-22 2009-04-23 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
US7798245B2 (en) 2007-11-21 2010-09-21 Black & Decker Inc. Multi-mode drill with an electronic switching arrangement
US7717192B2 (en) 2007-11-21 2010-05-18 Black & Decker Inc. Multi-mode drill with mode collar
US7854274B2 (en) 2007-11-21 2010-12-21 Black & Decker Inc. Multi-mode drill and transmission sub-assembly including a gear case cover supporting biasing
US7762349B2 (en) 2007-11-21 2010-07-27 Black & Decker Inc. Multi-speed drill and transmission with low gear only clutch
US7717191B2 (en) 2007-11-21 2010-05-18 Black & Decker Inc. Multi-mode hammer drill with shift lock
US7735575B2 (en) 2007-11-21 2010-06-15 Black & Decker Inc. Hammer drill with hard hammer support structure
US7770660B2 (en) 2007-11-21 2010-08-10 Black & Decker Inc. Mid-handle drill construction and assembly process
US20090320625A1 (en) * 2008-04-28 2009-12-31 Michael Rogler Kildevaeld Oscillating rotary tool attachment
CN201201225Y (zh) * 2008-05-20 2009-03-04 东莞群胜粉末冶金有限公司 冲击钻的冲击切换装置
EP2127820A1 (en) * 2008-05-26 2009-12-02 Max Co., Ltd. Driving tool
TWI350236B (en) * 2008-08-20 2011-10-11 Bo Shen Chen Power tool connector with imapct and vibration function
US8251158B2 (en) 2008-11-08 2012-08-28 Black & Decker Inc. Multi-speed power tool transmission with alternative ring gear configuration
US8631880B2 (en) * 2009-04-30 2014-01-21 Black & Decker Inc. Power tool with impact mechanism
US8460153B2 (en) 2009-12-23 2013-06-11 Black & Decker Inc. Hybrid impact tool with two-speed transmission
US8584770B2 (en) 2010-03-23 2013-11-19 Black & Decker Inc. Spindle bearing arrangement for a power tool
DE102010041259A1 (de) * 2010-09-23 2012-03-29 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschinenschaltvorrichtung
US9393711B2 (en) 2011-04-11 2016-07-19 Milwaukee Electric Tool Corporation Hand-held knockout punch driver
JP2012254513A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Makita Corp 打撃工具
JP2013151055A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Makita Corp 打撃工具
US9630307B2 (en) 2012-08-22 2017-04-25 Milwaukee Electric Tool Corporation Rotary hammer
JP2014100762A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Makita Corp 打撃工具
DE102013212635B4 (de) * 2013-06-28 2024-05-08 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
GB201321893D0 (en) 2013-12-11 2014-01-22 Black & Decker Inc Rotary Hammer
GB201413293D0 (en) * 2014-07-28 2014-09-10 Black & Decker Inc Mode change knob assembly
RU2702181C2 (ru) * 2014-11-12 2019-10-04 Макита Корпорейшн Бойковое устройство
JP6479570B2 (ja) * 2015-05-19 2019-03-06 株式会社マキタ 作業工具
DE102016224862A1 (de) * 2016-12-13 2018-06-14 Robert Bosch Gmbh Bohr- und/oder Meißelhammer
US11261964B2 (en) 2018-05-17 2022-03-01 Black & Decker Inc. Compliant shifting mechanism and multi-speed power tool having same
DE102018214092A1 (de) * 2018-08-21 2020-02-27 Robert Bosch Gmbh Umschaltvorrichtung für einen Bohrhammer und Bohrhammer mit einer Umschaltvorrichtung
WO2020068608A1 (en) 2018-09-24 2020-04-02 Milwaukee Electric Tool Corporation Power tool including input control device on top portion of housing
JP2021122870A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 株式会社マキタ ハンマドリル
EP3875224A1 (de) * 2020-03-03 2021-09-08 Hilti Aktiengesellschaft Vorrichtung zum verstellen eines meissels
CN113231993B (zh) * 2021-06-08 2022-09-02 重庆弘愿工具(集团)有限公司 一种旋钮组件及电锤
JP2022188996A (ja) * 2021-06-10 2022-12-22 株式会社マキタ 回転打撃工具
US11833652B2 (en) * 2022-01-25 2023-12-05 Hilti Aktiengesellschaft Power tool

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1964083C3 (de) * 1969-12-22 1983-01-27 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Gesteinsbohrmaschine
DE2136523C3 (de) * 1971-07-21 1983-11-03 Hilti AG, 9494 Schaan Elektrobohrhammer
DE2516406C3 (de) * 1975-04-15 1981-11-19 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Bohrhammer
DE2728961C2 (de) * 1977-06-27 1991-08-08 Hilti Ag, Schaan Bohrhammer mit arretierbarem Werkzeughalter
GB2112479B (en) * 1981-11-13 1985-05-01 Black & Decker Inc Latching arrangement
DE3235544A1 (de) * 1982-09-25 1984-03-29 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Bohrhammer
DE3807078A1 (de) * 1988-03-04 1989-09-14 Black & Decker Inc Bohrhammer
DE3826213A1 (de) * 1988-08-02 1990-02-15 Bosch Gmbh Robert Bohr- oder schlaghammer
DE4010037A1 (de) * 1990-03-29 1991-10-02 Hilti Ag Bohrgeraet mit schaltgetriebe
DE4135240A1 (de) * 1991-10-25 1993-04-29 Bosch Gmbh Robert Bohrhammer
JP2558753Y2 (ja) * 1991-10-31 1998-01-14 株式会社マキタ 回転電動工具の動力伝達機構
JP2602411Y2 (ja) * 1993-11-26 2000-01-17 日立工機株式会社 打撃工具の切換機構

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176321B1 (en) * 1998-09-16 2001-01-23 Makita Corporation Power-driven hammer drill having an improved operating mode switch-over mechanism
JP2002059375A (ja) * 2000-07-07 2002-02-26 Hilti Ag 手持ち式電動工具装置
JP2005297183A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Hilti Ag ハンマドリル装置
JP4673118B2 (ja) * 2004-04-08 2011-04-20 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト ハンマドリル装置
JP2006289576A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Hitachi Koki Co Ltd ハンマドリル
JP2008260096A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Makita Corp ハンマードリル
WO2008132866A1 (ja) * 2007-04-12 2008-11-06 Makita Corporation ハンマードリル
US8087474B2 (en) 2007-04-12 2012-01-03 Makita Corporation Hammer drill
JP2011156603A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
JP2012171066A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2013107142A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Makita Corp ハンマードリル

Also Published As

Publication number Publication date
EP0759342A3 (en) 1998-01-28
JP3424880B2 (ja) 2003-07-07
DE69610953T2 (de) 2001-05-10
EP0759342B1 (en) 2000-11-15
US5842527A (en) 1998-12-01
DE69610953D1 (de) 2000-12-21
EP0759342A2 (en) 1997-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3424880B2 (ja) ハンマードリル
JP3292969B2 (ja) ハンマードリル
JP3609626B2 (ja) ハンマードリル
AU2004202111B2 (en) Rotary hammer
US7987920B2 (en) Multi-mode drill with mode collar
US6745850B2 (en) Tool holder for hammer
US7854274B2 (en) Multi-mode drill and transmission sub-assembly including a gear case cover supporting biasing
EP1438156B1 (en) Tool holder, as well as drilling and/or hammering tool including such a tool holder
EP1422028B1 (en) Hammer drill with a mechanism for preventing inadvertent hammer blows
US7717191B2 (en) Multi-mode hammer drill with shift lock
US7735575B2 (en) Hammer drill with hard hammer support structure
US6913090B2 (en) Hammer
US6131671A (en) Power-driven tool having a mechanism for setting the rotary angle position of a tool bit
JPH09267273A (ja) 打撃工具
JP3574240B2 (ja) ハンマードリル
JPH0957511A (ja) 電動工具のトルク伝達機構
JPH06262413A (ja) 回転工具における動力切換機構
JPH06210507A (ja) 回転工具における動力切換機構
WO2003022531A1 (en) Tool holder for hammer
WO2022230513A1 (ja) 作業機
JP2006187836A (ja) ハンマドリル

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees