JPH0957118A - 洗米機 - Google Patents

洗米機

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JPH0957118A
JPH0957118A JP21192995A JP21192995A JPH0957118A JP H0957118 A JPH0957118 A JP H0957118A JP 21192995 A JP21192995 A JP 21192995A JP 21192995 A JP21192995 A JP 21192995A JP H0957118 A JPH0957118 A JP H0957118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
rice
water
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP21192995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sone
也寸志 曽根
Atsuo Katayama
敦夫 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0957118A publication Critical patent/JPH0957118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】米を収納する容器1と、この容器1の上面
開口を開閉自在に覆い、裏面に前記容器1内側へ嵌入す
る嵌合部15を有する蓋14と、蓋14に取りつけられ、電動
機23を内蔵する本体21と、容器1内で電動機により回転
駆動され米及び水を攪拌する攪拌体7とを備え、蓋の嵌
入部15または容器1の嵌入部に対応する位置のいずれか
一方にリブ5を形成し、蓋と容器との間に隙間6を保持
させて排水口とした洗米機。 【効果】蓋と容器との間に隙間を形成し、排水口とした
ため、使用中に蓋と容器との間に米が詰まった場合で
も、蓋を取り外すことにより容易に取り除くことがで
き、清掃性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に水を注入
しながら攪拌体の回転により米を洗う洗米機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器に米を収納し、容器内で攪拌
体を回転させて米を洗うものとして、特開昭62-34521号
公報(A47J 43/24)、実開昭62-175737号公報(A47J 43/2
4)等に開示される如く、容器の側面上方、または容器の
上面開口を覆う蓋の外周面に、スリット、小孔、網目状
部等を形成し、容器内に注入される水を排出するよう構
成したものが知られている。
【0003】しかしながら、上記構成では、水が排出さ
れると同時に、米の小片等が排出されるため、スリッ
ト、小孔、網目等に詰まる恐れがあり、排水性が悪化す
るとともに、掃除しにくい欠点があった。
【0004】また、容器または蓋にスリット等を形成し
ているため、強度が低下する問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑み成されたもので、排水部分の清掃性を向上し、容器
や蓋の強度低下を防止できる洗米機を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、米を収納する
容器と、該容器の上面開口を開閉自在に覆い、容器の上
部と嵌合する蓋と、該蓋に形成され容器内に水を注入す
る開口と、該蓋に取りつけられ、電動機を内蔵する本体
と、前記容器内で電動機により回転駆動され米及び水を
攪拌する攪拌体とを備え、前記容器と蓋との嵌合部に、
容器と蓋との間に隙間を形成する隙間保持部を形成した
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、米を収納する容器と、該
容器の上面開口を開閉自在に覆い、裏面に前記容器内側
へ嵌入する嵌入部を有する蓋と、該蓋に形成され容器内
に水を注入する開口と、該蓋に取りつけられ、電動機を
内蔵する本体と、前記容器内で電動機により回転駆動さ
れ米及び水を攪拌する攪拌体とを備え、前記蓋の嵌入部
または容器の嵌入部に対応する位置のいずれか一方に、
蓋と容器との間に隙間を保持する隙間保持部を形成した
ことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、米を収納する容器と、
該容器の上面開口を開閉自在に覆い、裏面に前記容器内
側へ嵌入する嵌入部を有する蓋と、該蓋に形成され容器
内に水を注入する開口と、該蓋に取りつけられ、電動機
を内蔵する本体と、前記容器内で電動機により回転駆動
され米及び水を攪拌する攪拌体とを備え、前記蓋の嵌入
部または容器の嵌入部に対応する位置のいずれか一方
に、蓋と容器との間に隙間を保持する間隔保持部を形成
するとともに、前記蓋と容器との隙間寸法を、1.5〜
2.0mmに設定したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て以下に詳述する。
【0010】1は米を収納する樹脂製の容器で、上面開
口端に外周方向に突出する鍔部2を有するとともに、内
底面に後述する回転軸3が着脱自在に嵌合する軸受部4
を形成している。5は前記容器1の開口部内周面及び鍔
部2の上面にわたって形成されたリブで、該リブ5の高
さは、米の粒よりも小さい寸法、本実施例では約1.5
〜2.0mmに形成されており、前記容器1に後述する蓋1
4を取りつけた際に、蓋14が容器1のリブ5に当接して
蓋14と容器1との間に隙間6が形成され、この隙間6よ
り水が排出されるとともに、米粒の流出が防止されるよ
うになっている。前記容器1の開口縁の適数ケ所には図
示しないクランプが設けられており、後述する蓋14に係
合するようになっている。
【0011】7は攪拌体で、容器1の軸受部4に嵌合す
る回転軸3を取りつけるボス部8と、該ボス部8と同心
円状に配される上下2段のリング状部材11、9と、前記
ボス部8、リング状部材9間に架設される羽根10と、上
下2段のリング状部材11、9間に各々放射状に架設され
る羽根12(いずれも後述)とから構成されている。
【0012】9は前記ボス部8に同心円状に配設される
第1のリング状部材で、該リング状部材9の内周面と前
記ボス部8との間に、複数の羽根10を架設するととも
に、該羽根10は、攪拌体7の回転方向前方側から後方側
に向かって漸次上方に傾斜するよう形成されている。
【0013】11は前記第1のリング状部材9より上方
に、第1のリング状部材9と同心円状に配設され、第1
のリング状部材9よりも径大な第2のリング状部材で、
該第2のリング状部材11と前記第1のリング状部材9の
上端面との間に、複数の羽根12を架設するとともに、該
羽根12は、攪拌体7の回転方向前方側から後方側に向か
って漸次上方に傾斜するよう形成されている。また、ボ
ス部8と第1のリング状部材9との間の羽根10と、第1
のリング状部材9と第2のリング状部材11との間の羽根
12とは、互いに重ならない位置に配設されている。
【0014】前記リング状部材9、11は、上下2段に形
成され、且つ上段のリング状部材11の径を下段のリング
状部材9の径よりも大きく形成されているため、1合〜
2合の比較的少ない米を研ぐ場合には、米を容器1に収
納した状態で米が下段のリング状部材9に配設した羽根
10により掻き上げられ、3合〜5合の米を容器1に収納
した場合には、上下2段のリング状部材11、9に架設し
た羽根10、12にて米が掻き上げられるようになってお
り、米の量の多少に係わらず、米が均一に攪拌され、洗
米効率を向上することができる。
【0015】13は前記ボス部8上面に立設された係合部
で、前記容器1に攪拌体7を配設し、後述する蓋14及び
本体21を取りつけることにより、本体21に形成された出
力軸25の係合部28と係合して回転するようになってい
る。
【0016】前記羽根10、12は各々前記攪拌体7の回転
方向前方側から後方側に向かって漸次上方に傾斜するよ
う形成されており、前記容器1内に水を注入しながら攪
拌体7を回転させることにより、前記容器1に収納され
た米が水とともに羽根10、12により上方に掻き上げら
れ、攪拌体7の遠心力により容器1外周方向へ移動し、
容器1の外周側から下方に向かって循環して米が洗われ
るようになっている。米及び水は攪拌体7の遠心力によ
り容器1外周方向へ飛ばされるが、リング状部材9、11
により減勢されるため米と攪拌体7とが接触しやすくな
るとともに、米が容器1底部側へ循環しやすくなり、洗
米効率が向上する。
【0017】14は前記容器1の上面開口に着脱自在に取
りつけられる蓋で、前記容器1の開口内側に嵌入する嵌
入部15と、外周方向に突出する鍔部16とを形成してお
り、前記容器1に形成したリブ5により、蓋14を容器1
に取りつけた状態で、該嵌入部15及び鍔部16と、前記容
器1との間に隙間が形成されるようになっている。
【0018】前記嵌入部15の容器1への嵌合代Aは、前
記攪拌体7の係合部13と後述する本体21の係合部28との
係合代Bよりも大きく設定されており、前記容器1に攪
拌体7を配設し、本体21を取りつけた蓋14を容器1に取
りつける際に、蓋14が容器1に嵌合し、本体21の係合部
28が容器1の中心に位置した後に、本体21の係合部28と
攪拌体7の係合部13とが係合するため、本体21と攪拌体
7とを容易に且つ正確に係合させることができる。
【0019】17は前記蓋14の略中央部に形成され、後述
する本体21が着脱自在に取りつけられる略長方形の取付
凹部で、略中央部に前記攪拌体7の係合部13が貫通する
開口18が形成されている。19は前記蓋14の取付凹部17の
側方に凹設された注水部で、該注水部19底部の容器1中
心側に注水開口20が形成されている。
【0020】21は平面形状略長方形の本体で、該本体21
外周部に形成された凸部22により、前記蓋14の取付凹部
17に着脱自在に取りつけられるようになっており、前記
攪拌体7を回転駆動する電動機23を内蔵するとともに、
該本体21の上面に電動機23のON、OFFを制御する電
源スイッチ24を備えている。25は前記電動機の回転軸26
に、減速機(ギア)27を介して連結される出力軸で、該出
力軸25に形成される係合部28に前記攪拌体7の係合部13
が係合することにより、前記電動機23の回転を減速させ
て攪拌体7に伝達するようになっている。
【0021】而して、米を洗う際は、容器1底面の軸受
部4に配設された回転軸3に、攪拌体7を嵌合させた状
態で容器1に米を収納するとともに、蓋14の取付凹部17
に本体21を取りつけ、蓋14を容器1に嵌合して図示しな
いクランプにて容器1と蓋14とを固定する。
【0022】蓋14の嵌合部15と容器1との嵌合代Aが、
本体21と攪拌体7との嵌合代Bよりも大きく設定されて
いるため、本体21と攪拌体7とが係合するのに先行して
蓋14と容器21とが嵌合する。従って、本体21を取りつけ
た蓋14を容器1に嵌合させることにより、本体21の係合
部28が位置決めされ、容器1に配設した攪拌体7の係合
部13とが確実に一致し、容易に係合することができる。
【0023】この構成により、容器1に攪拌体7を取り
つけた状態で米を容器1内に収納し、本体21を取りつけ
た蓋14を取りつけると容易に攪拌体7を取りつけられる
ため、容器1に米を収納した状態で、攪拌体を備えた本
体を取りつける構成とした場合に米が抵抗となり攪拌体
を容器の底面近傍まで挿入しにくいのに対し、容易に攪
拌体7を取りつけることができ、使用性を向上できる。
【0024】そして、台所の水道等から、蓋14の注水口
20に水を注入しながら本体21の電源スイッチ24をON
し、攪拌体7を回転させる。攪拌体7には、回転方向前
方から後方側に向かって漸次上方に傾斜する羽根10、12
を形成しているため、攪拌体7の回転により、容器1内
に注入される水が摺鉢状になるとともに、容器1に収納
された米は、図1中に矢示する如く、容器1中央底部か
ら上方に巻き上げられて攪拌体7の羽根10、12に当接す
ることにより研がれ、攪拌体7の遠心力により容器1外
周方向に飛ばされ、容器1の内周面に沿って上方及び下
方へ戻り循環する。この時、リング上部材9、11によ
り、米及び水の容器1外周方向への動きが抑制されるた
め、米が攪拌体7に接触し易くなるとともに、容器1外
周部から底面部へ循環しやすくなり、洗米効率が向上す
る。
【0025】攪拌体7は、上下2段のリング状部材11、
9を備えており、1合〜2合の比較的少ない米を研ぐ場
合には、米を容器1に収納した状態で米が下段のリング
状部材9により掻き上げられ、3合〜5合の米を容器1
に収納した場合には、上下2段のリング状部材11、9に
て米が掻き上げられるようになっており、米の量の多少
に係わらず、米が均一に攪拌され、洗米効率を向上する
ことができる。
【0026】容器1内に注入される水は、所定量を越え
るにしたがって、容器1と蓋14との隙間6から排出さ
れ、徐々に水が浄化されていくが、この際、蓋14と容器
1との間に隙間6を形成するリブ5の高さが米粒よりも
小さい寸法に設定されているため、米粒の流出が防止さ
れる。
【0027】また、蓋14と容器1との隙間6を排水口と
したため、使用中に蓋14と容器1との間に米が詰まった
場合でも、蓋14を取り外すことにより容易に取り除くこ
とができ、清掃性を向上できるとともに、容器1の外周
部にスリットを形成した場合、容器のスリット部分の強
度が低下するのに対し、本構成とすることにより、容器
1の強度低下を防止できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、容器及び蓋
のいずれかに、容器と蓋との間に隙間を形成する隙間保
持部を形成して排水口としたため、使用中に蓋と容器と
の間に米が詰まった場合でも、蓋を取り外すことにより
容易に取り除くことができ、清掃性を向上できる。
【0029】また、本発明の請求項2によると、蓋と容
器との間に隙間を形成し、排水口としたため、使用中に
蓋と容器との間に米が詰まった場合でも、蓋を取り外す
ことにより容易に取り除くことができ、清掃性を向上で
きる。
【0030】さらに、本発明の請求項3によると、蓋と
容器との間に隙間を形成し、排水口としたため、使用中
に蓋と容器との間に米が詰まった場合でも、蓋を取り外
すことにより容易に取り除くことができ、清掃性を向上
できるとともに、蓋と容器との隙間を、1.5〜2.0mm
とすることにより、米の流出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す洗米機の一部破断図であ
る。
【図2】同他の方向から見た洗米機の一部破断図であ
る。
【図3】同分解図である。
【図4】同攪拌体の斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 5 間隔保持部(リブ) 14 蓋 15 嵌合部 20 注水口(開口) 21 本体 23 電動機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を収納する容器と、該容器の上面開口
    を開閉自在に覆い、容器の上部と嵌合する蓋と、該蓋に
    形成され容器内に水を注入する開口と、該蓋に取りつけ
    られ、電動機を内蔵する本体と、前記容器内で電動機に
    より回転駆動され米及び水を攪拌する攪拌体とを備え、
    前記容器と蓋との嵌合部に、容器と蓋との間に隙間を形
    成する隙間保持部を形成したことを特徴とする洗米機。
  2. 【請求項2】 米を収納する容器と、該容器の上面開口
    を開閉自在に覆い、裏面に前記容器内側へ嵌入する嵌入
    部を有する蓋と、該蓋に形成され容器内に水を注入する
    開口と、該蓋に取りつけられ、電動機を内蔵する本体
    と、前記容器内で電動機により回転駆動され米及び水を
    攪拌する攪拌体とを備え、前記蓋の嵌入部または容器の
    嵌入部に対応する位置のいずれか一方に、蓋と容器との
    間に隙間を保持する隙間保持部を形成したことを特徴と
    する洗米機。
  3. 【請求項3】 米を収納する容器と、該容器の上面開口
    を開閉自在に覆い、裏面に前記容器内側へ嵌入する嵌入
    部を有する蓋と、該蓋に形成され容器内に水を注入する
    開口と、該蓋に取りつけられ、電動機を内蔵する本体
    と、前記容器内で電動機により回転駆動され米及び水を
    攪拌する攪拌体とを備え、前記蓋の嵌入部または容器の
    嵌入部に対応する位置のいずれか一方に、蓋と容器との
    間に隙間を保持する間隔保持部を形成するとともに、前
    記蓋と容器との隙間寸法を、1.5〜2.0mmに設定した
    ことを特徴とする洗米機。
JP21192995A 1995-08-21 1995-08-21 洗米機 Pending JPH0957118A (ja)

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JP21192995A JPH0957118A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 洗米機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107157364A (zh) * 2017-07-03 2017-09-15 苏州标杆知识产权运营有限公司 一种具有去杂物功能的淘米机

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