JPH0956902A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0956902A
JPH0956902A JP21619495A JP21619495A JPH0956902A JP H0956902 A JPH0956902 A JP H0956902A JP 21619495 A JP21619495 A JP 21619495A JP 21619495 A JP21619495 A JP 21619495A JP H0956902 A JPH0956902 A JP H0956902A
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JP
Japan
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ball
game
prize
antibacterial agent
balls
Prior art date
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Pending
Application number
JP21619495A
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English (en)
Inventor
Eriko Sato
英理子 佐藤
Shogo Tatsumi
正吾 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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Publication date
Application filed by TAIYO ELECTRIC CO, Taiyo Elecs Co Ltd filed Critical TAIYO ELECTRIC CO
Priority to JP21619495A priority Critical patent/JPH0956902A/ja
Publication of JPH0956902A publication Critical patent/JPH0956902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球の雑菌等を除去して遊技者に快適に遊
技を楽しんでもらう。 【解決手段】 弾球遊技機10から賞球として払い出さ
れる遊技球は、賞球放出口20に植え込まれた細毛32
に接触してから放出される。このため細毛32によって
表面の雑菌等を除去されると共に、細毛32の抗菌剤の
一部が遊技球の表面に付着して遊技球に抗菌性を付与す
る。したがって、賞球として払い出された遊技球の表面
から雑菌等が除去されるので、遊技者は従来よりも快適
に遊技を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技領域に発射された遊技球の挙
動により入賞または得点が生じると該入賞または得点に
応じた数の遊技球が賞球として払い出される弾球遊技機
としては、パチンコ機やアレンジボール式パチンコ機
(アレパチ)等があり、遊技球には鋼球が使用されてい
た。
【0003】この遊技球に異物が付着していたり汚れ等
があると遊技が正常に実行できないことがあるため、遊
技場では弾球遊技機から排出された遊技球を磨いてから
弾球遊技機に補給していた。このため、目に見えるよう
な汚れ等が遊技球に付着していることはほとんどなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技球
は、その用途から当然であるが、不特定多数の遊技者の
手に触れるため、雑菌等が付着する可能性が高いのであ
るが、磨きによってほこり等は除去されるとしても雑菌
等の除去は難しかった。
【0005】本発明は、遊技球の雑菌等の除去により、
遊技者にさらに快適に遊技を楽しんでもらうことを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の弾球遊技機は、遊技領域
に発射された遊技球の挙動により入賞または得点が生じ
ると該入賞または得点に応じた数の遊技球が賞球として
払い出される弾球遊技機において、前記賞球の通路に抗
菌剤または抗菌剤を保持する部材を配して前記賞球と前
記抗菌剤とを接触せしめることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記
載の弾球遊技機において、前記弾球遊技機は、遊技球を
受容する収容部と、該収容部から遊技球を排出する排出
口と、該排出口を開閉する開閉機構とを有する下受け皿
を備える弾球遊技機であって、前記抗菌剤または抗菌剤
を保持する部材を前記排出口に配して該排出口から排出
される遊技球と前記抗菌剤とを接触せしめることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
弾球遊技機においては、遊技領域に発射された遊技球の
挙動により入賞または得点が生じると入賞または得点に
応じた数の遊技球が賞球として払い出される。入賞は、
例えばパチンコ機において遊技球が入賞口に入球するこ
とで成立する。得点は、例えばアレパチでは隣接する4
つ以上の入球口に入球する等して所定の組み合わせが成
立することによって得られる。いずれの場合も、賞球と
して遊技球が払い出される。
【0009】この賞球としての遊技球は、通常は賞球タ
ンクから賞球払い出し装置に導入されていて、入賞また
は得点が生じると賞球払い出し装置から払い出され、賞
球用の通路を通って上受け皿または下受け皿に放出され
る。この通路に抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を配
して賞球と抗菌剤とを接触せしめることにより、賞球と
しての遊技球の表面の除菌や遊技球の表面に抗菌性を付
与することができる。
【0010】賞球として払い出された遊技球の表面から
雑菌等が除去されるので、遊技者は従来以上の快適に遊
技を楽しむことができる。請求項2記載の弾球遊技機に
おいては、弾球遊技機は、遊技球を受容する収容部と、
収容部から遊技球を排出する排出口と、排出口を開閉す
る開閉機構とを有する下受け皿を備えている。そして、
抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を排出口に配して該
排出口から排出される遊技球と抗菌剤とを接触せしめ
る。
【0011】遊技者は、大量の賞球を得た場合などに
は、開閉機構を操作して下受け皿の排出口を開放し、こ
こから排出される遊技球を賞球箱に移しかえるのが普通
である。この際、遊技球に遊技者の手が触れるとして
も、排出口を通過する際に接触する抗菌剤により遊技球
の表面から雑菌等が除去されるので、遊技球との接触に
おいて遊技者に不快感をもたらすおそれはない。
【0012】なお、抗菌剤としては、ハロゲン化フェノ
ール系化合物、第4級アンモニウム塩基含有カチオン性
ポリマ、第4級アンモニウム塩基含有ビニル系ポリマ、
トリクロロカルバニド、ポリヘキサメチレンバイグアニ
ドハイドロクロリド、オクタデシルジメチル−3−トリ
メトキシシリルプロピルアンモニウムクロリド等の有機
系抗菌剤、銀、銅、亜鉛、錫等の抗菌性を有する金属や
その化合物の微粒子、これらの金属をシリカゲル、ゼオ
ライト、アルミナ、カオリン、タルク、珪藻土等の微粒
子表面にコーティングしたもの、前述の有機系抗菌剤や
例えば銀錯塩のように銀イオンを含む化合物、銅イオン
を含む化合物等をシリカゲルやゼオライト等の多孔質粒
子に吸着させたものが例示されるが、これら以外の抗菌
剤を使用できることは言うまでもない。
【0013】有機系抗菌剤は部材の表面に塗布する等の
表面処理に適しており、シリカゲルやゼオライト等の微
粒子を使用するものや銀、銅等の金属の微粒子はプラス
チックへの練り込みに適している。
【0014】
【具体例】次に、本発明の一具体例を図面を参照して説
明する。図1に示すように、弾球遊技機10の背面側に
は、遊技球を貯留する賞球タンク12を備えている。賞
球タンク12には、整列通路14が接続されていて、遊
技球を整列させながら賞球払い出し装置16に導くこと
ができる。賞球払い出し装置16の下流側には賞球通路
18が設けられており、賞球通路18は弾球遊技機10
の前面に向かって開口する賞球放出口20に連通してい
る。
【0015】図2に示すように、弾球遊技機10の前面
側には遊技盤22が設置されており、この遊技盤22を
前枠24に保持されるガラス板26で被覆することによ
り、遊技盤22上に遊技領域が形成される。遊技盤22
の下方には、前述の賞球放出口20が開口しており、前
枠24の下方に配されている上受け皿保持板28に設け
られた賞球放出路30を介して、上受け皿保持板28の
前面側に取り付けられている上受け皿(図示略)に通じ
ている。
【0016】賞球放出口20には、上縁にプラスチック
製の細毛32が植え込まれていて下に向かってブラシ状
に延びている。この細毛32は、抗菌剤がコーティング
されていて抗菌性を有する。また細毛32は、抗菌剤の
作用により、これに接触する物体の表面の雑菌等を除去
することができると共に、抗菌剤の一部が物体の表面に
付着することにより抗菌性を付与することができる。
【0017】弾球遊技機10の下部には、下受け皿34
が取り付けられている。この下受け皿34に開口する下
放出口36は、賞球放出口20の下方に開口するオーバ
ーフロー通路38に連通しており、上受け皿が満杯とな
った際には、賞球放出口20から放出される遊技球が下
受け皿34に流入する構造である。
【0018】図3に示すように、下受け皿34の収容部
40には、排出口42が設けられいる。この排出口42
は、スライドつまみ44を操作して閉鎖板46を水平方
向に移動させることにより開閉される構造である。ま
た、排出口42には、賞球放出口20と同様の細毛48
が植え込まれている。このため、排出口42から落下す
る遊技球は、細毛48と接触して除菌されると共に抗菌
性を付与されることになる。
【0019】図4に示すように、この弾球遊技機10に
おいては、賞球として払い出される遊技球は、賞球放出
口20に植え込まれた細毛32に接触してから放出され
る。このため細毛32によって表面の雑菌等を除去され
ると共に、細毛32の抗菌剤の一部が遊技球の表面に付
着して遊技球に抗菌性を付与する。
【0020】また、下受け皿34の排出口42から落下
する遊技球も、細毛48との接触によって除菌されると
共に抗菌性を付与される。したがって、賞球として払い
出された遊技球の表面から雑菌等が除去されるので、遊
技者は従来よりも快適に遊技を楽しむことができる。
【0021】しかも、下受け皿34の排出口42から排
出される遊技球を賞球箱に移しかえる際に、遊技球に遊
技者の手が触れるとしても、排出口42を通過する際に
接触する細毛48により遊技球の表面から雑菌等が除去
されるので、遊技球との接触において遊技者に不快感を
もたらすおそれはない。
【0022】以上、具体例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような具体例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、具体例では、ブラシ状の細毛の表面に抗菌剤をコー
ティングしておいて、これに遊技球を接触させる構成と
しているが、これ以外の手法も可能である。いくつかの
例を挙げると、図5(a)に示すように、プラスチック
62等で形成される賞球通路60の内面に抗菌剤のコー
ティング層64を設けること、図5(b)に示すよう
に、抗菌剤を練り込んだプラスチック72にて賞球通路
70を形成することや、図6に示すように、賞球通路8
0の一部に抗菌剤を練り込んだ軟質プラスチック製の突
起82を設けることなどが例示される。いずれも遊技球
を抗菌剤に接触させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の弾
球遊技機によれば、賞球としての遊技球が通過する通路
に抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を配して賞球と抗
菌剤とを接触せしめることにより、賞球としての遊技球
の表面の除菌や遊技球の表面に抗菌性を付与することが
できる。その結果、賞球として払い出された遊技球の表
面から雑菌等が除去されるので、遊技者は従来以上の快
適に遊技を楽しむことができる。
【0024】請求項2記載の弾球遊技機によれば、下受
け皿の排出口に抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を配
して、排出口から排出される遊技球と前記抗菌剤とを接
触せしめる。これにより、排出口から排出される遊技球
を賞球箱に移しかえる際、遊技球に遊技者の手が触れる
としても、排出口を通過する際に接触する抗菌剤により
遊技球の表面から雑菌等が除去されるので、遊技球との
接触において遊技者に不快感をもたらすおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 具体例の弾球遊技機の背面図である。
【図2】 具体例の弾球遊技機の前枠等を開いた状態の
正面図である。
【図3】 具体例の弾球遊技機の下受け皿の平面図であ
る。
【図4】 具体例の弾球遊技機における遊技球と細毛と
の接触状態の説明図である。
【図5】 賞球通路の構造の例示図である。
【図6】 賞球通路の構造の例示図である。
【符号の説明】
10・・・弾球遊技機、 12・・・賞球タンク、 14・・・整列通路、 16・・・賞球払い出し装置、 18・・・賞球通路、 20・・・賞球放出口、 22・・・遊技盤、 24・・・前枠、 26・・・ガラス板、 28・・・上受け皿保持板、 30・・・賞球放出路、 32・・・細毛、 34・・・下受け皿、 36・・・下放出口、 38・・・オーバーフロー通路、 40・・・収容部、 42・・・排出口、 44・・・スライドつまみ(開閉機構)、 46・・・閉鎖板(開閉機構)、 48・・・細毛、 60・・・賞球通路、 64・・・コーティング層、 70・・・賞球通路、 80・・・賞球通路、 82・・・突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に発射された遊技球の挙動によ
    り入賞または得点が生じると該入賞または得点に応じた
    数の遊技球が賞球として払い出される弾球遊技機におい
    て、 前記賞球の通路に抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を
    配して前記賞球と前記抗菌剤とを接触せしめることを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記弾球遊技機は、遊技球を受容する収
    容部と、該収容部から遊技球を排出する排出口と、該排
    出口を開閉する開閉機構とを有する下受け皿を備える弾
    球遊技機であって、 前記抗菌剤または抗菌剤を保持する部材を前記排出口に
    配して該排出口から排出される遊技球と前記抗菌剤とを
    接触せしめることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技
    機。
JP21619495A 1995-08-24 1995-08-24 弾球遊技機 Pending JPH0956902A (ja)

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