JPH095634A - 顕微鏡の焦準装置 - Google Patents

顕微鏡の焦準装置

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JPH095634A
JPH095634A JP7171489A JP17148995A JPH095634A JP H095634 A JPH095634 A JP H095634A JP 7171489 A JP7171489 A JP 7171489A JP 17148995 A JP17148995 A JP 17148995A JP H095634 A JPH095634 A JP H095634A
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JP
Japan
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motor
movement handle
shaft
fine movement
power transmission
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JP7171489A
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English (en)
Inventor
Mikio Osaki
幹夫 大崎
Jiro Mizuno
次郎 水野
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微動ハンドルを電動及び手動のいずれでも駆
動可能で、かつ手動時での操作力の軽減及び操作性の向
上を図った顕微鏡の焦準装置を提供する。 【構成】 微動ハンドル軸1及び粗動ハンドル軸2と、
微動ハンドル3及び粗動ハンドル4とを備え、各ハンド
ルの回転によりステージが上下する顕微鏡の焦準装置に
おいて、DCモータ12と、微動ハンドル軸と一体的に
回転するプーリー13と、モータ12の駆動軸14と一
体的に回転するプーリー15と、プーリー13の外周に
設けられたOリング16と、Oリングを介して両プーリ
ーが接触する位置とその接触が断たれる位置との間でモ
ータ12を変位可能に支持するモータ支持機構20と、
プーリー15がOリングと接触する方向へモータを付勢
する板ばね24と、モータを両位置間で変位させるモー
タ変位機構とを備える。微動ハンドル軸を駆動軸から完
全に切り離した状態で手動により回転可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はステージを粗動及び微
動で上下させることができる顕微鏡の焦準装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような顕微鏡の焦準装置とし
ては、例えば図8に示すようなものが知られている。こ
の焦準装置は、同軸上に配置された微動ハンドル軸80
及び粗動ハンドル軸81と、微動ハンドル軸80及び粗
動ハンドル軸81の両端部にそれぞれ固定して設けられ
た左右の微動ハンドル82及び左右の粗動ハンドル83
とを備えている。この焦準装置は、粗動ハンドル83を
回転すると、このハンドル83と一緒に中間軸84が回
転し、この回転が減速機構85を介してピニオン軸86
に伝達され、これによって顕微鏡本体87に対して上下
動可能でかつステージに固定された上下動部材88が上
昇又は下降してステージが上下動すると共に、微動ハン
ドル82を回転すると、この回転が遊星歯車機構89に
より減速されて中間軸84に伝達され、この中間軸84
の回転が減速機構85を介してピニオン軸86に伝達さ
れ、これによって上下動部材88が上昇又は下降してス
テージが粗動ハンドル83の回転時よりも微細に上下動
するように構成されている。一般に、微動ハンドル82
は、中〜高倍率対物レンズの使用時での微細な焦準を行
うために使用され、また、粗動ハンドル83は、低倍率
対物レンズの使用時での焦準及び標本の交換等を行うた
めに使用される。そして、微動ハンドル82の分解能す
なわちその1回転当りのステージの移動量は、顕微鏡の
高倍率対物レンズでの操作性を考慮して100μm〜2
00μm程度という仕様が必要とされる。
【0003】図8に示す上記従来の焦準装置において、
オートフォーカス又は電動による焦準を可能にするため
に、微動ハンドル82及び微動ハンドル軸80をDCモ
ータやステッピングモータ等のモータによる電動で回転
させることが考えられる。
【0004】(1)DCモータにより微動ハンドル82
を電動で回転させる方法について説明する。
【0005】DCモータのモータ軸を微動ハンドル軸8
0に直結する場合、微動ハンドル82の必要最小分解能
を0. 1μmとすると、 0. 1μm/100μm=1/1000 360°/1000=0. 36° となり、DCモータのモータ軸で0. 36°の制御が必
要となる。しかし、0.36°をDCモータで制御する
ためには、複雑な制御が必要になると共にモータ軸の角
度位置を高精度に読み取るための高価なセンサ等が必要
となるので、DCモータのモータ軸を微動ハンドル軸8
0に直結する方法は実用的ではない。
【0006】そのため、DCモータにより微動ハンドル
82を電動で回転させる顕微鏡の焦準装置として、図9
に示すものが知られている。この焦準装置は、図8に示
す左右の微動ハンドル82の一方を取り除き、その取り
除いた部分に配置されたDCモータ90と、DCモータ
90のモータ軸の回転を減速するモータ用減速機構91
と、この減速機構91の出力軸であるモータ側駆動軸9
2と微動ハンドル軸80とを連結するカップリング93
とを備えている。
【0007】(2)また、図10に示すように、位置制
御までも行うことができるステッピングモータ100に
より微動ハンドル82及び微動ハンドル軸80を電動で
回転させる顕微鏡の焦準装置が考えられる。この焦準装
置は、図8に示す左右の微動ハンドル82の一方を取り
除き、その取り除いた部分に配置されたステッピングモ
ータ100と、ステッピングモータ100のモータ軸1
01と微動ハンドル軸80とを連結するカップリング9
3とを備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す上記従来技術(1)では、DCモータ90のモータ
軸と微動ハンドル軸80との間に減速比の大きいモータ
用減速機構91が存在するので、DCモータ90とは反
対側にある微動ハンドル82(図8参照)を手動で回転
させる際に、減速機構91の回転負荷が大きいために微
動ハンドル82を回転させることが困難であるという問
題がある。電動で回転させることができる微動ハンドル
82を手動で回転させる必要のある場合としては、例え
ば、オートフォーカスによる合焦動作が可能な範囲内へ
ステージを移動させる場合、スライドガラスの交換時に
ステージを下げかつその交換後にステージを上げる場合
等がある。
【0009】また、図10に示す上記従来技術(2)で
は、ステッピングモータ100には1ステップで動く基
本ステップ角があるので、高倍率の対物レンズの使用時
にステップモータ100とは反対側にある微動ハンドル
82を手動で回転させる場合に、微動ハンドル82を止
めたい位置が前記基本ステップ角内の途中の位置であれ
ば、微動ハンドル82は止めたい位置からステップモー
タ100の停止可能な位置まで前後にずれてしまう。す
なわち、微動ハンドル82を止めたい位置で止めること
ができず、微動ハンドル82の操作性が悪いという問題
がある。
【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は微動ハンドルを電動及び手動のい
ずれでも駆動可能で、かつ手動時での操作力の軽減及び
操作性の向上を図った顕微鏡の焦準装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の顕微鏡の焦準装置は、微動ハン
ドル軸及び粗動ハンドル軸と、前記微動ハンドル軸及び
前記粗動ハンドル軸をそれぞれ回転させる微動ハンドル
及び粗動ハンドルとを備え、前記微動ハンドル又は前記
粗動ハンドルを手動で回転させることによりステージが
上下するように構成された顕微鏡の焦準装置において、
前記微動ハンドル軸を回転させるためのモータと、前記
微動ハンドル軸と一体的に回転する受動側回転体と、前
記モータの駆動軸と一体的に回転する駆動側回転体と、
前記両回転体の一方の外周部に設けられ、前記両回転体
の間に介在する摩擦部材と、前記摩擦部材を介して前記
両回転体が接触する動力伝達可能位置と前記接触が断た
れる動力伝達不能位置との間で前記モータを変位可能に
支持するモータ支持手段と、前記駆動側回転体が前記摩
擦部材を介して前記受動側回転体と接触する方向又はそ
の接触が断たれる方向へ前記モータを付勢する付勢手段
と、前記モータを前記付勢に抗して移動させることによ
り、前記モータを前記動力伝達可能位置と前記動力伝達
不能位置との間で変位させるモータ変位手段とを備えて
いる。
【0012】
【作用】請求項1記載の顕微鏡の焦準装置では、微動ハ
ンドルを電動で駆動する場合、モータ変位手段によりモ
ータを動力伝達可能位置へ変位させると、駆動側回転体
及び受動側回転体が摩擦部材を介して接触するので、モ
ータの駆動軸の回転が微動ハンドル軸に伝達可能とな
る。微動ハンドルを手動で回転させる場合、モータ変位
手段によりモータを動力伝達不能位置へ変位させると、
前記接触が断たれるので、微動ハンドル軸をモータの駆
動軸から完全に切り離した状態で手動により回転可能と
なる。すなわち、モータとしてDCモータを使用した場
合に、そのモータの回転を減速する減速比の大きいモー
タ用減速機構の回転負荷の影響を受けずに、軽い操作力
で微動ハンドルを回転させることができ。また、モータ
としてステッピングモータを使用した場合でも、その基
本ステップ角の影響を受けずに、微動ハンドルを止めた
い位置で止めることができ、微動ハンドルの操作性がよ
い。
【0013】
【実施例】以下この発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。なお、各実施例の説明において同様の部位には
同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0014】図1はこの発明の第1実施例に係る顕微鏡
の焦準装置を示しており、図2は図1のAーA線に沿う
断面図である。
【0015】顕微鏡の焦準装置は、図1に示すように、
微動ハンドル軸1と、この軸1の外周に回転可能に設け
られた粗動ハンドル軸2と、微動ハンドル軸1の両端部
に固定された左右の微動ハンドル3と、粗動ハンドル軸
2の一端部に固定された粗動ハンドル4と、粗動ハンド
ル軸2の外周に回転可能に設けられたピニオン軸5と、
顕微鏡本体6とを備えている。粗動ハンドル4は、粗動
ハンドル軸2の一端部にのみ設けられている。
【0016】顕微鏡本体6には、不図示のステージに固
定された上下動部材8がレース7を介して上下動可能に
支持されている。上下動部材8のラック部8aはピニオ
ン軸5のピニオン5aと噛合している。ピニオン軸5が
回転すると、上下動部材8がピニオン軸5の回転方向に
応じて上昇又は下降し、これによってステージが上下動
するようになっている。
【0017】焦準装置は、微動ハンドル3の回転を減速
して中間軸9に伝達すると共に粗動ハンドル4の回転を
そのまま中間軸9に伝達する遊星歯車機構10と、中間
軸9の回転を減速してピニオン軸5に伝達する減速機構
11とを備えている。
【0018】また、焦準装置は、図1及び図2に示すよ
うに、微動ハンドル3及び微動ハンドル軸1を回転させ
るためのDCモータ(以下、単にモータという)12
と、微動ハンドル軸1の他端部に固定され、微動ハンド
ル軸1と一体的に回転する受動側プーリー13と、モー
タ12のモータ側駆動軸(以下、単に駆動軸という)1
4に固定され、この駆動軸14と一体的に回転する駆動
側プーリー15と、受動側プーリー13の外周(V溝)
に装着され、両プーリー13、15の間に介在するOリ
ング16とを備えている。焦準装置は、さらに、両プー
リー13、15がOリング16を介して接触する動力伝
達可能位置(図1及び図3の実線で示す位置)とその接
触が断たれる動力伝達不能位置(図3の鎖線で示す位
置)との間でモータ12を揺動可能に(変位可能に)支
持するモータ支持機構20と、モータ12を前記動力伝
達可能位置と前記動力伝達不能位置との間で変位させる
モータ変位機構30とを備えている。
【0019】モータ12のモータ軸(図示略)には、こ
の軸の回転を所定の減速比で出力軸である駆動軸14に
伝達するモータ用減速機構17が設けられている。モー
タ12は、駆動軸14が微動ハンドル軸1と並列になる
ような位置に配置されている。なお、DCモータ12に
代えて位置制御までも可能なステッピングモータを使用
する場合には、モータ用減速機構17は不要であり、駆
動軸14はステッピングモータのモータ軸となる。この
モータ軸に駆動側プーリー15が固定される。
【0020】モータ支持機構20は、図1及び図2に示
すように、顕微鏡本体6の側面に複数のボルト21で固
定された支持部材22と、モータ12を保持する保持部
材23と、一端部が支持部材22の突部22aに、他端
部が保持部材23の微動ハンドル軸側端部の左右にそれ
ぞれ固定された一対の板ばね24、24とからなる。保
持部材23は、モータ12の外周面が嵌合する支持孔2
3aを有し、モータ12の外周面を支持孔23aに嵌合
させた状態でモータ12の外周面にねじで固定されてい
る。
【0021】一対の板ばね24は、それぞれ中央部付近
で折れ曲がるように形成されたものである。各板ばね2
4は、自身の弾性変形により、モータ12を支持部材2
2の突部22aに対し動力伝達可能位置(図3の実線位
置)と動力伝達不能位置(同図の鎖線位置)との間で揺
動可能に支持すると共に、モータ12を前記動力伝達可
能位置側へ、すなわち駆動側プーリー15がOリング1
6を介して受動側プーリー13と接触する方向(図3の
矢印方向)へ保持部材23を介して付勢している。すな
わち、各板ばね24は、図3に示す略真っ直ぐな状態
と、この状態から付勢方向(図3の矢印方向)とは逆方
向の力を受けてたわんだ状態(中央部付近で折れ曲がる
状態とは逆方向に変形した状態)との間で弾性変形可能
である。
【0022】モータ変位機構30は、図1及び図2に示
すように、レバー回転軸31と、この回転軸31の中央
部に固定され、板ばね24の付勢力を受けた保持部材2
3の端面に外周面が常時接触する楕円形の偏心コマ32
と、電動位置と手動位置との間で手動により切換え可能
で、この切換えによりレバー回転軸31を回転させるレ
バー33とからなる。
【0023】図2に示すように、レバー回転軸31の一
端部は支持部材22の一部である軸受け部22bの軸受
け孔に回転可能に支持され、かつレバー回転軸31の他
端部近くに形成されたフランジ31aは支持部材22の
一部である軸受け部22cの軸受け孔に回転可能に支持
されている。レバー回転軸31の他端部はレバー33の
円形状の基端部33aに固定されている。この基端部3
3aは、軸受け部22cにねじで固定された軸受け部材
34の環状凹部に回転可能に嵌合している。
【0024】なお、レバー回転軸31のフランジ31a
とレバー33の基端部33aとで軸受け部材34の壁部
を挟むように、基端部33aがレバー回転軸31の他端
部に固定されている。これによって、レバー33は、抜
け止めされた状態で電動位置と手動位置との間で回動可
能である。
【0025】また、モータ変位機構30のレバー33を
手動位置から電動位置へ切り換えると、偏心コマ32の
短径部の外周面が保持部材23の端面に接触するので、
各板ばね24が前記たわんだ状態から図3に示す略真っ
直ぐな状態へ弾性変形し、これによってモータ12が図
3の鎖線で示す動力伝達不能位置から同図の実線で示す
動力伝達可能位置へ揺動するように構成されている。一
方、レバー33を電動位置から手動位置へ切り換える
と、偏心コマ32の長径部の外周面が保持部材23の端
面に接触するので、各板ばね24が図3に示す略真っ直
ぐな状態から前記たわんだ状態へ弾性変形し、これによ
ってモータ12が動力伝達可能位置から動力伝達不能位
置へ揺動するように構成されている。
【0026】モータ12が図1及び図3の実線で示す動
力伝達可能位置にあるとき、駆動側プーリー14の外周
面が一対の板ばね24の付勢力によりOリング16に押
し付けられ、Oリング16を介して受動側プーリー13
の外周面と接触する。これによって、モータ12の駆動
軸14の回転が、駆動側プーリー15とOリング16と
の間の摩擦力及びOリング16と受動側プーリー13と
の間の摩擦力により、駆動側プーリー15、Oリング1
6及び受動側プーリー13を介して微動ハンドル軸1に
伝達可能となる。すなわち、微動ハンドル3を電動によ
り駆動可能となる。一方、モータ12が図3の鎖線で示
す動力伝達不能位置にあるとき、駆動側プーリー15の
外周面がOリング16から離れている。これによって、
モータ12の駆動軸14と微動ハンドル軸1とが完全に
切り離され、駆動軸14の回転が微動ハンドル軸1に伝
達されなくなる。すなわち、微動ハンドル3を手動によ
り操作可能となる。
【0027】さらに、前記焦準装置は、図1〜図3に示
すように、他端側の微動ハンドル3のみが外部に露出す
るように、モータ12、両プーリー13、15、モータ
支持機構20等を覆うカバー40と、モータ12の位置
を検出する位置検出スイッチ41とを有している。
【0028】カバー40は、支持部材22の外面に固定
されている。このカバー40の外面には、電動位置と手
動位置との間で回動可能であるレバー33の切換え位置
すなわちモータ12が前記両位置のどちらの位置にある
かを容易に判別できるようにするために、レバー33の
切換え位置を示す表示が設けられている。この表示は、
微動ハンドル3が電動により駆動可能な状態を示す「電
動」又は「ON」の文字、及び微動ハンドル3が手動に
より駆動可能な状態を示す「手動」又は「OFF」等の
文字である。
【0029】位置検出スイッチ41は、前記保持部材2
3の側面に固定されたリミットスイッチで、先端部が支
持部材22の端面に自身の弾性力で接触したばね性のあ
る接触子41aを有している(図3参照)。この位置検
出スイッチ41は、例えば、モータ12が図3の実線で
示す動力伝達可能位置にある時にはオンの信号を出力
し、モータ12が同図の鎖線で示す動力伝達不能位置に
ある時にはオフの信号を出力するように構成されてい
る。そのオン、オフの関係は逆であってもよい。位置検
出スイッチ41の出力信号は、このスイッチ41と不図
示のケーブルを介して電気的に接続されかつカバー40
に固定された端子42(図2参照)から外部の電気回路
に出力可能である。
【0030】位置検出スイッチ41の出力信号を用いる
ことにより、モータ12が前記両位置のどちらの位置に
あるか、すなわち前記レバーが手動位置及び電動位置の
どちらの位置にあるかを電気的に判別したり、表示した
りすることができる。
【0031】次に、上記構成を有する第1実施例に係る
焦準装置の動作を説明する。
【0032】まず、微動ハンドル3を電動で駆動する場
合、すなわち電動による焦準(電動によるステージの上
下動)又はオートフォーカスを行う場合には、レバー3
3を電動位置へ手動で切り換える。この切換えによりレ
バー回転軸31が回転して偏心コマ32の短径部の外周
面が保持部材23の端面に接触し、モータ12が一対の
板ばね24の付勢力によりかつ板ばね24自身の弾性変
形により図3の鎖線で示す動力伝達不能位置から同図の
実線で示す動力伝達可能位置へ揺動する。この揺動によ
り、駆動側プーリー14の外周面が一対の板ばね24の
付勢力によりOリング16に押し付けられ、Oリング1
6を介して受動側プーリー13の外周面と接触する。こ
れによって、駆動軸14の回転が微動ハンドル軸1に伝
達可能な状態になる。
【0033】この状態でモータ12に不図示のモータ駆
動回路から駆動信号が入力されると、モータ12が回転
する。その駆動軸14の回転が、駆動側プーリー15と
Oリング16との間の摩擦力及びOリング16と受動側
プーリー13との間の摩擦力により、駆動側プーリー1
5、Oリング16及び受動側プーリー13を介して微動
ハンドル軸1に伝達され、微動ハンドル3及び微動ハン
ドル軸1が回転する。この回転が遊星歯車機構10によ
り減速されて中間軸9に伝達され、この中間軸9の回転
が減速機構11によりさらに減速されてピニオン軸5に
伝達され、これによって上下動部材8が上昇又は下降し
てステージが粗動ハンドル4の回転時よりも微細に上下
動する。
【0034】このようにして微動ハンドル3が電動で駆
動される。
【0035】微動ハンドル3を手動で駆動する場合、す
なわち手動による微細な焦準(手動によるステージの微
細な上下動)を行う場合には、レバー33を電動位置か
ら手動位置へ手動で切り換える。この切換えによりレバ
ー回転軸31が上記とは逆方向へ回転して偏心コマ32
の長径部の外周面が保持部材23の端面に接触し、モー
タ12が板ばね24の付勢力に抗してかつ板ばね24自
身の弾性変形により図3の実線で示す動力伝達可能位置
から同図の鎖線で示す動力伝達不能位置へ揺動する。こ
の揺動により、駆動側プーリー15の外周面がOリング
16から離れる。これによって、モータ12の駆動軸1
4と微動ハンドル軸1とが完全に切り離される。
【0036】したがって、微動ハンドル軸1をモータ1
2の駆動軸14から切り離した状態で微動ハンドル3を
手動で回転させることができる。すなわち、モータとし
てDCモータ12を用いた場合でも、モータ用減速機構
17の減速比の影響を受けずに、軽い操作力で微動ハン
ドル3を手動で回転させることができる。また、DCモ
ータ12に代えてステッピングモータを用いた場合で
も、ステッピングモータの基本ステップ角の影響を受け
ずに微動ハンドル3を回転させることができるので、微
動ハンドル3を止めたい位置で止めることができ、微動
ハンドル3の操作性がよい。
【0037】また、上記第1実施例によれば、モータ1
2は、その駆動軸14が微動ハンドル軸1と並列になる
ような位置に配置され、かつ駆動側プーリー15と受動
側プーリー13とが板ばね24の付勢力によりOリング
16を介して接触することにより駆動軸14から微動ハ
ンドル軸1への動力伝達経路が形成されるので、その経
路の形成及び切り離しを簡単な構成で実現することがで
きる。
【0038】なお、上記第1実施例では、板ばね24
は、駆動プーリー15がOリング16と接触する方向へ
モータ12を付勢しているが、その付勢方向を逆にして
もよい。すなわち、駆動プーリー15がOリング16か
ら離れる方向(両者の接触が断たれる方向)へ板ばね2
4がモータ12を付勢するように構成してもよい。この
ような構成の場合、モータ変位機構30は、レバー33
を手動位置から電動位置へ切り換えたとき、モータ12
を板ばね24の付勢力に抗して移動させることにより、
モータ12を図3の鎖線で示す動力伝達不能位置から同
図の実線で示す動力伝達可能位置へ変位させるように構
成される。
【0039】また、上記第1実施例において、受動側プ
ーリー13とOリング16とを樹脂又はゴム等の材料で
一体型に形成してもよい。また、Oリング16を受動側
プーリー13の外周面にではなく、駆動側プーリー15
の外周面に装着してもよい。また、受動側プーリー13
とその外周面にあるOリング16とを樹脂又はゴム等の
材料で一体型に形成してもよい。
【0040】次に、この発明の第2実施例に係る顕微鏡
の焦準装置を図4に基づいて説明する。
【0041】上記第1実施例では、一対の板ばね24
は、自身の弾性変形により、モータ12を支持部材22
の突部22aに対し動力伝達可能位置と動力伝達不能位
置との間で揺動可能に支持すると共に、モータ12を動
力伝達可能位置側へ保持部材23を介して付勢してい
る。
【0042】これに対して、この第2実施例では、一対
の板ばね24に代えて一対のヒンジ25と圧縮ばね26
とが設けられている。一対のヒンジ25は、一対の板ば
ね24と同様に、一端側が支持部材22の突部22a
に、他端側が保持部材23の微動ハンドル軸側端部に固
定されている。これによって、一対のヒンジ25は、モ
ータ12を支持部材22の突部22aに対し動力伝達可
能位置(図4の実線位置)と動力伝達不能位置(同図の
鎖線位置)との間で揺動可能に支持する。一方、圧縮ば
ね26は、支持部材22と保持部材23の反微動ハンド
ル軸側端部との間に設けられている。これによって、圧
縮ばね26は、モータ12を動力伝達可能位置側へ保持
部材23を介して付勢している。その他の構成は第1実
施例と同じである。
【0043】上記構成を有する第2実施例では、微動ハ
ンドル3を電動で駆動する場合に、前記レバー33(図
2参照)を電動位置へ手動で切り換えると、モータ12
が圧縮ばね26の付勢力により一対のヒンジ25の回動
部25aを支点にして図4の鎖線で示す動力伝達不能位
置から同図の実線で示す動力伝達可能位置へ揺動する。
【0044】一方、微動ハンドル3を手動で駆動する場
合に、レバー33を電動位置から手動位置へ手動で切り
換えると、モータ12が圧縮ばね26の付勢力に抗して
かつ一対のヒンジ25の回動部25aを支点にして動力
伝達位置から動力伝達不能位置へ揺動する。
【0045】次に、この発明の第3実施例に係る顕微鏡
の焦準装置を図5に基づいて説明する。
【0046】この第3実施例は図4に示す上記第2実施
例の変形例である。この第2実施例では、上記第1実施
例と同様に、モータ12を動力伝達可能位置と動力伝達
不能位置との間での変位させる(揺動させる)ための切
換え操作を、レバー33を手動で操作して行うように構
成されている。
【0047】これに対して第3実施例では、前記切換え
操作を電動で行なうように構成されている。すなわち、
第3実施例では、上記第2実施例において、前記モータ
変位機構30(第1実施例を示す図2を参照)を構成す
るレバー回転軸31、偏心コマ32及びレバー33に代
えて、ソレノイド(モータ変位手段)35が設けられて
いる。
【0048】ソレノイド35の本体部は、支持部材22
の外面に固定されたブラケット36に取り付けられてい
る。一方、前記保持部材23の反微動ハンドル軸側端部
に係合部23bが形成されている。この係合部23bの
端面が圧縮ばね26の付勢力によりソレノイド35のプ
ランジャ35aの一端に押し付けられている。そして、
ソレノイド35は、図示しない切換えスイッチをオンに
すると励磁されてプランジャ35aが図5の実線で示す
元の位置から右方へ変位すると共に、切換えスイッチを
オフにすると励磁が解除されてプランジャ35aが元の
位置へ戻るように構成されている。
【0049】上記構成を有する第3実施例では、微動ハ
ンドル3を電動で駆動する場合に、前記切換えスイッチ
をオフにすると、ソレノイド35の励磁が解除されてそ
のプランジャ35aが図5の鎖線で示す位置から同図の
実線で示す元の位置へ戻る。これによって、保持部材2
3が圧縮ばね26の付勢力により図5の鎖線で示す位置
から左方へ変位し、モータ12が図5の鎖線で示す動力
伝達不能位置から同図の実線で示す動力伝達可能位置へ
一対のヒンジ25の回動部25aを支点にして揺動す
る。この揺動により、駆動側プーリー14の外周面が圧
縮ばね26の付勢力によりOリング16に押し付けら
れ、Oリング16を介して受動側プーリー13の外周面
と接触する。これによって、駆動軸14の回転が微動ハ
ンドル軸1に伝達可能な状態になる。
【0050】一方、微動ハンドル3を手動で駆動する場
合に、前記切換えスイッチをオンにすると、ソレノイド
35が励磁されてそのプランジャ35aが図5の実線で
示す元の位置から右方へ変位する。この変位によって保
持部材23が圧縮ばね26の付勢力に抗して図5の実線
位置から右方へ変位し、モータ12が図5の実線で示す
動力伝達可能位置から同図の鎖線で示す動力伝達不能位
置へ一対のヒンジ25の回動部25aを支点にして揺動
する。この揺動により、駆動側プーリー15の外周面が
Oリング16から離れ、モータ12の駆動軸14と微動
ハンドル軸1とが完全に切り離される。
【0051】なお、上記第3実施例において、前記切換
えスイッチを操作する際に、モータ12が前記両位置の
どちらの位置にあるかを容易に判断できるように、前記
位置検出スイッチ41の出力信号を用いることにより、
モータ12が前記両位置のどちらの位置にあるかを表示
する表示部を設けておくとよい。あるいは、切換えスイ
ッチのオン、オフに連動して前記表示部を動作させるよ
うにしてもよい。
【0052】また、上記第1実施例においても、モータ
変位手段としての前記モータ変位機構30に代えて第3
実施例のソレノイド35を用いてもよい。
【0053】また、上記第2及び第3実施例において、
圧縮ばね26は、駆動プーリー15がOリング16と接
触する方向へモータ12を付勢しているが、その付勢方
向を逆にしてもよい。このような構成の場合、前記切換
えスイッチをオンにするとソレノイド35が励磁されて
そのプランジャ35aが圧縮ばね26の付勢力に抗して
モータ12を動力伝達位置側へ揺動させると共に、前記
スイッチをオフにするとソレノイド35の励磁が解除さ
れてモータ12が圧縮ばね26の付勢力により動力伝達
不能位置へ揺動するように構成される。
【0054】次に、この発明の第4実施例を図6及び図
7に基づいて説明する。
【0055】この第4実施例は、図1〜図3に示す第1
実施例の変形例である。この第1実施例では、モータ支
持機構20の一部を構成する一対の板ばね24は、自身
の弾性変形により、モータ12を支持部材22の突部2
2aに対し動力伝達可能位置と動力伝達不能位置との間
で揺動可能に支持すると共に、モータ12を動力伝達可
能位置側へ保持部材23を介して付勢している。
【0056】これに対して、第4実施例では、モータ支
持機構20Aは、前記支持部材22と、前記保持部材2
3と、モータ12の駆動軸14が微動ハンドル軸1に対
して略平行になった状態でモータ12が動力伝達位置と
動力伝達不能位置との間で直進移動するように、保持部
材23を直進移動可能に支持するボールレース部(直進
案内部)27と、保持部材23を介してモータ12を動
力伝達位置側へ付勢する一対の圧縮ばね26Aとから構
成されている。
【0057】ボールレース部27は、支持部材22の一
部に又は支持部材22に固定された部材に形成された左
右の直線溝22cと、左右の直線溝22cに対向する保
持部材23の両側部に形成された左右の直線溝23c
と、左右の直線溝22cと左右の直線溝23cとの間に
それぞれ配置された複数の球体28とから構成されてい
る。
【0058】一対の圧縮ばね26Aは、支持部材22の
ばね受け部22dと保持部材23との間に配置されてい
る。その他の構成は、上記第1実施例と同じである。
【0059】上記構成を有する第4実施例では、微動ハ
ンドル3を電動で駆動する場合には、レバー33を電動
位置へ手動で切り換える。この切換えによりレバー回転
軸31が回転して偏心コマ32の短径部の外周面が保持
部材23の端面に接触し、モータ12が一対の圧縮ばね
26Aの付勢力によりかつボールレース部27により直
進案内されて動力伝達不能位置(駆動側プーリー15の
外周面がOリング16から離れた位置)から動力伝達可
能位置(図6に示すように駆動側プーリー15の外周面
がOリング16と接触する位置)へ直進移動する。この
移動により、駆動側プーリー14の外周面が一対の圧縮
ばね26Aの付勢力によりOリング16に押し付けら
れ、Oリング16を介して受動側プーリー13の外周面
と接触する。これによって、駆動軸14の回転が微動ハ
ンドル軸1に伝達可能な状態になる。
【0060】微動ハンドル3を手動で駆動する場合に
は、レバー33を電動位置から手動位置へ手動で切り換
える。この切換えによりレバー回転軸31が上記とは逆
方向へ回転して偏心コマ32の長径部の外周面が保持部
材23の端面に接触し、モータ12が一対の圧縮ばね2
6Aの付勢力に抗してかつボールレース部27により直
進案内されて前記動力伝達可能位置から前記動力伝達不
能位置へ直進移動する。この移動により、駆動側プーリ
ー15の外周面がOリング16から離れる。これによっ
て、モータ12の駆動軸14と微動ハンドル軸1とが完
全に切り離される。したがって、微動ハンドル軸1をモ
ータ12の駆動軸14から切り離した状態で微動ハンド
ル3を手動で回転させることができる。
【0061】なお、上記第4実施例では、圧縮ばね26
Aは、駆動プーリー15がOリング16と接触する方向
へモータ12を付勢しているが、その付勢方向を逆にし
てもよい。すなわち、駆動プーリー15がOリング16
から離れる方向(両者の接触が断たれる方向)へ圧縮ば
ね26Aの付勢力によりモータ12を付勢するように構
成してもよい。
【0062】また、上記第1〜4実施例においてモータ
の駆動軸14が微動ハンドル軸1に対して垂直となるよ
うにモータ12を配置してもよい。このとき、駆動側プ
ーリーを円板形状とし、板バネによってモータ12を駆
動軸14の長手方向に付勢し、駆動側プーリーをOリン
グ16に押し付けることにより駆動軸14の回転を微動
ハンドル軸1に伝達可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る顕微鏡の焦準装置によれば、微動ハンドルを電
動で駆動する場合、モータ変位手段によりモータを動力
伝達可能位置へ変位させると、駆動側回転体及び受動側
回転体が摩擦部材を介して接触するので、モータの駆動
軸の回転が微動ハンドル軸に伝達可能となる。微動ハン
ドルを手動で回転させる場合、モータ変位手段によりモ
ータを動力伝達不能位置へ変位させると、前記接触が断
たれるので、微動ハンドル軸をモータの駆動軸から完全
に切り離した状態で手動により回転可能となる。すなわ
ち、モータとしてDCモータを使用した場合に、そのモ
ータの回転を減速する減速比の大きいモータ用減速機構
の回転負荷の影響を受けずに、軽い操作力で微動ハンド
ルを回転させることができ。また、モータとしてステッ
ピングモータを使用した場合でも、その基本ステップ角
の影響を受けずに、微動ハンドルを止めたい位置で止め
ることができ、微動ハンドルの操作性がよい。
【0064】したがって、微動ハンドルを電動及び手動
のいずれでも駆動することができ、かつ手動時での操作
力の軽減及び操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施例に係る顕微鏡の焦
準装置を示す縦断面図である。
【図2】図2は図1のAーA線に沿う断面図である。
【図3】図3は図1の一部を拡大した断面図である。
【図4】図4はこの発明の第2実施例に係る顕微鏡の焦
準装置を示す図で、図3と同様の断面図である。
【図5】図5はこの発明の第3実施例に係る顕微鏡の焦
準装置を示す図で、図3と同様の断面図である。
【図6】図6はこの発明の第4実施例に係る顕微鏡の焦
準装置を示す図で、図3と同様の断面図である。
【図7】図7は図6のBーB線に沿う断面図である。
【図8】図8は従来の顕微鏡の焦準装置を示す縦断面図
である。
【図9】図9は図8の焦準装置にDCモータを用いた従
来例を示す断面図である。
【図10】図10は図8の焦準装置にステッピングモー
タを用いた従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 微動ハンドル軸 2 粗動ハンドル軸 3 微動ハンドル 4 粗動ハンドル 12 DCモータ(モータ) 13 受動側プーリー(受動側回転体) 15 駆動側プーリー(駆動側回転体) 16 Oリング(摩擦部材) 20 モータ支持機構(モータ支持手段) 24 板ばね(付勢手段) 26、26A 圧縮ばね(付勢手段) 30 モータ変位機構(モータ変位手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微動ハンドル軸及び粗動ハンドル軸と、
    前記微動ハンドル軸及び前記粗動ハンドル軸をそれぞれ
    回転させる微動ハンドル及び粗動ハンドルとを備え、前
    記微動ハンドル又は前記粗動ハンドルを手動で回転させ
    ることによりステージが上下するように構成された顕微
    鏡の焦準装置において、 前記微動ハンドル軸を回転させるためのモータと、 前記微動ハンドル軸と一体的に回転する受動側回転体
    と、 前記モータの駆動軸と一体的に回転する駆動側回転体
    と、 前記両回転体の一方の外周部に設けられ、前記両回転体
    の間に介在する摩擦部材と、 前記摩擦部材を介して前記両回転体が接触する動力伝達
    可能位置と前記接触が断たれる動力伝達不能位置との間
    で前記モータを変位可能に支持するモータ支持手段と、 前記駆動側回転体が前記摩擦部材を介して前記受動側回
    転体と接触する方向又はその接触が断たれる方向へ前記
    モータを付勢する付勢手段と、 前記モータを前記付勢に抗して移動させることにより、
    前記モータを前記動力伝達可能位置と前記動力伝達不能
    位置との間で変位させるモータ変位手段とを備えている
    ことを特徴とする顕微鏡の焦準装置。
JP7171489A 1995-06-14 1995-06-14 顕微鏡の焦準装置 Pending JPH095634A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310093A (ja) * 2003-04-01 2004-11-04 Leica Microsystems Wetzlar Gmbh 光学システムのための操作ノブ
JP2009237103A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nikon Vision Co Ltd 移動機構、光学装置
DE102015109149A1 (de) * 2015-06-10 2016-12-15 Leica Microsystems Cms Gmbh Mikroskop mit reibschlüssigen Antrieben

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