JPH0956113A - モータの給電端子 - Google Patents

モータの給電端子

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JPH0956113A
JPH0956113A JP7206248A JP20624895A JPH0956113A JP H0956113 A JPH0956113 A JP H0956113A JP 7206248 A JP7206248 A JP 7206248A JP 20624895 A JP20624895 A JP 20624895A JP H0956113 A JPH0956113 A JP H0956113A
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JP
Japan
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terminal
power supply
plate
motor
casing
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JP7206248A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ito
嘉啓 伊藤
Masao Okumura
正雄 奥村
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MATSUO SEISAKUSHO KK
Asmo Co Ltd
Matsuo Industries Inc
Original Assignee
MATSUO SEISAKUSHO KK
Asmo Co Ltd
Matsuo Industries Inc
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Publication date
Application filed by MATSUO SEISAKUSHO KK, Asmo Co Ltd, Matsuo Industries Inc filed Critical MATSUO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーカを、特別な取付け具を必要とせず、
製造組付け簡易にモータ内に設ける。 【解決手段】 モータのハウジング壁Hに貫通固定さ
れ、露出する両端に外部給電線とモータブラシに至る内
部給電線がそれぞれ接続される一対の端子板2、3と、
端子板2、3の中間位置を結ぶようにこれらに一体に成
形されたケーシング11と、ケーシング11内に設けら
れて、上下に分離された左側端子板2の下側端子板22
に基端43が固着され、過電流通電時の温度上昇により
湾曲変形して先端の接点42が左側端子板2の上側端子
板21から離れるバイメタル板4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの給電端子に
関し、特に過電流を遮断するブレーカ等を内設した給電
端子に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの焼損を防止する過電流遮断用ブ
レーカ等をモータハウジング内に一体に収納することが
試みられており、例えば実開昭60−114574号公
報や実開昭61−123668号公報等においては、取
付け具やU字バネでブレーカを抱持してハウジングの内
壁やハウジング内に設けた絶縁板等に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では、取付け具等を必要とするために部品点数が増加
するとともに、ブレーカまでの配線や上記取付け具の係
止部をハウジング側に形成する必要がある等、製造およ
び組付けに手間を要するという問題があった。本発明は
このような課題を解決するもので、ブレーカ等の回路部
材を、特別な取付け具を必要とせず、製造組付け簡易に
モータ内に設けることを可能としたモータの給電端子を
提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明の第1の特徴では、内外の給電部
材(51〜54)が両端にそれぞれ接続される端子部材
(2、3)にケーシング(11)を一体に成形して、ケ
ーシング(11)内にブレーカ等の回路部材(4)を設
けている。したがって、端子部材(2、3)をモータの
ハウジング壁(H)に貫通固定することによりモータ内
への回路部材(4)の固定も同時になされ、特別な取付
け具を必要としない。
【0005】また、ケーシング(11)は端子部材
(2、3)との一体成形により簡易に製造されるととも
に、このケーシング(11)内に回路部材(4)を設け
るから、回路部材(4)の保護も十分になされる。加え
て、回路部材(4)と端子部材(2、3)間の配線作業
も不要とできる。本発明の第2の特徴では、端子部材
(2)をハウジング壁(H)に挿通固定すると同時に、
コネクタ部(23)が支持端子部(71)に嵌着され、
ブラシ(61)との電気的な接続が配線によることなく
速やかになされるとともに、端子部材(2)と支持端子
部(71)の両者によってケーシング(11)が確実に
位置決めされる。
【0006】本発明の第3の特徴では、一対の端子部材
(2、3)の中間位置を結ぶようにケーシング(11)
を一体成形することにより、ケーシング(11)の確実
な位置決めがなされるとともに、端子部材(2、3)間
の空きスペースが有効に利用される。本発明の第4の特
徴では、回路部材を電流遮断部材(4)としたことによ
りモータの焼損が防止される。
【0007】好適には電流遮断部材は熱応動板(4)で
簡易に構成され、この熱応動板(4)の背面に弾接する
弾性部材(12)を設けることにより、端子部材(2)
の他方の端部(21)から離れる直前まで熱応動板
(4)は十分な圧力で他方の端部(21)に接触し、チ
ャタリング等の発生が防止される。また、電流遮断部材
を反転板(41)と、これに反転力を印加する反転手段
(44)とで構成することにより、同様に端子部材
(2)の他方の端部(21)から離れる直前まで反転板
(41)は十分な圧力で他方の端部(21)に接触し、
チャタリング等の発生が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1にはモータハウジングの要部を示
し、ハウジング壁Hの開口H1に臨んで左右の対向位置
にブラシ61、62が設けられ、これらブラシ61、6
2は上方より開口H1内に挿置されるロータRの端部外
周の整流板R1に接触している。各ブラシ61、62か
らは内部給電部材としてのピッグテール53、54が延
びて、それぞれ給電端子1の端子板2、3の上端にスポ
ット溶接されている。
【0009】左右の端子板2、3は、略長方形の樹脂ケ
ーシング11の両端部内を貫通して下方へ延び、その下
端はハウジング壁Hに形成した貫通孔内に挿通されてい
る。上記ケーシング11は前面の内周部が開放されてお
り、この内周部内に、詳細を後述する電流遮断部材たる
ブレーカ4が設けられている。図2に給電端子1の正面
図を示し、図3にはその水平断面図を示す。図におい
て、右側端子板3は、下半部を広幅とし上半部を狭幅と
した一枚板で構成され、中間部がケーシング11内に埋
設されている。左側端子板2は、略Z字形に屈曲する下
側端子板22と、下側端子板22の下半部と同一直線上
でやや離れた上方に位置する上側端子板21とから構成
されている。そして、下側端子板22は上半部の大部分
がケーシング11の開放空間S内に露出し、一方、上側
端子板21は下端部の一部が開放空間S内に露出してい
る。
【0010】ブレーカ4は中心に小孔41を形成した略
菱形の熱応動板たるバイメタル板で構成され、その右端
43が下側端子板22の上半部に溶着されるとともに、
左端板面に設けた接点42が、上側端子板21の下端部
に設けた接点211に対向している。バイメタル板4は
常温状態では、図3に示すように下方へ凸状に湾曲し
て、小孔を設けた中心を頂点とする緩やかな斜面の略円
錐形をした、いわゆる自己保持型である。この状態で、
接点42と接点211は互いに接触導通している。
【0011】ケーシング11の下方へ突出する下側端子
板22および右側端子板3のそれぞれ下端221、31
は、中央が切り欠かれた略U字形の爪部になっており、
切欠きの円形空間内に外部給電線51、52(図1)の
先端がそれぞれカシメられてハンダ接続される。また、
上記各切欠きの直上の端子板面には、ハウジング壁H
(図1)の貫通孔に挿通された後にその開口縁に係合し
て各端子板2、3を位置決めする切り起こし23、32
が形成されている。
【0012】このような給電端子1の製造は、図4に示
すように、板材をプレスで打ち抜いて、四隅にパイロッ
ト孔F1を有する枠フレームFと、架橋部F2により枠
フレームFに連結された上側、下側の各端子板21、2
2および右側端子板3とを成形する。そして、枠フレー
ムFと一体になった各端子板21、22、3を金型内に
挿置し、樹脂材を射出成形してケーシング11とする
(図5)。その後、バイメタル板4を下側端子板22に
溶着し、架橋部F2を切り落として完成品とする。
【0013】モータブラシ61、62への外部からの給
電は、接触導通する上記バイメタル板4を介し右側およ
び左側の各端子板2、3を経てなされる。コイル短絡等
により過電流が流れるとバイメタル板4の温度が急上昇
し、この結果、バイメタル板4は、図3の鎖線で示すよ
うに、上方へ凸状をなった形状に急速に反転湾曲して、
接点42、211間の導通が解消され、過電流が遮断さ
れる。
【0014】なお、バイメタル板4を原形に復帰させる
には、その左端を手で抑え、この状態でケーシング11
の復帰操作用通孔111内に操作棒を挿通してバイメタ
ル板4の板面を下方へ押圧する。本実施形態によれば、
左右の端子板2、3間を結ぶようにこれらに一体に成形
されたケーシング11内に、バイメタル板で構成された
ブレーカ4を収納しているから、端子板2、3間の空き
スペースを有効に利用することができる。また、モータ
へのブレーカ4の取り付けも、端子板2、3をモータハ
ウジングHに装着することにより同時になされるから、
ブレーカ4を取り付けるための取付け具を別途必要とせ
ず、取付け具の係止部をモータハウジングに形成する等
の手間も要しない。
【0015】また、ブレーカ4が板状体であるから、ケ
ーシング11が薄肉となり、コンパクトである。さら
に、端子板2、3の打ち抜き、ケーシング11の射出成
形、バイメタル板4の溶着、および架橋部F2の切り落
としの各工程は一連の自動化が容易であり、端子板2か
らバイメタル板4への配線が不要であることとも相まっ
て、製造組付けの手間が大幅に軽減される。
【0016】なお、熱応動板としてはバイメタル板以外
に、トリメタル板等を使用できる。 (第2実施形態)図6において、ケーシング11の外周
中央には帯状の板バネ体12が巻き付けてあり、板バネ
体12の板面は開放空間S内へ湾曲突出してバイメタル
板4の板面中央部に弾接している。
【0017】このような構造によれば、バイメタル板4
は背後が板バネ体12により押圧されているから、反転
湾曲して上側端子板21の接点211から離れるまでの
間、バイメタル板4先端の接点42は十分な圧力で接点
211に接触導通する。これにより、反転湾曲直前に接
点42、211間の接触圧が低下してチャタリング等を
生じることが簡易な構造で防止される。
【0018】なお、板バネ体12に代えて、バネ性を有
するバイメタル板や形状記憶合金板を使用して、バイメ
タル板からの熱を受けて湾曲突出度が大きくなるバイメ
タル板により上記バイメタル板の背後をより強く押圧す
るようにすれば、さらに効果がある。また、板バネ体1
2の位置ずれを防止するために、ケーシング11表面に
位置決め用の溝を形成してこれに板バネ体12を収める
ようにすると良い。
【0019】(第3実施形態)本実施形態では、図7に
示すように、ケーシング11は上下の端子板21、22
に分離された左側端子板2のみに一体に成形されてい
る。ケーシング11内には上記各実施形態で説明したも
のと同一構造のバイメタル板4が収納されて、上下の端
子板21、22を導通させている。
【0020】上側端子板21の上端にはコネクタ部材2
3が固着してある。このコネクタ部材23は板材を屈曲
成形したもので、基端が上側端子板21の端部に溶着固
定されるとともに、下方へ屈曲した先端は両側縁が背面
へ円弧状に折り返されて雌型のコネクタ部231となっ
ている。モータのハウジング壁Hには、下側端子板22
の下端221を挿入する貫通孔H2が形成されるととも
に、支持ターミナル71が立設してあり、ブラシ61を
支持する湾曲した板バネ72の基端が上記支持ターミナ
ル71に固定されている。
【0021】このような構造において、図の矢印で示す
ように下側端子板22を貫通孔H2内に挿入すると、こ
れと同時にコネクタ部材23先端のコネクタ部231
が、板状の支持ターミナル71に上方より被せられてこ
れに嵌合し接触導通する。本実施形態によれば、バイメ
タル板4を収納したケーシング11が左側端子板2と支
持ターミナル71の両者によって確実に位置決めされる
とともに、左側端子板2からブラシ61への給電が、支
持ターミナル71に結合するコネクタ部材23を介し
て、配線によることなく簡易に行われる。
【0022】(第4実施形態)図8においては、ブレー
カを収納したケーシング11に、U字形に成形された防
塵カバー13が下方より被着されて、ケーシング11内
が前後から閉鎖されている(図9)。この防塵カバー1
3は左右の端子板2、3をモータのハウジング壁H(図
1)に装着した状態で、ハウジング壁Hとケーシング1
1の間に挟まれて固定される。
【0023】本実施形態においては、ブレーカは、上記
各実施形態におけるバイメタル板4と同一形状で、熱応
動性のない板バネ製反転板41により構成されており、
この反転板41は常時は下方へ凸状に湾曲してその先端
の接点42が上側端子板21の接点211に接触導通す
るとともに、基端43が反転手段としてのバイメタル片
44を介して下側端子板22に結合されている。
【0024】このような構造において、下側端子板2
2、バイメタル片44、反転板41から上側端子板21
に至る経路に過電流を生じると、バイメタル片44の温
度が上昇してその先端が下方へ回動変形する(図1
0)。これに伴って反転板41はその接点42が接点2
11に圧接して、曲率が小さくなるように変形させられ
る。さらにバイメタル片44の先端が回動変形すると
(図11)、反転板41は上方へ凸状となるように反転
して、先端接点42が接点211から迅速に離間する。
【0025】離間した反転板41の先端は、防塵カバー
13の内面に形成したストッパ凸部131に近接して位
置し、この状態で防塵カバー13の通孔からケーシング
11の復帰操作孔111内に操作棒を通して、反転板4
1の板面を下方へ押すと、反転板41は再び下方へ凸状
に湾曲した原形(図9)に復帰する。本実施形態によれ
ば、反転板41の接点42は反転直前まで接点211に
十分な圧力で接触するから、チャタリング等の発生が防
止される。また、遮断特性の調整は、反転板41が反転
するまでのバイメタル片44の変位量を組み立て後に調
整することによって容易に行うことができる。
【0026】(第5実施形態)図12においては、反転
板41の基端43を下側端子板22に直接固定し、バイ
メタル片45は基端をケーシング11の壁面に埋設固定
するとともに、その先端を、下方へ凸状となった反転板
41の板面中央に当接させてある。反転板41に過電流
が流れるとその温度が上昇し、これに接触するバイメタ
ル片45の温度も上昇して、反転板41の板面を上方へ
押す。これにより、反転板41が反転させられ。接点4
2、211間が開放される。
【0027】この構造によっても、上記第4実施形態と
同様の効果がある。 (第6実施形態)図13に示すように、バイメタル片4
6をU字形に形成して防塵カバー13の凹所132内に
設け、その側面を反転板41の板面に当接させる。反転
板41に過電流が流れた時の温度上昇によりバイメタル
片46が開き変形して、反転板41の板面を上方へ押
し、反転板41が反転させられて接点42、211間が
開放される。
【0028】(第7実施形態)図14に示すように、バ
イメタル片47の基端を、上側端子板21に導通させて
ケーシング11壁内に埋設した補助端子板212に溶着
し、その先端に設けた接点471を反転板41の板面に
当接させる。反転板41を流れる電流はバイメタル片4
7にも分流し、過電流を生じた場合にはこれによりバイ
メタル片47が直接発熱し変形して、反転板41の板面
を上方へ押す。
【0029】この構造によっても、上記各実施形態と同
様の効果がある。 (その他の実施形態)ケーシング11内に設ける回路部
材としては、上記各実施例のブレーカに限られず、例え
ば図15に示すように、左側端子板2の分離した上下の
端子板21、22間と、右側端子板3の分離した上下の
端子板33、34間をそれぞれチョークコイル81、8
2で結ぶとともに、左右の端子板22、34間をコンデ
ンサ83で結んで雑音防止回路としても良い。
【0030】また、図16に示すように、左側端子板2
の分離した上下の端子板21、22間を温度ヒューズ8
4やPTC素子等で結んで電流遮断を行うようにしても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る、給電端子を設け
たモータハウジングの要部斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る、給電端子の正面
図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る、給電端子の水平
断面図で、図2のIII −III 線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る、給電端子の製造
過程におけるプレス成形板材の正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る、給電端子の製造
過程におけるケーシング成形後のプレス成形板材の正面
図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る、給電端子の斜視
図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る、給電端子の分解
斜視図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る、給電端子の外観
斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る、給電端子の水平
断面図で、図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る、給電端子の水
平断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る、給電端子の水
平断面図である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る、給電端子の水
平断面図である。
【図13】本発明の第6実施形態に係る、給電端子の水
平断面図である。
【図14】本発明の第7実施形態に係る、給電端子の水
平断面図である。
【図15】本発明の他の実施形態に係る、給電端子の斜
視図である。
【図16】本発明の他の実施形態に係る、給電端子の斜
視図である。
【符号の説明】
1…給電端子、11…ケーシング、12…板バネ体、2
…左側端子板、21…上側端子板、22…下側端子板、
23…コネクタ部、3…右側端子板、4…バイメタル
板、41…反転板、44、46、47…バイメタル片、
51、52…外部給電線、53、54…ピッグテール、
61、62…モータブラシ、71…支持端子板、72…
板バネ、81、82…抵抗、83…コンデンサ、84…
温度ヒューズ、H…ハウジング壁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのハウジング壁(H)に貫通固定
    され、露出する両端に外部給電部材(51、52)とモ
    ータブラシ(61、62)に至る内部給電部材(53、
    54、71、72)がそれぞれ接続される端子部材
    (2、3)に一体に成形されたケーシング(11)と、
    ケーシング(11)内に設けられて、当該ケーシング
    (11)内に露出した前記端子部材(2、3)に導通す
    る回路部材(4、41、44、46、47、81、8
    2、83、84)とを備えることを特徴とするモータの
    給電端子。
  2. 【請求項2】 前記内部給電部材(71、72)は、前
    記ハウジング壁(H)に立設された支持端子部(71)
    と、当該支持端子部(71)に基端が固定され先端でモ
    ータブラシ(61)を支持する板バネ(72)とで構成
    され、前記端子部材(2)には、これを前記ハウジング
    壁(H)へ貫通固定した時に同時に前記支持端子部(7
    1)に嵌着されるコネクタ部(23)を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のモータの給電端子。
  3. 【請求項3】 前記端子部材(2、3)は一対設けら
    れ、前記ケーシング(11)は両端子部材(2、3)の
    中間位置を結ぶようにこれらに一体に成形されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータの給電端子。
  4. 【請求項4】 前記回路部材(4、41、44、46、
    47、81、82、83、84)は、ケーシング(1
    1)内で分離された前記端子部材(2)の端部(21、
    22)間に介設されて、過電流が流れた際に前記端部
    (21、22)間の導通を解消する電流遮断部材(4、
    41、44、46、47)であることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれか1つに記載のモータの給電端
    子。
  5. 【請求項5】 前記電流遮断部材(4、41、44、4
    6、47)を、前記端子部材(2)の一方の端部(2
    2)に基端が固着され、過電流通電時の温度上昇により
    湾曲変形して先端が前記端子部材(2)の他方の端部
    (21)から離れる熱応動板(4)で構成したことを特
    徴とする請求項4に記載のモータの給電端子。
  6. 【請求項6】 前記熱応動板(4)の背面に弾接してそ
    の先端を前記端子部材(2)の他方の端部(21)に向
    けて付勢する弾性部材(12)を設けたことを特徴とす
    る請求項5に記載のモータの給電端子。
  7. 【請求項7】 前記電流遮断部材(4、41、44、4
    6、47)を、所定以上の反転力を受けた時に反転変形
    して先端が前記端子部材(2)の他方の端部(21)か
    ら離れる反転板(41)と、前記反転板(41)に反転
    力を印加する反転手段(44、46、47)とで構成し
    たことを特徴とする請求項4に記載のモータの給電端
    子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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