JPH09560U - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09560U
JPH09560U JP006809U JP680997U JPH09560U JP H09560 U JPH09560 U JP H09560U JP 006809 U JP006809 U JP 006809U JP 680997 U JP680997 U JP 680997U JP H09560 U JPH09560 U JP H09560U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技領域区画部材により遊技盤の下部側から
左右両側にわたる部分の装飾性、意匠性を良好にできる
と共に、遊技領域区画部材を遊技盤に容易且つ確実に装
着できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技領域区画部材は、遊技領域A の下部
側から左右両側に沿って複数個に分割された装飾体16,1
7,18を備え、この各装飾体16,17,18は、遊技盤4から前
方に膨らむ膨らみ装飾部を有する合成樹脂製としたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機では、発射装置により発射された遊技球を遊技盤の 上部側に案内するためのステンレス製の外レールを遊技盤の下部から上部側に円 弧状に設けると共に、この外レールの内側に、内レールを遊技盤の下部側から左 右両側及び上部側を含む範囲に跨がって円弧状に装着し、外レールとこの外レー ルに対応する内レールの一部との間に、外レールに沿って案内通路を形成し、内 レールの内側の略円形部分を遊技領域として、その遊技領域に入球口、入賞装置 等を配置している。 内レールは、外レールと同様に帯状のステンレス材により構成し、これをレー ル取り付け釘を介して遊技盤の前面に円弧状に湾曲させて取り付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機は、ステンレス製の内レールを用いているため、遊技盤に装 着する前の状態では、内レールの湾曲形状が定まり難く、その取り扱いが非常に 煩雑であって、不用意に取り扱えば簡単に変形して終い使用不能になる欠点があ る。 また内レール自体に定形性がないため、遊技盤に装着する時にも、特別な機械 を用いて内レールを所定の曲率に湾曲させておき、その状態で端縁側の取り付け 釘を遊技盤に打ち込んで取り付けなければならず、内レールの装着用として特別 な機械を必要とし、しかも特別な取り付け釘を必要とする欠点がある。 更に内レールを帯状のステンレス材により構成しているため、それ自体では何 の変化もなく装飾性に欠ける欠点があり、遊技盤の下部側から左右両側にわたる 部分の装飾性が悪く、遊技盤の下部側の全体に斬新な意匠的工夫を施すことが困 難である。 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、遊技領域区画部材により遊技盤の下部側 から左右両側にわたる部分の装飾性、意匠性を良好にできると共に、遊技領域区 画部材を遊技盤に容易且つ確実に装着でき、しかも機種毎の装飾性、意匠性の変 更も容易にできる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、発射装置により発射された遊技球を遊技盤の上部 側に案内するための外レールを遊技盤の下部から上部側に円弧状に設けると共に 、この外レールの内側に、遊技領域区画部材を遊技盤の下部から左右両側に跨が って円弧状に装着し、外レールとこの外レールに対応する遊技領域区画部材の一 部との間に、外レールに沿って案内通路を形成し、遊技領域区画部材の上側の略 円形部分を遊技領域とした弾球遊技機において、遊技領域区画部材は、遊技領域 の下部側から左右両側に沿って複数個に分割された装飾体を備え、この各装飾体 は、遊技盤から前方に膨らむ膨らみ装飾部を有する合成樹脂製としたものである 。 請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案において、遊技領域区画部 材は、遊技領域の下部に対応する下部装飾体と、この下部装飾体の左右両側の左 右装飾体とを備えたものである。 請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、各装飾体 の外側を円弧状に構成し、案内通路に対応する装飾体の外側を内レールとしたも のである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳述する。 図1はパチンコ機の正面図、図2は遊技盤4 の正面図を示す。図1及び図2に おいて、1 は前面枠で、矩形状の機枠の前面側に開閉自在に枢着されている。前 面枠1 にはガラス扉2 及び前面板3 が装着され、またその後側に遊技盤4 が着脱 自在に装着されている。 遊技盤4 の前面には、発射された遊技球を案内する外レール5 が設けられると 共に、障害釘の他、変動図柄表示装置6 、入球口7 〜9 、左入賞装置10、右入賞 装置11,12 、通過ゲート13、始動ゲート14、下部入賞装置15、左右装飾体16,17 及び下部装飾体18等が設けられている。
【0006】 前面板3 には上皿19a が装着され、この上皿19a の前縁部に球抜きレバー20a が設けられている。前面枠1 の下部には下皿21a と発射装置22用の操作ハンドル 23a とが設けられ、この操作ハンドル23a を操作すれば、上皿19a から遊技球が 1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モーターの作動により外レール5 に沿って発射するようになっている。 変動図柄表示装置6 、通過ゲート13、始動ゲート14及び下部入賞装置15は遊技 盤4 の左右方向の略中央部に上下方向に配置され、これらの左側に入球口7,8 、 左入賞装置10が、また右側に右入賞装置11,12 及び入球口9 が夫々上下方向に配 置されている。
【0007】 遊技盤4 の外周部には、内側に略円形状の遊技領域A を区画形成するように、 左右装飾体16,17 、下部装飾体18、左上装飾体19、右上装飾体20及び右下装飾体 21が周方向に配置され、その左上装飾体19には賞球切れ表示ランプ用のランプカ バー22a が、また右上装飾体20には遊技表示ランプ用のランプカバー23が夫々取 り付けられている。なお、左右装飾体16,17 、下部装飾体18により遊技領域区画 部材が構成されている。 左右装飾体16,17 、下部装飾体18は、共に合成樹脂製であって、後述するよう に遊技盤4 から前方に膨らみ状に突出する膨らみ装飾部を有し、その膨らみ装飾 部内に電飾用のランプが組み込まれている。 即ち、左右装飾体16,17 は、遊技盤4 の上下方向の略中央部で左右両側に配置 されており、この各装飾体16,17 の内部には発光ダイオード等のランプが組み込 まれている。
【0008】 下部装飾体18は左右両側が高くなるように略円弧状に湾曲形成され、遊技盤4 の下部に形成されたアウト口24の下側近傍に配置されている。この下部装飾体18 には、図4に示すように、上下方向の板状に形成された連結部25と、この連結部 25の上縁側に前後方向に形成されたアウト球受け部26と、連結部25の下縁側から 遊技盤4 側にL字状に屈曲形成された下部内レール27及び補強部28を備え、合成 樹脂材料により前方に突出する膨らみ状に一体に形成されている。 アウト球受け部26は、遊技盤4 の上部から落下する遊技球が左入賞装置10等に 入賞せずに下部まで落下した時に、その遊技球を所謂アウト球としてアウト口24 に案内するためのもので、下部装飾体18の上面側に位置し且つ遊技盤4 から前方 に突出するように前後方向に形成されている。なお、アウト球受け部26の上面に は、遊技球との接触によって摩耗しないように、硬質メッキ等の耐摩耗材層29が 形成されている。
【0009】 下部内レール27は外レール5 と相対向するように、下部装飾体18の下縁側の左 側部分に設けられており、これら下部内レール27と外レール5 との間には、発射 装置22により発射された遊技球が通るように所定の間隔が確保されている。補強 部28は下部内レール27以外の部分で下部装飾体18を補強するものであって、下部 内レール27に連続して連結部25の下縁側に設けられている。 下部装飾体18は、アウト球受け部26と下部内レール27及び補強部28が連結部25 を介して略断面コ字状となっており、そのアウト球受け部26の遊技盤4 側と、こ のアウト球受け部26から下方に離間する下部内レール27及び補強部28の遊技盤4 側とに取り付け面26a,27a が形成されている。下部装飾体18の内部には、図2に 示すように、中央部側の左右、及び左端側の3箇所に取り付けピン31が連結部25 に一体に設けられ、この取り付けピン31を遊技盤4 の取り付け孔に挿入すること によって、取り付け面26a,27a を遊技盤4 の前面に当接させた状態で下部装飾体 18が遊技盤4 の下部に着脱自在に装着されている。下部装飾体18の内部には基板 32を介してランプ33a が設けられている。
【0010】 左右装飾体16,17 は、図3、図5及び図6に示すように、外側が円弧状に形成 された板状の本体部33と、この本体部33の前面に装着された上部ランプカバー34 及び下部ランプカバー35とから構成されている。上部ランプカバー34及び下部ラ ンプカバー35は、前方に突出する膨らみ状に形成され、その上部ランプカバー34 内に上部ランプ36が、下部ランプカバー35内に下部ランプ群37が夫々設けられ、 また下部ランプ群37は円弧方向に列状に配列された複数個の下部ランプ38を有す る。
【0011】 本体部33は、その外側が下部装飾体18の下部内レール27と略同程度の曲率で湾 曲するように全体として略円弧状であって、図7に示す如く、その上部側には内 側が遊技盤4 の中央側に円弧状に張り出す張出部39が、下部側には内側が外側と 略同幅で湾曲する帯状部40が夫々設けられている。そして、この本体部33の外周 には、外側突起41a と内側突起41b とが全周にわたって形成されている。また本 体部33には、上部ランプ36用の孔、下部ランプ38用の孔、上部ランプカバー34用 の2個の係合孔42、下部ランプカバー35用の1個の係合孔43、下部ランプカバー 35用の2個の固定孔44が夫々形成され、更に上下両端には、この本体部33を取り 付けネジにより遊技盤4 に固定するための取り付け孔45が形成されている。
【0012】 上部ランプカバー34は、図5、図6及び図8に示すように、本体部33の係合爪 46に係合する係合凹部47と、係合孔42に係合する2個の係合爪48とを有し、係合 爪48を係合孔42に、係合凹部47を係合爪46に夫々係合させた状態で、その外壁基 部側を本体部33の外側突起41a の内側に嵌め込むことにより、本体部33に着脱自 在に取り付けられている。
【0013】 下部ランプカバー35は、図9に示すように、本体部33の帯状部の内外突起41a, 41b 間に収まる形状で、各下部ランプ38に対応して球面部49が設けられると共に 、上部ランプカバー34の内側に沿って上方に円弧状に延びる押さえ部50を有する 。そして、この下部ランプカバー35は、図5及び図6に示すように、下端の係合 爪51を本体部33の係合孔43に係合させた状態で、固定孔44に挿入された固定ネジ により本体部33に着脱自在に取り付けられ、押さえ部50で上部ランプカバー34の 内側を押さえるようになっている。 なお、押さえ部50は障害釘等に当たって跳ね返った遊技球を遊技盤4 の中央側 に戻して、上部ランプカバー34の損傷を防止する機能も持っている。
【0014】 上部ランプ36、下部ランプ38は、図5、図8及び図9に示すように、円弧状の 基板52に取り付けられ、また基板52は各ランプ36,38 が本体部33のランプ孔53,5 4 に嵌合するように、本体部33の裏側に設けられた複数本のボス部55により固定 されている。 左右装飾体16,17 の内、外レール5 に対応する左装飾体16の外側は、本体部33 、上部ランプカバー34及び下部ランプカバー35の三者で上部内レール56を構成す るようになっている。そして、左装飾体16は上部内レール56が下部装飾体18の下 部内レール27に連続するように外レール5 の内側に所定の間隔をおいて配置され 、外レール5 と、下部装飾体18の下部内レール27及び左装飾体16の上部内レール 56との間に案内通路57が形成されている。 なお、右装飾体17は、右上装飾体20及び右下装飾体21の内側に略接するように 配置されている。
【0015】 左装飾体16の上端には、図3、図5及び図6に示すように、その本体部33側の 上部内レール56に連続しかつ外レール5 に沿って上方に延びる延長内レール部58 が一体に形成されている。この延長内レール部58は帯板状であって、上端の外側 にはその幅方向に突条部59が設けられている。また、この延長内レール部58の内 側には、遊技球の戻りを防止する球戻り防止具60が上方に突出するように取り付 けられている。
【0016】 球戻り防止具60は、図5、図6及び図10に示すように、延長内レール部58の 内側に接する厚肉状の取り付け基部61と、この取り付け基部61の遊技盤4 側に設 けられた固定部62と、取り付け基部61の上方に薄肉状の撓み部63を介して設けら れた刷子支持部64と、この刷子支持部64から外レール5 側にく字状に屈曲して設 けられた複数個の短刷子片65及び長刷子片66とを備え、耐摩耗性を有する軟質の 合成樹脂材料によって一体に成形されている。 この球戻り防止具60は、その取り付け基部61の係合部67を延長内レール部58に 係合させた状態で、取り付けネジ68により固定部62を遊技盤4 に固定するように なっている。
【0017】 短刷子片65及び長刷子片66は先端側が薄くなった短冊状で、遊技盤4 に近い側 に短刷子片65が、遠い側に長刷子片66が夫々複数個ずつ設けられている。長刷子 片66はその先端が外レール5 に接触している。 上記構成のパチンコ機において、ゲームを行う際には、発射装置22の操作ハン ドル23a を操作して遊技球を1個ずつ発射する。すると遊技球は、外レール5 と 下部内レール27、上部内レール56及び延長内レール部58の間の案内通路57を経て 、外レール5 に案内されながら遊技盤4 の上部に達した後、下方に落下する。 そして、この落下中に遊技球が入球口7 、左入賞装置10等に入球すれば、それ に応じて遊技球が賞球として上皿19a に払い出される。
【0018】 入球口7 、左入賞装置10等に入球せずに遊技盤4 の下部まで落ちた遊技球は、 アウト球受け部26上に落下した後、このアウト球受け部26によって左右両側から 中央側に集められ、アウト口24を経て遊技盤4 の裏側へと回収されて行く。 この実施形態の構成によれば、遊技盤4 の下部側及び左右両側に、前方に膨ら み状に形成された円弧状の下部装飾体18及び左右装飾体16,17 を配置し、この下 部装飾体18及び左右装飾体16,17 によって遊技盤4 の遊技領域A を区画している ので、遊技盤4 の左右両側から下部側に亘る装飾性が向上し、斬新で意匠性に優 れた設計が可能である。特に、下部装飾体18、左右装飾体16,17 はその膨らみ装 飾部の内部にランプ33a 、上部ランプ36、下部ランプ38を有するため、ゲーム中 の状況の変化等に応じてランプ33a 、上部ランプ36、下部ランプ38を適宜点滅さ せることによって、下部装飾体18、左右装飾体16,17 による装飾効果も非常に大 になる。
【0019】 また下部装飾体18、左右装飾体16,17 を円弧状に構成する一方、その下部装飾 体18の外側を下部内レール27とし、左装飾体16の外側を上部内レール56としてい ているので、内レールを別に設ける場合に比べて下部装飾体18、左装飾体16を大 きくしても、この左装飾体16が遊技盤4 に占める専有面積を小さくすることがで きる。このため、下部装飾体18、左右装飾体16,17 により取り囲まれる遊技領域 A の有効面積を十分に確保でき、入球口7 、左入賞装置10等を配置する上で支障 を来すこともないので、下部装飾体18、左右装飾体16,17 を見栄えのあるものに する等、従来に比べて変化に富んだ斬新な設計をすることができ、装飾性、意匠 性が著しく向上する。
【0020】 しかも、下部装飾体18の外側を下部内レール27とし、左装飾体16の外側を上部 内レール56としているため、従来のステンレス製の内レールに比べて、下部内レ ール27、上部内レール56自体に定形性を持たせることができる。この結果、組み 立て時等における下部内レール27、上部内レール56の取り扱いが容易になると同 時に、左入賞装置10等の他の遊技部品と同様に取り扱うことができるので、遊技 盤4 に取り付ける際にも、他の遊技部品と同じ工程で取り付けることが可能であ り、従来に比べて作業性が著しく向上する。 更に、下部装飾体18に下部内レール27を、左装飾体16に上部内レール56を夫々 設けているので、両者が別々のものに比べて部品点数を少なくでき、これらを一 挙に遊技盤4 に取り付けることができる。
【0021】 また円弧状の下部装飾体18と左右装飾体16,17 とに分割し、これらで遊技領域 A を区画しているので、下部装飾体18、左右装飾体16,17 を複数種類準備してお き、使用する下部装飾体18と左右装飾体16,17 との組み合わせを機種毎に変える ことによって機種毎に変化を持たせることができる。 下部装飾体18は、上側にアウト球受け部26を、下側に下部内レール27を夫々備 え、これらを連結部25で略コ字状に連結して一体に成形しているので、合成樹脂 材料の使用料を少なく抑えつつ、下部装飾体18の全体の剛性、強度を十分に確保 できる。しかも、上下のアウト球受け部26と下部内レール27とを前側の連結部25 で連結しているので、遊技盤4 から前側に突出する連結部25によって下部装飾体 18自体に立体感を持たせることができる。
【0022】 下部装飾体18にはアウト球受け部26及び下部内レール27の遊技盤4 側に取り付 け面26a,27a があり、この取り付け面26a,27a を遊技盤4 に当接させて下部装飾 体18を遊技盤4 に取り付けているので、下部装飾体18を容易且つ確実に遊技盤4 に装着できる。 取り付け面26a,27a は下部装飾体18の上下にあるが、アウト球受け部26が上側 にあり、このアウト球受け部26とその下側の下部内レール27との遊技盤4 側に取 り付け面26a,27a があるため、アウト球受け部26から上側に突出させて板状の取 り付け部を設ける場合に比較して、下部装飾体18の上側の遊技領域A を広くでき 、またアウト球受け部26側に落下するアウト球が取り付け部と干渉することがな く、アウト球を円滑にアウト球受け部26上に落下させることができる。
【0023】 下部装飾体18は断面コ字状に構成する一方、左右装飾体16,17 は本体部33、上 部ランプカバー34及び下部ランプカバー35に三分割して成形し、両ランプカバー 34,35 を本体部33に取り付けているため、下部装飾体18、左右装飾体16,17 を立 体感のある変化に富んだ形状にしても、その成形を容易にすることができる。 左装飾体16には、その本体部33から上方に突出する延長内レール部58を設けて いるため、本体部33の上部側に張出部39があるにも拘わらず、上部ランプカバー 34の内側上方に空間を確保しつつも、延長内レール部58を含む上部内レール56の 長さを十分に長くとることができる。このため、左右装飾体16,17 の上方部間の 間隔が大になり、障害釘、入球口7 、左入賞装置10等の配列の自由度を大きくと ることが可能である。
【0024】 延長内レール部58の上端部には球戻り防止具60があり、これで障害釘等に当た って跳ね返ってくる遊技球の戻りを防止する。この球戻り防止具60は、短刷子片 65を遊技盤4 に近い側に、外レール5 に接する長刷子片66を遠い側に夫々複数個 ずつ設けているため、遊技球の失速を極力抑えながらも、遊技球の戻りを確実に 阻止することができる。 なお、上記実施形態では、下部装飾体18、左右装飾体16,17 の内部にランプ33 a,36,38 を設けているが、このランプ33a,36,38 は省いても良い。 また上部内レール56の一部である延長内レール部58は、本体部33側から分割し ておき、遊技盤4 に取り付ける際に、両者が連続するようにしても良い。 更に、下部装飾体18と左右装飾体16,17 とを一体に構成し、下部内レール27と 上部内レール56とを連続して設けても良い。
【0025】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案にれば、発射装置により発射された遊技球を遊技盤の 上部側に案内するための外レールを遊技盤の下部から上部側に円弧状に設けると 共に、この外レールの内側に、遊技領域区画部材を遊技盤の下部から左右両側に 跨がって円弧状に装着し、外レールとこの外レールに対応する遊技領域区画部材 の一部との間に、外レールに沿って案内通路を形成し、遊技領域区画部材の上側 の略円形部分を遊技領域とした弾球遊技機において、遊技領域区画部材は、遊技 領域の下部側から左右両側に沿って複数個に分割された装飾体を備え、この各装 飾体は、遊技盤から前方に膨らむ膨らみ装飾部を有する合成樹脂製としているの で、遊技領域区画部材を構成する複数個の装飾体により遊技盤の下部側から左右 両側にわたる部分の装飾性、意匠性を良好にできると共に、遊技領域区画部材の 各装飾体を遊技盤に容易且つ確実に装着でき、しかも機種毎の装飾性、意匠性の 変更も容易にできる。 請求項2に記載の本考案にれば、遊技領域区画部材は、遊技領域の下部に対応 する下部装飾体と、この下部装飾体の左右両側の左右装飾体とを備えているので 、3個の装飾体により遊技領域区画部材を構成できる。 請求項3に記載の本考案にれば、各装飾体の外側を円弧状に構成し、案内通路 に対応する装飾体の外側を内レールとしているので、遊技領域を十分に確保でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示すパチンコ機の正面図
である。
【図2】本考案の一実施形態を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図3】本考案の一実施形態を示す遊技盤の要部の拡大
正面図である。
【図4】図3のV−V線拡大断面図である。
【図5】本考案の一実施形態を示す左装飾体の装着部分
の拡大断面図である。
【図6】本考案の一実施形態を示す左装飾体の正面図で
ある。
【図7】本考案の一実施形態を示す左装飾体の本体部の
正面図である。
【図8】図6のW−W線拡大断面図である。
【図9】図6のX−X線拡大断面図である。
【図10】図6のY−Y線拡大断面図である。
【符合の説明】
4 遊技盤 5 外レール 16 左装飾体 17 右装飾体 18 下部装飾体 22 発射装置 57 案内通路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射装置により発射された遊技球を遊技
    盤の上部側に案内するための外レールを遊技盤の下部か
    ら上部側に円弧状に設けると共に、この外レールの内側
    に、遊技領域区画部材を遊技盤の下部から左右両側に跨
    がって円弧状に装着し、外レールとこの外レールに対応
    する遊技領域区画部材の一部との間に、外レールに沿っ
    て案内通路を形成し、遊技領域区画部材の上側の略円形
    部分を遊技領域とした弾球遊技機において、遊技領域区
    画部材は、遊技領域の下部側から左右両側に沿って複数
    個に分割された装飾体を備え、この各装飾体は、遊技盤
    から前方に膨らむ膨らみ装飾部を有する合成樹脂製とし
    たことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技領域区画部材は、遊技領域の下部に
    対応する下部装飾体と、この下部装飾体の左右両側の左
    右装飾体とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 各装飾体の外側を円弧状に構成し、案内
    通路に対応する装飾体の外側を内レールとしたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184822U (ja) * 1974-12-25 1976-07-07

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